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人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 肥満天使(メタボリックエンジェル) ★★★ (2016-11-03 17:36:21)

リッチー風味のギターが出てきますね
ストレートな作風とコミカルさが合致していますね
キャッチーでカッコいい
鈴木のエグさがこれまたハマっていますね


人間椅子 - 怪人二十面相 ★★★ (2016-11-03 17:28:55)

江戸川乱歩の『怪人二十面相』をモチーフとしたコンセプトアルバムなのかな?その一本筋の通った作風がアルバムに反映されており、今まで培った音楽性と踏襲しつつ新たなる魅力も発見できる意欲作。曲構成も含めギターをシンプルに聴かせる事で今までよりもスッキリとした音になっており、聴きやすさを誘発している点も見逃せませんね。ギターとベースによるリフワークの破壊力も健在、テクニックのみならずセンスのある後藤マスヒロの変化自在のドラミングは鋭さをまし、妖しげで禍々しい人間椅子サウンドの根幹を支えております。シンプルな構成はキャッチネスさもあり、人間椅子ならではの灰汁は薄まっているのかもしれませんが、自らのルーツたる先人達の影響を色濃く反映させる手腕と、自身の個性を際立てせうという作業を滞りなく両立させる手腕は見事ですね。
『怪談 そして死とエロス』を聴いてからプチ人間椅子ブームが到来中のワタクシですが、改めて過去の作品に耳を傾けると、アルバム枚にしっかりと新たしい事に取り組み、方向性を広げていたことを知りました。地に足をつけてしっかりと活動していたんだなぁと感心しましたね。


人間椅子 - 怪人二十面相 - 大団円 ★★★ (2016-11-03 17:09:16)

今までのラストソングとはチョイと趣の違う曲ですね
今アルバムの方向性を考えると納得です
物語を雄弁に奏でる各パートの演出の妙に唸りました


人間椅子 - 怪人二十面相 - 地獄風景 ★★★ (2016-11-03 17:03:37)

三三七拍子のリズムですが後藤はもっと叩いています
流石のドラムプレイが曲を牽引していますね
鈴木の下品な歌い回しがバッチリハマっています


人間椅子 - 怪人二十面相 - 楽しい夏休み ★★ (2016-11-03 17:00:24)

あっと言う間に過ぎる夏休み
ラスト二日前に慌てて宿題に取り掛かる
そんな忙しなさが曲調に表れていますね
色んな意味で面白い


人間椅子 - 怪人二十面相 - 屋根裏のねぷた祭り ★★★ (2016-11-03 16:58:39)

これぞ人間椅子なダーク今昔物語HM/HR
やーやどーの掛け声も恐怖を演出
鈴木の歌も迫力満点
アルバムを代表する一曲でしょう


人間椅子 - 怪人二十面相 - 名探偵登場 ★★★ (2016-11-03 16:56:05)

明智小五郎登場の小奇麗な曲です
シンプルでいいですね
アルバムの流れ的にも箸休め的なニュアンスがあり絶妙だ


人間椅子 - 怪人二十面相 - 亜麻色のスカーフ ★★ (2016-11-03 16:53:39)

70年代ロックな後藤マスヒロの曲です
シャンシャラララー♪だもんね


人間椅子 - 怪人二十面相 - あしながぐも ★★★ (2016-11-03 16:51:53)

ヘヴィなミドルナンバー
下品に歪むベースがカッコいい


人間椅子 - 怪人二十面相 - 刑務所はいっぱい ★★★ (2016-11-03 16:50:03)

こちらもストレートな曲調ですね
シンプルなリフワークが耳に残ります
歌詞も面白くスッと耳に入ってきます
ソロもあのアイデアを持ってくるとは面白い


人間椅子 - 怪人二十面相 - 蛭田博士の発明 ★★★ (2016-11-03 16:47:42)

3曲目はブルーオイスターカルト風なのね
妖しげな歌詞をバックが盛りたてていますね
演出の仕掛けが上手い
世界観が見事に表現されていますね


人間椅子 - 怪人二十面相 - みなしごのシャッフル ★★★ (2016-11-03 16:43:13)

ユーライア・ヒープなギターがエエわ
歌のバックをほぼベースとドラムにしたのも面白い
人間椅子なアイデアが詰まっている
和嶋の世界だね


人間椅子 - 怪人二十面相 - 怪人二十面相 ★★★ (2016-11-03 16:41:06)

オーソドックスなギターリフに驚きましたね
妖しげな雰囲気を醸し出す鈴木にの歌がエエ
後藤のドラムも心地よい
ギターソロも持っていきますねぇ


人間椅子 - 瘋痴狂 ★★ (2016-11-02 15:21:11)

