(SLAYERについて語れからの続き) ROLLINS BANDとの関連は多分ドラマーつながりで、ROLLINS BANDのドラマーでもあるシム・ケイン氏が「Taboo and Exile Music Romance Vol.2」アルバムでのドラマーだからでしょう。余談ですがそのアルバムにはSLAYER初代のドラマーでもあるデイヴロンバード氏も参加しています。
ローランDEATHさんも書いていらっしゃいますが、SUCIDAL TENDENCIESとつながりの深いスピードメタルトリオ。 アメリカはカリフォルニア州ロサンゼルス出身。 現在は解散していて、リリースしたアルバムは「WHEN GOD DIES」「SAY UNCLE」「WILL WORK FOR FOOD」の3枚。 ベーシストのLOUCHI氏はHORNY TOADへ。
厳密に言えば非HM/HRかも・・・。 イギリス出身の4人組でハードロック、ヒップホップやパンク等をミックスしたパワフルなミクスチャーサウンドです。 (ラガとかダブなどともいうらしいです…) フルアルバムは「PAIN」「WRONG SIDE OF BEAUTIFUL」の順に2枚。 どちらの作品もイヤーエイクレーベルからのリリースです。 ちなみに現在は既に解散していて、中心メンバーはSKINDREDというバンドで活躍中です。
4作目にしてラストアルバム。 スラッシュメタルを基にしたユニーク、奇妙で非常に暗い曲が揃っています。 スラッシュメタルとは言っても、スピードやアグレッションなどとは全く次元が違う独特の世界。 とにかく暗く無機質な世界観が大変個性的で、ソリッドに歪んだギターサウンドが非常に印象的。 中でも「SOUND THE ALARM」 「SENSE OF WILL」「TOO MANY PROPHETS」といったナンバーはかなりの名曲。 全体のまとまりとしてもこのアルバムが最高傑作と言えるでしょう。 ハッキリ言ってしまえばあまりにユニークな為、好みは別れる音だと思いますが、他には無いこのサウンドはあまりにも貴重なので聴いてみることをお勧めします。