1999年発表の5作目。 英語を母国語にしていない彼の英語バージョンなだけに、スパニッシュのムード満載に聴きやすい英語で歌われているので、非常に耳触りがよく聴こえる。郷ひろみがカバーしたことでも有名な“livin' la vida loca”は軽快だし、爽やかなバラード”She’s all I ever had"は情景が目に浮かぶようだ。 MaddonnaやMejaというビッグな女性アーティストとの共演も彼のセクシーさに花を添えている。後半もムーディな”I am made of you”やこのサイトの収録曲にはないが、サッカーワールドカップの公式曲にもなった”Cup of life"など最後まで全く飽きることなく聴ける優秀な大衆作だといえる。 何故これを当時買ったのか全く理由が思い出せないが、いい買い物をした、という印象はいまだに変わらない程、僕の中では好感度が高い♪
RIOTにはミディアムテンポの佳曲が多いが、原点になっているのがこの曲。サビの哀愁漂いながら力強くもあるフレーズはまさにRIOT節。その後のYou burn in me や bloodstreetsも同一路線だけど、Voがハマッているのはこの曲。今でもたまに口ずさむところがすごい、という点でも上の2曲よりは個人的には評価が上ですね。
僕がRIOTと知り合ったのはモンスターオブロックのオムニバスアルバムから。お目当てはRAINBOWとSAXONだったが、B面のラストを飾る「Road Racin'」もいたく気に入り、早速2ndを買いに走った。 当初ライナーノートに書いてある「闘争」とは成田闘争の事であり、それ故よくこの「闘争」という単語がよく使われているんだろう、と浅い理解しかしていなかった。しかしだんだん調べていくうちに彼らのメンバーがアメリカでは偏見で見られる事の多い人種であり、そのためなかなかライブがさせてもらえなかったり、サポートが得られなかったり、という事実を知るにつけ彼らの「闘争」の悲しさに触れた。もちろんそれが「闘争」の全てを意味している訳ではないんだけれど・・・ このアルバムに収録されている「49ER」、「KICK DOWN THE WALL」で歌われている傷つきながらも成功の夢を追っている内容はもしかしたら彼ら自身なのかも知れない、と当時思った。 どのCDでもいい、彼らの作品を手に入れ気に入ってもらえたらなら、そのライナーノートにある「闘争」の文字には敬意を示して欲しい。そして彼らの魅力の力強くも物悲しいメロディの深さに真剣に耳を傾けて欲しいと切に願う。 僕はこれからもRIOTは愛し続けるだろう、そして共に「闘争」して行き続けたい!
ライオットの低迷期に発表された本作。タイトルが大ヒットを同時期飛ばしていた「BORN IN THE USA」にそっくりな為、オイオイと思ったが中身はまあまあの出来に仕上がっている。 このサイトではVoはトミームーアの評価が高いが、本作のレットフォリスターも捨て難い逸材。(もう他界したけど…)攻撃的な曲では線が細いのでイマイチの感はするが、哀愁系の曲では甘い声質が実によくハマッている。「You burn in me」はライオットの曲の中でもかなり好きな曲です。 余裕のあるファンには参考程度にでも聴いて欲しい。
RIOTにはミディアムテンポの佳曲が多いが、原点になっているのがこの曲。サビの哀愁漂いながら力強くもあるフレーズはまさにRIOT節。その後のYou burn in me や bloodstreetsも同一路線だけど、Voがハマッているのはこの曲。今でもたまに口ずさむところがすごい、という点でも上の2曲よりは個人的には評価が上ですね。
82年発表の4TH。 前作を最後にガイがロックビジネスに嫌気が差して脱退。新たにレットが本作から加入する。その影響からか、前作までのスピード+哀愁路線から大きくシフトチェンジし、HR然としたミディアムテンポを中心にしたナンバーがズラっと並んでいる。個人的には当時は随分違和感を感じ、ほとんど聴かなかった。が、今になって聴き直すと、むしろ今のRIOTに最も近いのは本作であると気付かされる。“THROUGH THE STORM"とは随分共通点が多いのだ。 RIOTの本質は実はここにあったのかも知れない。ただ曲自体は今でもイマイチだと思うのだが・・・・