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cri0841さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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AXXIS - Access All Areas (live) ★★★ (2018-08-13 18:29:49)

1991年発表の初期のライブ盤。非常に安定した演奏と整ったプロダクション。未発表曲が2曲あって、
"Trash in Tibet"がインスト、"Back to the Wall"がデビュー前の曲。"Trash in Tibet"の格好良さは
異常な程で、正統派メタル好きで反応しない人はいないであろう名曲。"Back to the Wall"も素晴らしい。
初期の彼らはメタル志向だったのが良く判る。シーンに隠れてしまって、非常に惜しい一枚。
当時のギタリストのウォルター・ピーチは実に素晴らしいプレイ。


AXXIS - Matters of Survival - Idolator ★★★ (2018-08-13 16:26:39)

ニルヴァーナ風かな?


AXXIS - Matters of Survival ★★★ (2018-08-13 16:19:51)

1995年発表の4th。前作『The Big Thrill』の時もキース・オルセンを起用したかったらしいですね。
スコーピオンズみたいに世界進出を狙ってたんでしょうが、バンドの方向性を見誤った感が否めない。
初期の北欧的透明感は完全に失われ、前作の明快さも無く、陰鬱なイメージの曲が目立つ。
いい曲もあるけどねぇ・・・"Hide Away"とか。全体的にメタル色は薄い。彼らのような正統派には
あまりにも厳しい時代でした。良くも悪くも当時のアメリカの音ですね。
Voの声はこのアルバムでは良く出ている。全体的に演奏・ギターの音はシンプル。


AXXIS - Time Machine - Battle of Power ★★★ (2018-08-12 20:52:30)

彼らにしては珍しいプログレ風ナンバー


AXXIS - Utopia ★★★ (2018-08-12 10:44:53)

2009年発表の11th。前作「DOOM OF DESTINY」と音楽性は同様のメロディック・パワーメタル。
非常に素晴らしい出来。楽曲群の充実っぷりに驚かされる。疾走曲だけでなく"The Monsters Crawl"
"HEAVY RAIN"等のミドル曲も聴かせる。
最も過小評価されているジャーマンメタル。これ程の作品が評価されないのであれば、俺は悲しい・・・。


AXXIS - Utopia - 20 Years Anniversary Song ★★★ (2018-08-11 16:41:02)

熱心なAXXISファンなら感激モノ!超豪華ゲストによるメドレー!
"Little Look Back" "Kingdom of the Night ""Flashback Radio"等の
名曲を、アンディ・デリス、デヴィット・リードマン、シュミーア(!)、
ドロ・ペッシュ、クラウス・レスマンが歌う。メロディの分かりやすさは、
ジャーマン随一かもね。やはりデヴィット・リードマンの巧さが際立つ。
シュミーアめっちゃ歌ってて気持ちよさそうw


CASANOVA - Casanova - Burning Love ★★★ (2018-08-03 23:16:18)

灼熱の様な熱さを伝える素晴らしい曲


CASANOVA - Casanova ★★★ (2018-08-02 22:26:27)

1991年発表の1st。ドイツ産メロディックハードロック。Pink Cream 69やFair Warningらと良く引き合いに出される。
CDジャーナルにトチ狂った作品紹介をされたのは2ndで、後に出た1stの紹介ではいく分まともに評価されてた。
メロディ派を唸らせるクオリティを誇る。マイケル・ヴォスのVoの説得力の高さに関心する事しきり。
正に隠れた名盤と言って良いかと思われます。ラスト2曲の"Hollywood Angels","Heaven Can Wait"のみならず、
"Love Lies"等素晴らしい曲が並んでおりますよ。


IRON SAVIOR - Megatropolis ★★★ (2018-07-29 07:06:04)

2007年発表の6th。こちらは当初出たオリジナル盤。完全版『MEGATROPOLIS2.0』に比べると
コーラスがシンプルであまり音を作ってない。でも骨太でこちらも決して悪くない。
ある意味JPよりJPらしいサウンド。ラスト曲"FAREWELL AND GOOD BYE"は名曲ですヨ。


METALIUM ★★★ (2018-07-21 10:42:14)

既に解散しているジャーマン・トゥルー・パワーメタラーMETALIUM。久しぶりに聴いてますが
こんなに出来良かったの?って作品多し。当時は半分ネタ扱いでしたが、正に2000年代を
駆け抜けた存在でした。Voのヘニング・バッセは現在ガス・GのFIREWINDに在籍してます。


BARBEE BOYS ★★★ (2018-06-30 09:49:17)

10代の頃は毎日聴きまくってたナァ。生々しい男女関係の歌詞とコンタと杏子のツインボーカル
とサクソフォンは今聴いてもなお新鮮。日本のロック史上に残る存在。渋谷公会堂の1985年の
ライブは本当に素晴らしい。若いロックFANにも是非聴いて貰いたいものです。


REFUGE ★★★ (2018-06-07 23:32:20)

遂に発売!『あの頃の』RAGE!いやー待ちに待った!ホントにウレシイのです!


PARAGON - World of Sin ★★★ (2018-05-06 17:21:16)

1995年発表の1st。ドイツ・ハンブルグ出身のトゥルー・メタルバンド。
これがデビュー作とは思えぬ程に良い内容なので、レビューをば。

音楽性は既に確立されていて、正に装飾品の一切無いヘヴィ・メタル。
現在と全く一緒です。素材ごと食卓に出してます。ここまで徹底してると逆に凄い。
当時のメンバーはギターのマーティン以外は全員違います。VoはUNITEDの古井氏と
BRAINSTORMの初期Vo等を彷彿とさせる。野卑で最初からメロディを追う事を放棄した
ヴォーカルですね。しかしリズムだけでHMは成立してしまうんだよなぁ・・・。
ヴォーカルさえ受け入れられれば、しっかりした演奏と良好な音質です。
スピードに拘らなくても、既にミドル曲には風格がしっかり備わっている。

良くManowarを引き合いに出される事が多い存在だけど、基本はJUDAS PRIESTだよね。
JUDASみたいなリフ(と言うかパクリ?)満載。あとリフの質感が2ndの頃のMEGADETH
とか思い出す。これが俺には心地良く聴こえる。

ちなみにバンドは1stリリース後、所属レコード会社が倒産し、長年の活動停滞を強いられます。
現在のVoアンドレアス加入は2nd以降ですね。


SHADOWLAND - Ring of Roses ★★ (2018-04-22 10:13:59)

1992年発表の1st。Pendragonのキーボード、クライブ・ノーラン率いる
ポンプ・ロックバンド。THRESHOLDのギター、カール・グルームがかつて
在籍したバンドでもある。日本盤はゼロ・コーポレーションから出てた。

U.K.プログレッシブロックって感じ。マリリオンみたい。キーボード主体の
陰鬱で美しい音世界。THRESHOLDみたいなメタルでは無く、完全なプログレ。
これはこれで良いが、やっぱり地味かなぁ。


HERETIC - A Game You Cannot Win ★★★ (2018-04-22 09:55:52)

2017年発表の3rd。Metal Church人脈のパワー/スラッシュ。まさかまさか、新作を
出してくるとは思わなかった。復活したMetal Church人気の賜物か?
メンバーはVoが引き続きジュリアン・メンデス。ギターがブライアン・コーバンに
Reverendの盟友スチュアート・フジナミのツイン編成。

まさに純粋なアメリカン・パワーメタル作品で、最近のMetal Churchもこれくらい、
リフザクザクだと良いのに、と本気で思ってしまうくらい。非常にソリッド!
メロディはそんなに無く、Voも唸ってるだけではっきり言ってヘタクソ。
(6曲目のパワーバラードはなかなか良いですが)
マイク・ハウが歌ったら、きっと名盤クラスになるハズ。まさに好事家の為の一枚。
これぞメタルだぜ!とリピートしまくってるワタシなのでした。


NOCTURNAL RITES - Phoenix ★★★ (2018-04-01 21:07:58)

2017年発表の9th。まさかこんなに長い間待たされると思わなかった・・・
7th、8thの充実さにこれで日本での人気は盤石だ!と確信したのに。

1曲目がいきなりヘヴィなリフからなので、嫌な予感はしたが、通して
聴いてみると杞憂だったな、と一安心。新ギタリストのプレイは素晴らしく、
流麗なソロをいくつも奏でている。モダンさを併せ持ったメロディック・
ハードロックは正に彼らの真骨頂でしょう。ジョニーのVoは相変わらず熱い!

