メタリカがブラックアルバムによって脱スラッシュ化をはかる中、とうとうメガデスもこのアルバムによって変身を遂げた。 しかし、メロディには本来のメガデスらしさが十二分に出ており、へヴィネス一辺倒に重きをおいたメタリカのブラックアルバムよりは幾分聞きやすい。 無機質さを前面に出したSKIN O' MY TEETHなど楽曲もかなり充実しており全米2位というのもうなずける。 かくいう僕もメガデスではじめて買ったアルバムはこのアルバムでありRUST IN PEACEでもなくPEACE SELLS...BUT WHO'S BUYINGでもない。 良質のへヴィメタルといった感じでメタル初心者の方も聞きやすいのではないだろうか。 いまだに僕の中ではへヴィローテーションの1枚である。