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夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 301-400

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夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 301-400

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BLACK SABBATH - Master of Reality - Into the Void ★★★ (2014-09-05 23:01:10)

お、重すぎる…。
空間に歪みが生じて異次元に吸い込まれるような感覚。
これと "Under The Sun" が個人的にSABBATH最重リフだと思います。


BLACK SABBATH - Master of Reality - After Forever ★★★ (2014-09-05 22:37:55)

とんでもなくヘヴィなのにやけにキャッチーなR&Rチューン、
曲のメインは間違い無くトニー・アイオミ先生のギター・リフ!
歌メロなんてリフと同じメロディーで、その点がしばしば嘲笑の対象になったりもしますが、ヘヴィなリフに埋没しないOzzyの唯一無二のトーンがあって初めて成立する手法であり、歌メロに遠慮せずにリフを弾き倒す初期SABBATHの魅力につながっています。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Metalizer (2014-09-04 22:44:23)

邦題「進撃の咆哮」
本作随一の激烈チューン、
…ですがこれ、バッキングがモロにARCH ENEMYですね(ギター・ソロの導入部なんか特に)。
そこにロブなりの歌メロが乗っかるという点ではユニークかも知れませんが、イマイチ昇華し切れていない感。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Tears of Blood ★★ (2014-09-04 22:17:10)

邦題「血の涙」
平均的なPRIEST、つまり良い。
ただ、このアルバム全般に言える事ですが乾いたギター・サウンドのせいでかなり損をしている印象。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Beginning of the End ★★ (2014-08-25 00:12:18)

邦題「終焉への序章」
本編ラストのバラード、
哀愁に満ちたメロディー・ラインを歌い上げるロブの歌声が絶品! やっぱりロブはバラードが上手いです。
やや薄味ながら英国らしさが感じられる点もGood!
ギター・ソロがもう少しドラマチックだったら完璧でしたね。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - March of the Damned ★★ (2014-08-24 23:43:19)

邦題「地獄の行進」
リフがザック・ワイルド風、
重たいグルーヴを叩きつけるリズム隊の働きが光っています。


MICHAEL JACKSON - HIStory: Past, Present and Future, Book I - They Don’t Care About Us ★★★ (2014-08-20 23:39:28)

何年か前にTVで「THIS IS IT」をやっていて強く印象に残った曲です。
力強さと怒りの感情が伝わって来ます。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Snakebite ★★ (2014-08-19 22:47:45)

「TURBO」に収録されていそうなR&R曲、
リフがすごく良いですね、このノリはしっくり来る!


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Crossfire ★★ (2014-08-19 22:03:50)

惜しい!
あと一歩で "Genocide" みたいな名曲になりそうな感じではあるんですが…。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Down in Flames ★★ (2014-08-19 21:45:19)

邦題「陥落」
気負いも無く円熟味と心地良いノリを提供、突出した曲ではありませんが、先入観が邪魔をせず初聴で割とすんなり耳に馴染んだ曲の一つです。
メンバーが雑誌のインタビューで語っていた「自然体で曲作りに臨んだ」というコメントが理解出来る、ある意味現状PRIESTの最良の形が表れている曲かも知れません。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Halls of Valhalla ★★ (2014-08-17 22:47:59)

邦題「ヴァルハラの宮殿」
非常に惜しい! と感じた一曲、
イントロでおおっ! となるんですが最初のリフが斬り込んで来ると、とたんにHALFORDっぽくなってしまうのが何とも歯痒い…。
例えば、前々作の "Hellrider" や前作の "Revelations" は個人的に同系列の曲だと思いますが、サウンド・プロダクションの細かい違いはさておきリフに注目すると、フレーズ自体の持つ重々しさやカッティングが淡泊で弱い気がします。

まぁこの曲に限らず、私の場合「このリフをもしK.Kが弾いていたらどう違って聴こえただろう」と一々妄想してしまうのが本作にのめり込めない一因となっている訳なんですが(苦笑)。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Sword of Damocles ★★ (2014-08-17 22:03:30)

邦題「ダモクレスの剣」
個人的には先入観が強すぎて、何度聴いてもまだ新生PRIESTのスタイルにはなじめていませんが、この曲はなかなかの野心作だと思います。
ブルージーを通り越してサザン・ロック的ですらある意外なフレーズが飛び出して来たかと思えば、ドラマチックな叙情メロディーやモダンなヘヴィさを感じさせるパートもあり、起伏の多い展開が興味深いです。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Never Forget ★★★ (2014-08-16 01:11:58)

本作で一番の曲、
メタル・チューンではありませんが単純に音楽として素晴らしい!
これを聴くと神懸ったメロディー・センスは未だ衰え知らずなのがうかがえます。
ファンに向かって語りかけるようなロブの歌声はシャウトを用いずとも説得力十分で、素晴らしい声の持ち主である事を改めて再認識させてくれます。
この曲に関してはギターも文句無し、音数を絞ったギター・ソロの泣き加減が絶妙!
歌詞も、対訳を読むと泣きそうになってしまいます…。

本当に感動的なまでに美しい…。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Bring It On ★★ (2014-08-16 00:38:21)

本作で最も私の中のPRIEST像のイメージに近かった曲。
飛び抜けた名曲という訳ではありませんが、 '80年代を思わせる曲調で「復讐の叫び」や「背徳の掟」に収録されていてもおかしくない感じ、このテンポ感が良いんです。


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Redeemer of Souls ★★ (2014-08-16 00:29:32)

邦題「贖罪の化身」
"Hell Patrol" 系の勇壮な曲調、スコットの重たいバスドラがカッコいい!
リフがイマイチ重厚さに欠ける点に若干物足りなさを覚えますが、ブルージーなソロは新鮮味があってなかなかGood!


PORTRAIT - Crossroads - Mother Sun ★★★ (2014-08-10 15:12:05)

国内盤ボーナス・トラック、
原曲はJUDAS PRIESTの '75年の未発表曲で、公式にレコーディングはされず残っている音源は音質の粗い当時のライヴ・ヴァージョンのブート・レッグのみ、曲名も "Father, Mother, Son" とファンの間で呼ばれていたり、よく分からなかったという(後にロブがインタビューで "Mother Sun" であると証言したようです)超絶カルト・ナンバー。
私もこの曲の存在を知ったのはつい最近(こちらのサイト様に登録されていたのがきっかけ)ですが、 "Victim Of Changes" を彷彿とさせるエピックな大作で、BLACK SABBATH + WISHBONE ASHといった趣のドラマチックな構成がまさにブリティッシュ・ハード・ロックど真ん中のサウンドで個人的にツボにどストライク過ぎてもうたまりません!
憂いたっぷりに歌い上げるVoの中音域がロブそっくりなのに驚かされますが、バンドも見事に '70年代の空気感を再現している点も素晴らしい!

