今日、久し振りに聴いて、おっこんな良い曲あったっけって感じでした。 普段は、お好みカセットテープ!で「Dirt」と「Hate to feel」しか聴かないので、アルバム全曲は久し振りだったのですが、もう完全にこの曲がトッププライオリティに変わりました。 元々、サバスに似てるということで手を出したバンドですが、こうしたスケールの大きいバラードタイプの曲は本家サバスでも余り聴かれませんね。聴いてて非常にブリティッシュを感じます。トラッド臭が少し感じられますよね。
ケン ヘンズレイ加入後第二弾のアルバムです。 確かに名盤だった前作と比べると若干落ちますが、それでも「Get it on」「Young girl」「伝説は死なず」「In for the kill」など良い曲がいくつも有るし、「young girl」なんぞは聴く度に泣ける超名曲クラスでしょう。尚、「In for the kill」はケン ヘンズレイが後にソロ名義でセルフカヴァーしています。
私は、Mott the Hoople→British Lions→John Fiddler→Box of Frogsと辿ってきました。(と言っても発売時には購入して今でもアナログ盤を大事に持っているわけですが・・・)Yardbirdsは名前は知っていても聴いてはいないので、比較できませんが、渋かっこいいというのがピタリとくるのがこのバンドではないでしょうか。リズムセクションは非常にシンプルですが、坪を押さえて曲のよさを引き立たせていますし、ギターもジェフ ベックやロリー ギャラガーが彩りを添えにやにやしながら聴いている。そんなアルバムです。
ジョン フィドラー以外Yardbirdsのメンバーという激渋なバンドですが、このアルバムでは、ヴォーカルでもゲストが多く、ジョンが可哀想って感じですね。また、ゲストが歌っている「Get it while you can」や「ハートせつなく」の出来が良く、ジョンの歌っているナンバーが今一な為、なおさらジョンに悲哀を感じてしまいます。 ジョン フィドラーは決して上手いヴォーカリストではないけれど、彼の声は好きなんだ。
いやー、自分はこのプロダクションこそ最高と思っていますがねー。 「Oh Caroline」「Come on come on」「So good to see you」「Southern girls」「甘い罠」などは、この甘甘サウンドがピッタリじゃあーりませんか。 唯一人トム ピーターソンのベースラインだけがアグレッシブでこれまたかっこいいじゃんね。