「ACCEPTの真の魅力はミッドテンポチューンにあり」 と常々思っている私でも" FAST AS A SHARK" こそ最高の曲!と言われたら否定できません・・・。 まさにメジャーへの階段を昇りつめようとする彼等のテンションの高さがガンガン伝わってくる内容で、聴いてるこちらも思わず鼻息が荒くなるカッコ良さ! 適度に粗さを残したサウンドも個人的には好印象ですね。 タイトルに偽り無し!
JUDAS PRIESTのオリジナル・ヴォーカリスト、アル・アトキンスの98年作品。 JUDAS PRIESTがティム“リッパー"オーウェンズを迎え再始動を始めたのと同時期の発表という事で、 「VICTIM OF CHANGES」 というアルバム・タイトルや 「SIN AFTER SIN」 のアートワークのパクリ等、話題性を当て込んだ便乗商法っぽいところがちょっと気にはなりますが、作品自体は手抜きも無く割とまともなつくりで、1stソロでは異様に古臭かったサウンドもエッジの効いたメタル然としたものになっています。 "Victim Of Changes" をはじめ収録曲の大半はJUDAS PRIEST絡みで、 "Mind Conception" "Holy Is The Man" という在籍当時の未発表曲2曲と、QUATERMASSのカヴァー曲 "Black Seep Of The Family" も収録されています。 ドラマーにはデイブ・ホランド、バック・コーラスにMARSHALL LAWのヴォーカリスト、アンディ・パイクが参加。 本作の国内盤にはアル本人によるライナー・ノーツ対訳付きで、デビュー前のJUDAS PRIESTのことが書かれており、ファンにとっては非常に興味深く資料的価値のある一品です。