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cozy_imaさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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CRASHDIET ★★ (2007-10-10 00:51:00)

CRASHDIETとLOUD N NASTY
スウェーデンが誇るLA METALの双璧と思ったが、
CRASHDIETは2NDで見事にコケた。


LOUD N NASTY ★★ (2007-10-10 00:45:00)

CRASHDIETも良いが、このバンドも忘れずに !
CRASHDIETよりLA METALを体現しているよ。
HUNGYは超名曲 !
http://www.myspace.com/loudnnasty


CIRCUS MAXIMUS - Isolate ★★ (2007-10-08 03:53:00)

音楽を聴いて感動するということが果たして幾度あるだろうか。
ましてハードロック/ヘヴィメタルであれば、それは稀である。
私がそれらを聴いて感じる感覚は、あくまで、かっこいいとか、
メロディがいいね、というものである。
私はプログレが大嫌いである。
プログレバンドの多くが、まず複雑さありきだからだ。
しかし、この作品は、一つの芸術を完成させた結果として、
複雑なものが出来上がった、という感じがする。
転調やリズムチェンジ、変拍子といったプログレ感覚は
あくまで楽曲の衝撃度や印象を、より高めるために用いられている。
本作の点数を付けるなら、100点では物足りない。
120点だ。
1)まず構築美。展開の一つ一つに全く無駄がない。
ここまで計算し尽くされた音楽は、クラシック音楽並みだ。
2)ボーカリストの素晴らしさ。
ハイトーンを聴かせることのできるボーカリストでありながら、
あえてディープな中低音域を駆使している点に凄みを感じる。
3)切り裂くようなギター。
テクニカルさは常軌を逸するが、その放つメロディと情念は
すさまじいの一語に尽きる。
個人的には、このギターに完全にノックアウトされた。
イングヴェイが小さく思えてしまった。
4)そして何より、全ての楽曲に渡り、メロディが素晴らしすぎる。
5)最後に5人のメンバーが、それこそ一丸となって攻めている。
その一体感が、作品のインパクトを極限までに高めている。
この作品に80点台をつけてしまった某誌は、またしても後世に
汚点を残してしまった。


24K - Pure - NOW'S THE TIME ★★★ (2007-10-06 18:05:33)

これもいい。
にしても24Kは、よくぞここまで良い曲を多く作ったものだ。


24K - Pure - CALL OUT MY NAME ★★★ (2007-10-06 17:59:17)

シンプルながら、メロディが実に素晴らしい。
これほど、メロディとボーカルのうまさがマッチした作品は、
なかなかない。
24K/PUREはまさに隠れた名盤。


24K - Pure - After the Show ★★★ (2007-10-06 17:56:14)

これは渋い。
独特な個性・フックのあるメロディを、フィルが目一杯感情を込めて
力強く歌い上げる。
アルバムの中のハイライトともいうべきナンバー。
星5個★★★★★


24K - Pure - BROKEN PROMISES ★★★ (2007-10-06 17:50:43)

マイナースケールバラードの傑作。
ギターも、ボーカルも共に素晴らしい。本当にうまい。


24K - Pure - THE GYPSY IN ME ★★ (2007-10-06 17:48:23)

初期のエアロスミスがやりそうなナンバー
ただ、そこはムラデン、エアロとは対照的に緻密さが良い味を出している。


D DRIVE - STRAIGHT UP THE MIDDLE ★★ (2007-10-06 17:44:00)

Don Mancuso(Gt)がフィルナーロと組んでリリースした作品。
このギタリストは、これまでソロ作品をリリースするなどして
かなりのキャリアを積んでいる。
実際、本作で聴けるギターはウォーミーでエモーショナルである。
そのうまいギターに、ベテランならではのフィルナーロの渋い
歌声がのる。
魅力的な楽曲が多いが、1曲目はつかみは上々で、かなりインパクトがある。
BAD COに通じるような渋さもあるが、ただアメリカンということもあり、
どちらかというと、からっとした印象が強い。
あと、ポイントの高い要素として、さりげなく聴こえるキーボードが
結構いい働きをしている。
2007年のメロハーは昨年に比べると、いまいち盛り上がりに欠けるが、
そういう中にあって、本作はなかなかの出来と言える。
http://www.myspace.com/donmancuso
http://www.nehrecords.com/SHOP/DDriveStraight.htm


24K - Pure - MEETING THIS WAY ★★★ (2007-10-06 17:38:51)

胸を打つメロディ。
フィルナーロが切々と歌いあげる。
星5個★★★★★


ANGEL - Angel - Mariner ★★★ (2007-10-02 22:47:10)

これほど悲しい曲があろうか。
切ない。


BONFIRE - Knock Out ★★ (2007-09-28 22:01:00)

まず、この作品は奥が深く、非常に聴き応えのある超名作と言い切っておきたい。
その所以は、Claus Lessmannとプロデューサーのマックの力量による。
Angel G. Schleiferは決して悪くない。
シュライファーは、マイケルヴォス、マイケルボ-マン、そしてクラウスレスマンと、
私が個人的にジャーマンのビッグスリーと称するツワモノと歴戦を交えた戦士である。
彼のこの功績は本当に大きい。彼は90年代初頭より、この3人とともに、ジャーマン
ハードロックの胎動期を見事に支えた。間違いなく彼のこの功績が、2000年以降の
ジャーマンハードロック隆盛の礎になっている。
しかし、個人的に欲を言わせてもらえれば、シュライファーは完璧ではなかった。
彼のリフやメロディは画一的で、少なくとも私に訴える要素はそれほど大きくない。
で、このBONFIREの4作目だが、確かにシュライファーの貢献もあるが、それ以上に
まずレスマンの編み出すメロディの秀逸さ。これはBONFIREが、一時的な分裂状態の
あと、奇跡的な復活をとげて、現在に至るまでの快進撃で証明されている。
そして、マックのプロデュース力。本作のところどころに見えるアレンジは、
聴き手に衝撃を与える。クイーン的といってしまえば、それまでだが、
メロディの良さとあいまって、これは本当に凄いの一語に尽きる。
BONFIREの、特にバラード系のメロディの秀逸さはもっと評価されていい。
本当に聴き手に感動を与える、素晴らしいメロディが連発されている。
本作に収められている#4,#5,#9,#11は特筆に価する。
VAN HALENのエッセンスを詰め込んだラストナンバーまで、本当に息をもつかせぬ
見事な展開だ。
シュライファーの弱さを逆に感じてしまうが、これは歴史的名盤と言える。
ジャーマンハードロックの、大きな扉を開いた作品。
本作をして、B誌の権威に屈したリスナーは悲しい。


