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はっちゃんさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 501-600

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はっちゃんさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 501-600
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RUSH - Roll the Bones ★★ (2009-05-23 06:27:00)

RUSHのアルバム中、最もフェイヴァリットはコレ。
とにかく曲がイイ。タイトル曲は勿論、「Bravado」は、あのセバスチャン・バックが
結婚を決めた美しい曲。「Ghost Of A Chance」「Neurotica」のサビはキャッチー。
「Dreamline」の心地よい緊張感。素晴らしいです。
ジャケット・アートは一連のRUSH作品でおなじみのヒュー・サイム です。
メイデンの「The X factor」やホワイト・スネイクの「Whitesnake」でもおなじみ
ですね。グラフィックデザイナーを生業とする僕の、尊敬するデザイナーです。
メタル度は皆無ですが、一聴することを勧めます。


SAMMY HAGAR - Voa ★★ (2009-09-05 04:26:00)

赤いオッサン、サミー。
古巣モントローズを彷彿とさせる「I CAN'T DRIVE 55」が文句なしにカッコイイ。
『55マイル(88キロ)なんかで走ってられるかよッ!!』という交通法規に対し反旗を
掲げるアンセムなんですが、確かに北米の真っ直ぐな道路で88キロというのは酷かも。
キーボードが目立っているけど、もっとギターを前面に出していれば疾走感は
倍増したのに。うーむ、惜しい。曲のテンポも55マイルなのか?
しかし、アルバムの出来は過去のサミーの作品中ではトップ・クラス。
タイトル・チューンの疾走感は「I CAN'T ~」を凌ぐ勢いで気持ちいいです。
このアルバムを最後にサミーはヴァンへイレンに参加してしまうんだけど、個人的には
ソロ時代の方が好きだなぁ。


SASS JORDAN ★★★ (2012-05-02 05:18:48)

おお!アルバム発表してたんだ!?知らなかった。

ジェフ・ベックのアルバム「FLASH」に1曲だけ参加してたからセッション・シンガーだと
思ってました。彼女の声、ディストーションの効いたロック・ヴォイスで結構好きなのです。


SAVATAGE - Dead Winter Dead ★★★ (2012-08-18 15:30:20)

正座して対訳を読みながら聴くべし。

ライナーノーツで本作のプロデューサーであるポール・オニールがストーリーを解説しているのだが
それを読んだだけで涙が止まらなくなってしまった。まだ音を聴いていないにも関わらず。
音を聴く前にどんどん映像が浮かんできてしまうのだ。

多くは語らない。ただただ沢山の人に聴いてほしい。そして問題意識を持ってほしい。

僕は反戦運動をする活動家ではないが、平和ボケしていることに気づかされた。


SCORPIONS ★★ (2010-07-31 09:17:00)

↑沈黙の上州さん 僕も同じ気持ちです。
解散ではなく活動終了というのが蠍団らしいけど…
本音をぶっちゃけると
「ふざけんなバカヤロー!!まだまだやれるじゃねーか!!ストーンズを
見習えよッ!!」という感じです。
うぅっ マジで泣けてきた。


SCORPIONS ★★ (2012-07-24 23:18:26)

80年代の未発表曲ですか!!!
僕は70年代のウリ在籍時より、マティアス在籍時の80年代の方が好きなので、これは楽しみです。
できれば「LOVE AT FIRST STING」のようなサウンドでやってくれたら尚嬉しいんですけどね。
プロデューサーもディーター・ダークスだったらもっと良かったんだけど、聴いたことのない
音源が聴けるというだけでも贅沢な話ですね。


SCORPIONS - Blackout ★★★ (2009-04-30 21:25:00)

ちゃあ・あぶのーまるさんの意見に激しく同意します。
あのジャケット、ルドルフだとばかり思ってたら、イラストレーターさんの
自画像だったようです。
ワールドワイド兄貴ルドルフが、カッティング番長の名に恥じない
素晴らしいプレイを披露してます。とにかくキレがハンパじゃないので
リズムギターを極めたい人は必聴です。
あまりのテンションの高さに、友人が鼻血を出したという思い出の
アルバムでもあります。


SCORPIONS - Crazy World ★★★ (2009-05-14 13:44:00)

弟いわく、「スコーピオンズの良さはイコール、ルドルフの魅力である」
名言だと思う。ここでの蠍団は専属プロデューサーであるディーター・ダークスとの
契約終了で、新たなステージに挑んだ。
ハッキリ言うと「らしくない」印象が強い本作ではあるけれど、
チャレンジすること、リスクを負うことを恐れないルドルフの意志がアルバムから
伝わって来る。
過去、作曲にはノータッチだったクラウスの曲を収録したことも
アメリカ人プロデューサーを迎えたことも、バンドが90年代を進んでゆく為の
布石だった。そして文字通りワールドワイドなメガヒットWIND OF CHANGEが生まれる。
これらの事を考えると「らしくない」どころか、バンドの生い立ちからすでに
チャレンジャーであった彼らの、これほどまでに「らしい」作品は無いではないか!
好きになれない曲も多い。が、ルドルフとバンドの鉄の意志に感服。


SCORPIONS - Eye II Eye ★★ (2012-06-09 04:31:04)

【僕が蠍団に求めるもの】

①ルディの豪快で切れ味鋭いリフ
②ルディ作曲のキャッチーなHMナンバー
③マティアスの楽曲の魅力を増幅させるオブリガード
④クラウスのハイテンション・ヴォーカル

【僕が蠍団に不要だと思うもの】

①クラウスおよび外部ライター作曲のナンバー
②一作品につき複数のバラード
③シブ過ぎるバッキングギター
④過剰なテクノロジー導入


思いっきりの主観で恐縮だが、上に挙げた項目は「CRAZY WORLD」発表以降、常々自分の中で
自問自答し、何度も何度も自分に確認し続けてきた。
僕が蠍団に不要だと思っている全ての要素が、この作品には詰まっている。
リリース直後、即購入したはいいが数回聴いたのちこのアルバムがトレイに乗る事は無かった。
正直、蠍団は終わったとさえ思った。そして心の中で邦題を命名した。「失敗の蠍団」と。

先日、ふと本作を聴き直してみた所、否定すべき失敗作などではなく当時の彼らに相応な作品だと
思い至った。
老練の味わいとでも言うのか、これもやはりスコーピオンズなのだ。そう感じた要素のひとつに
メロディの質がある。演奏を取っ払いコード進行とメロディに特化した耳で聴くと
紛れも無い彼らのカラーが浮き彫りになる。僕が蠍団に求める要素は著しく減じたが、彼らの
本質は実は変わってはいなかったのだ。

バンドは変化してゆく。それは悪い事ではない。それを認めることが出来なかった僕は、
まだまだベイビーなのだろう。そして心の中で邦題を訂正した。「達観の蠍団」と。


SCORPIONS - In Trance ★★ (2009-07-10 04:03:00)

暗い。絶望的に。
この暗さがRCA時代の特徴でもあるんですが、倭民族の琴線に触れまくるんですな。
もう、どうしようもないパトスをてんこ盛りにした楽曲の数々は蠍団の特徴ですが、
70年代~現在にかけて、過去もっとも暗い作品じゃないでしょうか。
ここまで暗黒だと、潔さすら感じますね。好きです。
ルドルフのリズム・ギターは「TOP OF THE BILL」や「ROBOT MAN」のようにリフが
前面に出て楽曲をリードしていくタイプと、「IN TRANCE」や「LIVING AND DYING」
のように訥々とアルペジオで楽曲を紡いでいくタイプとで、スコーピオンズの
楽曲フォーマットを決定づけたと言ってもいいでしょう。
でもミックスのせいで、ルドルフのバッキングよりウリのオブリの方がなぜかしら
目立っているのは、ルドルフ・マニアの僕的には納得できないんですけどね。


SCORPIONS - Lonesome Crow ★★★ (2009-07-04 23:51:00)

どんよりしたアルバム。ここから蠍団は始まった。
ジャンル無用の重たいロックだなぁ。プログレっぽくもあるんだけどプログレとは
違うし、ハードロックでもない。
思うにまだまだ方向性が定まっていないんだな、きっと。
しかし弟のギターは将来を感じさせるプレイがちょっとだけ聴ける。
兄のプレイは、よくわからない(笑)。
この方向性で突っ走ってくれなくてホントによかったよ。


SCORPIONS - Love at First Sting ★★★ (2009-01-08 02:22:00)

間違いなく80年代スコーピオンズの最高傑作でしょう。
音質も厚みがありながらもクリア。ディーター・ダークス、いい仕事しましたね。
アナログ盤で購入したのですが、音の良さにビックリした記憶があります。
捨て曲は1曲たりともありません。
自分の中ではBLACK OUTと兄弟アルバムの位置づけです。


SCORPIONS - Love at First Sting - Big City Nights ★★★ (2012-06-29 19:42:45)

ルドルフ!ルドルフ!ルドルフ!

ルドルフのギターソロ!!

