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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 701-800

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うにぶさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 701-800
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DREAM THEATER - Systematic Chaos - Forsaken ★★ (2008-01-20 16:53:31)

ラブリエの艶っぽい歌声だけで、メロメロです。
ギター・ソロもメロディアスで好き。


DREAM THEATER - The Astonishing (2021-03-21 19:18:57)

こだわりのパスタ専門店に久々に訪問したら、ランチが《ナポリタン(給食味)+ハンバーグ+エビフライ+タコさんウィンナー+オムレツ+旗付きチキンライス+ヤ○ルト》一択な大人様ランチで、旨いけど必要以上に満腹でどうしよう的なアルバムです。(でも内心、とてもそそられてしまう・・・)
昔ながらのロック・オペラ作品です。ちょっとセンスが30~40年くらい古くて、現代にこれやりますか?って感じはしますが、なんかファミリー向けSF(筋立てはファンタジーな)ミュージカル映画を鑑賞してるみたいで、これはこれで楽しめます。
このタイプのストーリーの漫画、10代の頃好きでした。20年前に聴いたらかなり感動してたと思います。中高生の芸術鑑賞教室に良さそう。
小難しいことをあまり考えず、エンターテイメント作品として楽しみたいです。
メタルとしての刺激とか、現役バンドとしての先進性なんかを期待しちゃうと厳しいのですが、優しいメロディが多くて、飽きる前に色々なタイプの曲をとっかえひっかえ提供してくれるところが嬉しいですね。
けっこう和める、肩ひじ張らずに聴ける好盤じゃないでしょうか。


DREAM THEATER - When Dream and Day Unite ★★ (2003-04-01 23:03:00)

この1stの時点で既に貫禄さえ感じさせるような、高品質テクニカル・メタルをやっています。
チャーリー・ドミニシのヴォーカルがジェイムズ・ラブリエに比べるとやはり聴き劣りしてしまいますが、まあそれほど悪くはないです。線が細かったり不安定だったりはラブリエにも共通することですし。
正直このアルバムの曲は今いるフォロワーたちとそう変わらない出来だとも思いますが、当時は彼らのようなバンドがほとんどいなかったであろうことを考えると、やはりすごい作品。
内容には関係ないけど、この腋毛ジャケのアートワークは嫌い。


DREAM THEATER - When Dream and Day Unite - Light Fuse and Get Away (2008-01-20 17:02:23)

リズムがとんでもないことになっていて、1stからこれかよと、笑うしかありません。
でも、らしくて好き。


DREAMS COME TRUE - monkey girl odyssey - カノン ★★ (2017-01-14 23:32:49)

輪唱風に重ねられていくコーラスと繰り返される切ないメロディが癖になります。
アレンジの曲に対する影響というものを思い知らされます。


DREAMTIDE - Here Comes the Flood ★★ (2003-08-18 23:08:00)

メロディアスな音楽が好きなくせに、なぜかフェア・ウォーニングを聴いてもピンとこなかったのですが、どうやらそれは哀愁のメロディアス・ハードとトミー・ハートの歌唱の組み合わせが好みに合わなかったせいであるようで、ドリームタイドは一聴して気に入りました。
オラフ・ゼンクバイルの湿った歌声は、ヘルゲの曲にしっくりはまってます。歌唱力は圧倒的にトミー・ハートが勝っているとは思いますが、哀愁度はオラフの方が上に感じます。
ちなみにソウル・ドクターの方もけっこう気に入ってまして、こっちでのトミーの歌は好きだったりします。


DROPKICK MURPHYS - Sing Loud, Sing Proud! - The Rocky Road to Dublin (2008-11-22 00:28:15)

酔っ払いアイリッシュ・パンク?
てきとーでたのしー♪


DROWNING POOL - Sinner - Sinner (2008-11-03 19:44:43)

粘り気のあるヘヴィ・グルーヴに、親しみやすいヴォーカル。
途中のちょっとひねった展開も印象的です(なんか今やってる仮面ライダーの曲が似てる)。


DUNGEON CRYPT - Blow by Blunt Flint - Tragedy in Teriatry (2023-07-09 19:08:47)

前作までの収録曲は、ポンコツではあるけれどもまだ安心・安全な代物だったと言えます。
間違いなくこれは凶器・・・いや、兵器です。
ギター・ソロ――それがこれほどの破壊力を持つ日が来るなんて。
DUNGEON CRYPTは恐ろしいものを開発してしまった。ヤツは天才だ!

とか、あまりのネタ度に悪ノリしてしまいました。これは凄(まじくひどいソロだけど印象深)いですね。


DUNGEON CRYPT - Twilight of the Stone Age (2023-09-02 20:26:30)

氷河期に突入した石器時代にマンモスが歩いている(?)アートワークが印象的です。
寒そうなジャケだから、聴いたら涼しくなるかなーと思ったんですが、もっさりしすぎて全然ヒンヤリしませんでした。
演奏・歌はひどすぎてある意味「寒い」のですが、聴いていると妙なテンションになってしまい、ついついニヤケがちになり体温が上昇してしまうのです。なんだか変な汗まで出てきます。
音質劣悪すぎる初期ブラックみたいなストレスはなく、けっこう聴きやすいところが凶悪な罠で、たまに聴き直してしまうのでした。
しかし・・・いつ聴いてもかっこよさのかけらもない音楽なのに、「どう聴いてもメタル」なのは間違いないっていうのがショックです。私の好きな「HM/HR」はこんな音楽じゃなかったんだけど・・・。
作り手の破壊的な才能に降参デス。


DYING FETUS - Destroy the Opposition ★★ (2003-03-31 00:44:00)

日本盤デビューとなる4thアルバムです。帯に「デス・メタル、ニュースクール・ハード・コアとグラインド・コアの究極のブレンド」なんて書いてありますが、たしかにハード・コアっぽさもあるブルータル・デス・メタルです。
テクニカルで、色々楽しいことやってます。展開も多く、複雑。おどろおどろしい雰囲気より、冷徹に攻撃性を追求したような音づくりです。でもヴォーカルは激重デス・ヴォイス。
このバンドは歌詞がシリアスです。社会に満ちた欺瞞、偽善、腐敗に対する怒りが爆発しています。視点の持って行き方が相当に知的です。(1)「PRAISE THE LORD (OPIUM OF THE MASSES)」の「イスラム教徒を殺すユダヤ教徒、ユダヤ教徒を殺すキリスト教徒/終らない循環、そして全てが敗者」なんて歌詞は、今まさに世界的に問われている問題。
ただ単に過激な言葉を並べ立てたり、闇雲に権威に反抗するような子供っぽさはありません。目的がはっきりしている感があり、対訳の載った日本盤の購入をお薦めします。私自身、全てに共感を覚えているわけではありませんが、語るに足りることを歌っていると思います。なぜブルータルな音楽をやるのかという必然性もそこに浮かび上がっていて、非常にリアル。


DYING FETUS - Destroy the Opposition - Born in Sodom ★★ (2007-04-28 02:05:01)

どこまでも過剰で過激。
どのパートに注目しても面白いんですが、意外にヴォーカルも色々な表現を試しているのが良い感じ。


Death Dealer - War Master ★★ (2016-01-05 00:24:08)

