僕は長年にわたり野球を続けているので、彼らをこう評してみたいと思います。 今回はじめて彼(Harem Scarem)と捕手としてバッテリーを組みました。彼は過去実績がある事、一度投球フォームを変え自分のピッチングができなくなってしまった事など他人からは聞いていました。ただ僕としてはそういった噂などどうでもよく、今の彼の実力が試合で通用するのかが一番知りたかったのです。ブルペンではじめて彼が投じた一球目(Weight of the world)を受けた時感じたのは、ちゃんと生きた球を放れる投手だと実感しました。ちゃんと魂の入った心地よい一球でした。 過去から彼を追っているファンにとって満足のいく球威なのかは僕には計りかねますが、十分通用する球威が戻っているのではないかと思います。 投手(バンド)をやっている限り投球フォームに悩むのは仕方ない事だと思うし、一度横から変なフォームで投げたから本人を疑う気持ちは理解できますが、今はキチッとしたフォームで生きた球を投げているのだから評価してあげてもいいと思います。 監督コーチに「いけそうか?」と聞かれれば、「大丈夫です、いい球来てます」と答えるでしょう。彼のマウンドでの勇姿を見守って上げてください、そして応援してあげてください。彼を支えるのはファンの応援なのですから・・・
人によってはSAXONの中で一番に挙げる人も多いだろう4枚目のスタジオ盤。 彼らの作品の中でおそらく一番人気の「PRINCESS OF THE NIGHT」、シングルヒットした「NEVER SURRENDER」、「AND THE BANDS PLAYED ON」、そしてロックアンセムとして名高い「DENIM AND LEATHER」と代表曲が目白押しだ。 もちろん曲そのものについては全く文句などないのだが、個人的には録音方法が?(クエスチョン)なのである。なにせ軽過ぎるのである。まるでBIGCOUNTRYのように軽い! 最近の再録のかっこよいバージョンを聴くと全部アルバムごと再録して欲しい、と願ってしまう・・・
何故この曲がC3さんに受けたのかなぁ、と思って考えていたのですが、多分KINGDOMCOMEの「LOVING YOU」のようなタイプだからではないでしょうか!?僕にとってこの曲はオジーファンが「DREAMER」を聴いた時、「GOODBYE TO RAMANCE」を思い出すのと一緒で、「ROCK THE NATIONS」に収録されている「NORTHEN LADY」を思い出します。 ちなみに「NORTHEN LADY」ではかのエルトンジョンがピアノを弾いています。 音楽的迷走もいい糧になったんですね。
SAXONファンの僕にとって彼らは目の上のたんこぶのような存在で、絶対認めたくないバンドでした。当時は真剣にSAXONの方が上だ、と信じていた。現に「POWER AND THE GLORY」と[PIECE OF MIND」ならいい勝負だと思う。しか~し、SAXONが「CRUSADER」を出し彼らがこのアルバムを出した段階で、完全敗北を認めざるを得ない状況となった。 その時の僕は漫画「ガラスの仮面」の姫川亜弓が再三北島マヤに才能を見せつけられる度に感じる敗北感とはこんな感覚なのだろうなぁ、と思わされた。(よくある、マヤったら怖い娘・・・っていうあの場面。) それほどこのアルバムは彼らの才能が生かされた名盤なのである。
女性Voドロペッシュをフューチャリングした独産のパワーメタルバンドがWARLOCK。 サウンドは同時期活躍したACCEPTに酷似している。ドロのVoもノドをつぶすんじゃないかとこちらが心配してしまう程、力みまくっているが、曲調にはバッチリあっている。 整合感では次作の「TRUE AS STEEL」のほうが上だが、荒々しい勢いといい意味でのマイナー臭さが残っている本作の方が個人的にはお気に入り。ライブ映えしそうな1、たたみかけるような勢いのある3、ラストのパワフルなバラードの9がお勧め。
ファンと共に歩んできた、と言う彼らの気持ちが前面に出たロックアンセム。歌詞の中で何度も「TOGETHER」とファンに呼びかけ、最後は「The bands will play on」と結ぶ。デニム&レザーの時代から今に至っても彼らはファンを大切にし、これからもずっと一緒にロックしていこうぜ!と高らかに宣言している。このバンドのファンで良かった、と心からジーンとさせられる一曲です。
名曲「VIOLENCE AND FORCE」以来、彼らは追っかけていたが、なかなか日本盤が出なくてじれて結局輸入盤で買ったのがこのアルバム。彼らはスラッシュメタルと言う単語が雑誌に氾濫する以前から、それらしいサウンドで勝負していたバンドで、当時はパワーメタルと呼ばれていたと思う。息苦しそうな金切り声のVoと崩壊気味に突っ走る曲調が滑稽でもあるが心地良くもある。ちょうどソドムやクリエイターの雰囲気によく似ていると思う。 このアルバムの中では1,4,8,9が好き。
ライオットの低迷期に発表された本作。タイトルが大ヒットを同時期飛ばしていた「BORN IN THE USA」にそっくりな為、オイオイと思ったが中身はまあまあの出来に仕上がっている。 このサイトではVoはトミームーアの評価が高いが、本作のレットフォリスターも捨て難い逸材。(もう他界したけど…)攻撃的な曲では線が細いのでイマイチの感はするが、哀愁系の曲では甘い声質が実によくハマッている。「You burn in me」はライオットの曲の中でもかなり好きな曲です。 余裕のあるファンには参考程度にでも聴いて欲しい。