JOSEPH LEE WOOD - JOSEPH LEE WOOD - WON'T STOP LOVING YOU ★★★ (2007-09-27 22:21:43)

いや~、素晴らしいメロディ。
アメリカのボーカリストらしく、こぶしが効いているところがいい。
線の細いハイトーンだが、ガッツがある。
キャッチーな超名曲。


JOSEPH LEE WOOD - JOSEPH LEE WOOD - FLIRTING EYES ★★★ (2007-09-27 21:49:19)

素晴らしいね


REDRUM ★★ (2007-09-27 20:29:00)

これはすごいね。
ゼップ、ホワスネの再来か?
ボーカルは、ボーマンだってよ。
http://www.myspace.com/redrumgr


GYPSY ROSE - Gypsy Rose - Queen of the Night ★★ (2007-09-27 20:06:15)

ハードポップ系。
プリティメイズ辺りがやりそう。
北欧のバンドは、こういう曲をうまくやる。


GYPSY ROSE - Gypsy Rose - Promise to Stay ★★ (2007-09-27 19:55:30)

キャッチー


BOYSVOICE - SERENITY - LIGHT'S OUT ★★★ (2007-09-24 10:25:33)

哀愁のハードポップ


BRIAN MCDONALD - Wind It Up ★★ (2007-09-22 20:21:00)

最初聴いたときは、1曲目のみインパクトがあり、
それ以外はいまいちかな、と思っていた。
しかし、今あらためて聴くと全てではないが、
ところどころに良い曲が、絶妙な位置に配されている。
私のツボにはまってきたのは、
#1,#3,#6,#8,#9,#11,そしてラストナンバー
これらはメロディがいい。
サウンドプロダクションと方向性は、モロに
レップスや、ウィンガーを思わせるものだ。
よって、つかみは上々で、一聴した限りでは
メロディを横におけば、かなり受けの良い作品
になると思う。
私の場合、80年代後期以降のサウンドプロダクションで
聴き手を騙すような作品に散々懲りているので、
逆に出来すぎの作品には慎重になる。
実際、そのようなゴージャスな作品に限って、
しばらくすると、つまらなくなる場合が多い。
この作品は、その逆を行ったようで、上記に
挙げた曲は、聴き込みにより、その良さが
感じられるようになってきた。
ブライアンマクドナルドは、ソングライターであり、
ボーカリスト兼ギタリストでもある。
非常に才能豊かなミュージシャンだ。
なお、本作には元ウィンガーのレブビーチも
参画しており、テクニカルなプレーを披露している。


PRETTY MAIDS - Jump the Gun ★★ (2007-09-18 22:19:00)

本作は彼らの作品の中では比較的地味な部類に入る。
ほぼ全編に渡り繰り広げられるマイナースケールの
ミドルテンポナンバーは、彼らに対し、ハロウィーン的な
パワーメタルを求めるリスナーにとって敬遠される材料になった。
逆に唯一のスピードチューンであるAttentionは異彩を放つ
かたちとなり、非常に良いアクセントになっている。
またカントリー調のラストナンバーも個人的には
マイナス材料になっていない。
この作品で聴かれる路線は、85年前後のアメリカの
メインストリームに近い。
80年代も後半にいくにつれ、メジャースケールが中心
になってきたが、中期はまだまだマイナースケールこそが
シーンの中心であった。
本作のリリースは90年で、時期的に見れば、もう既に
この路線は時代遅れだった。
私もマイナースケールは、どちらかというと、好んで
聴かないため、当時よりさほど良い印象はなかった。
しかし、あらためて聴いてみると、PRETTY MAIDSが
本来持っているメロディの凄みが、非常に良い形で
現れている。
本作の中で、1曲、アイコンのギタリストが作曲している
ナンバーがある。
(ただ、この曲はアイコンにしては明るめになっているのは
皮肉なような気もする。)
そういう点においても、アイコンの名作である2NDに
共通する部分は多い。
そして、ちょうどその時期のドッケンの名作にも
肩を並べられるだけの質の高さを持っている。
PRETTY MAIDSと言えば、パワーメタルバンド、という印象が
かなり強いが、そういう先入観を抜きにして、純粋な
メロハーとして本作を聴いてみると、あらたな発見が
あると思う。
アイコンやドッケンにも決してひけをとらない名盤である。


PRETTY MAIDS - Future World - Rodeo ★★ (2007-09-18 21:21:10)

PRETTY MAIDSはハードポップのメロディアス路線がいい


PRETTY MAIDS - Future World - Love Games ★★ (2007-09-18 21:11:49)

PRETTY MAIDSは、この路線がいい


FATE - Cruisin' for a Bruisin' ★★ (2007-09-16 21:54:00)

私の場合、北欧ハードポップにはそれほど思い入れはない。
よって、その手の作品は、よほど訴えるものがないと、あえて
取り上げることはない。
この作品は彼らの3RDに当たる。
一応彼らの作品はデビューアルバムから最新作まで全て聴いた。
初期4枚の中で、この作品は群を抜いている。
ギタリストはハンクシャーマンでもなく、マティアス・エクルンド
でもない。モスなる人物だ。
この作品が飛びぬけているのは、楽曲の良さもさることながら
ギターが非常に印象的であることだ。
当時のこの作品に対するB誌の評価を探したがなかった。
FATEはデビュー当時は、マーシフルフェイトのギタリストのバンド
ということで注目され、そして4作目では凄腕ギタリストが加入
したということで再度注目されたが、この3作目は、私の記憶する
限り、ほとんど話題になっていなかったと思う。
そういう意味でも、まさに隠れた名盤である。
#5のような曲は、北欧のバンドがやると、ほとんどの場合、
退屈になる。しかし、このギタリストのセンスにより、
VAN HALEN並みの味わいを醸し出している。
楽曲で見れば、ラストの曲のみ弱いように感じるが、それ以外は
ハードポップナンバーとしても非常によく出来ている。
北欧ハードポップの隠れた名盤として、本作を強力に推したい。