メンバーの豪華さはもちろん、アートワークの酷さもといスバラシサからして、「買うしかない!」という気分にさせられますね。
(実際は、よく参考にしている上の御三方のレビューを読んで、こりゃ買わねばと思いました)
皆さんおっしゃるように、凄まじく濃い、正統派ゴリゴリ・パワーメタル。純度100%、これぞメタルな1枚です。
まさしくこの手のものが好きな選ばれし者だけが手に取るであろうジャケやタイトルが良心的。間違って買ったら火傷じゃすみません。
「正統派」/「ハイトーン」/「暑苦しい」/「疲れる」
これらのキーワードが大好物な真のメタル・マニアにはたまらない逸品です。(と言いつつ、私も胸やけ気味で、5回くらい聴いてやっと素直に楽しめました。けっこうスルメ盤です)
頭3曲の畳みかけっぷりは特筆ものです。それから、雄々しいコーラスにトキメイてしまいそうになる9曲目「Heads Spikes Walls」もお気に入り。


E.L.O. - Discovery ★★ (2003-04-04 00:00:00)

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRAの大ヒット・アルバムです。
プログレ的要素を持った産業ロック・バンドで、BOSTONやASIA、KANSAS、TOTO、QUEENなんかが好きな人なら気に入ると思います。
シンセやストリングスを使った華やかでシンフォニックなアレンジが良い味を出しています。
ソフトなサウンドなので激しさという面では物足りないかもしれませんが、メロディアスで洗練されていて、美しい楽曲がそろっています。


E.L.O. - Discovery - Shine a Little Love ★★ (2007-02-24 13:26:49)

キラキラしてて、ノリが良くて、キャッチーで楽しいです。


E.L.O. - Out of the Blue ★★ (2003-08-14 23:28:00)

全17曲、2枚組4面(CDは1枚)という大作になった、たぶん6作目のアルバムです。
前半は軽快でキャッチーな曲が続きます。後半はコンセプトで何曲かまとめられて、けっこう壮大な感じの作品だったり。
多彩で、ストリングス・アレンジも躍動感あふれて、気持ち良いです。
正直、前半ばっかり聴いちゃいますが。


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER - EARTHSHAKER ★★ (2008-08-21 23:54:34)

どっちかと言えばポップな曲の方が好きだったりするのですが、こういうHM/HRらしい曲も、改めて聴くとかっこいいです。


EBONY LAKE - On the Eve of the Grimly Inventive ★★ (2003-04-02 23:01:00)

いやー、変態です、こいつら。無理矢理すぎ(笑)。
基本的にはシンフォニック・ブラックなんですが…その他の要素が大量に含まれていて、これはジャンル分けとかが無意味ですね。あえて言うなら、前衛音楽ということになります。
ゴシック、プログレ、ジャズ(アバンギャルドな方)、ロック・オペラ、クラシックなんかが複雑に入り混じっています。
変拍子、不協和音、叫び、悲鳴、朗読、ブラスト・ビートに不穏なピアノ、シンフォニックなシンセ、常軌を逸した曲展開…狂気が吹き荒れる混沌とした世界です。
クラシカルではあるんですが、美旋律とかそういうのは期待しないで下さい。アバンギャルドなエクストリーム・ミュージックを求めている人、やりすぎな音楽を笑って受け入れられる人にはおすすめです。THE 3RD AND THE MORTALなんか好きな人は気に入るかも。
歌詞も耽美的で古色蒼然としており、難解かつ芝居がかっていて、目眩を誘います。とても訳詞を見て原文にあたろうなどとは思えません。
アートワークはなんかウィリアム・ブレイクっぽいですが、どうなんでしょう。妖しくてぴったりです。裏ジャケのナルシーな写真は趣味悪いですが…(せっかくメンバーに美女がいるんだから、そっちにしてよ)。


EBONY LAKE - On the Eve of the Grimly Inventive - The Wanderings of Ophelia Through the Untamed Countryside (2007-03-26 00:21:20)

邦題は「荒野をさまよいせしオフェリア」。
ブラックと言うかゴシックと言うか、これはロック・オペラと言うべきか…。
不気味で演劇調で複雑で、シンフォニックで壮大と言えなくもないけれど、眩暈がしそうなほどに意味不明です。


ECTOPLASMA - Inferna Kabbalah ★★★ (2023-11-23 21:41:20)

いや、本当に完璧デスね。お宝に巡り合わせてくれてありがとうございます。
このいかがわしいジャケ、心地よいゲボゲボ声、初聴時からすでに懐かしい楽曲・・・。
ビリビリ響くギター・サウンドのヴィンテージ感も、ヨダレものです。
オールドスクールなデスメタルの鑑と言える、驚異の完成度。トータルで磨き抜かれてるなー。ホント、「わかってる」バンド。
疲れなくて何時間でも流していられそうな、エヴァーグリーンな輝きを放つ音楽デス。
これはCRYPTAに匹敵するくらいはまりそうな気がします。これ、去年知ってたら確実に年間ベストに入れてました。


ECTOPLASMA - Inferna Kabbalah - Filth-Ridden Flesh (2023-12-10 20:50:15)

どストレートな温故知新デスです。色々と展開はしていくのですが、余計な色目を使わずにシンプルなフレーズで押していくので素直に楽しめます。
そしてやっぱりどこかユーモラス。この雰囲気が嬉しい。


ECTOPLASMA - Inferna Kabbalah - Infestation of Atrocious Hunger ★★ (2023-12-10 20:44:18)

1分30秒あたりからの愛嬌のあるリフが好きです。何かが現れそう。
冒頭のリズムも工夫があって印象的。


EDENBRIDGE - Aphelion - The Final Curtain ★★ (2008-03-12 22:54:13)

憂いを帯びたしっとりした声で、こんな美しい歌メロを歌われたら、たまりません。
ギターソロもまた、曲に溶け込んでいながらメロメロで良いですね。


EDGE OF SANITY - Crimson ★★ (2003-08-18 22:40:00)

'96年発表の5thアルバムです。アルバム1枚1曲(約40分)の超大作(!)。日本盤はボーナス1曲追加で2曲入りです(笑)。
プログレの長ったらしい曲なんかが苦手な人には拷問でしょう。
曲自体は悪くないというか、部分部分は非常に素晴らしく、良いリフやメロディがいっぱい。決して一本調子にならずに、メリハリがありバラエティ豊かな作風です。
ただやっぱり集中して聴くのが大変だし、ラストはもうちょっとドラマティックに終らせて欲しかった。それでもこれ、けっこう名作かも…とか言ったら暴言かなぁ。


EDGE OF SANITY - Cryptic ★★ (2007-09-24 23:35:00)

ダン・スウァノが脱退してつくられた、'97年発表の7thアルバムです。
メロディは大幅に減退し、初期に通じる攻撃性を前面に押し出しています。
しかしスラッシュ/デスを基調としながらも、90'sヘヴィネスやハードコア、ドゥーム、ロックン・ロール等の影響も取り入れて、やはり独自のヘヴィ・ミュージックを提示しています。
メロデス・ファンには受入れ難い作品かもしれませんが、別にメロディアスであることにこだわらないという人には、おすすめできます。
全8曲、35分。スッキリ爽快に聴けます。


EDGE OF SANITY - Purgatory Afterglow ★★ (2007-09-24 23:17:00)