ナカジマノブ参加の影響が色濃く出てきた意欲作。音楽性の幅を広げつつもルーツたる70年代型のHM/HRサウンドで纏める辺りは流石です。初期の頃のドゥーム色は大幅に減退、血なまぐさい陰惨な要素も無く、わりとストレートな曲調も増えバンドとしての印象はかなり変わりました。メンバーチェンジがもたらした要因なんでしょうが、個人的にはそこが一番モノ足りず、今作を最後にアルバム購入が『無頼豊饒』まで無くなる事となりました。
和のテイストもあるのですが、リフワークや楽曲の骨子が完全の洋のモノなので、その辺りの組み合わせと表現の仕方によって感じ方が大きく変わるでしょうね。アルバムタイトルも『瘋痴狂』HOO CHIE KOOだからなぁと妙に納得させる辺りは流石ですね。
ドゥーム色を捨てストレートな手法を持ち入ろうが鈴木のベースは下品に鳴り響いているし、和嶋も曲に合わせ拘りのギターフレーズと音色を操りマニアのハートを掴むだろう。ナカジマノブのストレートなパワードラムが音楽性に反映されているのは明確ですが、3曲もリードボーカルを務める位バンドの重要なピースとなっているのでしょう。
ドゥーム色は廃しましたが70年代型ロックの持つヴァイブが息づく人間椅子の魅力を端的に表しているのが聴きどころでしょう。


人間椅子 - 瘋痴狂 - 幻色の孤島 ★★ (2016-11-02 15:00:21)

プログレッシブな曲をラストに持ってきました
奇奇怪怪な世界観が巧みに演出されていますね


人間椅子 - 瘋痴狂 - 暗黒星雲 ★★ (2016-11-02 14:57:09)

やっとヘヴィな曲が出てきましたが情念は薄目ですね
鈴木のベッタリとした歌い回しは本当にカッコいい


人間椅子 - 瘋痴狂 - 孤立無援の思想 ★★★ (2016-11-02 14:55:21)

ディスコ調が面白い
特に出だしなんてKISSを完全に意識してますよね
ナカジマノブがメインボーカルを務めています


人間椅子 - 瘋痴狂 - 恐怖!! ふじつぼ人間 ★★ (2016-11-02 14:53:29)

タイトルからして凄い
この紙一重感が好きですね
でもシンプルな曲です


人間椅子 - 瘋痴狂 - 山椒魚 ★★ (2016-11-02 14:51:55)

妙な明るさが耳に残りますね
スライドギターも渋い


人間椅子 - 瘋痴狂 - 不惑の路 ★★ (2016-11-02 14:47:34)

瘋痴狂なヘヴィブルース
アルバム全体的に言える事ですが親しみやすいメロディが前に出ていますね


人間椅子 - 瘋痴狂 - 無慈悲なる青春 ★★ (2016-11-02 14:45:28)

ストレートに突っ走るメタルナンバー
ナカジマノブがメインで歌います


人間椅子 - 瘋痴狂 - 青い衝動 ★★★ (2016-11-02 14:43:10)

鈴木の灰汁の強い歌声が映えますね
ヘヴィでアッパーなグルーブが面白い
これがナカジマノブ加入の要因か


人間椅子 - 瘋痴狂 - 品川心中 ★★ (2016-11-02 14:41:27)

お得意の雅メタル
彼ららしいアイデアが詰まっていますね
ある意味新境地を開いているのかな


人間椅子 - 瘋痴狂 - ロックンロール特急 ★★★ (2016-11-02 14:38:02)

ナカジマノブがメインボーカルを務めるストレートな曲
タイトル通りのノリが好きですね


人間椅子 - 瘋痴狂 - 二十一世紀の瘋痴狂 ★★★ (2016-11-02 14:36:57)

フーチークーっていう言葉遊びが面白い
古典的な響きも面白いね


人間椅子 - 瘋痴狂 - 雷神 ★★★ (2016-11-02 14:34:14)

ヘヴィに暴れています
まさに雷神ですね


Shout - Shout ★★ (2016-11-01 13:52:20)

AVEXはBAREKNUCKLEから1997年にリリースされたツインギター編成5人組による1st。音楽性はDanger Dangerや後期ICONあたりを思い出されるメロディ重視のアメリカンロックを披露。個性はないがツボを押さえたアレンジとプレイで煌びやかな一時代をふんわりと思い出させてくれる。エッジは抑え気味で楽曲も類型的と言う事で、ながら聴きをさせる確率の高さは否めませんが、この手の音楽は箸休めにピッタリでハードなモノの合間に聴くと丁度良いので、ドライブのお供や長期旅行に必需品です。堅実なアレンジと職人肌の楽曲はいつだって寄り添いたいスタイルの音楽ですよ。


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス ★★★ (2016-11-01 13:28:15)

