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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 9901-10000

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 9901-10000
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SKULL FIST - Heavier Than Metal - Sign of the Warrior ★★★ (2016-06-14 15:15:55)

アルバムのオープニングナンバー
メタル魂を鼓舞するような勇壮な展開が憎い一曲
ベタだね
ベタ過ぎるがそこがエエ


SKULL FIST - Way of the Road ★★ (2022-06-19 19:06:47)

カナダ産の正統派HM/HRバンドの3rd.勝負となる3枚目なのだが、ある意味、置きに行った印象を受ける。音楽性に問題は無い。所謂NWOTHMと呼ばれるバンドになるのだが、本家本元となるベテラン組がかつてのマテリアルを引っ提げて復活を果たしている、その中で、この手の若手はどのような差別化を図るかが最大のポイントとなるのだが、今作は所謂、中庸をいく路線を真っ向からやり切っている。
キャッチーでノリの良い楽曲は元気いっぱいである。嫌みの無いサウンドメイクは先輩達に最大限の敬意を払い、この路線を踏襲している。それだけに、このクオリティで文句を言われたらたまらんだろうが、個人的には、人生で脇見をせずにズッと聞き続けていたジャンル故に、少々ハードルが高くなっています。そういう目からすると、置きに行っている作風ではありますが、うつろいでいる時代の中を一陣の風のように通り抜けてく王道スタイルにブレはありません。
本当に些細な事なのですが、気にならないと言えば嘘になります。あとは嗜好の問題、間口を広げつつも自らの型を研磨する姿勢、これで飯を食っていくという強い意思表示に、正統派メタルファンならば安心して手を出せるでしょう。
少々マイルドな歌声になったのも気になるなぁ。


SKYCLAD - A Burnt Offering for the Bone Idol ★★★ (2020-07-10 13:45:41)

元祖フォークメタルバンドとして世界的に有名なグループの2枚目。国内盤はちょいと遅れてビクターからリリースされましたね。前作にほんのりとぶっこんだフォーク/トラッド色を大増量、まだまだ手探りの実験的な部分は多いが、従来のヘヴィメタルサウンドに新しい要素をふんだんに盛り込み、オリジナルティを上げてきた。NWOBHMファイターとして知られるスティーブ・ラムゼイも楽曲構成のみならず、ギタリストとしても大活躍、彼のイマジネーション豊かな才能を遺憾なく発揮、ヘヴィメタルというジャンルに新たなる可能性と、革新的な音楽性を持ち込んだ。

今では誰も信じないでしょうが、こういうメロディの強い音楽に吐き捨てタイプの歌が乗るというのは、もったいないオバケが出るぞと大批判を喰らったわけです。曲はいいのに唄がダメとね。
後年イエテボリスタイルと呼ばれるメロデスブームの時の手の平返しには、こちらも背骨が折れるぐらい仰け反りました。そういった不当な扱いを受けた元祖フォーク/トラッドメタルバンドですが、日本ではイマイチだし、アメリカでもウケんかったが、ヨーロッパを中心としたアングラ界では、熱狂的な支持者を集め、多くのフォロワーを生むのは周知の事実なのですが、悲しいかな、90年代のメディアの評価は恐ろしいほど信者に影響を及ぼし、彼らが本来受けるべく敬意を払われていないのが残念です。

ここで繰り広げられる音に触れて欲しい。王道を行く正統派スタイルと濃密に絡むフォーク/トラッドサウンド。吐き捨てヴォーカルと扇情的な泣かせのメロディとの抱き合わせサウンドの精度の高さ、その密度の高い知性溢れる音楽性に、2000年以降から脈々と続く、ジャンルの礎になった音楽がここにあると知るでしょうね。
正直、フォークメタルもゴシック系も、メロデスも門外漢なので、詳しく類似性を指摘できないが、そんなワタクシでも、このアルバムから本格的に始まる、スカイクラッドの示した音楽性が、どれほど影響を及ぼしているのか知っているつもりです。


SKYCLAD - The Wayward Sons of Mother Earth ★★★ (2020-05-07 16:35:36)

今やフォークメタルの元祖として崇められるバンドのデビュー作。元SABBATのマーティン・ウォーキーやSATANのスティーブ・ラムゼイらが集結。もはや風前の灯火とも言える、消えかかった英国のハードシーン最後と砦として結集。
中世ヨーロッパに倒錯した歌詞と、スラッシーな攻撃性を携えた音楽性、そして英国トラッド、フォークも取り込み大英帝国の威厳たる存在感を誇示。当時としては斬新なアイデアを盛り込みシーンに切り込んできた。
妖艶なトーンを駆使するラムゼイのギターはあくまでも刺激的、NWOBHMファイターとしての矜持をビンビンに感じさせバンドサウンドを牽引、そこにマーティンの感情をぶつける吐き捨てヴォイスが乗っかり、このバンドの独自性をアピールしてくる。

アホでは出来ない望みの高い音楽性、このあと、ドンドンと民族的なスタイルへと倒錯していくのだが、初期の彼らはよりソリッドで攻撃的なスタイルをとっており、彼の歴史的には、随分と違った感触を残すだろうが、このブリブリとしたベースやタイトに刻まれるドラムのソリッドな質感にメタルバンドたる魅力を感じます。

そして後の片鱗を見せた④にこそ、フォーク・トラッド路線を支持するマニアのハートを掴むのでしょうね。


SKYLARK - Skylark - Wildflower ★★★ (2023-09-25 14:33:00)

デイヴィッド・フォスターのミュージシャン時代のヒット曲
ここでもアレンジも含め彼のアイデアが生かされていると言われています
バンドにとってもヒット曲となったが後続がなく短命におわるのだが
この曲のもつフィーリングと甘美なドラマは永遠に語り継がれるだろう
ブルー・アイド・ソウルね


SLADE - Slayed? ★★★ (2021-03-11 02:06:47)

SLADEと言えば、グラムロックの大御所であり、カヴァーされた「Cum On Feel the Noize」の原曲バンドくらいのイメージしかなかった。大人になり少し金回りも良くなった90年代の中頃、音楽シーンの変遷についていけず自分探しの旅に出てた。自らのルーツたる音楽を見直す、これは本当に大きな出来事であり、今の自分を形成するのに凄く役に立った。
ある意味、グランジムーブメントのおかげで、速い段階で覚醒への兆しを見つけれたので今となっては感謝している。
このバンドも、そんな時期に触れたベテラン集団の一つでしたが、これが底抜けに明るく楽しいだけじゃない、英国的な陰りとパンチの効いたパワーポップサウンドを聴かせており、何とも頼もしいと思わせる趣向を取っている。
バカっぽいビジュアルにだまされそうになるが、頭のいい人たちであり、腕のあるバンドだという事に気が付かされた。

気だるいポップロックはチョイと苦手だしデビットボウイのような中世的で雰囲気重視のロックは苦手な故に、生涯聴くことのないジャンルと決めつけていた自分が恥ずかしいと思えるほど、多様性と多くのロックバンドへの源流となるサウンドがテンコ盛り、方々で語られるKISSのジーン・シモンズが影響を受けたという言葉を鵜呑みにさせる魅力がある。

ジャニス・ジョプリンのカヴァーも全然違和感がない。そういう懐の深さがこのバンドの魅力なのだろう。能ある鷹は爪を隠すを実践しているという事でしょうね。

今の若い人が聴けば古めかしい音でしょう。でもこれもロックのルーツだと言いたい。煌びやかな70年代エッセンスとサイケにジャズも飲み込んだ世代の隠し技、激しいだけではないキャンディポップスが弾け飛ぶ豪快なロックサウンドに、胸がザワつきますね。人に語れるほど詳しいバンドでもないし、主食になることもないので、思い入れも少ないのだが素直にカッコいいと思います。

スペルのおかしな曲目も多いのですが(アルバムタイトルも?)これは彼等流のメッセージ性なんだとか、ロックしてますね。


SLAMMER - The Work of Idle Hands... ★★ (2012-06-03 03:07:45)

