この曲を聴け!
m.c.A.K.さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200
TNT

MyPage

m.c.A.K.さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
0 | 1 | 2 | 3
モバイル向きページ 
m.c.A.K.さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

0 | 1 | 2 | 3


DALTON ★★ (2004-07-02 11:57:00)

少し前にアルバム全2作が輸入盤で限定再発されたようですよ。ブートではなくちゃんとしたEMIからの再発のようです。ヤフオクとかでやたら高値が付いていますが、高い中古盤に手を出す前にこちらを探してみては?


TREAT - Organized Crime - Fatal Smile ★★ (2004-06-30 12:46:29)

ほんと、隠れた名曲。Gソロにも歌心がある。


TANK - Still at War ★★ (2004-05-18 15:12:00)

節くれ立った男の指が弾き出す重厚なリフ。極太手打ちうどんのような素朴な味ながらしっかりとした食べ応え。細かい理屈は横にやって豪快に味わおう。
「ごちそうさま、また来るで、オヤジさん」


ICON - Night of the Crime ★★ (2004-05-18 14:45:00)

あれ?だいぶ前に書込みしたのに消えてしまったようなので、また書かせていただきます。
彼等の2ndアルバムですね。
良くも悪くも若さ溢れる1stアルバムと比べると妙に落ち着いた感のある本作ですが、これはこれで高品質な作品だと思います。
JUDAS PRIEST等にも楽曲を提供していたボブ・ハリガン・Jrが起用され、メロディアス度は各段にUPしています。
AUTOGRAPHやNIGHT RANGERみたいな路線を狙ったのかな???


VANDENBERG - Heading for a Storm ★★ (2004-05-18 13:38:00)

VANDENBERGの3作はどれも秀作なので甲乙付け難いのですが、上でアゴさんの仰るように、このセカンドはハードさ・ポップさ・哀愁のバランスが素晴らしいです。
この頃のエイドリアンの情感あふれるプレイを聴くにつけ、その後の不完全燃焼が残念でなりませんね。


VENGEANCE - Arabia ★★ (2004-04-30 18:20:00)

久々に聴きました、VENGEANCE。雰囲気的にはAC/DCやACCEPTに近いでしょうかね。(クセのあるVo、パワフルなGリフ等)
前作のパーティーロック的な作風から一転、このアルバムはシリアスな作風になっています。それでも1曲目"アラビア"でミステリアスなムードを醸しておいて間髪入れず2曲目が"ブロードウェー・ハリウッド・ビバリーヒルズ"とのたまう節操の無さが何とも微笑ましかったりして。


A.S.A.P. - Silver and Gold ★★ (2004-04-30 17:58:00)

MAIDENとは全く違う音楽だけど、これまた英国産らしいポップセンスがうかがえる作品。ドラムはあのリンゴ・スターの御子息とか。
元MAIDENのデニス・ストラットンが在籍したLIONHERTもかなりポップだったけど、ああいうゴリゴリのHMをやっていると反動が出てしまうんでしょうかね?


VANDENBERG - The Definitive Vandenberg ★★ (2004-04-30 17:33:00)

やっぱいいわ~VANDENBERG。改めて良いバンドだったなぁと思います。
シンプルなHRなんだけどエイドリアンの素晴らしいギターは時を越えて輝いています。
(LIVE音源だとギターが一本になってしまうのでスカスカ感は否めないけど・・・)
ブックレットでは懐かしい“蝶ネクタイ"姿のエイドリアン様がたっぷり拝めます(笑)


MADISON ★★ (2004-04-30 14:49:00)

↑そうなんです。1stと2ndアルバム(CD)はまだ生きているんですね~。
ア○ゾン等で新品が簡単に入手できますよ。
ヤフ○クでとんでもない値段をふっかけている輩を時々見かけますが、ひっかからないようにお気を付け下さい(笑)


GARY MOORE ★★ (2004-04-29 11:38:00)

懐かしいね~本田美奈子。当時は人気絶頂期で『夜のヒットスタジオ』でGARYと共演しましたよね、確か。HR聴かん人たちは「誰や?このブルドッグみたいなおっさんは!?」と思っただろうね・・・。


BLUE OYSTER CULT - Agents of Fortune ★★ (2004-04-29 10:37:00)

結構ポップな仕上がりなんだけど、すごく影を感じる作品。
例えるなら、狂人が笑顔で平静を装いながらナイフの刃を研いでいるみたいな感じ?。
ヒット曲③も歌はメロウで甘い感じだけど、Gソロなんか結構不気味だし。
余談:私の友人はこのアルバムを、本気でQUEENのアルバムだと思っていたらしい(苦笑)。
ジャケのおっさん=フレディー、という実に単純な理由。


DAMN YANKEES - Don't Tread ★★ (2004-04-27 17:03:00)

確かに前作の方が一般受け(日本人受け)しそうな音ですが、この青空と土の香りのする?サウンドも実に気持ちが良い。(テッド・ニュージェント色が強くなったということ?)
かつて仕事の関係でしばらくアメリカ(テキサス)に滞在していた時、通っていたバー(居酒屋?)ではよくこのアルバムがかかっていたのでした。あとZZトップもね。


DAMN YANKEES - Damn Yankees ★★ (2004-04-27 16:49:00)

このメンバーに期待し得る音楽を100%、いや150%の形で具現化させた素晴らしいアルバム。
濃度200%のコテコテ天然アメリカンHR。とにかく頭空っぽにして聴きましょう。日常の些細な悩みが吹っ飛んでいきますよ!


JOHN NORUM - Total Control ★★ (2004-04-27 16:35:00)

私も次作よりもこっちの方が好みですね。(完成度は次作のほうが上でしょうが)
GARY MOORE丸出しだろうが何だろうが良いものは良い。ヨラン・エドマンが歌っている2曲は特に素晴らしい。


ANNIHILATOR - Never, Neverland ★★ (2004-04-13 13:01:00)

彼らの初期作品では1番のお勧めです。とにかくカッコイイの一言。
インテレクチュアル・スラッシュ(?)云々と理屈をこねなくてもHM好きなら素直に血が騒ぐサウンドだと思います。やっている事は凄く知的で複雑なのかも知れないけど、聴く側は頭でっかちにならなくても全然楽しめます。


HEAVENS EDGE - Some Other Place - Some Other Time ★★ (2004-03-28 15:44:00)

つい最近知ったのですが、98年にこの2ndが出ていたんですね~。
たまたま中古ショップで見つけて「ひょっとしたら同名異バンドかな?」と思いつつも購入しました。
時代に合わせて音色がややへヴィになったものの、まさに1stで聴かれる彼等の音です。
“Rock Steady"のキャッチーなコーラスやテクニカルなGソロなんかは聴きながらニヤニヤしてしまいました。
前作の“Find Another Way"みたいな必殺曲があれば尚良しだけど、全体的な楽曲の出来なんかは1stよりも上なのでは?
いや~、人知れず(?)こんな見事に復活していたとは・・・


YNGWIE MALMSTEEN ★★ (2004-03-03 13:18:00)

確かにピッキングの速さは凄かったなぁ、インペリテリ。
初来日公演観にいったけど(グラハムボネット目当てに)、確かに速かった。
そう言えばドラムはMR.BIGのパットだったな~、懐かしい。
おっと、話が逸れてしまいました。
インギーさんはもうロック作品には余り本腰入れてないのかなぁ?
皆さんのおっしゃるように、何か雑なんですよね、作りが。
昔は新作が待ち遠しかったのが、最近は「またか・・・」という感じで(苦笑)。
でもやっぱり(北欧メタル黎明期から聴いている私としては)無視できない存在なのです。オールドファンも新しいファンも唸るような作品、期待してまっせ!!!