個人的には前作には若干及ばないかな?でも充分良い出来です。


HELLOWEEN - Pink Bubbles Go Ape (2018-03-25 10:05:26)

昨晩の公演で『Kids of the Century』聴いて、27年越しにようやく許されたのか?と
勝手に思い、今更ながら書き込みをば・・・。

リアルタイマーからすると、これほどの問題作はなかなか無いだろう、が正直な感想。
ヤングラジオさんの意見に完全同意ですよ。その当時のメタラーが全員動揺したはず。
曲の良し悪しの問題じゃなくて『俺たちの聴きたいのはコレじゃねー!』でした。
そこから彼らの後継者?代替品探しに必死になったものでした。
時代ってやっぱりあるよね・・・と遠い目をしながら当時を懐かしむオッサンでした。

あ、これもクリス・タンガリーディスの作品なんだね。R.I.P.


DEGREED - Degreed ★★★ (2018-01-23 23:06:07)

2017年発表の4th。新世代の北欧メタル?門外漢の俺が言うのも何だが、コレとんでもなくハイクオリティでビックリした!
話題のART NATIONにも全然聴き劣りしてない。透明感がありながら、パワーメタル然としたアグレッションも持ち合わせている。
Voがエモーショナルで絶品だし、ギターも必要以上にバカテク!キーボードキラキラだし、何より曲作りが素晴らしい!
HM/HRシーンが健全であるならば、彼らはバカ売れしてないとおかしいんじゃ?そうあって欲しい!


MASQUERADE - Surface of Pain - Violation ★★★ (2018-01-20 21:58:01)

漢の哀愁を感じさせるメロディ!いいねこういうの!


MASQUERADE - Surface of Pain - Suffering ★★★ (2018-01-20 21:12:26)

サビが頭にコビりついて離れないwさっふぁり、さっふぁり!
声がちょっとキスクっぽい、ギターソロも名演っスよ!


MASQUERADE - Surface of Pain ★★★ (2018-01-20 21:08:04)

1994年発表の2nd。MASQUERADEと言えば、ゼロ・コーポレーションを象徴するような存在で、1stが北欧メタルの名盤なのは私も疑いませんが、
この2ndは・・・w北欧ファンはCD叩き割りたくなる程の失望を覚えただろうな・・・ネットでもほぼ黙殺されたような状況。
1994年と言う時代背景、アメリカのMetal Blade Recordsからの発売からも納得せざるを得ないような音なのですが。

しかし、今の耳で聞いてみるとなかなか充実した好盤なのですよコレ。アメリカン・パワーメタルとしては素晴らしいのです。疾走曲などは
無いのですが、ミドル中心の重厚感、リフ・パワー・そして充実したメロディ等隙無し。ヴォーカルもカッコイイし、ギターは勿論素晴らしい。
『Suffering』は白眉です!

俺からすると北欧らしさを見い出す事は難しい内容ですが、アメリカだと結構受け入れられたんじゃないですかね。再評価求む!


GORKY PARK - Stare ★★★ (2018-01-20 20:27:54)

1996年発表の3rd。2ndがアメリカで失敗し、失意のもとロシアに戻り3rd以降はロシア国内でしか
流通して無いとの事。マニアしか聴くことが出来なかった作品だが、現在はSpotify等で世界中誰でも
聴くことが出来る。良い時代になったものですね。

1曲目はいかにも彼ららしいポップな曲!2ndの時の様なDEF LEPPARD的ゴージャスさは大幅に後退し、
全体的には90年代的退廃的かつプログレ要素が支配的。オーケストラあり女性コーラス有りの何でも
ありなサウンド。捨て曲は無し、非常に充実した内容。締めのバラードも感動的で、聴いた後の
満足度は高い。何故かアラン・ホールズワースがゲスト参加している。

良い作品です。ロシア国内だけしか聴けないなんて勿体ない!と憤りたくなるほどの内容ですよ。


GORKY PARK - Stare - Five Wheel Drive ★★★ (2018-01-20 16:00:49)

VOIVOD・IT BITESを彷彿とさせるプログレメタル!
こりゃカッコイイ!


THRESHOLD - Legends of the Shires ★★★ (2018-01-15 12:27:06)

2017年発表の11th。こ、これは『Dead Reckoning』以来の傑作では!

英国出身を最大限に生かした作風は、他のテクニック偏重のプログレメタル
バンドとは一線を画す素晴らしさ!ホント惚れ惚れするほど美しいメロディの宝庫!
2nd以来の復帰となるグリン・モーガンのヴォーカルも、マンネリ打破の一つの
なり、なかなか聴かせる。ヘヴィなのにキャッチーな" Small Dark Lines"
メロディの秀逸な"Stars And Satellites"はこのアルバムの白眉。
"Trust The Process"なんか非常にカッコイイし!"Lost In Translation"のプログレ感は
たまらない!2枚組なのに、胃もたれ感なしに聴かせるのは凄いよ!
ここ日本ではプログレメタルの人気は落ち着いてしまっている感があるが、
ベテランであるこのバンドは今こそ聴いて欲しい。安定感は半端じゃない!


PRETTY MAIDS - Kingmaker ★★★ (2017-12-24 17:38:17)

2016年発表の14th。完全に息を吹き返した北欧の王者PRETTY MAIDS!
歴代の彼らの名盤と聴き比べても全然聴き劣り無し。現代的なヘヴィかつ
メロディアスな傑作!完全無欠ですよコレ。

彼らが今もこれだけの作品を作れるのに驚愕!HM/HRファンとして誇りに
思います。というか嬉しいんだよ俺は!Frontiers Records素晴らしいよ!


NEVERMORE ★★★ (2017-12-17 21:20:30)

Nevermore/SanctuaryのVoウォーレル・ディーン逝去・・・!
嗚呼、何てことだ・・・!


U.D.O. - Decadent - Pain ★★★ (2017-12-17 18:23:28)

ヘヴィ・メタルの美学を全て詰め込んだ様な素晴らしい曲!全てのヘヴィ・メタルを愛する人たちに
是非聴いて頂きたいものです。


U.D.O. - Decadent - House of Fake ★★★ (2017-12-17 18:14:02)

これぞ現代に蘇った『TIMEBOMB』!究極のヘヴィ・メタルの姿だ!


Gods of War - Heart of Gold - Heart of Gold ★★★ (2017-12-02 21:30:47)

この曲に限ってはRIOTをも凌駕してる!正に『黄金』の1曲!


GRIM REAPER - Walking In The Shadows ★★★ (2017-11-26 14:39:47)

2016年発表の4th。前作より30年ぶりの復活作。
オリジナルメンバーのニック・ボウコットが参加していないことと、
一部の酷評を真に受けて聴いてなかったが、別に悪い作品では無いね。
雰囲気は紛れもなく、「あの」GRIM REAPERですよ。真っ当なブリティッシュHM。
スティーブのVoは衰えを感じさせぬ、とは言い切れないけれども、やはり熱い!

ただ、古き良き日を懐かしむ以上の価値があるか、と問われると返答に困る。
結局曲の出来次第だし、問答無用の名曲はこの作品には・・・。


ANNIHILATOR - For the Demented - Altering the Alter ★★★ (2017-11-25 21:46:48)

珍しくシンセを使った荘厳なオープニングから、VICIOUS RUMORS張りの強烈無比な
パワーメタルが展開される!隙を見せずにねじ込まれる流麗なギターソロがたまらん!
凄ぇよジェフ・ウォーターズ!これで燃えないメタラーいるの?


