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KILLER DWARFS - 最近の発言
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Method to the Madness

時代の流れに合わせ音楽性をプチモデルチェンジしながら進んできたバンド。1992年という時代背景も取り込み上手く立ち回っている。怪しげなSEから従来のイメージを損なわないメロディックロックへと持ち込む展開もOK。2曲目など生々しいロックスタイルを持ち込みSKID ROWとか思い出させたりと上手くやっていますね。

ラフなロック色を強め作り込み過ぎてない印象を与えることで90年代を乗りきろうとしているのだが、その真面目さが個性不足を誘発と痛し痒しな展開になっているのはマイナスだろう。
どこか聴いたことがあるが増えたのだが、あの時代のモトリークルーに付いていこうとしたのならば正解であろう。それにしても器用なバンドであり、その器用貧乏さが成功に繋がらなかったのだろうか?
いずれにしろ、どの作品にも顔があり一定のクオリティを保持しているので、メロディアスにサウンドが好きな人ならば、これ以前を順番に聴いて欲しいものである。

失恋船長 ★★★ (2023-05-15 12:01:19)


Stand Tall

メンバー全員がドワーフと名乗る事で一部のピュアなロックファンから全員兄弟という誤った認識もされたカナダのロックバンド。メンバーチェンジもあるので、大家族が全員ミュージシャン志望というレアはなく、大衆演劇一家じゃあるまいしとクスッと笑いますが、本当に全員兄弟と思っていた人がいたんですよね。

このバンドの音楽を時系列で聴いた時は驚きましたね。1983年にリリースした1stから3年、時代の流れを読み取り見事に86年仕様に変貌を遂げたバンド。その音楽性はオープニングから炸裂、芯にあるロックテイストもそこそこに、売れそうな空気を纏ったラジオオンエアー対策もバッチリとり、現状を好転するよう仕掛けてきました。
いい意味でのメジャー感、だが隠せないハードテイスト、その絶妙なさじ加減をコントロールと耳馴染みのよい楽曲を並べています。曲間の短さなんかも、聴き手の興味が離れないような工夫もあり、アルバム単位で聴かせてくれる。またメロディ成分の強弱を上手くつける事でアルバムの流れに変化をつけているのもポイント。日本人好みの哀メロナンバーなんかが合間に顔を出してくる事により、試聴感も上がるでしょう。
ある時期から、アメリカでもヴィジュアル全盛というのか、腕よりも華やかさを重視される時代が来ました。下手くそでもステージに立てた時代がある。そういうバブル弾ける時代のバンドとは明らかに一線を画す、下地のしっかりとした実力。その自肩の強さが安定感に繋がり安心して聴いてられます。カナダ産だけに丸ごと陽性ではないのも日本人にウケそうですね。

あまり好意的な評価を貰えなかったバンド。また国内盤のリリースも無かったような記憶があるのでイマイチ知名度を上げられていませんが、甘すぎないメロディアスメジャーサウンドの旨味、その味付けの巧みぶりに唸ります。

失恋船長 ★★★ (2022-09-01 19:08:11)


Dirty Weapons

紆余曲折を経て辿り着いたバンドサウンドは実に硬派でメロディアスな正統性の強いスタイルに落ち着きました。バラエティは豊かだが一本筋の通った音楽性、その高潔な精神性は売れ線志向とは一線を画すものでありながらも大衆性を補完しているのも見逃せません。
メロディ派だが甘すぎるのは嫌だ、もっと攻撃的であってくれと思うメタルファンなら是非とも聴いて欲しい一枚。このバンドはまずテクニックがある、土台のしっかりとしたプレイを根幹に質の高い楽曲を用意、完成度の高さに見合う演奏力があるからこそ様になります。
伝統的なハードテイストと耳を惹くフックのある哀愁のメロディの融合、迷いがないバンド運営は決定的なカラーを打ち出すことに成功している。個人的にはもっと認知されるべき傑作だと思っているがイマイチ跳ねなかったのは残念でならない。乾いたバラードを用意したりと芸の細かさも強力な武器だっただけに、その器用さがマイナスに働いたのかもしれない、いい意味でのデジャブ感も足を引っ張っているのだろうか、個人的にはベストオブ80年代的なメインストリームよりのバンドサウンドに魅了されますけどね。
④なんてちょっぴり切ないアメリカンロッカバラード風味にキュンとなるし、そもそも頭3曲が強力すぎる。力強さと切なさが同居するミドルナンバーの⑤もエエ、⑥だって名曲の予感を漂わせるムードのあるイントロからカッコいいと、アルバムを通して捨て曲が見当たらないのが素晴らしい。
無駄を削ぎ落しシェイプされた楽曲群の凄みに圧倒される39分の旅路です。気が付けばリピートですよ。アメリカでもドイツでもないカナダという国を代表する音でしょうね。

