そうそう、ベースは底の方で鳴っているのが少し(時折)聞こえますよ。
ただしベースのボリューム自体が低い上にギターリフとほとんどユニゾンでプレイしていること、及びギターがかなり低音域までカバーしているので音域が重なってしまい、ほとんどかき消されている状態かと。とにかくひじょ～に聞き取りにくく、はっきり聞こえるのは「THE PRINCE」だけですね。かなりの金属音ベースです。
良く言えばサウンドに厚みを加え、全体の音像を支える役割に徹している状態です。
当時新入りだったジェイソンにジェイムズとラーズが自由にプレイする余地を与えず地味なプレイを強要した、とかなんとか聞いた事があります。でもって故クリフ・バートンのファン層はジェイソンのあまりに地味で面白くないプレイに激怒した、とも。なんともジェイソンが可哀想な話です。
とにかく、このアルバム独特の音作り(やけにアタックが強調されたドラムとか)は明らかに意図的なものだったはずです。
長々と失礼しました。