ももクロと共演&おしゃれロックの祭典Ozzfest JAPANに参加など、勢いが落ちるどころか近年は再度商業ベースに乗り躍進著しい彼らが放った最新作。そういった活動が後押ししたのか、70年代型の古典的HM/HRの世界観に近代的なヘヴィネスサウンドを何の迷いも無く取り込んでいるが全然違和感がないのがエグい。日本文学に根ざした土着的なオカルトをテーマに生と死と描く事で自身のアイデンティティを猛烈にアピール、近年の活動で得た新たなるファン層に切り込むべく、実に分かりやすい曲を用意し完全に方向性を振り切ったのが聴きやすさを誘発していますね。でもギラギラと野心溢れるヘヴィな音で迫る破壊力たるや、ここに来てもテンションを下げずに最後まで押しきれる枯渇しないアイデアに関心させられました。情念の薄いストレートな曲の多さは即効性はあれど飽きも早いという事で個人的にはドロドロウネウネとしてドゥーム系のスローナンバーが数曲あれば印象も違うのですが、そこは嗜好の問題で、今作における一曲一曲の完成度の高さとハードにヘヴィにダイナミックに押し切る方向性は、さぞやLIVEで盛り上がるでしょうね。ナカジマノブと鈴木のエグみをました唯一無二のヘヴィグルーブ、和嶋のアイオミギターの憑依ぶりも素晴らしく新旧のファンを大いに満足させる仕上がりでしょう。


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - マダム・エドワルダ ★★★ (2016-11-01 13:08:48)

ファズの掛ったエグいイントロ
このリズムパターン
聴いていてニヤニヤさせられました
最後まで情念たっぷりのドロドロ系はありませんでしたが
最後に名曲を思ってくるアルバムの流れを損なってはいません


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 地獄の球宴 ★★★ (2016-11-01 13:06:13)

お約束の地獄ソング
ヘヴィでアッパーな一曲
ドラムがエエ
生首コーラスが耳から離れん


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 超能力があったなら ★★★ (2016-11-01 13:03:53)

ストレートなロックナンバーですね
ここまで分かりやすくシンプルなのあったかね
歌詞の世界も好きです
ナカジマノブの歌もハマっていますね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 泥の雨 ★★★ (2016-11-01 13:01:11)

ジャリジャリとした汚く騒々しい音が印象的です
和のテイストを持ち込みつつも完全な洋仕様ってのが面白い
情念系の曲がここに来ても無いのが個人的には少々淋しく通して聴くと物足りなさを覚えますね
曲単位では勢いを落とさない今アルバムらしい人間椅子な曲ですね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 三途の川 ★★★ (2016-11-01 12:56:00)

死をテーマにする事で生を実感させるコンセプトとアイデアの勝ち
入魂のギターソロに悶絶
鈴木の歌はやはりエグい


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 雪女 ★★★ (2016-11-01 12:53:36)

ハードでヘヴィで分かりやすさとオカルトテイスト
このアルバムを端的に物語っていますね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 狼の黄昏 ★★★ (2016-11-01 12:49:53)

ギターリフがHM/HRしてますね
狼の遠吠えがエエ
哀愁がグッと出ますね
ストレートでキャッチーな勢いを止めませんね
人間椅子風オジーかねぇ


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 黄泉がえりの街 ★★★ (2016-11-01 12:47:24)

鈴木のエグい歌声がエエですね
ヘヴィでダイナミック
ドロドロ系じゃないのが聴きやすさを誘発してますね
今アルバムの方向性が完全に見えてきましたね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 眠り男 ★★★ (2016-11-01 12:44:56)

歌メロをくっきりと際立たせていますね
難解な雰囲気はありません
耳馴染みの良いナンバーですね
ギラギラと燃えたぎる中盤のインストパートが好きかな


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 菊花の数え唄 ★★★ (2016-11-01 12:40:19)

お得意の雅メタル
頭3曲続けてノリのよい曲を用意
新規獲得を考えると憎い演出ですね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 芳一受難 ★★★ (2016-11-01 12:37:06)

今作に相応しい怪談『耳無芳一』
おどろおどろしい展開ではなくアッパーでキャッチーな曲へと仕上げていますね
サビのメロも悪霊たちの渇望がロックのリズムに完璧にノッテいますね
カッコええわ
般若心経が流れるパートも好きですね
ギラギラと野心溢れるベース音がカッコいい
視点を悪霊目線ってのもエエね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 恐怖の大王 ★★★ (2016-11-01 12:33:47)

ヘヴィでダイナミック
最近の彼らを象徴しているような印象ですね
勢いを落とさず多彩な場面展開を設ける辺りが流石です


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 ★★★ (2016-10-31 14:00:21)