ANNIHILATOR - For the Demented - Phantom Asylum ★★★ (2017-11-25 21:42:29)

不気味さを演出する始まりから、怒濤の如く突っ走りまくる!
100%アナイアレイターなドラマチック・スラッシュ!
ギターソロなんて、流麗すぎて見事だねぇ。


ANNIHILATOR - For the Demented - Not All There ★★★ (2017-11-25 21:12:47)

キャッチーなスピードメタル。これもアナイアレイター。
展開の切替が素晴らしい。凄いセンスだなぁ。


ANNIHILATOR - For the Demented ★★★ (2017-11-18 12:44:45)

2017年発表の16th。前作『SUICIDE SOCIETY』より大幅に曲のクオリティが上昇している。
少なくともアナタがJUDAS PRIESTを愛するならば、この作品に失望させられることは無いだろう。
残酷なほど過小評価されている孤高の天才ジェフ・ウォーターズ!(と海外のサイトより)

オシャレな感じは、共同プロデューサーであり、新加入のBASSリッチ・ヒンクスの貢献か?
何故か洗練されている。スラッシュの泥臭さがほとんど無いのがクール。汗ひとつかかずに
機械的にリズムを刻んでいるのに、緻密かつ華麗な音世界を構築しているイメージ。

国内盤ですが、後発なのに何も付加価値無し、『近年の不振を完全払しょく』などと
バンドやファンの気持ちを逆撫でするオビ等と残念な内容でしたね、トホホですよ。
日本人のファンとしてジェフに謝りたい気持ちです。内容は非常に素晴らしいのですよ!


SERIOUS BLACK ★★★ (2017-11-12 17:45:55)

元BLOODBOUNDのVoアーバン・ブリードの声が魅力のメロディック・メタルSERIOUS BLACK。
メンバーチェンジが激しいのが玉に瑕だが・・・。アーバンのシルクハットが怪しさ満点で
逆にカッコイイw


https://www.youtube.com/watch?v=M86VO0-XCYQ"


ANNIHILATOR - For the Demented - Pieces of You ★★★ (2017-11-12 17:03:39)

3rdの頃を彷彿とさせる美しいパワーバラードと思いきや!
叙情性と狂気の対比が素晴らしい!


TALON - Neutralized ★★★ (2017-05-07 08:32:27)

1984年発表の1st。まさに時代に忘れられた名盤。NWOBHM愛好家にはたまらないでしょう。
HEADHUNTERのウヴェ・"シュムーデル"・ホフマンのギターは素晴らしい。
彼のヴォーカルもB級としてはOK。このちょっとヘロいヴォーカルもNWOBHM風で味わい深いですね。
Helloweenのデビュー前だから、ジャーマン・メタルブームのおこぼれに預かれなかったようで、
ある意味不運なバンドだったようです。Grave Diggerの1stやRageの初期作よりもこちらを聴いた方が
いいかもね。パワーメタル黎明期の息吹を味わえます!


HEADHUNTER - Rebirth ★★★ (2017-04-29 18:44:48)

1994年発表の3rd。日本盤は何故かゼロ・コーポレーションから発売。
トレンド完全無視のパワーメタル。当時はモダン・ヘヴィネス全盛期だから
セールス的には流石に厳しかろう。FANはDestructionの復活を望んだろうし。
シュミーアの「パワーメタルこそ本当にやりたいコト」の台詞は頼もしくはあるが。
シュムーデルのギターは交通事故にあった後とは思えないほど冴え渡っている。
ヨルグ・マイケルは当時Grave Digger, Running Wildと掛け持ちでやってた様だが、
やはり変則的なパワーメタルには彼のドラムが欠かせない。
『UNHUMAN WORLD』はこれぞパワーメタル!な出色の出来。『Adrenalin』も
素晴らしい。シュミーアのヴォーカルはほぼ現在のスタイルに落ち着いた。
所謂メロディック・パワーメタルとは一線を画すピュア・パワーメタルなので、
違いのわかる?方は是非!
シリアスさよりコミカルさの方が勝っているのが彼らの個性。とても楽しそうに
プレイしている様が伝わってくる。


HEADHUNTER - A Bizarre Gardening Accident ★★★ (2017-04-27 21:56:21)

1992年発表の2nd。邦盤名『制覇への誓い』。幅広い音楽性のパワーメタル。
トリッキーなシュムーデルのギターと、パワフルなヨルグ・マイケルのドラムが実に
聴き応えがある。シュミーアのヴォーカルスタイルも現在の彼にかなり近くなっている。
パワフルだけど、どこか人を食ったようなコミカルな印象。
アメリカのスラッシュシーンがモダン・ヘヴィネス一辺倒になっていったのに対し、彼らは
自分のやりたいコトを付き詰めていき、そして散っていった・・・素晴らしいトリオ作品!


Li-sa-X ★★★ (2017-04-16 07:53:25)

話題の天才少女ギタリスト『りーさーX』。戦慄を覚えるほどの驚異的なテクニックを誇る。
ただ若いだけ。将来この娘どうなってしまうんだろう、と余計な心配する程。
デビュー作『Serendipity』発売中ですよ!


ONCE HUMAN - Evolution ★★ (2017-04-09 18:24:32)

2017年発表の2nd。元MACHINE HEADのローガン・メイダー率いるエクストリーム・
メタルバンド。ローレン・ハートの女性とは思えぬデス声ヴォーカル+トリプル・ギター。
ヘヴィ+グルーブ路線に時々クリーン・ヴォイスと、展開がコロコロ変わるプログレッシブな
要素。ハイブリッド・エクストリーム・メタルとでも言うそうな。

B!誌でも厳しい評価を貰ってたし、今ではありがちなスタイルか?確かにデス声が
単調なんだよな。アーチ・エナミーとはかなり違うし、マシン・ヘッド好きな人にも
厳しいか?こないだ買ったセパルトゥラの新作にも通じる実験的な作品。
でも何故か個人的にはヘヴィ・ローテ中。アメリカ産からか、あんまりメロディが
クサくなく、激烈なのに音が整理されてて良好。
どんどん変わる展開で飽きさせなく、なかなか良い出来だと思うんだけどね・・・。


NITRO - O.F.R. (2017-04-02 20:55:39)

世界最速ギタリストを擁する・・・と言うワリには内容は・・・正直大したコトないw
超速弾きなんだろうけど、曲作りに全く生かされてない。もの凄くチグハグ。
ヴォーカルは確かに超ハイトーンだけど、これだけ声が細けりゃヘナチョコだよな・・・。
グラムメタルにカテゴリされるようで、音が軽すぎるのがナァ。
ネタ臭と言う点ではこれ程の作品はなかなか無いのだろうけど。

近々新作出すようですよ、クリス・アドラー参加だそうで。音はもっと太くしてね!


OVERKILL - The Grinding Wheel ★★★ (2017-03-19 16:50:04)

2017年発表の18th。15thの「Ironbound」以降覚醒したかのように素晴らしい作品を連発している彼ら、
今回は彼ら本来のルーツに立ち戻ったかのように、スラッシュ度を抑え、極めてパワーメタル寄りの作風。
B!誌でのクロスレビューには驚いたが、それだけ多くのメタルのFANの注目を集める、また期待に応える
盤石の出来である事に間違いない。パンク、サバス、メロディとドラマティシズム様々な顔が覗く多面性を
持ちながらも、オールドスクールなメタルにスラッシュの鋭利さ、何のことはないいつものOVERKILLですね。
全部のアルバムを一応聴いてる一個人FANの意見としては、マンネリを感じることも事実だけど、④の
終盤のツインリードには痺れるし、⑧⑨⑩の流れは完璧!と強調しておく。カヴァー2曲も最高!
アルバム名はJPリスペクトだよね、コレ?


HAVOK ★★★ (2017-03-18 21:47:04)

新作『Conformicide』今回は良いですよ!これぞアメリカン・スラッシュ!


