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夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1901-2000

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夢想家・Iさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1901-2000
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SIMON & GARFUNKEL - Sounds of Silence - The Sound of Silence ★★★ (2006-03-11 23:52:08)

この曲は "静寂の音" そのものですね。


SIMON & GARFUNKEL - The Graduate - Mrs. Robinson ★★★ (2006-03-11 22:09:41)

歌詞の内容はともかく、軽妙なタッチのサウンドはとても心地良いと思います。


SIMON & GARFUNKEL - The Graduate - Scarborough Fair ★★★ (2006-03-11 23:07:26)

一つの曲の中に、戦争の狂気と平和な日常の営みが織り込まれています。
交互に歌われる二人の歌声の美しさは宗教的なレベルに達しており、まさに「詠唱」というのがぴったりです。


SLAYER (2013-05-03 23:14:40)

突然の訃報で驚きました。
まだ49歳とは早すぎますね…。
個人的にジェフ&ケリーのタッグはHM界ではJUDAS PRIESTのグレン&K.Kに次ぐ存在感を持ったギター・コンビだと思っていたので、それが観れなくなってしまったのは、とても残念です。

故人のご冥福をお祈りいたします。


SLAYER - Diabolus in Musica ★★ (2004-12-20 23:02:00)

賛否ありますがこれはいいアルバムです。
彼ららしい個性は不変ですがマンネリではなく変則的なリズムパターンを用いたりミドル・スローテンポの曲にそれまで無かったうねりを加える等この作品ならではの方向性が明確に打ち出されています。
そしてSLAYER最大の生命線と言えるギターリフのカッコ良さと言ったら・・・
次々と惜しげも無く名リフが繰り出されてくるのには本当に圧倒されます。
まあ速い曲ばかり聴きたいと思っている人には無理にお勧めはしませんが 「HMはリフが命!」 とする向きには絶対的な自信を持ってオススメできる一枚です。


SLAYER - Diabolus in Musica - Bitter Peace ★★★ (2005-04-09 00:55:42)

極めてブルータル、ながらも聴く者の耳を強烈に惹き付けるリフのキャッチーさが極悪。
SLAYERの速い曲の中では最高の出来だと思います。


SLAYER - Hell Awaits ★★ (2003-08-29 22:56:00)

このアルバムはスラッシュ・メタルというよりはブラック・メタルですね。たしかに音質は劣悪ですがそれも邪悪な雰囲気を演出するのに役立っています。本作が北欧ブラックに与えた影響は絶大なものがあったのではないでしょうか?
SLAYERでは一番好きなアルバムです。


SLAYER - Hell Awaits - Hell Awaits ★★★ (2004-12-28 20:35:07)

アラヤ氏の機関銃ヴォーカルがめっちゃカッコイイですね!
イントロが若干長い気もしますが、これがあるおかげで後半の疾走パートが一層引き立ちます。


SLAYER - Reign in Blood ★★★ (2013-09-06 01:19:32)

HR/HM史上に残る大傑作であり、HMにおけるスピードとアグレッションの概念を推し進めたアルバムではないかと思います。
そして究極のリフ・アルバムでもあります。個人的にはSLAYERの最大の魅力は、まず第一に強烈なギター・リフであり、必ずしも曲の速さが重要という訳では無いのですが、こと本作においては、その異常とも云えるスピード感の前に、完全に打ちのめされます。
狂乱のアーミングを多用した旋律皆無のギター・ソロもインパクト大!
トム・アラヤの機関銃Voも、このスピードとアグレッションに特化したサウンドに乗る唯一無二の個性と必然性を持っています。
30分足らずのランニング・タイムでも物足りなく感じないのは、総てが奇跡的なバランスに収まっているからでしょう。本当に、いつ聴いても圧倒されてしまいます。

個人的な音楽的嗜好の変化もあって、最近はエクストリーム・メタルはほとんど聴かなくなりましたが、本作はそれでも時々無性に聴きたくなる事がある数少ないアルバムの一つです。


SLAYER - Reign in Blood - Angel of Death ★★★ (2012-12-08 01:06:07)

血に飢えた咆哮、
暴虐のギター・リフ&ソロ、
鬼のツー・バス連打、
完璧な曲構成、展開…。
言わずと知れたSLAYERの代表曲にしてTHRASH METALの大傑作、
聴き手の理性を吹き飛ばし、獣性を呼び覚ますような狂気に満ち満ちています。


SLAYER - Seasons in the Abyss - Dead Skin Mask ★★★ (2004-12-28 21:43:35)

ダークなムードがタマリマセン・・・。
初めて聴いた時は女の子の泣き声には本当にビビりました


SLAYER - Seasons in the Abyss - Seasons in the Abyss ★★★ (2004-12-28 21:59:04)

前作の 「SPILL THE BLOOD」 からの流れを汲む不穏なムードに満ちた曲です。
「SPILL THE BLOOD」 よりも全ての点でグレードアップしている印象でトム・アラヤ氏の歌うメロディーも更に説得力を増しています。
SLAYER随一の大作だと思います。


SLAYER - Show No Mercy ★★★ (2004-12-20 22:01:00)

