この曲を聴け!
夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 901-1000

MyPage

夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25
モバイル向きページ 
夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 901-1000

0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25


MAGNUM - On a Storyteller's Night - On a Storyteller's Night ★★★ (2012-10-30 00:35:33)

スケールの大きなサウンドの中で、堂々たる貫禄を身に付けたボブ・カトレイの歌唱が見事に映える感動的な名曲です。


MAGNUM - On a Storyteller's Night - Just Like an Arrow ★★★ (2012-10-28 17:35:22)

キャッチーなメロディーをキラキラシンセが飾り立てるハードポップ・チューン、
いかにも '80年代的なこの手の音作りは長い間敬遠していましたが、最近になってよく聴くようになりました。
何というか、ちょっと言葉は悪いですが無難な安定感があって気楽に聴き流せるんですよね。


MAGNUM - On a Storyteller's Night - How Far Jerusalem ★★★ (2012-10-28 17:06:20)

力強いミッドテンポ・チューン、
ガツンと来るサビのメロディーが良いです。


MAGNUM - On a Storyteller's Night ★★★ (2012-10-28 16:39:35)

'85年発表の5thアルバムです。
以前のアルバムでも部分的にそういう曲はありましたが、ここから彼等は完全に産業ロック&メロディアス・ハード路線になりました。
ゴージャスなシンセをふんだんに用いたスケールの大きなサウンド、流れるようなメロディー等 、当時の流行に則した音作りは今聴くと個性には欠けますが耳当たりの良さは抜群! キャッチーな中にも英国らしい湿り気と落ち着いた雰囲気が感じられる点も良いですね。

MAGNUM中期の傑作としてファンの間で評価の高い作品、ASIAが好きな方にもおすすめの一枚です。


MAGNUM - The Eleventh Hour ★★★ (2012-10-27 14:21:55)

'83年発表の4thアルバムです。
何人かの方がコメントされているように、私も最初に聴いた時は地味な印象を抱き、あまり聴く機会の無いアルバムとなっていましたが、最近聴き返してみたら「あれ、こんなに良かったっけ?」とガラッと印象が変わりました。
プログレ的で華美な装飾は控え目になり、ストレートなエッジ感が増した過渡期的作品ですが楽曲の質が粒揃いで聴き込む程に味わい深くなって来ます。

確かにのっぺりとして奥行きの感じられないサウンドとそれを象徴するかのような陰鬱なアートワークはマイナスですが、それを補って余りある楽曲の素晴らしさに是非耳を傾けて欲しいアルバムです。


MAGNUM - The Eleventh Hour - True Fine Love ★★★ (2012-10-27 13:43:35)

リマスター化の際にボーナス・トラックとして追加された「THE ELEVENTH HOUR」のアウト・テイク、
当時はアルバムの雰囲気に合わないという理由で収録を見送られたのもうなずける陽気なR&Rチューンですが曲自体の出来は素晴らしいと思います。


MAGNUM - The Eleventh Hour - Road to Paradise ★★ (2012-10-27 13:23:11)

即効性はありませんがじわじわと効いてくるメロディーですね、
アルバムの締めとしてはちょっと弱いかな? という気はしますがなかなかの佳曲だと思います。


MAGNUM - The Eleventh Hour - Young and Precious Souls ★★★ (2012-10-27 13:00:22)

スムーズな流れの中でさり気無くリズム・チェンジを繰り返すプログレッシヴな展開が魅力、サビ前でテンポがアップする部分に胸が躍ります。


MAGNUM - The Eleventh Hour - The Word ★★★ (2012-10-26 21:50:17)

ボブ・カトレイの包容力のある歌唱に胸が温まる感動的なバラードです。


MAGNUM - The Eleventh Hour - One Night of Passion ★★ (2012-10-26 21:43:34)

ジャジーでアダルトなムードの曲、
ヘヴィなリフでしっかり引き締める事も忘れていません。


MAGNUM - The Eleventh Hour - Hit and Run ★★ (2012-10-26 21:37:43)

キャッチーなハードポップ・チューン、
爽やかなメジャーキーのメロディーが心地良い。


MAGNUM - The Eleventh Hour - So Far Away ★★★ (2012-10-26 21:28:31)

ハードボイルドな感じがたまりません、
静と動のコントラストが大きいダイナミックな曲調が魅力です。


MAGNUM - The Eleventh Hour - Vicious Companions ★★★ (2012-10-26 21:22:58)

哀愁のバラード、
繊細なアコギとへヴィなリフ両方に骨太な男臭さを感じます。


MAGNUM - The Eleventh Hour - The Great Disaster ★★★ (2012-10-24 00:45:28)

これぞブリティッシュ・ハードロックの醍醐味! といわんばかりのアップテンポ・チューン、
彼等にしてはストレートなエッジ感を押し出したギターと、さり気無く気品を持ち込むKeyのアレンジが絶妙なバランスを保っています。


MAGNUM - The Eleventh Hour - Breakdown ★★★ (2012-10-24 00:38:47)

ピアノの伴奏から徐々に盛り上がっていくバッキングと、哀愁のメロディーを情感たっぷりに歌い上げるボブ・カトレイの歌唱が素晴らしい!