ロブが本カヴァーを聴いて絶賛したというエピソードがあったらしいですが、それも納得。
PRIESTマニアの方がコレクションに付け加える価値は十分にある一曲です。


PORTRAIT - Crossroads - We Were Not Alone ★★ (2014-08-10 14:39:58)

あくまでもダークな質感の方が勝りますが、比較的ストレートな疾走感とツイン・リードがカッコいい!


PORTRAIT - Crossroads ★★ (2014-08-10 14:36:13)

'14年発表の3rdアルバムです。
BURRN!誌のN.W.O.T.H.M特集記事にはちょいちょい取り上げられていて、ちょっと気になっていたバンドでしたが、国内盤ボーナス・トラックのJUDAS PRIESTのカヴァー曲に惹かれ購入、PRIESTの新譜リリースのタイミングに合わせてなんて絶対マニアの便乗買い狙ってるやろ! とツッコミも入れつつ、レコード会社の半ば見え透いた魂胆にもまんまと乗せられてしまう私です(笑)。
ぶっちゃけ本編には期待していませんでしたが(←え?)これが意外な事にかなりツボにハマりました。
こねくり回した様な一癖あるリフ、高低差の激しいVoラインと煮え切らないメロディーにどんよりとしたサウンド、というとまずMERCYFUL FATEが思い浮かびますね、後は北欧らしくブラック/バイキング風のリフ(BATHORYっぽいオールド・スクールな感じ)もあったり、時折N.W.O.B.H.Mみたいにストレートなキャッチーさものぞかせたりと工夫されていて退屈しません。

そしてボーナス・トラックですが、これはもう素晴らしいの一言に尽きます。
JUDAS PRIESTのダイ・ハードなファンならこれ一曲の為に購入してもけっして後悔しないでしょう、正直感動しました!


ももいろクローバーZ - シングル 『MOON PRIDE』 - Moon Revenge ★★ (2014-08-05 01:25:00)

元は劇場用アニメーション「劇場版 美少女戦士セーラームーンR」の主題歌、
同じく原曲は未聴で思い入れが無い分、普通にももクロの曲として聴けます。
マイナー調の昭和歌謡テイストなメロディーがなかなかの佳曲。


ももいろクローバーZ - シングル 『MOON PRIDE』 - 月虹 ★★★ (2014-08-05 01:11:07)

アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」エンディング・テーマ曲、
しっかり作り込まれた王道的なシンフォニック・アレンジが生み出す、ゆったりと広がりのあるサウンドがとても心地良いバラードです。
そういえば古いアニメのエンディングってこういうの多かった気がする…とか、ある意味ノスタルジックな感覚も呼び覚まされます。

バックの雄大なサウンドと、五人の磨かれていない歌声が魅せるイノセンスな表情とのコントラストがまた良し。


ももいろクローバーZ - 白金の夜明け - MOON PRIDE ★★★ (2014-08-03 01:55:55)

アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」オープニング・テーマ曲、
ヒロイックなムードが満載で、これぞオープニングといった高揚感があります。
セーラームーンの世界観を尊重しつつも、ももクロらしさもしっかりとあるのがGood!
トータル3分40秒と、かなりコンパクトな作りながらも十分にドラマチックで物足りなさは感じません。
オリンピアさんのおっしゃるように、シリアスな曲調の中に憂いの表情を見せる玉井詩織の存在感が光っています。

ギターはおなじみマーティー・フリードマンで、今回も良い塩梅で弾きまくっていて曲に華を添えています。


ももいろクローバーZ - シングル 『MOON PRIDE』 ★★★ (2014-08-03 01:32:44)

'14年7月30日リリースの12thシングルです。

"MOON PRIDE" はアップ・テンポなロック調のナンバー、
"月虹" はゆったりとした広がりのあるサウンドが心地良いバラード、
"Moon Revenge" はカヴァー曲で "月虹" とはまたちょっと違った感じのマイナー調のバラードです。

今回はアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」の世界観に寄せた内容になっていますが、そこは普段から "闘うヒロイン" 感を色濃く漂わせているももクロゆえに、あまり違和感を感じません(笑)。
"ももクロ盤" と "セーラームーン盤" の二種類がありますが、ももクロ盤ジャケの夏菜子の男前っぷりが半端無いです(笑)。


JUDAS PRIEST - Sin After Sin - Raw Deal ★★★ (2014-07-20 22:03:28)

邦題「不当なる弾圧」
じわじわと盛り上がっていく展開がGood!
渋く枯れた味わいが実に英国らしい隠れた名曲です。


JUDAS PRIEST - Sin After Sin - Let Us Prey / call for the Priest ★★ (2014-07-20 21:55:07)

邦題「危害者」
流麗にして端正な貴公子サウンド、
この時点ではまだHRの範疇であるものの、後のHM路線につながる片鱗がうかがえます。
ストレートな疾走感は確かにカッコいいものの、個人的にはPRIESTらしいアクの強さがあまり感じられない為、★は2つで。


爆風スランプ - ピロリ - 神話(remix Version) ★★★ (2014-07-18 00:19:36)

'95年リリースのシングル曲で同年公開の映画「ガメラ 大怪獣空中決戦」の主題歌、
ファンキー節のセンチメンタルなメロディーにサンプラザ中野の力強いVoが映える "Runner" 系の哀愁アップ・テンポ・ナンバー。
私は爆風スランプの熱心なファンではありませんが、(かつての知人がファンでよく聴いていました)ベタと言われようが彼等のこういうシリアスな曲調は好きでした。

モロに '80年代POP's風の薄っぺらいサウンドはリリース当時の水準でも古臭い部類ではないかと思いますが、二回り位した今となってはそれも良い感じでノスタルジーを刺激してくれますね。


JUDAS PRIEST - Screaming for Vengeance - Pain and Pleasure ★★ (2014-07-13 20:06:13)

PRIESTの引き出しの多さを物語るルーズなノリのスロー・ナンバー、
年を経る毎に、こういうブルージーな曲の良さが身に沁みて来ます。


JUDAS PRIEST - Screaming for Vengeance - (Take These) Chains ★★★ (2014-07-13 20:01:31)

邦題「運命の鎖」
ボブ・ハリガンJr.という外部ライターによる、哀愁のミッド・テンポ・ナンバー、
ロブの抑えたトーンの歌唱に色気があって良いですね。
メロディアスなギター・ソロもGood!