ANNIHILATOR - Triple Threat ★★★ (2017-03-04 10:44:17)

デイブ・パッデン脱退後の初のライブ+アコースティック企画盤。
ファン・アイテムの要素が強いが、内容は素晴らしい!
まずライブ盤の方だが、全編ジェフがヴォーカルなのは今回初めてですね。
いやー上手くなったな!歌いながらだからって難易度低めの曲って訳では
絶対無いよな、コレ・・・演奏は冴えに冴え渡ってますよ!
新しめの『No Way Out』『Creepin' Again』の選曲がGOOD!
選曲は少なめだが文句なし!『Second to None』は嬉しいね!『Phantasmagoria』
が締めなのも良い!全曲スタジオ盤を上回る迫力を誇っております!
彵メンバーもほぼ無名ながら異常に上手く、個人的に大絶賛した『Live at Masters of Rock』
より内容は良いかも。そろそろ来日もお願いしたいところだが・・・。
アコースティック盤だが、こういったアイテムはもうちょっと早く出して欲しかったな、
が本音。ジェフの非常に卓越したメロディを純粋に楽しめます。
ANNIHILATOR健在ですね!3rd、4th以来聴いていないご無沙汰な方々にこそ是非
聴いて頂きたい逸品。
ある意味ANNIHILATORの本質を知る点では、新規のFANにもお勧めです。


FIREWIND - Immortals ★★★ (2017-02-26 23:33:44)

2017年発表の8th。デニス・ワードがプロデュース、OUTLOUDでも
素晴らしい作品を提供してるボブ・カティオニスもいるとなっては、
悪い出来のものであるハズは無いと予想はしていたが・・・
これは一皮剥けたのでは?と思わせる素晴らしい出来!

今回はジャーマン・トゥルー・パワーメタラーMETALIUMの元VO、
新加入のヘニング・バッセの歌唱力の向上が実に大きい!
力み癖が良い感じに抜け、ロブ・ロックを思わせる実に熱い歌声を
聴かせてくれる。曲もエピカルなもの、正にオジーみたいな曲、
メロディアスな曲と総じて出来が良い。B!誌の高得点も頷ける。
パワーメタル然とした曲もあるし、非常にバランスが良いですよ。
やっぱり先人からのパクリ疑惑は今回もあるけど、印象としては
出来の良さが上回ったかも。様式美メタル愛好家は絶対聴くべし!
インペリテリ、イングヴェイのFANは特にね。


BENEDICTUM - Seasons of Tragedy ★★★ (2017-02-26 08:36:32)

2008年発表の2nd。女性Voヴェロニカ・フリーマンを擁するアメリカン・パワーメタル作品。
ジョージ・リンチ・クレイグ・ゴールディ・マンニ・シュミット(!)がゲスト。
(この後Grave Digger『Ballads of a Hangman』でヴェロニカがゲスト参加した経緯あり)
アクセプトの『Balls to the Wall』カヴァー収録。

今回はパワーメタル度が大幅にアップ!現代的な重さを持ち、質感も充分。
『Shell Shock』はアメリカン・パワーメタルとして完璧!メロディの印象的な『Legacy』、
終盤の『Steel Rain』『 Seasons of Tragedy』はドラマチックで言うこと無し。
いいっスよコレ。なかなかの掘り出し物でした。
これならBATTLE BEASTとかと比べても遜色なし?あちらはもっとソフトな印象だけど。


BENEDICTUM - Uncreation (2017-02-26 08:25:20)

2006年発表の1st。カリフォルニア州サンディエゴ出身のU.S.パワーメタルバンド。
ロニー・ジェイムス・ディオに影響を受けた女性Vo、ヴェロニカ・フリーマン
の強力な歌声が魅力。
プロデューサーはジェフ・ピルソン、ゲストがクレイグ・ゴールディ、ジミー・ベインと
ロニー人脈の方々、サバスのカヴァー2曲とこれだけ書くと何だか凄そう。
でも、オリジナル曲が何だか淡々と流れて印象薄し。キーボードを駆使した正統派メタル
で耳障りは悪く無いんだけどね。


SEPULTURA - Machine Messiah ★★★ (2017-02-18 12:20:34)

2017年発表の14th。実はSEPULTURAを聴くのは『Roots』以来。
『ARISE』を彷彿とさせる気味の悪いジャケ絵。

音は正直分類が難しい部類。近未来的テーマ+モダンな音像。
曲によってはNEVERMORE,FEAR FACTORY辺りを思い出す。
ワールドミュージック的要素も色濃く残る。非常に実験的。
各メンバーの実力は素晴らしいものがある。アンドレアス・
キッサーのプレイは冴えてるし、ヴォーカルの実力は申し分無い。
ドラムも異常に上手い人ですね。

まあ元のSEPULTURAの面影は薄いし、時代の最先端を走っていた
彼らにしては大人しい作品なのかな?自分は今のANGRAも好きだし、
この作品も結構いい内容だと思うんですけど。


BABYMETAL - METAL RESISTANCE ★★★ (2017-02-14 22:35:53)

2016年の実質のナンバー1作品。1stの出来から期待は大きかったと思うが、見事な出来ですよ。
内容に関しては既に語り尽くされてる。成功を収めた事は、素直に素晴らしいと思う。


SEPULTURA ★★★ (2017-02-11 23:17:47)

新作『Machine Messiah』、なかなか充実した内容です。プログレ・メタル化しましたね。


RAZOR - Shotgun Justice - Miami ★★★ (2016-12-17 22:14:04)

『全米有数の犯罪都市』と言われたマイアミを扱った非常に過激な曲。
リフが異常な刻み方をしてます。ライブで聴きたい曲ですが、ちょっと題材が
ヤバいなwアメリカ銃社会への攻撃とも取れる名曲中の名曲です。


RAZOR - Shotgun Justice - American Luck ★★★ (2016-12-17 22:03:30)

彼ら自身のことを歌ってるかの如き歌詞。アメリカ出身だったらもっと
BIGになってたんだろうか?カナダにこんな偉大なバンドがいる事を
もっと知って貰いたいです。もっとも、人を極端に選ぶでしょうが・・・。


RAZOR - Shotgun Justice - Shotgun Justice ★★★ (2016-12-17 21:58:32)

まさにスラッシュメタルとして理想的な名曲!聴かずに死ねない!
これぞ音の暴力!まさに『散弾銃の正義』!Justice!


RAZOR - Shotgun Justice ★★★ (2016-12-15 23:05:16)

1990年発表の6th。RAZORの最高傑作と言えば前作の『Violent Restitution』
だと思うが、ライブ盤を聴いてこのアルバムからの曲が素晴らしいと感じ、再度
聴き直してみた。今作からヴォーカルがボブ・レイドに交替している。
初代ヴォーカルのステース "シープドッグ" マクラーレンは良くも悪くもハチャメチャな
歌い方でw後任のボブ・レイドは随分マトモな人選だなと感じた。吐き捨て型だが、随分
コントロールされた歌い方をする。怒りの表現は見事だが、リズム感が抜群でw多分
スラッシュメタル畑では相当テクニック有る方かも。リズム隊も相当安定感あり、音楽
として上質になった。デイブ・カルロのギターの刻みは相変わらず鬼神懸かった凄まじい
ものだが、これだけ暴力的なサウンドでありながら、前作に比べ随分整合性がアップした
感あり。曲も『Miami』『Shotgun Justice』等は名曲。DARK ANGELはザラッとした
邪悪な雰囲気に暴虐のスピードって感じだけど、こちらはスピードは劣らずだが、どこか
健康的なw雰囲気がある。リフの輪郭がはっきりしたRAZORの方が個人的に好みかな。

間違いなく名盤だとは思うのだが、長年廃盤だったのと、スラッシュメタル衰退時の
1990年発表なので、マニア以外には未だに正統な評価を得られてないのでは?
現在はジャケ絵が若干格好良くなったリマスター盤が出回ってます。
それにしても『Shotgun Justice』とは格好良いアルバム名だ!ワタシのような後追い
スラッシャーは是非とも聴いてみて下さい!