魂のリズムギターだけじゃないんです。


SCORPIONS - Love at First Sting - Coming Home ★★★ (2012-06-29 19:47:36)

いわゆる「ジャーマン」ではない疾走チューン。
でもジャーマンという面白さ。
蠍団のスピード・ナンバーは大好きです。


SCORPIONS - Love at First Sting - Rock You Like a Hurricane ★★★ (2012-06-29 19:36:47)

サビ部分のリフに、よくこのメロディを乗っけたなぁ。
相乗効果でキャッチーこの上ない。
マティアスのソロパートもかつて無いスリルです。
そしてなんといってもクラウスの
「カモン カモン ベイベェェ~」がサイコーです。


SCORPIONS - Savage Amusement ★★★ (2012-07-04 15:03:19)

ルドルフ/クラウス体制が崩れる前の傑作。

この作品を最後に、今まで作曲面を一人で担っていたルドルフからクラウスそして外部ライターへと
コンポーズ面の多様化がはじまるのですが、個人的にはスコーピオンズ・サウンドー=ルドルフだと
思っています。この作品でもその魅力が満載!マイナーコード進行を多用し憂いを湛える楽曲は、
ウリ時代から変わらず非常に高品質です。

皆様、地味だと感じていらっしゃるようですが、本作は過去の蠍団のアルバムの中でも文句なく
派手なサウンド・プロダクションです。6人目のメンバーとも言われるディーター・ダークスの
最後の仕事なのですが、なんとなくジョン”マット”ラングを意識しているような、いないような。
サンプリングを導入したり、ちょっとHMとはかけ離れたアプローチはすでにこの頃から試みてます。
そして評価を賛と否に分ける、ギターを奥に引っ込めヴォーカルを全面的にプッシュした音像は
メタル・スコーピオンズを期待した向きにはなんとも物足りなかったのでしょう。

しかし、HMの醍醐味であるスピード・チューンもしっかり収録されているし、ライヴ盤をはさんで
前作の延長線上にある作品だと思うのは僕だけなんでしょうか。確かに破壊力の高い強力なリフが
少ない事が地味だという感想に繋がるのかもしれませんが、70年代から貫き続けるキャッチーで
ありながら強烈にロックな楽曲群は、決して無視されるべきものではないし、バラードバンドなどと
揶揄される類のものでもない。

「LOVE ON THE RUN」や「WE LET IT ROCK…YOU LET IT ROLL」を聴いてみれば、それは
一聴瞭然なんだけどなぁ。


SCORPIONS - Sting in the Tail ★★★ (2010-12-01 07:31:07)

原点回帰を標榜しながらも明らかに進化、そして深化してます。
いろんなシガラミを吹っ切れた感がアルバムに満ち満ちていますね。
個人的には90年代に入ってからの彼らには煮え切らなさを感じていたので、この仕上がりには文句が
ありません。(細かい部分では色々と言いたいことはありますが…)
楽曲が好きなのは大前提ですが、僕はこのバンドの姿勢が大好きだったので、活動停止という事実も
当初は受け入れ難かったのですが今では納得しています。
素晴らしいとどめの一撃をありがとう蠍団!!(号泣)


SCORPIONS - World Wide Live ★★★ (2009-05-14 14:16:00)

そう!主役はルドルフです。
彼の過去の発言にこんなのがあります。
「お茶の間で家族が楽しめるロックは何かおかしい気がする」
「ロッカーのハードでロンリーなイメージが好きだからブーツを履く」
この言霊に当時10代だった俺は、かなり影響を受けた。フライングVも買った。
しかし、こんなルドルフも某ML誌で読者の人生相談のコーナーを担当していた(笑)。
内容は概ねこんな感じ。
読者:俳優の松村雄基(スクールウォーズでおなじみの不良役が多い俳優)さんに
恋をしてしまいました。真剣です!!
ルド:現実を見たほうがいいよ。
俺はこんなルドルフが好きだ。こんな兄貴が欲しかった(俺の実兄よ、スマン)!


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal ★★ (2009-06-23 20:49:00)

世代的に、どストライクです。
原曲も素晴らしい曲ばかりですがSHE-JAのプレイが、それらを一段高いものに
仕上げているのはさすがです。
参加しているミュージシャンも意外な顔ぶれ、順当な顔ぶれと、楽しませてくれます。
まさか小野正利を「BLACK OUT」に起用するとは!!
しかもギターソロでは「荒城の月」を挿入してニヤリとさせてくれます。
個人的なおすすめは「EXCITER」と「THIS IS WAR」、「THUNDER AND LIGHTNING」かな。
あと、おいしいとこ取りのメドレーもいいですね。
これ、ホントに楽しめます。


SHEENA & THE ROKKETS - (ha! Ha! Ha! ) Hard Drug ★★ (2009-06-07 03:05:00)

冒頭の「FREEDOM CHAIN<自由が欲しい>」から飛ばしてます。
シーナの"アバズレ・ボイス"も絶好調。ラストのキレっぷりは尋常じゃないです。
全体に80年代の作品に比べてサウンドが荒々しくなってますね。
このあと、どんどん荒々しくなっていくんですが、それがかっこいい。


SHEENA & THE ROKKETS - Pin up Baby Blues ★★ (2009-06-07 02:50:00)

男性化粧品のCMでタイトル曲が使用されてましたね。(作詞は糸井重里)
1曲目の「PROPOSE」は男の想いをぶっちゃけたR&Rで、♪友達のままじゃいられない
ひとつのベッドで眠りたい 眠れなくてもかまわない♪が泣かせます。
タイトル曲の「PIN UP BABY BLUES」は夏の終わりを唄った哀愁チューン。
鮎川誠のレスポール・サウンドが絶品です。
今のROKKETSに比べるとおとなしい音像ですが80年代という時代でしょう。


SHERYL CROW - The Globe Sessions - Sweet Child O' Mine ★★★ (2011-07-11 22:53:55)

これは素晴らしいカヴァーですね。勿論オリジナルがもともと素晴らしいんですが
原曲の良さを壊すことのない絶妙なアレンジには感心しますね。
姐さんの唄もエラくかっこいい。この人、カヴァー曲の選曲センスはピカイチです。


SILVER STARS - 銀星団 ★★★ (2012-06-30 05:49:11)

正体不明の覆面バンドSILVER STARS 登場。

とは言うものの一般的にはBOW WOW&小室哲哉という面子がその正体らしいのですが、本人たちも
周辺の人間も一際このバンドについて語らないので、謎につつまれたまま。

僕も友達のお兄さんのレコードからカセットテープにダビングしたものしか持ってないので
詳細は全然分かりません。CD化されてるんだろうか?

サウンドの方はといえば、なんとも奇天烈なテクノ・ハードロックです。
プログレ的だったりニューウェイヴ的だったりフュージョン的だったりとかなり実験的。
他に類を見ないサウンド・スタイルは例えようがありません。
全て英詞なのにタイトルは全て漢字のみというのもフザケていて面白い。
全編に亘って小室哲哉らしき人のヘンテコリンなキーボードが妙な味を醸し出していて
変な世界を構築。しかも山本恭司らしき人のヴォーカル・トラックはピッチを高くしているので
まるで志村けんが歌っているように聴こえます。

どなたか詳しい方がいらっしゃったら詳細を教えてほしいなぁ。


SILVER SUN - ‘b' is for Silver Sun ★★★ (2012-06-09 18:43:06)

トテモ オモシロイデス コレ。

と何故か片言の日本語になってしまうのには訳があるのです。
シングルのカップリングナンバー(いわゆるB面)を寄せ集めたのが本作なんですが、
勢いよく始まるの1曲目のタイトルは「TOKYO・E・I・KI・TA・I」。
過去を掘り返すと「SAMURAI」「NINJA」「OHAYO TOKYO」「TOKYO ROAD」などなどの
失笑タイトルチューンが存在しますが、「TOKYO・E・I・KI・TA・I」ほど欲望、願望を綴った
楽曲は無いのでは。
♪オゲンキデシタカ♪とか
♪ユメガジツゲンシマスカ♪やら
挙句の果てに
♪モイチド ヤリナオセナイ♪ と
全編日本語で歌われた日にゃぁ、苦笑するしかあるまい。

が、歌詞はさておき楽曲自体は弾けるパワーポップ。しかも英国産だから少々ねじれてる。
ギターサウンドは60年代末期を思わせるキタナイ感じで素敵です。

この1曲を除いて全て母国語である英語で歌ってるんでチョットアンシンシマシタ。


SKUNK ANANSIE - Post Orgasmic Chill ★★★ (2010-12-18 02:22:32)

それにしてもスキン(Vo)の歌唱力は半端じゃない。

千変万化の表現力はとても人間業とは思えない。時にメタル・シンガーより熱く激しく、
R&Bシンガーよりソウルフルに!伝えようとする熱量が凡百のシンガーとは比べものにならない。
アグレッシヴなだけの女性シンガーはメタルの世界ではゴロゴロ存在するが、オペラ界の重鎮
パヴァロッティとデュエットしている事実からもわかるように彼女は懐の深い音楽性を持った人だ。

この作品でも圧倒的な歌唱力は如何なく発揮されている。「ON MY HOTEL T.V.」での牙を剥く様な
激唱と「YOU'LL FOLLOW ME DOWN」の気持ちを鷲摑みするようなファルセットは、とても同じ人が
歌っているとは思えない。

デジロック的な質感、古き良き時代のソウル的な味わい、へヴィ・ロック的な攻撃性、ほのかな哀愁
ミクスチャーというにはあまりに多岐に渡る異種交配に、捉えどころが無いように感じるが、
個人的には、結局ブリティッシュ・ロックのDNAを継承しているんだと思う。

日本ではびっくりするほど知名度は無いが、聴いてみてほしいバンドではある。
短かい活動期間で解散してしまったのは本当に惜しまれる。


SLADE - The Amazing Kamikaze Syndrome - Run Runaway ★★ (2009-06-03 05:52:11)

自分のバンドでカヴァーしてしまったほど好き。


SONATA ARCTICA - The Days of Grays ★★★ (2010-12-17 21:59:09)