LAメタルのムーブメントがメイン・ストリームを席捲し始めたちょうどその頃、同じ地で発表された1stフル・アルバム、LA勢のグラマラスな華やかさから思いっ切り背を向けたくそったれ!的アティチュードが満載です。
デビュー作にして既に強烈な個性が確立されていて楽曲も強力、SLAYERの作品の中では最もNWOBHM/正統派HM色が強いですね、 "Final Command" なんかはハード・ロックと言っても良いような曲だと思います。


SLAYER - South of Heaven ★★ (2004-10-30 00:17:00)

私の場合、SLAYERの聴き所は曲のスピードよりもリフのかっこよさにあるので、このアルバムに関しては最初から何の違和感もなく気に入りました。否定的な意見を持っている人が挙げる理由の大半が「曲が遅い」と言うものだと思いますが個人的にはその意見はあまりピンと来ません、それほど遅いとも思えませんが・・・(あえてそう言うならSLAYERにしては~という但し書き付きで)確かにリフはスローなものが主体ですがそこに高速ツーバスを絡ませるアイデアは独創的でおそらくこのスタイルは彼らが草分けではないでしょうか?
他にも明確な歌メロの導入や曲の完成度の高さ等聴き所は多いです。
SLAYERのアルバムでは2番目に好きですね。


SLAYER - South of Heaven - Mandatory Suicide ★★★ (2004-12-28 21:05:01)

個人的にはこの曲はSLAYERでかなり上位にランクされるんですがあんまり人気無いみたいですね・・・。
後半の引き摺るようなパートが特に好きです。
ヴォーカルがつぶやいてるバックでバスドラがドコドコいってる所とか。
良いと思うんですけどねぇ・・・。


SLAYER - South of Heaven - Silent Scream ★★★ (2005-04-09 01:06:24)

カッコイイ曲なのにあまり人気が無いですね・・・。
リフがSLAYERにしては珍しくメロディックな感じです。


SLAYER - South of Heaven - South of Heaven ★★★ (2004-12-28 20:48:32)

遅くてもSLAYERはやっぱりSLAYER、私は好きですよ。
ラストの引き延ばされるギター音も良いですね。
半端なドゥームバンドよりもよっぽどドゥーミーです。


SLAYER - South of Heaven - Spill the Blood ★★★ (2004-12-28 21:29:20)

不穏なアルペジオから始まるSLAYERでも最も邪悪なムードを発散する曲、ヴォーカルもデビュー以来初めて明確なメロディーラインを歌っています。
大作の趣きもあってアルバムのラストを締めくくるのにふさわしい感じです。
速い曲だけじゃなくてこういった曲があるところも彼らの魅力だと思います。


SLEEP - Jerusalem ★★ (2003-11-29 21:47:00)

この作品を聴くたびに曲の全容を把握しようと思うのだがどうしても途中でわけが分からなくなり思考が強制的に停止させられてしまうという非常に危険なアルバム。うーん、聖地への道のりは遠い・・・。
ちなみにどうでも良いけどVoがジャイアンに聞こえて仕方ないんですが(笑)。


STAN BUSH - Call to Action - Dare (1997 remix) ★★★ (2013-03-10 20:14:41)

爽快なハード・ポップ・チューン、
スタン・ブッシュのハスキーで情熱的な歌声が良いですね、この人は本当に上手い!
アレンジを手掛けるヴィンス・ディコラのちょいプログレ・ハード的なサウンドもGood!
こちらも映画「トランスフォーマー・ザ・ムービー」(アニメ版)に挿入歌として使用され、劇中ホット・ロディマスがスーパーカー状態にトランスフォームしてのドライヴィング・シーンを盛り上げています。


STAN BUSH - Call to Action - You've Got the Touch (1997 remix) ★★★ (2013-03-10 20:02:31)

スタン・ブッシュのパワフルな歌唱が映えるミッド・テンポの王道メロディアス・ハード、
オリジナルは映画「トランスフォーマー・ザ・ムービー」(アニメ版)の挿入歌として使用され(タイトルは "The Touch" )、劇中メガトロンとの一騎打ちに赴くコンボイの雄姿やホット・ロディマスがマトリクスを受け継ぎロディマス・コンボイになるシーンでクライマックスを盛り上げるのに非常に効果的役割を果たしています。


STARLESS - Silver Wings ★★ (2003-08-15 20:18:00)

リリカルでドラマチック、プログレッシヴだがポップでキャッチーなメロディーラインとファンタジー世界を描写した歌詞が一体となった音楽はとても幻想的で美しい。しかしアニメソングを聴いた時のような小っ恥ずかしさを覚えるのも確か。
こっそり一人で楽しみましょう。


STILL LIFE ★★ (2006-02-19 19:04:00)

このアルバムを聴いて気に入った方は若干線は細いもののジャズ・フュ-ジョン色の強いCRESSIDAの 「Asylum」 アルバムやよりへヴィでオカルト色が濃いDR.Zの 「Three Parts To My Soul」 アルバムなんかがオススメです。


STILL LIFE - STILL LIFE ★★ (2006-02-19 18:45:00)