THE ORDER - Metal Casino - In the Heat of the Lonely Night ★★★ (2007-09-15 12:43:18)

アルバムのハイライト


MAD MAX - Stormchild - Stormchild ★★ (2007-09-14 22:40:57)

NWOBHM的疾走感がここちよい。
ドッケン、キンコブより生々しい。


MAD MAX - Stormchild - Lonely Is the Hunter ★★★ (2007-09-14 22:37:22)

斬新なイントロに導かれて、ヴァースメロはCASANOVA時代の想起させる。
サビメロは全盛期のドッケンに負けていない。
ジャーマンにしては煮え切らない雰囲気が米英の大物とタメをはる傑作。


JERUSALEM SLIM ★★ (2007-09-13 22:45:00)

曲が悪い


DEMOLITION 23. ★★ (2007-09-13 22:44:00)

そうです


BONFIRE - Don't Touch the Light - You Make Me Feel ★★★ (2007-09-11 23:26:26)

スコーピオンズの良き伝統を伝える


CROSSFIRE(ISRAEL) ★★ (2007-09-11 23:17:00)

80's 80's 80's ! ! ! ! !
これを聴け !
http://www.myspace.com/crossfirebnd


HANOI ROCKS - Another Hostile Takeover - Dear Miss Lonely Hearts ★★★ (2007-09-09 17:43:30)

いい選曲だ


TRIXIE - Lift You Up - GOT TO FEEL IT ★★★ (2007-09-09 08:24:02)

これぞハードロック !


RONNIE BORCHERT - CHANGE ★★ (2007-09-08 22:06:00)

本物のハードロックバンド、というのは実は本当に少ない。
このRonnie Borchertは、その数少ない本物のハードロックを
体現するアーティストだ。
私は今でもハードロックの本場はアメリカだと思っている。
70年代に登場したキッス、エアロ、そしてヴァンヘイレンは
アメリカが誇る代表的なハードロックバンドだ。
そして、84年のLA METALを最盛期として、本場から本物の
ハードロックバンドは激減した。
先に挙げた大物アーティストもそうだし、LA METAL群もそうだが、
ほとんどのバンドがメロハー寄りになってしまった。
私が80年代後期以降のハードロックバンドに失望するのは、
なにもグランジやオルタナに傾倒したことばかりを嘆いて
いるだけではない。
メロハー寄りになったことに、実はもっと失望していたのである。
本作では昨年自らプロデュースを手がけたM!SS CRAZYの妖艶ベーシストを
ケストとして迎えている。


TRIXIE - Shelter ★★ (2007-09-08 22:00:00)

Ronnie Borchertは、このTRIXIEとAmsterdamの2つのバンドを
率いている。
両者の音楽性はかなり違いがあり、Amsterdamはモダンヘヴィネス
というか、グランジ、オルタナの影響が濃い。
一方のTRIXIEは、判り易くポップなヘアーメタルである。
TRIXIEは80年末に一度デビューをしようとしたが、当時の
音楽業界の激変により、チャンスを失っている。
デビューアルバムは、それから遅れること10年余り、2003年に
リリースされている。
これは彼らの3RDに当たるが、楽曲の質は前作に比べ飛躍的に
向上している。全編3分台の非常にコンパクトにまとめられた
キャッチーで、ポップなナンバーで占められている。
ボーカルの質感からしてモトリーとの比較論が出てきそうだが、
やっている音楽性はもっとポップで、どちらかというと、ポイズン
に近い。
またサウンドプロダクションやアレンジにデフレパードとの
類似性を感じさせる。
80年代のメインストリームど真ん中、と言いたいところだが、
かなりラフさも感じられる。
個人的にはそこが大きな魅力になっている。
今年に入っては、Ronnie Borchertはソロアルバムをリリースしている。
昨年はM!SS CRAZYのプロデュースと、精力的な活動を行っている。
今では数少ない、本物のハードロックを体現する貴重な存在だ。
http://www.ronnieborchert.com/discography.html


BLACK ROSE - Time Doesn't Matter at All ★★ (2007-09-08 20:32:00)

このバンドに対する私の思い入れは非常に深い。
BLACK ROSEはこの作品をリリースした後で、BADHOVENと
改名しているが、デビュー同時から現在に至るまで不動の
メンバーでやっている。
まず、その点を高く評価したい。
オーストリアという、ハードロックとしては非常にマイナーな
地域でありながら、そのレベルは最高級である。
メロハーのウンチクは、他の識者からみれば、足元にも及ばないが、
少なくとも私がこれま聴いたメロハーの中では、もっとも
芸術的センスが高いと思う。
本作は2枚目に当たり、前作のデビュー作から飛躍的に成長している。
前作の唯一の難点は、ボーカルの不安定さであったが、この
問題は現在に至るまで完全に克服されていないが、この作品では
そのボーカルは深い味わいに変わっている。
そしてもう一つ、特筆すべき点は、演奏が非常にタイトになっている
ことだ。快活なナンバーは冒頭の2曲のみで、3曲目以降は
キーボードオリエンテッドのメローなナンバーが延々と続くが、
全くだれない。極上のメロハーが、これでもか、と続く。
ベースとドラムのリズムセクションは完璧である。これが
聴き手を魅了する大きな要素になっている。
改名後の次作以降ではギターが前面に出てくるが、この2NDでは
キーボードが素晴らしいプレイを繰り広げている。
このバンドは、プログレ的感覚を持ちながら、メロディが極限まで
充実している。
私が最も高く評価する、世界一のメロハーバンドである。
彼らの伝説は、この2NDから始まった。


