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ローランDEATHさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-100

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DAMAD - Rise and Fall ★★★ (2021-04-15 22:32:00)

まず、顔色の良くない情けない感じの人?の絵のジャケが購買意欲を削ぐ。普通の感覚の持ち主であれば、「なんだこのジャケは?!」と思うであろう。

しかし、聴いていると次第にその絵の世界に引き込まれ、知らない間に繰り返し聴いている自分に気づく。今聴くとかっちょいいスラッジ•サウンドだが、当時はかなり前衛的だっただろう。ハマると中毒的になる。


DAMAD ★★★ (2021-04-15 22:23:45)

アメリカはジョージア州の90年代のスラッジ•コア/メタルバンド。
パンク/ハードコア色の強いクロスオーバーかつ前衛的なサウンドが非常に個性的で聴いているうちにクセになる。フルアルバムは2枚しか出しておらず、すでに解散してしまっているのが残念だが、その個性は、後にメンバーの一部で結成されたKYLESAに受け継がれている。


MIZMOR - Mishlei ★★★ (2021-01-31 01:31:57)

2017年作の4曲入りコンピレーション•アルバム
前作より、スラッジ的要素とドローンパート比率がかなり増えている。実験的なところがあったのだろう。

音は決して良くないが、聴いているとそのこもり気味のノイジーな音像が、かえってクセになってくる。


INTAGLIO - Intaglio 15th Anniversary Remix ★★★ (2021-01-09 23:27:50)

Kamiko!さんの書き込みでビビっと来て購入!

もちろんメジャーどころではないが日本盤があり、Intaglioは陰刻と訳されている。

わりとカラッとした歪みの少なめの音空間に、物哀しいデスボが浮遊する感じで、心地よくあの世へ誘ってくれる。実に儚く美しい作品。前作も聴き比べてみたい。


SLOW - V - Oceans ★★★ (2020-10-17 22:07:53)

ブルガリア産アトモスフェリック•フュネラル•ドゥームの2017年作

文字通り展開はスローなのだが、陰鬱かつ壮大な美しいメロディに心打たれる。
しかし、何より低音金切声とも表現できるようなデスボが素晴らしい。


PUTRID PILE - Revel in Lunacy ★★★ (2020-09-29 23:35:24)

US産一人ブルデスの2020年作の6th。

ジャケ画も中身も凄まじいインパクトを放っている。今回は音のバランスが良いのか、切れ味鋭く、実に爽快で非常に気持ち良いデス/グランドコアが堪能出来る。

スネアの連打とゴボゴボガテラルボイスがとても素敵で、中毒性が高い。


BLOOD INCANTATION - Hidden History of the Human Race ★★ (2020-09-29 00:52:48)

US産デスメタルの2019年作の2nd。
いわゆる宇宙(人)ジャケと、判読不明の緑ロゴに惹かれて購入。
時折、ヒュイーンと宇宙的な広がりを見せる辺りは期待通りの宇宙メタルである。
テクニカルデスの範疇に入るかもしれないが、さほどひけらかす感じではなく聴きやすい。


CONVULSING - Grievous ★★★ (2020-09-27 19:35:53)

Brendan Sloanによる一人ブラッケンド•デス•メタルの2018年作の2nd。オーストラリア産。

重量級の暗黒デスが今回も展開されているが、前作に比べるとアトモスフェリックな要素が強まった感じだ。単なるBlackend Death Metalと言うカテゴリーに収まりきらない深い音楽性とテクニックがある。

変則リフに変拍子、超激重スラッシーリフ、ドゥーミィパートもあればブラストパートありで、あらゆるエクストリーム系音楽の要素があり、その暗黒世界観に引き摺り込まれる。

しかし、音源手に入れたくとも高すぎる!泣


SPECTRAL WOUND - Infernal Decadence ★★★ (2020-08-27 23:10:49)

ほんの数秒聴いただけで自分の好みだとわかる音、叙情性、アグレッシブさ、デスボが素敵なカナディアン•ブラックメタルの2018年の2nd

劇的かつ壮大な雰囲気が心地よい。ジャケのセンスも素晴らしく、オカルティックな世界にに引き摺り込まれる。また、アルバムの長さも短くて良い!


PISSGRAVE - Posthumous Humiliation ★★★ (2020-08-26 23:22:36)

US産ゴアグラインド/デスメタルバンドの2019年の2nd

この手のバンドお約束の解読不明なロゴに、凄惨なグロジャケである。(バンド名も酷いがジャケはもっと酷い笑)

ゴボゴボとゴア一辺倒のスタイルかと思いきや、Voのみがゴアグラインドしている感じ。楽曲はノイジーながらも、キャッチーなリフが練り込まれていたりデスメタル的である。


CHTHE'ILIST - Le Dernier Crépuscule ★★★ (2020-08-25 23:21:59)

>kamiko!さん

そう、エクストリーム要素が色々ある中でも、ゴアさ加減が丁度良いデスな。どういう訳か、レコードやCDだと高いのでデジタルで購入したよ 


CONVULSING - Errata ★★★ (2020-08-23 10:07:36)

オーストラリア産一人ブラッケンド・ドゥーム・デスメタルバンドの2016年の1stアルバム。

不穏なフレーズはフランスのDeathspell Omegaにも似ている。ドゥーミィパートあり、ファストパートあり、プログレッシブパートありでバリエーションが多彩でいて、なおかつ真っ黒なサウンドである。


MIZMOR - Yodh: Live at Roadburn 2018 - Woe Regains My Substance (live at Roadburn 2018) ★★★ (2020-07-05 22:21:53)