PROUD - Fire Breaks the Dawn ★★ (2004-03-03 12:52:00)

80年代北欧メタルをリアルタイムで体験した私だが、この作品はノーマークでした。
当時もさほど(と言うかほとんど)話題にならなかったのでは???
93年にCD化されて初めて聴いたのですが・・・これがなかなかの秀作。
当時の北欧メタルらしいマイナー臭たっぷりなんだけど、激しさと哀愁漂うギターが曲をグイグイとひっぱり、同期の北欧メタル勢の中ではかなりの完成度ではないでしょうか(サウンドプロダクションはショボいですが)。


TNT - My Religion ★★ (2004-03-03 11:19:00)

TELL NO TALES』『INTUITOIN』との比較論は個人的には興味は無い。
あれはもう10年以上前の作品なのですから。
“あの頃"のサウンドが聴きたけりゃ、“あの頃"の作品を聴けば良い。
今更トニーに“TONIGHT I'M FALLING"や“EVERYONE'S A STAR"のような歌い方を期待するのも酷だと思う。
(当時からLIVEではかなりキツそうだったし)
『REALIZED FANTASIES』や再結成後の『FIREFLY』『TRANSISTOR』も聴き続けてきたファンの耳には自然に受け入れられる音だと思います。
上の方がおっしゃるように、本作の売れ行きやツアーの成功によってはかつての勢いみたいなものが戻ってくるかも知れませんね。


UNIVERSE - Universe ★★ (2004-03-02 11:39:00)

北欧メタルファン(マニア)は避けて通れないUNIVERSEの1st('85)です。
数年前にCDで再発されましたがあっという間に廃盤になったようです。
ブリティッシュからの影響が強いと思われる、哀愁を帯びたメロディアスなHRです。
同時期に登場したMADISONやS.MOUNTAINよりもストレートな面(アップテンポなロックの乗りの良さ)が前に出ており、
また特にリードギターがシェンカーっぽい印象的な良いソロを随所で聴かせているので、北欧メタルマニア以外にもオススメしたくなる作品です。
Voの声がちと野暮ったかったり、音質もそれなり(時代相応)なんだけど、何故だかとっても心地良い気分に浸れます。


TREAT - Organized Crime - Get You on the Run ★★★ (2004-02-26 15:27:26)

“男が、女が、恋しくなったら力の限りGET YOU ON THE RUN!"
(ORGANIZED CRIME 帯の文句より抜粋)


220VOLT - Power Games ★★ (2004-02-20 12:07:00)

当時の北欧メタルは『メタルブームだし、とりあえず出せば売れるだろう』みたいな感じで、メジャーレーベルでもショボイ作品が多かったと思います。でも、そこから“ダイヤの原石"を探すのがまた楽しかったものです。その点でも本作は切って捨てられない何かを感じさせてくれる1枚だと思います(かと言って万人にはお薦めできませんが・・・)


TOMMY SHAW - Ambition ★★ (2004-02-18 12:27:00)

1987年発表。
うるさ過ぎず、しかしメロディはしっかりと主張するサウンド、まさにAORのお手本。
若かりし頃、夜の湾岸ドライヴには欠かせない1枚だったな~。
あの頃私の車の助手席にいた女性達(と言っても数名だが)の記憶にまだ残っているのかなぁ・・・。


220VOLT - Volume 1 ★★ (2004-02-17 18:42:00)

オリジナル・ラインアップによる再々結成アルバム(2002年リリース)。
1stアルバム製作中に脱退したクリスター(Vo)と2ndまで在籍していたトーマス(G)が復帰。
内容は新曲+初期作品のリメイク+2002年収録のLIVE音源で構成されています。
サウンドも思いっきり初期のイモっぽさが戻り、嬉しいやら悲しいやら(笑)
世界進出の野望を持ち『EYE TO EYE』アルバムでいよいよ花開くか!?と言われたのは10年以上前の話。
最近のメンバー写真を観ると「あぁ、あの頃とは違う形で音楽を楽しんでいるんだな・・・」と微笑ましくもあり、少し寂しくもあり。
P.S.限定1000枚生産らしいので、気になる方はお早めにどうぞ。


HEAR'N AID - HEAR' N AID ★★ (2004-02-17 17:09:00)

先日amazon.co.jpで購入しました。
アナログ盤とVHSは持っていたんだけど、日本盤CDが出てるの知らんかった・・・。


BISCAYA - Biscaya ★★ (2004-02-17 11:53:00)

近いうちにまた『幻』になるでしょうから、未聴の方は今のうちに押さえておきましょう。
確かに北欧勢によくみられるD.PURPLE直系のHRで、SILVER MOUNTAINみたいに突出したところ(すさまじいGとKeyの演奏とか)は余り無いかも。
しかし“HOWL IN THE SKY"“SUMMERLOVE"は北欧メタル史を語る上で外せませんね。
磨けばもの凄く輝きそうな原石って感じがまた堪りません。(結局、磨かれる事無く消滅してしまいましたが・・・)


220VOLT - Mind Over Muscle ★★ (2004-02-16 18:04:00)

85年発表の3rd。確か当時の邦題が『北欧メタル伝説』だったでしょうか・・・(苦笑)
オリジナルメンバーのトーマス・ドレヴィン(G)が抜けてペーター・オランダーが参加。
前作よりもパワーメタル的な要素が増えた分、ちょっと力み過ぎかなぁと感じる所も。
PRIESTやMAIDENが英米でウケていた時期なので、そういった影響もあったのかも。


220VOLT - 220 Volt ★★ (2004-02-16 17:19:00)

記念すべき彼らの1stアルバム。
数年前CD化(日本のみ)されるまでは『幻の名盤』的扱いをされていました。
内容は賛否両論でしょうが、近年のモダンな音に慣れている耳にはかなり辛いでしょう。
パクったわけでは無いのだろうけど何所かで聴いたことのあるようなGリフ、サウンドもチープ(当時の北欧メタルとしては平均以上)で手放しに褒められた内容では無いと思います。
しかし!好きモノには堪らないマイナー臭を強烈に発散しています。裏ジャケのメンバー写真も初々しくてナイスです(当時メンバーは10代後半~20歳そこそこだったそうです)。
解説でB!のF木氏が絶賛している“Nightwind"は哀愁たっぷりで良いと思いますが、女性Voの声が結構素っ頓狂で笑えるかも。
今でこそ珍しい事では無いけど女性&男性のツインVoをHMに取り入れようと考えたセンスに一票入れてあげたい。


SILVER MOUNTAIN - Shakin' Brains ★★ (2004-02-16 16:29:00)

北欧メタルの超基本マストアイテム!(と言い切ってしまおう)
このアルバムに目覚めてしまった時、貴方は北欧メタル探求の旅へと発つでしょう(?)


