TOMMY SHAW作曲の更なる傑作と言えばコレです。流れ流されて来た人生をふと振り返る…。1980年3月シングルリリースされるも全米では何故か不発、しかしスイスで1位を始め西ドイツ、豪州でもチャート上位を記録しているほど、他国での受けが良かったのでしょう。後年DAMN YANKEESでも似た傾向の"Come Again"-クレジットは3人連名だが明らかにトミー主体の曲-を演っています。哀愁バラードに"Girls with Guns"みたいなブッ飛びテューンとトミーの多彩ぶりをもっと掘り下げたくなりますね。
1991年5月。"あー夏休み"で大騒ぎ(?)した後は、"湘南 MY LOVE"も翌年の"夏だね"もアルバム先行シングルはちょっと大人し目の路線。7月のアルバム未収録単発シングル"さよならイエスタデイ"は熱かったけどね。シングルを初夏と夏本番の年2枚リリースというパターンが始まったのもこの年。さて、本作は地元に回帰した(厳密には湘「北」なのだが)言うなればコンセプトアルバム。よって神奈川県人は必携、もちろん全国的にも夏の必須アイテムとして聴いて頂いて一向に構わない。湘南にかこつけておちゃらけソング、ハードポップ、バラードと色々演っているのは前作と同様の構成だが、それぞれが一層徹底していてなかなか聴き応えがあるヨ。