サランラップを顔面に押し付けたかのようなジャケ画(写真?)が何とも得体の知れない狂気や閉塞感を感じさせるライブアルバムの1曲め。

ドゥーム系のライブ音源としては、予想以上の音の良さ、重低音に大満足である。美しいトレモロリフと共に疾走し、A.L.N.のデプレッシブなヴォイスが炸裂する。


MORBID ANGEL - Juvenilia ★★★ (2020-06-30 20:53:48)

2015年にいつの間にか出ていたアルバム"J"。
1500枚限定でしかもレコードだけということに少々拍子抜けしながらもゲットした。中身は真新しいものではなく、先に1stの再発盤にボーナスで付いていた89年ライブDVDの音源である。

今は、同じく1stのフルダイナミックレンジマスター(FDR)盤にボーナスとして付いている。従って我が家にはモビエンの1st(アルバムA)が少なくとも3つと、アルバムJの音源が2つあるという事になる。笑

音質はアルバムEほど良くはないが、初期の名曲が凄まじい勢いで繰り広げられている。スタジオ盤より速く、ピートのプレイには勿論驚かされるが、何よりトレイが上手すぎる。ライブで目の当たりにした時の衝撃が蘇ってくる。

このライブ時に在籍していたRICHAD BRUNELLEが昨年他界している R.I.P.


MAYHEM - Esoteric Warfare ★★★ (2020-06-30 00:23:13)

2014年の5th。

Teloch(G)が参加。
Blasphemer在籍時の色合いの残るリフやフレーズだがギターの刻み具合が適度に良い。

何よりAttilaのVoが異常にオカルティックで怖すぎる。1曲目から逝っちゃっている。ノーマルボイスパートの音程がやや微妙なのはご愛敬。

アルバム全体として曲のバリエーション、動と静のバランスが絶妙に良くグイグイと引き込まれる。

音質もロウ過ぎずカッチリし過ぎず、これくらいがちょうど良いと思う。


STABAT MATER - Stabat Mater - Stabat Mater ★★★ (2020-06-21 22:43:12)

ラストを飾る19分超えの6曲め。
Deathspell Omegaの楽曲で不穏極まりない陰鬱なアルペジオが導入されていたが、前半はアレがひたすら長く続く感じ。囁くような唸り声がまたとても悲しい。

後半、聖歌がモロに挿入され、オペラのような歌唱が繰り広げる辺りに、静かだが激しい憎悪の念を感じる。


STABAT MATER - Stabat Mater - Triumph of Genocide ★★★ (2020-06-21 22:41:33)

9秒ほどのアンタイトル•ノイズの後の2曲め。遅い、暗い、怖いの3拍子。

Mikkoの低音シャウトとギターのジリジリ感がマッチしていて、非常に暗い。中盤の陰鬱かつメロウなフレーズは絶望を、その後の激重かつ怪しい音像は凄まじい恐怖を与えてくれる。


MIZMOR - Yodh: Live at Roadburn 2018 - A Semblance Waning (live at Roadburn 2018) ★★★ (2020-06-21 20:09:59)

プリミティブ•ブラック•メタラーの琴線に凄まじく訴える美しくも儚いトレモロリフが、ライブにおいても素晴らしい。


MIZMOR - Yodh - iv. Inertia, an Ill Compeller ★★★ (2020-06-20 22:26:54)

10分ほどのMizmorとしては短めの曲。
スローかつヘヴィなリフにのって壊滅的なボイスが堪能できる。
中盤の畝る激重パートも良いが、終盤のスローな展開のトレモロリフパートも趣がある。


MIZMOR - Yodh - ii. A Semblance Waning ★★★ (2020-06-20 22:14:40)

A.L.N.の魂の叫びがグイグイと痛いほど精神に食い込んでくる。
なんと劇的なデスボだろうか。勿論、楽曲も鬱そのもので素晴らしい。また、中盤のノイズパートのトリップ感も心地よい。


MIZMOR - Yodh - iii. The Serpent Eats Its Tail ★★★ (2020-06-18 00:34:58)

これぞブラッケンド•ドゥームと言わんばかりの、ダークかつ美しい旋律に陶酔してしまう。
A.L.N.の多彩な絶叫による表現力も素晴らしく、心に深く訴えるものがある。その筋に評価が高いのもうなずけますな。


INFERNAL COIL ★★★ (2020-06-15 00:25:04)

アメリカ産のブラッケンド•デスメタルバンド。
「地獄のコイル」というバンド名がピッタリの激烈かつ暗黒なサウンド。
グラインドコアバンドのDead in the Dirts のG&Voが同じパートで在籍している。
ノイズやら激速リフやらスネアの音圧が半端なく、1度や2度聴いたくらいでは何が行われているか分からないだろう。


MIZMOR - Cairn - Cairn to God ★★★ (2020-06-13 16:26:20)

2曲め
18分超え。
これは是非爆音で聴きたい。
A.L.N.の絶叫と共に、激重リフが五臓六腑に響く。4分33秒、5分8秒、5分43秒辺りで無呼吸状態になり、その後、暗黒世界に放り込まれ、何度も窒息死しそうになる。後半は美しくも儚いスローパートが素晴らしい。最期は深く暗い悲しみだけが残る。


MIZMOR - Cairn - The Narrowing Way ★★★ (2020-06-13 16:11:26)

4曲め
物悲しく重苦しく壮大な調べが心地よくて安らぎを感じさせてくれる。A.L.N.はギャーギャーと喚き散らすのではなく、曲調に合わせてタメながら発声していることが
アクセントとなって、破壊力を増しているのだろう。低音グロウルから高音シャウトまでの歌い?わけが絶妙に良い。


MIZMOR - Cairn - Cairn to Suicide ★★★ (2020-06-13 16:10:53)