非常に真っ当なスラッシュメタルを聞かせてくれる英国のスラッシュメタルバンドの1989年リリースの1st。先人達の影響をモロに感じさせるも踏襲具合は素晴らしい、個性不足は否めないが安定感は大いにある、何を基準に音楽を聴くかで評価も分かれるでしょうがシャープな切れ味とタイトな楽曲郡のもつ取っ付きやすさは実に心地よく、わかりやすい直球勝負なスラッシュメタルナンバーが目白押しである。もう少し聞かせ方に変化があったほうが個性も出たでしょうね。たまには聞いてみたくなる懐かしいの一枚、スラッシュ卒業時になぜ購入したかと言いますと英国メタルシーンの復権を担うバンドとの触れ込みがあったからです。


SLAMMER - The Work of Idle Hands... - Gods' Prey ★★★ (2019-04-29 22:17:33)

割とストレートに走り抜けるスラッシュナンバー
適度なキャッチーさも耳に残ります
瀕死の英国シーンの中から登場した有望株でしたが成功に結び付けることは出来なかった


SLAUGHTER - Stick It to Ya - Fly to the Angels ★★★ (2021-08-22 19:04:30)

癖が強いマーク・スローターのハイトーン
そして売れそうなロッカバラード
雄大な大地が目に浮かぶ大陸的メロディとリズム
濡れているのに湿っていない感じがたまらん
個人的には夏の終わりにフッと思い出されるバラードである


SLAYER - God Hates Us All - Bloodline (2021-05-28 16:53:10)

スレイヤーらしさは微塵も感じません
この時代ならではのヘヴィなミドルナンバー
グラミー賞にノミネートだったか受賞したかは知らないが
そういう効果もあって比較的人気のあるアルバムだった
この曲はPVも作られアルバムを代表するような曲なのだろうが
これならアルバムに手を出さなくても良いとオジサンには大助かりだった一曲
最近サブスクで聴きましたが凄い時代に擦り寄りでしたね
もうスレイヤーじゃないよ
でも売れるってこういう事ですからね
血塗られたPVも凄いインパクトです
だから彼等は変わってなんかいないんですと言っているように感じました


SLEAZY WIZARD - STONE DEAD ★★★ (2018-02-17 15:18:31)

へヴィメタルの魅力を端的に伝えるスピーディかつアグレッシブなファストナンバーを中心に、男の哀愁と煙ったいロックな渋みが醸し出すサウンドが魅力のバンドでした。メタルならではのドライブ感や、ツボを押さえた構成力の高さに唸りますね。インディーズ制作ということで音質のユルさは如何ともしがたいが、それを補って有り余る、勢いと曲の良さに全てが許されてしまいます。
これがドイツのバンドと紹介されたらウケも違うのでしょうが、日本人と言うだけで毛嫌いされるという、偏見めいたものが、根底にあり認知度が低いのであれば残念です。
今や国内も含め世界的に成熟しつつある活況著しいメタルシーン。今だからこそ、再評価して欲しいバンドですね。ヘヴィでスラッシーなアグレッションを土台としつつも豪快にドライヴする骨太サウンドは一聴の価値ありですからね。


SLEDGE LEATHER - Imagine Me Alive ★★★ (2017-08-19 16:15:06)

長らく第一線から身を引いていたと言われる本格派女性シンガーのレザー・レオーネが、Chastain加入前にガールズメタルバンドMalibu Barbiで活動を共にしていた盟友でドラマーのサンディ・スレッジと結成したのがこちらになります。
結成時は女性のみの4ピースで活動、今回のレコーディングにはベースにジミー・ベイン、キーボードにスコット・ウォーレンのDIO組に、経歴の分からないギタリスト、マティアス・サイライトが参加。レザー・レオーネの獰猛なパワフルヴォイスとスレッジのキレのあるドラミングを軸とした疾走ナンバーも多く、音楽性の幅を広げる鍵盤プレイで魅了するスコットの存在感もあり、視聴感はヘヴィでダークなChastainよりも間口は広いかも知れませんね。
特筆すべきは、ブランクを感じさせないレザー・レオーネのパフォーマンスに尽きるでしょう。ヘヴィでミステリアスな雰囲気のある正統派HM/HRをココまで力強く歌いきる女性シンガーは中々いませんからね。衰え知らずのハイクオリティな彼女の歌声に魅了されました。また歌メロも以前よりもフックがあり、耳を惹くのもポイントが高いです。
自主制作と言う事でこじんまりとしたサウンドプロダクションでは、彼女達の思いは中々伝わってきませんが、光沢のある艶めかしいコンクリートサウンド、そのヘヴィネスさにドラマ性を持ち込んだ音楽性は、キチンとした形で聴きたいものですね。スコットが曲作りのも参加した⑩なんて、そう思わずにはいられませんよ。全11曲入りですが4曲が短いリプライみたいな小インストが多いので収録時間も短い31分ですからサラッと一気に聴けるのも好印象ですよ。
楽曲云々よりも、ある意味、レザー・レオーネの生々しい歌声が聴けるのが最大のポイントかも知れませんね。ダークでミステリアス、そして小気味よく駆け抜ける懐かしきUS産パワーメタルが好きな方なら聴いて損はしませんね。


SLEDGEHAMMER - Blood on Their Hands ★★★ (2015-01-15 12:19:37)

結成は1978年とNWOBHMの流れを組む英国産の三人組が1983年にリリースした7曲入りのミ1st。プロデューサーにクリス・タンガリーディスを迎え制作されております。時期に的にもプレイングマンティスのような哀愁路線風でもありますが、あそこまで甘くもなく骨太なハードブギーサウンドを信条としています。哀愁溢れる歌メロと三人組だからこそ醸し出せるタイトさと緊張感漲るプレイはシンプル故に誤魔化しも効かず、ミュージシャンとしての実力のほどが伺える。勢いや見た目の派手さに誤魔化されないある意味バンドサウンドの真髄が堪能できるのではないでしょうか?今の感覚で行けばパッと聴きは地味だしエッジ不足にスピード感もなく隙間の多い音に物足りなさを覚えるのでしょうが、適度なハードさとポップセンスに扇情的なメロディの導入と⑤あたりを聴いていただけると懐の深さを理解してもらえるかと思います。しかし今持ってもNWOBHMはときめかせますなぁ。


SLEDGEHAMMER - Blood on Their Hands - Sledgehammer ★★★ (2019-12-28 18:08:24)

力強く打ち鳴らされるシャッフルビートのいなたさ
そこに流れる英国的なニヒリズム
これもNWOBHMを支えた音だなぁと噛みしめますね


SLEEZE BEEZ - Look Like Hell ★★★ (2014-02-08 19:05:24)

①②と比較的軽めのL.Aメタルサウンドを披露してくれるオランダ出身のHR/HMバンドが1987年にリリースした1stアルバム。出だしは流行のスリージーなロックサウンドなんですが③以降はさらに重量感が増しハードに迫ってきます。やや雰囲気モノのラフな歌唱スタイルが評価の分かれ目でしょう。音質は良くないのですが安定感のある演奏は聞いていて気持ちがいいし男気溢れるロックサウンドも今となっては新鮮に響きます。ラフなシンガーが醸し出すヘタウマ感とヌメっとした猥雑な空気が独特の間を生み出し楽曲に個性を感じさせますね。またどこか明るくなりきれないのはオランダ産ということなのでしょうか?


SLIPPERY ★★★ (2013-04-21 14:20:36)

ブラジル出身、5人組のメロディアスなサウンドを軸とした硬派なツインギターバンド。少々フラット気味の荒れた声質のシンガーがこの手のメロディアスHM/HRサウンドに合っているかは好みの問題でしょうが、ツインギターが奏でるフックに富んだ芳醇なメロディの数々に癒されるでしょう。ブラジルからこの手のサウンドが出てくるとは、ラテンだけじゃないぞという大きな気概を感じますね。派手目のギターにビックドラムとなつかしい80年代風のサウンドとコーラスハーモニーの壮麗さ、音質はイマイチですが、そんな事なんて気にならないくらい楽曲の粒が揃っています、⑤⑩といったバラードナンバーに④⑨といった硬派な80年代風のメタルナンバーなんかを聞かされると一昔前のジャパメタ風の味わいなんかもあり剛柔バランスよくバラエティに富んだ楽曲を収録、ラストにはDEMONの"Night Of The Demon"をカヴァーしたりと彼らの音楽性が明確に示されているように感じます。南米の血がそうさせるのか湿り気よりも爽快感、弾けるポップセンスも絶妙な楽曲に懐かしい時代を感じずにはいられませんね。


SLY - DREAMS OF DUST ★★ (2009-12-08 02:41:00)