バンドの変化に伴い、それまで熱心だったファンの応援メーターの針が急激に左へ傾く…

それはこのバンドに限ったことではなく、どんなバンドにも当てはまりますよね。
曰く「バンドのメンバーが代わった」「音楽性が変わった」などが主な理由になるわけですが
彼らの今回の作品に対する皆様の評価は、後者ですね。圧倒的に。

「ファンならば盲目的にサポートする」というのも解からないではないですが、上記の皆様のような
反応は至極まっとうな意見だと思います。キャリアを重ねると様々な理由で音楽性が変化してゆく。
これはごく自然な流れだと個人的には理解します。
バンドの思惑は置いといて、ファン層が新陳代謝してゆくのは悪いことではない。
現に↑こうかいさんのように好意的な評価もあるわけで、サイレントマジョリティが声をあげれば
この作品のランクはかなり上昇するでしょう。

僕は彼らに過剰な思い入れは無いので、この作品は楽しめました。
「疾走」という要素はややもすると平坦に聴こえてしまうのでバランス的にはこれぐらいが
いいのではないでしょうか。
もちろん「FLAG IN THE GROUND」がベスト・チューンに間違いは無いんですけどね。


SPIRITUAL BEGGARS - Mantra III ★★ (2009-05-25 18:27:00)

現代のメタル解釈で`70sHRをやったら見事にこうなります。
当時のHRには無かった、腰の入った重さが気持ちいいアルバムですね。
ハモンドがまた`70sっぽさを演出してますが、ギターサウンドは
間違いなく現代的なサウンド。
熱くなれるアルバムです。


STEELY DAN - Can’t Buy a Thrill - Do It Again ★★★ (2009-06-07 02:33:46)

メタル者は間違いなくSTEELY DANを聴くことは無いでしょう。
この曲、昔BAHOも取り上げてましたね。
クールな中に緊張感の漲る名曲です。


STEVE MORSE - Southern Steel ★★ (2009-07-17 04:05:00)

このアルバムを聴いている時点では後にDPへ加入するとは微塵も思ってなかった。
インストをメインにやっているギタリストの特徴として、いかに聴き手を飽きさせない
ようにするかという点に心を砕いている気がします。
それは、バラエティだったり、サウンド自体だったりと様々ですが、スティーヴの
ソロ名義による本作も、かなりのバラエティ。
もともと色んな演奏スタイルを持つ彼だからこそ、この振幅になるのは当然の結果。
しかも日本人が苦手とするカントリーが得意な人だけに、かつてその扱いはマニアック
なものでした。
でもこのアルバムではそのカントリーのみならず、ガット・ギターを使った美しい
曲や、ナイトレンジャーのジェフワトソンを迎えて8フィンガーを演らせてみたりと
かなり楽しめます。もちろんテクニックは凄いのですが、それを感じさせないほど
楽曲の充実度が素晴らしい。
DPに参加してからもなお、ソロ作品でグッド・ミュージックを聴かせてくれてます。


STEVE STEVENS - Atomic Playboys ★★ (2009-07-17 04:38:00)

レーザー・ガンを持たせたら右に出るもの無しのスゴ腕ガンマン。
ビリー・アイドルの軍師だった頃から、彼の裏番としての存在と多彩なプレイは大好き
だったのでソッコーGET。素晴らしいアルバムです。この人の場合、幅広い音楽性と
それを表現できるだけの技巧を持っているのがポイントなんですが、本作の聴き所は
曲作りの妙 と言い切ります。きっと色んな音楽を聴いてきたんだろうなぁ。
ビリーのアルバムでは切れのあるコンパクトなソロを聴かせてくれていたけど、
リーダー・アルバムである本作で、その本性があきらかになった感じ。
テクニック一辺倒になってないのも逆に凄みを感じます。
フラメンコもいいけど、この音楽性でまたアルバムを作ってほしいものです。


STEVE VAI - Alien Love Secrets ★★ (2009-06-12 15:17:00)

変態要素が薄れて、彼の作品群の中では比較的ストレートな作風。
「Tender Surrender」1曲だけのために購入しても損はしない。
エモーショナルという表現だけでは表しきれない感情を投影した、入魂の1曲。
もちろん彼らしい技巧も盛り込まれてはいるが、それを感じさせない溢れ出る情感。
『泣き』とは無縁だと思っていたVAIの嗚咽に、彼の奥深さを見た。
と同時に、当時赤ん坊であった愛息の会話(?)を執念で編集して曲へと昇華させた
「YA-YO-GAKK(ヤー・ヨー・ガー 愛しのばぶ・ばぶ・ファイヤー)」のバカバカしさは
やはり多面的なVAIらしい。
彼の宗教的な部分が苦手という人も、これなら楽しめるのでは?


STEVE VAI - Alien Love Secrets - The Boy From Seattle ★★★ (2010-12-24 01:39:32)

シアトル出身のジミヘンに捧げたオマージュ。
この曲だけはVAIもフェンダーのストラトを弾いていると思う。
生きているかのようなコードワークに脱帽。


STEVE VAI - Alive in an Ultra World ★★ (2009-07-24 04:12:00)

この人の発想は常人のものではない。
超絶技巧ばかりが取り上げられがちな人だけど、クリエイターとしてのヴァイは
やはりザッパ・チルドレンの名に恥じない創造力だ。
訪れた国の固有の音階を理解していなければ、こんなものは作れない。勿論、事前に
リサーチはしたのだろうが、数回のリハでいきなりライヴ、しかも録音するとは
とんでもない事なのだ。
その国のことは分からなくても、聴いただけで納得してしまうような説得力がある。
G3ツアーから参加している、同じくザッパ門下のマイク・ケネリーも技巧ではヴァイに
勝るとも劣らないほどのスゴ腕だけど、ここでは好サポートを見せる。
HR/HMというよりは、師匠フランク・ザッパの作品に近いのかもしれないが、ギターが
好きな人もしくは音楽的な刺激が欲しい人は聴いてほしい。


STEVE VAI - Fire Garden ★★ (2009-07-17 01:10:00)

この人の音楽を聴くと、「陰だなぁ」って思う。
泣きとか哀愁とかではなく、サウンド・ディテイルでもなく、人間としての核の部分が
「陰」なのだろう。それが音楽に現われるんじゃないかな。勿論、友達でもないし
会ったこともないけど、この人の創作活動は『個』に焦点が当たってるんだと思う。
ステージ・パフォーマンスでは、エンターテインメントの国であるアメリカ人らしく
様々な工夫とサービス精神でオーディエンスを楽しませてくれるけど、彼の作品から
感じ取れるのは内へ内へとダイブしていくような感覚だ。それは決してHMとは
同調しない、強いて言うならUKオルタナとかUKニュー・ウェーヴに近い感覚。
この作品からもその「陰」はもちろん感じられます。
装い的にはプログレのような手触りもあるけど、実験的なサウンド・コラージュや
彼にしては珍しくメロディアスな曲もあったりと、一聴するとバラエティに富んだ
作品に聴こえますが、「Fire Garden Suite」で聴かれる深淵な世界が本作の
最大の聴き所でしょう。
彼のテクニカルなギターにしか興味がない人は、何度も聴かないとこのアルバムの
すごさが分からないかもしれません。


STEVEN ANDERSON ★★★ (2012-06-10 12:55:01)

↑全くもって KILLERQUEENさんのおっしゃるとおり。

スゴイ才能を持っているのに時代に翻弄されていなくなってしまった。
それではあまりに悲しいじゃないか。あまりに無情じゃないか。

STEVEN ANDERSON  僕は君が浮上してくるのを待っている。


STEVEN ANDERSON - Gipsy Power ★★★ (2012-06-10 12:44:48)

これ、なにげにスゴイ事になってますよ。

速弾きオリンピックも下火になった頃に発表されたインストの名作。
確かにテクニカルで手数は多い。しかし、表現したいサウンドのイメージを音符で追っていったら
こうなった…という印象を受けました。決して技術をひけらかしたいが為にやってる事じゃない。
高速パッセージもネオクラの連中とは違った切り口でアプローチしていて、非常に新鮮です。

極めつけに、曲がこの世のものとは思えないほど繊細で美しい。時折出てくるジプシー・スケール
が、この人のオリジナリティを形成している要素のひとつ。
シュラプネルの人たちとは明らかに違う方向を見据えていますよ、この人。

こういう作品は「隠れた名盤」になってはいけない。堂々と「名盤」として存在すべきだ。


STEVIE WONDER - Songs in the Key of Life - Isn't She Lovely ★★★ (2014-04-29 00:21:28)

天才の名に恥じない名曲。なんだか泣けてくる。


STONE THE CROWS - Ode to John Law ★★★ (2013-05-02 01:16:48)

このテの女性ヴォーカルには必ずジャニス・ジョプリンが引き合いに出されます。

というわけで「イギリスのジャニス・ジョプリン」ことマギー・ベルが在籍していたこのバンド、
本作ではジャニスのようにブラック・ミュージックに影響された音楽性ではなく、どことなく
スペイシーで実験的な、プログレにも通じるような如何にもグレイト・ブリテンな音楽を
展開しております。各曲インスト・パートがかなり長尺なため、マギーの歌唱を楽しみたい向きには
おススメしませんが、当時の英国ロックの雰囲気を堪能したいリスナーには間違いなく
お楽しみいただけると思います。
とはいえ、やはりマギーのソウルフルな歌唱には耳を奪われてしまうんですけどね。