3曲め
スローな前の大曲から一転して、トレモロリフで疾走する曲。次第にA.L.N.の醸し出す世界観に引き込まれていく。長いブレイクの後、生ギターによるアルペジオを契機に再疾走。壮大なスケールの展開は最後悲しいフレーズで終焉を迎える。


MIZMOR - Cairn - Desert of Absurdity ★★★ (2020-06-13 16:08:38)

1曲め
前半の疾走パートはリフがカッコいい。後半のブラックメタルにも通じるドゥームパートは、美しくも儚く、絶望を感じさせてくれる。


MIZMOR ★★★ (2020-06-13 12:04:06)

海外の一部では評価が高いらしいのだが、日本ではあまり知られてないようだ。
デプレッシブなブラック•ドゥームなのだが、いわゆるFuneral Doomとは違い、トレモロリフとともにブラストで疾走するパートも長かったりする。ドローン的なノイジーな部分もあるが、基本は陰鬱な激重サウンドである。

CDやレコードは国内では扱いが少ないので、海外から輸入するしかなく、注文から20日から30日程度かかるが、フルアルバムは是非手に入れたいところだ。


REVENGE - Infiltration.Downfall.Death ★★★ (2020-06-04 01:27:07)

2008年作の3rd。
ドラムのJames Readが中心のバンドだけあって、ドラムの音が大きめだ。笑
しかも、緩急付けながらもひたすら凄まじいブラストで攻めて来る!
ブチ切れまくったVoに、ゴアボイスが絡む様は、なんともカオスである。


REVENGE - Victory.Intolerance.Mastery - Victory Revenge ★★★ (2020-06-04 01:07:05)

2004年作の2nd。
とにかく叩きまくるドラム、吠えまくるVo、唸るギター&ベースが気持ちいい。
時折飛び出すエコーバリバリの吠え声にビックリする。笑


REVENGE ★★★ (2020-06-03 00:56:23)

バンドロゴとジャケアートが素晴らしく、即買い!
中身もデス/ブラック/グラインド•コアなファンを裏切らない、一切の妥協もないイカれた激烈ナンバーばかり!だいぶ集めました!


MIZMOR - Yodh: Live at Roadburn 2018 ★★★ (2020-06-03 00:47:24)

2018年発売の2ndのライブアルバム。
A.L.N.一人によるアーチストであるので、助っ人3人が名を連ねている。
A.L.N.(Vo&G)の他、
Kent Woolery(G)
M.S.W.(Ds)
Andrew Black(Ba)という布陣

あまりライブ音源は好きではないが、このライブは買って正解だった。激重の轟音の中で、A.L.N.の悲痛の絶叫が響きわたる緊迫感がたまらない。


LUGUBRUM - De ware hond ★★★ (2020-06-01 00:30:17)

本作が最も黒くて気に入り、イギリスからお取り寄せで購入。輸送代の方が高くついたが、それでも欲しい一枚だ。笑

ベースが変態チックで好み。ミックカーンみたいで心地良い。ボーカルのがなり具合がまたいい個性を醸し出してる。キレがいいのか悪いのかよく分からん変則ギターフレーズも個性的だ。全体を引き締めているドラムも良い。


TSJUDER - Desert Northern Hell ★★★ (2020-05-25 22:50:05)

2004年作の3rd。

前2作と比べるとドラムを中心に音のバランスが良く、邪悪度と破壊度が増している。
これぞトゥルー•ノルウェイジャン•ファスト•ブラック•メタルですな!

ラッキーにも、2001年のライブ音源4曲とボーナスDVD付きで再発されたのをゲット。


TSJUDER - Throne of the Goat 1997-2017 ★★ (2020-05-25 22:23:36)

2018年発の20周年アニバーサリーの企画盤。
1997年発売の666枚限定のEPを2017年に録り直して加えたもの。
(今度は2000枚限定と増えている)
1997年の音源は、ロウなブラックメタルファンには応えられない音質である。
コアなファン向け。


TSJUDER - Antiliv ★★ (2020-05-25 21:56:19)

2015年作の5th。

サタニカルなオーラを帯びたアルバム。
独特のスラッシーな刻み具合にも磨きがかかっているが、曲調はこれまでのファスト一辺倒ではなく、ミドルテンポのパートや曲もあり、緩急がつけられたり効果音が挿入されたりと今までにない変化が見られる。また、トレモロリフにダークな叙情性が増した分、サタニカルなイメージに繋がったのだと思う。


TSJUDER - Demonic Possession ★★ (2020-05-25 21:32:01)

2002年作の2nd。
このジャケを真似してウォーアックスを購した。
雪が滅多に降らないのでこのようにはいかないが。笑

ファストブラックとはかくあるべきと言わんばかりのアグレッションだ。
冷たくかき鳴らされるトレモロリフの洪水に飲み込まれる。


TSJUDER - Legion Helvete ★★★ (2020-05-25 21:10:24)

2011年の復活作(4th)。

もはやファストブラックの代表格ですな。
邪悪なトレモロリフに混じって、時折飛び出す荒々しくもスラッシーなリフとNagの雄叫びの波状攻撃にヤられてしまう。凄まじいアルバム。


TSJUDER ★★★ (2020-05-25 20:55:57)

ノルウェーはオスロ産。
1993年にNag(Ba&Vo)とBerserk(G)によって結成されたバンド。いまだライブで目にしていない憧れのバンドである。Nagの痩せマッチョでゴリゴリベースを弾きながらボーカルをとる様が凄くかっこいいのだ。一切妥協のない、ブルータルでファストなブラックメタルが信条で、時折飛び出すスラッシーなリフもたまらない魅力だ。一度2006年に解散したが、2011年に復活して活動している。


MORBID ANGEL - Kingdoms Disdained ★★★ (2020-05-24 23:07:00)