演奏が下手でも化粧が上手であればメジャーデビュー出来たバンドブーム(今でも演奏しなくても売れるし紅白でているから基本はかわりません。上手いとは下手はどうでもよい)そんなムーブメントを生んだ背景にはTV番組の影響があったわけですが、その権化とも言えるイカ天出身者というのが足枷となり、活動を続ける程に蝕んでいたデビュー当時のキワモノ的イメージ、分かる人にだけ分かるバンドとなり下がり、活動が定まらない彼らが1999年にリリースした渾身のアルバム。かく言うワタクシも偉そうな事を言えなくて、若い頃は、この手のバンドが大嫌いで、所謂イメージ先行、実力と人気の差が100万キロみたいなバンドが多く聴くに堪えなかったとロクに耳も傾けず先入観に凝り固まっていたのですが、90年代の半ばに普通のメタルが聴きたいなぁと思っていた時に、彼らのベストを聴いて、その先入観で聞こえてこなかったリアルな音像にノックアウト、イカ天出身と言うだけでロクに聴きもせずに舐めてごめんなさいねとなり、90年代中ごろは随分と音楽人生を振り返り見直す日々を送る事になりました。
そんな状況もあり彼らはフェバリットな存在となり随分と重宝させていただきましたが、今作は2000年を前に今までの活動を総括した内容を誇り、サバスありロバート・フィリップありの人間椅子ワールドを全開に開放しつつ、新たなる側面を綿密の盛り込んだ意欲作。日本語詩による猟奇的で奇奇怪怪な世界と人間の暗部を照らした耽美的主義、そこに絡むブリティッシュロックな響き、必然性のある濃密な世界観を大解放となっていますね。後藤マスヒロの粘りのある艶やかなドラミングと鈴木の弾力のあるベース、ミックス的に和嶋のギターは情念が薄まっている点はあるのですが、これもメジャーでの折衷案として十分理解できるし許容範囲です。やや全般的にスッキリとしたアレンジとなっているのですが、ある意味演奏もシンプルな側面を出す事で逆にエグさが倍増していたりと聴かせ方の上手いバンドだなぁと改めて思いました。


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 幽霊列車 ★★★ (2016-10-31 13:31:44)

ある意味幻想的な世界観が出ています
今までのオープニングとはチョイと違いますね
そこが逆に新鮮で良かった


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 蟲 ★★★ (2016-10-31 13:27:01)

人間椅子らしいスピードナンバー
エグくストレートに伝わり奇怪な歌詞も好きですね
単純にノレます


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 恋は三角木馬の上で ★★ (2016-10-31 13:23:57)

ポップなロックナンバー
この手の曲も彼らのルーツですね


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 都会の童話 ★★ (2016-10-31 13:21:22)

妙な明るさが逆に病的に感じますね
歌が弱いにがチョイと気になりますが
インストパートはクリムゾンぽさが出てますね


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 暁の断頭台 ★★★ (2016-10-31 13:17:54)

後半に向けてテンポアップする様のカッコよさ
突っ込み気味のツービートはエキサイトですが
ヘヴィなパートとの対比が面白く気にならない
後藤マスヒロの艶のあるドラミングと鈴木の色気のあるベースがいい


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 少女地獄 ★★ (2016-10-31 13:15:18)

少女地獄は夢野久作の短編ですね
わりとモチーフになっています
和嶋の拘りが詰まった曲です


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 春の海 ★★★ (2016-10-31 13:12:18)

ヘヴィでダークにミステリアスとサバスティカルな一曲
サバスそのものですね
和風ドゥームここにあり


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 不眠症ブルース ★★ (2016-10-31 13:09:34)

ブルースといってもいつものドロドロ系ではないですね
後藤マスヒロをフューチャーした曲です


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 黒い太陽 ★★★ (2016-10-31 13:07:41)

不穏な空気に包まれるヘヴィな一曲
人間椅子ワールド全開ですね
シンプルなプレイが逆にエグい


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - ザバス・スラッシュ・ザバス ★★★ (2016-10-31 13:04:45)

歌詞以外にもサバス愛が随所に盛り込まれたスラッシュソング
アイオミギターが炸裂してますね
メタリカ風な面もありますよ


人間椅子 - 無限の住人 - 黒猫 ★★ (2016-10-31 13:00:24)

人間椅子の魅力をギュッと凝縮していますね
場面展開も多く三者が絶妙に絡み合うアンサンブルも迫力十分
メジャー感のあるよそ行き仕様のミックスが残念
ドロドロ系なのにスッキリしてまんがなぁ


人間椅子 - 無限の住人 - 宇宙遊泳 ★★ (2016-10-31 12:56:05)

タイトルまんまのスペイシーな曲です
自身のルーツをあけすけに現すのも彼らの流儀でしょう


人間椅子 - 無限の住人 - 刀と鞘 ★★★ (2016-10-31 12:54:43)

刀と鞘の相関図が深い
女があっての男ですよ
そしてどんなに煌びやかな装飾の鞘でも刀あってですからね
ブルージーだがキャッチーに聴かせるのも流石の一言ですね
シングルカットされた曲ですが聴き応えもあるし情念渦巻くらしさもある


人間椅子 - 無限の住人 - 莫迦酔狂ひ ★★ (2016-10-31 12:49:56)

酔っ払いソング
その酩酊感とも言うべきヘヴィにゆらめくグルーブの千鳥足感がエグい
ミックスも含めて小奇麗にまとめられているのがチョイと残念


人間椅子 - 無限の住人 - 蛮カラ一代記 ★★ (2016-10-31 12:46:38)

和風ヘヴィブルース
サバスですなぁ


人間椅子 - 無限の住人 - 無限の住人 ★★ (2016-10-31 12:44:59)

後半一気にテンポアップします
浪曲に津軽三味線風ギターとなんでもありですね


ZEELION - Zeelion - Crying ★★★ (2016-10-30 14:25:07)

