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夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 501-600
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BUDGIE - Bandolier - I Ain't No Mountain ★★ (2012-03-26 21:52:27)

ファンキーでネアカな感じ、
これまでのBUDGIEには無かったタイプの曲です。


BUDGIE - Bandolier - Napoleon Bona-part1&2 ★★★ (2012-03-26 21:57:44)

なんかタイトルはおやじギャグ的なセンスですが曲そのものは従来どおりのBUDGIEの魅力にあふれた名曲だと思います、Part1は静かでメロウな曲調ですがPart2ではへヴィに盛り上がって無茶苦茶カッコ良い!!


BUDGIE - Budgie ★★★ (2012-03-26 19:23:23)

'71年発表の1stアルバムです。
このアルバムではまだ曲の展開もストレートな普通のへヴィ・ロックを演っていて、彼等のアルバムの中ではある意味一番聴きやすいかも知れません。まぁバーク・シェリー(Vo,B)のウッドペッカーみたいな声は個性全開ですが。
英国的なシケシケ感がたまりません。

初期BLACK SABBATHが好きな人は是非ご一聴のほどを。


BUDGIE - Budgie - Everything in My Heart ★★ (2011-03-31 15:51:58)

そうです、一曲目の"Guts"からいきなり重力を切り離されて虚空に投げ出されたような気持ちになります。なかなか侮れません。


BUDGIE - Budgie - Guts ★★★ (2011-03-24 18:40:14)

イントロから「うわっ重っ!!」と仰け反る事必至のへヴィ・リフとウッドペッカーみたいな変態ハイトーン・ヴォイス。

1stアルバムの一曲目から個性全開です。


BUDGIE - In for the Kill ★★★ (2012-03-26 20:50:30)

4thアルバムです。
これは名盤でしょう、
楽曲の完成度が高く音作りもトリオ編成とは思えないほど重厚さが増していて非常に聴き応えのある作品です。
個人的にBUDGIEの最高傑作だと思います。


BUDGIE - In for the Kill - Crash Course in Brain Surgery ★★★ (2011-04-01 17:22:45)

"Breadfan"タイプの突撃リフを持つアップテンポ・チューンです。

この曲ではいつもの無理やりな展開はやってません、だからって物足りないなんて言っちゃダメ!(笑)。


BUDGIE - In for the Kill - Wondering What Everyone Knows ★★★ (2011-03-24 18:25:12)

彼等お得意の夢想ナンバー、
BLACK SABBATHの”Planet Caravan”みたいな雰囲気があります。


BUDGIE - In for the Kill - Zoom Club ★★★ (2011-03-24 18:21:34)

これぞツボにハマったときのBUDGIEの底力!!
とにかく、いつまで続けるつもりやねん!!と突っ込みを入れたくなる位執拗に反復されるへヴィ・リフとキャッチーなサビが頭から離れない名曲です。


BUDGIE - Never Turn Your Back on a Friend ★★★ (2012-03-26 20:23:33)

3rdアルバムです。
やはりMETALLICAによる "Breadfan" のカヴァーが有名なのでしょうが遡った人がオリジナルと聴き比べてどちらが気に入るかが分かれ道ですね、カヴァーVerではカットされた曲中盤のジャジーなパートが受け入れられた人はこっち側です(笑)。
まぁ個人的には正直METALLICAの大ファンという訳では無いのですがラーズのマニアックなセンスには共感を覚えます。


BUDGIE - Never Turn Your Back on a Friend - Breadfan ★★★ (2011-03-23 17:41:28)

畳み掛けるリフ攻撃と声変わりしてないような声のハイトーン・ヴォイスが病みつきになります。
METALLICAのカヴァーで有名になった曲ですが、彼等が切り捨てた中間のJAZZYな部分にこそB級ならではの良さがあると思います。


BUDGIE - Never Turn Your Back on a Friend - Parents ★★★ (2011-03-23 17:54:00)

この曲のクォリティーの高さは完全に超A級です。
哀愁たっぷり、うみねこがぴゃーぴゃー鳴いてる南国の砂浜で夕焼けを眺めているイメージが浮かんで来ます。

リマスター盤に収録されているアコースティック・ヴァージョンもこれまた素晴らしい出来なので未聴の方は是非。


BUDGIE - Never Turn Your Back on a Friend - You Know I'll Always Love You ★★★ (2011-04-03 16:58:11)

ぽわわ~ん、としててドリーミーな桃源郷サウンドに思わず「ふぅ~」とため息が漏れてしまいます。

なんかお風呂場で歌ってるみたいなリヴァーヴも効果絶大(笑)。

”はぁ~びばのんの”


BUDGIE - Squawk ★★★ (2012-03-26 20:05:42)

一気にアクの強さが増した2ndアルバムです。
当時のプログレを横目で見ながら「よっしゃーわいらもやったるでぇ!」とテクニカルな整合感とは無縁のノリでやってみました感が満々の偏執的なリフの反復や展開が無理やり過ぎるへヴィな曲がある一方で、POPとさえ言える普遍的な魅力を備えた曲もあり、以降の彼等の個性となっていきます。


BUDGIE - Squawk - Make Me Happy ★★★ (2011-03-31 16:13:32)

♪フフフ~ン~ラララ~と鼻歌で気持ち良さ気に歌うお得意の夢想バラード。

"Whisky River"や"Rocking Man"とのあまりな別人っぷりはある意味衝撃的ですらあります。


BUDGIE - Squawk - Rocking Man ★★★ (2011-03-31 16:06:09)