メロメロ、クサクサの哀愁曲(1)「TWILIGHT」、北欧メランコリック・ロックといった趣のポップな(5)「BLACK TEARS」あたりの、キャッチーなキラー・チューンがまず耳を惹きます。
他にもスラッシーな疾走曲や、エモーショナルかつヘヴィな曲など、1曲毎の表情が豊かで、飽きさせません。
メロディック・デス・メタルということで聴けば、このアルバムが最もメロディが充実していると言えるでしょうか。
いま聴けばやはり多少の垢抜けなさは感じますが、ダン・スウァノが当時まだ21歳だったことを考えると、驚異的な出来です。


EDGE OF SANITY - Purgatory Afterglow - Twilight ★★★ (2007-09-24 23:24:29)

8分近い大曲ということを忘れるくらい、魅力的なメロディにあふれた曲です。
最後にメイン・リフの音程が上がり、更なる哀愁を振りまく展開がお気に入り。


EDGE OF SANITY - The Spectral Sorrows ★★ (2003-08-17 22:35:00)

以前6thの『INFERNAL』を買って、その時は良さが分からず、「なんか散漫でメロデスとしちゃつまらないな」なんて思ってすぐ手放してしまいました。で、腐るほどメロデスがあふれた今頃になって、中古でこの3rdアルバムを購入。ごめんなさい、舐めてました。
上でロージーさんが指摘されてるように、彼らは最近多い「声だけ濁声で演奏は全然デスじゃないメロデス・バンドたち」(←嫌いじゃないけど)とは一線を画しています。デス・メタル本来の危険な空気がプンプンしていて、これぞメロディック・デス・メタル。ギターとかドラムの音づくりはちょっと迫力に欠けるように感じますが、強烈な音楽です。
ところで6曲目のMANOWAR「BLOOD OF MY ENEMIES」のカヴァーは、B!誌のM田氏が解説で「まるでオリジナルであるかのようにハマっている」なんて言ってますが、個人的に違和感ありまくりでしたが。いきなりデスメタルの間にMANOWAR節が出現したら変だって!(笑)。
しかしこの作品、ほんと多彩ですね。特に終盤。SISTERS OF MERCYっぽいゴシック/ニュー・ウェイヴ曲(10)「SACRIFICED」から、腕がつりそうな高速リフで始まる(11)へ。で、(12)「FEEDIN' THE CHARLATAN」が凄い。ハードコアの影響が強い感じなんですが、ハードコアとメタルが融合したモダン・ヘヴィネス的に聴こえます。MACHINE HEADを思い出しました。ちなみにMACHINE HEADの1stが出たのは確か翌年の'94年。先鋭的です。(13)は美しいインスト。
(14)「BLEED」も(12)と同系統ですが、こっちはさらに爆走R&R的なノリもあって、メンバーのMOTORHEAD好きが出てるのかも。
'93年時点で、もうデス・メタルにメロディを導入するだけでは飽き足らなくなっていたこのバンド、進みまくってたんだなぁと今頃気づかされました。
>こうじさん
そのサイド・プロジェクト、ちょっと興味あります。アルバムなんかも出してるんでしょうか?
>ヴィレさん
なんか日本盤ボーナス曲は14曲目の「BLEED」だけみたいですが、輸入盤は12曲でしたか?


EDGE OF SANITY - The Spectral Sorrows ★★ (2003-08-18 22:24:00)

>こうじさん
ありがとうございます。ほんとだ、NIGHTINGALE、リンクにありますね。チェックしてませんでした(汗)。
なんと日本盤まで出ている!?
しかも泣きが強いときては…買い物リストに追加決定です(ゴシック系は雰囲気モノでも構いません)。まずは1stを探してみます。
『PURGATORY AFTERGLOW』も聴きたくなりました♪


EDGE OF SANITY - The Spectral Sorrows - Sacrificed ★★ (2007-09-24 23:43:04)

無機的な反復リズムに、耽美的かつ陰鬱な歌声とメロディ。ニューウェイヴ系ゴシックの影響大な曲です。
けっこうテンポが速いので、THE SISTERS OF MERCYの『VISION THING』あたりが好きだという人は気に入るかも。
全然デスメタルじゃないですが、面白い。


EDGE OF SANITY - Unorthodox ★★ (2007-09-24 23:55:00)

まだメロディック・デスなど広まっていない'91~2年、中心人物のダンもまだ10代ということを考えると、なかなか先鋭的な作品。
いきなり初っ端からチェロや複数ヴォーカルを導入した組曲「ENIGMA」が度肝を抜きます。
全体的にはデスメタルそのものといった曲が多いですが、たまに「オッ」と思わせてくれるアレンジもあり、メロデスの萌芽と見られる部分もチラホラと。
当時は相当アンオーソドックスな作風だったと思います。この後の進化も加速度的ですが、元から実験的なバンドだったんですね。
いま聴いても、刺激的。


EDGE OF SANITY - Unorthodox - When All Is Said ★★ (2007-05-25 01:09:15)

スロー・テンポで重々しく攻めたてるデス・メタル。確かにドゥームとすら言えそうです。
ヴォーカル・スタイルもこの曲ではひたすら激重デス・ヴォイス。
それでいて途中のメロディは妙に泣けるんですよね~。また荘厳さもあって、雰囲気たっぷりデス。


EDGUY - Hellfire Club ★★ (2006-08-05 00:42:00)

私も『VAIN GLORY OPERA』だけ聴いて、後はパスしていたんですが、ここでの評価につられて試しにと思って買いました。
正直、びっくりしました。こんなに強力なバンドになっていたとは。
ヴォーカルも変なアクがなくなって聴きやすくなったし、サビメロの昂揚感といったら、メタラーでなくても興奮させてしまいそう。
(4)「DOWN TO THE DEVIL」にはもう降参です。
しかしこのバンド、ジャケをもうちょっとなんとかしたらもっと売れそうなのにっていうアルバムが多いですね。なんて地味なアートワークなんでしょう…。


EDGUY - Hellfire Club - Down to the Devil ★★★ (2007-02-19 23:51:04)

これはもう文句なしです。
興奮したくてヘヴィ・メタルを聴いているんだということを思い出させてくれました。
サビに悶絶です。


EDGUY - Vain Glory Opera ★★ (2003-04-02 23:30:00)

若手ジャーマン・メタルの中では高い評価を受けているバンドの2nd(リメイクされた元祖1stを入れれば3rd)アルバムです。
ライナーでも指摘されているんですが、トビアス・サメットの歌声が、ヴィブラートが効いていて、震え具合がAXXISのヴォーカルみたいなんですよね~。あそこまで線が細くはないんですが。最初その歌い方が「パワー・メタルにはどうかな?」と思って、あまり好きになれませんでした。でも慣れると悪くないです。いや、上手いです、歌。
で、曲もあまりに典型的でそれほど気に入らなかったんですが、聴いてるうちにじわじわとはまってきました。冒頭3曲の流れなんて強力ですね。ありがちな曲が多いのは確かですが、それでも熱く燃えさせてくれます。


EDUARDO FALASCHI - Eldorado ★★ (2024-01-08 17:53:23)

