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はっちゃんさんの同意された発言一覧 1-9
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はっちゃんさんの同意された発言一覧 1-9



CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL - Pendulum - Have You Ever Seen the Rain? ★★★ (2012-07-25 13:41:48)

サザンの桑田圭佑がKUWATA BANDでカヴァーしてたのが印象的でした。

邦題「雨を見たかい」の「雨」とはヴェトナム戦争での米軍の焼夷弾がバラバラと
空から降ってくる様を表しているらしいです。

そんなこととは知らず、僕は能天気にカラオケで歌ったりしてました……罪深い。

同意者: MK-OVERDRIVE


IT BITES - Once Around the World ★★★ (2013-08-13 18:29:00)

センスと才能そして実力がありながらも不遇に泣いたバンド。

このアルバムが発表された88年といえば全米を中心にキャッチーなHM/HRが頂点に達し、GUNSに
代表されるバッドボーイズロックが新勢力として脚光を浴び始めた頃で、IT BITESのような
音楽性のグループは苦戦を強いられるわけなんですが、聴いて分かるとおり彼らはプログレの
影響を前面に出してはいるけど決して難解な事をやってるわけではない。
むしろポップで非常にわかりやすいんだけど、時代の激流はIT BITESをはねつけてしまうのです。

本作が正当に評価されてIT BITESがブレイクしていたなら、DTの登場以前に新しいジャンルが
誕生していたかもしれません。それほどまでに彼らのミュージシャンシップは高く、作品は
ハイクォリティ。皆さんが仰られるようにGENESISとトレヴァー・ラビン主導のYESの雰囲気は
ありますね。それと同時にPOLICEやLEVEL42を彷彿とさせるパートもあったりしてアルバム全編を
聴いてるとその都度新しい発見があって本当におもしろいのです。
個人的に90年代に活躍したJellyfishなんかは密かにIT BITESの影響を受けてるんじゃないかと
考えてますが、まあ、周りは誰一人として賛同してくれませんね。それ以前に彼らの存在さえ
知らないロックファンがどんどん増えている!!これはいかん!!

少しでも彼らの知名度を上げるため、どなたかにフックするようなワードをあげておこう。

・変拍子や頻繁なテンポチェンジ予想外の展開

・Vo/gのフランシス・ダナリーの技巧。ホールズワースばりのレガートは強力!!

・Keyのジョン・ベックが紡ぎだすドリーミーなフレーズが素敵

・へヴィではないがポップでどこか浮遊感のある楽曲。まったく長さを感じない

上記のどれかが引っ掛かった方、ぜひ聴いてみてくださいませ。

同意者: RIOTアザラシ


MICHAEL SCHENKER GROUP ★★★ (2012-07-04 19:24:32)

ガラスのハートを持つギター・ヒーロー、マイケル・シェンカー。

UFO在籍時、バンドメンバーや自身の問題に耐え切れずに幾度となく現実逃避を繰り返す。
そう、世に名高い失踪という名の「飛翔伝説」の始まりだ。オフィシャルでは3度ほど飛翔していると
いうが、おそらくもっと常習的だったに違いないと僕は踏んでいる。

ライヴに於ける途中退場も彼の得意とするところだ。いい歳をした大人のやることではない、この
職場放棄。これが違った意味でファンをドキドキさせるのだ。来日公演でも様々な理由で早退を
やってのける。そうロック史に残るありえない行動。これが「神話」だ。

弱い人間と言えばそれまでだが、僕はマイケルを頭ごなしに責めることは出来ない。

昔の話になるが、僕はツアーで来日していた彼と札幌市内の街中でバッタリ出会ったことがある。
僕の真正面にドンドン近づいてくる彼を見てフリーズする。口をパクパクさせている僕に気づき
あろうことかマイケルが声をかけてきた!中学生だった僕は何を喋っているのかサッパリだったが
なんとか「地下鉄に乗りたい」ということが判ったので、ちょうど数メートル先にある入り口を
身振り手振りで教えてあげた。日本語で「アリガト」と言った声は未だに忘れられない。
そして僕が拙い英語でファンだということを伝えると、自ら通りにあった電話ボックスの電話帳を
ひっちゃぶいて彼のガールフレンドらしき人からペンを受け取るとサインを書いてくれたのだ。
別れ際、僕の尻をポンと叩いて「keep on rockin'」って言った。確かに言ったのだ。