THE SIGN - THE SIGN OF LIFE - NOTHING BUT A HEARTACHE ★★★ (2007-09-08 19:59:03)

類型的ではあるが、普遍の魅力を湛えている。


THE SIGN - THE SIGN OF LIFE - DESPERATE HEART ★★★ (2007-09-08 19:30:35)

JOURNEY / ANY WAY YOU WANT IT に似た傑作


HEARTLAND - Move On ★★ (2007-09-08 10:48:00)

残らないメロハー、その汚名を完全に払拭する、素晴らしい出来だ。
ヴァースのメロディは、前作までと変わらないように感じるが、
残るメロディが大半を占めることにより、全てのメロディが、
非常に印象深くなり、クリスのクールな唱法により、非常に
エモーショナルな作品に仕上がっている。
ハートランドに対して、良い印象をもっていないリスナーは多いと思う。
しかし、本作を聴いてなお、ハートランドにダメレッテイルを貼る
のであれば、私は何も言わない。
しかし、もし本作を未聴なのであれば、とにかく聴いて欲しい。
ボーカルの素晴らしさはもとより、ギターをはじめとするバック陣の
演奏も完璧といえるほどの完成度だ。
メロハーの傑作というより、広い意味でのハードロックの大傑作
アルバムとして、本作を強力にプッシュしたい。


SOUL DOCTOR - For a Fistful of Dollars ★★ (2007-09-07 23:54:00)

一般的にオーセンティックなハードロックが好きな人は
メロハーをなめている。
SOUL DOCTORは、FWのボーカリストがリーダーである。
ああ、メロハーあがりか、と。
90年以降、どれほどの芯のしっかりとしたハードロック
バンドが登場したであろうか。
ゼップやAC/DCを標榜するバンドは多い。しかし、懐古主義に
固執するリスナーに対して、聴くに堪えうるバンドは、
皆無といっていいほど少ない。
2000年以降も、その状態は続いている。
そういう中、昨年のTHE ANSWERの登場は、衝撃的だった。
多くのリスナーが待ちわびていたバンドだった。
しかし、SOUL DOCTORはジャーマンでありながら、2000年
初頭より同じようなスタイルを堅持していた。
悲しいかな、FWのメロハーつながりで、多くのハードロック
リスナーは敬遠していたように思う。また彼らの1STは
正直いって出来が悪かった。
あの程度のハードロックでは、なめられてもしかたなかった。
しかし、この3RDは違う。
ラストのゼップのカバーも含めて、全11曲、あまりに強烈である。
少し弱いなと思うのは、トップナンバーのみである。
2曲目以降、強力なハードロックナンバーが、これでもかと続く。
クリスラインのギターワークは、ロックンロール系ギタリスト
としては屈指のセンスである。
そこに極めて安定したボーカルがのる。
これほど贅沢なハードロックがあろうか。
楽曲の方向性は、ゼップのようにブルースに傾倒したものではなく、
どちらかというとポップなアメリカンハードロックだ。
Cinderellaがやっていたキャッチーなハードロックとか、
Britny Fox、新しいところでは、Buckcherryの路線である。
全編、メロディのしっかりとしたメジャー調のロックンロールナンバー
で覆い尽くされている。
しかし、これほど安定感のあるロックンロールはなかなかない。
安定感、そしてメロディのキャッチーさで言えば、昨年の
THE ANSWERを超えている。
もっと注目されていい、非常にハイレベルなハードロックバンド
である。
近日最新作がリリースされる。
FWがらみという固定観念を捨てて、純粋なハードロックバンド
として再評価されることを望む。


FM - Aphrodisiac ★★ (2007-09-05 01:37:00)

FMは初期のハードポップ路線か、ブルース寄りの本作か、リスナーにより
好みは分かれる。
初期の作品はスルーしていたが、思いのほか、メロハーファンの間で
評価が高いので、初期の2枚は聴いたが、やはり私の好みからすると、
本作のほうに軍配をあげたい。
しかし、これも絶賛かと言われると、そうでもない。
1曲目のつかみの悪さが、マイナスポイントとして大きい。
あとは、ギターの個性が不足している。インパクトが弱い。
ただ、ロックンロールチューンとしては秀逸なナンバー多いので、
全体としては、そこそこの出来だ。
前半の出来の良さは、衆目の一致するところだが、
#6,#8,#10,#11はハードロックソングとしては特筆しておきたい。
この頃のFMは、往年のBAD COを標榜していたと思うが、
残念ながら及ばない。
スティーブオーヴァーランドのボーカルは素晴らしいが、
楽曲の持つ扇情力は、BAD COのほうが数段上をいく。


VIRGINIA WOLF - Virginia Wolf ★★ (2007-09-04 22:13:00)

本作は色々な比較のできる作品である。
1)まずジェイソンボーナム。
彼は、このバンドの前にAirraceに加入している。
方向性は本作と同じく、ブリティッシュ系のメロハーである。
Airraceの作品は、あのボーヒルがプロデュースしている。
しかし、内容は底の浅いメロハーである。
ブリティッシュ系のメロハーは、個人的な趣味にもよるだろうが、
完全にメロハーに舵を切った作品は、どうも受け付けない場合が多い。
LIONHEART,TOBRUK,後期FASTWAY,初期FM,SHY等
2)そしてこのバンドの後、ハートランドを結成することになる
クリス・オウジー
ハートランドも、前記のバンド同様受け付けない類になる、と言いたい
のだが、一般的に名盤と言われている1STは聴いたことがないので、
軽率な意見は言えない。
3)更に注目しておきたいのは、プロデューサーがロジャーテイラー
であるという点だ。彼はほぼ同時期に、マグナムのVigilanteを
プロデュースしているが、本作の作風もそれに近い。
4)本作のポイントは、やはりライティングのほとんどを手がける
ギタリストのニックボールドだろうか。
彼の書く曲はどれもメロディがいい。
それを、エリックマーティンに似たクリスのボーカルが色づけしている
という仕上がりだ。
ニックは現役で、昨年もソロアルバムをリリースしている。
ハードロックからは一線を画すが、メロディメイカーとしての
才能に陰りはない。
もっと注目されていいアーティストかもしれない。


