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N男さんが同意した発言一覧 1-13
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N男さんが同意した発言一覧 1-13



ALICE IN CHAINS - Jar of Flies - Nutshell

他では見られない寂静感が印象的な素晴らしい曲ですよね。この曲を聴くと、連帯という名のなれ合いを潔しとしない、独立心から来る強い孤独感を胸に目の前に拡がる広大な赤い砂漠を見つめ、そこに足を踏み出す一人の男のイメージを頭に思い浮かびます。心の深層にまで浸食してくる不思議な曲。

yuuyuu ★★★ (2003-07-09 13:58:36)


BURZUM - Hvis lyset tar oss - Hvis lyset tar oss

反復の奥義、禁欲の奥義ですね。
歌や主題となるフレーズがいつ来るか、といつ来るか、待ち続けてみると、終わりまでものの見事に何も出て来ない。華となるもの、核となるものを徹底的に封印すること、それが反復ブラックの掟なのだと痛感できます。
効果音でしかない低音シンセ、旋律を失ったギターの響き、ドラムパターンによる最低限の展開示唆…取り残された疾走感があまりにも虚しい。

木札 ★★★ (2007-06-03 01:39:48)


DREAM THEATER - Images and Words

メタル雑談のコーナーでも書いてますが、このアルバムが現在最後の衝撃です。
(ちなみに過去の衝撃はヴァン・ヘイレン、イングヴェイ、ハロウィンの3つです。)
これが出た当時、僕は大学4年生だったのですが、家でCDを聴き、通学中ウォークマンでテープを聴きという風に一日中聴いてました。バンドスコアも買い、必死でギターの練習もしました。それくらいハマリました。今でもすべての曲の各パートの隅々まで覚えています。
とにかく曲が新鮮でそれまで聴いたことの無いHMがそこには展開されてました。変拍子バリバリでしかも各パートの演奏は異常にテクニカルで、かつメロディアスでヴォーカルも上手いとなれば文句のつけようがありません。
ギターとシンセのユニゾンパートは何度聴いても鳥肌もの。曲の構成もきちんと盛り上がるパートがあってほんとによく練られています。プログレと聞いて難解なイメージを受けるかもしれませんが、唄メロが非常にメロディアスなのである意味聴きやすいと思います。
このアルバム以降、同類のバンドがたくさんでましたが、結局このアルバムの物まねの域を脱していないものばかりだったように思います。
CDを買って「あ、ドリームシアターの物まねだ」と思えたものはすぐに中古屋へ売りました。
いわゆる、プログレハードバンドもこのアルバムを目指してるのだと思いますが、このアルバムを越えられるのは本家のみだと思います。
曲も完璧。新作もこのアルバムには及びません。ケヴィン・ムーアが抜けたのは痛いが、このアルバムを越える作品を僕は日々期待しています。
100点満点。

定ちゃん ★★ (2000-03-15 17:21:00)


IN FLAMES - Colony

イン・フレイムスの凄さは、メロディック・デスというジャンルだけでは語りたくない懐の広さにある。とにかくドラマティックなHR/HMが好きな人は、是非聞いてみるべきである。初めて聞いた人には、なにかしらの衝撃があるはずである。彼らの作品の中でもトップ・クラスの楽曲の充実度を誇るこの作品は、聞いて損する事は絶対に無いと断言できる。メロディーがとにかくいいから、デス???という人にも絶対にお勧めできる好盤である。

ヤング・ラジオ ★★ (2003-02-13 00:27:00)


JOURNEY - Frontiers

「SEPARATE WAYS」完璧としか言い様のない名曲ですね。その他にも「EDGE OF THE BLADE」や「TROUBLED CHILD」も素晴らしい曲だと思います。
HR/HMの名盤に止まらず、普段HR/HMを聴かない人にも是非聴いてほしい超名盤だと思います。
私はHR/HMを聴かない人に"CDなんか貸して"と言われた時、このアルバムかESCAPEを貸すことにしています。

KEN ★★ (2000-05-13 07:46:00)


