今さらですが、正確なバンド名はTHE STEVE MILLER BANDなんですね。いずれにしても70年代後半「鷲の爪」「ペガサスの祈り」の2作にはかなりハマりました。で調べていくと、デビューは1967年の超ベテランだったという…。'82年"ABRACADABRA"の大ヒットを最後に、名前を聞かなくなって久しいですね。今どうしているんでしょうか…。
1995年6月発表の2nd、実質的には3rdアルバム。チャート結果を先に言うと5年前の1stから一転して全然ヒットしてません。まず捻ったつもりのアートワークが多分第一印象として?だったのでは…評価する方もいらっしゃいますが私個人的には頂けません:ネルソン兄弟がロン毛犬になっちゃった!しかも中ジャケに小さく写ってる兄弟はオールバックだったりする…。容姿のことは置いといて内容はと言うと、モロC,S,N&Yかイーグルスか。爽やかアメリカン・ポップスですなあ。スローナンバーが多くて、Won't Walk Awayが浮いちゃってる感あり(同時期に出たVAN HALEN "Balance" 中の"Can't Stop Lovin' Youみたい?)。あー、10年後の現在叩き売り状態(これまたBalanceみたい!)なので、爽やかBGMに飢えている向きはバンバン聴きましょう。
85年リリースのマキシシングル(?)に83年のデビュー・シングル2曲を加えたミニアルバムです。"FISTFUL OF METAL"と被っている曲もレアな別バージョン。カバー曲GOD SAVE THE QUEENもすっかりメタル曲に化けています。聴き通しても30分足らずですが、充分お腹一杯になりました。ご馳走さま!
1975年、日本のみのシングル。邦題"誰も知らない"原題は"Know One Knows"で正解。これすらも私は完全に後追いでして、初めて聴いたのはリリース後、ピートの件絡みでラジオから流れてきたものでした。加藤ミカによる日本語が入っていてご愛嬌だけど、メチャクチャいい曲ですヨ! 台詞なしのバージョンもあるので、台詞を英語に変えて世界的にシングルリリースすればヒット間違いなしだっただろうにと思いますが、残念それどころじゃない状況だったんですね、裏事情は誰も知る由が無かった…。
1982年1月リリースだからレコーディングは81年中には終わってた筈だね。CAPITOLからGEFFINに移籍してからの三部作第一弾である。何だ古いなと言うなかれ、胸のすくようなアメリカンHRは全然古さを感じさせない。代表曲"There's Only One Way to Rock"や"Heavy Metal"を始めブッ通しで全曲お勧めの名盤なのだよ。個人的に最大のお薦めはラストの"Piece of My Heart"で、ROUPH CUTTのバージョンとは対照的にオリジナルに忠実な歌唱が好感度◎。