失恋船長 ★★★ (2021-10-10 05:53:18)


Dirty Weapons

1990年発表の4th。カナダ出身のハードロックバンド。日本じゃ無名・・・ワタクシも名前を聞いた程度でした。
あら、結構出来が良いですね。LAメタルの流れを組む正統派ハードロック。セバスチャン・バックを思わせる爬虫類Voと
あまり脳天気にならない適度に哀愁を含む曲。大手のエピックからのリリースと非常に整ったプロダクション・・・
アンディ・ジョーンズのプロデュースって大物じゃん!本国カナダやアメリカでもそれなりに高評価だった様で、
実は隠れた名盤では?カナダ産だとアメリカンでも欧州風でも無い、言わばいいとこ取りの感じになるのかなぁ?同時期の
PC69やCASANOVAとか思い出すなぁ、個人的には大好きな音です。80年代を思いっきり引きずってるのがポイント高い。
1,2曲目が突出して良いけれども、平均して良い曲が揃ってますよ。HAREM SCAREMの前のバンドなのか、俺が知らない
だけで、優秀なバンドはいるのだねぇ・・・。

cri0841 ★★★ (2021-06-11 20:13:37)


Killer Dwarfs

洗練されたサウンドを向こうにある本格派のスタイルが魅力でL.Aムーブメントとも折り合いをつけて活動していた印象があるカナダのHM/HRバンドだった彼等のデビューアルバム。
まず驚かされるのが、後年のスタイルを比較すると実に堅実で泥臭いハードサウンドを披露している。その出で立ちはNWOBHMにも通ずる硬派さと、ソリッドでヘヴィなスタイルを軸に、アンサンブルの頂点には唄があるという仕様。邪念のない正統派スタイルでグイグイと迫っています。
この手のスタイルの評価は二分するでしょう、派手さに欠け親しみやすいキャッチーさがあるわけでもない、そういう意味でメジャー流通の時流に合わせたものを好む方には少々敷居は高くなるのだが、時代に関係なく基盤となるヘヴィメタルの基礎を築いた、あのサウンドが好みの方は、この安定感のあるハードサウンドは実に体に染み入るでしょうね。
カナダ産だけに大陸的なうねりを土台に、熱を帯びたメロディが、ほのかな哀愁と屈強さを伴い力強く打ち鳴らされている事に好感を覚えるでしょう。
ハイトーンも絶妙な形で歌い込まれている。骨太はグルーブも軽快に聴かせる手腕と、重苦しくさせないライトな感覚、その頂点に唄があると言う仕様を見事に成立させている。それでありながらもハードな力感を損なわない完成度の高い楽曲に目を見張りますね。これは地味ではなく堅実なんだと言いたい。

失恋船長 ★★★ (2021-06-10 13:32:01)


Hard Luck Town / Method to the Madness
OPナンバーらしい快活なノリの良さを漂わせつつ
聴き進めるとブリッジを過ぎた辺りから
哀愁が滲み出して来るという、
バンドの個性が分かり易く表れた1曲。

火薬バカ一代 ★★ (2017-10-19 23:13:54)


Driftin' Back / Method to the Madness
哀愁に満ちた曲調と、ピアノの調べが
そこはとなくノスタルジックな感傷を刺激する抒情ナンバー。
Voは丁寧に歌い上げるタイプではありませんが、
全力投球な歌いっぷりが案外マッチしているのではないかと。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-10-19 23:05:35)