JUDAS PRIEST

PRIESTの音楽性について僕の意見
PRIESTは自他認めるHMの権化だが、しかし彼らが作ってきた曲の少なくとも半分はHRあるいはロックンロールと分類されるべきだ。日本のメタルファンはHMとロックンロールを別物として扱い、ファン層も違うことが多いが、PRIESTはHMの創造者であるがゆえに逆にそれ以前の“ロック"からの流れを受け継いでおり、だから僕は彼らを勝手に正統派メタルなどと狭い枠でくくりたくない。僕の中で彼らは、本当の意味でのプログレッシブ(進歩的な)ロックをやるバンドであり、ロック本来が持っている雑食性・格好いい音ならなんでも取り入れる良い意味での節操のなさこそ彼らの本当の武器だ。
この視点でPRIESTの全アルバム、全楽曲を聴きなおすと純然たるHMしか聴かない人には単なるかったるい曲でしかない曲も、広い視点でロック全般あるいは他のジャンル(ポップス、ブルース、テクノ、ヒップホップ、フォーク、ジャズ、ヒュ-ジョン等)も聴ける人には格好良さが理解できるし、事実僕は彼らの曲は1stを含めほぼすべての曲を気に入ってる。
彼らが考えるHMの定義とは、多くのメタルファンが考えるほど狭いものでも厳密で堅苦しいものでもない。彼らはとにかく貪欲に新しい格好良い音を求めて思考錯誤を繰り返し、その産物として今多くの人間がHMとして認識する音楽が生まれたが、彼ら自身はまだHMの様式(日本人のいう様式美とやら)は完成されていないと考えているから、過去の自分達の音に拘らないのだと思う。どんなジャンルでもそうだが過去の栄光にすがるのは凡人であり、終わったバンドだ。昔の彼らの音を懐かしむ声はファン・ミュージシャン・評論家を問わず多いが、彼らは何も分かってない。彼らから進歩、進化、変化といった要素を奪えばなにも残らない。バンドに死ねというようなものだ。進化することで数々の名曲を生み、HMを創造した彼らがもし進化しないバンドであったら彼らは途中で消え去っていただろうし、HMも生まれていない。大体現在のPRIESTの音楽性を否定する意見を見聞きすれば、その多くは彼らの音楽性を誤解していることが多く、PRIESTの歴史を追うことなくつまみ食い的に何枚かの昔のアルバムを聴いて分かったつもりになり、それらと今の音が違うので単純に否定しているだけだと思う。逆にPRIESTの全アルバムを聴きこみ、それでも現在を否定するならそれは単にその人がPRIESTが嫌いだということだ。
まず理解すべきなのはPRIESTというバンドは、他の多くのバンドのように一部の曲、アルバムを聴いただけではその全体像は把握できない複雑なバンドであり、この1曲で全てが理解できるというバンドではない。その証拠がこのHPでもわかるように余りにも多彩な推薦曲の多さだ。また多くの人がNo.1ソングとしてあげる“THE HELLION/ELECTRIC EYE"にしてもこの曲を聴けば誰もがPRIESTの凄さを理解するであろう事は推薦者の方々と同意権だが、ではこの曲を聴いてファンになり彼らの他の作品から同様な感動を探そうとしても、他ににた曲はほとんどないので混乱するというのは多くのファンが経験あるんじゃないかと思う。これは“PAINKILLER"にしても同様だ。多くのファンがこれらの曲をもう一度作ってくれとか、なぜ新作には“PAINKILLER"が入ってないんだとか言ってるが、そんなこと言ったって彼らの歴史はそんな事したことがないし、逆に過去の焼き直しに走らないのが彼らの凄さで、過去には存在しないタイプで過去の名曲と同等のクオリティの曲を作りつづけるのが彼らの目標なんだろう。よくB!!誌のインタビューで最近のPRIESTは彼ららしくないよとか昔の彼らの曲みたいのを作るべきだよとかいうバンドやミュージシャンがいるが、そんな簡単にいうならじゃああんたらが作れよと言いたくなる。PRIEST系とか正統派とかいうものがかつてのPRIESTの名盤、名曲に匹敵するものを作ったためしはないし、また作った当事者であるPRIESTのメンバ-にとっても焼き直しではない第二の“PAINKILLER"やそのほかの名曲などそう簡単に作れない。簡単に作れる名曲なんて実は名曲ではない。だから彼らはあらたな要素を取り入れ、新たな名曲を生んでいるのだ。以上長い文章で申し訳ない。

