<収録曲> 01. Carpe Diem (Seize The Day) 02. Age Of Steam 03. The Pilgrimage 04. Dambusters 05. Remember The Fallen 06. Super Nova 07. Lady In Gray 08. All For One 09. Black Is The Night 10. Living On The Limit
まあ、毎度の事ですが、僕は国内盤を手にしたいので、国内盤のINFOをキャッチするまでは静観しておきます。それまでは公開されている“Carpe Diem (Seize The Day) ”や“Remember The Fallen”のPVでも観て過ごしておきます。 では、SAXONファンの皆様今年もヨロシク!
<収録曲> 01. The Prophecy 02. Hell, Fire And Damnation 03. Madame Guillotine 04. Fire And Steel 05. There's Something In Roswell 06. Kubla Khan And The Merchant Of Venice 07. Pirates Of The Airwaves 08. 1066 09. Witches Of Salem 10. Super Charger
今回はまたジャケットがかっこいい!SAXONのジャケット史上でもトップクラスのかっこ良さではないでしょうか。先行シングルの“Hell, Fire And Damnation”も安定感抜群の出来栄えです。個人的には前作が近年では最高に気に入った作品でしたが、本作もそうなればいいなぁ、っと期待しております。今回もまたCDの日本盤の有無を確認してからの購入です。未だにCD買ってんの?って40年前にもレコードで同じことを言われて小ばかにされていましたね。だから今の時代になっても気にもとめず、CDを買います。時代遅れは専売特許です(笑)
2015年発表の21作目。 印象でいうと前々作以上前作未満といったとこか。作品全体を通して聴く時に3曲目ってその後の曲を続けて聴くかやめるかの 分岐点になると思うのだが、本作はそこが弱い。ここに本作にはない疾走曲が入っていたら随分印象が違ってくると思う。4曲目以降がガッツのある曲が並んでいるので、非常に勿体ない気がする。 またラスマエの賛否が分かれるであろう”Kingdom Of The Cross”だが、僕はMANOWARの”KINGS OF METAL”を経験してきているだけに、老人の朗々とした語りの後は爆発的な疾走ナンバーが来てほしいのでフラストレーションが溜まる。主旨が違うのは重々理解してるけどね。 そこの2点が残念だけど、イントロのインパクトや流麗なギターソロはさすが!っと思わせる力は相変わらず健在なので、安心して聴ける一枚だよ!
11年発表の19枚目のスタジオ盤。 前作と比較すると大仰な楽曲がなくなり、等身大のSAXONらしい楽曲が並んでいる印象だ。タイトルトラックが哀愁漂うナンバーだし、全体的にコンパクトな曲が多いので、最初は地味な印象だった。 しかし本作においては彼らのメロディアスな面が非常に魅力的に聴こえる。一番のお気に入りの“Mists Of Avalon”、意外にハマッた“No Rest For The Wicked”、そして“Call To Arms”と完成度は高い。もちろんいつものSAXONらしい疾走感が楽しめる“Surviving Against The Gods”、“Afterburner”も秀逸だ。 ただ残念なのはラストが弱いかな。ここにパンチのある曲が入っていればさらに太鼓判が押せたのに。でもまぁ、それなりに満足のできる作品ではある♪
22年発表の23作目。 今回のアルバムは近年の中でも傑作だと思う。先行発表されていた“Carpe Diem”、“The Pilgrimage”、“Remember The Fallen”あたりの出来が良かったので期待はしていたけど、そのあとに続く“Age Of Steam”、“Super Nova”が鬼気迫るド迫力ナンバーで圧倒される。後半も緩急つけた曲順でいい意味でモタモタした感もなく、あっという間にトータルで聴き終えられる。ラストの“Living On The Limit”は前作にもあったMOTORHEADへの敬意を示した曲で、ニヤリとさせられる。 日本盤のボーナストラックの“Killing Ground”のライブバージョンもこのアルバムの雰囲気にうまく溶け込んでおり、いい選曲だ。 SAXONは良くも悪くもビフのバンドだ。アルバムの出来は彼のVoに左右されることが今までは多かったと思う。しかし本作は2人のギタリストとプロジューサーのアンディ・スニープのリフへのあくなき追及が感じられる。まるで求道者のようなこの3人の闘気が満ち満ちているのだ。ヘヴィメタルの最大の魅力はギターのリフにある、っと改めて思わされる本作であるが、23作目にしても彼らは満足することはない。まだまだ自分たちの音楽を追求していきそうな雰囲気が凄い! 彼らのこの姿勢があってこそ今まで続いたのだろうし、これからも続くのだろう。SAXONのファンは世界一幸福なのかも知れない。これからもどこまでもついていきますよ!
