パワーメタルですか!最近あまり聴かない呼称ですが、大好きですよ! VICIOUS RUMORS「WELCOME TO THE BALL」が気に入ったのであれば、同系統のバンドとして真っ先に思いつくのはやはりMETAL CHURCHですね。マイク・ハウ加入後の2枚もいいですが、個人的には2ndの「THE DARK」をオススメします。初代Voのデヴィッド・ウェインのパワフルで攻撃的な声はまさにパワーメタル。スラッシュ然とした1枚ではあるけど、パワーメタルとしての草分け的な1枚だと思います。当時のアメリカはベイエリアを中心にこの手のバンドが多くいて、それなりに質も高かったですけどね。他にはFORBIDDEN「FORBIDDEN EVIL」、HEATHEN「VICTIMS OF DECEPTION」等はスラッシュにもカテゴライズされる音楽性ながら、パワフルで上手いVoがいて突進性のある楽曲をやっていたということで、かなりオススメです。あとはVRの3rd「VICIOUS RUMORS」や上記デヴィッド・ウェインのMC脱退後のバンドREVEREND「PLAY GOD」でも同系統で質の高いパワーメタルが聴けます。 場所をヨーロッパに移すとドイツ勢ではRAGE、RUNNING WILD、U.D.O.なんかはかなり近いと思います。ただし、ベイエリア勢と比較すると歌メロがもう少し明快になって、ダークさは薄れてきますね。ジャンルとしてはジャーマンパワーメタルになってくるのかも。中でもイチ押しはU.D.O.の「TIMEBOMB」。これが日本盤廃盤なのは理解できません。JPの「PAINKILLER」くらい評価されていいアルバムだと思います。 そして北欧からはARTCHをオススメします。このバンドは上に挙げたバンドと比較すると疾走具合は一歩下がりますが、“聴かせる"パワーメタルとしては最上位の部類ではないかと。ドラマティックで力強い楽曲をメチャ上手い極上のパワフルVoが歌い上げてくれます。特に2nd「FOR THE SAKE OF MANKIND」は個人的には超超名盤です。 他にはPRETTY MAIDS「SPOOKED」なんかもいいし、スティーブ・グリメットの上手いVoが乗るスラッシュ、ONSLAUGHTの「IN SEARCH OF SANITY」なんかもいいかも。 ただし上記のアルバムはほとんどが日本盤は廃盤かと思われます。ただし中古屋では比較的よく低値で見かけるので、探してみてはいかがでしょうか? 最近は、パワーメタルであることに何らかの付加価値を加味することによって個性を出そうとしてるバンドが多いですね。そう考えると生粋の「正統派パワーメタル」って最近では思いつかないですねぇ。逆に今、そういう音楽性こそが“新しい"のかもしれませんね。 また何か思いついたら書きます。長文にて失礼しました。
ちょうどタイミングよく“MyバラードBest"を作成していました。すでに多くの名曲が挙げられてますが、自分が選んでいた曲とほとんどかぶってなかったことが悔しいので(笑)、久しぶりに「らくがき」に書かせていただきます。 Gone Again / PINK CREAM 69 Promised Land / LILLIAN AXE The Way You Show Your Love / DEPARTURE Dreams / JAVAN Love Walked In / THUNDER Turn Down The Lights / DA VINCI Seven Seas / STORMWIND Vail Of Deception / DEATH ANGEL November Is Going Away / JOSHUA 以上は比較的マイナーな選曲ですが心に染みる良い曲ばかりです。明るいバラードよりはマイナー調で物悲しい曲が好きみたいです。 Long Gone / FAIR WARNING She's Gone / STEELHEART High Enough / DAMN YANKEES Don't You Cry / KAMELOT 以上はちょっと有名だったりすでに名前が挙がってたりしますが、HM/HRならではのカタルシスが得られる劇唱系の名バラードだと思います。これからの季節にぴったり! これらは個人的に大好きなバラードなのですが、スレッドのタイトルが「究極のバラード」なので、究極の1曲が何かを考えました。 ズバリ! July Morning / URIAH HEEP です! この曲を純然たるバラードに分類してよいのかどうかは迷うところですが、1曲の中に悲しみや狂気など様々なドラマがあり、聴き終えた後の何とも言えない感じが“究極"のイメージ近かったので…。