3部作の2枚目に当たるらしい、'23年のアルバムです。
アステカ好きの人には魅力的なコンセプトじゃないでしょーか。ケツァルコアトルとか出てきます。
いくつかあるソロ作のうち、オリジナル曲のフル・アルバムとしては『VERA CRUZ』に次ぐ2作目かな。アーティスト名は「EDU FALASCHI」名義の方が正式でしょうか。
大仰でメロディアス、スピーディーでシンフォニックでエスニックでスパニッシュなメタル。
彼のキャリアの美味しいところがみんな入った音楽です。バンドのテクニックも凄まじいし、エドゥの歌声も完全回復して全盛期に戻っており、素晴らしい。
歌メロが「Z.I.T.O.」を想起させる「TENOCHTITLáN」や、サビで「I WANT OUT」って叫びたくなる「REIGN OF BONES」なんかは、ルーツへのオマージュでしょうか。懐かしい感覚が呼び覚まされます。こういうメタルが大好きだったなぁ。
ただメロスピとして聴いても極上なんですが、なんたって凝りまくってて、聴くたびに発見があるので、長く付き合っていきたいアルバムです。


EDWIN DARE - Cantbreakme ★★ (2006-06-01 20:17:00)

ジャケや帯の煽り文句から、まあ普通のアメリカン・ハード・ロックなんだろうなと思って、大した期待もせずに買いました(叩き売りだったので)。
いやー、これはもうけものでした。まあ基本路線は確かに普通のメロディアス・ハード・ロックなんですが、メンバーがみんな上手すぎです。
みんな売れっ子スタジオ・ミュージシャンらしく、楽器陣はかなり自己主張しまくってます。それでいてグルーヴは実に心地良い。まさにプロの仕事。
ヴォーカルも、ジェフ・テイトと比較されるのも納得の、表現力と声域です。
タイプはちょっと違うけど、実力的にはMR.BIGやTOTOみたいに注目されてもおかしくないくらいのバンドであり、作品です。
ヤング・ラジオさんもおっしゃってますが、こんなバンドがひょいっと隠れていたりするから、マイナー・バンドでも侮れません。


ELECTRIC WIZARD - Come My Fanatics... ★★ (2003-04-03 00:03:00)

イギリスの激重ドゥーム・バンド、エレクトリック・ウィザードの2ndアルバムです。タイトルからしていかにもですね。
「やらなくてもトリップできるドラッグ…、それが俺たちさ」なんて帯に書かれていますが、たしかにトリップできます。スローな反復リフを聴いていると次第に恍惚となってきて……
どこからどう聴いてもドゥーム・メタルという、遅い、重い、妖しい音楽です。ここまでやってくれると、嬉しくなりますね。


ELECTRIC WIZARD - Come My Fanatics... - Doom-Mantia (2007-08-10 00:02:58)

宗教的、あるいは魔術的儀式の最中、トランス状態で歌い踊る人々の歌、という感じでしょうか。
気持ちいい。。。


ELEGY - Labyrinth of Dreams ★★ (2003-04-04 01:09:00)

オランダのメタル・バンドの1stアルバムです。このころはヴォーカルがハイ・トーンなこともあってQUEENSRYCHEと比較されたりしますが、ネオ・クラシカル的なテクニカル・ギターと複雑な曲展開、ジャーマン・パワー・メタルっぽい曲調も組み合わさった音楽性は、やはり独自のものです。
今じゃネオクラ+プログレ・メタル+パワー・メタルみたいなバンドはごろごろいますが、レコーディングした'92年当時はけっこう斬新だったんじゃないでしょうか。
ところで元のアートワークが幻想的で美しいのに、なんで日本盤オリジナル・ジャケットはわざわざあんなつまらないものに???


ELEGY - Manifestation of Fear ★★ (2006-02-21 23:14:00)

正直とっつきにくいアルバムで、メロディが頭に入ってくるまで、5、6回は聴かないといけませんでした。
しかし良さが分かり始めると、この作品は実に味わい深いです。
サウンド的にはヘヴィなプログレ・メタルという感じで、テクニカルなギター・プレイや、圧倒的な歌唱力を持ったヴォーカルが堪能できます。
駆け落ちした夫婦の間に子どもが出来るが父親は自殺し、貧困の中で子どもは犯罪者になるが……というような暗いストーリーのコンセプト・アルバムなので、かなり雰囲気がヘヴィですが、それだけにエモーショナルで、感動的です。
ストーリーが一応ハッピー・エンドなので、うんざりせずに聴けるのも良いですね。


ELEGY - State of Mind - Destiny Calling ★★★ (2008-04-12 00:32:59)

HM/HRならではの、熱いパワー・バラード。
こんな圧倒的な歌唱で感情込めて歌われたら、感動せずにいられようはずもありません。
これ1曲でアルバム1枚分くらいの価値はあります。


ELEGY - Supremacy ★★ (2003-04-05 01:02:00)

この2ndは、1stよりも幅が広がって、さらに完成度が高くなっていると思います。1曲の中での表情の変化が多彩で、楽しめます。
より叙情性が増し、特にギター(ソロは大体ヘンクが弾いてる?)はテクニックだけでなく感情表現力も磨いてきたって感じですね。
エドワード・ホヴィンガのヴォーカルもすごいハイトーンなんですが、たまにひっくりかえるところは好き嫌い別れるかも。でも音楽性には合ってて良いと思います。
テクニカルなギターとハイトーン・ヴォーカルが入ったメロディアス・メタルが好きな人なら気に入ると思います。疾走曲は少ないですが。


ELEGY - Supremacy - Angel's Grace (2008-04-12 00:38:50)

バラードかと思わせておいて、途中からパワフルに。
サビにおけるヤバめのハイトーンが癖になりそう。


EMERSON, LAKE & PALMER - Brain Salad Surgery ★★ (2003-04-08 22:44:00)

まずH・R・ギーガーの手によるアートワークのインパクト!
そのジャケのアートワークとも関わるギリシア神話や、ウィリアム・ブレイクの神話、「タルカス」等の過去の曲と関連した歌詞。トレード・マークのマンティコアの復活。当時最先端のモーグ・シンセサイザーの大幅な導入(正直これだけは古臭く安っぽく聴こえてしまう部分もあり)。
…といった仕掛け、小道具だけでもう、クラッときちゃいますね。この大袈裟さ、総合的アートとしての作品のつくりこみ具合がたまらなくプログレです。
純粋に楽曲だけ見るともう5作目ということもあり、先に一通り初期の作品群を聴いた後では免疫ができてしまって、あまり新鮮味がなかったりもしますが…そこは聴く順番によりますからね。たぶん最初に聴いてたらこれを一番好きになってたかもしれません。んー、でもやっぱり「悪の教典#9」よりは「タルカス」が好みか。
ともかくこれもトータルで完成度が高く、魅力的な作品です。


EMERSON, LAKE & PALMER - Brain Salad Surgery - Still… You Turn Me On ★★ (2008-02-02 17:25:16)

女々しくセンチメンタルで、でもユーモアも感じられます。
文学的な感じが、好きだなぁ。


EMERSON, LAKE & PALMER - Emerson, Lake & Palmer ★★ (2003-04-03 00:50:00)

プログレの大御所バンド、“エマーソン、レイク&パーマー"の1stアルバムです。
私はもう、彼らの2ndと3rdが好きで好きでたまらないんですが、この1枚目も素晴らしい出来です。
(1)「未開人」の緊張感あふれる演奏、続く(2)「石をとれ」でグレッグ・レイクの哀愁の英国ヴォイスが歌い出した瞬間の、鳥肌の立つような感動ときたら…。でまた、キース・エマーソンのピアノが美しいんですよね。12分を越える曲ですが、もっともっと聴いていたくなります。
a)クローソー、b)ラキシス、c)アトロポスの3パートに分かれた荘厳な組曲(4)「運命の3人の女神」はもう、タイトルだけで幻惑されます。FSSの影響で気になったってのもありますが…。キース・エマーソンの独壇場となるこの組曲の中では、ラキシス、アトロポス、クローソーの順で好きです。
(5)「タンク」はエネルギッシュなジャズ・ロックといった感じでかっこいいし、人気曲(6)「ラッキー・マン」のシンプルなメロディながらしみじみと訴えかけてくる歌も良いなぁ。
アートワークも異次元を飛翔するかのような、神秘的な白い鳥の絵が美しいです。裏ジャケはちょっと不気味ですが…。