YOSI ★★ (2001-11-23 23:29:00)


JUDAS PRIEST - Ram It Down

88年発表の11th。
JUDASの刻んだ時代の流れを気にせず、これだけをスポット的に聴けば、なんでこれが批判させているのだろう?と思うのは素直な感想だと思う。
楽曲は全体を通してハイクオリティだし、“Hard As Iron"や“Blood Red Skies"等今でも印象に残っている名曲も収録されている。中身は充実している。
が、しかしこれって前作が“TORBO"であるため、モダン化に対する批判に対し、簡単に元に戻してファンのご機嫌取りをしたような印象を当時受けた為、精神的に弱気に映ってしまったところに悲劇がある。
誰もが思った、“TORBO"は何だったの?失敗作って認めるってこと?そう思わせたところにこの作品も癇に障る結果となってしまったのである。だから旧来のファンが支持しない。
偉大なバンドは大変なのです、ファンが厳しいから・・・

HIGASHI ★★ (2004-06-13 22:38:00)


LINKIN PARK - Hybrid Theory

リンキン・パークと言えば、絶対にこの1stがお薦めである。はっきり言うが、俗にいうミクスチャー・ロックとは一線を画す。音楽理論を学んだ連中が、パズルを組み立てていくように作りあげた作品だけに、ただのミクスチャー・ロック的作品ではない。装飾部分をただの装飾ではなく、楽曲のメインにトータル的に組み込んでいくという方法論は、ある意味プログレ的でもある。初めて聞いた時から、これ以上の作品を作るのは難しいなと思うくらい1stにして完成した作品である。2ndは、守りに入ったような安定路線で少しガッカリしたが、この1stは歴史的名作と断言できる程の完璧な仕上がりである。(彼らがこれ以上の作品を作るのは、おそらく無理であろう。それくらいこの作品の完成度は、ケタ違いにすごい!)

ヤング・ラジオ ★★ (2003-09-08 23:10:00)


MEGADETH - United Abominations - À tout le monde (Set Me Free)

「YOUTHANASIA」収録曲のリメイク。「ファンにとっても俺にとっても大切な曲」と公言してはばからないムステイン大佐、渾身のバラード。
「つらくてつらくてたまらない」というムステインの歌唱に胸が苦しくなるオリジナルと比べ、音楽的な活力を強く感じられる仕上がり。曲風はメタリックなままだし、ムステインも充分トガッた声で歌っているけど・・・メロディアスな面が強調されていて、どことなく「前向きなサヨナラ」を感じる。
・このリメイクを聴いて、2004年の解散ツアー日本公演で聴いた「AToutLeMond」を思い出した。怒りと憎しみと苦悩まみれだったキャリアを終わらせる清々しさからか、この曲をすごく楽しげに演奏しているムステインが印象的だった。
「明るくなった」っていうと語弊があるけど、テンポが上がりオーケストレーションも重厚になって“カッコ良く"よみがえったこの曲に、もはや「ひとりぼっちの孤独」は感じられない。たくさんのファンと素晴らしいメンバーに囲まれてMEGADETHを続ける決意をしたムステインに思いを馳せるも良し・・・ムダなことウダウダ考えず、アルバムのアクセントとして楽しむだけも良し。これが素晴らしいメロディを搭載した名曲であることは確か。
・マーティのソロを"素材"として活かしたグレンのギターソロはCool。「LACUNA-COILのクリスティーナ・スカビア」なる女性ヴォーカリストが参加しているけど、邪魔にもなっていなければさして楽曲に影響もたらすこともせず。良くも悪くも「サポート」というカンジ。

我集院@譲治 ★★ (2007-06-20 02:00:44)


METALLICA - Master of Puppets - Welcome Home (Sanitarium)

素晴らしい曲だ。
意志を持った動物のように動く構成は秀逸。流石メタリカ。

中曽根栄作 ★★★ (2006-09-05 21:39:00)


SENTENCED - Frozen - Drown Together

もはや引き裂かれることのない2人…。
たおやかな輝ける海原の潮流に流されていく2人…。
1人は「センテンスト」、そしてもう1人は「死の女神」なのではないだろうか?