カッコいいんです、

でもヘンなんです。

いったん曲が終わったようになって別の曲かと思わせるようなリフが切り込んで来たと思ったらしれっと元のサビに戻ってきて「えっ、まだ続いてたの?」とキョトンとなってしまいました(笑)。

あくまで普通である事を拒否、または無理やり個性的であろうとする様な曲構成に首を捻りつつも繰り返し聴いてしまいます。


BUDGIE - Squawk - Rolling Home Again ★★ (2011-04-09 17:44:40)

普通にポップですらあるアコースティックチューン。

彼等もこの路線に絞って活動してたらもっと売れてたのかも(笑)。


BUDGIE - Squawk - Whiskey River ★★ (2011-04-09 17:48:00)

執拗なリフの反復とウッドペッカーみたいな奇妙なハイトーンヴォーカルの組み合わせが実にBUDGIEらしい一曲です。


BUDGIE - Squawk - Young Is a World ★★★ (2011-03-24 18:34:10)

線の細い声で歌われる儚げなメロディーは現実逃避願望の現れでしょうか?
へヴィなリフの隠し味もしっかり効いてます。

彼等はこういうメロウな曲をやらせると不思議とB級感がウソのように無くなりますね。


BURZUM - Burzum - Channelling the Power of Souls Into a New God ★★★ (2004-11-25 00:19:52)

曲のタイトルを訳すと「新しい神の中にある魂のパワーと交信する」という感じでしょうか?
う~ん、曲のイメージそのまんま(笑)。
屋上や広場でUFOを呼んだりされる方(笑)はBGMにこの曲を流しておくと成功率がUPするかもしれません(大笑)。
カウントが曲の終わりになに言かつぶやいていて不気味です。


BURZUM - Burzum - War ★★ (2004-11-25 01:41:54)

ひとくせもふたくせもあるBURZUMの楽曲群の中にあってわりとストレートな疾走チューンですが際立つリフのかっこよさは他のバンドには真似の出来ない独特のセンスが存在します。
そして唯一無二のヴォーカルのキレっぷりも全開、ギターソロも珍しく弾きまくっています。


BURZUM - Burzum / Aske ★★ (2004-12-18 19:55:00)

この頃はまだ比較的マトモなブラックメタル (なんじゃそりゃ笑) をやってますね。
まだまだ荒削りな印象ですが後年確立される絶対的な個性の片鱗はうかがえるし凡百なブラック勢など束になっても敵わない凄みを発散しています。
個人的にはやはりプリミティブブラックな曲よりもアンビエントな曲に魅力を感じますね。


BURZUM - Dauði Baldrs ★★ (2006-03-18 20:24:00)

'97年発表の5thアルバムです。
母親が差し入れしたキーボードを用いて獄中で制作されたと云われています。
音楽性はKeyの音色のみで単調なフレーズの反復によるアンビエントミュージックです。
とにかく音そのものが病んでいて、聴き手のこちらも情緒不安定になります。
また、人間的な感情の一切が欠落している感じでもあります。
BURZUMの全作品中でも最もマニアックな一枚、コアなファンの方にのみ、オススメいたします。


BURZUM - Det som engang var ★★ (2003-09-07 23:24:00)

日本盤の邦題は「涅槃宮」
ジャケットのイラストのようなモノトーンの音風景が淡々と流れて行き、振返って見れば荒涼たる地平線には草一つ生えていない・・・そんな印象を受けるアルバムです。
暗いとか重いとか、そういう次元を超越してただただ彼岸です。


BURZUM - Det som engang var - Han som reiste ★★★ (2004-03-20 21:24:14)

ただひたすら暗いアルバム収録曲の中、唯一(弱々しく)うっすら陽の差すようなインスト曲。
単調なフレーズが淡々と続くだけなのに繰り返し聴きたくなる何かがこの曲にはあります。
なんだか魂をもって行かれそうな感じ。


BURZUM - Det som engang var - Key to the Gate ★★★ (2006-10-02 01:49:48)

この曲はまだマトモ (笑)
ただメタルらしい攻撃性はあるにはありますがイントロの情緒不安定さは流石。
カウントの嗚咽、陰惨なギターソロも素晴らしすぎる。


BURZUM - Filosofem ★★ (2004-11-24 23:31:00)

BURZUMの音楽の重要な要素であるアンビエントとノイズの比重が大きくなり、大作志向も全作品中で最も顕著なアルバムです。
このバンドにしては珍しくストレートに疾走する②、人によっては退屈この上ないと思われる25分の大作⑤が特に好きです。
ヴォーカルが以前のようなキチガイじみたものでは無いのがちょっと残念ですが、アルバム収録時間も64分と長くまったりと暗黒に浸れるのでとても聴き応えのある作品だと思います。


BURZUM - Filosofem - Rundtgåing av den transcendentale egenhetens støtte ★★★ (2004-11-24 23:59:34)

シンセによる25分のアンビエント大作。
私はこの曲を“裏ECHOES"(PINK FLOYDの有名曲)なんて呼んでいるのですが、聴いていると全く光の差さない深海の底にいるような感覚に陥ります。
私は何度か眠れない時にこの曲をリピートして聴きつづけたことがありますがそのとき「ああ人はこうやって心を病んでいくのか・・・」と思いました(笑)。


