これは演奏もタイトで良いライヴ盤です。 キング氏もあのハイトーンをフェイク無しで歌っていて非常に巧いヴォーカリストだという事が分かります。 MERCYFUL FATEから "Come To The Sabbath" が演奏されていたり、アンディ・ラ・ロック(G)やミッキー・ディー(Ds)のソロが収録されているのが個人的に嬉しかった点です。
'82年発表の1stアルバムです。 メンバーはVo,G、B、Ds、Keyの五人組で全員がコーラスをとっています。 メンバー編成やバンド・ロゴ、朴訥としたメンバー写真等、私的にはいちいちSARACENを彷彿とさせてなんだかニヤけてきてしまいます。 音楽性はいわゆるメロディアス・ハード系でキャッチーなメロディーとコーラス・ワークが特長、SARACENのウェットで英国的な質感をそのまま明朗でアメリカンな雰囲気に置き換えた感じと言えば分かる人には分かってもらえると思います(笑)。 本作のハイライト・チューンである⑤曲目 "Conquest For The Commoner" はSARACENファンにも是非聴いてもらいたい一曲です。