このバンドの音楽性は謎ですね・・。言うなれば、カオティック・エクストリーム・プログレ・メタル?よく分かりません。僕はテレビで一曲目のPV観て、絶叫ボーカルに「オッ」となって、あとのサビメロの部分とスローなインストパートに「オオ~」となってそのうち買うことに決めました。で、なんと今日地元ブックオフに行ったら、何故か置いてあった(笑)。日本盤で恐らく未開封の気が・・。しかも価格は1350円!破格!何故かその日は品揃えがかなり凄く、メイデン、ソイルワーク、インフレイムス、メタリカのアルバムがたくさんありました。メタリカに関してはブートが2枚も!その日だけ、メタル日よりなブックオフでした(感)。 話がずれましたが、このアルバムは正直かなり良かった。全曲大体良いですが、ボーカル面にもう少し幅が出れば、との思いも・・。でもまあ、まだ新人だから(笑)。演奏は凄い!おかしいよこの人達、ヤクのやり過ぎじゃないか~(笑)って思うぐらい。でもかなりテクニカル。日本盤ボーナストラックのメイデンカヴァーの「WRATHCHILD」はちょっとな・・・。ちなみにCD-EXTRAの「HOW MAY I HELP YOU」のプロモは結構笑えます。ホントは笑っちゃいけない内容の曲なんですけどね。歌詞とPVのストーリーがリンクしてます。
コンセプトアルバムらしいが、それにしては、全体的にポップな感じがするアルバム。暗いのは「infinite dreams」ぐらいかな(けど、この曲がアルバム中で一番好き)。まあ、それ以外に「CAN I PLAY WITH MADNESS」と「THE EVIL THAT MEN DO」と「THE CLAIRVOYANT」というメイデンの曲の中でも出来のいいのが4曲も入っているだけで、このアルバムは買いですね。
インパクトはないですが、復活第1弾としてはかなりよろしいのでは。①~④までの流れが素晴らしいのですが、⑤~⑧が少しダレる(けど⑥は「ROCK IN RIO」バージョンだと段違いにカッコイイ!!!!)。しかし⑨、⑩がまた素晴らしい!ということでいつも⑤~⑧を飛ばして聴いてます。特にお気に入りは、④と⑨ですかね。 ちなみに賛否両論のケビン・シャーリー主導のライブレコーディングは個人的 には肯定派!今のメイデンのサウンドはこれ以外に考えられない。逆に「RUN TO THE HILLS」とかはこのサウンドは合いませんがね・・。けど「THE EVIL THAT MEN DO」はこの音でセルフカヴァーして欲しいと思ってますが。
スタジオ盤はテンポが遅くてちょっと・・。ブルースの歌唱としては「ROCK IN RIO」版が良く、演奏としては「LIVE AFTER DEATH」(結構、編集段階でいじられているという噂だが・・)がタイトでいいです!特にニコのドラムがいいですね。テンポの速さ 荒荒しさでは「REAL DEAD ONE」ですかね。どのバージョンも気に入ってます。長いインストパートはいつ聞いても興奮しますな!
このアルバムはほかのメイデンの作品にはない透明感みたいなものが存在していて(ギターシンセの活用によると思う)名盤とは思わないけどいいアルバムではあると思います。 曲は「WASTED YEARS」、「STRANGER IN A STRANGE LAND」がお気に入りですね。なんか後者の曲についてはあまり語られてないですね~(泣) 個人的には名曲のひとつに入るんですが。
僕は普通にこのアルバムがメイデンの最高傑作と思っています!!!!! ①は並みなんですが、②からラストまでは基本的に全部名曲だと思っています。上のこ~いち さんと一緒で僕も「Age of inocence」、かなり好きです。サビとかエモ-ショナルでいいです。マーレイって作曲クレジットされている曲って少ないけど、実は個人的に名曲な曲を書いていると思います。「RainMaker」とか前アルバムのラストの曲とか。ハリス主導で作っている曲と違って曲がすごくなめらか感じですよね。がんばって彼にもっと曲を書いてもらいたいです。メイデンらしい曲としては「No More Lies」が一番ですね。