ICON - Right Between the Eyes ★★ (2004-02-16 16:06:00)

Voがちょっとハスキー過ぎるかな、と。もうちょっとメロディーを歌い込めるタイプだと更に良かったなぁ(あくまでも私の好みの問題ですけど)。
上の方が仰るようにへヴィーでありながらメロディがしっかりしているので好きでした。
ダン・ウェクスラーはギタープレイも然ることながら、作曲者としても素晴らしいセンスの持ち主だと思います。(密かにPRETTY MAIDSに楽曲を提供していたりします)


HURRICANE - Over the Edge - I'm on to You ★★★ (2004-02-16 15:42:40)

何と言ってもコーラスの「ナ~ナナナナ~ナ~」でしょう。
ついつい口ずさんでしまいます。


HURRICANE - Hurricane - Over the Edge ★★★ (2004-02-16 15:37:03)

1曲目にこういうのを持って来るセンスが好きです。
(この曲が収録されているアルバム名“OVER THE EDGE"ですよね?ま、いいか)


VINNIE VINCENT INVASION - Vinnie Vincent Invasion ★★ (2004-02-13 18:50:00)

「猿にオナニーを教えると、寝食を忘れてコキ続ける」って話聞いた事があるんだけど(ホンマかいな!?)、このアルバムはそんな印象。
いつまで弾いとんねん!とツッコミ入れたくなります。
しかし楽曲のクオリティは高く、ハイトーンヴォーカルを活かしたメロディアスHRとしても充分聴ける名盤です。


JUDAS PRIEST - Metal Works '73-'93 ★★ (2004-01-07 17:10:00)

これってたしかROBの脱退騒動の最中(決定後?)にリリースされたんですよね。
複雑な気持ちで購入したのを覚えています(新宿レコードにて)。
ちなみに私はCDとアナログ盤も買いました。当時はまだアナログ盤が出ていたんだよね~。
もちろん中身は最高です。どの曲もPRIESTのMETALです。
選曲に関しては皆さん意見があるでしょうが、これ言ったらキリが無いですから。
彼らの歴戦の勇姿を凝縮したダイジェストとして、とても良く出来ていると思います。
ジャケットも面白いですし。
コレを聴いてPRIESTに興味をもったら各アルバムもしっかりチェックしてね。
ベスト盤聴きかじってハイおしまい、みたいな浅いアーティストじゃないですから。


EUROPE - Prisoners in Paradise ★★ (2003-12-25 13:41:00)

20代前半で恐ろしいほど成功してしまった彼等が、冷静に自分たちを見つめなおし地に足をつけて製作したアルバム・・・と捉えたい。
“Final Countdown"みたいな即効性のある曲は少ないかも知れないけど、聴くうちに味が出てくるアルバムだと思う。
前作は非常に整理された音だったのに比べ、本作はHRらしいラフさを活かした音作りになっている。
しかし“BREAK FREE"と“YESTERDAY'S NEWS"がボーナストラックってのは未だに解せない。どう考えてもリーダートラックだよなぁ・・・。


VICTORY - Temples of Gold ★★ (2003-12-08 12:10:00)

若干下火になりつつあったとは言えBONJOVIを中心とするHR/HM隆盛期において、VICTORYのような硬派はアピールしづらかったんでしょうかね・・・
アメリカンな曲調でも決して軽く流れないところが何ともドイツ人らしいと思いました。
Gリフの作りが実に細かく職人気質を感じさせます。
①③みたいな小気味いいリフをやるバンド、最近見かけませんね。


DALTON - Injection ★★ (2003-12-08 11:42:00)

元TREATのドラマー、マッツ・ダルトン・ダルバリーが結成したDALTONの2ndアルバム(89年)。方向性の違いからTREATを脱退したらしいけど、サウンド的にはそのTREATやEUROPEあたりに近い。とは言え同時期の彼等の作品と比べると演奏・サウンドプロダクションともに稚拙さが目立つ。コーラスハーモニーやKeyの音色なんかいかにも80年代って感じで、あの頃の北欧メタル好きには胸に迫るものがあるんじゃないでしょうか?
スウェーデン国内ではかなり期待されていて人気もあったようで、1stアルバムには何とマイケル・ボルトンやボン・ジョヴィから曲を提供されています。


TYKETTO - Don't Come Easy ★★ (2003-11-26 15:34:00)

一撃必殺の名曲によって日本のHR/HMファンに絶大なる支持を受けながらも、本質を理解されずにいつの間にか忘れられてしまったという点で、あの"GLORY"のDIZZY MIZZ LIZZYと印象がダブってしまうTYKETTO。
名曲"FOREVER YOUNG"の余りの熱さによって見失われがちだったけど、彼らの本質はSURVIVOR、JOURNEYあたりに通ずるポップでメロディアスなアメリカンHRバンドだったと思います(VoもSURVIVORのジミ・ジェイミソンに似てる?)。今改めて聴いてもアルバム全体通して素晴らしい出来です。


HOUSE OF LORDS ★★ (2003-11-26 15:04:00)

しばらく忘れていたこの名前。
一般的には『DEMONS DOWN』の方が評価が高いみたいだけど、
個人的には『HOUSE OF LORDS』の方を愛聴していたなぁ・・・
なぜか通学時のお供として俺のウォークマンにはこのカセットがよく入っていた。
今聴いても演奏は上手いし実に洗練されてて大人のメタルって感じ。
余りにも職人気質が揃い過ぎてバンドとして上手く機能しなかったのでしょうか?
「船頭多くして船山に登る」ってか?例えが違うかも。


CHINA - Live ★★ (2003-11-26 13:58:00)

91年発表のライブ盤。邦題『狂熱のライブ・イン・ヨーロッパ』
2ndアルバム『SIGN IN THE SKY』ツアー時に収録されたものだが、この時点で既に次作『GO ALL THE WAY』でも歌っている新Vo(名前忘れた)に交代している。
地元スイスでのLIVEということもあり、観客の反応は上々。
音質的にはギターの音が引っ込んでしまったり、テープのノイズが入っていたりと褒められたものでは無いけど、臨場感はある(音質のよいブートレックみたい?)。
7曲(輸入盤は6曲)しか入っておらず、ミニアルバムと言っても良いくらいの内容。それで\2500は高いなぁ・・・と当時は思った。
発表のタイミングも何かヘンだったし、すぐ廃盤になったし、中古市場でも余り見かけない。今となっては結構レアかも。


BLUE OYSTER CULT - A Long Day's Night ★★ (2003-11-25 15:48:00)

日本で言うところの“夏至の日"に収録したので、このタイトルらしいです。
前作スタジオ盤に続き、これまた日本盤発表が見送られたようです。
日本での人気がどの程度なのかは知りませんが(人気ないんだろうなー多分)、彼等ほどの大御所のリリースが無いなんてやっぱり変だよなー。
輸入盤で難無く入手できるからいいけど。
相変わらずバックダーマのギター等演奏力は素晴らしいの一言。


TREAT - Dreamhunter - World of Promises ★★ (2003-07-09 13:14:36)

↑(笑)それはともかく、この曲GARY MOOREの“Over The Hills And Far Away"みたいな雄大な感じのメロディで良いと思います。


TREAT - Dreamhunter ★★ (2003-05-20 17:48:00)