甘いね
北欧らしい糖度も高めのメロディに絡む哀愁美と官能的な響きが耳を惹きます
雰囲気もあり好きですね


ZEELION - Zeelion ★★ (2016-10-30 14:23:39)

お知り合いがキーボードにマッツ・オラウソンが参加しているスウェーデン出身の様式美バンドとはりきっていましたが、読み間違えでMats Olaussonはこれで、こっちはMats Olssonだから、多分マッツ・オルセンだと思うよと教えたら、郵便ポストかと思う程、顔を真っ赤にしてましたね。個人的に聴くたびにその事を思い出さずにはいられないAVEXはBAREKNUCKLEからリリースされた1st。クラシカルなフレーズと北欧ならではの甘美なメロディが舞う典型的なスタイルを保持しており、余りにも実直過ぎて個性不足感がハンパないのですが、逆にその素直すぎるアレンジが好きだと思える人にとっては安定感抜群の一枚となるでしょう。しっかりとした枠組みの中で慎重に曲を作り聴かせる作業を行う様は北欧ネオクラマニアにとって良心的でしょうね。


人間椅子 - 頽廃芸術展 - 銀河鉄道777 ★★★ (2016-10-30 14:02:40)

ホーンが入っていて面白いですね
ED75にエキサイトとタイトルから推察されるとカブる曲があり
宇宙遊泳的な曲になると思ったら見事に裏切られました
アルバムの流れで聴くと抜群に印象に残る


人間椅子 - 頽廃芸術展 - 阿片窟の男 ★★★ (2016-10-30 13:59:43)

ウネウネズルズルのベースに耳がいきますね
そのベースと絡むリフワークと味のあるサバスなソロがズーンと胸に響きます
ハッパ臭い陶酔感のある曲ですね


人間椅子 - 桜の森の満開の下 ★★ (2016-10-30 13:56:08)

意図したと思われるローファイな音像の1stから一転、聴きやすくスッキリとした音質と楽曲を収録したメジャー第2弾アルバム。のちの作品と比較しても情念たっぷりのオドロオドロしさや、頽廃的で耽美な世界観が薄く、イマイチ印象に残らない作風となっているのですが、そこは嗜好の問題で、頭3曲のストレートでノリのよい曲を並べたりと聴きやすく分かりやすいという面を強調したように感じられ、彼らなりにメジャーフィールドでの活動を意識したと思われるのですが、先行シングルの⑤などでも静と動の対比が見事に際立っている大作をフューチャーしたりと本質的なモノに大きな変化はなく、ラブソングやポップスでお茶を濁すような手法は取っていないのでファンなら押さえておいて損はしないでしょう。


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 太陽黒点 ★★★ (2016-10-30 13:47:18)

ドロドロとしたサバスティカルな曲ですが
アルバムの性質上スッキリとしていますね
ドロドロとした情念たっぷりのらしい一曲です
最後にやっと出ましたね


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 甲状腺上のマリア ★★ (2016-10-30 13:45:02)

ギョッとする歌詞が飛び出しますね
綺麗なアルペジオと猟奇的な世界観を朴訥とした和嶋の声で歌う事によって
より鮮烈で奇怪なるモノへと昇華していますね


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 相撲の唄 ★★★ (2016-10-30 13:42:57)

男の悲哀を相撲で表現しているのかな
アイデアがエエね
キワモノ的なイメージがあるバンドだからコミカルな面を出してもオフザケにならない
転調してからのパートのスリリングさなど聴くべき要素は多い


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 盗人讃歌 ★★★ (2016-10-30 13:38:41)

人間椅子風のChild In Timeといったところか
場面展開の多いプログレスタイルがバンドの真骨頂でしょう
熱いね


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 東京ボンデージ ★★ (2016-10-30 13:35:03)

ブルーノートでルート弾き
シンプルだが聴いていると妙に耳に残りますね
ソロも渋いわ


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 夜叉ヶ池 ★★★ (2016-10-30 13:32:39)

静と動のバランスが見事
安寿と厨子王丸の話がテーマなのかな?
それにしても遊び心が多い
これって馬賊の歌でしょうね


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 憂鬱時代 ★★★ (2016-10-30 13:30:17)

この大正ロマンな情景がイメージされる構成力が憎い
ストレートな曲が続いたので情念のある曲が聞けて嬉しかったです


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 心の火事 ★★★ (2016-10-30 13:27:46)

和のテイストたっぷりの雅メタルですね
バキバキとしたベースがクールに響きます
スッキリとした味わいが今アルバムを象徴しているのでしょう


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 遺言状放送 ★★★ (2016-10-30 13:25:49)

風刺の効いた世界観がらしいですね
キャッチーでスッキリと聴かせてくれます


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 爆弾行進曲 ★★★ (2016-10-30 13:24:13)

リフワークが映えますね
間髪開けずに2曲目につながる構成も好きです
軍歌的なノリも良いね


人間椅子 - 人間失格 - 桜の森の満開の下 ★★★ (2016-10-29 13:57:02)