RAZOR - Live! Osaka Saikou ★★★ (2016-12-09 23:06:07)

2011年の奇跡の初来日公演を収めたライブアルバム。ライナーに記述の『日本の全てのRAZORマニアに捧ぐ』の通り、
彼らのFANは勿論の事、スラッシュメタルを嗜む者は全員直ちに買わねばならない!と断言できる内容。
全編激烈大爆走に次ぐ爆走!100%スラッシュメタル!!ホントとんでもないド迫力で、コレ聴いた後だとオリジナル
アルバムが物足りなくなるほど。デイブ・カルロの聴けばすぐ判るカミソリリフの超高速な刻みと、リフを引き立たせる
ベースのユニゾン、リズム感の正確なボブ・レイドの吐き捨てヴォーカル、パワフルなドラムと演奏面に関しては言う事無い。
収録曲は『Evil Invaders』『Shotgun Justice』からが多め。『Violent Restitution』からもうちょっとやって欲しかった感はある。
個人的には『Shotgun Justice』収録曲の格好良さが一際目立つな~『Violent Restitution』の曲も素晴らしいけど。
全曲素晴らしいです。間断なく掃射されるマシンガンか、ぶっ壊れた削岩機の如きサウンド!スラッシャー以外はとても聴けた
モンじゃないでしょうがwこんな素晴らしいモノが日本からの発売なんて、誇りに思いますよ!全世界のRAZORファンがブッ飛んでる
事でしょう!2017年はニューアルバムも出そうですよ!


Shatter Messiah - Orphans of Chaos ★★★ (2016-12-05 00:01:41)

2016年発表の4th。ギリシャのSleaszy Rider Recordsに移籍しての新作。
アメリカン・パワーメタル愛好家のワタシとしては今年一番の愛聴盤となった。
解散したNevermoreが得意としてたダークかつメランコリックなパワー/
スラッシュメタルをやってくれてる。Nevermoreの代用品?まあ、元メンバーだしw
テクニカルなパワーメタルとして高品質ですよ。ミドル中心のヘヴィな曲が多いけど、
随所に見られるギターのメロディが実に良くて、正統派メタル的な高揚感があります。
キメの曲が無いんだろうけど、AnnihilatorやNevermoreのFANが納得出来る
程のクオリティはあると思います。


ANNIHILATOR ★★ (2016-11-27 18:44:23)

来年早々にライブアルバム「TRIPLE THREAT」が発売予定とのことです。

http://amass.jp/81265/

何とアンプラグドとな!?プリティ・メイズみたいw


EXODUS - Blood In, Blood Out ★★★ (2016-11-23 22:00:48)

エクソダスに関しては、復活後の方が明らかに良い作品出してると思う後追いFANです。
スラッシュ四天王の近作を聴いて、『悪くは無いけれど、何か違うよね』と思っている人に
こそ聴いて頂きたい。はっきり言って、四天王を凌駕してますよ、コレ。

ゼトロに関してはHATRIOTが非常に良かっただけに、復帰したのが良いかどうか判断に迷う所
ですが、凄いヴォーカルに成長した。前任者が凶暴かつシリアスな雰囲気の曲が合っていたのですが、
ゼトロが復帰したことで昔のコミカルかつリズミカルな雰囲気が復活してる。エクソダスらしさを
持ちつつ、現代の重さを兼ね備えてると言うか。ゲイリー・ホルトが天才なのは今更言うべき事では
無いですが、ゼトロは勉強家かつ努力家と言う感じでしょうか。リー・アルタスの馴染み方は凄いですね。
ゲイリーとリーのツインギターには本当に聴き惚れてしまいます。勿論トムのドラムも素晴らしい。
完璧なチームですね。曲が長い以外には欠点無し!スラッシュ好きのみならず、メタル好きは全員聴くべし!
エクソダスこそメタルの帝王!


VICIOUS RUMORS - Concussion Protocol - Circle of Secrets ★★★ (2016-10-08 17:38:26)

非常にメロディアスでドラマチック。4th,5thの頃のVR路線。
伸びやかなVoを生かしてる。今アルバムのベスト?


GRIM REAPER ★★★ (2016-09-04 19:01:41)

何と!GRIM REAPERが復活!?新作『WALKING IN THE SHADOWS』発売ですって!


Shatter Messiah ★★★ (2016-09-04 18:56:13)

新作『Orphans of Chaos』がいよいよ発売とのこと。未だマイナーながら、
結構充実した作品を残しているので、今回も期待しております!


DEMOLITION HAMMER - Tortured Existence ★★★ (2016-08-21 07:45:49)

1990年発表の1st。EXHODERと並ぶ『元祖』デスラッシュバンド。デスラッシュと言うとイェーテボリ型?と後追いの僕なんか
思っちゃうんだけど、ここで聴ける音は・・・エクソダスみたいっスね。EXHODERはダークエンジェル型?
スラッシュと言えど色々傾向はあるけども、ベイエリア・スラッシュこそ真理!とか思っているオールド・スラッシャーには
至高の作品でしょうね。デス声と言うわけでは無く、Voはチャック・ビリーを彷彿+例の合いの手w1990年でも結構時代錯誤な
音でしょうねこりゃ。しかし素晴らしい作品です。一時期デスメタルを敬遠してたのと、この酷いジャケ絵でB級デスと誤解
してたのが勿体無かったです。演奏力が何気に高く、ギターソロも非常に伸びやかで良いです。


EXHORDER - Slaughter in the Vatican ★★★ (2016-08-16 12:06:01)

1990年発表の1st。『元祖デスラッシュ』と言われるのは、デスメタルの聖地フロリダ出身?かと
長年思ってたら、録ったのがフロリダで彼らは米国ルイジアナ州ケナー出身の事。
暴力的とも言うべき圧倒的なスピード。フィル・アンセルモを彷彿とさせる怒気を孕むVo。
圧巻とも言うべきギターリフの嵐。何と言っても重量感と手数がいくら何でもやり過ぎなドラムと、
スラッシュに必要な武器は完全に装備。

リフ+スピードがスラッシュの根幹ならば、彼らは究極のスラッシュメタルの姿そのもの!
4曲目の表題曲なんて凄すぎて笑ってしまう。いや、全曲スゴイな。ホント、凄すぎて聴いてる間
変な笑いが込み上げてくる始末。

RoadrunnerのレーベルメイトSepulturaにも絶対負けてません。1stは日本盤出てたらしい。手に入れようかな。
いやー彼らを知らない間のメタル人生が、もの凄く勿体ない期間の様な気がしてきた。この感覚はRazorを
初めて聴いた時以来か。個人的にはスラッシュでも Slayer的邪悪さより、直球しか投げられません!と
開き直ってる方が好みっぽいです。まあ、未だマニアしか評価してないEXHORDER、実力は本物なので、
後追いスラッシャーの方は是非!内容は超弩級なのに、何で成功しなかったのか・・・やはり発表時期か?

リフ人様、exhortが強く注意すると言う意味なので、『戒告者』くらいのニュアンスでしょうか?
『バチカンの虐殺』・・・物騒なジャケ絵と、過激な歌詞。アティチュードは完全なデスメタルですね。
日本盤の帯をネットで探すと・・・「世紀末を過激に彩る男達、ヤツらに冗談は通じない!!」
あら素敵なタタキ文句ですねw確かに今でも冗談で済みそうに無いんだが・・・。
彼らは地元ニューオーリンズでは伝説的な存在だったようで、ネット上でもその影響を
窺い知る事が出来ます。ケナーってニューオーリンズの隣町なんですね。


MORBID SAINT - Spectrum of Death ★★★ (2016-08-16 08:23:17)

1988年発表の1st。スラッシュメタル・マニアなら知らない人はいないと言われるほど有名らしい。
何故か登録されて無かったので、ワタクシめがレビューをば。

U.S.ウィスコンシン州シボイガン出身のスラッシュメタルバンド。活動自体は1982年からとスラッシュ
黎明期からですが、如何せんデビューが遅かった。爬虫類っぽいヒステリックなVoと猛烈なスピード!
dark angel, possessedが好きな人なら墓場まで持って行くレベルでしょう。何かEXHORDERとイメージ
被りますね。元祖デスラッシュ?スラッシュ衰退期に誰が聴いても満点与えそうな名作を発表しておきながら、
正しい評価がなされなかった、と言うか・・・後追いFANながら諸行無常を感じるのですよ。

最近2ndとのカップリングで再発されました。未聴の方は是非とも抑えておく必要がある名盤ですね。


SANCTUARY - The Year the Sun Died ★★★ (2016-08-15 16:33:02)

