『WELCOME TO THE OTHER SIDE』には正直ゲンナリしたクチだけど(正直曲多すぎ!)、 これはヘンテコな曲多くていいね。TRAPPED!辺りを思い出させる部分もある。 歌メロとかも相当拘ってるし、聴けば聴くほど味がある。まあ、ピーヴィーの 声のレンジはかなり狭くなってきてるのはしょうがないか。あと、最後のインストは 超絶に凄まじいけど、ヴィクターに「ハイハイあんたギター巧いよ」とちょっと嫌味言いたくなる。 でも実際巧いしなぁ・・・。テクニカルとは縁遠いバンドと思ってたが、 ギタリストで完全に変わってしまったな。こいつに出来ないことは何もないのでは? と思ってしまうほど。『SOUNDCHASER』とのセット販売はスゴクお得だと思う。
WELCOME TO THE OTHER SIDEなどなかったように、パワーメタル路線に 戻ってる。シンプルかつソリッドな音は大歓迎ですよ。メロディと パワーのバランスは過去最高かも。ヴィクターは壮絶に上手いし、 (マンニ好きな俺もここは素直に認める)マイク・テラーナのドラム は凄まじくパワフル。ピーヴィーも無理な歌い方してないし、この3人 にはケミストリーを感じる。何より真っ当なメタル作品として素晴らしい。 今ならunityとの2枚組のお得なセット販売ありますよ。
1997年発表の3rd。1stで歌ってたダミアン・ウィルソンが復帰。 メタル度は若干後退し、プログレ度アップ。1曲目は70年代プログレ を彷彿とさせる素晴らしさ。ダミアンの柔らかい声を生かし、様々なタイプの 曲をじっくりと聴かせる。何しろ曲が粒ぞろい。「Eat the Unicorn」 のグルーヴィーさとドラマ性の対比。「The whispering」のgo would you go~なんて絶対歌っちゃうぞ。バラード「Forever」「Clear」 「Mansion」はそれぞれタイプは違うが、出色の出来。彼らの ポテンシャルがようやく開花した、初期の名作ではないでしょうか。 ちなみに現在のライブではダミアンが復帰して、歌ってるそうです。