1987年発表作品。 当時リッチー・サンボラと交際していたこともあってか、BON JOVIのメンバー全員が参加。 そして、ソングライティングをデズモンド・チャイルドが中心となって手掛けるという、なんともゴージャスなアルバム。 アルバム自体は、音楽的に「産業ロック」の名で呼ばれることが多いようですが、 元々ポップス畑の彼女だけあって、「ハードポップ」と呼んでもいいかもしれません。 Main ManやGive Our Love A Fightin' Chanceで聴ける熱唱は素晴らしいの一言。
1989年発表作品。 基本的なサウンドは前作「CHER」の路線を引き継ぐ形で、曲によっては前作よりもロック色が強まった感がある。 前作の色合いの強い「Still In Love With You」や「Emotional Fire」、 激しくもドラマティックな「You Would'nt Know Love」や、ピーター・セテラとのデュエットによるバラード「After All」などを収録。 本作では、デスモンド・チャイルドに変わってダイアン・ウォーレンがソングライティングの中心となっていますが、 前作同様、優れた楽曲揃いの1枚。HEARTやVIXENなどが好きな人にはオススメ。
1991年発表作。 「CHER」~「HEART OF STONE」と、メロディックな産業ロック路線を進んだ彼女ですが、 本作でそのサウンドは絶頂点へと辿り着くことになったと思います。 ドラマティックな「Save Up All Your Tears」、 徐々にサウンドがスケールを増すバラード「I'll Never Stop Loving You」、 力強くもキャッチーなサビが印象的な「Could've Been You」など、 頼もしい作家陣のおかげで、充実した楽曲に関しては申し分の無い出来。 前2作が気に入った人は、是非ともこのアルバムもお忘れなく。
どのメンバーが言っていたかは忘れましたが、 かつて「俺達は常にへヴィにストレートに進化している」と言っていたのを覚えています。その言葉どおりな1枚。 当然ながらデビュー当時のネオクラシカルなサウンドとは異なるので、 あの時期と今のCOBを区別して聴ける人には分かってもらえる作品だと思います。 僕はIf You Want Peace...Prepare For Warにハマって、暫く聴き込んでました。