前作から、Tray Azagthoth 以外のメンバー全員をチェンジしての2017年作の9th。

David Vincentに変わってSteve Tuckerが戻って来た。Steveは、アルバムF〜Hまでその実力を見せてくれたが、本作ではより凶暴性を増した感じだ。ドラムの交代もさほど気にはならない。

前作のようなインダストリアル色は薄くなり、邪悪に、アグレッシブに攻め込んでくる。雰囲気的には、FとGの中間のようで、聴きこむほど味わいが深くなる点では、Gに似ている。重厚かつ激烈かつキャッチーなアルバムである。


MORBID ANGEL - Thy Kingdom Come ★★ (2020-05-24 21:40:06)

1987年のデモ。
貼り付けジャケのアレである。

メンバーは、
David Vincent-Vocals, Bass
Trey Azagthoth-Guitars, Keyboards
Richard Brunelle -Guitars (2019年に亡くなっていた泣)
Wayne Hartsell-Drums
という布陣。

ジャケ画から伺えるような邪悪極まりない音像であるが、音が悪い。各楽曲自体は、この時点でほぼ出来上がっている。コアなファン向け。


VLTIMAS - Something Wicked Marches in ★★★ (2020-05-24 20:57:29)

そろそろ書きましょう。笑
2019年の1st。

エクストリームメタル界の反則的な組み合わせで、
David Vincent(Vo) 元MORBID ANGEL
Blasphemer(Gt) 元MAYHEM
Flo Mounier(Ds) 現CRYPTOPSY
によるスーパーなバンド。

デスメタラー&ブラックメタラーの期待を裏切らない素晴らしい作品で暫くヘビロテで聴きまくってました。(Morbid Angelが見せたインダストリアル風の変化がやや気にはなってはいたが)

音は想像通り3バンドの要素がバランスよく合わさった感じ。ダークかつ技巧的なリフやフレーズなどはBlasphemerの影響がやや強いかな?

アルバム作っただけでなくツアーも回っていた。是非再開されたら観たいなぁ!


MIZMOR - Cairn ★★★ (2020-05-24 00:37:35)

2019年の3rd。
2ndに比べドローンの要素がやや薄れたか。よりブラック•ドゥーム化した感じだ。泣くところは美しく泣き、引き摺るところは重たく引き摺り回す。

1曲め、疾走パートの複雑なリフが印象的で、ブラック的なトレモロリフも美しい。 2曲め、超ヘヴィ級リフに病的な絶叫がリンクする。思考が停止し、何回も窒息する。18分と長く重苦しくも美しい壮大な曲。寝ながら聴くと無呼吸状態となり危険な曲だ。3曲め、単調な疾走パートから始まるが、何だか安らぎを覚える。4曲め、16分超え。暗く陰鬱なギターの音色が寂しい。スローなヘヴィリフへと変化し、ダークな世界へ導かれる。


XASTHUR - Telepathic With the Deceased ★★★ (2020-05-23 16:22:07)

2004年作の3rd。
これもジャケが素晴らしい。

いつ聴いても、暗く寒い調べが心地よい。真冬にあえて聴くようにしていたが、暑い夏に聴くのも涼しくて良いかもしれない。

前2作に比べ、Maleficの悲痛の絶叫がやや多めに聴ける分、鬼気迫るものを感じる。キーボードの音色もギターの音色も、エコーのかかり具合も、とにかく全部が陰鬱で美しい。


XASTHUR - The Funeral of Being ★★★ (2020-05-23 01:43:12)

2nd。
ジャケだけでも素晴らしい雰囲気を醸し出す。
単調なリフの展開は最早真骨頂だな。Deathspell Omegaほど逝っちゃってる感はないが、怪しげなアルペジオが効果的だ。地下下水道で録音したような音づくりもDSBMならでは。


XASTHUR - Nocturnal Poisoning ★★★ (2020-05-23 00:39:39)

2002年作の1st。
これぞDSBMデスな。
ほぼ単調で陰鬱なリフの繰り返し、しかもロウな音で、ここまで人に絶望感や深い悲しみを感じさせるというのは、ほんとに凄いと思う。真似しようにも出来ない。


DEATHSPELL OMEGA - Mass Grave Aesthetics ★★★ (2020-05-22 00:37:14)

2008年作。
またもや19分越えの大作EPだが、特に後半が凄まじい。

いきなりのノイズでその後の展開に不安と期待を持ったのが束の間、すぐさま複雑なトレモロリフが始まる。重苦しく長めのSEを挟んで、再び激しさを増すと、次第に不穏な空気が漂い、奇怪なアバンギャルドリフへと変化していく。

そして13分超えた辺りからMikkoの異様な雄叫びと共に一気に邪悪度が増す。最初聴いた時はマジで鳥肌が立った(笑) 最後は妖艶な暗黒サウンドSEと聖歌で余韻を残す。


MIZMOR - Yodh ★★★ (2020-05-19 00:03:47)

アメリカ産一人ブラック/ドローン/ドゥーム
2016年の2nd。

まずジャケが何とも素晴らしい。

そして中身も素晴らしいというか、凄まじい。ドローン化したブラックメタルのような感じで、激重サウンドの中に美しいトレモロリフも時々聴けたりする。

スローパートとファストパートの落差が激しく、A.L.N.の絶叫ボイスが悲しみ、怒り、狂気に荒れ狂う感じだ。

ジャケ画を見ながら聴いていると、轟音にトリップし、無の世界に身を任せるような感覚にもなるが、聴き終えて残るモノは、絶望である。


STABAT MATER - Stabat Mater ★★★ (2020-05-17 23:47:50)

2009年作の1st。
Deathspell OmegaのMikkoによる一人フュネラルドゥーム。

バンド名そのものが、聖歌のタイトルで、母マリアの悲しみを思う歌とか。
Deathspell Omegaの3rdで聖歌を怪しげなアレンジで引用していたが、本作ではモロに引用している。