EMERSON, LAKE & PALMER - Emerson, Lake & Palmer - Lucky Man ★★ (2008-02-02 17:36:33)

この歌声はもう反則ですね。
哀愁ヴォイスに降参です。


EMERSON, LAKE & PALMER - Pictures at an Exhibition ★★ (2003-04-05 00:08:00)

3rdアルバムです。普通はライヴ盤は数えませんが、このアルバムは他のアルバムに入ってる曲の再演ではなく、当時の完全な新作として扱われるので数えます。
最初は廉価ライヴ盤として、あまり正式なニュー・アルバムという意味合いなしでの発売ということだったらしいですが、大ヒットしたこのアルバムこそが彼らを、そしてプログレッシヴ・ロックを芸術性の高い音楽として世間一般に認知させた超重要作となりました。
ムソルグスキーのクラシック曲「展覧会の絵」を大幅にアレンジ、新しいパート、そして歌をつけ加えた、アグレッシヴなロック・ヴァージョンでプレイしています。
もともとの曲がクラシックとしてはけっこう特異なためか、元のピアノ曲、ラヴェルが編曲したオーケストラ・ヴァージョンも、クラシックをあまり聴かない私でも大好きなんですが…いやいや、これは本当に、クラシック好きな人も馴染めない人も一聴の価値ありです。
演奏は恐ろしくエネルギッシュで、静と動のコントラストがたまらなくかっこいいし、叙情的な歌(歌詞も幻想的)の美しいことといったらもう……。
最初から最後まで緊張感が持続し、始めの1音から最後までダレるということがありません。これはライヴ演奏なせいもあるかもしれませんね。
最後にチャイコフスキーの「クルミ割り人形」からの曲をアンコールみたいな形で演るんですが、それも含めて、本当に全部が素晴らしい!
本当に感動的な、超名盤です。


EMERSON, LAKE & PALMER - Tarkus ★★ (2003-04-03 22:59:00)

2ndアルバムです。
とにかく1曲目の組曲「タルカス」が最高! この曲があるだけでもう名盤です。
20分以上の長さなのに、1音余さず好きです、この曲。メロディにしてもリズムにしても独特で、初めて聴いてすぐさま気に入る人はそうそういないのではないかと思われますが、それだけに1回ツボにはまるともう逃れられない、強力な磁力を持った曲です。EL&Pのオリジナル曲としては、これが1番好き。
その「タルカス」のインパクトがあまりにも強烈なため、その他の曲(長くても4分程度)はどうしても霞んでしまいますし、それぞれタイプが違ってアルバム全体での散漫さは否めませんが、1曲1曲は悪くないです。A面とB面ということで分けて考えれば、別々に楽しめてお得かも。


EMERSON, LAKE & PALMER - Tarkus - Tarkus ★★★ (2007-04-21 23:25:54)

↑でも言われてますが、アートワーク、味があって良いですよね。安っぽいんだけど、それもまた魅力的。
ストーリーも子供っぽいんですが、それもまたロックしてて好きです。
音の方は、もう1音も余さずに大好きです。何回も飽きずに繰り返し聴いてしまう。


EMERSON, LAKE & PALMER - Trilogy ★★ (2003-04-06 00:18:00)

この4thアルバムはジャケのアートワークがどうも見てて恥ずかしくて好きになれませんでした(笑)。
でも曲は粒がそろっています。前3作が大作曲を含む派手さがあったのに、このアルバムは小粒という印象はあるかもしれませんが、1~3曲目、つまり「永遠の謎」パート1、2とその間に挟まれたインスト「フーガ」を組曲と見れば、冒頭から10分を越える大作です。まあ前作までの組曲は20分以上あるからそれでも小粒かもしれませんが…。
あと(7)「トリロジー」と(9)「奈落のボレロ」の8分以上だって、普通のバンドにしたら大作ですよね、充分。
20分もある曲なんてとても聴く気力がないっていう人は、このアルバムから聴くのがいいかもしれません。EL&Pの魅力はしっかり詰まっています。
叙情性豊かなのも良いですね。


EMPEROR - Anthems to the Welkin at Dusk ★★★ (2021-02-28 11:59:14)

先日ダウンロード配信のものを聴き直したら、あまりの衝撃に卒倒しそうになりました。こんなに凄い曲ばかりのアルバムだったっけ? と。音がくっきり分離してド迫力。
改めて手元のCD音源を聴いてみると・・・やっぱり音がこもって迫力も伝わらないし、何を演奏しているか聴きとれない部分が多い。CDだと個人的に魅力4割減くらいです。
サウンドプロダクションが違えばこんなに印象が違うのか~。なんか20年くらい損してた気分になりました。今頃、名曲ぞろいの傑作だと実感しましたよ。前はこれより断然ライヴ盤が良いと思っていました。
たぶん似たような理由で正当に評価できていないアルバムがたくさんあるんだろうなー。


EMPEROR - Anthems to the Welkin at Dusk - Ensorcelled by Khaos ★★ (2007-03-26 00:28:13)

途中からガラッと雰囲気が変わっての、荘厳なメロディが良い感じです。
前半と終盤の激烈さも凄いし、ブラック・メタルならではのドラマティックさが素晴らしい。


EMPEROR - Anthems to the Welkin at Dusk - Ye Entrancemperium ★★★ (2021-02-23 15:30:05)

たぶん10年ぶりくらいに聴きました。真昼間からNHKのラジオでフルにかかるんだから、時代も変わったなー。
久々に聴くと、昔は聞き取れなかった色々な要素が読み取れて、圧倒されました。やっぱりすげー曲だ。
昔はこのサウンドのバランスがあまり好きじゃなくて、聴く回数が増えなかったんでした。感性も徐々に変わるから、振り返りも大事ですね。アルバムも聴き返さなきゃ。


EMPEROR - Emperial Live Ceremony ★★ (2003-04-05 00:16:00)

音が良いし、演奏も凄くて、迫力満点のライヴ盤です。
ただひとつの不満は、なぜか曲がいきなりフェイド・アウトで終ってしまうこと。


EMPEROR - IX Equilibrium ★★ (2003-04-04 22:41:00)

邦題は『闇の黙示録』。彼らの人気を決定づけたと言っていい3rdアルバムです。
かなりドラマティックで美しい楽曲がそろっていて、「ブラック・メタルの帝王」の名に尻込みして聴かずにいる人でも、CRADLE OF FILTHあたりが大丈夫なら充分聴けると思います。
楽曲には邪悪さよりも荘厳さが強く出ていて、シンセサイザーでシンフォニックなアレンジがされています。ヴォーカルもただわめいているだけでなく、ところどころ歌っています。2バス踏みっぱなしでブラストビートも激速とはいえ、ドラムがそんなに前面に出ないサウンド・プロダクションなので、あまり圧迫感はありません。
元メンバーが殺人で逮捕されてたり、メンバーが教会への放火や破壊活動での前科を持っているという点は、もちろん憂慮すべきことであり、肯定などとてもできません。
ただこのアルバム発表時にはメンバーも罪をつぐない、犯罪行為ではなく、音楽の創造という建設的な方向に情熱を注いでいるようなので、純粋に芸術としての作品を楽しむべきでしょう。
ブラック・メタルを演っても、聴いても、常識と法は守りましょうね。