和製サバスの名に偽り無なサバスティカルな一曲ですね
流石ですよ


人間椅子 - 人間失格 - アルンハイムの泉 ★★ (2016-10-29 13:49:05)

アルンハイムはエドガー・アラン・ポーですね
淡い情景が浮かぶ静かなインストナンバー
どこか神経を逆なでするような不気味さが漂っています


人間椅子 - 人間失格 - 天国に結ぶ恋 ★★★ (2016-10-29 13:44:40)

背徳の美学
日本文学的耽美な世界観をロックに乗せてきました
ストレートで分かりやすいのですが
エグい歌詞が余計に耳に届くので
初見で聴いたときはギョッとしました


人間椅子 - 人間失格 - 針の山 ★★★ (2016-10-29 13:40:49)

カヴァーからアルバムがスタートするんですよね
性急なビートが歌詞の世界観とガッチリハマっています
ある意味オリジナルでしょう
カッコいいです


人間椅子 - 踊る一寸法師 - 時間を止めた男 ★★★ (2016-10-29 13:37:59)

ワウをかませたギターもエエね
ヘヴィでドゥーミーな人間椅子らしい精神性が貫かれています
力強いベースが腹に響く
暗く美しい耽美的なアルペジオの調べの透き通るような恐ろしさ
逆回転ギターでさらに不気味さを煽ります
前半と後半で違い感触の曲になりますよね
素晴らしい構成力に支えられた名曲でしょう


人間椅子 - 踊る一寸法師 - ギリギリ・ハイウエイ ★★★ (2016-10-29 13:31:23)

妙な明るさが癖になりますね
ヘヴィなアレンジが施されていますよ
ユニゾンでズンズンベンベンと進むのがやっぱり癖になる


人間椅子 - 羅生門 ★★★ (2016-10-29 13:26:22)

あのアイオミ師匠にプロデュースを頼んでいたが断られてしまった事で知られる4枚目のアルバム。彼ららしい70年代的英国サウンドとドゥームロックからの影響、そこに日本的耽美な世界観と日本文学などに根ざした歌詞を津軽弁なまりで纏めるという壮大な作業をデビュー当時から一貫して行い研磨してきた彼らですが、前作ではある意味、その道を極めた感があり、今作の方向性は相当ハードルの上がった中での作業だったと思います。そういう点では大正琴や童謡を楽曲に組み込んでみたりと独特の感性を遺憾なく発揮、オドロオドロしいオカルティックさはやや薄れた感はあれど、屈折した感性を反映した歌詞と曲調の持つ背徳の美学は健在、基本的にブレはありませんね。この手のマニアックな世界観をメジャーレーベルがどこまで受け止め、シーンに受け皿があるのか分かりませんが、ドゥーム好きで日本語詞に違和感がなければイケるでょうね。でも別れた彼女に向って『声が枯れるまで叫ぶよ100万回のI LOVE YOU』とか会いたくても会えない異性を思い『震えが止まらい』とか、ロマンティックな歌詞は出てきませんのでお気を付けくださいませ。


人間椅子 - 羅生門 - 羅生門 ★★★ (2016-10-29 13:11:25)

人間椅子ならではの雅楽メタルだな
聞き手を引きずりこむ日本的耽美な世界観が見事に表現されています
ダークでシアトリカルだが和嶋の歌声には妙な明ると言うか暖か味がある
そこが面白いね


人間椅子 - 羅生門 - 憧れのアリラン ★★★ (2016-10-29 13:07:58)

アリランは朝鮮民謡
そこに軍歌的なコーラスってのがエグいね
妙な明るさの向こうにある真っ黒な世界観に身震いします
メロ、リフとある意味既存のモノを抱き合わせたセンスが憎いね


人間椅子 - 羅生門 - ブラウン管の花嫁 ★★★ (2016-10-29 13:04:22)

和製ドゥームロックですね
ウネウネドロドロとしたカオスティックな響きが特徴的です
背徳だなぁ


人間椅子 - 羅生門 - ナニャドヤラ ★★ (2016-10-29 13:01:26)

スラッシュビートに大正琴だもんね
流石ですね


人間椅子 - 羅生門 - 青森ロック大臣 ★★ (2016-10-29 12:57:48)

彼らの陽気な面が出ていますね
この色気と胡散臭さが丁度良い


人間椅子 - 羅生門 - 埋葬蟲の唄 ★★★ (2016-10-29 12:56:36)

ヘヴィでダークだが妙な明るさもある
サビメロをカエルの歌とはナイスなアイデアですね
和だし雅なんだよね
流石ですね


人間椅子 - 羅生門 - なまけ者の人生 (Album Version) ★★★ (2016-10-29 12:54:31)

親しみやすいメロディラインが印象的です
鈴木の歌がエエね
こういう曲でも人間椅子らしい拘りと工夫が垣間見えます


人間椅子 - 羅生門 - 人間椅子倶楽部 ★★★ (2016-10-29 12:52:53)