ブラックメタル的なロウなギター音に、スラッジ的なハウリングノイズが絡み、遅く重たく曲が進行する。それだけでも、深い悲しみに堕ちて行くのだが、追い討ちをかけるようにパイプオルガンのような「不穏な音」が絶望を与えてくれる。

スラッジ/フュネラルドゥーマーは勿論、ブラックメタラーにも聴いてもらいたい。


DEATHSPELL OMEGA ★★★ (2020-05-17 12:00:38)

Deathspell Omega

謎が多く神秘性に満ちた、あまりに崇高で孤高の存在デスな。
Mikkoがやっている他のバンドと比較する限り、他のメンバーのことも非常に気になるところだ。


DEATHSPELL OMEGA - The Furnaces of Palingenesia - The Fires of Frustration ★★★ (2020-05-17 11:13:31)

アルバムの2曲め。
冒頭のギターのフレーズと不協和音に魅了されていると、中盤からプリミティブ然とした叙情性溢れるリフが飛び出す。


DEATHSPELL OMEGA - The Synarchy of Molten Bones ★★★ (2020-05-17 11:10:05)

2016年作の6th。
4曲入り。

オカルティックな雰囲気から激走する1曲め。時折ベースラインと一体化する場面がアクセントとなっている。よくまぁこんなリフと展開が次々と浮かびそれらをアレンジできるものだ。

2曲め。邪悪なMikkoのブラックメタル的ボイスが印象的。使ってるコードの不協和音も異様なカオスを放っている。

3曲め。ブラックメタルとプログレデスが融合したかのような劇速パートに始まる実に壮絶な曲。緩急を織り交ぜ、斬新なリフや展開が次々と繰り広げられるので10分という長さを感じない。

4曲め。
リフのぶっ飛び度がピカイチ。
幾重にも重ねられ実によく練られている。全てのパートが高いテンションを維持していて息が詰まって窒息しそう。


DEATHSPELL OMEGA - Diabolus Absconditus ★★★ (2020-05-17 11:08:43)

2011年作のEP。

Mikko自身のレーベルNorthern Heritageから出したオムニバスに収められていた22分を超える大曲。

独創性が亢進し完全に神格化しとる。歪んだ摩訶不思議な音が神秘的な世界へ誘う。今回もダークな要素はあるものの、ブラックメタル的要素は薄めでかなりプログレ寄りである。絶望感漂うスローパートが半分続いた後、突如激しく疾走するも非常に冷やかだ。ギターのテクニカルなフレーズとともに起伏が激しくなる。長い絶望的な静寂パートに涙腺が緩みかけてきたところで、再び激しさを増すパターン。終盤のヘヴィリフがまた、たまらない。アートですなコレは。


DEATHSPELL OMEGA - Paracletus ★★★ (2020-05-17 11:04:06)

2010年作の5th。
ヘビジャケ。

3rdから始まった「3部作」の完結編にして、バンドとしてのスタイルが確立した。いや、この時点で自分にとって、最早バンドという枠を超えた存在となった。

1曲めから、驚愕の完成度をみせている。不穏なコードとアルペジオ、うねるベースライン、邪悪なボイス、全体の暗黒感の全てが揃い、緩急をつけて聴く者に襲いかかる。

その魅力は、速く激しいパートだけにあらず、ミドル&スローテンポでプログレッシブに畝るパートも魅力的だ。

テクニックとセンスに裏付けられた、曲の構成と展開のバリエーションが素晴らしい。


DEATHSPELL OMEGA - Kénôse ★★ (2020-05-17 10:58:42)

2005年作のEP。
出だしのドラムの音から明らかに変化が伺えた。非常にクリアだ。

本作から実験的なアプローチをしているが、今聴くと、ファストパートはこれくらいのキレとアグレス度合いが丁度良いと感じる。

これに不穏なアルペジオと畝るベースラインが同時進行し、より複雑化すれば、その後のスタイルに近くなる。


DEATHSPELL OMEGA - Si monvmentvm reqvires, circvmspice ★★★ (2020-05-17 10:54:16)

2004年作の3rd。
VoがMikkoに交代。

まず、ジャケのインパクトがすごい。しょぼジャケフェチの心を鷲掴みだ。手に取らずにはいられない逸品。

冒頭から邪教のお経みたいなのが遠くから聴こえ、心が和むとおもったら、聖歌だったとは。笑

これは良いおやすみソングになりそうと思ったのも束の間、邪悪なMikkoのボイスが炸裂する。

叙情性溢れる美しいトレモロリフ主体のプリミティブスタイルで、今とはかなり違う(後半の一部のファストパートはややMarduk化してるが)。当時はこれが斬新だった。


DEATHSPELL OMEGA - Fas - Ite, Maledicti, in Ignem Aeternum - The Repellent Scars of Abandon & Election ★★★ (2020-05-17 10:52:53)

4曲め。
アルバムの中でも特に邪悪で凄まじい曲。
展開もさることながら、黒に黒で幾重にも塗りたくったような複雑な音、フレーズ、展開のオンパレードだが、見事にまとまっている。静と動を何度も繰り返す展開だが、終盤の変態ぶりが特に素晴らしい。ブラストと共に複雑怪奇な暗黒フレーズが襲いかかる。


DEATHSPELL OMEGA - Fas - Ite, Maledicti, in Ignem Aeternum ★★★ (2020-05-17 10:51:42)

2007年作の4th。
ジャケ画が全てを物語っている。
目隠しされ、暗黒渦巻く奈落の底にどこまでも落ちていくよう。

これぞと言わんばかりの不穏なリフで幕を開ける、不安と恐怖に見舞われると同時に一気に引き込まれる。静寂はどこまでも静かでダーク。そこから荒々しく複雑に高揚していく構成はもはやお約束である。