'88年発表。邦題「サバイバー」
アルバムの全体像は、一言で言えば「ポップでメロディアスなHR」。ハードロックを限界ギリギリまで甘~くソフトにした感じ。
Keyが全般に活躍しているので、ハードなのが好きな人にはどうかな?と思わなくもないけど、メロディの出来がとにかく素晴らしい。
彼等の場合、HRファンを鷲掴みにするような派手さやインパクトは希薄かもしれないけど、
自然に心に入ってきて、何時の間にか口ずさんでしまうような印象的なメロディ作りにかけては天下一品。本作においてもそれは如何無く発揮されています。
どこかで聴いたことのあるような(パクリとは違いますよ)、ある意味懐かしさすら覚えるメロディは、今聴いても実に心地良い。
ある雑誌で「彼等ならバンドが解散しても、作曲家として食っていけるだろう」と評されていたけど、確かにそれも頷けるほど本作の充実度は高いです。
ちなみに再発盤(輸入盤)はリマスター(リミックス?)されているのか、DrやGの音圧がやや増したように感じます。


CHINA - Sign in the Sky ★★ (2003-05-20 15:37:00)

'89年発表の2nd。恐らく彼等のアルバムでは1番評価が高いと思われます。
本作より加入したVo:パトリック・メイソンの声質も手伝ってか、哀愁・叙情味溢れる堂々としたHRへと変貌してます。
幻想的なイントロtr.1からパワフルなtr.2、VAN HALEN風のノリの良いtr.3、シングルカットされP.V.も作られたバラードtr.4の流れも良く、更に中盤~後半はヨーロピアンHRらしい哀愁のある楽曲が目白押しです。
1stよりも数段レベルアップしていて全編安定した楽曲・演奏が聴かれますが、逆に言えば突出した何か(これだ!という必殺曲)があればもっと注目されたのかな・・・と思います。個人的にはtr.9(Second Chance)はかなり必殺曲に近いと思いますが。
この後3rdでも方向性が変わっちゃうし、Voもコロコロ交代するし、不安定なバンドでしたね。でも嫌いじゃないっす。


CHINA - China ★★ (2003-05-20 14:44:00)

スイス産HRと言うと、一昔前ではKROKUSやCELTIC FROST、最近では何と言ってもGOTTHARDが有名ですが、このCHINAも忘れちゃいけません。
'88年に発表されたこのデビューアルバム。邦題は「ワン・ショット・トゥ・ザ・ハート」。
当時のHR旋風の追い風に乗るかのような、ポップでキャッチーでノリの良い曲が中心ですが、
北欧アーティスト特有のウェットな質感と言うか、どこか明るくなりきれない音色が私的にはツボだったりします(本人達はもっとアメリカンなサウンドにしたかったらしい)。
そうそう、このアルバムでBを弾いているのは現GOTTHARDのマーク・リンです。
(本作限りで彼は脱退してます)


PRAYING MANTIS - Predator in Disguise ★★ (2003-04-17 10:51:00)

B!誌ではこっ酷く叩かれていた記憶がある、復活第一作。
D.ストラットン色(明るいアメリカンな作風)とトロイ兄弟色(哀愁のある淡いHR)がハッキリと分かれてしまい、
聴く側の焦点(聴点?)が定まりにくいかな~と思わないでもないけど、それぞれの持ち味が楽しめる作品だと思います。
名作「戦慄のマンティス」路線を期待する余りにああいった酷評になったのかな?
本作の反省を活かし?、次作では焦点を絞って見事な作品を生み出すわけですので・・・


LIONHEART - Hot Tonight ★★ (2003-04-17 10:17:00)

確か10年程前にCD化された時は嬉しかったな~。私にとっての「幻の逸品」だったので。
ドキドキしながら封を開けて、プレイヤーの再生ボタンを押したものです・・・。
1曲目からいきなりハートを鷲掴みで悶絶状態。その後も心の琴線に触れまくりの楽曲が押し寄せてきます(ちょっと大袈裟?)。
聴き所は上記の方々が的確に押さえてますので、私から言うことは無いっす。
ポップでスウィートで哀愁もあるHRが好きな方、お薦めします!


SCORPIONS - Savage Amusement - Media Overkill ★★ (2003-04-11 18:04:31)

BONJOVIで一躍有名になったトーキングモジュレータ(リッチーがウワウワいうやつ、元祖はジェフ・べック?)が使われている曲。
アルバムのリーダートラックといっても良いほど、キャッチーで印象的な曲。


SCORPIONS - Savage Amusement - We Let It Rock... You Let It Roll ★★ (2003-04-11 17:52:44)

なんつっても、ルドルフのギターカッティングはカッコいいね~。
キレがあるのにコクもある、そこいらの若造には出せないでしょう。


SCORPIONS - Savage Amusement - Believe in Love ★★★ (2003-04-11 17:44:05)

上の方々が仰るように素晴らしい曲です。特に言うこと無いです。
ライターの焔を揺らしたくなります(?)


SCORPIONS - Savage Amusement - Walking on the Edge ★★★ (2003-04-11 17:40:40)

個人的には、これがアルバムのハイライトだと思います。
へヴィさとリリシズムが絶妙に交錯する名曲!


TREAT - The Pleasure Principle ★★ (2003-03-31 13:49:00)

'86年発表の2nd。デビュー作と比べると、全てにおいてレヴェルアップした感じです。
特にドラマー交代が効を奏したのか、前作で聴かれた危なっかしさが感じられなくなっています。
ミドルテンポのキャッチーな①、一転哀愁たっぷりの②、力強いサビが印象的な③、結婚式で使いたくなるようなほのぼのバラード⑤、恐らく本作のハイライトであろう哀愁炸裂の⑥、バラードじゃないけど泣ける⑨等聴き所多し。「どっかで聴いたことあるような・・・」とアラを探せばキリが無いけど、純粋にいい曲書いてましたね、彼等は。ちょっと垢抜けないVoがまた哀愁を醸してていいんだなぁ~。
昨年か一昨年リリースされた再発盤(輸入盤)はボーナス曲入りでお薦めです。


220VOLT - Eye to Eye - Beat of a Heart ★★★ (2003-03-28 18:13:10)

何とも言えない淡い感触のハードロック
(この曲に限らず、アルバム全体がそうなんですが)。
ツインGのソロの掛け合いも派手さは無いけど、実に上手い。


220VOLT - Lethal Illusion - Before You Go ★★ (2003-03-28 18:04:24)

「Eye To Eye」時代の彼等を想起させる、しっとりとしたバラード。
メロディアスなギターが心地よいです。


WINGER - In the Heart of the Young ★★ (2003-03-28 17:46:00)

そうそう、“曲差し替え"“曲順入れ替え"はB!誌上でもちょっとした話題になってましたね。
結果的には“Can't Get Enuff"はアメリカでヒットしたし、“Miles Away"は大ヒット。
どちらも個人的には大好きとは言えないけど、シンプルで覚えやすく、HMリスナー以外にもウケそうな出来。その点では彼らの(もしくはレコード会社の)勝利か?
1stの加工されたサウンドと比べ、割と生音に近い音作りだが、打ち込みらしきドラム(Can't Get~)、管楽器の音(Easy Come~)、ラップ調の歌(Baptized~)等、多彩なアイデアが練り込まれている。
でもやっぱり“Rainbow In The Rose"“You Are The Saint~"“In The Heart~"といった曲に彼等ならではの魅力を感じてしまうな~。


MOUNTAIN - Climbing! - Mississippi Queen ★★★ (2003-03-28 16:02:42)