MAGNUM - The Eleventh Hour - The Prize ★★★ (2012-10-24 00:35:37)

英国らしいウェットな哀愁を湛えたメロディアス・ハード、
ジョン・ペイン時代のASIAに雰囲気が似ています。


MAGNUM - Chase the Dragon - HOLD BACK YOUR LOVE ★★ (2012-10-23 00:26:29)

リマスターに伴い追加されたボーナストラック、
シングル「BACK TO EARTH」のB面でQUEENチックなスロー・バラードの佳曲です。


MAGNUM - Chase the Dragon - Back to Earth ★★★ (2012-10-23 00:20:10)

元々シングルのみのリリースだったのをリマスターの際にボーナス・トラックとして追加された曲ですがこれがびっくりする位カッコいい!
ピアノ&Keyによるイントロからしてワクワク、ハードに刻まれるリフと湿り気たっぷりのメロディーが駆け抜けるエピックな名曲です。


MAGNUM - Chase the Dragon - The Lights Burned Out ★★★ (2012-10-23 00:10:31)

ピアノの伴奏から始まって徐々に厚みを増すバッキングと、朗々と歌い上げるボブ・カトレイの歌唱が爽やかな感動を呼び起こすアルバムラスト・チューン、
心地良い余韻を残してくれる名曲です。


MAGNUM - Chase the Dragon - The Teacher (2012-10-22 23:59:15)

能天気なお気楽ロックンロール、
と思いきや曲中盤で一瞬だけ転調したりシンフォニックなKeyパートがあったりとドラマチックな一捻りを加えています。


MAGNUM - Chase the Dragon - We All Play the Game ★★ (2012-10-22 23:51:31)

シンプルなバッキングに乗る優しいメロディーラインの歌唱が生かされたアコースティカルなバラードです。


MAGNUM - Chase the Dragon - Walking the Straight Line ★★ (2012-10-22 23:45:09)

BOSTONがやりそうなアメリカン寄りのロック・チューン、
ざっくりとした骨太なリフがカッコいい!


MAGNUM - Chase the Dragon - The Spirit ★★★ (2012-10-22 23:26:37)

ボブ・カトレイの堂々たる歌唱の雄大なスケールに息を呑むドラマチック極まる名曲です。


MAGNUM - Chase the Dragon - On the Edge of the World ★★★ (2012-10-22 23:01:42)

明るくキャッチーなメロディーのハードポップ・チューン、
骨の髄までズブズブのブリティッシュ・サウンドというイメージが強い彼等ですが、こういったポップな曲ではアメリカン・ハードからの影響を上手く消化しています。


MAGNUM - Chase the Dragon ★★★ (2012-10-22 01:00:08)

'82年発表の3rdアルバムです。
壮大でドラマチックな楽曲を軸とする一方で親しみやすいキャッチーな楽曲もバランスよく配されており、彼等の得意とするファンタジックで古典的ブリティッシュ・ハードロック由来の湿り気を帯びた叙情性はそのままに、時代に則したソリッドなサウンドになっています。
荘厳かつ繊細な音の広がりや奥行きを感じさせるKeyのアレンジも良いですね。

ファンの間では評価の高い一枚、個人的にも1stの次に好きな作品です。


VIRGIN STEELE - Age of Consent - Let It Roar ★★ (2012-10-21 00:35:57)

猛々しく咆哮するディヴィッド・ディフェイのVoがインパクトを放つファスト・チューン、
VIRGIN STEELEにしてはストレートなメタルと思いきや、ラストのフェード・アウトしていく部分でリヴァーヴたっぷりのアルペジオを聴かせてらしさを発揮しています。


MAGNUM - Magnum II - All of My Life ★★★ (2012-10-20 20:33:20)

ボブ・カトレイの大仰な歌いっぷりが素晴らしい!
ジャジーな雰囲気から突然スペーシーで壮大なラストに持っていく展開もGoodです。


MAGNUM - Magnum II - Firebird ★★★ (2012-10-20 20:11:59)

