題名が長いことでも有名だと思います。 この頃のTHE BEATLESは実験的要素のモノを試していた為、今作は非常にバラエティに富んだ内容になっています。 そして、全体的にサイケ&プログレ色が強いですね。 世界初のコンセプト作品というだけで超重要作品なのに、 架空のバンドを描いたコンセプト、楽曲の質の高さ、演奏能力はどれをとっても超一級品。 不屈の名曲A Day In The Lifeでも分かるように、 ポールとジョンの作曲能力がお互いを上手く生かしていて、正に革命。 未だに多くのアーティストに影響を与えている、革命的名盤です。 A Day In The Lifeの最後に流れる意味不明の音は、 当時のレコードを逆再生するとポールは死んだと聴こえるという噂があります。 ビートルスはライヴ活動をしてなかったので、メンバーの安否は不明な点が多かったのでしょう。 ジャケやメンバーの配置によってもポール死亡説が全世界に流れました。
物凄く地味な作品だけど、全米で400万枚も売れた代表作。 当時の音楽事情を考えるともの凄いセールスですね。 プレイ自体はこれといってテクニックが優れているわけではありませんが、独特のグルーヴ感がたまりません。 THE BLACK CROWESなりのブルース・ハード・ロックが炸裂しています。 当時L.A. METALブーム、グランジ等の真っ只中でしたが、60&70年代にある古臭さが90年代になって再び出てきたことは本当に嬉しいことです。 私自身90年代最高のロック・アルバムはこれといっても過言ではないくらい影響を受けました。 完成度や音質的には次作に劣るものの、間違いなく彼等を代表する名作です。
ロックという文化において、これほど重要な作品も稀だと思います。 LED ZEPPELINがHRを提示したり、DEEP PURPLEがHRの方向性を決定ずけたり、 KING KRIMSONの登場でプログレが世界的に飛躍したり、METALLICAがスラッシュ・メタルを提示したりと、 世界を巻き込んでのムーヴメントを見るとやはり文化的名作というのは数が少ないです。 THE DOORSのこの1stもその稀な名作に入るのではないかと思います。 サイケを取り入れた不気味な音色に、それまでのオーソドックスなロックをベースにし、 ジム・モリソンという類稀の奇才によって完成した奇跡な一枚でしょう。 当時サイケとロックの融合はとても衝撃的だったと思います。 VANILLA FUDGEやCREAMも同世代でしたが、前者はロック色はあまり強くなく後者はロック色が強かったと思います。 その中間部分がちょうどTHE DOORSのような気がします。 後のサイケ、プログレブームを作った先駆者の衝撃的な1stです。 随所にジム・モリソンの才能を垣間見ることができます。 Break On Throught (To The Other Side)、Light My Fire、The End等の名曲収録。
1stからBALANCEまでの作品のベストで、初心者にはうってつけだった一枚。 今はVery Best Of Van Halenが出たので、そっちの方がいいかも。 ただ、手短に簡単に知りたいならこれだし、 Humans Being、Me Wise Magicが聴けるのもこの作品のみ。 なので、この曲のために買うのがベスト。
VAN HALENなら間違いなくこの一枚でしょう。 突然と現れ、類稀なギターテクニック、大音量で歪ませまくったギターとどれを取っても改革的でした。 THE KINKSのカヴァーYou Really Got Meもそれなりにヒットし、VAN HALEN世界に示した一枚です。 どの曲もエディならではの才能が爆発し、1stにして捨て曲一切なしの大名盤。 BLACK SABBATHのような暗い部分はないが、演奏力や曲構成は後のHR/HMの道を作ったと言っても過言ではない。 正に驚異的な作品で、整理整頓されていない暴力的な一枚。