DEATHSPELL OMEGA - Chaining the Katechon ★★★ (2020-05-17 10:50:20)

2008年、フランスのS.V.E.S.T.とのスプリットに収録された曲のEP。
22分を超える大作1曲である。

長い曲だが、静と動のバランスが絶妙で、沢山の曲が繋がってひとつの物語を創り上げている。不穏極まりないアルペジオも、リフも、ベースラインもバリエーションが半端なく、グイグイとサタニックな世界に引き込まれる。Mikkoのボイス/歌?がまた、念仏あり、呪文あり、呻きあり、絶叫あり、吐き捨てありと表現力が豊かである。


DEATHSPELL OMEGA - Drought - The Crackled Book of Life ★★★ (2020-05-17 10:48:07)

6曲め。
シングルのラストを飾る曲。いつもの如くオリジナリティ溢れる物悲しい調べに身を委ねた頃に、奈落の底に突き落とされ、暗黒の世界へ葬られる。


DEATHSPELL OMEGA - Drought - Abrasive Swirling Murk ★★★ (2020-05-17 10:47:25)

5曲め。
プログレ•ファスト•ブラックパートが素晴らしい。


DEATHSPELL OMEGA - Drought - Scorpions & Drought ★★★ (2020-05-17 10:45:49)

3曲め。
インパクトが大きい。
これはもはやプログレブラックデスなぁ。
過激化した初期のクリムゾンみたい。


DEATHSPELL OMEGA - Drought ★★★ (2020-05-17 10:44:18)

2012年作の6曲入り21分ほどのEP

非常に深い作品。
物悲しいインストに始まり、中盤あたりから終盤にかけ、アバンギャルドかつドラマティックな展開に圧倒される。

非常に劇的な作品だが、根底には美しい暗黒メロディが渦巻いていて、得体の知れない深い恐怖と悲しみが、心の奥底に襲いかかる。


NORTT - Galgenfrist ★★★ (2020-05-15 01:26:10)

デンマーク産の2008年作。

闇、夜、虚無主義、孤独、悲惨さ、不誠実さ、死の魅力を綴る、一人ブラック/フューネラルドゥーム。
物凄く悲しくなり時々涙する。歳で涙腺が緩んだか。マジで真っ暗な中に、深き悲しみの感情が湧き出てくる。

そうなるとわかっていても、ドゥームコーナーで見つけるとつい買ってしまうのだ。


KHANATE - Clean Hands Go Foul - In That Corner ★★★ (2020-05-12 22:44:53)

この曲にハマる自分は何者だろうかと、答えを探すが見つからない 笑
聴いているとジャケ画の角に、吸い寄せられ、そこに留まろうとする。
Khanateの音、空気感に崇高なモノを感じる自分は、きっと病気なのだろう。


FATHER BEFOULED - Desolate Gods ★★★ (2020-05-12 01:15:22)

2017年作。
もともとこのバンドはチェックしていたのだが、このアルバムは中身聞かずに即ジャケ買いしたのであった。なんとも素晴らしいダークアート。

中身はAutopsyタイプの、いわゆるオールドスクールタイプではあるが、疾走パートはIncantationのようでもある。VoはEncoffinationのような低音グロウルで暗黒感が漂う(ちなみにJustin Stubbs本人)である。


DEAD IN THE DIRT - The Blind Hole - Pitch Black Tomb ★★ (2020-05-11 21:08:09)

1分8秒の曲。
短いが激烈な曲だ。
色々なテンポが楽しめます。


DEAD IN THE DIRT - The Blind Hole - Knife in the Feathers ★★★ (2020-05-11 20:59:29)

1分23秒の21曲め。
タイトルのごとく疾走で始まるが、すんなりとはいかないのがこのバンドの個性。
最後は不穏極まりない遅重スラッジ•ノイズで終わる。


DEAD IN THE DIRT - The Blind Hole - Will Is the War ★★★ (2020-05-11 20:49:35)

アルバムの11曲め。2分56秒と長め。
遅く重いリフから始まるが、色々なエクストリーム系音楽のクロスオーバーぶりが体感出来る。
大音量で聴きたいデスな!


DEAD IN THE DIRT - The Blind Hole - No Chain ★★★ (2020-05-11 20:31:04)

アルバムの10曲め。1分20秒の曲。
激走かと思いきや、ストップアンドゴー。
テンポチェンジの後、最後は激重スラッジサウンドでしめる凄まじい曲。


DEAD IN THE DIRT - The Blind Hole ★★★ (2020-05-11 18:02:07)

アメリカはアトランタ産グラインド•コアの2013年作の1st。

VEGAN STRAIGHT EDGE / POWERVIOLENCEを掲げているらしいがとにかく凄まじいインパクトだ。

単なるグラインド•コア/ ハード•コアの範疇に収まりきらない、あらゆるエクストリーム系音楽のエッセンスが次々と飛び出すクロスオーバーな激烈サウンド。22曲で24分と短い曲が並ぶが、それが良いのだろう。

個人的には、スラッジ要素や、ドゥーム要素のある3曲めSwelling、9曲めCop、11曲めWill Is The War、21曲めKnife In The Feathers、22曲めHalo Crownがまず気に入った。

他にも、緩急がたまらない10曲めNo Chain、Power Violenceな13曲めOne More Dayなども良い。また、ブラックメタル的な不穏な15曲めCagedから猛突する16曲めStarveへの流れもグッと来る。さらにテンポチェンジが絶妙な18曲めPitch Black Tombもいいなぁ。あげればきりがないか。