時代性を加味した正統派HM/HRバンドの2nd
この四人で活動することを踏まえ前作の流れを踏襲しつつも
今の時代を生き抜く姿に賛否が分かれるでしょうね
高崎晃が気に目覚め!方向性が変わったLOUDNESSを引き継ぐような
スタイルに二井原実先輩の存在を上手く活かし切れていないようにも
感じますが演奏は恐ろしく上手いです。
ヘヴィさに拘る石原のギタープレイも実は気になりますが完成度は素晴らしいです
樋口の鬼気迫るドラミングは言うに及ばずBLIZARDの寺沢のビリーシーンばりの
ベースプレイも聴かせるリズム隊のコンビネーションは聴き所ですよ


SLY - DREAMS OF DUST - DREAMS OF DUST ★★ (2007-11-07 13:10:21)

ヘヴィでタイトなグルーブがカッコイイ、ファストナンバー。
キャッチャーな唄メロが良いですねぇ これなら二井原先輩の唄も生きてくる


SLY - DREAMS OF DUST - GUN PLAY ★★★ (2007-11-07 13:33:29)

ヘヴィなグルーブがカッコイイ疾走感あふれるスピードナンバー!起伏のあるアレンジが彼等らしい


SLY - DREAMS OF DUST - LIGHT AND STONE ★★★ (2007-11-07 13:26:55)

VOWWOWのい厚見玲衣がメロトロンでゲスト参加している王道を行くパワーバラード!メロディアスで良いです、二井原先輩の唄も変に力まず良いです


SLY - DREAMS OF DUST - LONER ★★ (2007-11-07 13:22:14)

うねるドラムがカッコイイ大陸的なイメージのあるキャッチャーなナンバー、二井原らしさも出ていて良いですね。このリズムプレイは強力だね


SLY - DREAMS OF DUST - MAD WITH POWER ★★ (2007-11-07 13:31:17)

イントロのドラムがカッコイイ、ヘヴィなグルーブが心地よいファストナンバー。石原のギターも素晴らしい 単調なイメージにならないようにアレンジされているのが良い


SLY - DREAMS OF DUST - SHUT UP AND BUY ★★★ (2007-11-07 13:15:13)

ヘヴィな唄で始まるテクニカルなスピードナンバー、すごいグルーブだ。メロディアスなギターソロはさすが石原だねぇ、上手いと言うのは素晴らしい!ラストで見れる各パートの掛け合いもカッコイイ


SLY - DREAMS OF DUST - THE SYSTEM ★★★ (2007-11-07 13:19:14)

ヘヴィでいながらもドラマティックなミドルナンバー。
繊細なギターフレーズやコーラスパートが美しい、イントロの静かな出だしも好き、


SLY - KEY ★★ (2007-11-07 14:03:00)

前2作における王道HM/HRの世界と現代ヘヴィネスの融合を果たしたサウンドを捨て新しい世界観で勝負した3rdアルバム。これも売れる為の方向転換なのでしょうが、聴いた感想としては次は無いなと感じました。プレイは上手いしアレンジも見事だが何を聞かせたいのかは聴き手に任せるといった感じがします。せめて一曲位はストレートでキャッチャーなナンバーやファストナンバーを入れてくれれば印象は違ったのでは?しかし演奏は上手い


SLY - KEY - KEY ★★★ (2007-11-07 14:11:10)

複雑な曲です、アコギもから始まるミドルナンバー
このなんとも言えない力強さが癖になります。本当にテクニカルです


SLY - KEY - MASS MEDIA ★★ (2007-11-07 14:07:52)

シャッフル調の複雑なナンバー、決めのユニゾンなど聴き所が多いスリリングなナンバー


SLY - Sly ★★ (2007-11-07 12:30:00)

時代を意識した徹頭徹尾ヘヴィでパワフルなHMアルバムです。要は樋口のヘヴィでアグレッシブなドラム、その強力なグルーブを皆で盛り立てていると言う感じがする。石原のギターもメロディアスかつハードに迫っている、後は二井原先輩の唄にどう感じるかが評価の分かれ目、音に負けずヘヴィな歌声を披露しているが、らしさ出ていないような気がする。日本が誇るテクニカルな集団が集まった名盤ではある。


SLY - Sly - Cry of War ★★★ (2007-11-07 12:37:57)

ヘヴィでありながらも美しいメロを配した長いイントロからヘヴィなグルーブへと続くなドラマティックなミドルナンバー。そソリッドなギターリフとフックのあるメロが印象的です。


SLY - Sly - Deep Trouble Blues (2013-03-23 16:25:38)

彼らの拘りでしょう
へヴィなパートの導入
不思議な雰囲気の曲ですね


SLY - Sly - I Spend My Life Just Loving You ★★ (2007-11-07 12:49:05)

非常に力強いパワーバラード、ストリングスを取り入れより叙情的にドラマティックな展開を見せてくれる、ダークでミステリアスなナンバー、この曲での二井原先輩の歌唱に共感できない、無理しすぎな感じがします、もっとエモーショナルな唄を歌えたのでは?


SLY - Sly - Kingdom Come ★★★ (2007-11-07 12:43:19)

スピード感のある起伏の激しいアグレッシブなファストナンバー
!彼らのやる気が伝わる名曲です。意外とキャッチャーなサビの後のDIE!DIE!DIE!の合唱が良いねぇ


SLY - Sly - Ready to Go ★★ (2013-03-23 16:16:47)

メジャー感も漂うシャッフル調のハードなミドルナンバー
スーパーバンドならではのスケールの大きさと器用さも感じます


SLY - Sly - Red Hot ★★ (2013-03-23 16:20:12)

ハーモニクスを絡めた引っ掛かり気味のリフが耳に残ります
二井原実先輩のエモーショナルな歌唱も上々
へヴィなグルーブをたたき出すリズム隊は流石


SLY - Sly - Silent Thunder ★★ (2007-11-07 12:51:31)

決めのユニゾンプレイが心地良い、うねりのあるスピーディーなナンバー!ギターソロがカッコイイ


SLY - Sly - Sister ★★ (2007-11-07 12:54:05)

ライブ映えするヘヴィでありながらもキャッチャーなナンバー


SLY - Sly - Sly ★★★ (2007-11-07 12:58:28)

静と動のコントラストが見事、石原のハードでメロディアスなギターが心地良い非常に日本的なナンバー。軽快さが良い


SLY - Sly - Superstitious ★★ (2013-03-23 16:10:22)

樋口、寺沢コンビによる独特のリズムプレイが凄まじい
力みすぎですが二井原らしさが出ていますね


SLY - Sly - Take My Breath Away ★★ (2013-03-23 16:27:39)

二井原実先輩色も強めです
重量感のあるアメリカンなミドルナンバー


SLY - Sly - The Power Station ★★ (2013-03-23 16:24:08)

アメリカンな一曲
時代性を感じさせますね
サビのキャッチーさも印象的です
この手の曲を聴いても感じることですが
このアルバムに石原のギターは必要なのかという
疑問を拭い去れませんでしたね


SLY - Sly - Wandering ★★★ (2013-03-23 16:13:14)

ガチガチのパワーメタルナンバーが続いた後だけに
肩の力もいい意味で抜けたブルージーな一曲
この手の曲における二井原実先輩の節回しは流石だね


SMITH/KOTZEN - Smith/Kotzen ★★★ (2021-04-03 18:03:23)

20年以上雑誌を読んでいないので、最近の流行りものを全く理解していない。それで苦労することはないのだが、どういった経緯で、エイドリアン・スミスとリッチー・コッツェンがタッグを組んだんだろうか?
全然、接点のない二人だと思われるのだが、浦島太郎オジサンにとっては、皆目見当もつきません。それでも、先行公開された楽曲の出来の素晴らしさに感嘆させられましたね。
エモーショナル歌声と、テクニック込められた情熱とソウルフルな味わいのギター、トーン一発で酔わせてくれるプレイの数々に、思わず酒も進みますね。リッチー・コッツェンのエモーショナルなギターと唄、上手いのは知っているが、ここでは今まで以上に有機的に機能、シンプルながら多彩なフレージングを用いり、二人のギターは個性を光らせています。
腕利きの二人が派手なプレイになど頼らなくとも十分に満足させている。ハードだが哀愁美に溢れたフレーズはフックも満載。何とも言えないセクシーな音色、その肉感的なギタープレイの数々に悶絶です。