BURZUM - Hliðskjálf ★★ (2004-11-23 21:01:00)

非メタル作品ですがこれは間違い無くBURZUMの世界観です。
ですがUsher-to-the-ETHER さんのおっしゃるとおり収録時間の短さが本作のネック、せっかくの良い雰囲気なのに浸りきれないうちに終わってしまいます。
単一のリフを延々リピートするような曲を入れて全部で70分位あったら最高だったんですが(笑)。


BURZUM - Hvis lyset tar oss ★★ (2003-09-07 23:45:00)

もうこのアルバムは正気の沙汰では無いというか、魂がすり抜けて夢幻を彷徨っているというか・・・カウントは一体どういう心境でこの作品を創ったのだろう?発狂ヴォーカルもノイズ・ギターも全く耳障りではなく気持ちが安らぐ。そう、まるで「白昼夢」を見ているかのように・・・
この音は人間を駄目にしてしまいますね。


BURZUM - Hvis lyset tar oss ★★ (2006-03-18 17:51:00)

眠れない夜に一晩中聴いた事もあります。
この音を聴きながら、永遠の眠りに就いてしまいたい・・・。
思わずそんな風にも考えてしまう位、虚無感で心を蝕んでいきます。
そうと知りながらも、未だ手放す事が出来ないアルバムです。


BURZUM - Hvis lyset tar oss - Tomhet ★★★ (2004-11-25 01:09:51)

いったんこの空虚さと無重力感覚に病み付きになってしまうと音楽に求めるものがガラッと変わってしまう可能性があります。
普通の人にはこの長さと単調さにあくびが出るかと思いますがそこがイイのです。


Bellring少女ハート - BedHead ★★★ (2013-08-15 23:59:46)

'60~ '70年代のサイケやプログレ風の楽曲が徐々に注目を集めているアイドル・ユニット、BELLRING少女ハートの '13年発表の1stアルバムです。
"サーカス&恋愛相談" のMVを観て衝撃を受け、アルバムが出るのを密かに心待ちにしていましたが、アルバムはもっとスゴかった! マイナー調の煮え切らないメロディーと、オルガンやメロトロンを多用したレトロでアナログ感のあるサウンド、そして歌声は童謡のように素朴で、時折あからさまに音程が外れていたりもしますが、それが脆さ儚さを描き出し、退廃的な歌詞と相まって生々しく刹那的な表現として成立しています。
それらが混然一体となって織り成す、およそアイドルらしくない摩訶不思議な世界観はまさに唯一無二で、ジャンル分け不能の異質でオルタナティブな魅力に満ち溢れ、じわじわとクセになる中毒性を持っています。

ちなみに初回限定盤はなんと紙ジャケ! こういう音楽性に紙ジャケが似合うというのは分かるんですが、アイドルのアルバムでそれをやってしまうという、採算を度外視したある意味無駄とも云えるマニアックなこだわりが嬉しい。

'60~ '70年代の音楽が好きな人なら何かしら引っ掛かるものがあると思うので、アイドル云々という偏見抜きで是非一度聴いて貰いたい一枚です。


Bellring少女ハート - BedHead - World World World ★★★ (2013-10-18 00:04:27)

フレンチ・ポップス+グループ・サウンズ、
レトロ感たっぷりなマイナー調のメロディーに心が落ち着きます。
拙い歌唱は刹那的表現を描き出そうとする意図的なもので、このグループの大きな武器の一つ。
世界が崩れ落ちていくようなエンディングのカタルシス感もすごく良い!

そして最後は爆発とともに終焉…。


Bellring少女ハート - BedHead - サーカス&恋愛相談 ★★★ (2013-08-16 00:12:57)

まるで、さびれた遊園地のメリーゴーランドのような、
或いは、ボロボロの見世物小屋で踊るバレリーナのような、
そんなイメージを誘発するノスタルジックなマイナー調のメロディーがメロトロンの響きとともに加速するサビの爆発力がすごい!

少女たちの脆く儚くも美しい瞬間を琥珀の結晶の中に封じ込めたような名曲。


Bellring少女ハート - UNDO THE UNION ★★★ (2015-05-28 00:06:56)

'14年発表の2ndアルバムです。
キャッチーなメロディー + サイケ/プログレッシヴなサウンド + 不安定な歌唱、という前作「BedHead」からの基本線はそのままに、ニュー・ウェイヴやハード・ロック、空間系に至るまで、楽曲のバラエティーは更に豊かになっています。
前作では良い意味でのアバウトさが混沌に拍車を掛けていましたが、本作はトラック自体が相当に緻密に作り込まれている印象、イメージ的には、前作は感覚的なサウンドで、本作はキチンと計算されたサウンド、という感じでしょうか。
随所に仕掛けが施されていて、聴く度に新たな発見があります。正直インディーズ・アイドルとは思えないレベルの作り込みですね。
そこに、ふらつく音程の不安定な歌唱(これは意図的なもの)が乗っかるアンバランスな魅力は流石ベルハーといったところ、やはり今回も中毒性は高いです。
まぁクセは相当強いですが(笑)。
パッケージ版は今回も無駄に力の入った変形紙ジャケ仕様でニヤリ(気に入ったからもう一枚保存用に購入しようとしたらもう売り切れてて中古でプレミアが付いてた(笑)、残念。音源だけなら配信で購入可能)。