INFERNAL COIL - Within a World Forgotten ★★★ (2020-05-10 21:05:52)

2018年発売。
アメリカ産暗黒ブラッケンド•デスの1st。

スラッジ系の激重サウンドで暴虐リフで突っ走ります。まるでPORTALが暴走しているかのようデス。
1、2回聴いただけでは何が起こっているのか分からないレベルのヤバさ。
普通のデスメタラーでも放り投げるでしょう。


PORTAL - ION ★★★ (2020-05-10 15:53:04)

2018年作。

複雑怪奇で邪悪なリフが一塊となって次々と嵐のように襲いかかってくる。今までのアルバムとの違いは曲のメリハリがつき、殺傷力が倍増している点だろう。暗黒の渦の中でズタズタに切り刻まれる感じである。凄まじいアルバム。


ORIGIN - Omnipresent ★★★ (2020-05-09 14:58:28)

2014年作。
ギターやベースでスウィープよろしくのハイテクぶりは極限まで達している。
とても大人しく聴いてられない(年甲斐もないのだが)

本作では特にポールの流麗かつ邪悪なギターが異彩を放っていると思う。
ここまで来るともはや芸術である。


ORIGIN - Unparalleled Universe ★★★ (2020-05-09 14:42:33)

2017年作。
2011年以降不動のメンバーでここまで来た。それぞれの個性が見事にバランスよく噛み合った感じがする。スピード、技、キレ、アグレス、ヘヴィネスどれも素晴らしい。
2度ライブを観に行ったが、ジョンの超絶ビートに引けを取らないマイクの、いとも簡単にハイテクフレーズを弾く様は強烈なインパクトだった。皆半端ないのは言うまでもないのだが。


DARKENED NOCTURN SLAUGHTERCULT - Saldorian Spell ★★ (2020-05-09 13:44:39)

2009年作。

ギターの音が小さめで、陰鬱な美しい調べがやや減退したように感じられた。
バンドの個性は既に定着しきった感があるが、より曲調やアルバムの構成にバリエーションが見られ飽きさせない。


DARKENED NOCTURN SLAUGHTERCULT - Necrovision ★★★ (2020-05-09 13:24:26)

2013年作。
女性Voだからといって侮ることなかれ、彼女の激しくも冷酷なボイスが闇を切り裂く。
それと同時に激烈に疾走するドラムもまた心地よい。
これこそがこのバンドの特徴であり魅力だ。音のバランスも良く、ギターのジリジリ感も気持ち良い。


DARKENED NOCTURN SLAUGHTERCULT ★★★ (2020-05-09 02:06:04)

1997年結成のジャーマンブラック。
ポーランド出身のOnielar姐(Vo,G)が血吹きまくりながら絶叫する動画を良く目にする。
日本よりも海外での人気が高いようで、海外のブラックメタルコミュニティで知った。
音は陰鬱な叙情性を保ちながらも激しくブラストをぶちかましてくれる。


TERRORIZER - From the Tomb (2020-05-07 00:30:27)

2003年発売のブート盤。
1st発売より前の1987年のリハーサル音源集である。
メンバーはOscar Garsia 、Jesse Pintado、Pete Sandoval、Garvayの4人。

音質は劣悪なので熱心なファン向けであるが、当時からピートの並外れたドラミングが伝わってくる。


VON - Satanic Blood ★★★ (2020-05-05 01:18:21)

アメリカ産ブラックVONの92年作。
その後多くの北欧BMバンドがカバーしていることからも、ブラックメタルの原点ともいうべき作品。
チープでロウなトレモロリフに単純なツタツタドラムなのだが、
それに乗っかる呪術のような邪悪なグロウルヴォイスが頭の中にこだまする!
紛れもない名盤


VOMITCHAPEL - The House of the Lord Despoiled ★★★ (2020-05-03 14:57:04)

2012年作の1st。
暗黒埋葬デスドゥームのEncoffinationの激重音像で、時折邪悪に猛突するスタイルは、同じく、JBSがやっているFather Befouledにも近い。初期のIncantationにも通じる冒涜性が凄まじいアルバム。


VOMITCHAPEL ★★★ (2020-05-03 14:21:12)

アメリカ産、暗黒デス/ブラック•メタル。
Encoffination、Father BefouledのJBSのソロプロジェクトである。いずれも激重の暗黒音楽であるが、最も冒涜極まりない音像。ベコベコしたドラム、繰り返される激重リフ、普通の人は足を踏み入れてはいけない禁断の世界が広がる。


HOWLS OF EBB ★★★ (2020-04-30 01:33:20)

カリフォルニア産のブラック/デスメタル。
ジャケ画が物語るように、楽曲は奇怪でかなり個性が強い。
ボーカルの掛け声?吐き捨て声?が変でクセになる。


FATHER BEFOULED ★★★ (2020-04-08 01:13:31)

2006年結成のUS産暗黒ドゥームデス。元EncoffinationのVo.G、Justin Stubbs の厳つい暗黒デスボイスは、Encoffinationのそれに近くて心地よい。サウンドは、オールドスクールデスメタルで、Autopsyに近いかな。


PENTAGRAM ★★ (2020-04-04 22:07:34)

Hellfest Warm Up Tour 2020で5月に来日するはずなのだが、どうやら無理っぽいな...