個人的には、第3期パープルの現代版とも言える味わいがある。あそこまでリズムセクションは多彩ではないし、キーボードも出てこないのだが、エモーショナルかつソウルフルな歌声とハードエッジなギターが楽しめるという一点において、勝手にそう想像して楽しんでいます。まぁ英国的な要素も漂っているのも拍車をかけていますかね。

妥協なきギターと唄、その充実ぶりを受け止める優れた楽曲。このプロジェクトは単発で終わらせてはいけませんね。
くどいようですが、唄もギターも沁みるよ。染みわたりますよ。エエで、溜息が出るわ。

余談ですが、この前後にケン・ヘンズレーのソロを聴いていたので、余計にそう感じます。比較する事でもないのですが、やはり唄えるだけじゃダメなんですよね、訴えかけるものがないとね。


SMOKING SNAKES - Danger Zone ★★★ (2024-07-10 14:28:18)

北欧初のグラム系ハードバンド。これが今日のオススメですとのこと。親しみやすいハードさ、80年代型のスタイルだが、北欧のフィルターを通しているので冷ややかな感触がある。それでありながらも黄金期を想起させるダイナミックなサウンドがギミック無しで楽しめる。嘘くささよりも生真面目さが勝っており、現代的なテクノロジーの恩恵を受けることで古くささとは無縁の古典をやり切っている。

クソ熱い夏を吹き飛ばす勢いに満ちたロックサウンド。シンガーがW.A.S.Pのブラッキー成分が高く、そこにディー・スナイダー風味が加わりメインとして君臨、裏を支えるリズミカルなベースと、パンチ力のあるドラム。そしてテクに溺れないギターワークは80年型グラムサウンドにフィット。バランス感覚に秀でたサウンドを構築している。

ノスタルジックではあるのだが、若い者が本気でやっているのでフレッシュ感が漂っている。このあたりがこのバンドの魅力だろう、ロックの持つ熱いエナジー、脳天気なパーティーロック系ではないので好感が持てるが、もっと賑やかで楽しいヤツが好みの方には、少々ワイルド過ぎるだろう。また毒気よりもシリアスさが強いので、灰汁は少ない。
そのあたりも猥雑なアメリカングラムとの明確な違いがある。パフォーマンスもさることながら、エネルギッシュなプレイと楽曲構成、コンパクトかつシンプルなアレンジが見事に効いている。

やはり何を聴かせるバンドかと言うヴィジョンを明確に持っているバンドは強い。売れる要素が強いのだが、彼らのようなバンドが増えメタルシーンを再構築して欲しい。


SNAKE - Let the Music Begin ★★★ (2016-06-16 16:27:49)

ベースがボーカルを兼任するオーストラリアのツインギター編成の4人組による1986年リリースの1st。砂埃を上げながら突き進むはワイルドでダイナミックなHM/HRサウンド、豪快で解放感のある力強い音楽性は適度なキャッチネスさを伴い心地よく駆け抜け、ドライブのお供にピッタリと言えるでしょう。ラリーさんのセクシーな歌い回しもハードに押しまくっている楽曲の中でも分かりやすく自己主張を行い、メロディのキャッチネスさと相まってポップな魅力を倍増、でも軟弱に聴かせないのが最大のポイント、粗暴だがセクシーな音楽性の根幹を大いに担っています。いい意味で大衆性を纏うハードブギーサウンドは大陸的でおおらかなノリはお国柄のなせる技、刺激は薄いが安定感のあるサウンドは大いに買いだが、次作がリリースされるのが2008年まで掛るとは活動が上手くいかなかったのでしょう。


SNAKE CHARMER - Backyard Boogaloo ★★ (2008-03-19 09:45:00)

元シルヴァーマウンテンのメンバー B,ペア・スタディン、Dsアンダース・ヨハンソン、KEY,イェンス・ヨハンソンの三人が中心となり結成されたバンドがVoはヨラン・エドマン、G,ベニー・ヤンソンを迎え入れて制作した2ndを紹介します。相変わらずここで聴けるのは北欧のバンドならではの透明感のある繊細かつ叙情的なメロディと哀愁の讃えた甘美な世界が陶酔する北欧様式美が堪能できます、この甘さが苦手な人には向かないでしょうがメロディアスなサウンドに目がない方なら楽しめるのではないでしょうか、程よいハードさと爽快感すら漂う哀愁の美旋律サウンドに是非触れてみてください


SNAKE CHARMER - Backyard Boogaloo - Free Floating ★★★ (2009-12-07 03:43:44)


ジャージーな雰囲気すら漂うハートウォーミングなナンバー
個人的には北欧最強のシンガーだと思っているヨランの歌声に
聞き惚れますね


SNAKE CHARMER - Backyard Boogaloo - Heart Of A Demon ★★ (2009-12-07 03:46:48)

ヨハンソン兄弟だからね
北欧風の正調HM/HRナンバー
日本版のボーナストラックです


SNAKE CHARMER - Backyard Boogaloo - Miracle Man ★★★ (2008-03-20 11:05:55)

メロメロに甘口なハードポップナンバー
とろける程の甘美な世界にうっとりさせられますね
流石は北欧のバンドですな


SNAKE CHARMER - Backyard Boogaloo - Need A Little Help ★★ (2008-03-21 12:14:04)

印象的なKEYのフレーズが耳を惹くメロディアスなナンバー
美しいコーラスの配し方も良いですね
中盤で聞けるインストプレイがカッコイイですね


SNAKE CHARMER - Backyard Boogaloo - Not A Day Without You ★★ (2009-12-07 03:41:14)

軽快なリズムと爽快感溢れる北欧ハードポップナンバー
ヨランの唄が生き生きと躍動感を与えます


SNAKE CHARMER - Backyard Boogaloo - Pretty Little Small Town Girl ★★ (2009-12-07 03:38:39)

ヨランのエモーショナルな歌声を生かした
北欧ハードポップナンバー
ヨランは上手いね


SNAKE CHARMER - Backyard Boogaloo - Someday You're Gonna Love Someone ★★★ (2008-03-21 12:05:50)

北欧風の甘美な世界に爽やかな風が吹くハードポップナンバー
胸をキュンと締め付けられます


SNAKECHARMER - Second Skin ★★★ (2020-12-29 15:47:06)

ブリティッシュロックマニアなら、腰を上げずにはいられないベテランが集うロックプロジェクトの2枚目。こんかいはバーニー・マースデンの名前はないが、代わりに参加したのがサイモン・マクブライドという玄人好みのマニア泣かせメンバーが参戦、WISHBONE ASHを支えたローリー・ワイズフィールドとの相性も上々に、バーニー不在が不満となることなく機能していますね。
元々がブルースベースの王道ブリティッシュロックでしたからね、テクニックよりもフィーリング重視、このベテラン集団が培った経験を余すことなく伝えてくれるだけで十分です。期待を裏切らない展開、上手い歌とツボを押さえたプレイ、その滋味深いハートフルメロディと躍動するロックなリズム、聴いていて嬉しくなうような懐かしさ、熟練度の高さからくる安定感、そういった全てに癒されますね。
期待を裏切らないが、退屈させては意味がない。何の特色もない音楽を正統派と言って誤魔化すのとは違う、ホントの音がここにはありますね。たまには、こういうの大音量で聴きたいもんですよ。一個一個のアレンジが渋いのよ。味があるのよ。懐かしいだけじゃないのよ。でも奇をてらってなんかいないのよ。そこが大好物です。
やれそうで一番難しいことをやっています。FREEやBAD CANPANY、WHITESNAKEのエッセンスをちらつかせるだけじゃないのが素晴らしい。


SNAKECHARMER - Snakecharmer ★★★ (2017-09-09 13:27:48)

母体は例のホワイトスネイクのカヴァーバンド的な奴です。ミッキー・ムーディー、ニール・マーレイといますからね。モロなんでが、他に英国を代表するベテランがそろい踏み、ドラムはハリー・ジェイムスだしギターはあのローリー・ワイズフィールド、キーボードにはリック・ウェイクマンの息子アダム・ウェイクマンが参加、そしてシンガーにクリス・ウィーズィーときてますからね。普通にやるだけで外れは掴ませないでしょう。
ブルースベースの予定調和から生みだされるのは、まさに普遍的ブリティシュロックの真髄を体感させてくれる、あのスタイルを披露。手練手管のベテランの腕に掛れば朝飯前なのかも知れませんが、滋味深きロックなダイナミズムと皆が作りだす独特のアンサンブルに酔いしれますね。クリスの歌声はHeartlandで証明されているので、不安はありませんでしたが、バッチリとハマっていますよ。とは言え、分かりやすい歌謡テイストやスピード感は皆無なので、その手の音楽が嗜好の方にとって眠たくなるような方向性なので、クレグレも耐性のない方はお気を付けください。
堅実で地味な作風かも知れませんが、けしてオッサン達の慰み者では終わらない、躍動感と親しみやすさも内包しており、ブルースベースのロックを嗜みたいという若い人にはうってつけのバンドです。