全体的に落ち着いたトーンの中で、ヘヴィなリフとフルートやKeyの美しいメロディーとの対比が曲をドラマチックにしています。


MAGNUM - Magnum II - Stayin' Alive ★★★ (2012-10-20 19:47:13)

感動的なメロディーに聴き惚れるピアノ・バラード、
ボブ・カトレイの包容力のある絶品の歌唱を堪能出来ます。


MAGNUM - Magnum II - Foolish Heart ★★ (2012-10-20 19:37:27)

リラックスした軽めのナンバー、
ブライアン・メイのように重ねられたギターの音色と軽快なピアノのバッキングに、明朗でキャッチーな歌メロが乗っています。


MAGNUM - Magnum II - So Cold the Night ★★ (2012-10-20 19:30:44)

このバンドがバーミンガムの出身であった事を思い起こさせる、へヴィなリフが印象的です。


MAGNUM - Magnum II - If I Could Live Forever ★★★ (2012-10-20 19:23:04)

雄大でドラマチックなメロディーを朗々と歌い上げるボブ・カトレイを主役に、脇を固める楽器陣もさり気無く存在感をアピールしています。


MAGNUM - Magnum II - Changes ★★ (2012-10-20 19:15:01)

BOSTONを彷彿とさせる明朗なメロディー・ラインを持った曲、
ボブ・カトレイの温かみのある歌声が生きています。


MAGNUM - Magnum II - Great Adventure ★★★ (2012-10-20 19:07:13)

ドラマチックなアルバムオープニング・チューン、
何らかのドラマの予感を感じさせるシンセのイントロから緊張感の走る歌い出しにかけて、QUEENを彷彿とさせます。


MAGNUM - Magnum II ★★ (2012-10-20 18:49:23)

'79年発表の2ndアルバムです。
全体的に落ち着いていてリラックスした印象の作品です。
地味になったKeyの装飾、音質が1stに劣る、アートワークの手抜き感が酷い等、前作と比較すると色々と物足りない気がしてしまう本作ですが、アレンジがシンプルになっただけで曲自体は前作同様ドラマチックな構成でけっして質が低下した訳ではありません。

前作の隙の無さの方が稀なのであって単体でみれば十分なクォリティーは保たれています。


MAGNUM - Kingdom of Madness ★★★ (2012-10-19 21:04:45)

'78年発表の1stアルバムです。
音楽的にはBOSTON等のアメリカン・プログレ・ハードとの共通項を見出す事が出来ますが英国産らしい寓話的でファンタジックなアプローチが特徴となっています。
端正で緻密に作り込まれ、派手過ぎない装飾を施されたサウンドは濃密ながら透明感と気品を備えており、曲間を廃して一つの流れとして聴かせる一大音絵巻のようなアルバム構成も魅力的です。
国内盤の紙ジャケ再発の際、アナログのU.S盤キング・ジャケットとU.K版猫目ジャケット両方をパッケージ(個人的にはU.K版が好き)して更に '93年の未発表音源集「ARCHIVE」からの11曲を収録したボーナス・ディスクまで付いた2枚組で、お買い得感満点の豪華版仕様となりました。

日本での知名度はイマイチのようですが、時代を超えて色褪せないブリティッシュ・ロックの真の名盤としてもっと多くの人に聴いてもらいたい一枚です。


MAGNUM - Kingdom of Madness - All Come Together ★★★ (2012-10-19 20:39:28)

アルバムラスト・チューン、
多彩なKey類の使い分けや巧みなリズム・チェンジが見事で、曲が進むに従ってドラマチックに盛り上がっていきます。


MAGNUM - Kingdom of Madness - Lords of Chaos ★★ (2012-10-19 20:32:22)

ファンキーなベース・ラインが特徴的です。


MAGNUM - Kingdom of Madness - Invasion ★★★ (2012-10-19 20:25:19)

軽快なシャッフル・ビートが心地良いアップテンポ・チューン、
高速ツイン・リードが奏でる流麗なハーモニーと重厚なコーラスが実に英国らしいです。


MAGNUM - Kingdom of Madness - The Bringer ★★ (2012-10-18 23:17:01)

ウェットな英国風味が感じられる佳曲、
ピアノやカウベルのさり気無い使い方にセンスの良さが光ります。


MAGNUM - Kingdom of Madness - All That Is Real ★★★ (2012-10-18 23:03:02)

ゆったりとしたバラード・パートと中盤の白熱するインスト・パートのコントラストが良いですね。
ドリーミーなKeyの音色も素晴らしい!