キャッチーでありさえすれば何をやっても自由、むしろどれだけ奇想天外なアイデアを曲に盛り込めるかを競い合う壮大な実験が繰り広げられているようにすら感じられる昨今の女性アイドル・シーンの音楽ですが、その中でもこのベルハーはかなり風変りで興味深い事をやっているグループだと思います。
ある意味、洋楽ロックをマニアックに聴き込んで来た人の方が馴染み易いサウンドですし、ジャンルをはみ出した面白い音楽を探してるという方には、かなりオススメなアルバムです。


Bellring少女ハート - UNDO THE UNION - c.a.n.d.y. ★★ (2015-05-28 00:21:41)

「Blurの "Song2" にソックリ」というので聴き比べてみたらホントにそのまんまだった(笑)。
まぁ確信犯ですが。

グランジ―なギターとベルハーのゆるい歌声の組み合わせは相性良いですね。


CAN ★★★ (2016-08-06 00:12:12)

ジャーマン・プログレ/クラウト・ロックというのは個人的にはあまり深入りしたくないジャンルなのですが(どう考えても底無し沼な匂いがぷんぷんする 笑)、このCANの「Monster Movie」はジャケ買いの誘惑に勝てませんでした(笑)
カタログをコンプリートする気は全くありませんが、心情的にはダモ鈴木時代の物も幾つか聴いてみたい感はあって悩ましいところ…。


CAN - Monster Movie ★★★ (2016-08-05 23:55:21)

ジャーマン・プログレ/クラウト・ロックの代表格バンドの一つ、CANの '69年発表のデビュー・アルバムです。
まず、アートワークが素晴らしいですね。天を突く巨大な大魔神のようなロボット?がインパクト抜群! まさに名盤の面構えといった所。
一般的に取っ付きづらいジャンルとされていますが、ロックの初期衝動が生々しい形で真空パックされた本作は今もって全く古臭さを感じさせず、分かり易いカッコ良さがあります。熱にうかされたようなヴォーカル、ノイジーに唸りを上げるギター、ひたすら一定のリズムを反復し続けるリズム隊が、叙情性を排して音そのものに没入していく感覚がとてもスリリング。
プリミティヴな衝動を解放しつつも、投げっ放しにならずに最後までバンドとしての統制が保たれている所に、ドイツ人らしいインテリジェンスと几帳面さが表れていると思います。
それ故に、均衡を破るアメリカ人の黒人ヴォーカリスト、マルコム・ムーニーの存在が大きい。
'69年デビュー同期はLED ZEPPELINにKING CRIMSONとなると、さすがに知名度では劣りますが、音楽的インパクトでは引けを取りません。

そして、本作が当時の日本のニュー・ロックに与えた影響がけっして小さいもので無かったという事も重要でしょう。SPEED, GLUE & SHINKIやFLOWER TRAVELLIN' BANDのアルバムに、その影響を顕著に感じる事が出来ます。


CAN - Monster Movie - Father Cannot Yell ★★★ (2016-09-05 00:11:16)

アルバム・オープニング・チューン、
いわゆる「パンク成立以前のパンク」な楽曲ですが、同時代のそれ系統の多くがサイケ/ガレージ的なのに対し、この曲は電子音やミニマルなフレーズを用いた現代音楽的アプローチなのが他と一線を画しています。
ロックらしい初期衝動を解放しつつも、ある意味で無機質でインテレクチュアルなサウンドは、パンクだけでなくテクノ方面にも多大な影響を与えたそうですが、そんな中、熱にうかされたうわ言のように繰り出されるマルコム・ムーニーのアナーキーなヴォーカリゼーションが一際異彩を放っています。


CAN - Monster Movie - Mary, Mary So Contrary ★★★ (2016-09-05 22:48:12)

ギターがストリングスのような儚げな音色を奏でています。
別段メロディアスという訳では無いけれど、淡々とした哀愁に心惹かれます。


CAN - Monster Movie - Outside My Door ★★ (2016-09-05 22:59:00)

この曲はブルース・ハープが主役、
自由奔放なヴォーカルも聴き所です。


CAN - Monster Movie - Yoo Doo Right ★★★ (2016-09-06 00:02:35)

12時間ものセッションの末、生み出されたという20分の大作、
大作と言っても英プログレのような大仰なドラマ性とかとは違い、無機質な反復を繰り返しながら、音の強弱でダイナミズムを作り出していく作風。
ドンドコ、ドンドコと呪術的なリズムと、「オレたちひょうきん族」のアダモちゃんを彷彿をさせる(笑)怪しさ爆発のマルコム・ムーニーのヴォーカルがインパクト大!