僕はフツーのマイケルのファンから大ファンへと進化した。

あの時の気さくで優しい印象が鮮明に残っているものだから、どうしても非難する気にはなれない。
実社会に於いては許されざる行為の数々も僕の場合「あぁ壊れちゃったのね」で済む。
ひょっとしたら彼が現役でプレイし続ける限り、「飛翔伝説」と「神話」は繰り返されるのかも
しれないが、それをも納得させてしまうマイケル・シェンカーとは得なキャラクターではある。

同意者: こ~いち


NIGHT RANGER - 7 Wishes ★★★ (2017-06-07 21:36:11)

お見事!!素直に拍手を贈ります。

皆さんおっしゃるとおり曲のクオリティが非常に高い。ジャック・ブレイズという人はベースプレイは全然聴こえないけど
作曲の才能は非凡なものがありますね。転調を上手く使ってメロディに印象を持たせるのがすごく巧みだと思います。
特に「Faces」「Four in the Morning」ではそれが顕著ですね。聴いていて気持ちいい。
確かに少し地味に感じられるナンバーもありますが、トータルで見ると押し並べて佳曲が詰まった聴き応えのある作品です。
いいソングライターがいるバンドはそれだけで、テクニシャンが在籍している事よりもアドバンテージがあるんですよ。

先行シングルにもなった「Sentimental Street」。この曲におけるギターソロは非の打ちどころのないパーフェクトな
プレイですよ。ブラッド・ギルスはフロイド・ローズを駆使したトリッキーなテクニシャンだと思われがちなんだけど
この人の場合、アームプレイはチョーキングやビブラートと同義。自身のエモーションが頂点に達しアーム・アップ!!
そこにはギミックもトリックもありません。ケリーが歌う♪~to you♪にクロスフェイドで入ってくる部分は鳥肌もの。

1st、2ndはHRを楽しめますが、本作は質の高いメロディアスなロックを堪能できる良作となっております。
産業ロックと侮るなかれ!(個人的には産業ロックとは思わないんだけど)先鋭的なHMに疲れたらこんなのもありますよ。

余談ですが、本作で速弾きが控えめのジェフ・ワトソン。インタビューでそれを指摘されると
「いやー、次のアルバムはイングヴェイもビビッてウンコ漏らすほどの速弾きを披露するよ」と豪語してました。
(↑本当にこう書いてあった)

同意者: k_fuku


NIGHT RANGER - Dawn Patrol ★★ (2009-05-28 14:21:00)

ノスタルジーで語らせていただきます。
産業ロックと仰る諸兄もおられるようですが、本作がリリースされた当時は
どのメディアも彼らの事を産業ロックとは認識していませんでした。
むしろ、活きのいいHRバンドとして捉えられていたと思います。
"産業ロック"という呼称はメタル・マニアにしてみたら蔑称のようなもので、
「売れ線に走りやがって!」的なニュアンスを多分に含んだ物と理解します。
彼らがそのように形容されるのは、たまたまヒット曲がありそれがバラードだった事が
連続してしまったが故。レコード会社は商売であるから、売れそうな曲を
シングルカットするのは当然だし、また、楽曲のポテンシャルが高かったから売れた
とも考えることができます。
後に彼らは、バラードを強要するレコード会社との軋轢と彼らを見る世間のイメージの
ギャップに耐えられず破綻してしまいますが、この1stは、後々こんな評価に泣かされる
とは思いもしなかったであろう清々しくも痛快なHRアルバムです。
二人のギターのハードな面をもっともっとプッシュしていれば、高性能のHRバンド
として評価されていたかも知れません。
ナイト・レンジャーに過剰な思い入れはありませんが、オン・タイムで聴いていたのとブラッド、ジェフ共に好きなギタリストなので長々と書かせて頂きました。