マニアの間で長い間プレミア扱いされて来た'70年代ブリティッシュロックの隠れ名盤の一つ。
スピーカーから流れる生暖かいオルガンの響きには湿り気がたっぷり含まれていて部屋の空気を一瞬にしてセピア色に変えてしまいます。
また、ソウルフルな歌を聴かせるヴォーカルの歌唱力もかなりのもの。
全体的に見てもそのクォリティーは非常に高く彼等が何故当時日の目を見なかったのか本当に謎です。
ところで、本作はマニアは勿論、OPETHのようなバンド、(特に "Damnation" アルバムあたり) の好きな人にもオススメのアルバムです、きっと彼等のサウンドの源流を辿る事が出来るでしょう。
(恐らく彼等の "Still Life" アルバム名の由来はこの作品からでしょう、他に "Black Water Park" というバンドも存在します、彼等のマニアぶりがうかがえます)


STILL LIFE - STILL LIFE - DON'T GO ★★ (2012-09-27 20:35:28)

歌にもオルガンにも温かみが感じられます。


STILL LIFE - STILL LIFE - DREAMS ★★★ (2012-09-27 21:08:24)

まるで夢の中に迷い込んだようなエコーのかかったヴォーカルから、曲は徐々に加速していきます、そして曲終盤の夢の終わりを示唆するような切ないリフレインが印象的です。


STILL LIFE - STILL LIFE - LOVE SONG NO.6 ★★★ (2012-09-27 20:53:12)

アコースティック・ギターの静かな出だしから、歪んだ唸りを上げるハモンドとブルージーな熱唱がアツい曲。
ヴォーカルはブルージーとソウルフルなタイプの二人いるようです。


STILL LIFE - STILL LIFE - OCTOBER WITCHES ★★★ (2012-09-27 20:43:58)

色褪せた古い写真を見た時のような、ノスタルジックな郷愁を呼び起こす音ですね、
ジャジーなオルガンとソウルフルなヴォーカルを心ゆくまで堪能出来ます。


STILL LIFE - STILL LIFE - PEOPLE IN BLACK ★★★ (2012-09-27 19:34:54)

アルバムオープニング・チューン、
生暖かい音色のオルガンが曲が進むにつれて徐々に厚みを増し、ドラマチックに盛り上がっていきます。
男臭い骨太なヴォーカルも良い。


STILL LIFE - STILL LIFE - TIME ★★★ (2012-09-27 21:23:28)

力強く温かみのあるヴォーカルが素晴らしい、
分厚いハモンドの音色に心安らぎます。


STRAWBERRY PATH (JIMMY & HIRO) ★★ (2006-12-05 02:36:00)

野崎さん
こちらこそ書き込みがとんでもなく遅くてすみません、リクエストに応えて登録して下さりありがとうございました。
中曽根栄作さん
↑↑これまた貴重なサイト紹介ありがとうございます、DEEP PURPLEやURIAH HEEPの完コピすごかったです。
あと 「暗闇の地獄の悪魔の炎」 も (笑) 。


STRAWBERRY PATH (JIMMY & HIRO) - WHEN THE RAVEN HAS COME TO THE EARTH ★★ (2006-12-05 02:26:00)

↑確かに独自の音楽性では無いですが例え模倣とはいえここまで本格派に仕上げるには相当なセンスと努力が必要なのも事実。
豪快で骨太なアンサンブルが幅を利かせる一方で小粋でメロウなもう一つの側面もしっかりアピール、隙の無いアルバム構成にうならされます。
インパクト大の故・石ノ森章太郎によるデザインのジャケや故・景山民夫による楽しいライナー・ノーツも素晴らしい。
でも 「メリージェーン」 は良い曲だけどやっぱりちょっとミスマッチですね (笑) 。


SUFFOCATION - Effigy of the Forgotten ★★ (2004-04-01 21:57:00)

'91年のアルバムのようです。(初期の作品であることは間違い無いでしょう。)
個人的には音質がキビシイんですが複雑なドラミングとリフワーク、奇怪に絡むGソロなど演奏面の達者ぶりは伝わってきます。
クリプトプシーの1stに近い感じです(もちろんこっちのほうが先でしょうが)。


SUGARCREEK (2012-03-18 15:11:34)

全然知らないバンドでしたが、中古でたまたま見かけて妙にインパクトのあるB級感丸出しのアートワークとSARACENとロゴの書体が同じ(!)という点に惹かれ購入、三枚組で¥2500位だったのでまずまず妥当かなと思ってたんですが、アマゾンだと¥6000もしててビックリしました。


SUGARCREEK - FORTUNE ★★ (2012-03-18 15:36:34)

'82年発表の1stアルバムです。
メンバーはVo,G、B、Ds、Keyの五人組で全員がコーラスをとっています。
メンバー編成やバンド・ロゴ、朴訥としたメンバー写真等、私的にはいちいちSARACENを彷彿とさせてなんだかニヤけてきてしまいます。
音楽性はいわゆるメロディアス・ハード系でキャッチーなメロディーとコーラス・ワークが特長、SARACENのウェットで英国的な質感をそのまま明朗でアメリカンな雰囲気に置き換えた感じと言えば分かる人には分かってもらえると思います(笑)。
本作のハイライト・チューンである⑤曲目 "Conquest For The Commoner" はSARACENファンにも是非聴いてもらいたい一曲です。


SUGARCREEK - FORTUNE - CONQUEST FOR THE COMMONER ★★★ (2012-03-18 15:46:11)

全体的に明朗な雰囲気のアルバムの中にあってその哀愁味が一層際立って聴こえるドラマチックな構成の本作ハイライト・チューン、まずはドリーミーな出だしにゾクっときてサビでは分厚いコーラス、中盤からラストにかけてのKeyとGのソロも素晴らしい!


