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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 9501-9600

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 9501-9600
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SCORPIONS - Savage Amusement - Every Minute Every Day ★★★ (2012-08-07 22:27:21)

地味目な曲ですがやはり唄メロがいいですね
適度な重さもキレも損なわれないアレンジが素晴らしい
メタルバンドですよ


SCORPIONS - Savage Amusement - Media Overkill ★★ (2012-08-07 22:19:24)

唄メロがいいですね
この弾けぷりも時代ですよ
逆に今は新鮮に聞こえます


SCORPIONS - Savage Amusement - Passion Rules the Game ★★★ (2012-08-07 22:16:55)

無駄な装飾を外した演奏が素晴らしい
音符を埋めれば良いわけではありませんよね
カッコいいですね
メロディ命な哀愁のミドルナンバーと切れ味に彼らの凄味を感じます


SCORPIONS - Savage Amusement - Rhythm of Love ★★★ (2012-08-07 22:13:58)

このタイム感こそ80年代かな?
哀愁がいいね
独特のメロディラインを生かしています
聞き終えたときの
胸が締め付けられる思いに
ため息が漏れますね


SCORPIONS - Savage Amusement - Walking on the Edge ★★ (2012-08-07 22:21:28)

お約束感のあるバラード
80年代スコーピオンズらしい曲ですね


SCORPIONS - Savage Amusement - We Let It Rock... You Let It Roll ★★ (2012-08-07 22:23:56)

ダークな質感も残しているのがらしいですね
キレのあるギターリフも耳を惹きます
アルバムの中で一番ハードなナンバーです


SCORPIONS - Sting in the Tail - The Best Is Yet to Come ★★★ (2020-10-13 13:56:29)

メジャー仕様の哀愁のバラード
こういう曲が似合うバンドになりました


SCORPIONS - Super Rock Live in Japan 1984 ★★ (2008-10-08 05:12:00)

西武球場で行われた往年のラインナップによるLIVE VT
フロントマン4人のうち3人が頭髪に問題があるというのが気になるが
LIVEならではの切れのいいアクションとサウンドがカッコよく楽しめましたね
ANVIL BON JOVI M.S.G WHITESNAKEと参加したイベントだったのですが彼らが一番良かったのではないでしょうか?最近は日本でも大きなイベントが興行され盛り上がっています、元祖的なイベントとも言えるスーパーロック84の色んな意味での記録的な映像に是非とも触れて欲しいですね


SCORPIONS - The Hunters ★★★ (2021-05-24 13:22:18)

1975年にスコーピオンズのメンバーがザ・ハンターズと名乗りレコーディングを行ったレア音源。しかも、2曲ともパワーポップ系アーティとのカヴァーときている。あのウリ・ロートが弾いているの?それもだけでも興奮しますが、選曲の意外性や真面目にカヴァーする姿勢、なんともスコーピオンズらしいと感じますね。
クラウス・マイネの唄ウマ選手権ですが、見つけたら楽しんで貰いたい一品です。


SCORPIONS - Tokyo Tapes ★★★ (2014-07-31 16:06:21)

数あるLIVE音源はありますが今作は間違いなく上位に位置する作品でしょう。艶のあるクラウスの歌声はキレまくっているし、ウリのまとわりつく官能的なギタープレイは聴きどころも多く、初期の代表曲を網羅したBEST OF スコーピオンズとも言える選曲の美味しさも手伝い、日本人好みとも言われた叙情的な哀愁溢れる官能美に胸焦がれます。個人的には見事な日本語で歌い上げた「荒城の月」を聴き日本人で良かったと誇らしい気持ちにさせてくれた、この曲をベストテイクに上げたいと思います


SCORPIONS - Unbreakable - Maybe I Maybe You ★★★ (2013-03-22 23:17:41)

スコーピオンズの数あるバラードの中でも屈指の名曲
寒々しい光景が目に浮かびますね
泣きますよ
あまりの悲しさに気が弱っているときなら自殺しますわ

本当に素晴らしいバラード
偉大なバンドだ


SCORPIONS - Virgin Killer ★★ (2008-11-11 21:45:00)

僕が人生で唯一CDを買うのに恥じらいを覚えたジャケットが印象的な4th
独特のダークな質感と猛烈な泣きが混同したウリの冴え渡るギタープレイを堪能出来る初期スコーピオンズを代表する好盤。


SCORPIONS - Virgin Killer - Pictured Life ★★★ (2008-11-11 21:25:12)

ハンパじゃない泣きを発散するウリのギターに悶絶
哀愁のHM/HRナンバー
ルドルフの良い仕事をしている


SCORPIONS - Virgin Killer - Polar Nights ★★ (2008-11-11 21:34:03)

ブルージーな味わいのあるHRナンバー
インギーに影響を与えただけのことはあるギタープレイが冴えている唄はご愛嬌


SCORPIONS - Virgin Killer - Virgin Killer ★★★ (2008-11-11 21:29:19)

ギターリフがカッコイイなぁ
アグレッシブなクラウスの唄もきまっている
ウルリッヒ・ロート作の名曲


SCORPIONS - World Wide Live ★★★ (2021-12-19 14:43:16)