リフワークと日本的耽美な世界観が出ていますね
面白いです
3人で歌わなくてもよかったような気もしますね


人間椅子 - 羅生門 - もっと光を! ★★★ (2016-10-29 12:44:59)

和嶋&鈴木の共作によるストレートな一曲
アッパーなノリが分かりやすいですね
歌詞は彼ららしい世界観がこれまた分かりやすく伝わります
LIVE向きの曲でしょう


人間椅子 - 人間椅子 - 陰獣 ★★★ (2016-10-28 15:15:46)

陰獣ってエロい言葉ですよね
乱歩の小説でもあるのですが
人間椅子らしい頽廃美が良く出た一曲でしょう


人間椅子 - 人間椅子 - 猟奇が街にやってくる ★★ (2016-10-28 15:11:05)

音は軽いのですがコージーぽいドラムが耳を惹きますね
軽快なロックナンバーですが人間椅子っぽいねじくれた感性が上手く出ていますね


人間椅子 - 人間椅子 - 神経症 I Love You ★★ (2016-10-28 15:08:57)

楽しそうですね
陽性な曲と歌詞の世界観との対比が面白いですね


FERGIE FREDERIKSEN - Equilibrium ★★★ (2016-10-28 14:35:25)

TOTOのシンガーとして知られるファーギー・フレデリクセンのソロアルバム。国内盤はAVEXのBAREKNUCKLEから1999年にリリースされた一品。多彩な色で織りなされたエモーショナルな熱きサウンドという帯びタタキの文言も踊るメロディックな歌モノロックを披露。高音域の伸びやかさも心地よく、力負けする事のないテンションの高い圧巻のパフォーマンスには、ただ驚嘆あるのみ、こんなに歌の上手い逸材が、この時点ではさほど世に知られておらず、忘れ去られていたとは驚きでしたね。フックに富んだ哀愁のメロディと適度なハードテイストも程々に歌を聴かせる事に熟知したスタッフが完全サポートと、歌モノAOR系ロックが好きな人にはたまらんものがあるでしょう。個人的には知らない人だったので視聴後の驚きたるや、全編にわたるファーギー・フレデリクセンの情感たっぷりなパフォーマンス力の高さに改めて打ちのめされました。TOTO出身とかでナメていてゴメンナサイとシャッポを脱ぎましたね。


RANDY PIPER'S ANIMAL - Violent New Breed ★★★ (2016-10-28 14:19:33)

W.A.S.P.のオリジナルギタリストとして知られるランディ・パイパーがアニマルの文言を冠したバンドの2nd。シンガーのリッチ・ルイスの声質といい、キャッチーで毒気のある攻撃的な音楽性といい、ワイルドでありながら耳馴染みの良い感触を残し勢いよく聴かせるスタイルはモロにW.A.S.P.を想起させるもの。勿論単なる懐古主義では終わらない2000年以降の音楽性もしっかりと吸収しているが進むべき道はW.A.S.P.で築いたあの音楽性と言う、湿った雰囲気の中にも土着的なアメリカンテイストと躍動感を嫌みなく持ち込み痛快極まりないL.Aの風を思いっきり吹かせていますね。ポップなメジャー感と歯切れのよい力強さ、そこの哀愁を塗した毒気のあるメロディも持ち込み秀でたバランス感覚を披露する辺りが憎いですね。


JEFF PARIS - Freak Flag ★★★ (2016-10-24 14:47:07)

AVEXはBAREKNUCKLEから1998年に日本先行発売されたジェフ・パリスのソロアルバム。ソングライターとして、またソロシンガーとしてキャリアを積んでいる実力者らしく、実に洗練された歌モノロックサウンドを披露。ある意味、やり尽くされた型通りの音楽性故に、新たなる発見や興奮度は薄いでしょうが、安定感のある音は耳馴染みの良いキャッチネスさと、期待を裏切らない展開と素直なメロディ、何を聴かせ何を感じさせたいのかを明確なモノにし手練手管の職人が丁寧な作業を行った証が音となって表れていますね。ZEROコーポレーションが無くなり、そのあとを埋めるようなレーベルでしたが、イマイチ浮ついた印象があり、あまり話題にならなかったのは残念ですが、このレーベルのカタログ商品からは、意外なバンドが作品をリリースしており目の離せない魅力がありますね。


BLACK DEATH - Black Death ★★★ (2016-10-24 14:31:22)

オハイオ州はクリーブランド出身の全員アフリカ系のアメリカ人、所謂全員黒人編成によるHM/HRバンドが1984年にリリースした1st。曲調的には正統性の強いメイデン、プリースト、UFO、サバスといったブリティッシュ風味もあるが、土着的なメロディも飛び込んできたりとブーストされた低音の汚らしい歪んだローファイな音質と共に禍々しさや、ヒステリックな叫びと神経を逆なでするような居心地の悪さ、鬱積としたアンダーグランド臭たっぷりの路地裏な世界観が音の塊となり吐きだされていますね。とは言え不安定なプレイはガチガチのメタルを演奏すると目につき、アイデア自体は悪くないのに、すんなりと表現できず渋滞を起こしたりと、気になる点も多々あるのですが、キレの悪いリズムも含め味があるんですよね。その全体にまとわりつく泥臭さが、このバンドのも持ち味なんでしょうね。