人によってはSAXONの中で一番に挙げる人も多いだろう4枚目のスタジオ盤。 彼らの作品の中でおそらく一番人気の「PRINCESS OF THE NIGHT」、シングルヒットした「NEVER SURRENDER」、「AND THE BANDS PLAYED ON」、そしてロックアンセムとして名高い「DENIM AND LEATHER」と代表曲が目白押しだ。 もちろん曲そのものについては全く文句などないのだが、個人的には録音方法が?(クエスチョン)なのである。なにせ軽過ぎるのである。まるでBIGCOUNTRYのように軽い! 最近の再録のかっこよいバージョンを聴くと全部アルバムごと再録して欲しい、と願ってしまう・・・
その通りです、スタジオ作としては11枚目の作品ですクーカイさん。 前作で昔のスピリットを取り戻した彼らがさらに復調した内容を叩きつけてくれているのが嬉しいですね。彼ららしいミディアムテンポのヨコノリナンバー「Get down and Dirty」、小気味のいい疾走ナンバー「One Step Away」、「Nighthunter」あたりに往年の輝きを感じることができます。 僕の場合「FOREVER FREE!」が頭をよぎるのは、ひっきりなしに24時間かかってくる会社やお客さんからの電話をドライブモード でせこく阻止した時かな(笑)
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン!(って古いですかね笑)。 SAXONにしては珍しく出来のいい重厚なアートワーク(今では僕のパソコンの壁画)が嬉しい彼らの初期の名曲ばかりをリメイクした作品がこれ。おそらく彼らの場合、“Unleashed The Beast"以降、着実に欧州では彼らに対する興味が復活してきたことを肌に感じ、新しくファンになった10代のキッズ達のために初期の名曲をリメイクしたんだと思います。それは今もなおライブバンドとして精力的にファンと接しているからこそできる芸当なんでしょうね、おそらく。うがった見方をすれば過去のものをリメイクして楽して稼ごうとしてんじゃないの?と外野は思うかも知れませんが、彼らはそんなゲスなバンドではありませんよ。 常にファンの目線と同じ位置に立ち、どうやったらファンに喜んでもらえるのだろうか?っと考えているからこそ、へんなミュージシャンシップに捉われずに、原曲に忠実な再現をしてみせる。そんな彼らだからこそ、こうして僕のように20年以上も飽きもせずついて行くファンを生むのだと思います。 クーカイさんがお察しの通り、今の彼らは再び勢いを取り戻しています。今年僕はイギリス、フランス、ドイツに行きましたが、日本では想像がつかないくらい人気を取り戻していると確信しました。日本で再評価されるためにも是非この日本盤を出して欲しい、と強く希望します! Positive Thought,Audience Enjoyment,and GO FOR IT AT All TIMES! これが僕らファンが愛し続けるSAXONのBAND PHILOSOPHYです。僕はこの考え方が大好きです!
09年発表の18枚目のスタジオ盤。 近年高品質の作品のリリースが続いている彼ららしく、この新譜も堂々の力作に仕上がっている。印象としては前作よりも前々作や“killing Ground"に近いように感じる。 曲名も含めてまるでMANOWARのような“Battalions Of Steel"、“Valley Of The Kings"は勇壮なナンバーだし、スピーディな“Demon Sweeney Todd"は本作のキラーチューンと呼べるかっこよさだ!中盤に似たテンポの曲が続くのでちょっと間延びした感はするが、メロディアスな“Voice"、へんてこなリフが耳にこびりつく“Hellcat"と後半も聴き所満載で余裕の合格点である。 前作の前半の突進力のイメージの強いファンには少々物足りないかも知れないが、聴き込めば本作の良さもきっと理解できると思う。むしろこっちの方が将来的に長く聴けそうな気がする。SAXON健在!