THE DISTANCE - THE DISTANCE ★★ (2007-09-04 22:10:00)

クリス・ウーズィーとケニーケイオスのコラボ。
残念ながらこの二人にはマジックは起こらなかった。
聴き様によっては、ハートランドより悪いかもしれない。
ケニーケイオスとドンウルフのPROJECT Xはマジックが起きたが、
ギターと、ボーカルの愛称は実に微妙だ。


HEARTLAND - As It Comes ★★ (2007-09-04 22:03:00)

1曲目はなかなかいい。
2曲目は、哀愁のナンバーで評価が高いようだが、個人的には全く耳に入ってこない。
3曲目は続かない。
4曲目は、イントロがいい。何かを予感させる。しかし、ヴァースとサビメロが残らない。
5曲目は、BON JOVIのLivin' on a Prayer的か?と思わせるが、これもメロディが続かない。
12曲目も名曲との誉れが高い。しかし、この程度の哀愁であれば、ブライトンロックや、ハーランケージのほうが圧倒的に優れている。


HEARTLAND - As It Comes - Staring down the Gun (2007-09-04 21:50:55)

オープニングにしては、なかなかハードで印象度の高いナンバー。
つかみは上々。
ギターにもう一味欲しいところか。


SHADOWMAN - Diffrent Angles - Satellite ★★★ (2007-09-04 21:44:31)

ブリティッシュにしては、埃っぽいハードロック。
英国の気品がプラスされて、かっこよさは抜群。
最高 !


SHADOWMAN - Diffrent Angles - Dreams Die Hard ★★★ (2007-09-04 21:38:19)

ブルージーな雰囲気は、Seagullを想起させる。
渋い !


SHADOWMAN - Diffrent Angles - Chains ★★★ (2007-09-04 21:34:37)

軽快なリズムに、キャッチーなメロディがのる。
軽めのアップテンポながら、激しい情熱を感じる。


SHADOWMAN - Diffrent Angles - Did It for Love (2007-09-04 21:32:24)

タイトルからしてREADY FOR LOVEを想起


SHADOWMAN - Diffrent Angles - When It's Gone It's Gone ★★ (2007-09-04 20:33:13)

FM的なナンバー。
キャッチーでポップなメロディがいい。


SHADOWMAN - Diffrent Angles - Learn to Live Without You ★★★ (2007-09-04 20:29:32)

1曲目から、エモーショナルに攻め立てる。
スティーブモリスとスティーヴ・オーヴァーランドの愛称はいい。


VIRGINIA WOLF - Virginia Wolf - Goodbye Don't Mean Forever ★★★ (2007-09-04 20:12:54)

JUMPを思わせる、イントロのキーボードに耳が奪われるが、
ニックボールドの放つメロディには、終始強烈なものがある。
アルバムの最後を超名曲で、見事に締めくくっている。


VIRGINIA WOLF - Virginia Wolf - Take a Chance ★★★ (2007-09-04 20:09:18)

軽快なポップソング。
甘酸っぱいメロディに、胸がトキメク。


VIRGINIA WOLF - Virginia Wolf - Don't Run Away ★★★ (2007-09-04 20:05:12)

テクノ的リズムに哀愁のメロディが。
このナンバーのみ、クリス単独のライティングだが、
これほど素晴らしい楽曲は、ハートランドにない。
星5個★★★★★


VIRGINIA WOLF - Virginia Wolf - Livin' on a Knife Edge ★★★ (2007-09-04 19:57:09)

マイナー調のかっこいいナンバー。
キーボードも配されており、LA METALのキンコブの名曲と同等。
もしくはそれを超える出来を誇る。


VIRGINIA WOLF - Virginia Wolf - Waiting for Your Love ★★★ (2007-09-04 19:52:57)

ポップなシャッフルが心地よい。
女性コーラスが軽快に盛り上げる。
全てのメロディに哀愁を感じさせるのは、
ニックボールドのライティングの妙味だと思う。


VIRGINIA WOLF - Virginia Wolf - It's in Your Eyes ★★★ (2007-09-04 19:50:57)

サックスが感動的な曲を、より感動的に盛り上げる。
アルバム全体としても、作風はマグナムのVigilanteに近いが、
この曲は、とりわけその類似性を感じさせる。


VIRGINIA WOLF - Virginia Wolf - Only Love ★★★ (2007-09-04 19:45:48)

AOR寄りであるが、メロディの閃光は素晴らしいものがある。
当時のブリティッシュ系メロハーとしては、最高の出来を誇る。
70年代の輝かしきブリティッシュロックの栄光を感じさせる。


VIRGINIA WOLF - Virginia Wolf - Make It Tonight ★★★ (2007-09-04 19:41:27)

この哀愁漂う、摩訶不思議なメロディは、心を打つ。
ハートランドでは、ここまで魂を揺さぶるメロディは
ないように思う。
淡々としながらも、内に秘めたる、熱き血潮を感じさせる。
ギターソロが、情感たっぷりに聴かせてくれる。
ニックボールドは、素晴らしきギタリストであり、
メロディメイカーである。


THE LADDER - Future Miracles - Say It Like It is ★★★ (2007-09-03 23:33:22)

キーボードの入り方が、アメリカンプログレハードを想起させる。
優れたハードポップ。


THE LADDER - Future Miracles - The Angels Cried ★★★ (2007-09-03 23:31:45)

往年のBAD COに全くひけをとらない、大傑作。
ブルースフィーリングとメロディアスさが、絶妙なバランスを持っている。
星5個★★★★★


THE LADDER - Future Miracles - Dangerous ★★★ (2007-09-03 23:10:05)

ミッドテンポで、グイグイにひっぱる。
曲調は、ジャーニーのセパレイトウェイズに匹敵。
アイコンが2ND辺りでやっていたナンバーも想起させる。
マイナー調の作品としては、極めて秀逸。
星5個★★★★★


THE LADDER - Future Miracles - Do You Love Me Enough ★★★ (2007-09-03 23:02:59)

胸を締め付ける素晴らしいメロディ。
日本アーティストがパフォーマンスすれば大ヒット間違いなし。
ブレイクのギターが、バイオリンの音色のように錯覚する。
サビメロ、本当に泣けるよ。
星5個★★★★★
BAD COのSILVER、BLUE&GOLDに泣ける人は必聴 !


