GREAT WHITEがカバーした曲のオリジナルがコレです。ヴォーカルがパンクの奔りみたいだけど確かにフツーのR&Rではあります。邦題"恨みつらみのロックン・ロール"も的を射てると言えましょう!? いやそれにしたってSTEVE WINWOODと言いどうしてこの辺のUKシンガーは変な声ないし歌い方の奴が多いんでしょうね。こればかりはカバーの方に軍配を上げます。
てっきりシングル出てたと勘違いしてました。中曽根さんの仰る通りサザンがテクノ演ってますよ! 1983年7月リリースの"綺麗"から、いきなりシンセの音が目立つオープニング。原坊が考えたイントロが特徴のRPG要素が含まれている"It's just a fantasy"とある通りファンタジーものといったところで、あの時代を知らない人には古臭く聞こえるでしょう。しかし、あの時代にしては情熱と哀愁をラテン風味でベストブレンドした曲。桑田が細野晴臣作曲のゲーム音楽に触発されて出来たとか。"彼女が水着にきがえたら"挿入歌にもなりました。
1979年3月リリース、オリコン最高2位の大ヒットになった初期の代表曲。当時はコード進行が不自然だとか言われてました。初のバラード・ヒットということも含め、"You Taught Me How to Speak in Love"のパクリと言われつつも実は革新的出来事だった曲です。周りの女の子は間奏で聞こえる無邪気な笑い声が好きと言ってました…やはり目いや耳の付け所が違いますね。アルバムにおいてはトンデモな前曲のカタルシスという役割も。なお"週刊ヤングジャンプ"に連載された新任女性教師と高1男子がデキちゃうという漫画のタイトルにパクられたのは4年後のことでした。