昔、「ひらけポンキッキ」でこの曲のリフが使われていたの、覚えている方いますでしょうか?
その時はマウンテンなんぞ知るはずも無く(幼稚園児だからね)、十数年後に「おおっ!このリフは・・・!!!」と埋もれていた記憶が甦ったわけです。ロック史に残る名リフでしょう。


TREAT - Scratch and Bite ★★ (2003-03-19 14:00:00)

TNTが新作発表間近、220VOLTがデビューシングル発表時のメンバーで再結成したり等、私が好きな'80北欧メタルの勇者達が地味ながらも活動を続けている現在、個人的に再結成を期待しているのがこのTREATなのです。
当時の北欧メタル勢の中でも、かなりの大衆性を誇っていた彼等。EUROPEに続くバンドとして注目されていました。(B!の深紫命のK.S.が珍しく誉めていた)
'85年発表のこの1stアルバムにおいても、耳に馴染み易い(覚えやすい)メロディやアレンジは中々のクオリティだと思います。
当時言われていたように、確かに初期のBONJOVIに近い感じもするけど、キーボードのはいったメロディアスでちょっと湿り気のあるHRをやっていると皆「BONJOVIっぽい」なんて言われたものです。
彼らの場合はLAメタルからの影響(ファッションも含めて)+北欧独特の哀愁といったところでしょうか?
デビュー作なので当然、サウンドプロダクションや演奏には甘さが感じられるけど、この初々しさってのも“磨けば光る原石"という感じがして堪らないのです。


NUCLEAR VALDEZ ★★ (2003-03-19 11:09:00)

名曲“Summer"と1stアルバムがマサ伊藤氏の番組やB!誌で積極的に取り上げられた為に日本においてはHR/HMのフィールドで語られる事が多い彼らですが、音楽的にはシンプルなR&Rです。そこに切なげなメロディ、メッセージ性の強い歌詞、ラテンのフレーバーが乗っかり何とも言えない味わいを醸してました。上の方の「ラテン版U2」とは上手い表現だと思います。
つい最近復活したようで、最新作も出ているとの事。いつか聴いてみたいです。


HURRICANE - Take What You Want ★★ (2003-03-14 16:54:00)

某所で中古品(外盤)が約\14,000で売られています。
帯付き日本盤だったら、いったい幾らで取引されるんでしょう???
むか~しレンタル落ちの中古が\500ぐらいで売っていた時に買っておけば・・・悔やまれます。


TNT ★★ (2003-03-10 10:49:00)

近々、ミニアルバム&ベスト盤(未発表曲入り)が出るみたいですね。
どんな音になっているのか期待&不安です。


DIZZY MIZZ LIZZY ★★ (2003-03-10 10:08:00)

『一発屋特集』・・・懐かしい名前がいっぱい出てました。D.M.L.が登場したのも10年近く前になるのかぁ~
確かに“Glory"は名曲だと思うし、いかにも日本のHR/HMリスナーにウケそうな感じ(適度な疾走感、哀メロetc)がします。でも彼等の真骨頂は“waterline"等他曲にみられるようなクセのあるGリフ、暗くて明るい(?)メロディ、だと思います。“Glory"は彼等の作品中ではかなりストレートな部類で、ある意味アルバムでは浮いた存在かも知れません。そこにばかり注目が集まってしまったのは残念(全く注目されないよりかはマシか?・・・)。
私もXTCは大学時代に先輩(←私の'80ポップスにおける師匠的存在)に薦められて以来大好きなバンドの1つです。JELLYFISHか・・・今度聴いてみようっと!


220VOLT ★★ (2003-03-06 15:25:00)

↑やっぱりブートでした。オフィシャルサイトのQ&Aに載っていました。


TNT - Tell No Tales - Northern Lights ★★★ (2003-03-03 09:37:33)

タイトルからして、これ以上は望むべくも無いというぐらい
北欧チックなパワーバラード。


TNT - Tell No Tales - As Far as the Eye Can See ★★★ (2003-03-03 09:30:18)

昨今国籍で音楽を分けるのも無意味かもしれないけど
この美しさ・透明感は“THIS IS 北欧METAL!"と声を大にして言いたい。英米のHRバンドには出せない感覚だとつくづく思います。
個人的にはGソロ後の展開がグっときますね~。


HURRICANE - Over the Edge ★★ (2003-02-28 18:12:00)

音ボロボロのテープで時々楽しんでおりますよ。
先日、実家に帰ってMYコレクションを整理していたところ、懐かしいカセットが大量に出てきて
嬉しくなっちゃいました。これもその中の1つです。
LAメタルの乗りのよさも残しつつ、重厚かつどことなく“都会の哀愁(?)"を漂わせるサウンドに伸びのあるVoが乗る、LAメタル末期の好盤だと思います。
今でも時々思い出して、中古屋さんの「H」のコーナー探すんだけど、無いですね~。
7、8年ぐらい前はちょくちょく見かけたんだけどなぁ・・・買っておけば良かった・・・


HURRICANE - Slave to the Thrill ★★ (2003-02-28 17:36:00)

前任GのR.サーゾが荒い音色&クセのあるピッキングスタイルだっただけに、ダグの華麗でスムーズなプレイにはかなり違和感があったなぁ。ホントに上手いんだけどね(かといって強烈な印象も無い)。ケリーの声&歌唱力で「ああHURRICANEの作品だな・・・」と認識できる感じ。楽曲もなかなかキャッチーでメロディアスでLAメタル風ありブルーズ調ありと趣向を凝らしてるんだけど、これまた決定打に欠ける・・・あれ?全然オススメになってませんね。悪くはないんですよ、本当に。
前作までの硬派でちょっと影のあるサウンドに伸びやかなVoが乗る感じが好きだったんで。
ダグのプレイという点においてはDIOの新作(KILLNG THE DRAGON)よりかは楽しめるかな~と・・・。


BLUE OYSTER CULT - Curse of the Hidden Mirror ★★ (2003-02-28 11:54:00)

うん、確かにサウンド的には70年代的な渋味があるんだけど
80年代のポップ感覚を通過しつつ戻った感じですね。絶妙です。
前作は“渾身の一撃"、本作は“自然体"かな?


JOURNEY - Escape ★★ (2003-02-25 17:20:00)

十数年前ハワイ旅行に行った時、どうしようもなく本作が聴きたくなってしまい、現地のCDショップで慌てて購入してしまいました。あの開放的な雰囲気にドンピシャのマッチングでした。(勿論、普通に日本で聴いても最高ですよ!)
皆さんも『ESCAPE』、デカケルトキハワスレズニ!(←ネタ古い!)