NEWMAN - Dance in the Fire ★★ (2007-09-02 23:37:00)

スティ-ブニューマンを中心とした、プロジェクト的な意味合いの強い作品
彼は90年代後半以降、コンスタントに作品をリリースしている。
この作品は、ハートランドのスティーブモリスと、クリスオージィが
関わっており、それゆえ、サウンドプロダクションは絶品である。
ニューマンの手がける楽曲は、ハートランドとは違い、メロディが残る。
本作も素直に良いな、と思える曲が多い。
http://www.escape-music.com/artist.asp?id=esm058


JEFF AUSTIN PROJECT - GO BIG OR STAY HOME - I'M A FIGHTER ★★★ (2007-09-02 20:47:34)

マイナー調の骨太なナンバー。
Y&Tを想起させるところもあり。


JEFF AUSTIN PROJECT - GO BIG OR STAY HOME - TOO LATE FOR LOVE ★★★ (2007-09-02 19:57:02)

コード進行は、ニューイングランドを思わせる。
ハードなギターにメロディアスなボーカルは、
ヒューゴ在籍のヴァレンタインをも思わせる。


JEFF AUSTIN PROJECT - GO BIG OR STAY HOME - HIDEAWAY ★★★ (2007-09-02 19:54:08)

往年のボストン、ジャーニーに近い。
ハードドライヴィングのギターに、
アメリカンプログレハード的キーボードが
絶妙にからむ。


JEFF AUSTIN PROJECT - GO BIG OR STAY HOME - LISA ★★★ (2007-09-02 19:51:23)

かっこよさと、メロディアスさが同居している。
ギターとキーボードのバランスも絶妙。
非常にタイトな仕上がり


THE DISTANCE - THE DISTANCE - ON THE TAIL OF A HURRICANE ★★★ (2007-09-01 00:45:37)

ケニーケイオスの書く曲はセンスがいい。
類型から一歩も二歩も抜きん出ている。
しかし、アルバムとしてはこの曲以外に特筆すべき曲がなかったのは残念。


PROJECT X - BLUEPRINT FOR XCESS - 1-900-LOVE ★★★ (2007-09-01 00:31:51)

最高のロックンロール


PROJECT X - BLUEPRINT FOR XCESS - YOU KNOW I KNOW ★★★ (2007-09-01 00:23:15)

16ビートを刻むギターが心地よい。
哀愁のメロディが感動を与えてくれる。


JADED HEART ★★ (2007-09-01 00:21:00)

バリッシュケペックが抜けて、このバンドは終わった。


PROJECT X - BLUEPRINT FOR XCESS - TOUCH ME ★★★ (2007-09-01 00:18:05)

野太いシャッフルが、心地よい。
渋いね


PROJECT X - BLUEPRINT FOR XCESS - DANCIN' ★★★ (2007-09-01 00:12:49)

爽快!


PERSIAN RISK - Rise Up - Women and Rock ★★★ (2007-08-31 20:38:09)

最高のグルーヴ
星5個★★★★★


PERSIAN RISK - Rise Up - Jane ★★★ (2007-08-31 20:10:35)

哀愁のシャッフル
星5個★★★★★


JET TRAIL ★★ (2007-08-31 17:39:00)

TWO OF A KINDを超えるか?
試聴と実際のフルでは、印象が変わる場合が多い。
試聴する限りは、かなりハイレベル
http://www.escape-music.com/artist.asp?id=ESM158
http://www.myspace.com/jettrail


WEAPON UK - SET THE STAGE ALIGHT - MIDNIGHT SATISFACTION ★★★ (2007-08-28 21:49:29)

素晴らしいメロディ


BADHOVEN - BELIEVE... - VIVA SOUTH AMERICA ★★★ (2007-08-24 22:34:18)

まずタイトルが素晴らしい。
タイトル負けしない、コミカルなアレンジも素晴らしい。
高いパフォーマンス力があればこそ、遊び感覚も
聴き手をぐっと惹きつける。
並のバンドが、こういうアレンジをやれば、バカヤロー
となる。


BADHOVEN - BELIEVE... - I'M YOUR MAN ★★★ (2007-08-24 22:27:12)

BAD COを想起させる渋いナンバー。
このバンドは決してブルース寄りではなく、
完全なメロハーだが、こういうアダルトな
ナンバーをさりげなく披露するところがいい。


BADHOVEN - BELIEVE... - TOUCH OF MADNESS ★★★ (2007-08-24 21:40:24)

このバンド、ボーカルこそ、若干不安定だが、
とにかくメロディセンスと、演奏が素晴らしい。
この曲も、ドラム、ベース、ギター、キーボードと
全てが強烈な個性を発散している。
うねりをあげた、疾走感がたまらない。
これほど、かっこよさとメロディアスさが、同居
しているバンドも、なかなかない。


BADHOVEN - BELIEVE... - LOVE COMES IN ★★★ (2007-08-24 21:31:08)

メロディアスハードの傑作。
ありがちなメロディだが、ツボをよく押さえている。
kurt c.のメロディセンスは抜群だ。


BADHOVEN - BELIEVE... - ROCK'N ROLL HEART ★★★ (2007-08-24 21:00:52)

胸を打つメロディ。
哀愁のロックンロール。
素晴らしい。
星5つ★★★★★


EDEN'S CURSE ★★ (2007-08-13 18:36:00)

2007年期待の新星
2007年08月22日 Spiritual Beast よりリリース
http://www.melodicrock.com/showcase/edenscurse.html


BRIAN MCDONALD - Wind It Up - Wind It Up ★★★ (2007-08-12 23:55:45)