JUDAS PRIEST - British Steel - Grinder ★★★ (2014-07-06 23:53:40)

剥き出しの鉄骨を組み上げたような質感はまさにメタル!
ソリッドなリフにまるで鼓膜をグリグリとえぐられるような感覚を覚えます。


JUDAS PRIEST - British Steel - Rapid Fire ★★★ (2014-07-06 23:45:23)

ザクザクと刻まれる速射砲リフがGood!
シンプルなようでいて実はかなり凝った展開で、随所にPRIESTらしい曲構成の妙が発揮されています。


RICKY MARTIN - Ricky Martin - Here I Am - Livin' La Vida Loca ★★★ (2014-07-04 23:12:21)

いかにもラテンといった感じの暑苦しいナンバー、ぶっちゃけこの人の曲はこれしか知りませんが、これは名曲でしょう。
ブラス・セクションとベースがノリノリでカッコいい!

郷ひろみも "GOLDFINGER '99" のタイトルでカヴァーしていました。
♪アーチーチーアーチー も良いですがグルーヴ感はやはりオリジナルの方が優れていると思います。


BABYMETAL ★★★ (2014-06-29 18:18:59)

プロデューサーのKOBAMETAL氏によると、BABYMETALの基本的な作曲プロセスはパート毎に別々のライターを起用してマッシュ・アップする手法で、加えて音の鳴りも一音一音こだわっているという職人気質な方法で行われており、一曲に約半年位かかっているそうです。
確かに、こんな感じの曲を一人で書けるのは日本じゃNARASAKI氏位しか思い付きませんね。

もし出来るなら、個人的にはデヴィン・タウンゼントに曲を書いて欲しいです。
彼ならBABYMETALにぴったりの曲を作れるんじゃないでしょうか。


BABYMETAL - BABYMETAL - 4の歌 ★★★ (2014-06-29 18:05:11)

♪よん よん よよよん

♪フォー

METALLICA+レゲエ+わらし
アルバム書き下ろし曲の中で最も正統派かつバカバカしい曲なので気に入りました(笑)。
もし "BABYMETALとMETALLICAがコラボ" なんて話になってもおかしくなくなってきた昨今、この曲をニヤけながらプレイするラーズとジェイムズ、という絵ヅラを想像してこっちもニヤけてしまう(笑)、そんな曲です。


BABYMETAL - BABYMETAL ★★★ (2014-06-29 17:50:27)

'14年発表の1stアルバムです。
私はジャンルの枠に囚われないで独自の音楽的先鋭化を遂げる現代女性アイドルという "現象" を面白がっている身ですが、数あるグループの中でもコンセプトと楽曲の完成度が、かなりしっかりしています。
特に "いいね!" や "メギツネ" は、単に「メタル曲をアイドルが歌っている」もしくは「アイドル・ソングのメタル・アレンジ」のどちらでも無い、POPさとヘヴィさがバランスよく両立したこれぞBABYMETALといった独自性を持った楽曲だと思います。
唯一欠点と言えるのが歌詞でしょうか、普段は洋楽を聴いていてサウンド重視の人でも歌詞が日本語だと意味がダイレクトに伝ってしまうので、例えば "イジメ、ダメ、ゼッタイ" なんかはメッセージ性は結構ですが、ちょっと寒い感じになってしまっているのが残念。
そのあたりは、改善した方が良いと思います。

まぁ複雑な感情を抱く方もいらっしゃるでしょうが、メタル・シーンにアンテナを張っている人であれば必ず目に留まる存在ですし、結局はその人がどう受け止めるかだと思います。
個人的には、「精巧に作られたミニチュアにリアリティーを見出す感覚」に近いですね。


ENFORCER - Death by Fire ★★ (2014-05-31 00:01:19)

本作を一聴しての感想は「随分とハードになったな~」でした。
ちょっと判りづらい例えかも知れませんが、ハード・ロックとヘヴィ・メタルの境界線の中間点をN.W.O.B.H.Mとすると、1st、2ndはそのN.W.O.B.H.Mど真ん中からMETALLICA「KILL 'EM ALL」の間位のサウンドで、本作はそこから更に「KILL 'EM ALL」と「RIDE THE LIGHTNING」の中間位に進んだ感じでしょうか。
前作までが自分には丁度良い塩梅だったので、本作は通しで聴くと結構疲れました。
あと、個人的にはこのバンドのVoの弱さがずっと気になっていて、(もしもポール・ディアノみたいなヴォーカリストが歌ってくれたら無敵なのになぁ…)といつも感じてしまいます。

このバンドが今以上の人気を得られるかどうかは↑で帰ってきたクーカイさんのおっしゃるように、次作での方向性の選択がキモになるような気がします。
でも、彼等のようなバンドは現在のHR/HMシーンでは貴重な存在なので頑張って欲しいですね。


ももいろクローバーZ - NHKドラマ 「天使とジャンプ」 オリジナル・サウンドトラック - Jump!!!!! ★★★ (2014-05-29 23:23:00)

ドラマの大団円を飾る感動的なミュージカル調のナンバー、
何より、イントロの夏菜子扮するカナエのアカペラが素晴らしい! いつもと違う「歌のお姉さん」的な透き通った歌声にドキッとさせられます。
曲としてはシンプルかつストレートで、ある意味 "歌で勝負" な感じですが、しっかりとドラマチック盛り上げており、Twinkle5(ももクロ)の良さが最大限に引き出されてると思います。

これは是非今後のライヴでもやって欲しい、埋もれてしまうには惜しすぎる隠れた傑作!


ももいろクローバーZ - NHKドラマ 「天使とジャンプ」 オリジナル・サウンドトラック - TwinkleWink (2014-05-29 22:41:02)

昨年末に放送されたももクロ主演のNHKクリスマス・ドラマ「天使とジャンプ」の挿入歌、
劇中のももクロが扮する売れないアイドル・グループ「Twinkle5」の持ち歌という設定なので、意図的にベタなアイドル・ソング調で絶妙なダサさを演出しています。
こういった性質上、正直言って曲自体はたいした事はありませんが、ドラマ的にはストーリーの起点となる重要な曲。

イントロとアウトロに配された不穏なチャーチ・オルガンの音色が、波乱の始まりを予感させます。


ももいろクローバーZ - シングル 『泣いてもいいんだよ』 - My Dear Fellow ★★★ (2014-05-16 01:34:29)