余談ですが、このアルバムと一緒にEXTREMEの2ndとバカラックのシングル集を購入したんですが
お店の人に「キミの趣味がわからない」と言われました。初めて入った店だったのに…


STRAY CATS - Gonna Ball ★★ (2009-07-04 14:35:00)

i-podやMacでおなじみのアップル社の創始者スティーヴ・ウォズニアック。
彼が私財を投じて開催した巨大ロック・フェス『USフェスティバル』は
画期的なイベントだった。
第2回の二日目、Heavy Metal Sundayと銘打って豪華なラインナップが出演していた。
オジー・オズボーン、スコーピオンズ、ジューダス・プリースト、ヴァンへイレンなど
錚々たるメンツに当時のHMの勢いを感じた。
しかも、ここ日本でもゴールデンタイムにTVで放送されるとはすごい時代だった。
当然TVにかぶりついて見ていたのだが、HMアーティストより目が釘付けに
なってしまうアーティストがいた。
彼らの1stはすでに聴いていたのだが、圧倒的なパフォーマンスと卓越した演奏力は
ライヴならではの迫力で、HMにも勝るとも劣らないクォリティに度肝を抜かれた。
翌日さっそく2作目であるこの「Gonna Ball」を購入。
前作より引き締まった楽曲が並ぶ。
"ゴキゲン"と言うと、なにやら脳天気な感じもするが、まさしくゴキゲンなR&Rが
炸裂する。方向性はもはや揺らぐことは無いのだろう。確信に満ちた作品だ。
が、R&Bテイストを内包する「You Don't Believe Me」など新機軸も見せ、
懐の深さも味わえる内容になっている。


STRAY CATS - Stray Cats ★★ (2009-07-04 13:37:00)

問答無用のロカビリー。
ロックとは何か? ということを端的に教えてくれるバンド、ストレイ・キャッツ。
小難しい思想とか理論とか、なにかと理屈がついて回るロックが横行する中、
パンク・ムーヴメントの余波から浮上してきた彼らの登場は新鮮だった。
この1stは、デイヴ・エドモンズ(リッチー・ブラックモアのいとこ)のプロデュース。
50年代のロカビリー・マナーを踏襲しつつも、パンクを通過したそのサウンドは
モダンなもので、本国アメリカよりもイギリスで火がついた。
Vo/g のブライアン・セッツァーは、アマチュア時代はキング・クリムゾン等も
カヴァーしていたらしく、ギタープレイは多様な影響を感じさせるが、乱暴者の
イメージとは異なり、かなりアカデミックにギターに取り組んだのだろう。
おそらくメタル・ソロを弾けと言われれば、簡単に弾いてしまうものと思われる。
それほどにセッツァーの演奏能力は高い。
そのスリリングなギター・プレイがストレイ・キャッツの魅力のひとつだろう。


SUZI QUATRO - The Suzi Quatro Story ★★★ (2012-10-23 20:23:30)

元祖女性ロックンローラー。

彼女の登場がなければ、女性のロック界への進出は大幅に遅れていたかもしれません。
ボディラインがばっちり出たピッタピタのブラック・レザーのジャンプ・スーツはセクシーで
ロッカーの魅力も満点。おそらく当時はかなりの衝撃だったんでしょうね。

そんな彼女のベスト盤のひとつである本作、デビューから少し下り坂になってきたころまでの曲を
収録してあるんですが、聴きどころはやっぱり全盛期のR&Rナンバー。
「Can The Can」「Devil Gate Drive」「The Wild One」「48 Crash」「Glycerine Queen」
などなど、トンデモなくかっこいいロケンローは今聴いても充分な破壊力です。
特に、「夏のお嬢さん」の元ネタとして有名な「The Wild One」のイントロでのスージーの
早口でまくしたてる絶叫は悶絶モノのかっこよさ。ゾクゾクしますよ、コレ。

彼女をプロデュースしてたのは、THE ANIMALSやTHE YARDBIRDSで有名なミッキー・モスト。
ジェフ・ベックの悪名高い一連のシングル曲もこの人のプロデュース。
で、スージーは彼の立ち上げたRAKというレーベルからガンガンヒット曲を出すんだけど、
このRAKレーベルのサウンドは非常に特徴的で、カラカラどころかパサパサに乾いた音像がまず
耳につきますね。特にスネアの音は猛烈にドライです。これが妙に気持ちイイ。
スージーはおろか、RAK所属の人たちは漏れなく100%同じサウンドというのが面白い。

余談ですが、かなり子供の頃に彼女が出演するお酒のCMを見た記憶があるんですが
はて、キザクラだったかオーゼキだったか…?


T-REX - The Slider ★★ (2009-06-07 01:48:00)

ボラン・ブギー炸裂。めくるめく妖しくも怪しい世界。
一聴するとなにやら能天気な感じもするが、そこはやはり英国人。
明るいナンバーの中にさえ、鉛を飲み込んだかのような重さが感じられる。
この人の楽曲タイトルは単語を無理やりくっつけた造語が多い。
「TELEGRAM SAM」「METAL GURU」なんかはタイトルだけで
イマジネーションを刺激してくる。
おそらく真性のメタラーは素通りしてしまうであろうアルバムだけども
時折聴けるそのサウンドはメタルよりメタリックだったりする。


TELEVISION - Marquee Moon ★★★ (2014-08-13 22:20:18)

《ロック裏名盤》筆頭の1枚。

「アメリカン・ロック」と言う固有名詞から何をイメージするか。偏見で言わせてもらうなら、おそらく
一般の大多数はカリフォルニアの青い空、南部のほこりっぽさ、豪放磊落で底抜けの明るさ、大陸的な
開放感などなど、そのイメージはきわめて健全な部分へと着地する。NIRVANAが登場するまでは。

NYパンクはムーヴメントとは無縁のところでひっそりと咲いたロックの徒花だ。
NYパンクというカテゴリーに括られているバンドたちは各々がムーヴメントを起こそうなんて考えは
その音楽性、精神性を考えれば毛頭無かったと容易に想像がつく。

TELEVISIONも自分たちの表現したいことを追求していただけで、その結果評価は高いものになるが
ポピュラリティということで考えると現在に至るまで不当と思えるほど低い。しかし、この1stは
意外なほどポップだ。同時にTELEVISIONならではのアート・フォームがこの時点で完成、確立されて
いる。ポップだと書いたが万人を受け入れるほど彼らの音楽はぬるくはない。むしろ入り口のドアには
ガッチリと施錠されている印象さえある。が、その鍵穴から中を覗くと言葉では表現し難い摩訶不思議な
世界が展開されている。

神経質でありながら妙な浮遊感。淡く儚げに見えてその奥で渦巻く情念。
音楽は芸術だというけど、もはや本作は立派なアートだと思う。品格の話ではないし、もちろん高尚だと
いうつもりも無い。ロックは芸術たり得るという事をこの1枚で証明してみせたTELEVISIONの功績は
もっと評価されていい。


TEMPEST - Living in Fear ★★ (2009-05-26 00:34:00)

オリー・ハルソール。いいギタリストだと思うんだけど、如何せん
アラン・ホールズワースの影に隠れちゃって正当な評価がなされない人です。
少々ジャズロック臭さは後退してハードロック風味が強くなったのも
オリーの参加が大きいのかも。
異色のカヴァー「PAPERBACK WRITER」が浮いている気がしないでもないけど。
ジョン・ハイズマンのドラムはいつ聴いても気持ちいいですね。
COLOSSEUMが好きな人にもお薦めです。


TEMPEST - Tempest ★★★ (2013-05-02 02:06:55)

どちらかというとHRよりジャズ・ロックもしくはプログレに分類される事の方が多いバンド。

この時期のホールズワース、プレイは彼のスタイルの核となるレガートを多用してはいるが、
アタックを効かせたガリガリのフル・ピッキングも併用しているのが近年と違って面白い。
ギターサウンドも彼のキャリアの中でも最もエッジィなサウンド・メイクなんじゃなかろうか?
楽曲の方も唯一無二のオリジナリティ。変拍子を多用していながらもグルーヴ感を損なわないのは
さすが職人集団。
で、意外なのが歌メロ。妙ちくりん由来のキャッチーさといいましょうか。奇妙ゆえに無意識に
刷り込まれてしまうという恐ろしさ。これはクセになります。

初めて聴いた20代の頃は理解し難かったんですが、最近はこればっかり聴いてますよ。


THE ALAN PARSONS PROJECT - Ammonia Avenue - Don't Answer Me ★★★ (2010-01-13 11:40:43)

ピンクフロイドとの関わりで語られることの多い彼らですが
この曲は往年のウォール・オブ・サウンドでノスタルジックな
仕上がりになってます。
なんか胸を締め付けられるようなせつないけど爽やかな佳曲。


THE ALMIGHTY - Just Add Life ★★ (2009-06-28 04:09:00)

パンクというキーワードに思わず反応。
かっこいいです。このアルバム。スティッフ・リトル・フィンガーズをヒーローに
挙げるリッキーらしいアルバムだと思うのですが、彼の本性はこっちの方向性に
あるのではないでしょうか。
これを聴いちゃうと、むしろ過去のアルバムの方が無理してたっぽい。
「CRANK」も勿論いいアルバムだったけど、僕はこの路線が好きですね。
このアルバムが作られたのは必然です。


THE ANIMALS - MOST OF THE ANIMALS - DON'T LET ME BE MISUNDERSTOOD ★★★ (2015-04-04 18:30:31)