SNAKEGOD - Invitation ★★★ (2015-01-22 12:41:20)

最後に見たマイケル・シェンカーのステージでフロントを飾っていたのがヤリ・ティウラでした。嫌みのない透明感溢れる歌声で往年の名曲を見事に歌い切り、彼のパフォーマンスが新たなる風を運び満足のいくステージを体験出来ました。本当は見に行く予定のないステージでしたが最前列のチケットが手に入ったので足を運んだ程度の興味を見事にひっくり返してくれましたね(マイケルは終始笑顔でギターを弾き、ミスも目立ちましたが概ね楽しそうでした。一番活躍していたのがキーボードでしたね)興奮冷めやらずそんなヤリ・ティウラの音源が聴きたく手に入れたのが今作ですが(購入するのに苦労しました)これが実に内容の濃い一枚。北欧はフィンランド産らしく湿り気を帯びた哀愁のメロディとクラシカルな音色、しなやかでハードな質感にまぶされる糖度と北欧のあの風が吹き荒れる名盤です。多彩な表情を浮かべる色彩豊かなキーボードの華麗な音色、ワビサビを心得た歌心溢れるギター、冷ややかなメロディの上で躍動するリズムプレイ、叙情性と攻撃性を損なわないアレンジが冴えわたる実に北欧らしい一枚。爽快なメロディが駆け抜ける②なんて凄いよ。曲調的にもDIO風のミドルナンバーからホワイトスネイクばりのブルージーさも隠し味にしたキャッチーでフックに富んだ楽曲が満載です。このバンドが今作のみで解散、国内流通もないし話題にもならないとは2001年リリースという運命を呪わずにはいられません。叙情的な北欧サウンドが大好きな方なら手に取って損はしないでしょう。ヤリ・ティウラは濁りのない澄んだ歌声を響かせていますよ。


SNAKES IN PARADISE - Garden of Eden (2022-12-12 15:02:36)

バンド名から想像させるカヴァデール風味、その予感はオープニングナンバーから漂いますが、④とはかちょっとやり過ぎですよね。前半から、前作以上に狙いに言った曲が多く正直、前作にあったホワイトスネイクしすぎず、北欧メタルしないという作風よりも、グッとホワイトスネイク風味を増量、完全に北欧のホワイトスネイクになっている。
そのあたりが評価を分ける最大のポイントだろう。もうチョイ自然体でやって欲しいところである。
しかし、コンパクトながらもギターも美味しい、唄は相変わらず上手い、それだけに日本代表のPKみたいに、ちょこんと置きにいった楽曲は模倣を突き破るまでの勢いはない。
最近、まで今作に触れてこなかったが1st以降、あまり話題にならなかったのも頷ける。一頃シーンに溢れかえったカヴァーディルのモノマネシンガーによる典型的なブルージーメタルである。

しかし、元ネタを知らない人には新鮮に聞こえるでしょうね。若い人にはこっちの方が馴染みやすいでしょう。北欧のエッセンスが入っているのが敷居を低くしていますよね。


SNAKES IN PARADISE - Snakes in Paradise ★★★ (2020-10-26 12:03:24)

1994年という厳しい時代にメロディアス路線で勝負を賭けたバンドの1st。その爽快感たっぷりの北欧ナンバーの次に出るのはオーセンティックなブルースロック路線、元ネタも明け透けだが、そこに北欧風味をたっぷりの練り込み、絶妙なバランス感覚で酔わせてくれる。渋すぎずメロウ過ぎない哀愁美にグッと惹き寄せられます。
手堅い楽曲構成は、今聴いても安定感があり古さに埋没しようもない古典芸能を踏襲、だが単なるフォロワーでは終わらないアレンジセンス。伸びやかでエモーショナルな歌声の気持ちよさ、堅実なリズムと躍動するギターは実に普遍的、完全に衰退しつつあったシーンの中で、古典というブランド力を武器に殴り込みを賭けてきましたね。
日本のメロディ派は好意的に受け止めたが、他の国ではどうだったのか興味は尽きませんが、オーソドックスなHM/HRを軸に耳なじみの良い北欧風味で味付けした今作は、幅広い層に受け入れられる音楽性でしょう。
MR.BIGがあんなに売れたなら、これもイケるとおもうんだけどなぁ。


SNAKES IN PARADISE - Step Into the Light ★★★ (2021-02-28 19:03:55)

知らないうちに再始動していた北欧のメロディアスHM/HRバンドの4枚目。往年のメンバーもそろい踏みでレーベルがメロディアスロックの総本山、門外不出の秘技を持つ少林寺拳法、我らがFrontiersからリリースとくれば不安な要素など皆無です。おまけに外部ソングライターの曲も採用と、完全にお膳立ては揃っていますね。
ブルージーな要素も組み込まれた北欧印のメロディアスHM/HR旨味たるや、硬軟のバランス感覚も素晴らしく重厚なロックのダイナミズムと叙情性をふんだんに盛り込み、実にリラックスした姿勢で聴かせてくれます。

なんたって本家が高須クリニックばりに若作りしたボトックス治療ロックをやり痛々しい姿を見せているだけに、今作には代替え品以上の価値を見い出すことが出来ます。洗練された極上のチョイ渋ブルースロックのまろやかな響き、確信犯的なフレーズさえ味方につけ、自身のアイデンティティを鮮烈に誇示しているのだから恐れ入る。
こういう音は一生付き合えるものでしょう。流行り廃りとは無縁のサウンドの持つ安心感。イイですねぇ。


SNIPER - OPEN THE ATTACK ★★★ (2011-04-14 17:17:17)

厳密にはCD化されていないのですが、この手のサウンドが大好きで良く聴いています。
日下部バーニー正則氏のオーソドックスなギタープレイは一聴の価値ありです。時には荒々しく時には情感を込めた本気の音に魅入られます、巧い下手では語りつくせないセンスと才能に満ち溢れた逸材です、彼が奏でる炎のギタープレイが炸裂する今作はLIVE音源を商品にした1st,今では考えられない手法ですね。北尾ケニー茂久の癖のないストレートな歌声もガッチリとはまり楽曲に息吹を与えてくれる、ある意味日本的な臭いのするシンガーだしアジアレベルかも知れないが僕は指示しますね、卓越したリズム隊のプレイは安定感抜群ボトムを支える村尾ロミー呂美氏のベースプレイも伊藤シュンジ俊治
とドラミングも重量感を伴いバンドの推進力となっている。1983年リリースの今作はけして古臭さなど感じさせないクラシックなサウンドに満ち溢れていますね。


SNIPER - OPEN THE ATTACK - DADICATE ★★★ (2011-05-07 12:53:05)

ジョン・レノンの事でも歌っているのでしょうか?
偉人に捧げる歌ですね
ギリギリのパワーを漲らせるストレートな歌声が印象的
オーソドックスなナンバーですが上手に料理しています
スリルのある演奏にゾクゾクとさせられます


SNIPER - OPEN THE ATTACK - OPEN THE ATTACK ★★★ (2011-05-07 12:50:35)

アルバムのオープニングナンバー
王道を行く展開、HM/HRの構築美がぎっしりと詰まった
名曲中の名曲です
ケニーの巻き舌も凄いね
バーニーのギターソロに悶絶
畳み掛けるリズム隊の重量感の心地よさ
熱い演奏に身体が震えますね


SNIPER - QUICK & DEAD ★★★ (2011-04-14 17:37:45)