個人的に本シングルの目玉トラック、
作曲/しほり( "GOUNN" )
作詞/前田たかひろ( "BIRTH Ø BIRTH" "DNA狂詩曲" 等)
NYヤンキース田中将大投手の好みのメロディー、大事にしている言葉( "氣持ち" 等)を参考に制作されたPOPナンバー。
期待を膨らませるイントロ、軽快なテンポとキャッチーな歌メロ、西川進氏の華やかなギター・ワーク、と曲自体の良さもさることながら、やはり特筆すべきは歌詞のアツさでしょう!
元々ももクロには応援歌的な歌詞が多いですが、ただ一方的に「頑張れ!」というのでは無いんですよね、この曲もマー君とももクロ(だけでなく聴いた人みんな)との共闘宣言のような感じです。

これだけの名曲を作ってもらえたんだから、マー君も昨シーズン・オフにさんざん茶番に付き合わされた甲斐もあったというものでしょう(笑)。


ももいろクローバーZ - シングル 『泣いてもいいんだよ』 - 堂々平和宣言 ★★ (2014-05-14 23:36:04)

映画「偉大なるしゅららぼん」主題歌、
私はラップの良し悪しは判りませんが、ももクロらしいワチャワチャ感が聴いてて楽しい曲。
ただ、初披露の国立ライヴで思ったんですが、この曲は大箱ライヴよりも小さいハコでのライヴか、スタジオ・テイクをイヤホン聴きで細かいニュアンスを楽しみたい曲です。


ももいろクローバーZ - AMARANTHUS - 泣いてもいいんだよ ★★ (2014-05-14 00:59:09)

映画「悪夢ちゃん The 夢ovie」主題歌、
見事に中島みゆき+ももクロといった趣の曲に仕上がっています。
正直な所、個人的には中島みゆき節のメロディーがくどくて苦手なのと、アレンジもオーソドックス過ぎる等、手放しでは絶賛出来ないものの、サビの求心力はすごいですね。
歌のパート分けはバランスが良く、それぞれの長所が活かされていますし、メッセージ性の強い歌詞がメロディーに乗せてすんなり耳に入ってくる言葉選びのセンスは流石に永く第一線で活躍しているだけの事はあります。
あと、何気に「悪夢ちゃん」つながりで "サラバ~" を意識したようでもあり、 "サラバ~" から続けて聴くと自然な流れでつながる感じがGood! これは是非ライヴでメドレーをやってもらいたい!

こういう大人びたメロディーを表現するのおは今のももクロにとってハードルが高いですが、彼女達はまだ歌唱力には伸び代があるので、これから歌い込む事で更に良くなっていきそうな曲だと思います。


ももいろクローバーZ - シングル 『泣いてもいいんだよ』 ★★★ (2014-05-13 01:39:52)

'14年5月8日リリースの11thシングルです。

"泣いてもいいんだよ" は中島みゆき作詞/作曲の王道歌謡曲、
"堂々平和宣言" はコアなラップ・ナンバー、
"My Dear Fellow" はキャッチーなメロディーと熱血な歌詞が印象的なPOPチューンです。

カップリング曲に名曲が多いももクロらしく、3曲ともジャンルがバラバラながらもそれぞれ聴き応えのある楽曲が揃っています。


INTESTINE BAALISM - Ultimate Instinct - Galaxy of the Black Sun ★★★ (2014-04-14 00:10:54)

冷徹で無慈悲な疾走曲、
ハイピッチのスクリームと寒々しいリフというブラック・メタルっぽい組み合わせは、これまでこのバンドには見られなかった要素ですが、普通にカッコいい!


INTESTINE BAALISM - Ultimate Instinct - Ultimate Instinct ★★★ (2014-04-14 00:00:02)

泣きのギター・ソロ、ドラマチックな展開…。
ここでも曲作りの巧さが光っています。

このバンドはもっと評価されるべき!


INTESTINE BAALISM - Ultimate Instinct - Dark Surface ★★★ (2014-04-13 23:53:01)

激烈さを損ねない、ちょうどいい塩梅のメロウさが心憎い!
初期型スウェディッシュ・デスメタルを思わせる曲です。
ギター・ソロは相変わらず泣いています。


INTESTINE BAALISM - Ultimate Instinct - Awaking ★★★ (2014-04-13 23:41:37)

無慈悲な陰惨さと悲哀をまき散らしながら疾走、
寒々としたリフがカッコいい!


INTESTINE BAALISM - Ultimate Instinct - Cry for the Black Sun ★★★ (2014-04-13 23:34:41)

これは素晴らしい!
ギター・ソロの泣き度合いはマイケル・アモットに匹敵するレベルだと思います。
リフもカッコいいし、中盤にかけてメロウになる展開もGood!
メロデス好きは必聴!


JIGSAW - SKY HIGH - SKY HIGH ★★★ (2014-03-18 22:56:36)

まさに飛翔するかのようなイントロがミル・マスカラスの華麗なる空中殺法のイメージと見事にシンクロしています。
この曲をミル・マスカラスの入場テーマに選んだ人のセンスに拍手!


美狂乱 - Parallax - 組曲「乱」 ★★★ (2014-02-23 18:48:58)

1. プロローグ・歪みすぎた空
  または、蟻は常に同じ道を行進する
2. ストレンジ・ラヴ博士のクラクション
  または、非道徳的騒音の中の心理状態における分析結果
3. パララックス・カンパニー
  または、誇大妄想狂の試行錯誤について
4. グレイト・パララックス
  または、誇大妄想狂の過激な行動力について
5. エピローグ・深紅の子供たち
  または、小川を見つめる真実の瞳

という、いかにもプログレらしい大仰で思わせぶりなタイトルが付けられた五つのパートからなる大作インスト・ナンバー、
(いまだに曲の全容を把握するに至らずパートの区切りが判別付きませんが 苦笑)
曲想は複雑怪奇で不穏な空気を孕みつつ緊張感を増していき、混沌とした様相を呈しています。
そして緊張が最高潮に達した後、一瞬の静寂が訪れ、赤ん坊の笑い声とともにほっとする安らかな開放感に満ちたエンディングを迎えます。

いつ聴いても、圧倒されてよく解からないままに聴き終えてしまう、そんな感じの曲です。


美狂乱 - Parallax - 予言 ★★★ (2014-02-23 18:10:52)

これぞプログレ! 的な叙情バラード、
歌の始まりとともにメロトロンがスーッと流れ込んでくる所でニヤリ。
牧歌的な前半から一転して不気味になる後半への流れも見事!
須磨氏のVoは一部で厳しい見方もされているようですが、朴訥とした風情があって個人的には悪くないと思います。


美狂乱 - Parallax - Silent Running ★★ (2014-02-23 18:02:32)