TNT - Realized Fantasies ★★ (2003-02-19 16:20:00)

↑の皆さんが仰る通り、決して駄作なんかでは無いですよ。
「TELL NO TALES」「INTUITION」によって日本における人気を確立したものだから、同じ路線を期待して肩透かしを喰らった方が多かっただけの事。
祖国と日本では人気を確立していた彼等も、やっぱり最終的にはアメリカで・・・という思いは強かったと思う。前作・前々作でもその期待は大きかっただけに・・・その思いが結果としてああいうドライでノリ重視のサウンドになったのだと思う。決して売れ線サウンドになった訳ではない。TNTならではの哀愁やコーラスワークも健在。
商業的にはコケたけど、作品的には彼等の狙い通りの会心作だったと思う。


GLORY - Positive Buoyant ★★ (2003-02-19 11:30:00)

元々はヤン・グランウィック(G)のソロアルバム(全曲インスト)として完成間近だったところに、ヨラン・エドマン(Vo/MADISON、Y.マルムスティーン)が参加し歌入り曲を追加し、GLORY名義で発表したのが本作(3rdアルバム)。
以上のような理由から、バンド名義ながら歌入り曲が4曲、インスト曲が8曲という内容となっている。(イングウェイ状態?)
誰でも知っているであろう有名クラシック曲①⑤⑧はアレンジに工夫が凝らしてあって面白い。
オリジナルのインスト③⑨⑪⑫はアラビア風、スパニッシュ風、バラード、ジャズロックと趣向を変えて健闘しているがBGMみたいに聞き流せてしまうのが少し残念。
②“Communication Breakdown"はZEPのカバーか?と思いきや、全くのオリジナル。前作のGLORYの薫りが感じられるキャッチーな佳曲。思いっきりDOKKENの“It's not love"な(笑)④、DP風のアップテンポなR&Rの⑦、Y.○ムスティーンを痛切に皮肉った歌詞がユニークな⑩。よっぽど嫌な思いをしたんでしょうね、ヨランさん。


VIXEN - Vixen ★★ (2003-02-18 15:33:00)

アンジェラ姉さんやキンバリー先輩が男勝りの強力ヴォイスで第一線で活躍する現在。
十数年前、この女性4人組HRバンドVIXENが登場した時も少なからず衝撃が走ったものです。
女性がメンバーにいるHR/HMバンドはそれまでにも存在していたけど、本格的な女性HR/HMバンドという意味ではPHAMTOM BLUEと併せて衝撃的でした。ルックスも良かったしね~。
・・・ってな事で本作は彼女たちのデビューアルバムであります。
サウンドに関しては、HRと呼ぶにはちとエッヂが足りないかな~と思わせる所もあるけど、外部ライターを積極的に起用した楽曲群は非常にキャッチー&メロディアスで楽しめます。(STARSHIP、HEART、JOURNEY等楽しめる方は全然OK!かな?)1stアルバムからリチャード・マークスが楽曲を提供しているあたり、期待の高さが覗えるってなもんです。
思惑通り?“EDGE OF~"“CRYIN'"はスマッシュヒットしましたね。
余談ですが“DESPERATE"のGソロにV.キャンベル(現デフレパ)が参加しております。


DEATH ANGEL - Act III ★★ (2003-02-18 14:38:00)

先日、十数年振りに(!)カセットテープで聴きました。
レンタル屋で借りてダビングした後、大して聴くこともなくお蔵入りしていたのを・・・
29さんの仰るように、スラッシュ云々というよりカッコいいHMという言葉がピッタリです。
耳を惹くアレンジやメロディが随所に仕掛けられており、聴き応え十分。
バンド結成当時はオーセンティックなヨーロピアンHMをやっていたという彼等だけに、そういった普遍的なHMのカッコ良さを残しながらも、スラッシーな疾走曲あり、ファンキーなチョッパーベースもあり、アコギ&コーラスワークで聴かせる曲あり、と飽きさせない。
お蔵入りさせていた事を猛反省しております。CDで買い直しました。


GLORY - Danger in This Game ★★ (2003-02-18 13:53:00)

'89年発表のデビューアルバム。
クラシカルかつテクニカルなギターやキーボードといった北欧の先人達の伝統を引き継ぎつつも、80年代HMブームの空気を吸い込んだ、メロディアスで透明感溢れる一枚。
サウンド、アレンジ共にイモっぽさは感じられるけど(デビュー作だからね)、GLORYの作品中で1番北欧メタルらしさが味わえる作品だと思います。


GLORY - 2 Forgive Is 2 Forget ★★ (2003-02-18 11:17:00)

80年代末期に登場したGLORYの'91年発表の2nd。
1stのネオクラシカルな要素や甘い音色のkeyといった分かり易い北欧メタルらしさは後退した反面、歌メロのキャッチ—さやギターサウンドがより前面に出ており躍動感が増している。
ヤン・グランウィックのテクニカルかつ構成美を感じさせるGソロは、いかにも北欧系ギタリストらしさを感じさせる。


ZENO - Listen to the Light ★★ (2003-02-18 09:43:00)

私はその“ジミヘンっぽい"曲が好きですけどね。歌詞もジックリ読んで見てください。実に味わい深いと思うんですが...
私的にはアルバム後半の構成がちょっと気になるかな~(悪くはないけど)。前半の楽曲群が強力なだけに後半が間延びしちゃってるように感じます。でも1stと甲乙つけ難い名盤であるのは間違いないです。


JOURNEY ★★ (2003-01-22 11:12:00)

洋楽を聴き始めた頃に衝撃を受けたバンドです。
今思うとHR系音楽への入口だったかも知れません。
“SEPARATE WAYS"のイントロに衝撃を受け、早速レンタル店で「FRONTIERS」を借りて聴きまくりましたね・・・1曲目だけを(笑)。
その後暫らく封印していたものの、BOXセット「TIME3」の購入をキッカケに再びJOURNEY熱が再発し、一気に全作品を買い揃えてしまいました。
インスト中心のスペーシーでプログレッシブな初期~正調アメリカンHRの中期~産業ロックの礎を築いた黄金時代の後期と、まさに音楽世界の“旅"を楽しめるのも彼等の魅力。きっとこれからも数々の名作は語り継がれ、遺伝子を引き継ぐミュージシャンは後を絶たないでしょう。
ただ1つ悔やまれるのはS.ペリー在籍時のLIVEを体験出来なかったことです。


STRYPER ★★ (2003-01-22 10:09:00)

LAメタル四天王の一角にも挙げられたSTRYPER。
(モトリークルー、ラット、あともう1つは忘れちゃった)
バットボーイズ的なイメージを前面に出すバンドが多い中、STRYPERの天使の如き清廉潔白なイメージはとても新鮮でした。
黄色と黒の縞々模様のコスチューム(工事現場か?という意見もあった)に身を包み、美しいコーラスやツインGを活かした楽曲で多くのリスナーを虜にしました。
それと、リードVo兼Gのマイケルの美しい超高音ヴォイスも一聴の価値アリです。
(デビュー当初、私は彼のことを女性だと思っていました。それぐらい容姿・声ともに美しかった!)
未聴の方にまずお勧めなのは、大躍進を遂げた3rd「TO HELL WITH THE DEVIL」です。コーラスとツインGのハーモニーが美しいヒット曲“Calling on you",これまたコーラスの使い方が絶妙な“Free"、心温まるバラード“Honestly"、殆どアカペラ状態で歌い上げる“All of me"、彼等のアグレッシブサイドにおける名曲“More than a man"等聴き所満載です。
4th「IN GOD WE TRUST」も超お勧めですが、「音が整理され過ぎていてHMとしての魅力に欠ける」なんていう意見もあったりします。その辺が気にならなければ3rdと同様の(それ以上の)STRYPER節が堪能できること請け合いです!
近々新曲(!)2曲を含むベスト盤が出るらしいので、これを機会に彼等の音楽に触れてみるってのも良いんじゃないでしょうか。


PHANTOM - Cyberchrist ★★ (2003-01-21 11:39:00)