MAGNUM - Kingdom of Madness - Universe ★★ (2012-10-18 22:48:43)

暖かみのあるメロディーのバラード、
しっとりと歌い上げるボブ・カトレイの歌唱が生きています。


MAGNUM - Kingdom of Madness - Baby Rock Me ★★ (2012-10-18 22:39:51)

明るくキャッチーでノリの良い曲ですが英国らしくどこか気品が漂っています。


MAGNUM - Kingdom of Madness - In the Beginning ★★★ (2012-10-18 22:32:16)

アルバムオープニング・チューン、
気が付けば物語の中に迷い込んでいるような、壮麗でファンタジックなサウンドが魅力です。


PINK FLOYD - Wish You Were Here - Welcome to the Machine ★★★ (2012-10-17 20:47:17)

邦題「ようこそマシーンへ」
ここでの "マシーン" とは巨大なミュージック・ビジネスの事で、そのシステムに組み込まれるバンド自身を皮肉っています。
私はこの曲のシンセやSEを聴く度に昔の近未来SF漫画的なチューブ状の道路を走るカプセル型の乗り物のイメージが浮かんで来ます。

スターになっても、それはそれで悩みは尽きない…サウンドはシンプルですが非常に内省的で精神的にヘヴィな感覚を伴った曲です。


TOO MUCH - TOO MUCH - SONG FOR MY LADY (NOW I FOUND) ★★★ (2012-10-15 21:57:44)

アルバムのラストを締めくくる劇的な大作、
まんまKING CRIMSONなプログレで、フルートやメロトロンに加えてピアノやストリングスまで投入して本家以上にドラマチックに盛り上げまくり、Voも基本ブルージーな声質なのにこの曲だけはグレッグ・レイクになりきっています(笑)。
いったん曲が終わった後、しばらくしてまた始まるというマニアックなこだわりっぷりも徹底していますね。


TOO MUCH - TOO MUCH - GONNA TAKE YOU ★★ (2012-10-15 21:40:46)

ヘヴィなリフがカッコいい!
途中、KING CRIMSONの "Pictures Of A City" みたいなフレーズがちょっとだけ出て来てニヤリ。


TOO MUCH - TOO MUCH - SHALL BE RELEASED ★★ (2012-10-15 21:33:19)

THE BAND(ボブ・ディラン作曲)のカヴァー、
オリジナルよりカントリー風味が強めで泥臭いヴァージョンになっています。


TOO MUCH - TOO MUCH - REMINISCENCE ★★★ (2012-10-15 21:21:44)

邦題「君の古巣は僕の胸」
ブルージーな歌唱が男臭い哀愁を醸し出すバラード、
イントロのダブル・レコーディングされたギターのコード掻き鳴らしがかなりインパクトがあります。
うっすらと敷かれた生温かい音色のハモンド・オルガンも渋い味わいです。


TOO MUCH - TOO MUCH - LOVE IS YOU ★★ (2012-10-15 21:14:35)

BLACK SABBATHを彷彿させるスロー&ヘヴィなリフと、中盤の疾走がなかなかカッコいいです。


TOO MUCH - TOO MUCH - LOVE THAT BINDS ME ★★★ (2012-10-14 18:17:40)

LED ZEPPELINの "I've been Loving You" に酷似したスロー・ブルーズ、
各パート共センスの良さがうかがえますが、とりわけミッキー吉野のジャジーなピアノプレイがキラリと光っています。


WISHBONE ASH - Martin Turner's Wishbone Ash - Argus Through the Looking Glass ★★★ (2012-10-14 17:31:23)

マーティン・ターナーズ・ウィッシュボーン・アッシュ名義で制作された '08年発表のアルバムです。
現在WISHBONE ASHは二つに分裂している状態で、一度もバンドを脱退していないアンディ・パウエルのASHが本家で、当然ながらマーティンのASHに対しては快く思っていないようです(一緒にやればいいのに、と思いますが色々と無理なんでしょうね…)。
本家ASHも「ARGUS」の完全再現ライヴ・アルバムを発表しましたが、こちらはスタジオでのリ・レコーディング・アルバムでオリジナルのメンバーはマーティン唯一人(本家もオリジナル・メンバーはアンディのみですが)。
ギター・フレーズやトーンもキメ細かく再現されており違和感を感じさせない作りには好感が持て、無名ながら実力派のメンバーを集めた事がうかがえます。
"Throw Down The Sword" ではASIAのジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズがそれぞれコーラスとオルガンで参加しています(正直あまり目立たないですが)。