CAPTAIN BEYOND - Captain Beyond ★★★ (2006-03-12 22:11:00)

これカッコイイですよね、大好きなアルバムです。
当時のハード・ロックとしてはかなり先進的な部類に入るんじゃないでしょうか?
全13曲35分、終始ものすごいハイテンションです。このテンションの高さは、例えばIRON MAIDENの1stやSLAYERの3rdを聴いた時と同様なインパクトがあると思います。勿論音楽性自体は全く違うものだし、'70年代と'80年代のノリの違いもありますが、息をつくひまも無い目まぐるしい展開や手数の多いドラム、あっという間に聴き終わってしまう感じとかが似通っていると思います。

ただ、あまりにも凝縮された感じのなので、聴くと結構疲れる作品でもあります。


CAPTAIN BEYOND - Captain Beyond - Dancing Madly Backwards (on a Sea of Air) ★★★ (2012-10-08 20:47:37)

アルバムオープニング・チューン、
とにかく目まぐるしい印象の曲で、実に多彩なリフとリズム・パターンがポンポン飛び出してくる様は痛快そのもの! 実際のテンポ以上に加速する感覚にシビれます。
熱を帯びる演奏と、ロッド・エヴァンスのクールなVoが上手く対比してお互いを引き立て合っている点も良いですね。


CAPTAIN BEYOND - Captain Beyond - Mesmerization Eclipse ★★★ (2012-10-09 20:59:27)

偏執的に反復するリフ攻勢で畳み掛けるプログレッシヴ・ブルーズといった趣の曲、
ここでもパワフルながら品のあるロッド・エヴァンスのVoが光っています。


CAPTAIN BEYOND - Dawn Explosion ★★ (2006-03-13 23:22:00)

1stほどエキサイトする内容じゃないのは確かです。
新Voも悪くないけどやっぱりロッド・エヴァンスの方が良かった。
曲も演奏もちょっと大人しすぎるきらいがあります。
・・・とマイナス面ばかり並べ立ててしまいましたがそれもこれも1stが凄過ぎたせい、冷静に聴けば及第点レベルは十分クリアしていると思います。
これでは物足りないという人もラストのインストで溜飲を下げる事が出来るでしょう。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless ★★ (2006-03-13 00:06:00)

よくCAPTAIN BEYOND は1st以外はつまらないといわれますが、私はそんな事は無いと思います。
特にこの2ndアルバムは曲調もバラエティーに富み、キーボードやラテン・リズムのパーカッションが効果的に使われていて、とてもセンスの良いリラックスした雰囲気を楽しめます。
線が細いもののクセが無く聴きやすい声質のロッド・エヴァンスのヴォーカルも前作よりこのアルバムの方が合っていると思います。
シャッフル調の3曲目 「宇宙漂流」 はノリが良くてカッコ良くてその上お洒落、大好きな曲です。
1stがカッコイイのは勿論ですが、幅広く音楽を聴く方でしたらこちらのほうがより楽しめるでしょう。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Bright Blue Tango ★★ (2012-09-28 20:57:34)

ギターのレトロな音色が良いですね、
小技の効いたドラムの巧さが光ります。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Distant Sun ★★★ (2012-09-28 21:16:26)

邦題「遠い太陽」
ジャジーなエレクトリック・ピアノがここでも大活躍!
複雑なリズムチェンジをさり気無くこなすリズム隊のセンスの良さに唸らされます。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Drifting in Space ★★★ (2012-09-28 21:01:57)

邦題「宇宙漂流」
前作の流れにあるアップ・テンポのシャッフル・ナンバー、
ジャジーなエレクトリック・ピアノが大活躍しています。
心地良くノレるリズムと洒落たカッコ良さが魅力です。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Everything's a Circle ★★★ (2012-09-28 21:34:38)

邦題「究極の環」
アルバムのラストを飾るスピーディーなナンバー、
手数全開のシャッフル・リズムを叩き出すドラムの巧さが光っています。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Evil Men ★★ (2012-09-28 21:08:29)

邦題「魔人」
適度にヘヴィなリフがBLUE OYSTER CULTっぽい感じの曲です。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Starglow Energy ★★★ (2012-09-28 21:12:43)

邦題「白熱の星」
起伏の穏やかな淡い叙情性を湛えたバラード、
物憂げな雰囲気が好きです。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Sufficiently Breathless ★★ (2012-09-28 20:53:31)

邦題「衝撃の極地」
1stとは趣の異なる穏やかなメロディーのフォーキーな曲です。
ロッド・エヴァンスのリラックスした歌唱が心地良い。


CAPTAIN BEYOND - Sufficiently Breathless - Voyages of Past Travellers (2012-09-28 21:28:03)

邦題「過去よりの旅人」
不気味なエフェクトのかかった語り調のヴォーカルとフィードバック・ノイズが交錯するアンビエント・ナンバー、
次の「究極の環」につながる前奏みたいな感じです。


CATHEDRAL - Endtyme - Ultra Earth ★★★ (2004-03-31 23:35:26)

「ENDTYME」収録の超遅重ドゥーム・ナンバー。
リフのセンスは良いし曲展開のさせ方もGoodです。


CATHEDRAL - The Carnival Bizarre - Hopkins (The Witchfinder General) ★★★ (2015-08-15 00:19:50)

ヘヴィなのに、やたらとキャッチーなリフが頭から離れません。
PVは今初めて観ましたが、色々とすごい。セクシー・ダイナマイトな褐色肌の女性ダンサーと、怪しいステップを踏むリー・ドリアンに目が釘付け(笑)。


CATHEDRAL - The Carnival Bizarre - Utopian Blaster ★★★ (2015-08-08 23:55:34)

ギター・ソロにトニー・アイオミ御大がゲスト参加。
'70年代英国HRの伝統的な手法を継承しつつも、モダン・ヘヴィネスを凌駕するサウンドにアップデートされており、ヘヴィながらも大変にノリの良いのが実に素晴らしい!