SUGARCREEK - FORTUNE - SOOTHSAYER ★★★ (2012-03-18 16:08:22)

アルバムオープニングチューン、
明朗な雰囲気のメロディと爽快感のあるコーラスワークが心地良いアメリカンプログレハードです。


SUNRISE (スタン・ハンセンのテーマ) ★★★ (2013-01-23 01:07:35)

"不沈艦" , "ブレーキの壊れたダンプカー" 等の異名を持つプロレスラー、スタン・ハンセンの全日本プロレスでの入場曲。
SPECTRUMの "Sunrise" という曲にKENNY LOGGINSの "So In Love With You" のイントロをつなげたものだそうです。
正直、当時は小学生低学年位だったので入場曲としてはよく憶えてなくて(ウィーッ! とかはよくマネしていた 笑)、プロ野球珍プレー好プレー集等の乱闘シーンでのBGMのイメージの方が強いです(笑)。
SPECTRUMというバンドの事は今知りましたがなかなかカッコいいブラス・ロックですね、あとステージ衣装が面白いです(笑)。


Spirogyra - Bells, Boots and Shambles ★★ (2014-01-23 23:01:43)

マニアの間でMELLOW CANDLE、TUDOR LODGEとともに "ブリティッシュ・フォーク三種の神器" と称されるグループSPIROGYRAの '73年発表の3rdアルバムです。
マーティン・コッカラムとバーバラ・ガスキンの男女デュオを中心にゲスト・ミュージシャンを迎えて制作された本作は、アコースティック・ギターやトランペット、ストリングス等を用いた端正なアレンジによる枯れ葉が舞うようなサウンドが実に心地良く、加えて歌姫バーバラ・ガスキンの翳りのある歌声が英国然とした雰囲気を湛えています。
全体としてはCOMUSから狂気を差し引いたような印象。
そんな魅力が大いに発揮された一曲目の "The Furthest Point" は名曲!
一方、マーティン・コッカラムのVoはシアトリカルで間の抜けた歌い方(←これも英国の伝統手法)でやや雰囲気を損なっている感も。

前述の一曲目のみが突出して素晴らしく、二曲目以降は平凡な出来に感じられる点でMELLOW CANDLE、TUDOR LODGEと比較するとトータル・バランスでは若干劣る気がするものの、十分に名盤といえる作品です。


Spirogyra - Bells, Boots and Shambles - The Further Point ★★★ (2014-01-23 23:08:51)

アルバムオープニング・チューン、
アコースティック・ギターやフルート、トランペットにストリングス等が混然一体となって生み出される、鬱蒼とした英国の深い森に迷い込んだようなサウンドに惹き込まれていきます。
バーバラ・ガスキンによる翳りのある歌声と煮え切らないメロディー・ラインが実に英国らしい。


TAI PHONG ★★★ (2014-11-16 16:45:40)

アートワークを見て何となくピン!と来るものがあった方は是非ご一聴をオススメいたします、恐らくその直感と期待が裏切られる事は無いハズです。
1stアルバムがとにかく衝撃的ですが、最新作「RETURN OF THE SAMURAI」も素晴らしい!
基本的に外れの無いバンドだと思います。


TAI PHONG - Return of the Samurai ★★★ (2014-11-16 16:07:00)

'14年発表の5thアルバムです。
邦題「静寂、抒情、そして夢幻 ~ リターン・オブ・ザ・サムライ」
基本的には前作と同様のソフトな作風ですが、本作は若干ですがプログレ由来のドラマ性が戻っています。
長いインターバルにも関わらず、紡ぎ出すメロディーの美しさはいささかも色褪せない中心人物カーン・マイの才能もさる事ながら、胡弓を思わせる儚げな泣きのトーンを湛えた流麗な速弾きギターを披露する彼の実子であるデビィー・キムの活躍が光っています。

尚、本作には '13年に12曲入りのCD-Rとしてサンプラー的にリリースされたプロトタイプ・ヴァージョンと、そこから8曲に絞ってリ・アレンジ&リミックスを施し、アートワークを差し替えたインターナショナル・ヴァージョンの2種類が存在します。
※私が今回レヴューしているのはインターナショナル・ヴァージョンの方です。(プロトタイプの方は未聴)
差し替え後のアートワークは「TAï PHONGといえばこれ!」 的な、1stに通じる幻想的な鎧武者のイラストで、非常に満足。

ジャンルを問わず哀愁の叙情メロディーを好む方には超オススメの一枚です。


TAI PHONG - Return of the Samurai - Come to Me ★★★ (2014-11-16 16:28:48)

