03年日本でリリースされた5枚目。 これですよ、これ!僕が最も苦手にしているサウンドは(笑) 徹頭徹尾劇的疾走、って僕に言わせればピコピコ耳障りなシンセとパタパタウルサいドラムにひっくりかえるヴォーカルがのる曲って訳される。本当に苦手だ。 で、個人的趣向を極力外して聴いてみると、なんだかこのバンド煮詰まっているんじゃないか?っと感じる。とにかく似たような曲が多く、変化に乏しい。最後までダラダラした印象だ。 結局この手の作品って“KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART Ⅱ"で一端の頂点を極めてしまっているため、全てがその下で蠢いているようにしか、僕には聴こえない。 ファンの方には大変申し訳ないが、ここから未来が見えません・・・・ たぶん2~3枚目あたりの方がいろんなアイデアが盛り込まれていたのではないでしょうか。 キツい書き込みになり、申し訳ない。
85年発表の2nd。 僕にとっての初SLAYERがこの作品で、結構思い入れがあり気に入っている。出だしの呪文のようなイントロはどうかと思うが、“Hell Awaits"は非常にインパクトがあったし、“At Dawn They Sleep"も強烈だ!ただ、大作主義なこの作品は後から思い出してみると曲が必要以上に長く、冗長な印象を残してしまうのはちょっと残念な気はする。ま、そこら辺が改善されたのが次作な訳だから、聴き比べてみるとSLAYERの成長がよくわかって良いと思う。SLAYERファンならこの作品も押さえて欲しいところだ。
この作品が出た頃はMETALLICAやMEGADETH,ANTHRAX等の方が日本では注目されていたし、当時そんなに話題になっている作品ではなかった。しかしいい意味一番自分らしさを今まで貫き通しているのがSLAYERだと感じている。個人的にはこの頃スラッシュにはまっていたのでよく愛聴していて、上の皆さんと同じで「Angel of Death」が始まるとドーっと血が滾りだす!ムカツイた事があったらこの作品を聴くと僕はスッキリしますね。
昔ヴィレさんからこのバンドの存在を聞いていたのに7年遅れで恐縮ながら本日“BRAVE THE STORM"を最寄のCDショップで注文してきました。 2~3年前はこのレーベルのCDって取り寄せてもらえなかったけど、今はOKで2~3日後に届くみたい。 まだ1曲も聴いた事ないバンドなので楽しみにしています♪
91年に日本で出た文字通りのヒットシングル集。 彼らは80年代中盤に人気を博したイギリスのグループで、ここに収録してあるのも誰もが聴いたことがあるようなヒット曲ばかりだ。最も有名なのがバラードの“True"。この曲はこのイギリスのムーブメントの中でもとても重要な一曲であったように思う。だけど、個人的には最も好きなのは“Only When You Leave"。ダンサンブルで押しの強いナンバーなので、TO/DIE/FORあたりがカバーするとハマると思う。昔、高嶋(兄)が何かの番組でこの曲を歌っていたが、やたら上手かった記憶がある。俺より上手くこの曲を歌えるヤツは俳優さんかよ!?ってショックを受けたな(笑) 80年代のイギリスに興味のある人は聴いてみては?