歌心があるのか無いのかイマイチよく解らないリー・ドリアンのVoも、慣れるとコレが結構ハマるんです(笑)。


CATHEDRAL - The Ethereal Mirror - Midnight Mountain ★★★ (2006-04-06 23:48:34)

このバンドにおける "Paranoid" 的な位置付けの曲でしょう。
ファンキーなシャッフルリズムがカッコイイ!
・・・にしてもリー・ドリアンの 「おぅいえ~♪」 は怪しすぎ (笑)。


CHARIOT - Burning Ambition ★★ (2004-10-26 00:12:00)

以前、行き付けの輸入盤屋さんでTYTANのアルバムを購入した際、店頭で見かけて気になり店長さんにたずねてみた所、いわく「TYTANの100倍はイイ!」と言われてました。
それ以来気にはなっていたもののつい購入はのびのびに・・・今回ようやく入手して聴いてみましたが、・・・うーん、まあいいことはいいんですが100倍っていうのは大げさたと思いました(笑)。
Voがフィル・モグに似ているせいかUFOのNWOBHM版のように聴こえます。
1曲目のイントロは「おっ!?」と思わせるカッコ良さですがその後は全体的に平坦な流れでイマイチ盛り上がりきらない所はさすがにB級らしいです。


CHURCH OF MISERY ★★ (2004-10-26 00:28:00)

曲やアートワークのモチーフとしてシリアルキラー(連続殺人鬼)を取り入れているのが特徴の日本のドゥーム・ロック・バンド。
メンバー・チェンジの多いバンドですが、ベーシストでありリーダーの三上氏のヴィジョンと音楽性は不変。
今までEP、スプリットなどを数多く出し音源のリリース状況が分かりにくく、ファン泣かせのバンドでもあります。


CHURCH OF MISERY - Master of Brutality ★★ (2004-10-25 22:41:00)

全体的に音を強く歪ませており、非常に生っぽい感じで個人的に好きなサウンドです。
Voの絶叫もデス声一歩手前の極悪ハードコア系で、聴いてて暴れたくなるドゥーム。
アートワークはジョン・ゲイシーのアップ。
BLUE OYSTER CULTの「CITIES OF FLAME」のカヴァー収録。


CHURCH OF MISERY - Taste the Pain ★★ (2004-10-25 22:12:00)

日本のドゥーム・ロック・バンドによる4曲入りアルバム。
基本的に初期BLACK SABBATHが音楽性のベースですが、単にリフがそれっぽいということではなく初期SABBATHのキモである各パート間のジャム的要素も含めたレベルで再現し、その上で独自の音楽性を展開しています。
一言で言うとBLACK SABBATHの持つ英国的な雰囲気と引き換えに、ささくれ立ったハードコア的な要素を持ち込んだ感じです。
また彼らはコンセプトを連続殺人犯に求め、アートワークや曲のモチーフとして使用しています。
IRON BUTTERFLYの 「IN‐A‐GADDA‐DA‐VIDA」のカヴァーを収録。


CHURCH OF MISERY - The Second Coming ★★ (2004-10-25 23:46:00)

基本的な音楽性は従来どおりですが、要所々々でサイケデリックなエフェクトが効果的に挿入され暴力性と幻惑感がバランスよく盛り込まれています。それにドラムの音が「ビシッ」とサディスティックに響くのが耳を惹きます。
CUCTUSの「ONE WAY...ANOTHER」のカヴァー収録。


COMUS - First Utterance ★★★ (2011-03-08 17:15:43)

全編アコースティックな演奏(だと思う)ですが精神的にヘヴィに響くサウンドに圧倒されます。
特にヴァイオリンを始めとして狂気のテンションの高さが半端ではありません、美しい女声のソプラノヴォイスも聴けますが背筋が凍りつくような薄ら寒さを覚えます。
時折牧歌的な場面も垣間見せるものの、基本的には魔界の音楽ですね。

ある意味、"幽霊に出くわした"的な危険な一枚です。


COMUS - First Utterance - Bitten ★★★ (2012-02-06 00:01:53)

この曲は…心臓に悪いですね…。


COMUS - First Utterance - Diana ★★★ (2012-02-05 22:51:42)

徐々に熱と狂気を帯びるヴァイオリンとシャーマニックな響きのパーカッションが怖すぎ、
異様なテンションの高さに圧倒される事間違い無しです。


COMUS - First Utterance - Drip Drip ★★★ (2012-02-05 23:01:48)

この人たち、ラリってるとしか思えません(笑)。


COMUS - First Utterance - Song to Comus ★★★ (2012-02-05 23:17:52)

ヘンなヴィブラートのかかった男性Voの変態っぷりがすごい、
あとフルートってこういう胡散臭い音楽には不可欠の楽器ですね。


COMUS - First Utterance - The Bite ★★★ (2012-02-05 23:35:03)

異様な加速感はやっぱりおクスリの影響でしょうか?