1985年リリースの2nd,今回はきっちりとスタジオ録音です
前作同様の不動のメンバーで挑んだ今作は前作の流れを組む正統派の王道HM/HRの名盤
練り上げられた楽曲に隙などなくコーラスを巧みに配し丁寧に作り込んでいます。
勿論ロックならではの荒々しさを損なう事もなく安心して聴くことが出来ます
裏声ハイトーンで逃げることのない余裕のある歌声が堂に入っている北尾ケニー氏のパフォーマンスは健在、日下部バーニーの火が出る程に熱いエモーショナルなギターのカッコいいこと、様式美的なフレーズ、疾走する攻撃的なギター思わず手に汗握り体中が熱くなり毛穴が開きますね。押し引きを得たギタープレイの真髄はスローナンバー等に見られる心を揺さぶる旋律に彼特有の潤いと深みを感じさせられます。自主制作版ですが凄味を封じ込めた今作は国産メタルシーンにおける名盤です


SNOWBLIND - Snowblind ★★★ (2014-04-12 14:38:08)

キラキラとしたキーボードも高らかに鳴り響く英国産のハードポップバンドがあのMausoleum Recordsから1985年にリリースされた1st。レーベル故の低予算サウンドに苦笑いも出ますが、哀愁を携えた泣きのギターをフューチャーされたメロディ重視の楽曲群はどれも魅力的だしコンパクトだが楽曲にもストーリーが存在しており聞きごたえも十分、お得なランチを頂いている気分となるでしょうね。また力まない下村成二郎を思わせるシンガーのパフォーマンスも英国的なメロディを上手になぞっていて程よいマイナー臭を発散することに貢献していますね。2004年再発のだったかな?ボートラ入りのCD化に伴い手に入れたのですが、適度な哀愁と抜群のポップセンスは発揮しながらも甘口にならない職人的な手法を盛り込んだ良質なメロディ重視の一枚、ライトすぎない渋みに英国的な香りを感じますね。


SNOWBLIND - Snowblind - Chasing the Dragon ★★★ (2014-04-12 14:40:40)

徐々に盛り上がっていく展開にゾクゾクさせられます
チョコチョコと突いてくる哀メロに胸キュンですよね
ギターがエエわ
こういう曲めっちゃ好きです


SNOWBLIND - Snowblind - Hold on ★★★ (2019-03-19 21:25:18)

高らかにキーボードがファンファーレの如く鳴り響きます
英国プリティシュハードポップナンバー
どこか頼りない歌い手も7曲目となれば逆に味わい深いものになります
繊細かつダイナミックなメロディアスハードサウンド
捨て曲のない素晴らしいアルバムでした


SNOWBLIND - Snowblind - Losing My Place ★★★ (2019-03-19 21:22:54)

切ないですねぇ
寒々しいメロディが心を冷やしていきます
でも泣かせすぎない爽やかな風が未来を照らす
キーボードも大活躍の美しきブリティッシュロック
真の英国マニアは押さえて欲しいね
またメロディ派も押さえるバンドですよ


SNOWBLIND - Snowblind - Now is the Hour ★★★ (2014-04-12 14:14:55)

湿り気を帯びたメロディと広がりのあるキーボード
効果的なコーラスハーモニー
メロディックならしい一曲ですね
本当にブリティッシュロックをフォローしているメタル系マニアは
こういうの聴いているんですよね


SNOWBLIND - Snowblind - Possession ★★★ (2014-04-12 14:15:59)

エモーショナルな泣きのギターに悶絶です
素晴らしいフィーリングに包まれたバラード


SNOWBLIND - Snowblind - Sierra ★★★ (2019-03-19 21:17:58)

ポップだなぁ
そしてミンティアな爽快感
軽やかな口当たり
この曲に限らず
このバンドを聴いていると下村成二郎がいた時代のブリザードを思い出し
無性に聴きたくなるのです


SNOWBLIND - Snowblind - Walk the Line ★★★ (2014-04-12 14:12:35)

キーボードも全開です
メロディックでポップな哀メロナンバー
ギターも泣かせてくれますよ


SODOM - Code Red ★★★ (2014-09-07 14:46:13)

とにかく恐ろしい気合いの入った音に慄きます。1999年リリースのアルバムなのですが野蛮で過激なスラッシュサウンドにソドムというバンドが持つイメージを極限まで高め、このスタイルを貫き通してきた気概が音の塊となり襲いかかる姿にブッ倒れそうです。なりふり構わぬ傍若無人な激烈さ、駆け引き無用な帰りの燃料積んでないスピード感、過激さ故に破綻しそうな楽曲も強靭なリフワークが支え潤滑油となりアレンジに貢献、洗練されすぎないエッジを伴ったメロディと暴虐性が見事な黄金比を魅せ説得力もUP、スラッシュマニアは勿論ですがより過激なものを好む輩も取り込む求心力を持った力強い一枚です。要するにトコトン過激でスピード感満載の野蛮で粗野なロックなんですわ。気合いの入りまくった音にビビまくり、BGMになりませんが、これを聴いて猛烈に首筋が疼くのがマニアでしょう。


SODOM - Decision Day ★★★ (2023-10-05 19:34:30)

冷酷なる殺人マシーンの如き殺傷力のあるサウンドを死命とするバンドのフルアルバム。もはやジャーマンスラッシュ界の大御所であり、そのブランド力は一定の威光が備わっているだろう。怒気を孕んだトム・エンジェルリッパーの咆哮、その叫びは聞く者を魔界へと誘いダークサイドへと引き込む、キリキリとテンションを名いっぱい引き上げた鋼鉄サウンド、そのタイトなリズムと無慈悲なる攻撃性は最初から最後まで一切緩むことなく手加減無し、聴いていて身震いさせられる恐ろしさがあるのに、今作は絶妙なバイオレンスさの中に、意外なほど聴きやすい要素を織り込み充実した内容を誇っている。
自らのアイデンティティを誇示しつつも多方面にアピールしうる音楽性、そのベテランバンドの大いなる野心にひれ伏しますね。けして守りには入らなかった横綱相撲、スラッシュメタルのなんたるかを知るには丁度よいアルバムかも知れません。
名前やセールスで判断されても困りますからね。


SODOM - Genesis XIX ★★★ (2020-12-17 15:22:14)

最終的に、トム・エンジェルリッパー以外のメンバーを刷新した形となった新生ソドム。ツインギター編成の4人組となったが、バックファイアなどの懐かしい名前もあったりと、マニアにとってはニヤニヤさせてくれる要素もあるだけだが、単純にバックファイアのバンドとトムが合体しただけとも言え、そうなれば政治的なバランスも気にかかるも、2020年という背景に不純物が混ざる要素もないので問題なくチャレンジできました。なんたってお金かかりませんのでね。
今作の特徴は、速さに特化したスタイルとは違い、非常の重く荒々しい展開に終始しており、148キロのストレートでも前に飛ばすことを許さずにバットを折りまくる、剛球路線へと展開。禍々しい黒く濁った感情が吐き出されるソドム流ブラッケンドメタルへと仕上げています。感触は徹頭徹尾ヘヴィなのに、のべつ幕なしのスピード狂路線とは違い、間合いを持たせたことで凄みが増し、それでいながらも曲によっては耳なじみが良いと感じるのが不思議。
熟しきった残虐性、その無駄のないパワーの放出が、整合感を高め聴き易いと錯覚させていると思うだが、自分の耳を疑うくらい、アグレッションを有している。
現代的な要素も無視することなく成長してきたバンドの強み。鋭いエッジと無慈悲なる残虐性、深淵なる闇の世界へと誘うドラマ性も加味した新たなるサウンドに興味を尽きません。
個人的には、なかなかどうしておもてたんと違うという違和感は拭えない面はあれど、殺伐とした荒涼感、そこに恐怖を覚えますね。音が怖いバンドになりましたね。


SODOM - In War and Pieces ★★★ (2022-03-04 12:51:32)

時代の流れもあり音楽的に幅を広げてきた時代を象徴するような一枚。苛烈なるスラッシュと言うよりは、オーセンティックなメタルへの接近も計り、そこに欧州由来の泣きのメロディも増量と前作のスタイルを踏襲するような音楽性に落ち着いた。しかし、だからと言って彼等流の尖りが失くなったわけではなく、自らのルーツなる豊かな土壌を示したに過ぎないでしょう。
相変わらず、エンジェルリッパー隊長は吠えまくり、全線で身体を張るメタルキッズを鼓舞してますからね。
とはいえ、熱狂的なファンが求めるのは、もっと直情的で殺傷力の高いやつだから、ここは聴き手によって評価も別れるでしょう。
個人的には、チョイチョイ引っ掛かる扇情的なメロディはけして無駄なものとは思えず、新たなる戦隊を組んできたなぁと、可能性の広がりも感じます。彼等のカタログを見え、これからイケとは言わないが、ドッカンバッカン打ち鳴らされる、爆音ドラムに身震いさせられます。迫力十分ですよ。


