もう本当マジでシングルにしなかったのが惜しい、名盤収録の名曲。それ故に恐らくあまり知られていないと思われる、ピート作の Day after Dayに匹敵する壮大なバラードです。深読みすれば拒否やら混乱が出てくる歌詞、メロディともに宗教的な香りが漂いますが、日本人としては普通にパワーバラード、ロックバラードとして味わうだけでも十分お腹一杯になることでしょう。
曲単位ではこれがパワーポップの元祖と見做され、ピート・ハムの才能が凝縮されているとのことです。でも"嵐の恋"と言うほど激しいものではなく普通にラヴソングしてますね。ビートルズっぽくもありネアカな作風で好感が持てますし、"灰色の壁"あたりの表現が絶妙です。1970年10月リリースされ全英5位・全米8位をマークした、BADFINGERでは"Come And Get It"、"Day after Day"と並ぶ大ヒット曲。
鳥山明は"Dr.スランプ"で卒業し、以降アニメやゲームに疎いのでドラゴンボールやらドラクエのことはあまりよく知らず、この曲も1996年当時 ZEN ZEN 知らずに過ごし"オダテツ3分トーキング"で初聞という体たらくです。坂井泉水作詞・織田哲郎作曲・浅岡雄也ヴォーカルというだけで"愛と勇気と誇り"に満ち溢れた名曲決定ですね。作曲者本人によるとC基調で弾く場合"~笑顔に""~希望のかけら"の所でEm→E7/G#と進行するのがミソであり気持ちいいらしいです。
3月 STEVEN TYLER、5月 KLAUS MEINE、8月 ROBERT PLANT、そして12月3日 OZZY、日本で言う古希おめでとさん。 名だたるHM/HRヴォーカリストが4人も1948年生まれだったという事実。日本でも昭和23年生まれと言ったら…誰かな? 取り敢えず井上陽水と大瀧詠一だな。