COMUS - First Utterance - The Herald ★★★ (2012-02-05 23:41:22)

女性Voの澄んだ歌声が何の救いにもなっていない、醒めた狂気を感じさせます。


COMUS - First Utterance - The Prisoner ★★★ (2012-02-05 23:58:11)

演奏もヘンですが歌だけでも十分ヘンです。


COZY POWELL ★★★ (2012-04-05 22:40:45)

今月号のBURRN!誌のポスター、コージー・パウエルでした。
メタル聴き始めの頃、有名なミュンヘンのブートビデオで観たコージーはただ叩いているだけなのに圧倒的な存在感! そして "Still I'm Sad" のソロタイムでの "1812" でのあまりのカッコ良さに目が釘付けになったあの衝撃が今も忘れられません。
今日が命日だし、もう14年になるんですね。

「OVER THE TOP」聴いて寝ます。


COZY POWELL - Over the Top ★★★ (2012-04-05 22:51:49)

メロディーが大好きだったというコージー・パウエル、
当然ながらドラマーの自己満足なプレイなんて事は全くありません。
音だけ聴いていても叩いている姿が浮かんで来ます…。


COZY POWELL - Over the Top - Over the Top ★★★ (2012-04-05 23:13:19)

コージー・パウエルの魅力は(叩く姿がカッコいいのは勿論の事)単純に速いとか強烈なヒット感とかでも良いんですけどそれ以上に印象的なのはパターンがとてもキャッチーなんですよね。
ツーバスの♪どぅるるるん、どぅるるるん とかはモータースポーツ好きのコージーだけにエンジンをふかす音をイメージしてたのかな? とか思えて来ます。

"1812" 、何回聴いてもため息が出る、はぁ~~。


CRESSIDA - Asylum ★★★ (2011-01-28 16:47:51)

'71年発表の2ndアルバムです。
一般に、 '70年代ブリティッシュ・ロックの傑作として紹介される事が多い作品ですね。
キーフによる、マネキンの首が燃えているアートワークが有名な本作は、基本的な音楽性は1stアルバムの延長上にあるオルガンを用いた英国情緒あふれるジャズ・ロックですが、楽曲が大作志向になって全体的に構成がドラマチックになりプログレ度が増しています。
フルートやストリングスも導入したアレンジは今の耳で聴くとさすがに古臭く感じられ、その分前作よりもロック的なダイナミズムは若干減少している点は好みの分かれる所でしょう。
2曲目の大作 "Munich" は本作のハイライトです。

CRESSIDAはこのアルバムを最後に解散し、メンバーの一部はURIAH HEEPやBLACK WIDOWで活動することになります。


CRESSIDA - Cressida ★★★ (2011-02-02 13:37:01)

'70年発表の1stアルバムです。
CRESSIDAは一般的には2ndが名作とされていますがこのアルバムも同じ位良いと思います。
彼等の特長は何と言っても温かみのあるオルガンの響きと憂いを帯びたジェントリーな歌声にあるでしょう、聴いているとまるで濡れ落ち葉を敷き詰めた秋の公園を散策しているかのような、英国情緒溢れる情景が浮かんで来ます。
音楽性はジャズ・テイストが強いものの、けっして難解な展開には走らず丹念にメロディを紡ぐ事に重点が置かれていて、とても聴き心地の良いサウンドです。
音はだいぶ軽めですが単なる雰囲気もので終わる事無く、叙情性と緊張感のバランスがとれたブリティッシュ・ロック黎明期の空気がよく伝わってくる一枚です。


CRESSIDA - Cressida - Cressida ★★ (2012-10-07 01:56:48)

ギターのスタッカートが歯切れ良く、それにシンクロするドラムもスウィング感抜群、
ジェントリーなヴォーカルとうっすら敷かれるメロトロンも英国情緒たっぷりです。
ただ、バンド名を冠する曲としては地味なのは否めませんね。


CRESSIDA - Cressida - Depression ★★★ (2012-10-07 02:13:16)

チャーチ・オルガンによるイントロ、スピーディーな曲調、スリリングなソロの掛け合い等、DEEP PURPLEを彷彿とさせます。
例えるなら、「お行儀良くなった "Speed King" 」という感じでしょうか。


CRESSIDA - Cressida - Down Down ★★ (2012-10-07 12:27:42)

曇り空を眺めるような物憂げな雰囲気のバラード、
淡々とした渋いギターの音色が味わい深いです。


CRESSIDA - Cressida - Home and Where I Long to Be ★★★ (2012-10-07 02:06:58)

全体的にジャジーでゆったりしたムードが漂っていますが中盤のソロはテンポアップして面白い展開を見せます。
この曲ではヴォーカルはちょっとジョン・ウェットンっぽく聴こえます。


CRESSIDA - Cressida - Lights in My Mind ★★★ (2012-10-07 02:24:04)

軽快なリズムが生み出す疾走感が心地良い、
線は細いが品のある声で歌われる煮え切らないメロディーが英国らしさ満点です。


CRESSIDA - Cressida - The Only Earthman in Town ★★★ (2012-10-07 02:33:42)

これもドラムの巧さが光る曲、スウィングする疾走感が心地良い。
オルガンのクラシカルなプレイも冴えわたっています。
RPGのボス戦のBGMみたいなカッコよさがありますね。


CRESSIDA - Cressida - To Play Your Little Game ★★★ (2012-10-07 01:46:53)

アルバムオープニング・チューン、
始まりはゆったりと静かに、サビでは転調してワルツのリズムに乗ってメジャーなメロディーが爽やかな心地良さを運んで来ます。


CRESSIDA - Cressida - Tomorrow Is a Whole New Day ★★★ (2012-10-07 12:37:17)

アルバムラスト・チューン、
プログレ的構成の巧みなテンポ・チェンジとビッグなコーラスで感動的に盛り上げる大作風の楽曲です。
憂いの表情を見せるヴォーカルが心に沁みます。


CRIMSON GLORY - Crimson Glory ★★★ (2011-01-19 13:28:42)