本作のハイライト・ナンバー、
落ち着いたムードの中、露がこぼれるような音色のピアノと、胡弓を思わせる音色のギターが織り成す、ヨーロピアンとオリエンタルが融合したような淡い叙情メロディーが紡ぎ出されます。
派手なテクニック的要素はありませんが、ロマンチックかつドラマチックな展開には、確かにプログレの名残りを感じ取る事が出来ます。


TAI PHONG - Sun ★★★ (2014-11-09 23:26:59)

'79年に3rdアルバム「LAST FLIGHT」発表後、シングルを一枚リリースしたきりで解散状態だったTAï PHONGを、カーン・マイとステファン・コーサリューを中心とした新編成で復活させた2000年発表の4thアルバムです。
邦題「旭日の戦士 ~ サン」
元々あまりハードな音楽性のバンドではありませんでしたが、ここで聴けるのは最早プログレはおろかロックですら無いようなソフトなサウンドです。
あるのは、ただただ極上に甘美なメロディー・ラインとパステル・カラーの水彩画のような繊細なトーンの音世界。
以前の作品よりも、カーン・マイのルーツであるオリエンタルなムードが色濃く反映されている気がします。
彼等の代表曲 "Sister Jane" のセルフ・カヴァーも収録されています。

隠れた名盤! 彼等の紡ぎだす普遍的な美しさを持ったメロディーを、もっと多くの人に聴いて貰いたいと思います。


TAI PHONG - Taï Phong ★★★ (2012-11-03 14:40:18)

ヴェトナム系フランス人であるカーンとタイのホー・トン兄弟により結成されたフランスのプログレッシヴ・ロックバンド、タイ・フォンの '75年発表の1stアルバムです。
邦題「恐るべき静寂」
昔、BURRN!誌で紹介された時、淡い色彩で描かれた日本の鎧武者のアートワークの美しさに一目惚れして思わずジャケ買いしてしまった作品ですが中身も負けず劣らず素晴らしく、余りにも繊細で緻密に構築された透明感あふれるクリスタルのような音世界が広がっています。

テクニックも高水準ですが、何よりも洪水のようにあふれ出る叙情メロディーの美しさに溺れたい一枚です。


TAI PHONG - Taï Phong - (if You're Headed) North for Winter ★★ (2012-11-03 15:48:40)

当時シングルとしてリリースされ、CD化に伴い追加されたボーナス・トラック、
しんしんと降り積もる雪のように穏やかなメロディーが心地良い佳曲です。


TAI PHONG - Taï Phong - Crest ★★★ (2012-11-03 15:12:10)

邦題「聖使の羽飾り」
チャーチ・オルガンの音色、手数の多いDs、水晶のようなコーラス…。
まるで天上を飛翔するような軽やかな美しさを持った曲です。


TAI PHONG - Taï Phong - Fields of Gold ★★★ (2012-11-03 15:34:44)

邦題「黄金の草原」
水彩画のような淡いトーンの音色、
まさに邦題どおりの光景が目に浮かびます、素晴らしい!


TAI PHONG - Taï Phong - For Years and Years (Cathy) ★★★ (2012-11-03 15:30:01)

邦題「時の流れの中に」
穏やかなメロディーのバラード、
と思いきや曲終盤になって複雑なコード進行を伴うテクニカルなインスト・パートが炸裂します。


TAI PHONG - Taï Phong - Goin' Away ★★★ (2012-11-03 14:49:45)

アルバムオープニング・チューン、
矢継ぎ早な展開を見せる前半から猛烈な泣きを発散する後半への流れがドラマチック、Voの一番高い部分はやや聴きづらい感じですが、まぁ許容範囲でしょう。
コーラスがYESっぽいです。


TAI PHONG - Taï Phong - Let Us Pray ★★ (2012-11-03 15:52:34)

ボーナストラック、
これもシングル曲で、ディズニーランドで掛かっていそうな(笑)ファンタジックなインストです。


TAI PHONG - Taï Phong - Out of the Night ★★★ (2012-11-03 15:41:18)

邦題「闇の彼方へ」
遥か彼方の宇宙空間へ放り出されたような感じがする曲です。
まさに "恐るべき静寂" …。


TAI PHONG - Taï Phong - Sister Jane ★★★ (2012-11-03 15:00:28)

メンバーがヒットを狙って作ったというだけあって(実際に本国では大ヒットしたそう)、ある意味ベタで分かり易い歌モノの叙情バラードですが、けっして底の浅い安っぽい造りにはなっていません。
じんわりと沁み渡っていくようなメロディーの心地良さに酔い痴れます。


TAI PHONG - Windows ★★★ (2012-11-08 18:52:38)

'76年発表の2ndアルバムです。
サウンドは更に柔和になり、プログレ・ハード的なオープニング "When It's The Season" を除いてバラード調の曲で占められていて、前作同様オリエンタルな雰囲気の美しいアートワークと心をとろけさせるロマンティックなメロディーに目も耳も奪われます。

終始、夢の中を漂っているような極上の一品、叙情メロディーをこよなく愛する方は必聴です!


