09年発表の5th。 この作品、聴き始めた頃は結構不満があって、緩急が乏しいとかイントロのインパクト不足じゃないかとかいろいろ思った。ただ好みにハマっているバンドの強みか、聴き馴染んでくるとやっぱりいいだな、これ。 思いっきりJUDAS PRIESTな“Speed On"、“Love At First Bite"、丸っきりMAIDENな“Curse You Salem"、“Mr Twisted"、本作の中では最も気に入っている“Whisky Psycho Hellions"と凄く居心地がいいだなぁ~、田舎の空気吸ってる感じで。 まだ完成度の低いPRIMAL FEARって感じのレベルなんで、なんとか一皮向けて本格的に化けて欲しい逸材。こういう思いっきりブリテッシュヘヴィメタル路線のバンドって大切にしたいな。
86年発表の3rd。 前作までは日本での人気が先行していた彼らだったが、本作で一気に本国でも火がつき、今まで続く不動の人気を得た印象がある。“Runaway"一曲で終わるかと思いきや、本作ではその曲に肩を並べるかのような名曲が複数収録されていて、“You Give Love A Bad Name"や“Livin' On A Prayer"がそれに当たる。 その他の曲もキャッチーで大衆に支持されるハードロックのお手本のような作品ではないかと思うし、今のメロハーの理想郷はこの世界にあるような気がする。今聴き直してみても全く古臭さを感じることも無く稀代の名盤と称してもいいのではないだろうか。
83年発表のデビュー作品。 今日ね、近所のボランティア活動で草刈りに参加してさ、草刈に精出してたらさ、思い出す曲はこのアルバムの曲ばかりなのよ。鎌を振る度に“Stand Up And Fight"、“Heavy Metal Maniac"、“Rising Of The Dead"が僕の頭の中でヘヴィローテーション。おかげ様で2時間の作業予定が1時間半で終了。皆さんに作業が早いですね、と誉められた(笑) 単純作業にはEXCITERの単純な突進力がおすすめ、皆さんもお試しあれ(笑) やっぱりEXCITERは1stが一番いいね♪
08年発表の21th。 聴く前に想像した以上にはるかにテンションが高く、現役バリバリ感があり圧倒された一枚。オープニングナンバーの“Wake The Sleeper"なんてRIOTの“Narita"ばりの緊張感とスピード感で押し捲り、本当にビックリした。その後もどんどん70年代のハードロック色を強くしたようなナンバーが続き、本来ならカビ臭い感じがしそうなモノなのにそんな空気は全く無く、むしろ生き生きとしたエネルギーで満ち溢れており嬉しい限りである。 バーニーのVOは相変わらず正確なピッチを刻んでいるし、フィルの作曲面での貢献は絶大で、この二人の存在感は素晴らしい。たださすがにオリジナルメンバーのミックの存在感は別格で、ギタープレーの充実振りはよそ事を考えるような余裕を与えてくれず、真剣に聴き入ってしまう。 個人的には“Wake The Sleeper"、“Overload"、“Tears Of The World"、“What Kind Of God"がお気に入り。いや~恐れ入りました。
名盤“RED,HOT&HEAVY"を当時いたく気に入って輸入盤で手に入れたのが本作だった。音質的には不満が残るものの楽曲自体は彼ららしさに溢れていて満足できる内容だ。確かにミニアルバムなので、曲数は物足りないけど、掘り下げて聴いたファンなら納得できる作品だと思う。 最近愛聴しているSTURM UND DRANGってこの頃のPRETTY MAIDSの香りがプンプンするので聴き直してみたけど、やっぱり正統派っていいね♪
92年発表の9TH。 最近聴いたSTURM UND DRANGの“Fear Of The Dark"のカバーが気に入り、随分久し振りにこの作品を聞き直してみた。発売当初から買ってはいたんだけど、その当時は何とも退屈でほとんど聴いていなかったのだ。改めて聴き直してみたが、やっぱりMAIDENとしてのそれまでの曲のパンチ力がないように感じる。賛否両論あるが、僕にとっては3曲目から9曲目までは今でも?だった。唯一好きなのが“Judas Be My Guide"という点も今までと変わらない。MAIDENも好き、っというレベルのファンにはちょっと正直しんどいと思う。 MAIDENの作品を誰かに紹介するなら僕の場合、初期3作と“POWERSLAVE"になりますね、今でも・・・・・
09年発表の18枚目のスタジオ盤。 近年高品質の作品のリリースが続いている彼ららしく、この新譜も堂々の力作に仕上がっている。印象としては前作よりも前々作や“killing Ground"に近いように感じる。 曲名も含めてまるでMANOWARのような“Battalions Of Steel"、“Valley Of The Kings"は勇壮なナンバーだし、スピーディな“Demon Sweeney Todd"は本作のキラーチューンと呼べるかっこよさだ!中盤に似たテンポの曲が続くのでちょっと間延びした感はするが、メロディアスな“Voice"、へんてこなリフが耳にこびりつく“Hellcat"と後半も聴き所満載で余裕の合格点である。 前作の前半の突進力のイメージの強いファンには少々物足りないかも知れないが、聴き込めば本作の良さもきっと理解できると思う。むしろこっちの方が将来的に長く聴けそうな気がする。SAXON健在!
KEISHOUさん、レスありがとうございます。 どうやらバーニーもフィルもファンには評価されているみたいですね、ホッとしました。2人はGRANDPRIXを離れた時期は別々でしたが、結果としてURIAH HEEPに加入し、今まで活動をしてくれてるんで内心すごく嬉しいんです。ファンからもちゃんと評価もされている、との事ですので、今度機会があったら“WAKE THE SLEEPER"でも聴いてみたいと思います。
先月号のB誌を読んでて最も気になったのがこのSTURM UND DRANG。 今、個人的に最も気に入っているECLIPSEから曲の提供を受けてるようだし、フィンランドの高校生バンドのわりにはフィンランドだけでなくドイツでも人気があるという。挙句に去年来日ライブもしている、にもかかわらず未だにこのサイトには登録がなかった、とは摩訶不思議。 という訳で“ROCK `N' ROLL CHILDREN"を早速注文!このバンド凄く気に入りそうな予感♪(まだ一曲も聴いたことがないが・・・)
08年発表の本邦2作目。 前作がいたく気に入っていて新作をずっと待っていたが、4年待った甲斐のある力作に仕上がっていて大満足の一言! 前作同様、基本的には初期EUROPEや後期RAINBOW路線でありながらも、DOKKENやPOISON,大成功した頃のWHITESNAKEのエッセンスもふんだんに取り込んだ黄金の80年代を彷彿させるサウンドで且つ何とも小気味良く爽やかに全編を一気に聴かせるところが素晴らしい。一曲目の“Breaking My Heart Again"が始まった時は、これぞ待ちに待ったメロハーで思わずガッツポーズをしたよ。 間違いなく、今年度の僕の買ったCDの中ではお気に入り度NO1でしょう! ただまぁ、LOUDNESSの“THUNDER IN THE EAST"のようなジャケに裏はMOTLEY CRUEの“LIVE WIRE",アルバムタイトルはMSGに曲名は聞いた事あるようなタイトルばっかりって~のは頂けないなぁ。折角いいもの持ってんのに安っぽい感じがして仕方が無い。 次回はその辺にも気を配ってくれれば文句なしの太鼓判を喜んで押しましょう(笑) ECLIPSE最高!