概ね忠実に再現されていますが、歌を中心にキーが下げられているのと、元は3曲目だった "Blowin' Free" の曲順がラストに変更されている点は人によっては違和感を覚えるかも知れません(私的にはこの曲順もアリだなと思いました)。

こちらでも何度か書き込みさせていただいてますが私は「ARGUS」を愛してやまない人間ですので本人達の動機がどうであれこういった企画は素直に大歓迎(笑)、勿論オリジナルの素晴らしさがあってこその評価ですが丁寧に作り込まれた良心的な作品だと思います。
ファンとしては、3つのアルバムの細かい違いをを聴き比べてみるのも楽しいでしょう。


TOO MUCH - TOO MUCH - GREASE IT OUT ★★★ (2012-10-14 02:58:10)

イントロのヘヴィ・リフが絶大なインパクトを誇るアルバムオープニング・チューン、
煙で燻されたようなサウンドからはサイケ感が漂い、ギターソロのオリエンタルなメロディーはFLOWER TRAVELLIN' BANDを彷彿とさせます。
ドゥーム好きは必聴の名曲。


TOO MUCH - TOO MUCH ★★ (2012-10-14 02:31:02)

'71年の唯一作です。
曲によってBLACK SABBATHであったり、LED ZEPPELINであったりと露骨に影響が垣間見えたりして基本的には英米のバンドの模倣の域を出ていませんが、演奏は高い水準で安定しておりなかなか聴き応えがあります。
本作にはミッキー吉野(Key)がゲスト・ミュージシャンとして参加、サウンドはかなりヘヴィでストーナー的なマリファナ臭も漂っていて、SPEED,GLUE&SHINKIあたりに近い感じです。
アルバムラストの "Song For My Lady" はKING CRIMSONの "Epitaph" を彷彿とさせるプログレ大作。

バンドは本作発表後Voのジュニ・ラッシュがソロ名義でシングルを出したりしたものの、その後の活動は明確では無く自然消滅、メンバーの青木正行(B)は外道に参加します。


BLUE OYSTER CULT - Blue Öyster Cult ★★★ (2012-10-13 20:17:04)

'72年発表の1stアルバムです。
邦題「狂気への誘い」
アメリカのバンドらしい豪放磊落さも持ち合わせながら、大味にならず非常に計算された緻密な曲作りが魅力で、このバンドの特徴である都会のコンクリート的なひんやりとした硬質なサウンドはこの時点で既に確立されています。
謎めいたシンボル・マークと無機質な空間を思わせるモノクロのアートワークも音世界に良く合っており、ヘヴィ・メタルの「元祖」としての歴史的価値だけで無く、名曲、代表曲も多数収録された名盤です。


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You - Gershatzer ★★★ (2012-10-13 00:23:33)

アルバムを締めくくるインスト・ナンバー、
ヴィンセント・クレインが弾きまくっていて、音色を変えて多彩な表情を見せるオルガンがGood!、中盤にはドラム・ソロもあります。


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You - Nobody Else ★★★ (2012-10-12 23:57:11)

ジャジーで洒落た感じのバラード、
ピアノの音色がエレガント、ギターソロのフレーズもセンスが良いですね。


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You - I Can't Take No More ★★ (2012-10-12 23:51:39)

本作の中では割と軽快なノリのキャッチーな曲ですが、隠し味的に放り込まれた不穏な音色のピアノが曲にねじれたスパイスを加えています。


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You - Sleeping for Years ★★ (2012-10-12 23:39:40)

オルガンのヘヴィ・リフにフリーキーなギターが絡みつくドゥーミーなナンバー、
ただヘヴィなだけで無くジャジーなスウィング感も楽しめます。


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You - 7 Streets ★★★ (2012-10-12 23:22:14)

ハードな曲調の中、白熱するオルガンとギターに高速シャッフルで参戦するドラムの三つ巴のバトルが聴き応え満点!
イントロとアウトロに配置されたチャーチ・オルガンのクラシカルな調べが荘厳なムードを醸し出しています。
個人的に本作のハイライト・ナンバー。


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You - Tomorrow Night ★★ (2012-10-12 23:09:29)

どちらかと云えば歌モノのナンバー、
レイドバックした雰囲気の演奏の中、リラックスしたジョン・デュ・カンの歌声が生きています。


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You - VUG ★★★ (2012-10-12 23:02:03)

ハモンド・オルガンが唸りを上げるスリリングなインスト・ナンバー、
ユニゾンで音に厚みを加えるG、ジャジーなシャッフル・ビートを叩き出すDsも素晴らしい!