♪だ~れのせ~でもありゃしない~みんなオイラが悪いのさぁ~♪

ウチの母親がなぜか尾藤Verのシングルを持っていたので、元ネタのTHE ANIMALSにたどりつきました。
この曲、ユーロビートとかC&Wとかジャンル問わずにカヴァーされてるのがすごいッス。
僕はエルヴィス・コステロのやつがしっとりしてて好きですね。


THE ANIMALS - MOST OF THE ANIMALS - THE HOUSE OF THE RISING SUN ★★★ (2015-04-04 18:18:16)

20代半ばのころ、業界ではその存在を知らぬ者はいないってほどの実力者の下で働くことになった。
実力者であると同時に大変な人格者でもあったその人は、ヒヨッ子の僕に対して上から目線ではなく
親身になって様々なノウハウを叩き込んでくれた。今でもものすごく感謝している。

ある日の会社の飲み会で僕ら若いスタッフが、なかば強引にカラオケボックスにその人を連行した。
その人は1曲も歌うことなく終始僕らのひどい歌をニコニコしながら聴いていたのだが、終了時間
間際、隣に座っている僕に「これを歌ってくれないか?」と歌本を指差した。それがこの
「THE HOUSE OF THE RISING SUN (朝日のあたる家)」だった。
もちろん歌い上げた。僕なりのソウルを振り絞って。その人はクシャッとした笑顔でとても喜んでくれた。

あれから20数年。今でもこの曲を聴くとあの人の笑顔を思い出す。


THE BEATLES - 1 ★★ (2009-06-07 02:19:00)

ビートルズのファンは一家言をお持ちの方も多いので、
皆様のおっしゃることはよく理解できますが、本作はタイトルの示すとおり
選曲もなにも、チャートのNo1になった曲のみで編集された云わば資料的な盤であって
ベスト盤ではないのです。
単純にこれだけの楽曲をNo1にしたなんて、現代では考えられないほどの偉業だと思うし
それをいまだに楽しめるなんて素晴らしい事ですよ。
ハッキリ云うとビートルズの、万人が満足するベスト盤なんて作れないと思いますね。
それだけ彼らには名曲が多すぎるって事です。


THE BEATLES - 1 ★★ (2009-06-07 02:23:00)

言い過ぎました。ごめんなさい。


THE CLASH - The Clash ★★★ (2010-12-03 00:38:14)

イギリスにはクラス(階級)が存在する。
両親が労働者階級なら生まれた子供も労働者階級だ。そしてどんどん経済的に斜陽してゆく英国。
ロンドン・パンクが勃興するのは時間の問題だったのかもしれない。

PISTOLSが起爆剤になったのは事実だが、一連のパンクバンドの中で最後まで己のイデオロギーに
忠実だったのは彼らTHE CLASH(ジョー・ストラマー)だけだった。
このアルバムは無垢な攻撃性と、容赦のないアジテーション、ストレートな主張でできている。

「ロンドンは退屈の炎で燃えている」
今の日本でこんな風に叫ぶことのできる人間はいるのだろうか?


THE COMPANY OF SNAKES - Burst the Bubble ★★★ (2018-07-27 03:26:44)

こっちの方がホンモノのような気がしてきた。

当事者が3人もいるんだから当然WHITESNAKEにはなるよね。しかもより味わい深くなってるという。
それでいてタイト。音像もクリアでエアー感もあるプロダクションだから当時のWSの音と比べると、
通気性が全然ちがうんだよなあ。マーティン・バーチの下を離れるとこんなにも変わるものなのか。
もちろん当時と2000年代のレコーディング・テクノロジーを比較することは無意味とは思うけど、
楽曲もサウンドも気持ちいいのは圧倒的にこっちの方。

当時ソングライティングの一翼を担っていたバーニー・マースデンとミッキー・ムーディ。やっぱり
いい曲創るなあ。ギターサウンドも素晴らしいしバッキングの振り分けも気持ちいい。
テクニック的な意味ではなく巧いギターを弾く人達ですな。
ヴォーカルにもう少しブラック・フィーリングがあれば良かったんだけど。そこが唯一惜しいトコロ。

現在のWSは積極的に聴こうとは思わないけど。コッチは積極的に聴いてみたい。


THE CRANBERRIES ★★★ (2012-07-05 01:57:41)

11年振りに新作「Roses」発表!!

まだゲットしてないけど楽しみ!!


THE CRANBERRIES - Bury the Hatchet ★★★ (2012-07-05 02:52:30)

4作目のアルバム。

アイルランドのバンドってロックの中でもとりわけ深みを感じさせるバンドが多いと思う。
そして何かしらの主張が込められている。考えさせられるロック。
アルバム・リリースを重ねてもそのイデオロギーが揺らぐことのないクランベリーズ。

ロック色の濃い作品となった本作でも静かなる主張は聴こえてくる。「Zombie」ほど激しい主張を
持った曲は今回は無いが、人としての力強さはひしひしと感じる。
「Promises」や「Delilah」を聴くと「Loud And Clear」や「Just My Imagination」との
振り幅の大きさに、ドロレスの一聴してソレと判るヴォーカルが無ければ同じバンドの曲とは
思えないかもしれない。

新たな方向性を見出した「Animal Instinct」はキャッチーなパトス全開で泣きそうになる。


THE CRANBERRIES - Bury the Hatchet - Animal Instinct ★★★ (2012-07-05 02:58:10)

PVが涙を誘う。

母親になったドロレスの思いが反映されているんだろうか。


THE CULT - Electric ★★ (2009-05-13 20:26:00)

確かに「AC/DCクローン」のように聴こえるけど、「70年代のロック」が
やりたかったんだと思う。
"サザン・デス・カルト"時代からは考えもつかなかったこの音楽性。
ソリッドで無駄な装飾の無い、体脂肪率0%のロック!!
アナログLP、12inchSG、CDとすべてコンパイルしてしまった。
そしてエレクトリック全曲コピーした俺は、LAメタル全盛の中
友人たちとの距離が広がるのを感じたとさ。


THE CULT - Electric - Bad Fun ★★★ (2010-12-24 02:09:24)

AC/DCを3倍速にしたらこんな感じになる。
2バスドコドコの疾走曲。エンディングにロックの醍醐味が凝縮されてる。


THE CULT - Electric - Love Removal Machine ★★★ (2010-12-24 01:58:56)

AC/DCがROLLING STONESの曲を演ってるみたい ってどこかで読んだけど、言い得て妙。
イアンの独自の発音がいい。「YEAH!」が「やいや!」だもの。


THE CULT - Electric - Peace Dog ★★★ (2010-12-24 02:06:10)

終盤のダブルトラックのイアンのヴォーカルが異常にかっこいい。
これもリフが素晴らしい。


THE CULT - Electric - Wild Flower ★★★ (2010-12-24 02:01:56)

リフ!リフ!!リフ!!!
誰かやりそうで、誰もやらないシンプルでストロングなリフ。
埃っぽいサウンドで相乗効果。


THE CULT - Love ★★ (2009-07-10 05:29:00)

ポジティヴ・パンク。
「SONIC TEMPLE」ではアメリカに日和ったHRで、古くからのファンから失笑をかった
彼らも、この時代はあきれるぐらいにカッコよかった。
グレッチのホワイト・ファルコンをかき鳴らすビリーはギタリストとしての佇まいが
イカシてたし、イアンもジム・モリスンばりの雰囲気があって独自の哲学的な歌詞が
ファンを惹きつけてた。
サウンド的には、広がりのあるニュー・ウェイヴ色とオールド・スクール的なロックの
同居するような感じで、この時点では次作での突然変異は予測不可能。
ハードロックの要素も感じられなくもないが、ほんのわずか。
ハードロックを期待して聴かない方がいいと思う。
しかしここで聴けるロックは紛れもないブリティッシュ・ロックだ。
英国ロックが好きな人は楽しめるはず。


THE DAMNED - Machine Gun Etiquette ★★★ (2012-07-04 23:00:26)

ロンドン・パンクと言えば僕はこのDAMNEDを真っ先に思い浮かべる。

3rdアルバムである本作は、どことなくHMの香りがするのだ。「LOVE SONG」やタイトルチューンの
「MACHINEGUN ETIQUETTE」などにはNWOBHM的な疾走感がある。ベースにはあのアルジー・ワード
が参加しているのも無関係ではなさそうだ。このメタリックでスピーディーな音楽性は後の
ハードコア・パンクの誕生に深く関わっている。演奏のほうは上手いとは言えないが、ロックの
カッコよさはビシビシ伝わる。

いわゆる「パンク」としてのメッセージ性、反社会性は薄いが楽曲から感じられるデストロイな
雰囲気は立派なパンクだ。しかし、デイヴ・ヴィニアンのフル・メイクは如何なるコンセプトが
あってああなったのか?グレイヴ・ディガーとして生計を立てていたというのもパンクというより
むしろHM方面な過去だし。

高校生のころ、イライラしたりムシャクシャしたりすると、決まってこのアルバムを聴いていた。
理由は分からないけど、自分の憤りをロックの力を借りて昇華させようとしてたのかもしれない。
この行為はHM/HRではなくパンクの方が効果的だった。

歳をとった今ではこんな聴き方はしないけどね。


THE DATSUNS - The Datsuns ★★ (2009-05-31 01:54:00)

プリミティヴなHRが炸裂する超強力盤。
並のヘビメタじゃ到底かなわない暴力的なサウンドが痛快。
ニートな音像のディストーションじゃなくて、汚いファズでリフを叩きつける!
なんてカッコいいんだろう。おまけにタイトルが「MOTHER FUCKER FROM HELL」だよ!
疾走感はNWOBHM譲りで、手触りは`70Sハードロック。
BUDGIEの「BREADFAN」または、ZEPの「COMMUNICATION BREAKDOWN」が好きな人なら
間違いなく好きになるバンド。
理屈とか思想とかに武装されたバンドに飽き飽きしたらこれを聴け!!