同意者: MK-OVERDRIVE


OZZY OSBOURNE - The Ultimate Sin ★★★ (2010-12-12 11:22:45)

オジーの作品群の中でも鬼っ子的な扱いを受けている本作。

↑上のほうでもポップだという意見が多数散見出来ますが、オジーはTHE BEATLESに影響を
受けている人だもの当然といえば当然なのです。それはサバス時代から発揮されているのです。
バックがヘヴィなので気がつきにくいんだけども。

で、このアルバムなんだけどプロデュースはMSGファンにはA級戦犯として忌み嫌われている
ロン・ネヴィソンの仕事。ゴージャスでラジオ・フレンドリーなプロダクションが得意な人で、
この時期は様々なアーティストから引っ張りだこ状態の人気者。
メディアの寵児MTVの恩恵に肖ろうと皆必死でビジネスに走った時代でした。
(これがLAメタルの犯した最大の功罪)

一連の楽曲群はジェイクのパーソナリティが色濃く反映された華麗でモダンな印象です。
前作と比較するとバッキングが格段に派手になってますね。トリックをトリックに終わらせないのが
ジェイクのすごいところ。この人のセンスはズバ抜けてますね。

決して駄作とか失敗作の類ではないとは思うのですが、オジー作品の中でもプライオリティが
低くなってしまうのもなんとなく分かります。が、意外と上位にランクされていて驚きました。

同意者: MK-OVERDRIVE


SCORPIONS - Love at First Sting - Rock You Like a Hurricane ★★★ (2012-06-29 19:36:47)

サビ部分のリフに、よくこのメロディを乗っけたなぁ。
相乗効果でキャッチーこの上ない。
マティアスのソロパートもかつて無いスリルです。
そしてなんといってもクラウスの
「カモン カモン ベイベェェ~」がサイコーです。

同意者: MK-OVERDRIVE


VAN HALEN - Van Halen II ★★ (2009-07-24 03:14:00)

このバンドのグルーヴは聴いてて、ホントに気持ちイイ。
各々の曲はコンパクトなんだけど、兄弟の放つグルーヴは他のバンドには絶対に
真似のできないモノ。「Somebody Get Me A Doctor」「Bottoms Up!」が好サンプル。
多くのギター・ヒーローが我ここにありと弾きまくる中、エディのソロは8小節以上は
弾かない潔さ。しかもインプロを主としたロック魂が溢れかえるクォリティ。
サミー時代も悪くはないけど、ロックを強烈に感じるのはデイヴ時代の方。
相変わらずエディのギター・サウンドはエッジがあって、なおかつ暖かいという例の
『ブラウン・サウンド』。多くのプロのギタリストがいまだに歪みの理想形だと
挙げるこの頃のエディのトーンは唯一無二。
割と地味な扱いをされる本作でも、その『ブラウン・サウンド』は輝いている。

同意者: うにぶ


WHITESNAKE - Whitesnake ★★ (2010-01-15 21:33:00)

ズバリ曲作りのおかげです。
サイクスの高い作曲能力を満天下に轟かせた80年代屈指の名盤でしょう。
万人が良いと思った曲が収録されているから売れた…簡単な図式です。
しかしMTVの恩恵があったことを忘れてはいけません。ラジオのオン・エアだけでは
ここまで売れなかったかもしれませんね。HMに追い風が吹いていた時代というのも
勿論あったのですが。
ブリティッシュ・ロックにブラック・ミュージックのフレーバーをまぶした音楽性が
後のブルー・マーダーの雛型になったのは間違いなさそうです。
売れっ子プロデューサー、キース・オルセンとマイク・ストーンの起用も当たった
とは思いますが、ちょっとリバーブ過多。気持ちナマっぽくてもよかった気が。
この作品に関しては賛辞するしかないでしょうね。あえて文句をつけるならば
このメンツをキープできなかったデヴィッド・カヴァーデイルにでしょう。

同意者: LAメタルこそ我が起源