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You - Death Walks Behind You ★★★ (2012-10-12 22:54:18)

沈み込むような不穏な音色のピアノで始まるアルバムオープニング・チューン、
終始重苦しいムードが支配的で、下降するリフと上昇する歌メロのどちらも不気味な音階がおどろおどろしさに拍車を掛けています。


ATOMIC ROOSTER - Death Walks Behind You ★★★ (2012-10-12 21:18:32)

'70年発表の2ndアルバムです。
Key、G&Vo、DsというBレスの珍しいトリオ編成で彼等の作品としてはハード・ロックの要素が強く「キーボード版トニー・アイオミ」と称されるヴィンセント・クレインのヘヴィなオルガン・サウンドが特徴ですが、ただヘヴィなだけで無く各パートの白熱したプレイの応酬が緊張感を生み出しています。
G&Voのジョン・デュ・カンによるいかにも英国的なクールな歌声も良いですね。
1曲目のアルバム・タイトル曲が有名ですが、個人的には4曲目 "7 STREETS" が本作のハイライトだと思います。

英国オルガン・ロック最高峰の名盤の一つ、ドゥーム・メタル好きにもオススメの一枚です。


WITCHFINDER GENERAL - Resurrected ★★ (2012-10-10 20:07:17)

'08年発表、25年ぶりに再結成されたWITCHFINDER GENERALの3rdアルバムです。
オリジナル・メンバーはフィル・コープ(G)のみ、彼のフレーズ・センスには元々光るモノがありましたが '80年代にあった妙なノリの軽さは無くなり、より本格派ドゥームとしての貫禄が増しています。
音質も、こもり気味のカルト臭漂うサウンドでおどろおどろしさに拍車を掛けています。
ただ、新Voがガナるタイプで歌メロがおざなりになりがちでキャッチーさが削がれている点が残念、ヴォーカリストもオリジナル・メンバーのジーブ・パークスに参加して欲しかったですね。
そして気になるジャケットの方はブラック・メタル系によくある西洋のお墓らしきモノクロ写真で残念ながらエロくありません(笑)

個人的にはVoが苦手なのと突出した曲が無い点が気になりましたが、リフをメインに聴く人にはそこそこオススメ出来る一枚です。


WITCHFINDER GENERAL - Friends of Hell - Music ★★ (2012-10-10 19:24:18)

ミッドテンポ・チューン、
歌メロが能天気でおどろおどろしい感じは全くしません。


WITCHFINDER GENERAL - Death Penalty - Witchfinder General ★★ (2012-10-10 19:06:37)

ズルズルと引き摺るヘヴィ・リフと妙に人懐っこいサビメロが印象的な曲、
ですが「魔女狩り将軍」のバンド名を冠する割にはインパクトに欠けるきらいがあります。


CAPTAIN BEYOND - Captain Beyond - Mesmerization Eclipse ★★★ (2012-10-09 20:59:27)

偏執的に反復するリフ攻勢で畳み掛けるプログレッシヴ・ブルーズといった趣の曲、
ここでもパワフルながら品のあるロッド・エヴァンスのVoが光っています。


WITCHFINDER GENERAL - Death Penalty - Free Country ★★★ (2012-10-09 20:13:12)

N.W.O.B.H.Mらしい適度なスピード感とキャッチーさを備えた曲、
あまりドゥームっぽさは感じません。


WITCHFINDER GENERAL - Death Penalty - Invisible Hate ★★ (2012-10-09 19:57:23)

静かなアルペジオから始まるアルバムオープニング・チューン、
トニー・アイオミ型のリフやソロはかなりのセンスで、巧みに緩急を付けた展開もなかなか。
音質がチープなのが残念。


CAPTAIN BEYOND - Captain Beyond - Dancing Madly Backwards (on a Sea of Air) ★★★ (2012-10-08 20:47:37)

アルバムオープニング・チューン、
とにかく目まぐるしい印象の曲で、実に多彩なリフとリズム・パターンがポンポン飛び出してくる様は痛快そのもの! 実際のテンポ以上に加速する感覚にシビれます。
熱を帯びる演奏と、ロッド・エヴァンスのクールなVoが上手く対比してお互いを引き立て合っている点も良いですね。


WITCHFINDER GENERAL - Friends of Hell - I Lost You ★★★ (2012-10-08 20:28:58)

しんみりとしたアルペジオが物悲しいバラード、
ジーブ・パークスの線の細いヴォーカルが哀愁を増幅しています。


WITCHFINDER GENERAL - Friends of Hell - Requiem for Youth ★★★ (2012-10-08 20:25:42)