EMPEROR - Prometheus: The Discipline of Fire & Demise ★★ (2003-04-05 00:30:00)

ブラック・メタルの帝王の、ラストとなる4thアルバムですが……なんですか、この素晴らしい完成度は。
いやもう、美しい。邪悪とかなんとか関係ない、芸術的な作品です。
歌詞の題材も人類に火と文化をもたらしたプロメテウスとかで(それに限定されてはいないし、色々な意味にとれますが)、少なくとも「サタン万歳!」とか「キリストを殺せ!」とかじゃないので、ブラック・メタルのそういうイメージを敬遠している人でも大丈夫です。
シンフォニックでドラマティックなメタル(少し激烈度が高いですが…)を求めている人にはおすすめです。


EMPEROR - Prometheus: The Discipline of Fire & Demise - The Eruption ★★★ (2007-09-13 01:07:20)

ここまでドラマティックに決められては、グゥの音も出ません。
激烈でありながらも美しく、深い絶望と虚無感が渦巻くような曲。
それでいて、アルバムのオープニングとして、これから始まるストーリーへの期待感を否が応にも煽るような曲調。
参りました。


ENTER SHIKARI - Take to the Skies ★★ (2007-12-19 00:27:00)

イギリス出身バンドの、'07年発表の1stフルです。
レイヴ・メタルなる煽りや、BURRN!誌のアルバム・チャートで1位を獲得していたこと、そして変なジャケにつられて買いました。
中身はエモ/スクリーモなどと呼ばれるようなタイプのロックに、ハウス/テクノ/トランス系のシンセ音が加わったような感じです。
「ハードコア/メタルのエネルギーとダンス・ミュージックの高揚感を融合させた、大人の理解を遥かに超える超新世代バンド」なんて帯に書いてあったので、どれだけイケイケ、アゲアゲなテンションの奴らなんだろうとワクワクして聴いたら、最後まで盛り上がり続けるような曲は1曲もなく、弾けるパートと叙情パートが交互に出てくる曲ばかりでした。
正直、'90年代に流行ってた普通のレイヴの方が過激なくらいかも。
若いんだからもうちょっとハチャメチャで良いんじゃないのかとも思いますが、おまけDVDのライヴなんかはかなり激しい感じだったので、今後には期待できそうです。


ENTER SHIKARI - Take to the Skies - Return to Energiser (2007-12-19 00:36:22)

デス声で叫びまくるパートと、か細い声で歌うパートの対比なんかは面白いです。
アレンジもけっこう凝ってます。


ENTOMBED - Left Hand Path ★★ (2018-01-20 20:33:52)

皆さんギター音絶賛ですが、この芯がありつつビリビリ空間を震わせ、なおかつ尖って突き刺さる音づくりは実に気持ちいいですね。
メタルもどんどん進歩して音づくりも変わっていくものですが、その時代独特の音って、後々になってから熟成されたような旨味を醸し出すことがあるような気がする今日この頃です。
発表当時は10代の若者が垂れ流す醜悪なノイズだったのかもしれませんが、今となっては時の試練を乗り越えた芸術作品とさえ思えます。
さりげなくメロディや荘厳さもあり、それでいて軟弱さのかけらもない、正統なデスメタルの名盤です。


ENTOMBED - Left Hand Path - Left Hand Path ★★ (2018-01-20 20:44:15)

普通は10代でこういう音楽をやれば、ただただヘヴィにすることだけに夢中になりそうなものですが、実に多彩で展開が練られた名曲です。
突進する前半と、メロディアスで厳かですらある後半とのギャップも大きいですが、細かい一つひとつのアレンジが素晴らしい。
イヌスケさんによればREPULSIONのパクリも入っているらしいですが、元ネタも聴いてみたいなあ。


ENTOMBED - Left Hand Path - The Truth Beyond ★★ (2018-01-20 21:01:18)

ちょっと後年のデス・アンド・ロール風味も感じられるグルーヴィーな曲。
とはいえ攻撃力はまさしく純正デスメタルのもの。
決めフレーズで語尾を2回重ねて余韻を強めたり、ラストに嘲笑を投入したりするヴォーカルの遊び心が心憎いです。


ENTOMBED - Wolverine Blues - Wolverine Blues (2007-09-24 23:06:26)

タメの効いたヘヴィ・ロックン・ロールで、ニッケの叩くドラムが気持ちいいです。
ゆっくりめでも、決してかったるくはありません。


ENUFF Z'NUFF - Paraphernalia - Top of the Hill (2007-08-08 00:14:18)

グルーヴィーで勢いがあって、ノリノリな曲。
メロディは当然キャッチーで、ギター・リフも耳に残ります。


ERIC CLAPTON - Slowhand - The Core (2009-06-03 22:17:07)

まったりした曲の多いアルバムの中で、けっこうロックしてる曲。いい気分転換になります。
8分以上あるのもご愛嬌。


ERIC JOHNSON - Ah Via Musicom - Forty Mile Town (2008-07-30 23:17:49)

暖かく穏やかな曲調が何とも言えず心地好い曲です。
歌声も優しくて良いですね。


ERIC JOHNSON - Venus Isle ★★ (2003-04-05 23:48:00)

ジョー・サトリアーニ、スティーヴ・ヴァイという超絶ギタリストたちと共にG3としてツアーを行ったことでHM/HRファンにも名が知れているであろうエリック・ジョンソンの3rdアルバムです。
「ポスト・ジミ・ヘンドリックス」の異名をとってたりするらしいですが、ジミヘンとは全然違いますので、御注意を。ギターによる表現の力をもってそう言われてるらしいです。
この人の特徴はギターの音色や響きの作り方でしょうか。透明感があり、光を感じさせる美しさです。夢見るような音楽。メタルとは全然違いますね。
これ見よがしなテクニカルさよりメロディを大切にしていて、都会的な洗練されたセンスが目立っています。特に歌入りの曲はAORって感じで、ソフトで落ち着いた雰囲気があります。声も綺麗で、(5)「LONELY IN THE NIGHT」なんかは素晴らしいポップ・ソングのバラード。
(8)「SONG FOR LYNETTE」はエリックのピアノがまた実に繊細かつ叙情的で、総合的な音楽クリエイターとしての素晴らしさが垣間見えます。
激しさはないし、ちょっと眠くなっちゃうかもしれませんが、美しい音楽が好きなら買いです。少しMARILLION(フィッシュ脱退後)なんかを連想しちゃいました。


ETERNAL TEARS OF SORROW - A Virgin and a Whore ★★ (2006-03-09 21:05:00)

バンド名から、どれほど暗く絶望的なバンドなのだろうかと思って聴いたら、キーボードのゲーム音楽みたいなメロディにずっこけ、最初の印象は良くありませんでした。
でもそういうバンドなんだと思って聴き直すと、クサいメロディを堪能できる良いアルバムです。ただしこのヴォーカルのデス声は不必要に感じます。迫力にも欠けるし。
ACCEPTの「SICK, DIRTY AND MEAN」をカヴァーしているのが思い切り謎ですが、アクセントになっていて楽しめました。
お気に入りは「THE RIVER FLOWS FROZEN」です。やっぱりクリーン・ヴォーカルの歌の方が味があります。