WINGERよりいい


THE SIGN - THE SIGN OF LIFE - ARYON ★★★ (2007-08-09 22:34:58)

哀愁がいい


FURY - FURY ★★ (2007-08-05 19:01:00)

リリースは2002年であるが、実際本作がレコーディングされたのは93年。
グランジまっさかりの時代である。
ESCAPE-MUSICが、音源を発掘して、メロハーマニアに向けにリリースしたものだ。
出来は、まさにメインストリーム。
カナダ出身だけあって、作りはしっかりしている。
メインストリーム系にしては、比較的落ち着いたナンバーが多い。
ラス前の、10, 0000 Girlsでは思わずガッツポーズが。
QUIET RIOTのSLICK BLACK CADILLACとBON JOVIのGET READYを合わせたような感じ。
ゲスト陣として、ポールディーン、ポールレイン、ジムバランスと
錚々たる大御所が、バックコーラス等で名を連ねる。
楽曲のクレジットは一切ない。
全体の雰囲気はFIREHOUSE辺りに通じると思うが、個人的にはこのFURYのほうが
レベルはに高いと思うし、魅力度も高い。
ただ、これも大絶賛までには至らない。


FAITHFULL - LIGHT THIS CITY ★★ (2007-08-05 19:00:00)

ポルトガル出身。1st
スペインの隣国というだけあって、このバンドも情熱的だ。
特にボーカルがBON JOVI的。
一昨年スペインから登場したEDEN LOSTに近い雰囲気を持つ。
91 SUITEに比べると一歩譲るが、それでもレベルは極めて高い。
スペイン、ポルトガル出身のバンドは押し並べてレベルは高い。
2003年リリース


SNAKES IN PARADISE - Dangerous Love ★★ (2007-08-05 18:58:00)

本作の最大のウィークポイントは、そのビートのなさである。
ドラムがあまりに軽い。
同時期にリリースされたTHE COMPANY OF SNAKESはホワイトブルース一色だが、
こちらは北欧系メロハーの要素も盛り込まれている。
ステファンのボーカルは確かに素晴らしい。
しかしバック陣がそれを支えきっていない。
THE COMPANY OF SNAKESの閃光に比すると、かなり見劣りしてしまうが、
メロディの質の高さと、ボーカルの素晴らしさは特筆に値する。
いいものがあるだけに、惜しい作品である。
2002年リリース


DEMON DRIVE - …four Play! ★★ (2007-08-05 18:56:00)

素晴らしいメロディに、エモーショナルなボーカル。
最初聴いたとき、地味かなと思ったが、聴くほどに味わいは増す。
本作の特徴として、まずタイトかつソリッドなリズム隊に耳が惹かれる。
アダルトな雰囲気の渋いナンバーが並ぶが、しっかりとしたリズム隊の
おかげで、全てのナンバーがズンズン、ハートに迫ってくる。
#2 DEVIL WOMANはイントロの衝撃こそ、SHYのほうが一枚上手だが、
全体の出来は、このDDヴァージョンのほうが圧倒的に高い。
マイケルヴォスが渾身の魂を込めてパフォーマンスしていることが
伝わってくる。
これほどの素晴らしいメロハーは、ジャーマンならではと思うし、
やはりマイケルヴォスの音楽に対する情熱は並々ならぬものを
感じさせる。
個人的にはロックンロール的ノリと、おしゃれなサビが交錯する
#7 WATERFALLを超名曲として推しておきたい。
2003年リリース


DARK SKY - Edge of Time ★★ (2007-08-05 18:55:00)

ジャーマン系でありながら、その内容は極めて北欧的。
このメロディの閃光と、エモーショナルなパフォーマンスは
ただものではない。
北欧的なメロハーを軸にしながらも、骨太さは、ジャーマン
ならでは。ヘタな北欧ものより数十倍優れている。
アレンジも非常に凝っており、楽曲の持ち味を最大限に
引き出している。
ツボを心得たギターワークは絶賛に値する。
マニア絶賛の超名盤
2002年リリース


OUTLAND - Long Way Home ★★ (2007-08-05 18:52:00)

完璧なメロディアスハードである。
ボーカルは確かに格別ではないかもしれが、非常に味がある。
本作の魅力は、なんといってもウォーミーなギターだろう。
テクニカルでありながら、トーンにこだわったその音作りは
格別に素晴らしい。
日系人とのことで、琴腺に触れるメロディも連発される。
メロディアスハードには、まだまだ知られざる世界がある。
2004年リリース


SAM ALEX - Pieces ★★ (2007-08-05 18:51:00)

まず最初に言っておく。
本作は、間違いなくメロディアスハードの大傑作アルバムである。
素晴らしいメロディ、素晴らしいボーカル、そしてギター。
全てが完璧である。
当時鳴り物入りでデビューして、ヴァレンシアやヴァレンタインらが
引き合いに出されていたが、勘違いもはなはだしい。
そんなベタな甘いメロディアスポップスとは全く違う。
ちなみに、私は前記の2つは大嫌いだ。
アフェアーのボビー・アルトヴェイターがギターをとり、そして
プロデュースも手がける。
このハードエッジのギターが、とにかく素晴らしい。
アメリカンハードロックでも、ここまで洗練されたサウンドはなかなか
出せない。ドイツ特有の叙情性と相俟って、これはもう完璧なメロハー
としか言いようがない。
才色兼備とか、そういう色物的評価は全くいらない。逆にそれが
完全に災いしている。
まだ間に合う、ぜひ、この素晴らしいメロハーを一人でも多くの人に
聴いて欲しい。
クリアーなサウンドで試聴できないのが残念だが、HMVでとりあえず
フルで聴いて欲しい。凡庸な曲は一切ない。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1906792
予断だが、昨年プードルズがカバーしたウルトラボックスの
Dancing With Tears In My Eyesも収められている。
カバーソングも多いが、いずれもその選曲はセンス抜群だ。
ヴァレンタインの曲もよかったりするが、エッジのあるギターで
印象が変わっているようだ。
そして、あのRETURNの名曲もカバーされている。
もうメロハーマニアは聴くしかない。
2004年リリース