SODOM - M-16 ★★★ (2016-11-14 19:04:06)

M-16という自動ライフル銃をタイトルに持ってくるとは、彼らが何度かモチーフにしてきた戦争をテーマにおいた2001年リリースの一品。その分かりやすい設定と下敷きに重厚さとスピード、その魅力が端的に表された渾身の一枚でしょう。無慈悲なる殺戮を演出する兵器、戦地に赴き平常心ではいられない兵士達、その戦場と言う狂気と混沌がもたらす世界観を見事に描き切っており、自らも切り刻む程に鋭利なギターリフ、突破力のみらず爆裂感すらも演出する強靭なリズム、それらをよりダイナミックにストレートに表現する事で生まれる重と速のバランス感覚は、ある種の聴きやすさを誘発、狂気が渦巻くトムの咆哮も激しを増し、彼ら流のストーリーとアグレッションが激流の如く溢れだ聴き手の飲み込んでいきますね。ジャーマンスラッシュとしてSODOMとしての流儀を見事に貫いた血なまぐさいノイジーサウンドが放つ普遍の魅力に身震いさせられました。気合い入ってるわ。


SOLACE IN MURDER - Homicidal ★★★ (2019-02-09 14:01:34)

US産のヤングスラッシャーによる記念すべき1st。陰惨たる血なまぐささ漂う殺傷力抜群のリフワークとキレのあるリズム。時空の狭間から断末魔の叫ぶを上げるヴォーカルと、今の感覚ではピンとこないだろうが、かつてデスメタル系と呼ばれたジャンルのスタイルを踏襲。SLAYERやOBITUARYといったバンドからの影響を受けたスタイルだろう。
先人達の影響を巧みに飲み込み自分達流に染め上げたサウンドは、個性豊かとは言えないが、獰猛なサウンドの持つ破壊力は、メタル系に慣れ親しんだ耳には刺激的で興奮を覚える。スラッシュ特有の高揚感、読めない先の展開にワクワクさせられる要素も高く、一切手を緩めない轟音地獄に身震いさせられます。練り上げたサウンドはインパクトも大ですね。
ここ数年のリバイバルブームには本当に驚かされる。オールドスタイルを支持する活きの若手が増えてきたなぁ。その反面、安易な着想のインスタントメタルも増えてきたのも事実。歴史探訪は簡単ではない、センスが必要なんだと改めて思い知らされる。


SOLDIER - Infantrycide ★★★ (2015-09-28 14:00:24)

古くは1979年から活動を始めるNWOBHMの戦士。今作は1994年に自主制作を経てHellion RecordsからリリースされたEP。デモ、シングル、LIVE盤を80年代初頭にリリースし消えたバンド、出している音は当時のマテリアルのリ・レコーディングも含む構成だけに興味津々とマニア魂に火がつきますね。沸々と燃え上がれる熱情型のサウンドと憂いのある英国ならではの粘りは期待と通りの謹製NWOBHM。4曲入りでは物足りない切望感を抱かせます。彼らが当時どのような活動を行い、突如復活を遂げ、さらにフルアルバムをリリースするのが2005年まで待たされる経緯など興味も尽きませんが、翳りある英国情緒溢れる黄金期のスタイルが放つ眩い光と供に望郷を誘う、あの音に咽びますね。


SOLITARY SABRED - Redemption Through Force ★★★ (2017-07-08 14:55:34)

キプロスからやってきたツインギター編成の5人組が2014年に自主制作でリリースしたアルバムを、我らがNo Remorse Recordsより2016年に再発された一品。
ヘヴィメタル特有の好戦的な高揚感とファンタジックな世界観を醸し出すエピカルな響き、それは曲間を繋ぐ語りにも表れるように芝居がかった独特の音楽性故に好みを分かれそうですが、このコテコテの肩こりMAXな音楽性の中毒性は高く好きモノにはたまらんモノがあるでしょうね。この手のスタイルの先駆者と言えばMANILLA ROADあたりを想起させるでしょうが、あそこまでマニア度は薄目で正統性の強い面もあるので、大げさな構成力からくるヒロイズム溢れるエピカルなメタル叙情詩に興味がある方はトライする価値ありですよ。昨今は国内でもメタル系アーティストがメジャーデビューを果たし活況していますが、ちょっとクドすぐぎてライトリスナーには中々進めるのも憚られるのですが(キャッチーさもねえし速くないもん)でもその胆汁滴るホルモニックなコテコテサウンドに胸やけを起こしつつ楽しむのも一興でしょう。


SOLITUDE - Brave The Storm ★★ (2010-03-20 03:00:00)

普遍の魅力溢れる漢のHM/HRバンドSOLITUDE待望の1st
強靭な喉を披露する杉内の男気溢れる歌声にうねりますね
NWOBHM流れを組む実直なスタイルと情感豊かなメロディアスなフレーズを奏でるギター、パワフルかつストロングなプレイで脇を固めるリズム隊(MADもまずまず)
これら四人の男達が織り成すオーセンティックなHM/HRナンバーの数々、青春時代を想起するサウンドに焦がれました
メタル歴も20年を越え新しいものに興味もさほど感じなくなった自分ですが本気度100%のHM/HRを前にこれ以上の戯言は無用、メタルファンなら一度は聴いて欲しい作品です。
古くて新しい本気のサウンドがここにはあります
随所に散りばめられた扇情的なギタープレイの数々に引き寄せられました


SOLITUDE - Brave The Storm - ANGEL'S SON ★★ (2010-04-23 04:39:13)

畳み掛ける剛直なリズムプレイがカッコいいです
イントロの頽廃的でシャカシャカしたイメージを上手く取り込んでいる風変わりなアレンジが良いです
ギターソロの泣き具合も生きてくるってもんですよ
一筋縄ではいかないアレンジがカッコいいなぁ


SOLITUDE - Brave The Storm - BRAINWASH ★★★ (2010-04-23 04:57:16)

シンプルな構成がなんとも清いです
サビでのコーラスパートも印象的です
重厚なリズムがグイグイと楽曲を引っ張っています
ここまでヘヴィに感じさせるのだから凄いですよね


SOLITUDE - Brave The Storm - BRAVE THE STORM ★★★ (2010-04-08 02:16:30)

哀愁溢れるメロディと高揚感のあるギタープレイ
男泣き全開の剛直HM/HRナンバー


SOLITUDE - Brave The Storm - CHAINED TO THE ROCK ★★ (2010-04-23 04:49:17)

原始的なグルーブ感が実に男臭い
剛直HM/HRナンバー
ギターソロがいいねぇ
メロディをしっかりとなぞる杉内の歌声もカッコいいです


SOLITUDE - Brave The Storm - FALLING DOWN ★★★ (2010-04-08 02:21:15)

この曲もギターが泣いています
杉内の唄も男の哀愁が滲み出ています
マッドのドラミングも良いですね
古いといわれようが僕は好きですよー


SOLITUDE - Brave The Storm - HEAD WIND ★★★ (2010-04-23 04:52:46)

アイリッシュフレーバーたっぷり
扇情的なメロディが印象的なインストナンバー
もっと聴きたいです2分半は短すぎるよ


SOLITUDE - Brave The Storm - VOLCANO OF ANGER ★★★ (2010-04-23 05:00:18)

アグレッシブかつパワフルなミドルハイナンバー
まさしくヘヴィメタルとしか形容できない世界観に心酔します
男汁全開剛直HM/HRナンバーに敬礼!!