Hanover Fist - Hungry Eyes ★★★ (2016-10-23 15:58:44)

カナダはトロント出身のバンドが1985年にリリースしたフルアルバム。ドラマーが日本人覆面ギタリストで単身渡米してアルバムをリリースしたKUNIやインギーに、アクセル・ルディ・ペルなど多くのバンドで活動歴のあるマイク・テラーナがドラムで参加している事でも知られていますね。カナダ産らしい大らかでゆったりとしたリズムと乾いてはいるが憂いのあるメロディを軸に、スケールの大きなHM/HRサウンドを披露。その威風堂々とした音楽性は、あまりにも実直して華やかさに欠けますが、王道を肩で風を切って闊歩するスタイルを築いており、今となっては懐かしい絶滅危惧種の音楽性ですね。テクニカルさやスピード感といった即効性はありませんが、ミドルナンバーを中心にダイナミックなリズムセクションからなる、どっしりと構えた音楽性は北米などではメインストリームを行くスタイルでしょう。島国日本ではイマイチウケない音楽性でしょうかねぇ。ロン・キールなパワフルヴォイスも情緒に欠けるかなぁ。


TREDEGAR - Tredegar ★★★ (2016-10-23 15:34:56)

BUDGIEのオリジナルギタリスト、トニーバージと2枚目から参加したレイ・フィリップスらが中心となり結成されたバンドの1st。参加メンバーの背景そのままに、紛うことなき謹製ブリティッシュサウンドを披露。英国らしい湿り気たっぷりのメロディと、力強いリフ主体の楽曲、そこにアコギなどを持ち込み緩急をつけ、単調になりがちなNWOBHMサウンドへドラマ性を持ち込む事に成功。それもGeezer Butler Bandで『Computer God』と『Master of Insanity』の原曲を歌っているカール・センタンスの情感豊かな歌声があってこそ、その憂いのある沸騰型ヴォイスと相まって極上の英国サウンドへと昇華しております。しかし時代は1986年、80年代ど真ん中に、この手のサウンドが流行る分けも無く活動は暗礁に乗り上げトニー・バージはほどなくして脱退、レイが残りバンドは活動を継続するも解散となります。1990年に今作のみのCD化もありますが(インスト1曲追加の9曲入り)、1994年には『(RE-MIX)+(RE-BIRTH)』のタイトルで1991年に録音していた幻の2ndとのカップリングで商品化もされているので、そちらの方が手に入りやすいようですね。未聴なので誰が参加しているか分かりませんがマニアならずとも興味の惹かれる所ですよ。


IAIN ASHLEY HERSEY - Fallen Angel - License to Kill ★★★ (2016-10-21 16:26:49)

007のテーマーモチーフにして一曲
艶のあるトーンにウットリと惹きこまれます
ドラマティックな展開もクドクならないようエエ塩梅で聴かせてくれます


IAIN ASHLEY HERSEY - Fallen Angel ★★★ (2016-10-21 16:21:39)

アメリカはメイン州出身の名門バークリー音楽大卒という経歴をもつギタリスト、イアン・アシュリー・ハーシーが多彩なゲストを参加させて作り上げた1stソロアルバム。彼のブルージーな70年代テイスト満載のギターは、リッチー・ブラックモアやジェフ・ベックといったギタリストの影響下のあるヴィンテージ臭たっぷりのフレージングを披露。そのテクニックに裏打ちされた円熟味のあるギタープレイは派手さは無いが聴き応え十分、ジャズやフュージョンなどの要素も備えた、エモーショナルな響きに呼応するようにバンドが一体となりサウンドを作り上げていくというオーソドックス極まりない手法だが、緻密な作り込みを行い洗練された哀愁のメロディと土着的な泥臭さに英国的な香りを漂わせる、実にオーセンティックな音楽性を追求していますね。ある種のコマーシャル性もあるが、泥臭いブルース臭がゆらめく情感豊かなハードサウンドは古典的な響きだが、懐かしくもあり新鮮でもある、無くてはならない音楽性を踏襲しておりリリース時は1999年ですからね、よくもこのスタイルで勝負を賭けたなぁと関心します。当初のリリースは国内のみ、AVEXのBAREKNUCKLEですが、2001年にはFrontiers Recordsからヨーロッパでリリースされている一品ですので、ブルージーな歌モノロックが好きな人には安心して聴けるでょうね。


GRAHAM BONNET BAND ★★★ (2016-10-19 13:56:17)

待望の1stからオープニングナンバーの『Into The Night』と5曲目に収録される『Dead Man Walking』が先行ダウンロードできる。この2曲を聴く限りでは、新作は多くのファンがグラハム・ボネットに求めているクラシックロック路線のメロディックHM/HRが表現されており、今まで彼が参加したバンドの中で最もRAINBOWスタイルを感じさせる要素があり相当な期待値がありますね。