以前、質問箱でオススメのパワーメタルの1つに挙げさせてもらいました。
安定感抜群のハイトーンVo、へヴィかつテクニカルな楽器陣、疾走系の曲を中心にパワフルなHM然とした楽曲が次々に繰り出される好盤です。メロスピ系によくある強烈なメロディ臭?は殆ど無いので、ある意味『聴き易いパワーメタル』と言えるかも知れません。
PRIESTからROBが脱退した時は「PHANTOMのヴォーカル入れたらええやん!」と本気で思っていました。


220VOLT - Eye to Eye - Eye to Eye ★★★ (2003-01-16 11:34:18)

この曲のようにハードなリフとクリーントーンのアルペジオが絡むアレンジは個人的に“ツボ"だ。
しかしこのバンド、リフの組立が上手いなぁ。


220VOLT - Eye to Eye - The Harder They Come ★★ (2003-01-16 11:10:40)

最近の激しいリフワークもいいけど、この曲のようなツインGを活かした“振り分け"のセンスの良さには感動しました。Gソロも構成美を感じさせます。
学生時代、バンドのレパートリーに入れていました。


VINNIE VINCENT INVASION - All Systems Go ★★ (2003-01-16 09:59:00)

年末恒例?のCDショップ巡り(新旧併せて50枚程買っちゃいました)でGETしました。
発売当時はヴィニーの顔が何故だか嫌いで(失礼!)避けていました。YG誌で奏法解説がされていたりしたのでちょっと気にはなっていたんですが...
これは良いですよ!基本はメロディアスなアメリカンHR、ヴィニーのテクニカルなPLAYが随所に散りばめられている。一歩間違えばギターリストのオナニーアルバム(?)になりそうな所をマークの特徴のあるハイトーンヴォイスを生かした見事な「歌モノ」として成立させている。歌詞はどうでもいいSEXソングばかりなんだけどね。
結局このラインナップもヴィニーの我がまま病が炸裂して長続きしなかったようで、マークとディナはSLAUGHTER結成へ...。
VVI時代の反動なのか、SLAUGHTERでは地味な(堅実な)ギタリストを加入させてましたね(笑)。


GRIM REAPER - Rock You to Hell ★★ (2003-01-10 11:48:00)

野球のピッチャーで例えるなら、ストレートでグイグイ押しまくる速球派。
カーブらしき球も投げるが余り変化しない(笑)。
一歩間違えば笑いのネタになりそうな不器用さを、男の美学へと昇華させている。
こういう投手はよっぽどタフでない限り、長続きし難いわな~と改めて思う今日この頃。
しかし今でも時々無性に聴きたくなるアルバムです。


HEAVENS EDGE - Heaven's Edge ★★ (2003-01-09 15:02:00)

90年発表のデビューアルバム。
中身は典型的なLAメタルサウンド。
テクニカルなリードGをはじめ、実力は充分に感じさせるのだが、平均的な楽曲が多くてフックが感じられない。
そんな中で際立って輝くのがメロディアスで躍動感のある④“FIND ANOTHER WAY"とパワーバラード⑥“HOLD ON TO TONIGHT"。
アルバムにおいては特にソフトな2曲なのだが、その他のR&Rタイプの曲がやや凡庸なだけに(LIVEでは映えるかもしれないが)、特に印象に残る。
この2曲の路線で攻めていったら彼等の運命も変わっていたかも?なんて思ったりする。
ところで、この後の彼等を知ってる方がいましたら教えてください。ちょっと気になります。
大化けしそうな実力は感じられただけに見捨てるには惜しいバンドでした。


FATE - Scratch'n Sniff ★★ (2003-01-09 13:59:00)

現在ではFREAK KITCHENのマティアス・エクルンドが在籍していた事で知られるFATEの4THアルバム(91年)。
何と言っても耳を惹くのがマティアスのGプレイ。S.ヴァイの影響が色濃いが、日本製のテレコ(ラジカセ)をアンプ代わりに使ったという独特の乾いた感じの音色は個性的。速弾き、スウィ-プ、タッピング何でもござれとばかりに弾きまくっていて気持ち良い。インスト曲⑥ではテクニックだけでなく表現力の豊かさもアピールしている。
全体のサウンドはポップでメロディアスなHR/HMで手堅くまとめながら、ラップあり、バラードあり、北欧らしい哀愁メロディありと彩りを添えている。HELLOWEENとの仕事で知られるトミー・ハンセンのプロデュースだが、ジャーマン臭?は感じられない。
マティアスの派手なプレイも手伝ってもっと注目されるかと思いきや、同じ頃に注目を集めたTNTやTREATに比べると地味な存在になってしまったのは本当に残念。


ICON - Icon - Iconoclast ★★★ (2003-01-09 11:24:57)

邦題『美しき聖像破壊者達(ICONのテーマ)』
とにかく強力なメロディをもったドラマティックなインスト曲。
この曲を聴けただけでもアルバム買って良かった~って思えます。
短いながらも中身の濃い名曲です。


ICON - Icon ★★ (2003-01-09 11:13:00)

'84年発表の1stアルバム。
いわゆるLAメタル・ムーヴメントの中でデビューしたバンドだが、LAメタルらしからぬ独特な湿り気を持ったドラマティックかつへヴィなサウンドを特徴としていた。
特にインスト曲⑦“Iconoclast"は約1分半に彼等の美学が凝縮されたドラマティックでメロディアスな名曲。個人的にはMETALLICAの“Orion"、PRIESTの“Hellion"と共に『HMの3大インスト曲』と呼びたい。その他、ツインGを活かしたリフ(へヴィなリフとクリーンなアルペジオのカラミはなかなかカッコ良い)、テクニカルなリードプレイを活かした⑥⑧、最後を締め括る哀愁のバラード⑩等は中々の出来だと思う。
派手なLAメタル勢の中にあってイマイチ地味な存在のICONであったが、そこがまた魅力であった。


GREAT WHITE - Once Bitten ★★ (2002-12-10 13:02:00)

私もリアルタイムで聴いてましたが、カセットでしか持っていなかったので、中古店へいざ!
\300でGETしました(輸入盤ですが)。「TWICE~」も\300!!!
締めて\600ですよ。昼飯1回分、下手すりゃ2回分でっせ(笑)
内容は知っているので新たな発見はないものの、“Lady Red Light"が始まるとやっぱり血が騒ぎますね~。うなぎさんの仰る通り、つかみはOKです。
そして“Rock Me"の発する色気は相変わらずムンムンです。「そんなに焦らさないで~!!!」というぐらいシットリ・ネットリと愛撫してくれます。
ジャック・ラッセルのあの声質も手伝って、ZEPの薫り漂うブルージーなHR/HMは、当時の華やかなメタルブームの中においては異彩を放っていました。
なかなかセールス面で恵まれず、首切り寸前に本作がヒット。
やっぱアメリカ人ってZEP好きなんですね~。
白鮫聴くならまずはコレがお勧め!!!


IRON MAIDEN - Somewhere in Time ★★ (2002-12-10 11:43:00)

私が初めてMAIDENに接したアルバム。よってMAIDENを考える時、本作が基準点になっていたりする。
アルバムトータルの完成度においては本作がやっぱり1番かな、と思う(個々の曲においては「SEVENTH~」のほうが好き)。長い曲が嫌味にならず、アルバム通してスムーズに聴ける点が素晴らしい。代表曲・必殺曲(ACES HIGHみたいな曲を指してるのか?)が無いという指摘は昔からよくされているが、個人的には④⑤⑧あたりは単体としてもいい出来だと思う。
YOSIさんが仰っているように、割とコアなファンやミュージシャンの間では評価がイマイチらしいが、MAIDEN史上1番売れたのが本作(多分まだ抜かれていないと思う)だったりするし、コンパクトでポップな曲と大作系の曲の組合せなんか、HELLOWEEN、GAMMA RAY等に受け継がれているんじゃないでしょうか。
ちょっと前にデジタルリマスター盤(当時のPV等が入っている)が出たので近いうちに買お~っと。(今年はPRIESTやACCEPT等のリマスター再発で大変でした...)