TAI PHONG - Windows - BACK AGAIN ★★ (2012-11-09 21:49:20)

ボーナストラック、
元は '78年発表のシングルで、繊細なコーラスが印象的なピアノ・バラードです。


TAI PHONG - Windows - CHERRY ★★ (2012-11-09 21:54:12)

ボーナス・トラック、
シングル「BACK AGAIN」のB面、彼等らしい柔和な雰囲気のバラードです。


TAI PHONG - Windows - Circle ★★★ (2012-11-09 21:11:18)

中に舞うしゃぼん玉のように儚く消え入りそうな音色…。
この曲を聴くと何故かSFC時代のファイナル・ファンタジーを思い出します。


TAI PHONG - Windows - Dance ★★ (2012-11-09 21:43:18)

ボーナストラック、
元は '77年に発表されたシングル「Follow Me」のB面で、 "Sister Jane" 路線の普遍的な魅力を持ったバラードです。


TAI PHONG - Windows - Games ★★★ (2012-11-09 01:26:35)

お得意の叙情バラード、
泣きを含んだ上品なメロディーはポピュラーな魅力を持っています。


TAI PHONG - Windows - Last Chance ★★ (2012-11-09 21:16:22)

温もりあるメロディーと優しい歌声に包まれるフォーキーなナンバー。


TAI PHONG - Windows - St. John's Avenue ★★★ (2012-11-09 01:34:16)

私もTAI PHONGではこの曲が一番好きです。
ドリーミーなムードに満ち溢れ、繊細な泣きのメロディーと絹のようなハーモニー、甘いトーンで泣きむせぶギターが一体となって唯一無二の音世界を作り出しています。


TAI PHONG - Windows - The Gulf of Knowledge ★★★ (2012-11-09 21:35:37)

邦題「探求の淵」
アルバムのラスト、
ヒーリング・ミュージック的な曲で喜多郎あたりに近い、仄かにオリエンタル・ムードを湛えた宇宙的な広がりを感じさせるKeyがGoodです。


TAI PHONG - Windows - When It's the Season ★★★ (2012-11-09 01:21:33)

邦題「憧憬と失意の季節」
前半はアップテンポで後半はピアノと歌による泣きのメロディー、
緻密なギターフレーズと広がりのあるKeyのアレンジが光るプログレ・ハード、
↑の暗黒騎士MARSさんのコメントが的確にこの曲の印象を表してくれています。


TEETH OF LIONS RULE THE DIVINE - Rampton ★★ (2003-08-23 19:55:00)

いやあーこれいいですね!素晴らしい!個人的にはCATHEDRALは比較的?オーソドックスなハードロックだと思っているので最初はリー・ドリアンと聞いてもそんなに極端なものではないだろうとタカをくくっていましたが、良い意味で裏切られました。音質も北欧ピュア・ブラック系に通じる劣悪さですが、このアルバムにとっては必然に思えます。
合法トリップ ダウナー系です。


THE BEE GEES - Saturday Night Fever (original Soundtrack) - Stayin' Alive ★★★ (2016-11-06 00:04:55)

昔、このLPが家にあったのを憶えています。
ジャケ写にあるジョン・トラボルタのミョーなキメポーズは、子供心も抜群のインパクトでしたね(笑)
そして、特に印象に残ったのがこの曲。

素晴らしい超高音ファルセットとピッタリ息の合ったコーラス・ワークで時代を超越したソウルフルな名曲。


THE CROWN - Deathrace King ★★ (2003-09-26 22:39:00)

彼らの出世作。適度にラフさを残して爆走感を上手く表現しています。
また音楽は勿論ですが、歌詞もキャッチーでサビの部分が曲タイトルを連呼する構成になっていて心憎いです。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND ★★★ (2012-12-24 22:01:15)

アレックス・ハーヴェイ

ボーダーのTシャツとジーンズがこの人のトレード・マークですね。
YouTubeで彼の動く姿を観てその魅力を再確認しました。
ここ日本では今一つ人気が出なかったようですが、それは彼等のステージを観る事が出来なかったからだと思います。
飄々としたたたずまいと、おどけたピエロのように三文芝居を演じる裏に何とも言えない哀愁が漂っていて、粋なダンディズムを感じます。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Framed ★★ (2013-01-12 21:58:44)

'72年発表の1stアルバムです。
ハード・ロックを基調に幅広い音楽性を採り入れた作風はデビュー作にして高い完成度を誇っており、しばしばメロディーを逸脱し軽妙なユーモア精神を発揮するアレックス・ハーヴェイのVoと堅実な演奏で脇を固めるバンドとの相性もピッタリですが、次作以降のアレックスのハジケっぷりと比べるとまだこの時点では幾らか抑え気味であるように感じられます。

彼等の事は雑誌等でもあまり取り上げられる事はありませんが、 '70年代ブリティッシュ・ロックが好きな方には是非聴いて貰いたいバンドです。
確かにクセは強いですが、本作に限らずどのアルバムも名作揃いだと思います。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Framed - Buff's Bar Blues ★★ (2013-01-11 21:36:24)

ヒュー・マッケンナによる洒落た鍵盤捌きが印象的です。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Framed - Framed ★★★ (2013-01-10 23:03:25)