Method to the Madness

メンバー全員が「ドワーフ」姓を名乗っていたことでも注目を集めた、カナダはトロント出身の4人組が’92年に発表した5thアルバム。ちなみに彼らのカタログは数年前までは(例え帯付でも)中古盤が安値で入手可能でしたが、先日過去作もチェックしようと思い立って調べてみたら、いつの間にか価格が高騰していて「一体何があったんだよ?」と。
そんなわけで、KILLER DWARFSのアルバムはコレしか所持していないため、以前の作品と聴き比べてどうこう言うことは出来ないのですが、とりあえず本作に託されているのはギミックに頼らないストレートなHR。Voがシャウト主体のラフな歌唱スタイルなこともあり、ロックンロール寄りの感触が無きにしも非ずという。これといったキメ曲に乏しい本編を初めて耳にした時は、失礼ながら「地味だ」とか思ったものですが、正統派のHRとしては無駄な力みがなく自然体。ロックンロールとしては埃っぽさや能天気なノリが控えめで、メロディからは透明感すら感じられるという、実にカナダのバンドらしいサウンドは、聴けば聴くほどにその旨みが浸透してきます。特にピアノの旋律がノスタルジックな哀愁を増幅させる抒情ナンバー③や、逆にハードに駆け抜ける疾走ナンバー⑫等はなかなかの出来栄え。また前作収録のアコギ・バラード⑬が再び収録されているのは、ゴッドの解説によれば、ラジオを中心にヒットの兆しがあったにも関わらずレコード会社の無策が原因で折角の機会を潰されてしまったことに対する彼らなりのリベンジの模様。
バンドは本作発表後間もなく解散。しかし'01年には再結成を果たし、その際にはお蔵入りしていた6th『STAR@ONE』もリリースされています。

火薬バカ一代 ★★ (2017-10-19 22:58:12)


Big Deal

カナダ産の4人組による1988年リリースの3rd。コンセプトがようわからんツイスターゲームで気張ったんかいな?と聴きたくなるジャケットにどんな音が出てくるか想像もつきませんが、意外なほどの爽快感のあるメロディアスなサウンドを聴く事ができ驚いたものです。全体の雰囲気も良くなんだかフワフワと優しいサウンドに癒されそうになるのですが、ややフックに乏しいメロにもどかしさも感じさせ、そのあたりが評価の分かれ目になりそうですね。ホワイトライオンみたいな音が好みの人にはドンピシャでしょう。適度にハードで嫌味が全くない健全な音に懐かしいノスタルジーをくすぐられ、もはや絶滅危惧種なサウンドに手が伸びるものです。

失恋船長 ★★ (2014-09-04 19:48:56)


Dirty Weapons

タイトルトラックは素晴らしい。それ以外は本当に普通のHR.音楽性も曲の出来も。

モブルールズ ★★ (2009-06-21 00:09:00)


Dirty Weapons

↑そうですね、かなり落ち着きます。
クリプトプシーやナパームデスみたいなキチガイを聴いた後に聴くと、ふと肩が軽くなりますね。

Chuck*Billy ★★ (2005-12-09 21:04:00)


Method to the Madness

ジャケのデザインは相変わらず悪いですが、中身はLAメタルという感じのメロディアスなハードロックです。どっちかというとモトリーやラット系のR&Rを主体にしたハードロックです。とくにこれといった曲もないが、悪い曲もない。平凡なアルバムです。ただギターはうまい。

ジーノ ★★ (2005-09-27 12:37:00)


Dirty Weapons

↑まさに、ですね。
適度にハードロック、適度にメタル、適度にロックンロール、適度な哀愁味。
こういうのを聴くと落ち着きますね。
普通であることの良さを味わえる好盤。

GEORGE ★★ (2003-10-04 23:34:00)


Dirty Weapons

B級臭さを漂わせるフツウメタルの王道。
しかも、フツウの枠におさまらない、まさに名曲と呼ぶにふさわしい「Nothin'gets Nothin'」が収録されているトコロが心ニクい。

Kamiko ★★ (2003-09-12 01:23:00)


Big Deal

88年発表の3rd。
PRIDEを聴いていると無性に懐かしくて聴きたくなったKILLERDWARFS。運良く中古屋で一発ツモ(笑)当時PVで観た“We Stand Alone"は今聴いてもキャッチーでいい曲だが、全体的には楽曲の魅力が乏しい。
いかにもカナダのB級LAメタルもどきなんだけど、8の“I'm Alive"はSAXONの“Red Line"によく似てるし、続く“Burn It Down"もこれまたSAXONもどきで、案外NWOBHMの影響も伺える。Voのキャラも相まって何だか憎めないB級作品なのである。
思い入れのない人にはど~って事ない作品と言われても仕方ないかなぁ。

HIGASHI ★★ (2003-07-13 23:02:00)