アルバムオープニング・チューン、
複雑に入り組んだリフと浮遊感のある歌メロが良い感じでマッチしています。
比較的キャッチーで聴き易い曲です。


美狂乱 - Parallax ★★★ (2014-02-23 17:58:56)

'83発表の2ndアルバムです。
1stから順当に進化、深化を遂げています。
相変わらずギターはロバート・フリップまんまなのに全体として聴くと美狂乱以外の何物でも無い不思議な個性は健在、個人的には二曲目の叙情的なバラード "予言" が特に好きです。

1stと並んでこちらも日本のプログレ・シーンにおける名盤だと思います。


美狂乱 - 美狂乱 - 警告 ★★★ (2014-02-16 19:58:55)

アルバムを締めくくる大作ナンバー、
前半は "Moonchild" 、後半は "Providence" のような雰囲気で、重厚で聴き応えのある構成になっています。


美狂乱 - 美狂乱 - ひとりごと ★★ (2014-02-16 19:46:57)

無限回廊に迷い込んだかのように繰り返されるフレーズと悪夢にうなされたかのようなヴォーカルに、不穏な空気が充満しています。


美狂乱 - 美狂乱 - 狂「パートⅡ」 ★★ (2014-02-16 19:42:41)

次の "ひとりごと" のイントロ的なインスト・ナンバー。
CRIMSONばりの不協和音が鳴り響きます。


美狂乱 - 美狂乱 - シンシア ★★★ (2014-02-16 19:30:40)

荘厳なチャーチ・オルガンの音色で始まるインスト・ナンバー、
ガット・ギターやリコーダー、ヴァイオリンを用いてリリカルな音世界を表現しています。
クラシカルな雰囲気ですが、やはりヨーロッパのものとはちょっと違う日本的情緒みたいなものを感じます。


美狂乱 - 美狂乱 - 二重人格 ★★★ (2014-02-16 19:17:33)

アルバムオープニング・チューン、
ロバート・フリップばりのギターがすごいのは勿論、執拗に反復するベース・ラインと複雑な変拍子を叩き出すドラム、怪しい雰囲気を醸し出す須磨氏のヴォーカルもGood!
これ一曲で「太陽と戦慄」のダイジェスト版を聴かされたような気分になりますね。


美狂乱 - 美狂乱 ★★★ (2014-02-16 19:05:25)

'82年発表の1stアルバムです。
↑の方がおっしゃっているように、KING CRIMSON(というかロバート・フリップ)からの影響大のサウンドを軸に、日本的な情緒を感じさせるメロディーが印象的。
日本的なメロディーといっても和音階を用いたりしている訳では無く、暗がりでぽつんと一人たたずむような寂しさ、何かが這い出して来そうなおどろおどろしさのようなものを表現していて、個人的には「犬神家の一族」や「八つ墓村」みたいな情景を思い浮かべます(笑)。

KING CRIMSONフォロワーとしても高レベルで、美狂乱ならではの個性もしっかりと感じられる良い作品だと思います。


SATAN - Court in the Act - Alone in the Dock ★★★ (2014-02-08 23:15:06)

ただ疾走するだけでは無い、ドラマチックな展開がGood!
ブライアン・ロスのニヒルな歌声も魅力的。


四人囃子 - 拳法混乱 / ほろ酔いの伊達男 - 拳法混乱 ★★★ (2014-02-02 20:26:40)

"拳法混乱" と書いて "カンフージョン" と読む。
いいセンスです(笑)。
ジャッキー・チェン主演映画「ドランク・モンキー 酔拳」の当時の日本劇場公開版に挿入されていた曲だそうで、思わず口ずさんでしまうキャッチーなメロディー・ラインと意味不明な歌詞が妙にクセになります。
演奏はいかにも四人囃子らしくタイトで、ギター・ソロがなかなかカッコいい!

恐らく権利関係の問題からか現在まで未CD化のようです。


四人囃子 - Golden Picnics - 空と海の間 ★★★ (2014-02-01 19:22:31)

POPで軽快なテンポの歌入りパートを前後に配し、挟まれた中間部ではゆったりとしたギター・ソロとハモンド・オルガンが聴けます。
トロピカルな雰囲気のフュージョン・サウンドが心地良い。


四人囃子 - Golden Picnics - なすのちゃわんやき ★★★ (2014-02-01 19:15:38)

楽しげな雰囲気のインスト・ナンバー、
ハイテクなフュージョン・サウンドをコミカルなユーモア・センスで表現していて、技巧をひけらかすような嫌味が無いのが良いですね。


四人囃子 - Golden Picnics - カーニバルがやってくるぞ (パリ野郎ジャマイカへ飛ぶ) ★★★ (2014-02-01 19:09:10)

軽快なアップ・テンポの曲で前作の "おまつり" がぐっとPOPになった感じです。
ベースのランニングが心地良い。


四人囃子 - Golden Picnics ★★★ (2014-02-01 18:48:16)

'76年発表の2ndアルバムです。
前作から一気にフュージョン色が強まり、楽曲は全体的にリラックスしたムードで、よりPOPに聴き易くなった印象です。
個人的にはサウンド面でゴダイゴに通じるフィーリングが感じられ、そこが気に入っています。
相変わらず大上段に構えたいわゆるジャンルとしてのプログレとは一味違い軽妙なユーモア・センスにも一段と磨きがかかる中、PINK FLOYDの " Atom Heart Mother" を彷彿とさせる17分の大作 "泳ぐなネッシー" が一際存在感を放っています。
尚、本作でベースを弾いているのは先頃スキルス癌により亡くなった音楽プロデューサーの佐久間正英氏(ご冥福をお祈りいたします)。

遊び心をたっぷりと詰め込み、洒落た演奏でハイ・センスにまとめ上げられた名盤です。


四人囃子 - 一触即発 - 空と雲 ★★★ (2014-02-01 18:10:06)

ゆったりとした曲調に、不思議な安堵感を覚えます。
少年時代の夏休みを思い出させるような歌詞世界も秀逸。


四人囃子 - 一触即発 ★★★ (2014-02-01 18:03:28)

'74発表の1stアルバムです。
PINK FLOYDを彷彿とさせる浮遊感にHR的なテンションの高い演奏が組み合わさって、独特な雰囲気を醸し出しています。
当時の洋楽ロックのあらゆるカッコいい部分を節操無く取り込んで日本人ならではの感性で再構築した感じで、進取の気概にあふれたサウンドは時代を経ても新鮮さを失ってはいません。
"おまつり" のヘヴィなリフや "一触即発" のDEEP PURPLEの "Space Truckin'" のライヴ・ヴァージョンを思わせるスリリングな展開はHR/HMファンも一聴の価値アリ!