引き摺るようなフック満点のリフと軽快なテンポのリズムに、分かり易い歌メロが絡む不思議なキャッチーさを持った曲。
GサウンドからVoの声質に至るまで、ことごとくSABBATHとBUDGIEの折衷版といった感じなのが微笑ましいです。


CRESSIDA - Cressida - Tomorrow Is a Whole New Day ★★★ (2012-10-07 12:37:17)

アルバムラスト・チューン、
プログレ的構成の巧みなテンポ・チェンジとビッグなコーラスで感動的に盛り上げる大作風の楽曲です。
憂いの表情を見せるヴォーカルが心に沁みます。


CRESSIDA - Cressida - Down Down ★★ (2012-10-07 12:27:42)

曇り空を眺めるような物憂げな雰囲気のバラード、
淡々とした渋いギターの音色が味わい深いです。


CRESSIDA - Cressida - The Only Earthman in Town ★★★ (2012-10-07 02:33:42)

これもドラムの巧さが光る曲、スウィングする疾走感が心地良い。
オルガンのクラシカルなプレイも冴えわたっています。
RPGのボス戦のBGMみたいなカッコよさがありますね。


CRESSIDA - Cressida - Lights in My Mind ★★★ (2012-10-07 02:24:04)

軽快なリズムが生み出す疾走感が心地良い、
線は細いが品のある声で歌われる煮え切らないメロディーが英国らしさ満点です。


CRESSIDA - Cressida - Depression ★★★ (2012-10-07 02:13:16)

チャーチ・オルガンによるイントロ、スピーディーな曲調、スリリングなソロの掛け合い等、DEEP PURPLEを彷彿とさせます。
例えるなら、「お行儀良くなった "Speed King" 」という感じでしょうか。


CRESSIDA - Cressida - Home and Where I Long to Be ★★★ (2012-10-07 02:06:58)

全体的にジャジーでゆったりしたムードが漂っていますが中盤のソロはテンポアップして面白い展開を見せます。
この曲ではヴォーカルはちょっとジョン・ウェットンっぽく聴こえます。


CRESSIDA - Cressida - Cressida ★★ (2012-10-07 01:56:48)

ギターのスタッカートが歯切れ良く、それにシンクロするドラムもスウィング感抜群、
ジェントリーなヴォーカルとうっすら敷かれるメロトロンも英国情緒たっぷりです。
ただ、バンド名を冠する曲としては地味なのは否めませんね。


CRESSIDA - Cressida - To Play Your Little Game ★★★ (2012-10-07 01:46:53)

アルバムオープニング・チューン、
始まりはゆったりと静かに、サビでは転調してワルツのリズムに乗ってメジャーなメロディーが爽やかな心地良さを運んで来ます。


DR. Z - Three Parts to My Soul - People in the Street ★★ (2012-10-05 21:44:31)

ボーナストラック、
これも本編とは異なるキャッチーで明るい印象の曲です。


DR. Z - Three Parts to My Soul - Lady Ladybird ★★ (2012-10-05 21:35:22)

CD化の際に追加されたボーナス・トラック、
アルバム本編と違い軽快なノリのキャッチーな佳曲です。


DR. Z - Three Parts to My Soul - In a Token of Despair ★★★ (2012-10-05 21:30:09)

アルバムラストを飾る10分余の大作、
曲前半はピアノによるクラシカルメロディーが流れる哀愁のバラード調で、終盤にはちょっとEL&Pを彷彿させる緊張感のある演奏が楽しめます。


DR. Z - Three Parts to My Soul - Too Well Satisfied ★★ (2012-10-05 21:17:59)

フリーキーなKeyが異様な緊迫感を生み出しているヘヴィ・ナンバー、
調子外れな歌もどこと無く狂気を感じさせます。


DR. Z - Three Parts to My Soul - Burn in Anger ★★ (2012-10-05 21:10:43)

バラード系のナンバー、
哀愁のメロディーを奏でるピアノやフルートが物悲しさを引き立てています。


DR. Z - Three Parts to My Soul - Summer for the Rose ★★ (2012-10-05 21:04:06)

ヘヴィでミステリアスな一種独特のムードを発散しているミッドテンポ・チューン、
歌メロはキャッチーですがまとわりつくような粘着質の声質と歌唱法は聴き手を選ぶでしょう。


DR. Z - Three Parts to My Soul - Spiritus, Manes Et Umbra ★★★ (2012-10-05 20:55:04)

