ローリング・ストーンズとビートルズが意識された感じの古くて心地よいロックな一枚。 別にどの楽器が目立っているわけでもないのに、新鮮さ斬新さはピカイチ。 後半部分だらける気持ちもわかるが、聴き所豊富な一枚。 純粋なロックもでき、歌で聴かせるバラードもできる、新人とは思えない内容。 彼等の代表曲となるAre You Gonna Be My Girlは聴いていて爽快。 間違いなく2002年のハイライトになった作品の一つ。
More Than A Feelingのような決定的な曲はないが、どの曲も物凄い完成度を誇っていて、 これぞトム・ショルツ!アメリカン・ロック!産業ロック!という感じ。 カッティングの気持ちいいDon't Look Back、 屈指の名バラードA Man I'll Be There等はいつ聴いても新鮮そのもの。 唯一インターバルが短く出された作品(笑
第二期、第三期のディープ・パープルを混ぜた感じの作品。 ライヴでも定番のMan On The Silver Mountain、Catch The Rainbow、Sixteenth Greensleevesを始め、 ヤードバーズのカヴァーのStill I'm Sadも聴き所。 曲自体は素晴らしいが、どこかバンドとしてうまく噛み合ってないような気がする。 まぁ、そこらへんのロックよりかははるかにレベルが違い過ぎるし、 レインボーの作品の中で感じたことだから、全然聴ける内容。
アルバム全体のコンセプト性、作曲力、想像力、重要性なら間違いなく前作RISINGだが、 狂気性、ロックに革命をもたらしたサウンドならこれだろう。 曲のクオリティーは実に高い。 間違いなくこの作品のハイライトのLong Live Rock N' Roll、 Gates Of Babylon、Kill The Kingは説明不要の必聴曲。 Lady Of The Lakeも隠れた名曲ぶりを十分発揮している。 最後を締めるRainbow Eyesはロニー・ジェイムス・ディオの優しい歌声が特徴。 リッチー・ブラックモアは無駄をなるべく削る人なので、地味に聴こえるかもしれないが、 個人的にはレッド・ツェッペリンのStairway To Heavenと互角に渡り合える名曲だと思う。 ロック・ファンなら必聴の作品。
ロニー・ジェイムス・ディオ脱退後のレインボーのオリジナル4th。 All Night Longが有名だろうけれど、 Eyes Of The Worldも実によく練られた作品だし、 No Time To Loseなんかは第三期ディープ・パープルを彷彿させる。 最後のLost In Hollywoodなんかは隠れた名曲。 特にLost In Hollywoodを聴かなければレインボーを知った事にはならない。 それ程作品全体の完成度は高く、ポップとハードを取り入れた名盤だと思う。
初期レインボーとは対極のこの作品。 全体的にかなりメロディアスで、HR色は影を隠している。 その代表がCan't Let You Go、Desperate Heart、Street Of Dreamsの三曲。 その中にStranded、Fire Dance、Drinkin' With The Devil、Make Your Moveが新鮮さを引き立てる。 後期レインボーといったらこれ。
MADLY IN ANGER WITH YOU WORLD TOURのさいたま公演のブート。 この日は開始から30分近く遅れて、SEが流れたのを思い出します。 しかし来日の中で一番音質がよかったらしく、メタリカも非常に満足していたようです。 ライヴのほうでは1曲目はまさかのFight Fire With Fire。 その衝撃に会場は大歓声に包まれました。 そして、Welcome Home (Sanitarium)ではカーク・ハメットがリズムを崩したり、 音を外したりと、ライヴならでの臨場感が楽しめるのも海賊盤の醍醐味。 さらにこの日は世界で初めてThe Unnamed Feelingを披露。 噛み合わない部分や、オーディエンスもまさかの曲に戸惑っているのが生々しいです。 そして最後はBlitzkriegにDamage, Inc! 随所に面白さ、楽しさを見せてくれた素晴らしいライヴのノーカットです。 ラーズ・ウルリッヒとカークのお遊びもあり、非常にリラックスした雰囲気なのがわかります。 個人的にはBatteryを演らなかったのが残念で仕方がないです。 収録曲 Disc 1 Opening The Ecstasy of Gold (SE) Fight Fire With Fire Fuel Leper Messiah Welcome Home (Sanitarium) Frantic Sad But Ture The Unnamed Feeling Creeping Death Disc 2 Intro Master of Puppets Blackened Harvester of Sorrow Nothing Else Matters One Seek & Destroy Enter Sandman Blitzkrieg Damage, Inc
問題作第一弾。歌に重点を置いて作られている。 駄作といわれるけど、個人的にはいいと思う。 Ain't My Bitch~The House Jack Builtの流れは完璧。 HR好きには人にはお薦めできるが、HM好きにはお薦めできない。 この作品以降、メタリカは普通の"ロック・バンド"になってしまったから。 しかし、この作品と前作品でファン層を増やしたのは明らか。 ロック・バラードUntil It Sleepsや、Hero Of The Dayは代表曲になってしまったくらい。 決して駄作とは言えない内容のモノだが、本来のメタリカの姿を想像すると、 これでいいのか?と疑問せざるを得ない作品。
メタリカを代表するのは間違いなくこの作品と3rd。 この作品なくして3rdは生まれなかったと思う。 歌も格段に上手くなり、音は程好い歪みで整理され、衝動はそのままになっている。 1曲目のFight Fire With Fireの暴走曲から、 For Whom The Bell Tollsのような不気味な曲、 Fade To BlackやThe Call Of Ktuluのようにもの凄く綺麗な曲。 どの曲も後の3rdに繋がっている。 隠れた名曲も数多く収録。 しかし、Escapeがただ一点の汚点。 本人たちも認めるほど駄曲なのだ。 それ以外は正に完璧。