2014年発表の3rd。当時を知らない後追いFANとしては、1st,2ndが今でも完全に理解出来てない部分がある。
音楽性が余りに先進的過ぎた気がして。いくらデイブ・ムステインが見出したっても、判らんもんは判らん。
違うのがVoがとんでも無いハイトーンを連発して、NEVERMOREしか知らないFANが驚くと思われるくらい。
半世紀ぶりの復活作は、かなりNEVERMORE寄りの音楽性で、ジェフ・ルーミスあってのNEVERMOREだと思ったのが、
実はそうでも無かったのか?と考えるくらい。当然あのバカテクギターは無いけれど、物足りなさは不思議と無い。
ギタリストは当時のまま?物騒なジャケ絵のイメージのとおり、絶望を紡ぐ様な暗い曲調だけど、ツインギターの
美しさ、煌きは素晴らしい!SANCTUARYは当時は時代に恵まれない悲運のバンドだったのかも知れないが、
現代に蘇った彼らは伝説に恥じない名作を作ってくれた!と興奮しております。それにしてもワレル・ディーンの
Voの説得力はどうだ!絶望と希望を見事に歌い上げている!稀代のストーリーテラーですね!


NEVERMORE - The Politics of Ecstasy - This Sacrament ★★★ (2016-08-15 16:06:26)

引き摺られるような超ヘヴィなリフと、呪詛を吐く様なヴォーカル。
無機質さとやたらメロディアスなギターソロ。ド暗いね~!


NEVERMORE - The Politics of Ecstasy ★★★ (2016-08-15 10:44:11)

1996年発表の2nd。NEVERMOREを聴くならこれからでしょうね。1stとは比較にならないほどレベルアップ!
1,2曲目なんて何回聴いたことか。こんなに冷酷で不気味なサウンドは彼ら以外ではちょっと味わえない。
ニール・カーノンのプロデュースは無機質かつソリッドで、機械のように冷たい印象。それなのに唸るように
響く重いリフが、異常な緊張感を生んでいる。しかし一見さんには非常に敷居が高い音楽だ。愛想はゼロ。
後期FANはちょっと付いていけない部分もあるかも。初期からのFANの慧眼には全くもって頭が下がります。

初来日は2007年のスラドミでしたね。Annihilator目当てで行ったら、NEVERMOREの異常とまで言える演奏力には、
正直圧倒されましたよ。あの公演を見れたのは幸運だったな。


NEVERMORE - Nevermore ★★★ (2016-08-15 10:17:25)

1995年発表の1st。日本盤はテイチクからで(ビクターじゃ無いんだ・・・)、ライナーは平野氏。
1995年と言えば、まさにヘヴィ・メタル空洞化真っ只中の時期で、その頃発表された作品は
個人的には『・・・』なのだが、その中でひっそりと発表された印象。時代は正統派メタルも
スラッシュメタルも求めていない、という試行錯誤を重ねた中でのアプローチ。音楽性は既に
確立されているが、正直なところ当時の他バンドの作品群にも埋もれたのでは、と言う印象。
ほとんどミドルテンポで、スリルが薄い。元サンクチュアリという肩書きだけではマニア以外
は・・・と思ってたら繰り返し聴いてたら何故か良くなってくる不思議w。謎の中毒性がある。
モダンヘヴィネス+プログレッシブと言う点でTHRESHOLDの1stに通じるものも(vo全然違うが)。
同じニール・カーノンのプロデュース作品では、中期のFLOTSAM AND JETSAMとの類似性も。
どちらもQUEENSRYCHEの様な音楽性を目指した印象。NEVERMOREに関してはニールよりも
アンディ・スニープになって人気が爆発したのが何とも。
ジェフ・ルーミズがシーンを代表するほどの偉大なギタリストに成長することを予想出来た人は、
この当時はほとんどいなかったでしょうね。


ACCUSER - The Forlorn Divide ★★★ (2016-08-14 22:22:07)

2016年発表の11th。古参ジャーマンスラッシュくらいしか予備知識無く試聴。
これはスゴイ!超々A級のスラッシュメタルじゃねコレ?どこがB級なの?
スピード、重量感、テクニック、ツインギターのハーモニー何処を取っても
一級品。変拍子も嫌みにならない程度に取り入れている。
まるでインデリジェンスに満ちたSepulturaと言うべきか。野太いVoと高い整合性。
彼らは日本では未だにマイナーながらもあまりに実力があり過ぎる。
スラドミに呼ぶべきだよこりゃ。先入観で音楽を聴くことの愚かさを今更ながら
再認識した。
ジャケ絵も昔の作品と違って非常に雰囲気があってカッコイイ。日本盤出ないのかしら?


ACCUSER ★★★ (2016-08-12 17:03:16)

『DIABOLIC』非常に品質の高いスラッシュメタルを演っていて素晴らしい!
PARADOXにも全然引けを取らない!


HEXX - Morbid Reality ★★ (2016-08-12 12:56:43)

1991年発表の3rd。どうしてこうなった・・・何でアメリカン・パワーメタル路線を捨てて、
デスラッシュになるのと心底問い詰めたい。理由はClint Bower(vocals/guitars)と
推測できるが。彼はこの後Abscess,ダン・リルカのThe Ravenousとデスメタルバンドで活躍
しております。ワタクシはデスメタル良く判りませんが。

作品自体はDEATH、『TERRIBLE CERTAINTY』の頃のKREATORが好きな人なら間違いなく
高い評価をすると思われます。テクニカル・デスラッシュとして質が高い。
しかし、当然予想できるベイエリア・スラッシュとは全然違う。1st,2ndとは明らかに違う血が
混じってる。ここまでやるなら別名義にするべきだよなぁ・・・。混乱しますよコレ。
復活後はこのデスラッシュ路線は記憶に無かったかのような扱いですw


HEXX - Under the Spell ★★★ (2016-08-12 09:02:57)

1986年発表の2nd。VICIOUS RUMORSと同じサンフランシスコ出身のパワーメタルバンド。稚拙さを感じさせる1stから
飛躍的にレベルアップした。アメリカン・パワーメタルを愛する方は必聴!

とレビューはこれくらいにして、現在手に入れられる1st+2nd+DVDの豪華ボックスSETの充実度は本当にスゴイですよね。
マニアは全員買わねばならん!と断言出来るくらい。当時のベイエリアメタルの熱狂が伝わってきます。ブックレットの
タイトルが「RISE OR FALL~ベイエリアの伝説」。激動のバンドの歴史が綴られております。


HEXX - No Escape ★★★ (2016-08-11 19:18:53)

1984年発表の1st。ネットでの情報が少ないバンド。後にスラッシュメタルに鞍替えした?
何だかよく判らないのですが、聴く限りでは愛すべき80年代アメリカン・マイナーメタル。
1回聴いたときには、この調子外れのハイトーンがキツいですが、耳が慣れてくると
実に一生懸命歌っておられるwと心に響いてきます。超音波みたいに実に耳障りで最高です!
VOはManzoさんなるお名前だそうで、日本ブレイク工業の人かと思いましたが、別人ですよ。
当たり前や!

曲自体は、典型的SHRAPNELメタルですが、俺的にはフックのある曲満載!との評価です。
マイナーメタル万歳!


PARADOX - Pangea ★★★ (2016-07-31 21:30:27)

2016年発表の7th。前作より4年ぶり、ちょっと間が空いたので心配していた。
実は、前作発表後にリーダーのチャーリーが病に倒れたそうで・・・何ともまあ。
神は次から次へと彼に試練を与える・・・。

作品自体は先述の事実など何処吹く風の素晴らしい仕上がり。SUNBURST,SUICIDAL ANGELSの
ガス・ドラックスやVICIOUS RUMORSのベースなど、他のメンバーも凄腕で演奏面での充実は
素晴らしい。しかし飽くまで中心はチャーリー。超大陸パンゲアをテーマにしたと言う楽曲は
彼自身の鬼気迫る演奏と共に、圧倒的な説得力で迫ってくる!メタリカを近未来的イメージに
した様なスタイルは本当に最高ですな!この充実したリフ!