THE DONNAS - Bitchin' ★★★ (2014-08-11 23:41:16)

21世紀に甦れ!LAメタル!!!

とでも叫びたくなるような彼女たちの7枚目のアルバム。初期から比べるとメタル成分が増量してます。
以前はKISSに代表されるような解放的なR&Rを得意としていたんですが今作は往年のLAメタルを
若干意識していて、それ風のキャッチーなメロディが満載です。それと同時に今までに無かったマイナー
コード進行を多用した曲作りも新鮮ですね。うん、これはかっこいい。

ルーズ気味のプレイながら、タッピングを織り交ぜたギターソロも作風にマッチしていて魅力的。
決してテクニカルなバンドではないけど、バンド・グルーヴということでは、その辺の男性バンドが
束になっても敵わないぐらい素晴らしい。やっぱり根っこはガレージR&Rなんだね、この子らは。

そして、なんといってもこの作品のハイライトはLEPSのパク…いやリスペクト「SAVE ME」でしょう。
もうまんま「PHOTOGRAPH」なもんだから大爆笑は必至です。

まあLAメタルとは言いながらも、サウンド自体はダイレクト感をプッシュした生々しい音像で80年代の
ような加工臭さは皆無ってところが、THE DONNASらしいですね。


THE DONNAS - Get Skintight ★★ (2009-06-13 02:42:00)

ドナA、ドナR、ドナF、ドナCと、メンバー全員ファーストネームがドナを名乗る
ラモーンジーなガールズ。(ラモーンズはファミリーネームだけど)
腰の入ったR&Rをやってるんだけど、こういうバンドって日本じゃウケないんだよなぁ。
この盤はインディーズ配給で、荒々しくもタイトなプレイはとても10代とは思えない
ほどの痛快さ。メジャーに移籍してからは気持ち荒々しさは減るんだけど、それでも
日本のヴィジュアル系より断然こっちのが漢っぽい。
ガレージ臭とアリーナ臭が同居するシビレルR&Rです。


THE FIRM - The Firm ★★ (2009-06-13 03:23:00)

この時期のペイジ先生はいろんなものに幻惑されていたので、ぶっちゃけ期待は
していなかったんだけど、結構好きです。このアルバム。
思うに、リズム隊のおかげで空間にさえ重さを感じますね。
先にラジオで「Radioactive」を聴いた時は、うーむ と購入を躊躇したのですが
ポール・ロジャースが聴きたかったから意を決して購入。
全曲聴き終え「これは高品質のブリティッシュロックだなぁ」が率直な感想。
変な先入観が無ければ素直に楽しめる作品です。


THE HELLACOPTERS - By the Grace of God ★★★ (2016-09-10 21:13:20)

やっぱりココに着地したか。

前作までのアルバムにあったパンキッシュな勢いや攻撃的なサウンドは控えめになり、哀感が際立つ
メロディーをプッシュした作風にまずは軽く驚いたんだけど、想定内というかお国柄を考えると
ありえない話ではないので、すぐに受け入れる事ができますね。
↑あきらどんさんのおっしゃるとおりHANOI ROCKSにかなり似ています。さらに言うと
アンディ・マッコイの曲作りに相当近いですね。
ポップと言うと語弊がありますが、非常に解りやすくてしかも嗚咽を誘うせつないメロディは
日本人には受けること間違いなし。キャッチーなのに猛禽類ばりの威嚇も忘れないという、優秀な
アルバムとなっております。サウンドの方はもはやガレージ的なサウンドメイクではなく、もっと
引き締まったメジャー感のあるプロダクションになってます。

しかしメロディメーカーとしての片鱗は感じていたけど、ここまで徹底してメランコリーな楽曲で
固めてくるとは…少し意地悪な言い方をすると、北欧爆走ロケンローのテンプレートに上手にはまった
作品とも言えるんだけど、個人的には本作のようなスタイルは大好物のご馳走なんでありがたく
いただいてます。


THE IRON MAIDENS ★★★ (2012-06-09 11:21:27)

本家IRON MAIDEN公認のトリビュートバンド。

メンバー全員が女性であるこのバンド、メイデンの曲をトリビュートするのが至上の命題らしい。
ライヴパフォーマンスに至っては情熱をもって真摯に取り組んでいる様子。
しかしロゴ・マークやアートワーク、マーチャンダイズなどは愛ゆえのパロディが微笑ましい。
なんたって本家のエディに対するエドワイナという邪悪な女子キャラが笑える。

本家メイデン同様、メンバーチェンジも激しいようだが、末永く活動してもらいたいものだ。


THE IRON MAIDENS - Route 666 ★★★ (2012-06-09 12:16:01)

意外と言ったら失礼に当たるが、演奏は上手い。
それもそのはず。ドラムはあのテクニカル女子メタルバンドPHANNTOM BLUEのメンバーなのだ。
安定したパフォーマンスは相当ライヴをこなしてきたであろう事を窺わせる。

トリビュートバンドの宿命である本家との比較。
賛否はあると思うが、この類のバンドは音源よりライヴを楽しむのが正しいのではないだろうか。

という訳でライヴDVDがセットになってるこの作品、CD本体より楽しめてしまう。
しかもDVDの方が曲数が多いというヴァリュー感。「The Trooper」ではブルースよろしく
ユニオンジャックを翻す姿にオーディエンスも盛り上がる。
これだ!トリビュートバンドの正しい楽しみ方は。

ケチをつけようと思えばいくらでもつけられる。が、それは無粋というものだ。


THE JAM - The Gift ★★★ (2012-05-02 06:31:12)

ラスト・アルバム。

アップ・テンポでビートの効いた典型的なJAMサウンドはココには無い。
後のThe Style Councilへの布石ともいえるブラック・ミュージックからの影響が本作の正体。
しかも、それはコテコテのソウルやR&Bではなく、白人に擦り寄った音楽性がレーベル・カラーの
『タムラ/モータウン』の影響だったりする。

まあ、彼らがネオ・モッズの旗頭でもある事を踏まえると別に驚くような事ではないのだが、
最後の最後に最高の手札を切ってきた事にまず拍手。

前述したモータウンってのは、ダイアナ・ロスやジャクソン5、スティーヴィー・ワンダー等、
ブラコン・チャートのみならず白人チャートでも受け入れられた大物を輩出したレーベルだからして
当然英国人にも受けるワケです。

ロンドン・パンクの中でもTHE CLASHやTHE POLICEがレゲエやワールドミュージックに接近して
みたり、このTHE JAMも然りなんだけど
今時のUSメロディック・パンクがパンクというワードに縛られて窮屈そうなロックをやっているのに
対し、上に挙げたバンドの自由度の高さは瞠目に価する。

何かと縛りやルールが多く自由度の低いHM/HRも彼らのスタンスに倣ってみてはどうだろう。


THE KINKS - The Kinks Are the Village Green Preservation Society ★★ (2009-07-04 15:32:00)

ヴァンへイレンで有名な彼らの看板曲「You Really Got Me」などとは少々趣の異なる
ノスタルジックな作風。
当時の流行とは対極を行く、ひねくれ者レイ・デイヴィスらしい。
しかし、単純にノスタルジックなだけではない、何かアンチテーゼを感じさせるのも
いかにもキンクス(レイ・デイヴィス)だ。
「Village Green」は、なんというか、こう映像が脳裏に浮かんでくるストーリー。
なんだか泣けてくるのだ。
成功を夢見てガールフレンドを捨て都会に出て行った男が、生まれ故郷の村に帰る事を
切望する内容だが、観光開発化された村には、もはや男の好きだった場所は無い。
ガールフレンドも他の男と結婚していた…というせつない話なんだけど、その裏には
米国資本への皮肉ともとれる要素もあり、まさに面目躍如といったところか。
このアルバム自体がそういったメッセージを含んだコンセプト・アルバムだという事を
差し引いても、ブリティッシュ・ビートの傑作として評価できるほどの作品。
THE KINKSほど大英帝国を感じさせるバンドはいない。


THE LOST - The Lost ★★ (2009-06-17 16:02:00)

こんなバンドまで登録されていようとは…
バッドボーイでもないが能天気でもなく、かといって疾走するわけでもないし
キャッチーでもない。
こんな風に書くとショボいバンドだと思われるでしょうが、さにあらず。
イナタいイブシ銀のロックです。ブギーな感じが実に気持ちいいです。
若干ホコリっぽい感じもありますが、若さがそれを邪魔しているというか。
この作品以降、まったく話に上らなかったんですが、今どうしているんでしょう。


THE MAMAS & THE PAPAS - If You Can Believe Your Eyes and Ears - California Dreamin' ★★★ (2012-07-25 14:34:46)

僕は子供のころからテレビやラジオで流れた曲で気に入ったものがあればその特徴やわずかな
情報をメモっていた。我ながら変な子供だと思うが、この曲もバッチリとメモに残っている。
思い出して引用してみる。

「コダック・フィルムのコマーシャル。外人」

この15秒たらずのナノ・レベルの情報をもとに音源にたどり着くまで10年以上かかった。
そりゃそうだろう。こんなもの情報とは言えないぞ。

いい曲にめぐり合うために労を惜しんではいけない。とネット社会の今だから自戒の意味で
書き込んでみた。


THE MISSION UK ★★★ (2010-02-05 00:29:00)