'86年発表の1stアルバムです。
メロディに垢ぬけなさが感じられるものの、デビュー作にして既に独自の神秘性と、孤高とも云える存在感が確立されています。
個人的には’70年代のJUDAS PRIESTを彷彿させる、というとちょっと褒め過ぎかも知れませんが、[SAD WINGS OF DESTINY] [SIN AFTER SIN] [STAIND CLASS]等に通じる部分が確かにあると思います。

線の細さは多少気にはなりますが、英国と北欧の良いとこ取りみたいな格調高いサウンドはかなり魅力的で、聴き込む程に味わい深さが増して来るアルバムです。


CRIMSON GLORY - Crimson Glory - Heart of Steel ★★★ (2011-03-31 15:27:02)

哀愁と力強さが同居しています。

英国HMのスピリットを継承したドラマチックな名曲だと思います。


CRIMSON GLORY - Crimson Glory - Valhalla ★★★ (2011-03-31 15:19:34)

イントロのツイン・ギターが奏でる神々しいまでの音色に一瞬で惹き込まれました…。
高低差の激しいヴォーカル・ラインと相まって'70年代のJUDAS PRIESTを強く想起させます。


CRIMSON GLORY - Transcendence ★★★ (2011-01-19 15:32:38)

'88年発表の2ndアルバムです。
彼等独特のミステリアスなムードはキープしつつ、楽曲のクォリティーが大幅にアップしました。
"Lady of winter" "Red sharks" "Painted sky" "Lonely" 等は掛け値なしに名曲だし他にも捨て曲らしき曲は見当たりません。

アルバム全体の流れはミッド・テンポ主体なので、あまりアグレッシヴではありませんが、劇的な正統派HMが好きな人なら聴いてガッカリする事はまず無いでしょう。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Lady of Winter ★★★ (2011-01-26 15:54:29)

名盤 「TRANSCENDENCE」のオープニングを飾るミドル・チューン。
のっけからミスティックなオーラが全開です。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Lonely ★★★ (2011-01-13 13:30:18)

クォリティーはJUDAS PRIESTの傑作バラード群にも引けを取りません。
ヴォーカルは勿論ですが哀愁のツイン・リードのハーモニーが絶品。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Masque of the Red Death ★★ (2011-01-26 13:44:10)

"Masque of the red death"="赤き死の仮面"というと私は劇画「タイガーマスク」に出てくる悪役レスラーを連想してしまいます。
ともあれ、曲の方はドラマチックかつシアトリカル、彼等お得意の中近東風メロディが印象的で妖しい雰囲気に満ちています。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Painted Skies ★★★ (2011-01-13 13:35:18)

HIBRIAもカヴァーしていますね。
ミッド・テンポでコンパクトな構成の曲ですが、かなりドラマチックで聴かせます。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Red Sharks ★★★ (2011-01-12 13:47:27)

ミッド・テンポの楽曲が主体の彼等のレパートリーの中では数少ない疾走チューン、
彼等の代表曲といって良いでしょう。
ミッドナイトのハイトーンVoはまさに超音波!!
聴くとテンションが上がります。


Camarosmith - Camarosmith ★★ (2013-07-06 23:57:50)

'03年発表の唯一作です。
これは、BLACK SABBATHの「SABOTAGE」アルバムをパロったアートワーク(さすがに赤タイツは履いてない 笑)がインパクト大でジャケ買いでしたね。
バンド名のアホっぽいセンスもなかなかです(笑)。
音の方はSABBATHとはあまり関係の無い、砂埃を巻き上げながら突っ走る感じのストーナー/デザート・ロックで、ストレートなノリ一発のガレージ―なサウンドが身上ですが、アルバムの流れに緩急を付けて単調にならないように配慮している点は評価出来ます。

普段の私の好みとは違う音ですが、暑くなるとブリティッシュ系は聴く気がしなくなってしまうので、夏限定で時々引っ張り出して聴いています。


DAMASCUS - COLD HORIZON ★★ (2012-08-21 20:00:18)

'84年に4曲入りEPを発表して解散したN.W.O.B.H.MバンドDAMASCUSが、同時期にレコーディングした未発表デモ5曲を追加して'11年にリリースされたアルバムです。
1曲目の "Open Your Eyes" はマニア歓喜の名曲で、この曲だけでも聴く価値あり!
その他の曲も歌メロがキャッチーで、Voの声質や歌い回しが時としてOZZY OSBOURNEっぽく、曲調もなかなかバラエティに富んでいてこれは結構な掘り出し物ですね。

'84年というとN.W.O.B.H.Mムーブメントも完全に下火になった頃でしょうが、あと2~3年早ければもっと注目されていたかも知れないと思わせるだけのポテンシャルを感じさせる一枚です。


DAMASCUS - COLD HORIZON - ANOTHER RAINY DAY ★★★ (2012-08-22 19:08:29)

湿り気たっぷりな哀愁のパラード、
儚げなアルペジオと泣きのギターソロがなかなか良い感じです。


DAMASCUS - COLD HORIZON - COLD HORIZON ★★★ (2012-08-22 19:56:25)

儚げなメロディーのバラード、
旋律を担うベースラインが巧く、良い仕事をしています。


DAMASCUS - COLD HORIZON - DREAMER ★★ (2012-08-22 19:31:00)

この曲もキャッチーな歌メロが耳を惹きます。