正直、POSSESSEDは聞かず嫌いであった。 とりあえず、ジャケが気になっていた本作を購入しました。なかなか良いではないか!! 馬鹿馬鹿しいまでの、破天荒で粗削りな極悪リフと展開が癖になる。もっと早く出会っておけばよかった。 ミニアルバム THE EYES OF HORRORとカップリングのリマスター盤がお買い得!!
1988年作の3rd。輸入レコード店の店頭にDESTRUCTINのRELEASE FROM AGONYと、LAAZ ROCKITのKNOW YOUR ENEMYの間に飾ってあったこのアルバム。実は、スラッシュだとばかり思い込んでいて買ったんです。ジャケもそれらしかったので。しかし、これはジャーマン・パワー・メタルでした。これはこれなりにカッコ良かったりするんです。思わず一緒に熱唱してしまうハイトーン・ヴォーカルに、疾走感あふれる中にも、ジャーマンならではの叙情性が光っています。
最初にこの曲を聞いたのは、1980年開催のMONSTERS OF ROCK FES.でのLIVE。(そこでは、Voはグラハム・ボネットであった) その時のあまりのインパクトの強さゆえ、個人的には、若干このオリジナルであるロニーのヴォーカルに若干ものたりなさを感じるが、楽曲は劇的かつエキゾチックな感じで素晴らしい。
1991年作のミニアルバム。 スタジオ・テイク(新曲)4曲と、ライヴ・テイクが3曲(ALL FOR ONE、INTO THE JAWS OF DEATH、CAN'T RUN & HIDE)が収録されている。 いかにもという感じのショボいジャケットに吊られ購入したわけだが、メタル専門ショップの店頭では、少々(気持ちのほど)お高い値段で売られていたりする。 中身は、初期の頃の若さに任せたスピードと勢いで押しまくるスタイルではなく、円熟味を増したじっくりと聴かせるパワフルなメタルをやっている。
1980年発表のデビュー・シングルDON'T NEED YOUR MONEYのB面に収められた曲。 「いかにも」という感じの壊れっぷりが、快感を呼びます! キ○ガイじみたVo、割としっかり叩くDs、当時にしてみればテクニカル?なGとが合わさり、躍動感のあるブリティッシュ・メタル・サウンドが楽しめます!
彼等がイギリスで活動していた頃の、正規のアルバムに入りきれなかったボーナス・トラック集。 しかしながら、①CRASH BANG WALLOP や、⑤WIPED OUT、⑦BORN TO BE WILDなどの名曲も入っている。 少々、音的にはショボいものがあるが、歯切れの良いギター・リフと、破天荒なVoがなかなか良い。そこが彼等の持ち味であろう。
1980年に開催された MONSTERS OF ROCK FESTIVAL (第1回)のオムニバス・アルバムのラストを飾る曲。 8分以上というロング・ヴァージョンであるが、全然飽きさせることなく、存分に彼等のLIVEにおける演奏およびパフォーマンスが堪能出来る。何と言ってもの楽曲はもとより、演奏のカッコよさと、オーディエンスの駆け引き、臨場感など、全てが素晴らしすぎる!!