コンセプト・アルバムである本作の核を成す曲、
三つのパートに分かれた魂の領域、 "本来の人間が持つ良心" (Spiritus) "その下に潜む情深い心" (Manes) "存在を拒絶された暗黒の魂" (Umbr)を表現しているそうで、前後の歌入りパートの間に挟まれたトライバルなビートのドラムソロが呪術的なムードを醸し出しています。


DR. Z - Three Parts to My Soul - Evil Woman's Manly Child ★★ (2012-10-05 20:39:14)

一聴して分かる胡散臭いムードが濃厚に漂うアルバムオープニング・チューン。


DR. Z - Three Parts to My Soul ★★ (2012-10-04 20:41:18)

ギターレスのキーボード・トリオ編成によるバンド、 '71年発表の唯一作です。
渦巻きヴァーティゴ・レーベルからリリースされ、オリジナルのLPは中央部分がハート型に型抜きされた観音開きの特殊スリーヴ仕様で例によって破格のプレミア値が付いているレア作品です。
音楽的にはコンセプト・アルバムで、チェンバロをメインとしたクラシカルなメロディーとトライバルな響きを持った呪術的なリズムに粘着質なヴォーカルが絡む、ミステリアスで混沌としていてどこか胡散臭さが漂うサウンドが特徴です。

未整理な部分も目立ちますが、この時代特有のジャンルが細分化される以前の雑然とした異様な熱気みたいなものに惹かれる人にとっては、なかなか面白く感じられる一枚だと思います。


ももいろクローバーZ - 入口のない出口 - 走れ! ★★ (2012-10-02 20:46:51)

ライヴでもほぼ毎回プレイされる彼女達の代表曲の一つ。
パンチは欠けるもののクセが無く、広く一般受けを狙えるであろうキャッチーで親しみやすい佳曲です。


ももいろクローバーZ - シングル 『行くぜっ!怪盗少女』 ★★★ (2012-10-02 20:22:27)

'10年5月5日リリースのメジャーデビュー・シングルです。
実は "行くぜっ!怪盗少女" (前山田氏得意の目まぐるしい展開の曲)と "走れ!" (キャッチーな王道的アイドル・ソング)どちらをメインにするかでギリギリまで揉めたものの結局 "行くぜっ!怪盗少女" がメインとして選ばれ、、それが結果としてももクロの個性を決定付け以後の活動のターニングポイントとなったという点で重要な意味を持つシングルです。
"行くぜっ!怪盗少女" は後に脱退する早見あかりを含むオリジナルの6人編成Verでアルバム「バトル アンド ロマンス」収録のZVerとはアレンジが若干異なる点があり、聴き比べてみるのも面白いでしょう。
"走れ!" もファンの間で人気のある曲です。

尚、'12年9月26日にはPV収録のDVD付Special Editionが発売されました。
これはZ新規の私にはありがたかったですね。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Everything's a Circle ★★★ (2012-09-28 21:34:38)

邦題「究極の環」
アルバムのラストを飾るスピーディーなナンバー、
手数全開のシャッフル・リズムを叩き出すドラムの巧さが光っています。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Voyages of Past Travellers (2012-09-28 21:28:03)

邦題「過去よりの旅人」
不気味なエフェクトのかかった語り調のヴォーカルとフィードバック・ノイズが交錯するアンビエント・ナンバー、
次の「究極の環」につながる前奏みたいな感じです。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Distant Sun ★★★ (2012-09-28 21:16:26)

邦題「遠い太陽」
ジャジーなエレクトリック・ピアノがここでも大活躍!
複雑なリズムチェンジをさり気無くこなすリズム隊のセンスの良さに唸らされます。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Starglow Energy ★★★ (2012-09-28 21:12:43)

邦題「白熱の星」
起伏の穏やかな淡い叙情性を湛えたバラード、
物憂げな雰囲気が好きです。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Evil Men ★★ (2012-09-28 21:08:29)

邦題「魔人」
適度にヘヴィなリフがBLUE OYSTER CULTっぽい感じの曲です。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Drifting in Space ★★★ (2012-09-28 21:01:57)

邦題「宇宙漂流」
前作の流れにあるアップ・テンポのシャッフル・ナンバー、
ジャジーなエレクトリック・ピアノが大活躍しています。
心地良くノレるリズムと洒落たカッコ良さが魅力です。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Bright Blue Tango ★★ (2012-09-28 20:57:34)

ギターのレトロな音色が良いですね、
小技の効いたドラムの巧さが光ります。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Sufficiently Breathless ★★ (2012-09-28 20:53:31)

邦題「衝撃の極地」
1stとは趣の異なる穏やかなメロディーのフォーキーな曲です。
ロッド・エヴァンスのリラックスした歌唱が心地良い。