日本のヴィジュアル系にも影響を与えた彼ら。
vo/gのウェイン・ハッセイがシスターズ・オブ・マーシーのギタリストだった
からかゴシック・パンクとかポジティヴ・パンクなんかに分類されているけど
THE MISSION UKに限っては、もっと雑多な要素を含んだロックって感じが
するなぁ。
曲調がマイナーだからゴスとして片付けられるのは仕方ないのかも。
個人的にかなり好きなバンドなんですが、解散/復活後の作品は未だ聴いて
ないという情けないファンなのです。


THE MISSION UK - Children ★★ (2010-02-05 00:09:00)

このバンドが登録されていなかったとは!!
前2作品が広がりのあるニュー・ウェーヴ的なサウンドだったのに対し、今作は
あのジョン・ポール・ジョーンズをプロデューサーに迎えて勝負に出ました。
彼らの個性である鬱なゴシック風味や妖しいポジパン風味を活かしながらも、若干の
HR/HMテイストを輸血したサウンドはトリハダもののカッコよさ。
冒頭の「Beyond The Pale」は深く沈んでゆくような美しさを持ったナンバー。
随所に入るアルペジオがゾクゾクします。
「Kingdom Come」の静から動へと続く構成はドラマチック。ウェインのヴォーカルも
抑えた調子から徐々に盛り上げてゆく様は圧巻です。
「Black Mountain Mist」は美しいガット・ギターがメインの曲ですが、映像が
頭に浮かぶキレイな曲。
彼らは過去、様々なカヴァーを作品に収録してきたのですが今回のカヴァーは
なんとエアロの「Dream On」をカヴァーしちゃってます。
これが見事にハマッてます。ゴス風味を加えたこのカヴァー、メタル系の発想では
こうはならないでしょうね。
個人的には生涯付き合っていきたい作品です。


THE POLICE - Outlandos d'Amour ★★★ (2010-12-03 01:21:10)

パンクの台頭の中でちゃんとしたミュージシャン経験のある人間が集まって出来たバンド。
パンク云々を取っ払ってもロックとしてエライ格好良さです。

確かにパンク的な勢いのある曲「NEXT TO YOU」なんかもあるんだけど、レゲエ・ビートを取上げた
「SO LONELY」とかアルバムの目玉的ナンバー「ROXANNE」「CAN'T STAND LOSING YOU」等は
今や普遍性を獲得したといってもいいんじゃないでしょうか。

本作でのアンディ・サマーズはまだまだストレートなサウンドで、お得意のディレイを駆使した
プレイは次作で炸裂します。


THE POLICE - Reggatta de Blanc ★★★ (2010-12-03 01:41:26)

「MESSAGE IN A BOTTLE」に代表されるようにひとクセあるコードの展開が素晴らしいです。
さすがプログレ経験者!楽曲は軒並み一筋縄ではいかない発想とテクニック。
1stとは明らかに置かれた力点が違います。

変な例えですが、前作は土佐の一本釣りで本作はルアー・フィッシング。漠然としたイメージは
そんな感じです。(伝わりにくいか!?)
こうなってくると、もうパンクという冠は不自然で、技巧派の熟練したミュージシャンという
パブリック・イメージが定着します。僕は1stもこのアルバムもどちらも甲乙つけ難いほど
好きなんですが、賛否が分かれるところなんでしょうね。


THE SMITHS - The Smiths - This Charming Man ★★★ (2010-12-03 01:50:50)

ギター小僧だった10代のころ、この曲のマーのプレイを全くコピー出来ず
茫然自失の体に陥ったことがあります。簡単だろうとナメてたので大ショックでした。
いやー、メタルばかりコピーしてたらギタリストとしての幅が広がらなかっただろうな。


THE SZUTERS - American Pop ★★ (2009-06-27 20:44:00)

右から読んでもズーターズ。左から読んでもズーターズ。
ポール・ギルバートの肝煎りでデビューを果たしたパワー・ポップバンド。
インタビューで「ビートルズやトッド・ラングレンに影響を受けた」と語っているのを
読んで、トッドが大好きな僕は早速購入。
これは気持ちいい。
中にはビートルズまんまの曲もあるんだけど、ハードなギターとポップな曲が
違和感無く同居して、こりゃチープ・トリック以来の逸材かも。
いい意味で童謡のような分かりやすさが彼らの持ち味なのでしょう、そのスタイルは
ハード・ロックではなくあくまでハード・ポップ。
ENUFF'ZNUFF同様に天気の良い日に野外で聴いたらかなり良さげです。


THE TOY DOLLS - A Far Out Disc ★★ (2009-07-01 03:40:00)

2枚目。基本路線は変わらず。
スピーディーなのに御陽気なこのバンド、OI!PUNKにカテゴライズされていたにも
かかわらず、僕のまわりの武闘派パンクスはアナーキーでデストロイなバンドしか
受け付けないらしく、THE TOY DOLLS のことを小馬鹿にするヤツが多かった。
確かに子供番組で使われそうな、童謡をハイスピードにしたかのような彼らの曲は
真性のパンクスには物足りなかったんだろうなぁ。
この2枚目も、そんな彼らのハイパー御陽気パンクは炸裂。今回のお得意のカヴァーは
サーフ・ロックの定番「Wipe Out!」(電撃ネットワークのアレ)だ。
今でこそメロコアの元祖的に紹介されることもあるけど、当時そんなジャンルなんか
なかったし、ハイスタの下手くそな真似してるバンドを聴くんだったら、
断然こっちを聴くね。


THE TOY DOLLS - Dig That Groove Baby ★★ (2009-07-01 04:00:00)

痛快疾走パンク THE TOY DOLLS 登場!!
高校時代にこのアルバムはリリースされたんだけど、当時、僕の通う高校では
ロックのメインストリームはパンクで、HM/HRはマイノリティだった。
各クラスに必ず、シド・ヴィシャスとジョニー・ロットンは当たり前にいた。
そんな学校だからしてTHE TOY DOLLS は軟弱扱いされていて、あまり聞いてる人間は
いなかった。でも僕は彼らのポップさと、ハードコア並みのスピードに惹かれて
このアルバムは随分聴いた。
「Nellie the Elephant」の楽しい展開とか、カール・パーキンスのカヴァーである
「Blue Suede Shoes」の漫才風のやりとりとか、もう聴いてて愉快なのだ。
加えてオルガは目茶苦茶ギターが上手い。
メタルしか聴かないギタリストも多分驚くと思うよ。


THE TOY DOLLS - Dig That Groove Baby - Nellie the Elephant ★★ (2009-07-01 03:04:57)

NHK教育で流れていても不思議と違和感はないでしょう。


THE WALKER BROTHERS - Introducing the Walker Brothers - Land of 1000 Dances ★★★ (2017-06-07 23:23:44)

驚異のワン・コード!!

この曲に出てくるコードはたった1個だけ。昔のブルースには頻出したパターンだけど、グルーヴがすごい。
こういうのが売れたという事実もまたすごい。


THE YARDBIRDS - For Your Love - Good Morning Little Schoolgirl ★★ (2009-06-06 23:59:56)

初のYARDBIRDS体験はこの曲。ラジオからエア・チェック。
軽快なノリのR&R。クラプトンのソロが若いねー。


THE YARDBIRDS - Having a Rave Up - Heart Full of Soul ★★★ (2009-06-13 01:58:35)

イントロがベックの歪みギターVerとインド人奏者のシタールが
聴けるVerとがありますが、どちらもかっこいい。
キースの二人分ボーカルも素敵です。


THE YARDBIRDS - The Yardbirds ★★ (2009-06-13 01:40:00)

アルバムタイトルは通称「Roger The Engineer」の方がしっくり来るなぁ。
今までのシングル寄せ集めとかライヴじゃなくて、オリジナル・スタジオ・アルバム。
彼らにHM/HRの原点を見出す人もいるんだろうけど、本作ではそんな要素は微塵も
感じることはできません。
まあ、ブルースがHRのベースになったという事実だけを見れば、それも分からないでも
ないけど、このアルバムはきわめてブルース臭が薄いのです。
ここで聴けるのはブリティッシュ・ビート・ポップです。それをジェフ・ベックという
料理人が、少々ストレンジな味付けをしているといったふう。
それをバンドの頭脳であるベースのポール・サミュエル・スミスが、お客様に出せる様
仕上げた感じがします。
個人的には、このベック時代がヤードバーズのイメージを決定したと言ってもいいと
思いますね。一般的にもそういう見方をされてるのも同意です。
でもシングル曲は、当時の慣例に倣い非常にポップでキャッチーなモノです。
実はそっちの方が好きだったりしますね。
歴史を求めるような聴き方をするリスナーや、ベック・フリークたちにとっては
避けて通れないアルバムです。


THE YELLOW MONKEY - 8 - SO YOUNG ★★★ (2010-01-12 10:53:53)

確かに泣ける。
最後のSo youngって叫ぶところが特に。
せつないです。


THE YELLOW MONKEY - smile ★★ (2010-01-12 10:49:00)