TOYZ - HOUSE OF CARDS ★★ (2007-08-05 18:49:00)

今日は珍しいバンドを紹介したい。
出身国が、多分フランスと思われるバンドだ。
やっている内容は、70年代の古きよきハードロックをよりメロディック
にしたような感じだが、メロディにかなり気を配っているようで、
ひねりが効いている。
どの曲も一筋縄でいかない魅力を持っている。
ハモンドを使った楽曲などは、ホワイトスピリッツを思わせるような
要素もある。
B級といって片付けることは簡単だが、B級を超える魅力が満載だ。
アメリカは勿論、他の欧州系にもない、独特の味のあるメロハーだ。
ジャケットデザインも文字通り、カードで作られた城をイメージしており、
なかなか興味深いセンスが感じられる。
エスケイプミュージックのカタログから引っ張ってきたが、これは
掘り出し物である。
http://www.escape-music.com/artist.asp?id=ESM107
2004年リリース


HOUSE OF MIRRORS - NIGHTFLIGHT TO PARADISE ★★ (2007-08-05 18:47:00)

メロディが入ってこない


MYSTERELL - SENSATIONAL ★★ (2007-08-05 18:46:00)

元PANGEAのTorben Lysholm率いるプロジェクト的バンド。
PANGEAはアメリカンハードロックを標榜しており、ギターに派手さを
感じさせたが、そのサウンドは淡白だった。
印象に残る曲は少なかった。
しかし、このMYSTERELLは、そのスタイルを継承する曲も2曲ほど
あるが、どちらかというとオーソドックスなメロハー路線である。
Torbenのギター、ボーカルともにレベルは高い。
そして本作では、そのメロディにかなり気を使ったことがうかがい知れる。
やはりメロハーはメロディが命だ。その原点に立ち返った印象を受ける。
#1,2,3,4と素晴らしいナンバーが続く。
そして、#7,8は本作のハイライトだ。
PANGEAであまり良い印象を持っていない人もぜひ聴いて欲しい。
聴くべきメロハーの作品である。
http://feistwwworks.com/landis/en/?q=artist:5667
2004年リリース


SPIN GALLERY - Standing Tall ★★ (2007-08-05 18:45:00)

トミーデナンダーがらみのAOR系のメロハー。
さすがは高品質。
優等生すぎる嫌いはあるものの、いいものはいい。
2004年リリース


FRONTLINE - The Seventh Sign ★★ (2007-08-05 18:43:00)

音楽の世界で常に傑作をリリースし続けるバンドやアーティストは少ない。
どんなにミュージシャンの力量があろうとも、メロディメイカーとしての
才能があろうとも、常にリスナーのハートに訴える作品を提供し続ける
ことは至難の業だ。
よくバンドとかが、化ける、という表現をする人がいると思うが、実は
私はこの表現に同意できない場合が多い。
化ける、ではなく、私は、さじ加減、だと思う。それも微妙な、だ。
同じような作風でも、そのさじ加減次第で、名盤になったり、堕盤に
なったりする。
このFRONTLINEは、前作のAgainst the Worldがぱっとしなかった。
しかし、本作は違う。これは名盤である。
前作との違いは何か。これはもう微妙な世界である。
本作も、前作もメロディアスハードに変わりはない。
しかし、前作はAOR的な、確かにメロディの良い曲はあったが、逆にそれが
全体のインパクトを弱めていたように思う。
本作では、前作の1曲目に代表されるような、マイナー調の強烈なインパクト
を持つ楽曲で統一されている。
ボーカルの線の細さも、本作では味わいになっている。不思議なものだ。
最初、猫丸さんから本作を薦められたとき、前作の印象があり、正直
半信半疑だったが、やはりマニアの見解というのは違う。
ドッケン等のLA METALに憧憬の深い氏なればこその推薦と、唸った。
発売元がAOR HEAVENのため、気になる方は早めの購入をお勧めする。
2004年リリース


KICK AXE - IV ★★ (2007-08-05 18:42:00)

このバンドの存在をご存知の方は多いと思う。
B誌創刊当時より、毎年コンスタントに86年までの間に3枚の作品を
リリースしている。
そして、KING KOBRAの1STに2曲の楽曲を提供していることでも有名だ。
そのユニークな曲作りと、音作りで衆耳目を集めた。
この作品は、彼らが実に18年ぶり放った、タイトル通りの4作目である。
内容はゼップにも通じるような、オーセンティックなハードロック。
そして彼ら独特のメロディの秀逸さとユニークさも健在だ。
以下のオフィシャルサイトで試聴可能。
http://www.kickaxe.net/
私は正直本作を聴いて痺れた。
類型的な派手さはないが、玄人のマニアには、しっかり訴えるものを
持っている。
2004年リリース


BOYSVOICE - SERENITY ★★ (2007-08-05 18:39:00)

2005年、ジャーマンより。
全体を通して多少凡庸に感じられるところもあるが、
2曲目と11曲目に超強力なナンバーをもってきているため、
全体としての完成度は確保されている。
サウンドのほうは、下記のURLで試聴してただければ
お分かりのように、BONFIREやマイケルヴォスに代表される
典型的なジャーマン系メロディアスハードである。
ただ、ハードロックより若干ハードポップの色合いが
強いように感じる。
詳細なバイオは下記URLで確認して欲しい。
http://www.escape-music.com/artist.asp?id=ESM116


PAY*OLA - TRY EVERYTHING TWICE ★★ (2007-08-05 18:38:00)

これほど素晴らしいハードポップロックンロールが、ほとんど話題になって
いないのは不思議だ。
ブリティッシュで言えば、スイートやスレイド、ラスバラードなどであり、
チープトリックの正統後継とも言えるサウンドを聴かせる。
MYSPACEでは、2007年リリース予定の新作中心に聴けるが、2005年リリースの
本作は、より親しみやすい甘めのメロディが、エッジの効いたギターにのって
奏でられる。
昨年アメリカより登場したAmerican Heartbreakにも近い。
http://www.myspace.com/payolarock