初期B'zの魅力がぎっしり詰まった秀作です。 B'z流王道ポップスが見事なまでに展開されていきます。 前作の血を受け継いだ君の中で踊りたいや、哀愁を感じさせるNever Let You Go、 この二つの融合でできたようなRosy等、初期の佳曲を多数収録。 聴いて不満を感じさせない内容となっています。 サウンド面は未だに不満はあるものの、1stに比べると数段と良くなっています。 松本のギターがこれほど歪んでるのも今作のみでは?
サザン・ロックの雄LYNYRD SKYNYRDの1st。 一曲目から心地よい彼等ならではの音楽を聴かせてくれます。 哀愁漂うサザン・ロック特有の音楽、彼等の演奏力、 その全てが奇跡的に噛み合った歴史的作品でしょう。 一般的にライヴ盤のONE MORE FROM THE ROADが名盤とされていますが、 この作品も彼等の作品群の中で外すことの許されない名作ということを覚えておいて欲しいです。 名曲I Ain't The One、Tuesday's Gone、Free Bird収録。
VAN HALENなら間違いなくこの一枚でしょう。 突然と現れ、類稀なギターテクニック、大音量で歪ませまくったギターとどれを取っても改革的でした。 THE KINKSのカヴァーYou Really Got Meもそれなりにヒットし、VAN HALEN世界に示した一枚です。 どの曲もエディならではの才能が爆発し、1stにして捨て曲一切なしの大名盤。 BLACK SABBATHのような暗い部分はないが、演奏力や曲構成は後のHR/HMの道を作ったと言っても過言ではない。 正に驚異的な作品で、整理整頓されていない暴力的な一枚。
ロックという文化において、これほど重要な作品も稀だと思います。 LED ZEPPELINがHRを提示したり、DEEP PURPLEがHRの方向性を決定ずけたり、 KING KRIMSONの登場でプログレが世界的に飛躍したり、METALLICAがスラッシュ・メタルを提示したりと、 世界を巻き込んでのムーヴメントを見るとやはり文化的名作というのは数が少ないです。 THE DOORSのこの1stもその稀な名作に入るのではないかと思います。 サイケを取り入れた不気味な音色に、それまでのオーソドックスなロックをベースにし、 ジム・モリソンという類稀の奇才によって完成した奇跡な一枚でしょう。 当時サイケとロックの融合はとても衝撃的だったと思います。 VANILLA FUDGEやCREAMも同世代でしたが、前者はロック色はあまり強くなく後者はロック色が強かったと思います。 その中間部分がちょうどTHE DOORSのような気がします。 後のサイケ、プログレブームを作った先駆者の衝撃的な1stです。 随所にジム・モリソンの才能を垣間見ることができます。 Break On Throught (To The Other Side)、Light My Fire、The End等の名曲収録。
LITTLE FEATの代表作で、非常に気持ちよく聴ける内容です。 のびのびとしたスライドや特徴の美しいハーモニー等、脂がのっていて聴き所満載です。 今でもサザン・ロックの名盤として紹介される最高の一枚に仕上がっています。 名曲Dixie Chicken、Fat Man In The Bathtub収録。
ニルヴァーナの特徴がもろにでた曲。 Smells Like Teen Spiritにも共通する、静と動が見事に描かれています。 カート・コバーンの歌声にも注目。 破滅へと向かう様な痛々しく毒々しい歌声には感動させられます。 しかしこれを未発表にしたのはNEVERMINDがバカ売れしすぎたからなのかな??
MR.BIGの中で最も評価の高い作品ですね。 目玉になるのはやはりTo Be With Youなのですが、他にも傑曲が多数。 バラエティに富んでいて、実にいい内容です。 爽快物も哀愁、泣き物も、泥臭いロックも全て凝縮されています。 しかし、エリックの歌声はクセがあるので苦手な人は苦手かも。 私もその一人ですけど^^;
全米No.1ソングですね。 正直ミスター・ビッグはそこまで好みではないのですが、この曲はハマりました。 ありきたりで、よくあるバラードですが、聴くと物凄い切ない気分にさせられます。 独特の哀愁も感じられていいですね。 サビのハモリもたまらなく好きです。 私は未だにこのバンド=To Be With Youです。