ファンと共に歩んできた、と言う彼らの気持ちが前面に出たロックアンセム。歌詞の中で何度も「TOGETHER」とファンに呼びかけ、最後は「The bands will play on」と結ぶ。デニム&レザーの時代から今に至っても彼らはファンを大切にし、これからもずっと一緒にロックしていこうぜ!と高らかに宣言している。このバンドのファンで良かった、と心からジーンとさせられる一曲です。
04年発表の16th。 B誌において伊藤氏はマンネリズムと表現していたが、僕はむしろその逆で、彼らは常にマイナーチェンジを繰り返し作品を送り出してきていると思う。過去に前作の延長線上と感じる作品がほとんどないからだ。 本作も前作からマイナーチェンジしているが、頗るいい方向に結果が出ている。これ!っといったインパクトのある曲はないが、全曲高いレベルでSAXONらしさを主張している。アグレッシブな曲よりも今回は“Lionheart"、“Beyond The Grave"等で聴ける洗練されたメロディが実に印象的だ。80年代中期に培った経験が存分にここで生かされているところが何とも嬉しい。 今回、SAXONなりに洗練されたダンディズムがさらに深化を遂げた。長年のファンとしては溜飲を下げる一枚に出会え、大満足である! 余談だが“To Live By The Sword"は思いっきりせーらさん好みの単語“Samurai"、“Fuji"、“Shogun"が出てくる。「ラストサムライ」にでも触発されたのかな(笑)
2013年発表の20枚目のスタジオ盤。 前作“CALL TO ARMS”はそのジャケットも含め、イマイチ感があったが、本作はジャケットも含めクオリティの高い作品に仕上がっている。SAXONらしく世界各国の歴史的なモチーフをヒントにした重厚でシリアスなナンバーが前半怒涛のように繰り広げられる様は圧巻で、“Stand Up And Fight”辺りまでは一気に聴ける!ここまでは百点満点の出来だ。 ただ、この後の3曲が若干似ているので印象が被ってしまうのが残念だが、“INTO THE LABYRINTH”程ではない。ラストもSAXONが世界をまたに駆けて生きているバンドである事を痛感させられ、嬉しい限りである。 CDになってから収録曲が増える傾向になったが、結局アルバムトータルを緊張感を持って聴けるのは10曲、1時間以内であるような気がする。そう思えばSAXON側のこの作品の傾向は理にかなっている。いい曲を抜粋して聴けてる感じがして潔い! 今後も良質な作品を彼らには期待したい。
06年発表の2枚組ライブ作品。 CD①は初期のマイナー曲を中心にしたマニア向けな選曲になっている。スポーツチームで言うならレギュラー組を外してリザーブの選手がズラッと先発しているような感じだ。昔からのファンなら、この曲のライブテイクが聴けるとは!ってな感じで、楽しめるし、実際“Warrior"、“To Hell And Back Again"なんかはなかなかカッコいい。ラストのレギュラー組3曲はさすがの一言だ。 CD②は最新作からのテイクを中心にした「今」のSAXONを堪能できる一枚。やはり曲順としてはこの出だしの方がしっくりくる。“Lionheart"がオープニングの方がいい。メドレーは相変わらず上手いし、選曲という面ではCD①よりこっちの方がいいと思う。 2枚を通して感じるのはやはり非常にラフな作りにする事で、生々しい「有りのままの」SAXONを今回表現している点。飾り気のないその無骨な彼らの姿勢こそ漢を感じさせるのです。渋いね~、“SAXON Is My Life"って感じですよ、ファンとしては♪
07年発表の17枚目のスタジオ盤。 “Unleash The Beast"以降完全蘇生し、勢いにのるSAXONがまたまた名盤を作り上げてきた! 前半の荒々しい3曲でパワー全開、続く哀愁漂う“Red Star Falling"は鳥肌モノの名曲だと思う。中盤はいつものSAXON節だが、安心して聴いていられるし、“Ashes To Ashes"の歌詞も是非読んで欲しいSAXON魂が綴られている。そしてラストは今やJUDAS PRIESTとSAXONしか醸し出せないであろう壮絶なブリティッシュヘヴィメタルソング“Atila The Hun"で締めくくられる。 全10曲(実質9曲)ってもの緊張感が保てて好感が持てる。 BON JOVIよりも随分年長者なのにいまだに衰え知らずのヘヴィメタルを貫き通しているこの姿勢を是非日本のファンには評価して欲しい。そして昔肩を並べてたIRON MAIDENに再び肉薄してきたその不撓不屈の精神を感じ取って欲しい。 鷲は再び時代の風を受け気高く舞い上がり、そして日出ずる国に舞い降りる! SAXON、最高だ!