ドクトル・メタル ★★★ (2006-03-15 23:38:48)


THE CROWN

一生スラッシュし続けろ!!俺も一生首を振ってやるぜ!!!!

逆十字 ★★ (2003-09-21 12:06:00)


聖飢魔II - 1999 BLACK LIST [本家極悪集大成盤] - EL DORADO

聖飢魔IIがそのバンド活動の締めくくりとして最後に演奏をした曲。
もともとはアマチュア時代の聖飢魔II・解散時期にデーモンがルークと組んだバンド「紫馬肥」のレパートリー。
つまりクレジットにある「紫馬肥」はルークのペンネーム。
で、曲名も最初は"EL・DO・RA・DO"だったのだけれど、スペイン公演をきっかけに、スペイン語に忠実な表記になって、"EL-DORADO"になった。
まずは1986年、第3大教典に収録されたEmヴァージョン。ギターソロはエースが担当。
これは軽すぎた。
で、その翌1987年ルークのバンド参加と共に録りなおして発表されたシングル・Dmヴァージョン。ギターソロは再びエースが担当。このシングル・ヴァージョンは"愛と虐殺の日々"で聴くことができる。
これは遅すぎた。
で、1989年に極悪集大成盤"WORST"にて、さらに詩を一部変更し、テンポも変えてkey.を大胆に導入した(この辺はマツザキさまの貢献・大であろうと想像する)Cmヴァージョンを発表。ここではじめて、ルーク篁がギターソロを披露する。
これは明るすぎた。
1999年、極悪集大成盤"1999 BLACK LIST"収録にあたり、4度の録音がなされる。ここではじめてスタジオテイクも"EL-DORADO"と表記される。テンポや基本的なアレンジは"WORST"ヴァージョンを踏襲しつつも、音の高さをシングルのDmに戻し、歌詩もオリジナルのモノに戻った。ソロはWORST盤と同じくルーク。
んでもってさらにVCでも見られた前フリを曲の冒頭にもってきて、2度目のサビもライヴと同じリピート演奏となった。最後の最後で、ここまでヤるとは...完璧な仕上がりです。
これは泣きに泣いた。
個人的にはこの2度目のサビのリピートにおける、ルークによるバッキングがとてもスキである。
スタジオ録音盤がこのように4テイク残されているだけでなく、ライヴヴァージョンも音源化されて数多く残されている曲である。
まずは、VCヴァージョン。
シングルの際のプロモーション・ヴィデオがシングルの音源と異なり、ライヴ音源をVC化している。
当然、ルークを加えての演奏であるけれど、エースのソロのみ差し替えとなっている。
次に出たのは"WORST"プロモーション・ツアー時のライヴ・ヴィデオ"B.D.10 武道館 THE WORST BLACK MASS TOUR"。
"WORST"アレンジがライヴ・ヴァージョンになってると考えてもらってよい。ただしデーモンは歌詞を間違えてる(即興で作ってる?)。
で、すごいのが次の"実録!欧州非常事態宣言"。
1991年に行なったロンドンとスペインでのライヴを収録した作品で、"EL-DORADO"はスペインのライヴから。2日間の映像が入り混じり、詩も日本語とスペイン語が混じる。正確にはサビとその他一部分がスペイン語。アレンジは"1999 BLACK LIST"と同じDmの速いテンポなのだけれど、ここではエースがギターソロを弾いている。ここではじめて"EL-DORADO"と曲名表記されるようになる。
で、最後は解散ミサを商品化したCD及びヴィデオ。
アレンジは当然"1999 BLACK LIST"に準じてる。
残念なのはデーモンが詩を間違えてるコト。
ちなみに映像が2パターンあって、ライヴの模様を商品化したものに収録されてるヴァージョンと、ファイナルツアー及びミサの裏側を追ったドキュメント・ビデオ「BACK STAGE OF 聖飢魔II -ウラビデオ」収録ヴァージョンである。9枚組DVDでは両方見れる。
このテイク、映像に関しては「BACK STAGE ~ 」ヴァージョンがスキ。
ダラダラと書いたけど、「聖飢魔II・不動のメインイベンター」(デーモン 談)との呼び名が実にふさわしい、素晴らしい1曲です。

IMOGAN ★★★ (2002-11-17 22:58:00)