70Sロックと歌謡曲の変態ハイブリッド。
本人たちがどう思ってようと、彼らの作品中でこのアルバムが僕の中では一等賞。
キャッチーな中にもひねりの効いた曲作りはロビンのおハコですね。
若干、退廃的なグラムっぽさは後退したけどメジャー・キーとマイナー・キーを
行き来する楽曲構成は見事というしかないでしょう。卑猥な歌詞も健在です。
この人たち、ホント70年代の音楽が好きなんですね。バンドの佇まいも含めて。
バキバキのメタラーには敬遠されがちな彼らですが、ボウイやモットなんかが
好きな人やメロディのあるロックが好きな人は聴いたほうがいいですよ。
おすすめは「熱帯夜」「嘆くなり我が夜のFANTASY」「マリーにくちづけ」
「LOVE COMMUNICATION」。すりっぷのっとさんの仰るとおりです。


THE ZOMBIES - Odessey and Oracle ★★ (2009-06-30 21:10:00)

ホリーズとゾンビーズを聴くとなんだか甘酸っぱい気持ちになる。
近年、某自動車メーカーのCMで使われて初めて知った人も多いはず。
この作品、一般的な知名度は低いけど、胸を締め付けるようなせつないメロディーとか
爽やかなコーラスが楽しめる佳作なのは確か。
しかし本作が凄いのは、↑の尻さんもおっしゃるように、ブライアン・ウィルソンの
狂気を継承した、ある意味病気のサウンドにある。
メタル・ファンにはフックする要素は皆無と思われる彼らだけど、
このバンドの中心人物であるロッド・アージェントが、ゾンビーズ解散後に結成した
その名もアージェントには、レインボーへの楽曲提供でおなじみ、あの
ラス・バラードが在籍していた。


THIN LIZZY ★★ (2009-01-09 01:17:00)

何故LIZZYは日本では人気がないのか?
みなさん仰っているように、ひとつはフィルの唄い方。
音符をなぞらないトーキングヴォーカルは、ハッキリしたメロディを
好む日本人にはつまらないのでしょう。
しかし、ストーリーの語り部としてのフィルは圧倒的な表現力で
物語をきかせます。人生が滲み出る漢の声で。
もうひとつはギター。
テクニカルで派手なプレイが持て囃されるここ日本では
オーソドックスで渋いプレイは見過ごされる事が多いのです。
美しすぎるハーモニーリード、スリリングな掛け合いソロ。
フィルの世界を増幅させるバッキングとオブリガード。
歴代ギタリストはみんないい仕事してます。
あと、ギターサウンドもLIZZYが敬遠されている要因のひとつです。
ブライアン・ロバートソン時代まではギターサウンドがクリーンに近い
オーヴァードライブで決してハードロック的ではなかった事。
LIVE AND DANGEROUSではかなり歪んだトーンが心地よいのですが
黄金期のスタジオ作品ではかなりおとなしめです。(僕は好きですが)
そして極め付けが、全盛期に来日していない事。
これらの事柄が日本での彼らの過小評価につながっているのではないでしょうか。


THIN LIZZY ★★ (2010-12-15 02:09:51)

ジョン・サイクスが音頭を取ってゴリ押しで活動を続ける現在のTHIN LIZZY。
どうやらジョンとスコットが大喧嘩。ジョンは脱退したらしい。

新メンバーはヴィビアン・キャンベル(g)、リッキー・ウォリック(Vo/g)。
二人ともアイルランド人。なるほどスコットはアイリッシュの血を濃くしようって腹だな…
って、オイ!スコットあんたカリフォルニア生まれの陽気なアメリカ人でしょうが!!
しかもトリプルギターだよ。THIN LIZZYはどこへ向かってるんだろう。
ブライアン・ダウニーが復帰したものの、オリジナル・メンバーはもはや彼1人だ。

もはやTHIN LIZZYを名乗ってはいけない。このバンドは。


THIN LIZZY ★★ (2014-04-27 18:36:08)

22で「もはやTHIN LIZZYを名乗ってはいけない。このバンドは。」と発言しましたが、どうやら
スコットの発案によりバンド名を変更した模様です。気になる新バンド名は

【BLACK STAR RIDERS】

もともとLIZZY名義の使用には否定的だった僕ですが、これはビミョーだなあ。
長年愛して付き合っている女性「エリカ」が「梅代」に名変登録するような軽い衝撃です。
新名称がお気に召さなかったのかダーレンもダウニーも辞めちゃったみたいだし。

はたしてこのバンド、長続きするのでしょうか?


THIN LIZZY - Bad Reputation ★★★ (2009-05-30 22:42:00)

いい曲入ってますよ。このアルバム。
でも何故だか評価の低いアルバムです。メンバー間のゴタゴタが影響してるのかなぁ。
「Live And Dangerous」「Black Rose A Rock Legend」でもプロデュースを担当した
トニー・ヴィスコンティが仕上げたサウンドは少々エッジ不足。
しかし「Dancing in the Moonlight (It's Caught Me in Its Spotlight)」や
「Opium Trail」タイトル曲「Bad Reputation」などは
カヴァーで取り上げられるほどの名曲。
ロボの脱退でアルバム大半のギターを一人で弾いたスコット。彼の実力は
決して過小評価されるべきではないと思います。


THIN LIZZY - Bad Reputation - Dancing in the Moonlight (It's Caught Me in Its Spotlight) ★★★ (2011-02-09 02:10:10)

彼らお得意のシャッフルナンバー。
フィルのベースラインが呆れるぐらいメロディアス。

若き日のフィルのダブリンでの思い出を歌った郷愁を誘う名曲です。


THIN LIZZY - Bad Reputation - Opium Trail ★★★ (2011-02-09 02:39:40)

そう!ピュアメタラーさんのおっしゃるとおり、LIZZYにはどこか
チャンドラーとかダシール・ハメットとかのようなハードボイルドの世界がありますね。
裏社会のヤバイ感じ。現代社会のヤバイ感じとは全く異なった、常にゴルゴのような
スナイパーに狙われているような、組織に追われているような(笑)

この曲もそんなハードボイルドなドライヴナンバーです。


THIN LIZZY - Bbc Radio One Live in Concert ★★★ (2010-12-07 09:51:59)

まるで別のバンドのようだ。

ジョン・サイクスの存在が、良くも悪くもそう感じさせます。彼のやる気マンマンなプレイとは
反比例するようにフィルの出来は悪いです。張りを失った彼の歌声を聴くと辛くなってきますよ。
絶頂期の「LIVE AND DENGEROUS」とは較ぶべくもない。まだFMで放送されたライブの方が
なんとか聴けたんですけどね。
僕はこの作品を聴くにつけ、入院患者の横で跳びはねる子供の画が見えてしょうがないのです。

サイクスの事はギタリストとして大好きですがコレはトゥーマッチ。
結局彼の加入は言わばニンニク注射だったんだなあ。

LIZZYのファンだから証として所有はしてますが、色んな意味で聴くのが辛い作品です。
ネガティブ発言炸裂で不快になったらごめんなさい。


THIN LIZZY - Black Rose ★★ (2009-06-04 04:31:00)

LIZZYの最高峰アルバムと言えば「LIVE AND DANGEROUS」に相違ないけど
この「Black Rose/A Rock Legend」はちょっと評価に困ってしまう作品。
もちろんアルバムとしては大好きなんだけど、THIN LIZZYの作品として見た場合
明らかに異質なのは何人かのみなさんがおっしゃるとおり。
バンドの本質は基本的には変わらないんだけど、もともと小さじ1杯のケルト感を
大さじ1杯分タイトル曲に投入したような…
ゲイリーのプレイも文句なしに素晴らしいです。しかしスーパープレイヤーは
THIN LIZZYにはそぐわない気もします。
バンドのヒストリー的には浮いた存在の本作ですが、内容は各曲ハイクオリティ。
名盤の誉れ高いアルバムと言っていいと思います。


THIN LIZZY - Chinatown ★★★ (2009-06-06 19:51:00)

HM/HRのレヴューで、しばしば「哀愁」「泣き」のような常套句が踊っているのを
よく目にするが、THIN LIZZYのアルバムを聴いて感じるのは、同じ哀愁は哀愁でも
アタマに「男の」が付く。同じ泣きは泣きでもアタマに「むせび」が付く。
おまけに「やるせない」を付けてもいいだろう。
北欧HMやネオクラの「哀愁」「泣き」とは異質の情感を呼び起こさせるTHIN LIZZYの
それは、フィルが担っていると言ってもいいかも知れない。幾多の修羅場を乗り越え
辛酸を舐めてきた男だけが創り得る世界。自身のアイリッシュであり、しかも混血児
というバックグラウンドも無関係ではないのだろう。
メロディック・デスに代表されるような、冠に「メロディック」を掲げている
音楽を聴くと、なるほど哀愁を湛えたメロディがふんだんに使われている。
しかし、その哀愁は押しの強い「どうだ!!泣いてるぞ!!これでもか!!」的な
ものを感じてしまう。(感受性の違いはご容赦願います)
本作も、メンバーチェンジしたにもかかわらず「哀愁」「泣き」は健在だ。むしろ
濃厚になっている。「LIVE AND DANGEROUS」がバンドの最高傑作というのを大前提と
踏まえた上で、この「CHINATOWN」、彼らの本道的に最後の傑作である。
(「THUNDER AND LIGHTNING」は本道ではない)
どうしても言っておきたいのが、このアルバムは優れた「レスポール・アルバム」だと
いう事。初代ギタリストであるエリック・ベルを除く歴代のLIZZYのギタリストは代々
レスポールを使用してきたが、本作で聴く事のできるサウンドは実に味わい深い。
ホワイトスネイクの初期の作品同様に珠玉のレスポール・サウンドが堪能できる。
アルバム1曲目「WE WILL BE STRONG」を聴くだけで、上記の内容に
納得してもらえると思う。