復活後では「Riot Squad」が頭一つ飛び抜けた完成度だと思うが、前作「Tales Of The Weird」との
比較では同程度かな。今回も傑作です。話題のガス・ドラックスの貢献度も高いけど、前任者も
上手かったから。メンバーがどうの、と言うよりも楽曲の質の高さですね。

チャーリー自身は来日する気あるみたいだけど、そろそろスラドミ参戦しないのかなぁ?


BANSHEE - Mindslave ★★★ (2016-07-26 22:54:41)

2012年発表の3rd。20年ぶりの復活作らしい。ヴォーカルが元ASKAのジョージ・コールに交替。
オリジナルシンガーが上手い人だったのだが、後任の人も遜色なし。ダブル・ディーラーの
人みたいに思い切りコブシをきかせて歌う。肝心の内容だがグラム・メタルの要素が大幅に後退し、
まるで様式美サバスのような音楽性。ギターの人が元々DIOに影響されてたみたいだから、ようやく
好きな事が思い切り出来たと言うことか?疾走曲が無く、ミドルテンポの曲ばかりだから人には
勧めづらいのだが、アメリカンメタルの要素がほぼゼロなのがちょっと凄い。後期W.A.S.Pとか
好きな人は聴くと良さそう。僕は出来の良いメタル作品だと思うのだけれども、例によって
ネットでの評価がほぼゼロなので、様式美メタルお好きな方は試してみて下さい(自信なし)。


Frost* - Falling Satellites ★★★ (2016-07-18 10:03:33)

2016年発表の3rd。英国のネオ・プログレッシブ・ロックの旗手の前作より8年ぶり!となる作品。
このバンドは1stが余りにも傑作すぎて、今回も大いに期待してた人が多いと思いますが、まずは
期待に充分応える出来に満足しております!70年代の形骸化したプログレッシブロックの概念を
打ち破る存在!ダブステップやEDM等、現代的な要素をも備えた音楽で、最早プログレッシブ・
ロックと言っていいのか・・・。ドリムシFANにはまず勧めないが、IT BITES好きな人は絶対に必聴!
非常に爽やかな音像で、1stの様なゲームミュージック的感覚が大幅に復活してる。キーボードの音の
洪水ですよ!捨て曲なんてありません!日本盤は例によって流通少なそうだから、興味ある方は
見つけ次第確保して下さい!たくさん売れて何とか来日してくれないかな~無理なのかな~?


PARAGON - Hell Beyond Hell ★★★ (2016-07-02 12:28:15)

2016年発表の11th。前作から4年ぶりの発表。いやー心配しましたよ、随分待たされました!
前作『Force Of Destruction』はバンド創設者Guマーティン・クリスチャンが脱退したにも
関わらず、随分良い出来だったので、その後の動きも含めて注目していた。多分日本では
俺を含めて数少ないだろうがw、だがしかし、何と彼らはマーティンが再加入!あのピート・
シールクをプロデューサーとして遂に復活!どんな流れでそうなったのやらw

音楽性は全く不変です。良い意味でも悪い意味でもwただ彼らの凄さは理屈を超えた異常なまでの
メタル愛にあるので、それは今作でも十二分に味わえます。ピート・シールクの存在から、IRON SAVIOR
の子分に思われがちだけど、GRAVE DIGGERの正統後継者だよね。聴いてるともの凄い高揚感あるよマジで。
男汁ドバドバ出てきそうなダミ声Vo、剛直一直線の楽曲。ギターソロも要所要所で決めてくれます。
最近腑抜けた音楽ばっかり聴いててごめんなさい、メタルは最高ですと何故か彼らに謝りたくなる素晴らしさです。
曲は疾走曲メインでミドルのアンセム的曲もあり。最後の曲は様式美メタルとしては最高の仕上がりです。


KATMANDU - Katmandu ★★★ (2016-06-28 22:33:19)

1991年発表の唯一のスタジオアルバム。謎のバンド名と怪しいジャケット絵が不可思議だが、、
内容は実に素晴らしい。多分ずっと色褪せることの無い音楽性。ハードロック好きなら誰でも
唸らずにいられないクオリティを誇る。Asia、Gotthard、Krokus、Unisonicで知られるスイス人
ギタリスト、マンディ・メイヤーの参加した中でも特に評価の高い作品。

ただ発表時期が問題だったのかなぁ。今なら捨て値で手に入る。個人的にはWhen the Rain Comes,
Warzone等が素晴らしいと思います。


POWERSURGE ★★★ (2016-06-26 21:55:51)

フロリダ出身のパワーメタルバンドPOWERSURGE。メタル不遇の90年代に日本盤デビューし、そして
静かに消えた・・・。QUEENSRYCHEのフォロワーとされるも、骨太のアメリカン・パワーメタル。


POWERSURGE - Powersurge ★★★ (2016-06-26 21:54:52)

1991年発表の1st。OVERKILLの名曲のようなバンド名だが、フロリダ州タンパ出身の
正統派メタル。QUEENSRYCHEのジェフ・テイトのようなハイトーン。HITTMANと良く
比較されていたようだが、こちらの方が力強いイメージ。Voは結構上手い。
典型的なアメリカン・パワーメタルで、個人的には愛すべきサウンド。ギターはなかなか
ド派手に弾きまくっている。日本盤が捨て値で出回っているので、お得ですよ!

ちなみに正式タイトル『MCMXCI』。Roadrunnerから出たのだけど、同年にバンドは解散。
どおりで無名なワケだね。日本盤はアポロンから。


PARAGON ★★★ (2016-06-18 09:11:24)

新作「Hell Beyond Hell」発売!マーティン・クリスティアン復帰!何とまあ・・・


KROKUS - Hellraiser ★★★ (2016-06-12 22:37:09)

15th。最近の作品を追いかけたが、どうやらこれが彼らの集大成的作品としてオススメ出来そうですね。
総じて曲のレベルが高く、いつものAC/DCタイプの曲も気持ちよく聴ける。素晴らしいバラード、『Headhunter』を
彷彿とさせる疾走曲もある。ギターは現在UNISONICのマンディ・メイヤー、彼は今でもKROKUSと掛け持ちしてる
ようです。プロデューサーはデニス・ワード。流石デニス、作品のレベルの高さは見事です。


KROKUS - Change of Address ★★★ (2016-06-12 22:16:50)

9作目。彼らの作品を追いかけると、AC/DCだったりプリーストだったり聴いてるこちらが混乱してくるのだがw
実のところ彼らは凄く器用なんだな、と気付かされる。『音楽性を変えました』と主張してるかのようなタイトル
には苛立たされるがw、80年代的アメリカンサウンドを見事にこなしている。しなやかかつ華やかです。
マーク・ストレイスの歌唱力が光っております。『Let This Love Begin』は本当に素晴らしい!
実際マニア諸氏は「Headhunter」に並ぶ名盤と推す声も多いそうで。何故かアラン・ホールズワースが9曲目で
ゲスト参加しております。


KROKUS - Headhunter ★★★ (2016-06-12 22:02:16)

彼らの代表作!全世界のJUDAS PRIESTファンを唸らせたに違いないヘヴィ・メタルの名盤!
この路線でずっとやってくれれば、彼らの名声は現在でも間違いないものになっていただろうに・・・。


SUNBURST - Fragments of Creation ★★★ (2016-05-20 23:04:36)

2016年発表の1st。Paradox,Suicidal Angelsにも在籍のGuガス・ドラックスがリーダー。
ちょっと新人離れした完成度。B!誌藤木氏の大絶賛も頷ける。ギターの巧さにも
舌を巻くが、Voヴァシリス・ジョージオウの歌唱力も群を抜いている。
ロイ・カーン似の歌唱スタイルからKAMELOTのFANは喜びそう。SYMPHONY XのFANにも。
曲作りはプログレメタルとしてはコンパクト。最後の曲は大作。緩急もあり、
バランスも良い。演奏力は異常なレベル。あれ?悪いトコなくねコレ?
ジェフ・ルーミズやマイケル・ロメオ好きなら絶対に必聴!7曲目のインストは
正統派メタル好きなら誰でも痺れるような素晴らしさですよ!