JOURNEY - Escape - Escape ★★ (2002-12-07 00:31:51)

LIVE盤だと更に良い!
軽快なR&Rだけど、演奏は結構テクニカル。さすがJOURNEY。
仕事なんぞ投げ出して青空の下へESCAPEしたくなります、マジで。


JOURNEY - Escape - Open Arms ★★★ (2002-12-07 00:23:17)

私の心をゆっくりと空高く舞い上げ、終わる頃には地上へとソフト・ランディングさせてくれる曲。
シンプルで短い曲だけど、いい物語を読んだ時のような感覚を味わえる名曲。


JOURNEY - Greatest Hits Live ★★ (2002-12-07 00:05:00)

「ESCAPE」「FRONTIERS」はJOURNEYの正に黄金期。
そして、この時代のLIVEを味わえるのが本作なのです('98年発表)。しかも“SEPARATE WAYS"“AFTER THE FALL"“LOVIN'TOUCHIN'~"“FAITHFULLY"の4曲が83年武道館公演のテイクと来れば日本のファンには嬉しい限り。
選曲は上記の2枚からの曲が中心で「GREATEST HITS LIVE」の名に恥じない内容となっています。演奏は素晴らしいの一言で、何万何千もの観客を相手に数え切れないLIVEをこなしていた彼等の堂々たる姿が目に浮かんでくるかのよう。初回特典のブックレットは懐かしい写真満載で資料価値も中々のもの。代表曲バッチリなので初心者入門用にも最適なのでは?
とにかく新旧ファン問わずお勧めしたい1枚です。
「ココロカラ ドウモ アリガト TOKYO!!!」


KINGDOM COME - Kingdom Come ★★ (2002-12-06 15:23:00)

確かにそりゃ怒られるわ。JUST LIKE ZEPだもの。
多くのミュージシャンが他との差別化を図ろうと努力しているのに、彼等ときたら...(苦笑)
当時、GARY MOORE他多くのミュージシャンの標的とされてしまい、私も何かイケナイ物を聴いているような気分になってしまいました。でも私の後輩はK.COMEがキッカケでZEPにハマったと言っていたし、ここまでパクっちゃえば逆に凄いと褒めておりました。
十数年前、東京ドームで行われた年越しカウントダウンライブ(K.COMEの他は、BON JOVI、RATT、BRITONY FOXだったかな?)のビデオを見る限りではかなりのLIVE巧者といった感じ。Drは現スコーピオンズの方で、ボーナムばりの轟音ドラムがカッコよかった。
久しぶりに聴きたくなってきた。何所にしまったっけかな~?


IRON MAIDEN - Virtual XI ★★ (2002-12-05 18:27:00)

MAIDENファンの評価はともかく、私は結構愛聴している。
まず前作「THE X FACTOR」よりも耳を惹く歌メロやアレンジが増えていること。
ベイリーも何とか歌いこなしていること。
楽曲がコンパクトになりアルバム全体にまとまりがあること。
シンガーの歌唱力と楽曲との距離感が縮まったように感じました。
「THE X FACTOR」や「BRAVE NEW WORLD」って私には複雑過ぎちゃって分からんのよ(笑)
その点本作は楽しめる。①③④⑦あたりがお気に入りです。
≪余談≫ブルース・ディッキンソンに関しても個人的には「歌唱力抜群の」シンガーだとは思っていません。「声や歌い回しがカッコいい、HR/HMに最適な」シンガーと位置付けてます。私の中ではウド・ダークシュナイダーと同系統のシンガー(あれ程のクセは無いけど)。つまりはHR/HM仕様の最高級ヴォイスの持ち主。
それに脱退前のディッキンソンって現在みたいに評価高かったですか?むしろ過小評価されてたように思うんですが(歌が一本調子だのルックスが悪いだの)。
ベイリーのお陰で再評価されたように感じるのは私だけ?


SCORPIONS - Savage Amusement - Rhythm of Love ★★ (2002-12-04 17:21:28)

当時の彼等の自信作だと思うんだけどなぁ。
劇的な盛り上がりには欠けるが、しんみりとした感じの好バラード。


SCORPIONS - Savage Amusement - Love on the Run (2002-12-04 17:08:22)

アルバム唯一の疾走曲。
ドラムのドカドカ感がジャーマンしてて(?)良いです。
上手いのか下手なのかよく分かりません(笑)


SCORPIONS - Savage Amusement - Passion Rules the Game ★★ (2002-12-04 17:00:11)

どでかいアリーナが似合う曲。前作の流れを1番引き継いでいる曲かな?
楽しそうなPVも良かった。


SCORPIONS - Blackout - Blackout ★★ (2002-12-04 16:57:01)

SCORPIONSのHMサイドにおける傑作。
剃刀ギターってのは正にコレの事。キレキレっす。痛っっっ!!!


SCORPIONS - Crazy World - Wind of Change ★★ (2002-12-04 16:50:48)

結果的に大ヒットしたけど、それ抜きに考えても素晴らしい曲だと思う。口笛がステキ。
ただ、この曲が時代を動かしたのではなく、時代の流れにこの曲が上手く乗ったという事。


SCORPIONS - Savage Amusement ★★ (2002-12-04 16:40:00)

'88年発表。若手HR/HMバンド隆盛の時代だったんで、ベテランには辛い時期だったかも。「BONJOVIを意識した作風」等と言う口の悪い人もいた。④“Media Overkill"でトーキングモジュレータ(リッチーサンボラがLivin' On A Prayerでやってるやつ)を使ったから?ちゃんとアルバム全体聴いたのかな~。前作「LOVE AT FIRST STING」のほうが明るいしポップだし、コアなファンの非難の的になりそうだが、結果的にアメリカで売れちゃったから余り攻撃されずに済んでいるような気がする。
私的には「超」の付くお勧め盤です(ウリ時代に固執してる人は除く)。
「LOVE AT ~」のポップ性+「BLACKOUT」のHM性+初期の湿り気・暗さも少々といった感じで、かなりオイシイと思うんだけど。楽曲も粒よりだし。


IRON MAIDEN - Seventh Son of a Seventh Son ★★ (2002-12-04 15:22:00)

私もMAIDENで1番好きだし、楽曲の粒揃い度では間違いなく最高作。最新作もこの完成度の域には達していないと思います。
全曲お勧めですが、特に①④⑦⑧がお気に入り。
本作では聴き易くなった、ポップになったと言われがちですが(確かにそうだが)別にPET SHOP BOYSになった訳じゃないし、MAIDENらしさが無いなんて全然思えない。間違いなく高品質なHR/HMです。
当時JUDASPRIEST「RAM IT DOWN」、SCORPIONS「SAVAGE AMUSEMENT」なんかと共に愛聴してましたが、いずれもコアなファンの間では物議を醸した作品です(私は全部大好き)。