アルバムオープニング・チューン、
タメの効いたヘヴィなリズムがカッコいい!
ザル・クレミンソンの渋いギター・プレイも聴き応えがあります。
あと、サビの "Framed!" が「や~まだ!」(by岩鬼口調)に聞こえる(笑)。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Framed - Hammer Song ★★★ (2013-01-10 23:14:11)

ハードボイルドな雰囲気のナンバー、
徐々に盛り上がっていく展開に合わせてヴォルテージを上げていくアレックス・ハーヴェイのVoが好きです。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Framed - Hole in Her Stocking ★★ (2013-01-11 21:51:52)

曲タイトルがふざけてて面白いですね(笑)。
ノリノリで楽しい曲です。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Framed - I Just Want to Make Love to You ★★ (2013-01-11 21:46:46)

様々なアーティストがカヴァーしているブルーズのスタンダード・ナンバー、
アクの強いアレックス・ハーヴェイの歌声とホーン・セクションを加えた豪勢なアレンジのおかげで個性たっぷりなカヴァーとなっています。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Framed - Isobel Goudie: My Lady of the Night / Coitus Interruptus / Virgin and the Hunter ★★★ (2013-01-10 23:54:13)

Part 1: My Lady of the Nigh
Part 2: Coitus Interruptus
Part 3: Virgin and the Hunter
という3つのパートからなる組曲で、タイトルの "イザベル・ガウディ" は17世紀のスコットランドで魔女であるとの疑いを掛けられ処刑された人物のようです。
とにかくアレックス・ハーヴェイのシアトリカルなVo表現に圧倒されます。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Framed - Midnight Moses ★★★ (2013-01-10 23:20:56)

グルーヴィーなリフがカッコいいR&Rチューン、
ギターもヴォーカルも味がありますねぇ…。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Framed - St. Anthony ★★★ (2013-01-11 22:05:48)

リフがカッコいい!
骨のあるハードなR&R、
名曲です。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Framed - There’s No Lights on the Christmas Tree Mother, They’re Burning Big Louie Tonight ★★ (2013-01-11 21:58:59)

曲タイトルが長い!(笑)。
これもまた彼等らしいコミカルな響きを持った佳曲です。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Live ★★★ (2013-01-19 21:25:45)

'75年発表のライヴ・アルバムです。
本作はまさに "このバンドの真骨頂はライヴにあり!" というのが如実に示された傑作ライヴ盤だと言って良いでしょう。
スタジオ盤よりもはるかに迫力のある演奏もさる事ながら本作が優れているのはステージの様子を聴き手にイメージさせる所で、例えば演奏が静かになった瞬間観客が「オオオーッ!」と歓声を上げますが、その時ステージで何が行われているのか気になって仕方なくなるのです。
そしてもちろんアレックス・ハーヴェイの、まるでミュージカルを思わせる滑稽なまでに大げさな歌い回しも最高!

最初このアルバムを聴いた時は何とかステージ映像が観れないものかと悶々としたものですが、だいぶ後になってYouTubeで観れた時は期待に違わぬユーモアたっぷりのパフォーマンスの素晴らしさに本当に感激しました。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Live - Delilah ★★★ (2013-01-19 21:44:01)

トム・ジョーンズの1967年のヒット曲のカヴァー、
ライヴでの定番曲だったようで、センチメンタルな郷愁を誘うメロディーを歌うアレックス・ハーヴェイのしわがれ声が味わい深いです。
夕暮れ時のサーカス小屋の光景を思わせるような、うらぶれた哀愁がなんともたまりませんねぇ…。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Next… ★★★ (2013-01-15 21:10:01)

'73年発売の2ndアルバムです。
前作よりもアレックス・ハーヴェイのおふざけVoと、それに合わせて幅広く柔軟にスタイルを変える事の出来る懐の深いバンドの演奏がより相乗効果をみせており、ユーモアとカッコよさの間を自在に行き来する唯一無二の個性がより確固たるものとなっています。
ふざけているようでも、ザル・クレミンソンの流麗なG・プレイとヒュー・マッケンナの洒落たKeyの織り成すサウンドは本格派! 後にM.S.Gに加入するクリス・グレン(B)とテッド・マッケンナ(Ds)によるリズム隊も堅実にボトムを支えています。

本作に収録されている "The Faith Healer" をポール・ディアノがKILLERS(バンド)でカヴァーしていたのを気に入ってオリジナルにさかのぼり、彼等のアルバムの中で最初に聴いたので個人的に思い入れも深い一枚です。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Next… - Gang Bang ★★ (2013-01-13 20:54:41)

ちょっとルーズなノリが渋くてカッコいいと思います。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Next… - Giddy Up A Ding Dong ★★★ (2013-01-13 21:02:13)

とにかくノリが良いR&R,
ハンド・クラップが楽しいですね。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Next… - Next ★★★ (2013-01-14 21:39:41)

何故かタンゴなアルバムタイトル・トラック(笑)。
軽妙でふざけているような歌声の裏に何ともいえない哀愁が含まれており、
アレックス・ハーヴェイの真骨頂が遺憾なく発揮されています。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Next… - Swampsnake ★★★ (2013-01-13 20:51:11)