SUNBURST ★★★ (2016-05-16 23:19:11)

新鋭の凄腕ギタリスト、ガス・ドラックス率いるギリシャ産プログレッシブ・パワーメタラー!
KAMELOT+NEVERMORE?正統派メタル好きなら唸らずにいられない品質の高さ!新人とは思えない!


METAL CHURCH - XI ★★★ (2016-04-30 08:18:32)

ビルボード200での最高位は『Blessing in Disguise』の75位を抜いたと言うのですから、これは驚きですね!
ちなみに『The Human Factor』はチャートインせず・・・彼らの『最も失敗したアルバム』だそうで(Wikiより)。
マイク・ハウの復帰を待っていたFANが多かったんでしょうね。かく言う私もその一人。作品の出来よりも、
彼のヴォーカルを聴いているだけで、今までの彼らへの思いがこみあげてきて・・・FANやってて良かった!

B!誌でも何と!クロスレビューされております。評価は真っ二つ。マイク・ハウの衰えの無いVoを評価するか、
前作『GENERATION NOTHING』等と比較するか。ロニー・マンロー時代も楽曲は良かったんですよ。ただ、ロニーの
声にはマイク程の魅力は・・・。マイクが歌うだけで『ああ、METAL CHURCHだ』と説得力が段違い。ここ日本でも
一番人気が高い時期のVoですものね。正直、ロニー時代の曲もマイクが歌い直して欲しいとは思ってる。
アルバム自体の個人的な評価は・・・アメリカン・パワーメタルを求めるならANTHRAX『FOR ALL KINGS』の方が
優秀だとは思う。LOUD PARK再度参加だそうですが、今度キャンセルしたら流石にまずかろうなw
SAVATAGEのクリス・キャファリーがツアー・ギタリストだそうですよ!凄い!そのまま次回作でも
弾いて貰えないかしら・・・


BABYMETAL ★★★ (2016-04-02 20:23:50)

待望の2nd『METAL RESISTANCE』これは凄い出来!これは好き嫌い抜きで一度聴いてみるべき
作品だと思うよ!ちょっと信じられないほどのクオリティです!


BANSHEE - Race Against Time ★★★ (2016-03-13 08:33:04)

1989年発表の1st。アメリカ、カンザスシティ出身の正統派メタル。

普通のメロディックハードロック+パワーメタルで結構出来が良い。
メジャーのアトランテックからの発売だし、B!誌でも高評価だったらしいけど、
何故か日本デビュー出来なかった。80年代後半はCD結構売れてた時期だし、
何でだろう?本当に歴史に埋もれてしまった好盤ですね。
LAメタル風の華やかさと硬派な魅力満載のヴォーカル、好きだなぁ!
LEATHERWOLF,MALICE,SHOK PARIS辺りが好きなら必聴ですね。
疾走曲はDIOみたいです。


DEMOLITION TRAIN - Unleash the Hordes ★★★ (2016-03-12 21:12:49)

とっても微笑ましいジャケ絵ですねwこれもNWOTHMになるのでしょうか?時代錯誤なまでのモーターヘッド系爆走ロケンロール!
SPEEDWOLF辺りとイメージ被るな。爆走曲ばっかりでややもすれば単調と受け取られる恐れがあるんだけど、
ツインギターのハモリがたっぷりあるのがメタラーにはたまらないんですよ!初期メタリカ好きは何が何でも聴け!

日本盤ボーナスのカバー曲はマスパペでも地味な曲でちょっと意外です。


HITTMAN - Vivas Machina ★★★ (2016-03-05 21:21:58)

1993年発表の2nd。1stの正統派メタルスタイルから、音楽性が変化。産業ロック的で意外と高品質。心地良く聴ける。
B!誌でも「ヒステリックなBON JOVI」とか評されていたらしい。Voは声が良く伸びて魅力的。
Queensryche の影響も色濃く残る。声質からGLENMOREとかも思い出したが、こっちの方が出来良いかも。

3曲目は名曲。そもそもBON JOVIを引き合いに出されるって事は、それなりに出来は良かったと評されてたんじゃないかな?

しかし1993年発表じゃ、当時はこの音楽性じゃ全く注目されなかっただろうな・・・。
聴いてさえ貰えれば、『意外と良いね』となりそう。


ANTHRAX ★★★ (2016-02-28 18:03:34)

『FOR ALL KINGS』なかなか良いですね!ジョーイ・ベラドナはやはり素晴らしい。
というかMegaforce Recordsに戻ったのかw


SWORD - Sweet Dreams ★★★ (2016-02-27 22:57:45)

世間的にはあまり語られることの無い2nd。ちょっと1stと毛色が違う。序盤が地味なので、掴みが悪いのかな?
4曲目辺りから、いきなり火を噴いたように熱い曲が並ぶ!5曲目、6曲目は永遠に語り継がれるべきパワーメタルの名曲!
男気が溢れまくる灼熱のヴォーカルがたまらない!モーターヘッド命の人は聴くべき!
プリースト、初期タンク好きも是非!これぞ爆走ロケンロールだ!
個人的には1stより好きかも。ギターソロも流麗で、結構ドラマチックな部分もあるし、どう考えても名盤!


SWORD - Metalized ★★★ (2016-02-27 18:21:47)

これは熱すぎるヘヴィ・メタルの名盤!このVoは凄い!典型的なアメリカン・パワーメタルより
洗練されている。実はパワーメタルでもカナダ最強なのか?とアメリカNO.1の信念がグラつく程の出来。
ギターもレベル高い!脱帽だ!これは凄いよ!


DEAF DEALER - Journey Into Fear ★★★ (2016-02-21 17:44:48)

2014年発表の2nd。正統派マニアの間では伝説的存在のカナダ産パワーメタラーですね。
全体的にメイデンっぽいけど、パワー・スピードも充分に持ち合わせております。
5曲目のパワフルさには痺れます!聴いて損をすると言うことはおそらく無いでしょう。
1987年の当時に発表されていたら、名盤扱いされていたと思いますね。
今となっては音源が古いことだけが惜しい・・・。


W.A.S.P. - Golgotha ★★★ (2016-02-13 07:22:06)

2015年発表の15th。実はW.A.S.P.を聴くのは『The Crimson Idol』以来。
あの名作をイメージしても期待を裏切られることは無いと思われるほどの出来!
衰えてないな!これは凄いよ!曲の出来もいいんだけど、感銘すべきはブラッキー・
ローレスの音楽に対する真摯な姿勢ですよね。LAメタルの華やかさと、英国的な要素が
無理なく同居した、彼にしか作り得ない作品!正統派メタルを愛する人は是非!


PRIMAL FEAR ★★★ (2016-01-25 22:07:39)

新作『Rulebreaker』、マジで凄まじい出来です!これは新年早々やられた!


SAXON ★★★ (2015-12-14 22:31:11)

あれ?B!誌で取り上げてたんですね。今月はTANKのレビュー(輸入盤)とSATANの
インタビュー目当てで買いました。SAXONの扱いは何なんでしょうね?アルバム評が
載るとしても、悪い評価が下されることは無いと信じていますが・・・。


SATAN - Atom by Atom ★★★ (2015-12-12 08:41:23)

これは凄いアルバムですよ!聴いてる間興奮が止まらない!NWOBHMのサウンドを忠実に
現代に蘇らせていると言う点においては、彼らの右に出る存在はもはや無いのでは?
SAXONもTANKも何かが違うものね。1980年代に最新の機材をタイムマシンで持ち込んで
録った様な音です。ここまで純度の高い音を作り上げるとは!
METALLICA、MEGADETHのスラッシュ勢のみならず、BLIND GUARDIAN等のメロパワ勢に
まさに影響を与えんとした彼らのサウンドが現在進行形で鮮烈に蘇ります!
オリジナルがここまでやると、NWOTHM勢なんざ唯のお遊戯です。真似事は所詮真似事。
本物のNWOBHMがこれだ!と言うか今がNWOBHMだ!