学生時代は金がないため、友達と相談してお互いがダブらないようにレコードを買った。 僕はDOKKENの“THOOTH AND NAIL"を買い、そいつはこれを買うことになった。そうすると案の定、僕はSTONE FURYを気に入り、友達はDOKKENを気に入った。まぁ他人の畑は良く見えるとは名言である。 やはりこの作品に関しては“Break down the wall"が圧倒的に印象に残るが、その他の曲も結構聴ける。ちなみにそいつはテープの余ったところにジョシュアだのビスカヤだのシルバーマウンテンだの入れてきて、「いつの間に買いやがったんだ、この野郎!」と思わせたが、よく考えれば自分も テープのあまりにラットやモトリークルー、キックアックスを入れてDOKKENのテープを渡していた。類は友を呼ぶともよく言ったものだ。
03年発表のデビュー作品。 はっきり言って、初めて全部聴き終わった時、80年代中期の頃のジャーマンメタルの典型だと感じた。 “Wall of Jericho"の頃のHELLOWEEN、“Into The Darkpast"の頃のANGELDUSTにそっくりなのだ。その頃に両バンドに感じた感想と全く同じで、もっといいVo入れたら聴きやすくなるかな、って事だ。逆にこの手のサウンドを標榜するには超絶Voが絶対必要なのだ。 “Chains of Slavery"なんかはエリックアダムスが歌ったら凄まじいヴァージョンに化けそうだ。 ただ、あの頃ならこれくらいのバンドは掃いて捨てる程いたのも事実だし、そのうちいくつのバンドが今も活躍しているだろうか? 今のままでは同じ運命を辿ると思われるので、次作からはもっと緩急をつけて、作品に奥行きをつけていけば、あと3作くらい後にはもっとメジャー感のあるものが作れるかも知れない。 今の段階ではLOSTHORIZONには全然叶わない印象ですね。ガンバってね。
96年発表の5th。 アルバムの中にパターンがあって、次が予測できてしまうのが残念だけど、まあまあ聴ける作品。個人的にはティモのGの音色は好きだし、曲単位では“Tomorrow"を気に入っている。 がしかし声がひっくり返りそうな“Will The Sun Rise ?"やインストパートの必要以上の速弾き気味なKeyはどうなのかな?っと思ってしまう。 そして最大の欠点、ミディアムテンポの耳を引く曲がないのが大きくマイナス。それが全体の印象を平面的なモノにしてしまっているんじゃないかと思う。 僕は元来この手が苦手なので、ネガティブな意見が多くなってしまうけど、ネオクラ、メロスピ好きな人ならもっと評価が高いんじゃないかな。 こんな意見もある、っていう程度に読んでください。
プレイングマンティスを再結成させようと努力していたトロイ兄弟と元グランプリのVOバーニーショーと元アイアンメイデンのDクライブバーが結成したのがこのSTRATUS。作品は結局この一作に終わったが、中身はすこぶるいい。音楽的にはもちろんプレイングマンティスの延長線上だが、若干ヨーロピアンムードが濃いメロディアスハードに仕上がっている。パリの町並みを想いださせる「Back Street Lovers」、典型的なUFOタイプのバラード「Give Me One More Chance」、イントロが印象的は「Enough Is Enough」は名曲と言っていいだろう。メイデンを石を投げられるように追われたクライブもここではいいDを聴かせてくれてます。
再結成アルバムが日本でも発売されたSTRYPER、まずはめでたい今日この頃だ。 で、肝心の中身はというと、マイケル・スウィートのソロの延長線上でちょっとダークがかった曲調と従来のハーモニーが美しい曲調が混在しているような内容になっていて、ある意味僕には予想通りの出来だった。 正直に言うと、TNTもそうであるように、何か今の路線には若干の違和感を感じてしまう。STRYPERのファンって若干ポップ過ぎたとしてもハーモニーの美しく明るい曲調の多い“In God We Trust"のような作品を期待しているように思う。本人達がその作品をどう思っているのかは知らないが、リスナーの立場からすると、あれが一つの理想形ではないだろうか? だから、最新作は嬉しさ半分、違和感半分のような印象になってしまっているような気がするのだ。 “In God We Trust"PART2を作れ!って言いたい訳じゃなく、本作よりももっと自分達の魅力を最大限に引き出した作品を今後聴かせて欲しいし、新しいチャレンジにしても等身大の延長線上であって欲しい、っと思ってます。似合ってればファンは新しい魅力でも受け入れると思うよ。 彼らに興味のあるファンはその辺どう感じてるんでしょうか?
マイケルスウィートのソロを買って、またストライパーを聴きたくなってあれこれ探したけど、 このアルバム何処にもないぞ! 今やテープは孫々テープでこもりまくり。いい音で美しいコーラスを堪能したいのに残念です。 しょーもない再発が多いのに何でこれは再発されないのか不思議。 TVから録った「always there for YOU」、「Ⅰ believe in You」を泣きながら観てます。