11年発表の19枚目のスタジオ盤。 前作と比較すると大仰な楽曲がなくなり、等身大のSAXONらしい楽曲が並んでいる印象だ。タイトルトラックが哀愁漂うナンバーだし、全体的にコンパクトな曲が多いので、最初は地味な印象だった。 しかし本作においては彼らのメロディアスな面が非常に魅力的に聴こえる。一番のお気に入りの“Mists Of Avalon”、意外にハマッた“No Rest For The Wicked”、そして“Call To Arms”と完成度は高い。もちろんいつものSAXONらしい疾走感が楽しめる“Surviving Against The Gods”、“Afterburner”も秀逸だ。 ただ残念なのはラストが弱いかな。ここにパンチのある曲が入っていればさらに太鼓判が押せたのに。でもまぁ、それなりに満足のできる作品ではある♪
不覚だったな~、このバンドをリアルタイムで見過ごしていたなんて。“POWER AND PAIN”のジャケットはよく輸入盤のコーナーで見かけていたけど、完全にスルーしてた。 最近聴いて、あまりにもツボで笑いが止まんないんだよね(笑)こんなところにもEXCITERみたいな愛くるしいバンドが居たのか!って感じ。今度“POWER AND PAIN"買ってニヤケまくろっと(笑)
2011年発表の8TH。 7年ぶり、そしてVoの交代と不安材料が多々あったが、1曲1曲の仕上がりは素晴らしく、それまでのSHYのクオリティを十分保った力作だと思う。荘厳な“Land Of A Thousand Lies”で幕を開け、SHYらしい中盤の“Pray”、“Only The Night”、“Live For Me”あたりは非常に心地良く聴ける。若干終盤は印象が薄いが、全体的には余裕の及第点で特に思い入れの無いメロハー好きには安心しておすすめできる作品だ。