↑の方々がおっしゃっているように、プログレか?と言われると確かにプログレなんですがそうでないようにも聴こえる、不思議な作品だと思います。


Spirogyra - Bells, Boots and Shambles - The Further Point ★★★ (2014-01-23 23:08:51)

アルバムオープニング・チューン、
アコースティック・ギターやフルート、トランペットにストリングス等が混然一体となって生み出される、鬱蒼とした英国の深い森に迷い込んだようなサウンドに惹き込まれていきます。
バーバラ・ガスキンによる翳りのある歌声と煮え切らないメロディー・ラインが実に英国らしい。


Spirogyra - Bells, Boots and Shambles ★★ (2014-01-23 23:01:43)

マニアの間でMELLOW CANDLE、TUDOR LODGEとともに "ブリティッシュ・フォーク三種の神器" と称されるグループSPIROGYRAの '73年発表の3rdアルバムです。
マーティン・コッカラムとバーバラ・ガスキンの男女デュオを中心にゲスト・ミュージシャンを迎えて制作された本作は、アコースティック・ギターやトランペット、ストリングス等を用いた端正なアレンジによる枯れ葉が舞うようなサウンドが実に心地良く、加えて歌姫バーバラ・ガスキンの翳りのある歌声が英国然とした雰囲気を湛えています。
全体としてはCOMUSから狂気を差し引いたような印象。
そんな魅力が大いに発揮された一曲目の "The Furthest Point" は名曲!
一方、マーティン・コッカラムのVoはシアトリカルで間の抜けた歌い方(←これも英国の伝統手法)でやや雰囲気を損なっている感も。

前述の一曲目のみが突出して素晴らしく、二曲目以降は平凡な出来に感じられる点でMELLOW CANDLE、TUDOR LODGEと比較するとトータル・バランスでは若干劣る気がするものの、十分に名盤といえる作品です。


ももいろクローバーZ - シングル 『泣いちゃいそう冬/鋼の意思』 - 鋼の意志 ★★ (2013-12-31 19:25:42)

↑ "Master Of Puppets"
言われてみれば確かに(笑)。

サビでバスドラがドコドコいっていたり、シンガロングを誘う疑似歓声も入っていてライヴで盛り上がる前提で制作されたと思しきミッド・テンポのアンセミックな曲調で、ALFEEの "Sweat & Tears" (←余談ですが初期のももクロでこの曲をカヴァーするアイデアもあったそう)のももクロ版といった感じです。

確かに、HR/HMファンの視点から観れば徹底的にハード・ロックとして作り込んで欲しかったという思いはありますが、ライヴで生演奏で聴いたらかなりカッコよくなりそうな曲だと思います。


ももいろクローバーZ - シングル 『泣いちゃいそう冬/鋼の意思』 - 泣いちゃいそう冬 ★★★ (2013-12-31 19:02:08)

広瀬香美というと "ロマンスの神様" 位しか知らないんですが、これはかなり良い曲ですね。
サビの部分のゴージャスなアレンジがクリスマス感たっぷりでGood!


ももいろクローバーZ - シングル 『泣いちゃいそう冬/鋼の意思』 ★★ (2013-12-30 23:40:03)

ももクリ2013の限定シングル、やっと届きました。
クリスチャン・ラッセンによるホワイト・タイガーのイラストとGOUNN衣装のももクロがコラボしたアートワークが意味不明な神々しさ(笑)。
今回はソング・ライターに大物を迎えた事もあり、ももクロの方が楽曲に寄せている印象。

"泣いちゃいそう冬" は広瀬香美作曲で明るい感じのウィンター・ソング、
"鋼の意志" は高見沢俊彦作曲でまんまアルフィー節(笑)のハード・ロック調のナンバー、

どちらも奇をてらわないメロディ/アレンジであり歌メインで聴かせる事が必要になってくる分、彼女等にとってはチャレンジングな曲なのですが、ここ一年ほどで歌の表現力や安定感が随分と増してきたので、こういった "歌モノ" に取り組むには良いタイミングだと思います(限定シングルだし)。


MANOWAR - Fighting the World - Fighting the World ★★★ (2013-12-17 23:55:28)

どっしりとしたミッド・テンポの曲調、
キャッチーだけど十分硬派な感じです。
強烈なドラムのヒット感と気合の入った応援団コーラスもGood!


MANOWAR - Sign of the Hammer - All Men Play on 10 ★★★ (2013-12-17 23:45:19)

これぞMANOWAR!
むせ返るような男臭さがたまりません!


MANOWAR - Into Glory Ride - Warlord ★★★ (2013-12-17 23:25:49)

誰もが不要と思うイントロの喘ぎ声、よく聴くとバックにうっすらと優雅なクラシックみたいなのが流れているのが更にアホっぽさを際立たせています(笑)。
曲そのものは適度なドライヴ感が心地良いアップ・テンポのR&Rチューンで文句無しにカッコいい!
この曲のような根底にR&R魂が感じられるワイルドさが近年の彼等には欠けているんですよね…。


MANOWAR - The Lord of Steel - Manowarriors ★★ (2013-12-14 23:54:15)

前作「GODS OF WAR」の過剰なオーケストレーションの装飾が全然気に入らなかったので最新作でバンド主体のサウンドに軌道修正されたのは個人的には良かったですが、全体的にどうにも小じんまりとした感が否めずアルバムには不満が残る内容、MANOWARはこの程度のバンドじゃなかったはず…。

この曲に関しては曲タイトル込みでなんとか及第点の出来といった所でしょうか。


五輪真弓 - 恋人よ - 恋人よ ★★★ (2013-12-14 23:41:38)

哀愁の昭和歌謡の名曲ですが、初めて聴いた時はまるでSCORPIONSのバラードのようだと思いました。

サビの "♪こごえる~私の~そば~にいてよ~"

の部分はいつ聴いてもクラウス・マイネの声で脳内変換されてしまいます(笑)。


BLACK SABBATH - 13 - Zeitgeist ★★★ (2013-11-24 19:20:54)

↑ですね!
イントロの昔の特撮映画みたいなSEとOzzyの不気味な笑い声がまたイイ味を出しています。


BLACK SABBATH - 13 - God Is Dead? ★★★ (2013-11-20 21:59:15)

「DEHUMANIZER」収録の "After All (The Dead)" のOzzy版といった感じです。
ただ、やはりVoのキャラクターが全く似ていないので曲の雰囲気もまた違うものになっています。
心なしか、こちらの方がアイオミ先生のリフが生き生きとしているように感じられますね。


