人呼んで VAN HAGAR の第一弾。確かに部分的にはメロディックでポップになった。しかし基本の音はやはり VAN HALEN そのものである。シンセ多用も前作からの流れの発展形であろう。1曲1曲に個性があり過ぎて統一感は今一つだがさほどの欠点にはなるまい。それをバラエティと捉えれば、間違いなく80年代アメリカンロックを代表する超名盤と言えるのでは。SAMMYのことは2年前のVOAで熟知していたので個人的にも大歓迎だった。クルマのナンバーを5150にできなくてステッカーで我慢してる人が多いことがこのアルバムの影響力を物語っている。