アルバムオープニング・チューン、
ピアノとブルース・ハープが大活躍するノリノリのR&Rです。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Next… - The Faith Healer ★★★ (2011-03-19 17:51:16)

ギターとオルガンのユニゾンによる重厚なリフの上にアレックス・ハーヴェイの浮遊するカリスマヴォイスと詠唱コーラスが乗っかった彼等の代表曲、繰り返し聴きたくなる中毒性を持っています。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Next… - The Last of the Teenage Idols ★★★ (2013-01-14 21:57:05)

アルバムラスト・チューン、
ピアノによる静かな導入部から徐々に盛り上がっていき、やがて賑やかな大ロックン・ロール大会となりラストは♪シャラララ~と人を喰ったようなコーラスで幕を閉じます。
ユーモアとカッコよさが両立した、実に彼等らしい名曲です。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Next… - Vambo Marble Eye ★★★ (2013-01-14 21:43:20)

ファンキーなカッティングのギターがカッコいい!
アジるようにガナりたてるVoもいいですね。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Rock Drill ★★★ (2013-02-06 23:03:24)

'78年発表の8thアルバムです。
ジェイコブ・エプスタインの彫刻 "Rock Drill" (1913年作)をアートワークに使用した本作は、その前衛的なフォルムにインスパイアされたというタイトル曲が象徴するようにアルバム前半の曲はシャープで先鋭的なサウンドが特徴、一方アルバム後半は従来どおりの軽快なR&Rが主体となっています。

確かに彼等お得意のユーモア・センスがあまり感じられない為、最初はとっつきにくい印象ですがその分聴き込むと色々な発見が出来る聴き応えのある一枚です。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Rock Drill - Booids ★★ (2013-02-04 23:54:09)

インスト・ナンバー、
トラッドのカヴァーでバグパイプを用いている所に彼等の郷土スコットランドに対する愛着が感じられます。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Rock Drill - King Kong ★★ (2013-02-04 23:47:23)

1933年の映画「キング・コング」のメイン・テーマ(マックス・スタイナー作曲)のカヴァー、
重厚感あふれるヴァージョンになっています。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Rock Drill - Mrs. Blackhouse ★★ (2013-02-05 23:45:09)

緩やかにアルバムを締めくくるカントリー・ナンバー、
牧歌的な雰囲気の中に無言でさよならを言われているような切なさも感じられます。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Rock Drill - Nightmare City ★★ (2013-02-05 23:23:37)

アップ・テンポでノリのいいR&R,
シンプルにタイトル連呼のサビが分かり易くて良いです。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Rock Drill - Rock Drill ★★★ (2013-02-04 23:28:42)

アルバムオープニング・チューン、
沈み込むような音色のKeyのイントロから、鋭利な刃物のようにシャープなギターが切り込んでくるのが衝撃的!
彼等の楽曲の中でも格別にシリアスでハードな印象で、異彩を放っています。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Rock Drill - Rock' N' Roll ★★ (2013-02-04 23:43:23)

THIN LIZZYの "Cold Sweat" をちょっとテンポを落とした感じのリフがカッコいいです。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Rock Drill - The Dolphins ★★★ (2013-02-04 23:37:52)

気怠い曲調に絡むジャジーなエレクトリック・ピアノと味わい深いギター・ソロが聴き所、
包容力を感じさせるアレックス・ハーヴェイの歌唱も良いです。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Rock Drill - Water Beastie ★★ (2013-02-05 23:33:44)

読経のようなコーラスから始まるメロディアスなナンバー、
徐々にフェード・インしてくるシンセに包まれていく終わり方が良いです。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - Rock Drill - Who Murdered Sex? ★★ (2013-02-05 23:20:05)

ガナり声から始まるミッド・テンポのR&R、
グルーヴ感が心地良い。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - SAHB Stories ★★★ (2013-01-31 22:04:32)

'76年発表の6thアルバムです。
これまでに比べ洗練された作風になっています。
コーラスが強化されKeyがジャジーなエレクトリック・ピアノの音色を導入しているのもありますが、最も大きな違いはやはりアレックス・ハーヴェイの歌唱法の変化でしょう、以前はまるで昔の竹中直人のネタみたいに笑いながら怒っているような(笑)ガナり声が特徴でしたが、本作では鼻歌みたいに力の抜けた発声法を多用しています。
それ故、独特なアクの強さが薄まり聴き易くなったという評があるのもうなずけます。
歌唱法が変わった事については、次作がアレックス抜き(体調不良の為らしい)で制作されている事から考えて、恐らくこの頃から体調が思わしくなかったのでしょう。

"Sirocco" や "Boston Tea Party" はこのアルバムならではの名曲だと思います。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - SAHB Stories - $25 for a Massage ★★★ (2013-01-31 00:47:23)

KeyとGの絡みが渋いファンキーな曲、
アレックス・ハーヴェイの飄々とした歌唱がクールです。


THE SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND - SAHB Stories - Amos Moses ★★ (2013-01-30 00:39:27)

ジェリー・リードのカヴァー、
元のカントリー曲をブギー調にアレンジしていて、個性たっぷりの好カヴァーとなっています。