SOLITUDE - Brave The Storm - WAIK IN PARADISE ★★★ (2010-04-23 04:43:07)

SAXONヨロシクなナンバー
キャッチーなサビメロ
スリル感のあるインストパート
ある意味彼ららしい展開が映えるナンバーです
NWOBHMだよなぁ


SOLITUDE - Brave The Storm - YOU WERE ALL OF MY LIFE ★★★ (2010-04-08 02:18:56)

叙情的なアコギで幕が開くアルバムのオープニングナンバー
杉内の無骨な歌唱もヘヴィな印象を与えてくれます
特筆するべきは高揚感溢れるギターソロ
泣きのメロディに涙腺が刺激されます
カッコいいねぇ


SOLITUDE - Reach for the Sky ★★★ (2015-07-31 21:14:46)

最近は幾度、年内にリリースされた新作の購入も無いしメジャー流通など自身の嗜好的に年に10枚あるか程度、ほぼかつての名品を探す日々が楽しくノスタルジーを満たす以上に新たなる発見と深まる知識に思いを馳せるのですが、歴戦の兵が集いし今作は即購入せざる得ませんでした。杉内哲、西田亨の両名はサクリファイス時代からの盟友故に盤石のソングライティングチームとしてバンドサウンドを礎を築き、本作ではこれまで以上にオーセンティックなHMの要素を投入。勿論、彼らの魅力たる、肉食獣が獲物を捕獲するが如き躍動感溢れる獰猛さも損なわれず、また瞬時に耳を惹きつけるキャッチーなフレーズと哀愁度も当然損なわれる事はない、この純度100%のHM/HRを体感させてくれるアレンジが眼前と広がる光景に熱いものがこみ上げてきましたね。ヘヴィメタルドラマーとして完全に復帰を果たしたMAD大内の麦踏ツーバスも炸裂、良くも悪くもマッドはこれなんだと言わしめる往年のキレが戻り、西田のバッキバキのゴッキゴキなアタック感の強いベースとの絡みもより盤石なものへと仕上げてバンドの推進力となり更なる高みへと押し上げています。その凄みは激烈に攻め込まれ肉汁滴るホルモ二ックな①で体感出来るし、モーターヘッドよろしくハードブロウな②へと小気味よく流れオープニングからメタル魂を鷲掴み、LIVEを体感しているような臨場感溢れるサウンドメイクも功を奏し高揚感を煽りまくります。その勢いは闘争心を掻き立てる④⑥にも顕著に表れるし、そして杉内の慟哭が胸をジンワリと焦がす⑧、重厚な構築美溢れるタイトルトラックの凄み、エモーショナルな⑤など剛柔兼ね備えた彼らの魅力を詰め込んだ楽曲なども盛り込み、贅肉を削ぎ落した全8曲に無駄は皆無、今の彼らの魅力をギュッと詰め込んだ名盤へと仕上げてきました。CRUCIFIED BARBARA等の仕事で知られるマグナス・アクセルソンのミキシングもあえて狙った温故知新なニュアンスを体感させる音に拘りを感じさせる辺りも憎いね。

ヘヴィメタルも細分化が進み、ちょっと違うタイプのメタルになると見向きもされない状況がある事を昨今は感じます。かつてメイデンもプリーストもメタリカもヨーロッパもモトリークルーもみんな、メタルと言えば通じ、好き嫌いはあれど認められ共通言語のようなものでした。今作のようなギミックなしの音で勝負している作品を前にすると本当に、小さい仕分けなどどうでも良いと思わずにはいられません。JAPANESE ASSAULT もマーヴェリックのとのツアーは生涯忘れられない経験となりました。アニソンばりの分かりやすい華やかさや、スピード感があったほうが今はウケがイイのかも知れませんが、今作のような作品がある意味THEヘヴィメタルと言われるんですが如何でしょうか?なくしてはいけない伝統芸能なんですよね。個人的にはもっとも愛すべき時代を超越した一枚となります。


SOLITUDE - Virtual Image ★★ (2008-10-18 12:51:00)

頑固一徹無骨なHM/HR精神が宿る正統派のパワーメタルアルバム
Vo杉内の剛直な歌声は健在でSACRIFICE時代を凌ぐパフォーマンスを披露している
SACRIFICEが解散してから10年はたつわけだから嬉しい限りです
マーベリックといい日本の歴戦のツワモノに手を差し伸べたSPIRITUAL BEASTに感謝します。奇をてらうことのない堅実な曲作りに基づき練り上げられた哀愁のメロディは鮮烈な印象を与え、けして甘口にならないソリッドな質感漂うHM/HR然とした楽曲はどれも魅力的で聴き手のメタル魂を揺さぶるものがあるかと思います
スピード・パワー・メロディと適度に整った今作こそHMと呼ぶに相応しい
個人的には泣きのフレーズが盛りだくさんのギターが堪能出来る①が聴けるだけでも充分、さらにはパワフルかつタイトなリズムプレイとタフネスな歌声が聴けるのだからたまりません。この作品が日本人だからという理由で敬遠されているのなら残念ですね
もっと多くの人に聞いて貰いたい漢メタルな一枚です


SOLITUDE - Virtual Image - BEYOND THE STORM ★★ (2008-10-18 13:01:19)

メロディアスかつ哀愁のあるHM/HR然としたインストナンバー
懐かしい時代を想起させるなぁ


SOLITUDE - Virtual Image - VIRTUAL IMAGE ★★★ (2008-10-18 12:27:00)

杉内のドスの効いた骨太な歌声は健在
叙情味溢れるメロディアスなギターに惹き付けられますね
懐かしい臭いのする正統派のパワーメタルナンバー


SOLITUDE - Virtual Image - YOU WISH ★★ (2008-10-18 12:57:49)

パワフルかつヘヴィなミドルナンバー
硬質なリズムプレイが心地よいですね
杉内のタフな歌声もヘヴィネスな楽曲に埋もれていないのが凄い


SOLSTICE - Solstice ★★★ (2016-01-15 14:16:15)

国内盤はテイチクからリリースされたマイアミの4人組による1st。ハードコアテイストも搭載された質の高いスラッシュサウンドは攻撃性を緩めいない高速ビートを中心に、疾走感を煽る楽曲のオンパレードとなるのですが、画一的にならぬよう巧みに変拍子を盛り込み、切れ味鋭いリフワークと狂気を孕んだパフォーマンスは圧倒的な破壊力をもっています。一貫したスタイルから生み出される丹念に構築された楽曲はソリッドにシェイプされ出サウンドメイクと供に、時代性を巧みに飲み込み新旧入り混じった魅力を感じさせるのが面白いですね。全9曲35分にも満たないランニングタイムに物足りなさを覚える趣をあるかもしれませんが、高速ナンバー満載のスラッシュを聴くのには丁度よい尺かと思いますよ。


SON OF A BITCH - Victim You ★★ (2014-07-29 16:56:22)

初期SAXONを支えたグラハム・オリバー、スティーブ・ドーソン、ピート・ギルの三人にTHUNDERHEADを支えたずるむけ剛速球な灼熱のフロントマン、デッド・ブレッドなどが在籍するSAXONがデビュー前に名乗っていたバンド名を冠した事でも知られるSON OF A BITCHが1996年にリリースした1st。90年代半ばに往年のメタルサウンドを基調とした作風でリリース出来るわけがなく時代性を加味しながらも、このメンバーが集った意義を感じる事が出来る正統色の強いパワー漲る一枚。強靭なリズムと重量感、時折垣間見える男の哀愁を纏ったメロディが耳を惹きますが概ね時代はそんな事を望んでいないので、やり切れていないのが残念に感じます。しかし男気あふれるマッチョな男の歌声は張り艶、供に申し分なく問答無用の豪胆な力技を発揮し自らのカラーで染め上げています。SAXON組がらしいプレイで応酬しているのかは聴き手の好みに分かれそうですが、SAXONでもなければTHUNDERHEADでもないオリジナルティ溢れる90年代風の王道スタイルで挑み果敢に攻めています。このバンドがSAXONのバッタもんとして真っ当な評価を受けていないとすれば残念な事実ですが、そんな事を気にする盲目なメタルファンでもなければ、十分に楽しめるでしょうね。


SON OF A BITCH - Victim You - I Still Care (2014-07-29 17:06:06)

ウォレント風のアメリカンバラード


SON OF A BITCH - Victim You - Love Your Misery ★★ (2014-07-29 17:03:19)

力強く押し込んできます
このメンバーならではの暑さがいい
ガチガチのタイトな重さが90年代か


SON OF A BITCH - Victim You - More for Me ★★ (2014-07-29 16:57:54)

ハードなブギー
狙ったね


SON OF A BITCH - Victim You - No-One's Gettin' Over ★★★ (2014-07-29 17:01:43)

男気あふれる哀愁のパワーバラード
こういう曲は聴きいよね
このメンバーなんだから


SON OF A BITCH - Victim You - Past the Point ★★★ (2014-07-29 16:59:48)

男の哀愁も滲み出ています
メロディがいいんだね