ETERNITY'S END - Unyielding - Into Timeless Realms ★★ (2022-12-21 20:42:42)

限界へ向けて盛り上がる疾走曲です。めっちゃ熱い!
ネオクラ系のバンドって音数は多いけれど熱さが足りない曲が多いのですが、ギリギリを攻めるユーリ・サンソンの叫びがこの曲を感動的にしています。
ネオクラ・スピード・メタルでは近年イチ押しです。


EUROPE - Best Of Europe(1990) ★★ (2003-04-12 00:06:00)

私が持ってるのは古い方のベスト盤です。有名曲はきっちり入ってるし、お得です。
印象的で良いメロディの曲いっぱいありますね~。


EUROPE - Wings of Tomorrow ★★ (2003-04-08 23:11:00)

いかにもメタルなジャケに、ついニンマリしてしまいます。曲のタイトルもそれっぽいですがJUDAS PRIESTが好きだったんでしょうか。
この2ndアルバムはコンパクトな佳曲、名曲が満載で、流れも良いし、気持ち良く聴けます。歌メロは哀愁もキャッチーさもあり、ギターはかっこいいし、言うことなしです。
アーク・エネミーがカヴァーした疾走曲「SCREAM OF ANGER」も入ってるし、感動的なバラード「DREAMER」なんかも入ってて、ポップさとヘヴィ・メタルとしての切れ味のバランスが良いですね。
悪いところの見当たらない傑作です。


EUROPE - Wings of Tomorrow - Scream of Anger ★★ (2007-03-05 00:02:35)

彼らにしては激しくて、かっこいいです。
アルバムのジャケにぴったりなイメージ。


EVANESCENCE - Fallen ★★ (2005-11-14 21:31:00)

言われなきゃ宇多田ヒカルっぽい声だとは思わなかったけれど、一度意識してしまうと、毎回そう聴こえてしまうようになっちゃいました。どっちが好きかと言われると、宇多田ヒカルの方が好きなんですが。
元々女性ヴォーカルものは哀愁が強いものばかり聴いていたので、特にゴシックっぽい印象は持ちませんでしたが、歌ものとして普通に良いですね。
最初は後半が退屈に感じていたんですが、久々に聴いたら後半の曲の方が泣けました。


EVANESCENCE - Fallen - Imaginary ★★ (2007-08-29 00:23:30)

歌メロが好みです。歌詞も詩的。
バックのアレンジも曲の雰囲気を壊さずに盛り上げていて良いです。


EXCITER - Long Live the Loud - I Am the Beast ★★ (2022-05-28 20:27:01)

シンプルさがとても良いです。
わかりやすいリフ、勢い任せな曲調、常軌を逸した熱量。


EXHORDER - Defectum Omnium ★★★ (2024-12-08 20:44:43)

アメリカのスラッシュ/グルーヴ・メタル・バンドの4thフルです。同名で2種類登録されていますが、2024年となっていて曲名も登録されているこちらに書き込みます。(曲への書き込みはエラーになっちゃってますね)
ギターが二人とも抜けて、ヴォーカルのカイル・トーマスがリズム・ギターを兼任し、リード・ギターで元Cannibal Corpseのパット・オブライエンが参加しています。
第一印象は、「ストイックで無愛想なアルバム」でした。前作と比べてもさらに曲はとっつきにくいと思います。
とにかく手加減なし、妥協なし。ひたすらヘヴィでハードコアなメタルです。
派手に耳を惹く装飾もなく、余計な音は入らない贅肉皆無の音楽。一般受け要素など歯牙にもかけていません。
聴く人は確実に選びます。聴くのに集中力、体力がいるし、向き合うのに気合が必要です。アートワークも白黒ですが、正に白黒はっきりつけなければ聴けないアルバムです。
でも、じっくり聴けば、曲がよく練られています。突貫スラッシュも爆走ハードコアも激重グルーヴも取りそろえ、それぞれがしっかり差別化されつつ、クオリティが落ちる曲がありません。
サウンド・プロダクションは良好で音の分離も良く、ギター、ベース、ドラムスがド迫力でいずれも腹に響きまくります。粘りがありつつ硬質な音づくりで、一音一音に説得力があります。
そしてカイルの歌が凄まじい。凶暴さを保ち、声を振り絞りながらも破綻することのない、鋼のごとき強靭な喉には驚嘆しました。(4)「The Tale of Unsound Minds」なんてもう、圧倒的歌唱に金縛り状態です。
個人的には今年の新譜で最もよく聴いたアルバムで、2024年ベスト3には余裕で入ります。
好きな曲は、全曲です。
中でも(7)「Taken by Flames」は、この曲だけでスラッシュ・メタルとグルーヴ・メタルの両方に跨って、その旨味の神髄を垣間見ることができます。耳福。


EXHORDER - The Law - Un-Born Again ★★★ (2024-05-19 20:56:31)

正直、ぶっ飛びました。
なんでこんな超名曲を今まで知らなかったかなー。
スラッシュ/ファンク/グルーヴ・メタル史上に残る、熱すぎる激烈曲です。'90sヘヴィネスの文化遺産。
全部が聴きどころです。燃えます。


EXODUS - Bonded by Blood - Metal Command (2017-04-29 23:48:34)

粗削りにもほどがあるよなーと思いつつも、がむしゃらな歌の勢いに何だか元気がもらえます。聴くたびに笑っちゃいますが。


EXODUS - Fabulous Disaster - Like Father, Like Son ★★ (2007-12-27 00:48:54)

しつけや愛の名を借りた虐待と暴力の連鎖をテーマにした曲。
「PLEASE DADDY, NO MORE !」というサビの叫びが痛々しく響きます。


EXODUS - Impact Is Imminent ★★ (2003-04-09 00:25:00)

ベイエリア・スラッシュの代表的バンドの4thアルバム(たぶん)。
ザクザクしたリフが突き刺さるノリのいいスラッシュ曲が目白押しです。硬派だけど、明るい雰囲気があるのが良いですね。もう少し歌メロが印象に残るともっと良いんですが。弾むようなノリが楽しいです。


EXODUS - Impact Is Imminent - Objection Overruled (2007-02-25 00:47:08)

疾走感が気持良いです。
裁判制度を皮肉った歌詞も面白い。「みんなペリー・メイスンがいけないんだ!」には笑っちゃいました。


EXODUS - Persona Non Grata ★★ (2022-05-28 21:30:53)

確かにキュンとしてしまうくらいの徹底っぷりです。
(「君に、胸キュン。」や「胸キュン刑事」を思い浮かべるか「ポケットからキュンです!」を思い浮かべるかで世代がわかりそう)
どう考えても重く速く邪悪で過激な音楽なのに、トキメキを抑えきれません。
百戦錬磨のベテランが、誰が聴いてもスラッシュ・メタルという尖りまくった音楽だと納得する作品に力を注いでいる様は実に刺激的です。
この切れ味と爆走っぷりで平均年齢55.4歳だとか。否応なしに自分も頑張ろうという気になります。


EXODUS - Persona Non Grata - The Beatings Will Continue (Until Morale Improves) ★★ (2022-05-29 19:54:17)