BLACK SABBATH - 13 - End of the Beginning ★★★ (2013-11-20 21:47:09)

カリスマの帰還、
最初の一音でそう確信させる説得力に満ち溢れています。
"黒い安息日" もそうですが、後半のカタルシス的展開には "Looking For Today" の歌メロも使われていて往年の雰囲気を醸し出しつつも、コンクリートを叩いたような音を出すギーザ―のベースや、楽曲に思い楔を打ち込むブラッド・ウィルクのドラムがモダンなSABBATHサウンドを主張しています。


BLACK SABBATH - 13 ★★★ (2013-11-18 00:57:45)

'13年発表の19thアルバム(OzzyがVoのアルバムとしては9枚目)です。
私も↑の鯖酢さんと同様の印象を本作に抱きました。
メディア等で語られているような原点回帰というよりは、重苦しさや不穏な空気感を強調し " '90年代以降に再評価されたドゥーム・メタルの先駆者としてのBLACK SABBATHのイメージ" を忠実に再現した作品だと思います。
私の最初に聴いた時の感想は「DEHUMANIZERのOzzy版だな」でした。
(誤解されるかも知れないので断っておきますが、私は「DEHUMANIZER」は名盤だと思っています)
'70年代の彼等にはドゥームの枠に収まらない多様性があり、個人的には当時のように曲の途中で唐突にジャジーな展開へ持っていくようなものを期待していましたが、まぁそれが今の時代にそぐわないのは解かります(笑)。
DsにはRAGE AGAINST THE MACHINEのブラッド・ウィルクがセッションとして参加しており、ビル・ウォードを意識したプレイでなかなか健闘していますが、ちょっとタイト過ぎてやや違和感が(笑)ビルのはもっとスウィングしてて思いつきで叩いているような(爆)奔放さがあるので。
OzzyのVoはすごく良いですね、言うまでも無くトニー・アイオミの生み出すギター・リフとの相性が抜群! むしろ近年のソロの方がキツそうだったので本作を聴いて「Ozzyまだまだイケるやん!」と思いました。

と、色々書きましたがけっして気に入らなかった訳では無く、こういった性質の作品はどうしても分析的な聴き方をしてしまいがちですね、原点回帰云々があって余計に過去と比較してしまったというのもあるかも知れません。
いずれにしてもSABBATHらしいアルバムで、「REUNION」に収録された曲よりも格段に練り込まれているし、長い間待った甲斐のある充実した内容の一枚だと言えるでしょう。


ももいろクローバーZ - シングル 『GOUNN』 - ももいろ太鼓どどんが節 ★★ (2013-11-16 00:44:19)

怒髪天のメンバーによる作詞/作曲の浪花節歌謡ロック、
実際、れにソロ曲の "恋は暴れ鬼太鼓" に似た印象を受ける曲です。
ギター・パートに "ココ☆ナツ" のフレーズを織り込む遊び心も〇
歌詞もガッツィーだし、こういったちょいダサな泥臭い感じはももクロによく合っていると思います。


ももいろクローバーZ - シングル 『GOUNN』 - いつか君が ★★ (2013-11-12 00:24:25)

作曲者のmiwa自身、熱烈なももクロのファンであり、「女性ファン視点から聴きたいももクロ曲」を念頭に置いて制作された "走れ!" や "オレンジノート" 路線の王道POPチューン。
歌詞は "あの空へむかって" 以来となるメンバーによるもの。

↑でオリンピアさんがおっしゃっているのと全く同じ感想ですが、一つ付け加えさせてもらうと、この曲はブレイク部分での夏菜子パート(極楽門の名言!)に尽きると思います、あそこだけで曲のレベルが1ランクアップしていると言っても過言ではないでしょう。


ももいろクローバーZ - シングル 『GOUNN』 - Gounn ★★★ (2013-11-10 01:57:14)

これは神曲、じゃなくて仏曲(笑)。

一、二回聴いてすぐ口ずさめるほど分かり易い、ある意味で昔の歌謡曲的な歌メロと、キレキレで密度の高いバッキング(ベース・ラインが印象的)が融合がさながらモダンなハイブリッド歌謡曲といった様相で、アーティスト感が鼻につくという事も無くエンターテインメント性が重視されている点は好印象、
個人的にはゴダイゴを連想しました。 "Monkey magic" と "ガンダーラ" が合わさったような感じ(笑)。
ただ、これをキャッチーの一言で片付けてしまうにはあまりにも濃い(笑)。
まぁこのコテコテさがももクロの魅力なのですが。

順当に「サラバ愛しき悲しみたちよ」~「5TH DIMENSION」の流れにのっとった楽曲で、MVは "BIRTH Ø BIRTH " 、歌詞は "灰とダイヤモンド" との連続性を感じさせます。
MVも含めて過剰なまでにオリエンタル感を前面に押し出してきたのには実は最初少し違和感を感じたのですが、これはBABYMETALやきゃりーぱみゅぱみゅが注目を集める昨今、やんわりと海外からの反応を意識している部分があるかも知れませんね、あちらの人はこういう「偏ったアジア」的なのが好きそうですから(笑)。


FLEETWOOD MAC - 25 Years: The Chain - Green Manalishi ★★★ (2013-10-26 17:23:43)

ブルーズ/ヘヴィ・サイケの名曲、
元々はアナログ時代にシングルとしてリリースされただけで、オリジナル・アルバムには収録されていません。
私は当然JUDAS PRIESTからさかのぼっていったクチですが昔これのみを聴く為に2枚組BESTを購入、今はYouTubeとかがあるのでそういうのは本当に便利になりましたね。
JUDAS PRIESTのスタイリッシュなアレンジも良いのですが、やはりオリジナルにはドゥーミーで独特な魅力があって、どちらかというとこちらの方が好きです(ちなみにSPOOKY TOOTHの "Better By You, Better Than Me " もオリジナルの方が好き)。


Greenslade - Bedside Manners Are Extra - Chalkhill ★★★ (2013-10-19 20:33:09)

スローな出だしから、じわじわと熱を帯びていくアンサンブルが聴き応え十分!
エレガントなピアノによるエンディングに至るまで、曲調は大胆に変化を見せつつも流れるように自然な展開からは、彼等のセンスの高さを感じます。


Greenslade - Bedside Manners Are Extra - Sunkissed You're Not ★★★ (2013-10-19 20:18:01)

ジャズ・ロック風味で、洒落たPOPセンスを感じさせる一曲、
歌メロがジョン・アンダーソンっぽい歌い回しと相まってYESを想起させます。


Greenslade - Bedside Manners Are Extra - Drum Folk ★★★ (2013-10-19 20:08:35)

曲タイトルどおり、ドラム・ソロがフューチャーされた楽曲、
アンディ・マカロックによる手数が多くて気持ちの良いソロが堪能出来ます。
途中に挟まれた哀愁パートもGood!


