不吉で変なアルペジオにのせ、THOMASS GABRIEL WARRIORの妖しげな歌い声(?)が聞こえてくる。のたうちまわるベースに、淡々と叩くドラム。ノイジーなギター音。さ、寒い!! Kamikoさんが指摘した女声コーラスだが、入っている事に気付いてなかったので、よくよく聞くと入っていた。おーこわ。
1983年作。 北欧ののどかな田舎の風景が目に浮かぶ①のインストから、勢いヨロシク②MALIBU BEACH NIGHTMAREがスタートするあたり、実に元気が出てきますな! 他にも、③MENTAL BEAT、⑤UNTIL I GET YOU、⑨ICE CREAM SUMMER、⑩BACK TO MYSTERY CITYなど名曲が盛り沢山! 俺は⑨を聴くと、昔の彼女を思い出して切なくなってしまうのであった。
彼等がイギリスで活動していた頃の、正規のアルバムに入りきれなかったボーナス・トラック集。 しかしながら、①CRASH BANG WALLOP や、⑤WIPED OUT、⑦BORN TO BE WILDなどの名曲も入っている。 少々、音的にはショボいものがあるが、歯切れの良いギター・リフと、破天荒なVoがなかなか良い。そこが彼等の持ち味であろう。
1991年作のミニアルバム。 スタジオ・テイク(新曲)4曲と、ライヴ・テイクが3曲(ALL FOR ONE、INTO THE JAWS OF DEATH、CAN'T RUN & HIDE)が収録されている。 いかにもという感じのショボいジャケットに吊られ購入したわけだが、メタル専門ショップの店頭では、少々(気持ちのほど)お高い値段で売られていたりする。 中身は、初期の頃の若さに任せたスピードと勢いで押しまくるスタイルではなく、円熟味を増したじっくりと聴かせるパワフルなメタルをやっている。
大ヒット曲の「すみれSEPTEMBER LOVE」が入っている。 この辺のテクノポップみたいなのも結構好きで、集めていた。 本作の中では、④I LOVE YOUや、⑤ELECTRIC DOLL、⑥MOONLIGHT LOVE CALLなどの切ない感じのするバラード調の曲が特に好きだったなぁ。 土屋昌巳氏のギターもなかなかのものであったりするし、あのJAPANの面々がインスパイアされるほどの音楽的センスも持ち合わせていたと思う。
うわぁーっ!懐かしいですなぁ。 あの若かりし頃の思い出が蘇る。 SEPARATE WAYS は確かに名曲だが、俺がJOURNEYに求めたのは、スティーヴ・ペリーの甘い歌声と、ニール・ショーンのキャッチーなギタ・メロであった。 必然的に、SEND HER MY LOVEや、TROUBLE CHILD等には心打たれるものがある。 あと、忘れてはならないのが、EDGE OF THE BLADE! 前の人も書いているが、この曲は文句無しにカッコいい名曲だぜ!!
1st収録の彼等の代表曲のライヴ・テイク。 スタジオ・テイク収録時は、言わば、ピートはまだ未熟であったかのように思える。TERRORIZER在籍時にワンバスであったピートは、MORBID ANGELに加入してからツーバスを練習しはじめたのだ。 このライヴ・テイク時には、既にそのツーバスが板についており、そういう意味では、このライヴCDに収められている1stからの曲は、どれも輪をかけて威力を増している。 加えて、デヴィッドのVoも同様に進化し、威厳に満ち溢れた素晴らしいものになっているので、もう大変。 2曲目のBLASPHEMY OF THE HOLY GHOST(2nd収録)と一気に聴くと更に身の毛がよだつ。