出だしの「1,2,3,4」カウントが徐々に加速し、始まった楽曲が潔く全速で駆け抜けるときてはもう、首がもげるほど頭を振りまくるしかありません。
このカタルシスこそがスラッシュ・メタルの醍醐味でしょう。


EXPLORERS CLUB - Age of Impact ★★ (2008-04-12 00:49:00)

解説でも「古き良きプログレッシヴ・ロックへの憧憬」なんて言われていますが、イエスに代表されるようなメロディを大事にした大仰なプログレを、HR/HM的な音で再現してみましたという感じですね。
マジェランのトレント・ガードナーが中心となり、マグナ・カルタ人脈を活かして豪華ゲスト満載のプロジェクトをやると聞いたら、真っ先にイメージするような作品そのまんまです。
その手のものが好きな人しか手を出さないでしょうから、期待は裏切らないと思います。


EXTREME - Extreme II: Pornograffitti ★★ (2003-04-12 00:01:00)

前作の1stはほとんど心に残る曲がなかったんですが、これは素晴らしいですね。
このグルーヴ、躍動感、ノリノリで最高!
ヌーノのギターも良いですけど、総合的にみんな良いです。
楽曲もバラエティ豊かだけど散漫になってなくて、ダレずに聴けます。コンセプト・アルバムだっていうのは知りませんでした。歌詞読んでもわかりませんね~。でも↑という内容のコンセプトなら、なるほどと思えます。


EXTREME - Extreme II: Pornograffitti - Pornograffitti ★★★ (2008-10-24 20:05:59)

カラオケに入ってるとは!?
確かにこりゃ、色々な意味で歌えませんね。
でも聴く分には、大好きです。


EXTREME - Extreme II: Pornograffitti - When I'm President ★★ (2008-10-24 19:56:15)

歌詞も面白いし、ラップが入ったり妙に爽やかだったりで、個性全開な曲。
こういうのをサラッと聴かせちゃうセンスは驚異的。


EXTREME - Six ★★★ (2023-08-10 22:44:39)

'23年の6枚目です。40年近く活動していてこれしかアルバムなかったのかと、ちょっと驚きました。
でも相変わらず良い曲作るなー。コーラスワークが実に巧みなんですよねー。そして何かしらアクセントのあるアレンジの曲が多くて面白い。1曲目からインパクトあるし、3、6、10曲目も楽しい。
メロディアスで、グルーヴィーで、頭空っぽにしてもノれるし、しみじみ聴くも良し。
今年の個人的ベスト10枚には普通に入りそう。このアルバムが良すぎて、過去作もとっかえひっかえ。前作も聴き直したら今頃はまっちゃいました。


EXTREME - Six - Other Side of the Rainbow ★★ (2023-10-29 23:10:48)

嘘くさいくらい爽やかで若々しくて、初めはウゲゲってなりました。
でもそんな曲を今やれちゃう彼らは本当に瑞々しくて、きっと音楽を心から愛しているんだろうなと思っちゃいます。
むず痒いけれども、なんだかんだで好きです。


EXTREME - Six - Rise ★★ (2023-08-10 22:45:34)

最近のお気に入り曲です。
全然老いや衰えを感じさせない、現役のかっこいいハード・ロック。
耳に残るコーラス、切れ味鋭い演奏。惚れ直しました。


EXTREME - Waiting for the Punchline - Hip Today (2007-04-15 01:37:15)

グルーヴィーで心地良い曲です。
この曲調でこういうギター・ソロって面白い。
ベースとドラムもかっこいいです。


EXTREME NOISE TERROR - Damage 381 ★★ (2005-10-13 22:12:00)

気持ちよくスカッと聴けるグラインドコアです。あとハードコアに、ちょこっとメタルも混ざった感じ。
ノイジーで乾いた音づくりも、音楽性に合ってます。
曲数もこの手の音楽にしては少なく、飽きる間もなく終わるのが潔いです。


EXTREME NOISE TERROR - Damage 381 - Jesus on My Side (2009-01-27 20:25:51)

メタル耳にも馴染みの良いリフ主体な感じの突進ナンバー。
ほとんどスラッシュ・メタルみたいなノリで聴けます。


EXTREME NOISE TERROR - Retro-Bution - Bullshit Propaganda ★★ (2009-01-27 20:21:52)

オリジナルは『A HOLOCAUST IN YOUR HEAD』収録でしょうか。
再録音ヴァージョンで聴いたのですが、潔いまでにハードコアで、かっちょえーです。
ベース音がたまりません。


Evil Invaders - Shattering Reflection - In Deepest Black ★★ (2022-12-21 21:07:29)

ミドル・テンポの荘厳なメタル曲に、激しいハイトーン・スクリーム。曲に溶け込んだギター・ソロ。
正しくJUDAS PRIEST直系の「これぞメタル!」な曲ですが、なかなかこのタイプのどっしりした曲をうまくやれるバンドはいないんですよね。お見事。
全編に漂う「雄々しい泣き」感がたまりません。


FAIR WARNING ★★ (2003-12-31 11:47:00)

>陽さん
FAIR WARNINGが日本で評価が低いということはないと思います。というか、日本でばかり高く評価されて、他国では無名の、典型的BIG IN JAPANなバンドだったと思います。本国ドイツのファンも、国内リリースがなくて輸入盤で値段の高い日本盤を買っていたなんて時期もあったはず。
中古屋で安いのは、中古在庫が大量にあるためと思われます。どこ行っても見かけますから。


FAIR WARNING ★★ (2003-12-31 21:01:00)

>ヴィレさん
あ、見つかってしまいましたね(笑)
お久しぶりです。
最近また音楽嗜好が変わってきたので、新年はまたFAIR WARNINGに再挑戦してみようと思っていたりします。
紅白観ながらふと関連アーティストの欄を見たら、ZENOがZONEに見えてしまった(爆)


FAIR WARNING - Go! ★★ (2003-04-12 00:34:00)

解散して早くも伝説と化した彼らの、名盤と名高い3rdアルバムです。特に1~4曲目は名曲ということになっています。
しかし悪くはないんですが、最初聴いた時、個人的には1~4曲目まで特にどうということもない曲が続き、5曲目のイントロでちょっと「おっ?」と思ったけど後はまた普通で、ラストの曲はけっこう良いかなってぐらいの印象でした。演奏や歌唱のクオリティは認めるし、メロディアスだとは思いますが。
当時B!誌のレヴューにおいて「これ聴いて駄目ならメロディに対する感受性がないんだからラップやデスメタルでも聴いてなさい」みたいなことが言われてまして、純真な読者だった(いや今でも愛読者ですが)私は、ここまで言われるんだから良い作品に違いない、いつか素晴らしいと思えるんじゃないかと、30回以上は聴いたんですが、結局第一印象から感想は変わらず。
デスメタルやラップも好きだけど、メロディアス・ハードも産業ロックも、ポップスだって大好きなんですけどね。メロディに対する感受性はしっかりあります。単に私の感性には合わなかっただけの話。
その時学んだのは、あるバンドをほめる時に「このバンドを聴いて好きになれない奴は××だ」などと他人の価値観を否定するようなことを言う人がいるけれど、それは結局のところ単なる暴論であって気にする必要はないということでした。
ちなみに1stも2ndもちゃんと買ったし、4thも友人の買ったのを聴いたんですが…やっぱり「悪くないね」くらいの印象でした。ボン・ジョヴィとかは好きなのにな~。なんでだろう?