SEVEN SISTERS OF SLEEP - Seven Sisters of Sleep ★★★ (2020-04-03 18:03:54)

2011年の1st。
小気味良リズムに引き摺り畝るリフ、そしてヒステリックなVoに浸っていると、キレ良くブラストかましたり、ミドルで押したりの緩急の付け具合が気持ち良い。また、全体を支配する邪悪な暗黒感がたまらない。


REENCARNACION - 888 Metal ★★★ (2020-03-20 10:03:59)

1988年発表だから、666ではなく888なのか?
などと怪しげに感じるのは、タイトルだけではなく、中身もだった。
悪い意味ではない。この時代には有り得ない?実験的なプリミティブなデス/ブラックなメタルが展開される。楽器も演奏も粗悪&粗暴ながら、ロウなアンダーグラウンドメタル好きに激しく訴えかける内容だ。クラシックギターや、バイオリンも登場し、びっくりするが見事にハマる


REENCARNACION ★★★ (2020-03-20 09:48:18)

1980年代前半から、南米コロンビアはメデジンを中心としたメタル(ハードコア?)のムーブメントがあった。北欧ブラックメタルシーンにも影響を及ぼしたとされる、ドス黒く、ロウでレアなプリミティブなサウンドは、「ウルトラメタル」と呼ばれたらしい。中でもこのREENCARNACIONは、PARABELLUMと並んで代表格のひとつ。


SEVEN SISTERS OF SLEEP - Ezekiel's Hags - Gutter ★★★ (2019-03-09 23:38:58)

3曲め。
激重ミドルテンポのリフが主体だが、中頃に一転して激速パートへシフトチェンジする。
ハイテンションなリフとVoが素晴らしい。


SEVEN SISTERS OF SLEEP - Ezekiel's Hags - Jones ★★★ (2019-03-09 23:09:17)

ゆったりとした効果音から唐突に走り出すドラムがイカしている。
激重で心地よいギター&ベースに激烈なデスボが炸裂し、1曲めから引き込まれる。


SEVEN SISTERS OF SLEEP - Ezekiel's Hags - War Master ★★★ (2019-03-09 22:56:36)

この曲はヤバい。
単純なミドルテンポのリフだが、めちゃ頭に残る。
中盤の独特のメロディセンスも光る。
芸術映画から作られたOfficial VTRを見ると、さらに強烈なインパクトだ!


SEVEN SISTERS OF SLEEP - Ezekiel's Hags ★★★ (2019-03-09 22:46:54)

2016 年作の3rd。
名盤とされた2nd をも超えるインパクトだ!
暗黒ブルータル•スラッジ•コアな“SSOS節”が見事に展開されてる。
単に重いだけ、遅いだけ、ノイジーなだけではない旨さがある。


SEVEN SISTERS OF SLEEP - Opium Morals ★★★ (2019-03-09 22:25:18)

前作もインパクトがあったが、よりブルータルにより激しく重く激烈なスラッジ•サウンドになった2nd。
緩急のバランスとそのつけるタイミングが絶妙なのだと思う。遅いパートはドゥーミィかつヘヴィにうねり、速いパートは激しくキレよく突進する。Voの進化がまた大きい。


SEVEN SISTERS OF SLEEP ★★★ (2019-03-09 22:08:44)

カリフォルニア産のブルータル•スラッジ•コア•バンド。
2011年にデビュー。3枚のアルバムを残し、あえなく2018年に解散...
ギターが児童ポルノ関連の罪で懲役刑もしかしたら244年を受けるとか...
他にないブルータル&イーブルな個性が光っていただけに実に惜しい


CYNIC - Uroboric Forms ★★★ (2017-06-14 21:24:56)

初期のデモ4作品の音源集。リマスター。
DeathやPestilence辺りに通じるテクニカルなデスラッシュが聴ける。
そう言えば、ポールとショーンはDeathのアルバムに参加してましたな!

「DEMO 1991」
1. Uroboric Forms
2. The Eagle Nature
3. Pleading for Preservation

「DEMO 1990」
4. Lifeless Irony
5. Thinking Being
6. Cruel Gentility

「REFLECTIONS OF ADYINGWORLD」DEMO (1989)
7. Denaturalizing Leaders
8. Extremes
9. A Life Astray
10. Agitating Affliction

「DEMO 1988」
11. Once Misguided
12. Weak Reasoning
13. Dwellers of the Threshold
14. Uroboric Forms (Alternative version)
15. The Eagle Nature (Alternative version)


INCANTATION - The Forsaken Mourning of Angelic Anguish ★★★ (2016-10-30 00:53:58)

1997年作のミニアルバム。
ジャケはおとなしめだが、中身は邪悪なチューンが並んでいる。
どす黒い低音ボイスがたまらない!


ENCOFFINATION - III - Hear Me, O’ Death (Sing Thou Wretched Choirs) ★★★ (2016-03-05 01:21:54)

カリフォルニア産埋葬ドゥーム•デスの2014年の3rdアルバム。
ドラムとギターボーカルの2人しかいないのだが、なんとも異様な音像である。
夜一人で聴くとヤバい!


ENCOFFINATION - III - Hear Me, O’ Death (Sing Thou Wretched Choirs) - Charnel Bowels of a Putrescent Earth ★★★ (2016-03-05 01:08:05)

暗い、重い、寒い!
なんだかジャケの髑髏が喋りかけてくるかのよう。


ENCOFFINATION - O' Hell, Shine in Thy Whited Sepulchres - Annunciation of the Viscera ★★★ (2016-03-05 00:46:58)

ラストを飾る10分を超える息詰まる大曲。
背筋が凍る悍ましいVocalが素敵過ぎる。
最後には鼓動も止まりそう、、、


HATE ETERNAL - Infernus - La Tempestad ★★★ (2016-03-03 21:36:59)

4曲め。
徹頭徹尾、激速暴虐ナンバー!!!
新しいドラマーも素晴らしい粒のそろったキレの良いブラストを披露している。


HATE ETERNAL - Infernus - Infernus ★★★ (2016-03-03 21:08:10)

5曲め。
激速ナンバーが続いた後の、比較的スローでダークな曲。
今回、非常に各楽器の「音」を大切にしてあるのが分かる。