Greenslade - Bedside Manners Are Extra - Time to Dream ★★★ (2013-10-19 19:59:09)

ややアップ・テンポのリズミカルな曲、
アクティヴに動き回るベース・ラインがなかなかカッコいい!
デイヴ・ロウソンによるウィスパー気味の歌唱も味があります。


Greenslade - Bedside Manners Are Extra - Pilgrims Progress ★★★ (2013-10-19 19:50:00)

これは名曲!
ノリの良いシャッフル・リズムに乗せて、優雅に舞うようなKeyのメロディーが素晴らしい!


Greenslade - Bedside Manners Are Extra - Bedside Manners Are Extra ★★★ (2013-10-19 19:38:44)

アルバムオープニング・チューン、
多彩なKeyの音色を使い分けたドリーミー&ドラマチックなサウンドながら、同時に牧歌的で軽妙なユーモア・センスものぞかせる彼等らしい一曲。


Greenslade - Bedside Manners Are Extra ★★★ (2013-10-18 22:26:43)

1stと同年に発表された2ndアルバムです。
前作と同様、多彩なKeyの音色を生かしたドリーミー&ドラマチックなサウンドは健在で、本作では前作よりもアンディ・マカロックの手数の多いDsをフューチャーしたテンポの良い楽曲が増え、全体的によりメリハリが付いたという印象です。
普通プログレというと大仰で思索的な楽曲のイメージがありますが、このグループはそれとは対照的で音の表情は万華鏡のように変化を見せながらも展開は流れるようにスムーズ、柔和で明るく時には洒落たユーモアのセンスをも感じさせ実に耳当たりの良いものです。

1st、2ndともに甲乙の付け難い名盤であり、この時期がグループの全盛期だと思います。


Bellring少女ハート - BedHead - World World World ★★★ (2013-10-18 00:04:27)

フレンチ・ポップス+グループ・サウンズ、
レトロ感たっぷりなマイナー調のメロディーに心が落ち着きます。
拙い歌唱は刹那的表現を描き出そうとする意図的なもので、このグループの大きな武器の一つ。
世界が崩れ落ちていくようなエンディングのカタルシス感もすごく良い!

そして最後は爆発とともに終焉…。


Greenslade - Greenslade - Sundance ★★★ (2013-10-15 22:55:20)

アルバムを締めくくる8分余の大作ナンバー、
多彩なKeyの音色を生かした優雅な音の広がりが素晴らしい!
曲終盤には珍しく速弾きも披露、軽快なリズムも疾走感抜群です。
テクニックは十分ながら、それをひけらかす感じは微塵も無く、ひたすら心地良く音に身をゆだねられます。


Greenslade - Greenslade - What Are You Doin' to Me ★★★ (2013-10-15 22:39:34)

イントロのリフがヘヴィでカッコいい!
ぐわーっとメロトロンが迫ってくるのもすごく迫力があってGood!
ラストにちょっとお茶目な感じで終わるのも、洒落たユーモアを感じさせます。


Greenslade - Greenslade - Mélange ★★★ (2013-10-15 22:32:54)

軽やかでテンポの良いパートとムーディーなパートが交互に演奏された後、メロトロンをフューチャーした開放感のある展開へ。
途中からベースが前に出て来て、インプロ気味に弾きまくる部分がなかなかの聴き所です。


Greenslade - Greenslade - Temple Song ★★★ (2013-10-15 22:15:13)

水墨画に描かれたお寺をイメージしたようなオリエンタル・ムードにあふれた曲、
ピアノで弾かれる中華風のメロディーを聴いて、なぜかファミコンのイーアル・カンフーとかケルナグールを思い出しました(笑)。


Greenslade - Greenslade - Drowning Man ★★★ (2013-10-15 22:06:39)

曲タイトルから連想される、溺れているような感じのおどろおどろしいイントロから、教会音楽風のハモンド・オルガンが鳴り響き讃美歌のような曲調に。
様々な変化を見せつつも、流れるように展開していくのが素晴らしい!


Greenslade - Greenslade - An English Western ★★★ (2013-10-15 21:58:37)

目まぐるしく転調を繰り返すプログレッシヴな曲ながら、自然な感じでコンパクトな長さにまとまっていて、センスの良さを感じます。


Greenslade - Greenslade - Feathered Friends ★★★ (2013-10-15 21:51:02)

アルバムオープニング・チューン、
イントロは賑やかですが、途中からゆっくりと霞が広がっていくような穏やかな曲調になります。
味のあるヘタウマVoと終盤を盛り上げるメロトロンがGood!


Greenslade - Greenslade ★★★ (2013-10-13 20:58:18)

'73年発表の1stアルバムです。
オルガンとメロトロンをハモらせたり、ピアノを絡ませたりとツインKey編成を生かした多彩な音の広がりとYESあたりを思わせるポジティヴなメロディーが聴け、超絶技巧の応酬よりもアンサンブルを重視しているのが特徴、ギターが無いのでハードさには欠けますが、キビキビとしたリズム隊のプレイが適度な緊張感をもたらし、サウンドを引き締めています。
ロジャー・ディーンによる、淡い緑を基調とした幻想的なアートワークもこのバンドの音楽性を見事に視覚化しています。

派手さはありませんが、かえってそこに奥ゆかしい英国的なたたずまいを感じる点が魅力だと思います。


Greenslade ★★★ (2013-10-13 20:30:01)

デイヴ・グリーンスレイドとデイヴ・ロウソンという二人のKeyを擁したギターレスのプログレ・グループ、
元KING CRIMSONのアンディ・マカロックも在籍していました。
結構良いと思うんですが日本ではあまり知名度が無いみたいですね。


WICKED MINDS - From the Purple Skies - Return to Uranus ★★★ (2013-10-11 00:18:00)

ギターとオルガン、ドラムの白熱するインター・プレイから、メロトロンとモーグ・シンセに泣きのギター・ソロが絡むメロウ&スペーシーへとドラマチックに展開する18分余の大作ナンバー、
ハード・ロック、プログレ、サイケ等、 '70年代ロックの妙味を完全再現して、そのありったけをこの一曲に盛り込んだ感じです。
フルートがいいですね。