飛ぶ鳥を落とす勢いで上り詰めるドイツのスーパーロックバンド、このライブ盤は正にその勢いをダイレクトに伝えてきます。名曲②③と弾け飛んできたのもそうなんだろうが、とにかく活きのいいステージからは熱気がダダ漏れ、全世界制覇を目論む若き男達の野心が健全なパワーを伴い光り輝いています。
ミドルナンバーでは太古の恐竜たちがステージを闊歩するような堂々たる貫禄を感じさせ観衆を飲み込み、サウンドに爆発的なパワーを与えところ狭しと大暴れ、緊張感のあるスリルよりも賑々しい楽しさが、単純にカッコイイと思わせてくれます。
ロックスターのオーラをまとったメンバー、ウリ・ロートやマイケル・シェンカーと言ったスタープレイヤーの公認として、小粒感の否めないマティアス・ヤプスが、華がなかろうとバンド一丸で盛り上げロックバンドのライブとして理想的といえる運びで最後まで楽しませてくれる。欧州的な叙情性と大衆性を完備したサウンドは鋭さもあり、軟弱に聴かせないのも肝。不良なロックじゃないのが良いんだろうね。今となっては少々バブリーに感じるサウンドかも知れないが、ドイツ人アーティストの誇りと信念を貫いたワールドワイドなスタイルは、やはり心動かされるものがある。


SCREAMER - Adrenaline Distractions ★★★ (2016-01-09 15:24:25)

正統派HM/HRマニアにとっては安定のブランド「High Roller Records」から2011年にリリースされた北欧はスウェーデン出身のツインギター編成、ベースがボーカルを務める4人組による1st。あえて狙ったのでしょうが、この少々埃っぽい臭を漂わせたサウンドメイクがツボ、生き生きとした良質なメロディが華麗に躍動するヘヴィなサウンドはまさにNWOBHM、キャッチーなリフワークにフックに富んだメロディを生かした歌メロ、一聴して耳に馴染む聴き易さと、ハードさのバランス感覚は若手とは思えぬ完成度の高さ。その分、粗くともはち切れんパワーがない分、少々大人しいと感じる面はあるのかもしれませんが、今は欧州を中心に、かなり規模で普通の音楽が急速に認知を広め、一頃のデスヴォイスブームも落ち着き、ようやくドーナツ化した空洞を埋める作業が進んでいるように感じます。歴史は巡るのですが、色んなスタイルのバンドが共存し反映する事が理想でしょう。トラディショナルとはなんだ?どうしても昔の作品は音質も良くないし、古臭さは否めない、そんな理由で手が出ない人にこそ聴いて欲しいですね。普通の事を普通にやっているだけだし、ド派手な仕掛けも、飛び抜けたリーダートラックもないのですが、作品を通して聴いた後の試聴感の心地よさ、時代とスタイルを超えた普遍の音楽性に笑みがこぼれました。恐るべしHigh Roller Recordsよ!!


SCREAMER - Hell Machine ★★★ (2019-10-17 16:56:51)

専任シンガーのアンドレアス・ウィクストロームを加え5人編成へと生まれ変わった3rd。メンバー変更も音楽性に大きな変化もなく、古き良くHM/HRサウンドの血脈を守る若き勇者は健在だと言う事をアピールしています。曲数も無駄のない8曲、おおよそCD時代とは思えない、スッキリとした作りとなっているが、これは現在の主流だろう。音源はダウンロード、あるいは定額制の時代だ、そんな世の中で、無駄に詰め込む商品に価値など見出せないだろう。
焦点を絞り込んだ音楽性は視聴感も抜群、メロディアスかつハードなサウンドは、突出した派手さやスピードはないが、『これだよこれこれ』とマニアをニヤつかせるお約束の展開を軸に、安心安定のブランド力を発揮しています。TVではないが寄席では確実に笑いを取る、実力派芸人のような安定感、力任せで聴かせない技巧とまとまりに一日の長を感じずにはいられません。先人達の足跡を辿り、その由緒ある血脈を堅守する王道スタイル、その復権と維持に力を注ぐように、わき見も振らず、この道を突き進む姿に好感を持ちますね。前作よりも、キャッチネスさを増量させたのも正解だろう。狭い世界の中で間口を広げてきたなぁと思わせたのも良いアイデアですね。


SCREAMER - Highway of Heroes ★★★ (2019-10-17 16:38:47)

スウェーデンのトラディショナルHM/HRサウンドを信条としたバンドの4Th。前作から専任シンガーを加入させたのですが、その彼が若かりし頃のジェフ・スコット・ソートを思わせる歌声を披露。北欧風味と言うよりは普遍的なスタンスに立つ、正攻法で迫る王道サウンドとの噛み合わせも当然ながらシックリくる逸材、バンドは強力な武器を手に入れた事になります。

とにかく期待を裏切らない展開、それはド派手な仕掛けもなく、過激さやスピードが売りでもない。昨今のラウドミュージックとは一線を画す、古臭いものだろう。ただ、このバンドはオジサン、おばさん相手のトラディショナル商法ではない、本気で、このスタイルを尽き詰め継承しようとする、ガチンコメタルバンドなんだと認識できるギミックなしの本気の音が詰まっているのだ、攻撃性を孕んだメロディアスメタルサウンド、もっと臭いメロやパワフルさを出せば、日本のレコード会社とも契約出来そうな空気すら漂うのだが、それをやっちゃお終いなんですよね。この絶妙な空気感、このアレンジセンス、リフ、ソロ、メロディと、付け焼刃のパクリ芸では到達出来ない熟練の技を感じずにはいられません。マニアご用達の
High Roller RecordsからスウェーデンのThe Sign Recordsに移籍してのリリースですが、杞憂におわりましたね。古き良きスタイルを堅守する、北欧の若き勇者の躍進に今後も目が離せません。


SCREAMER - Phoenix ★★ (2016-01-25 15:54:47)

スウェーデン出身のNWOTHMバンドが2013年にリリースした2nd。頭からいきなりメイデンよろしくな疾走ナンバーで幕が開き、往年のサウンドを愛するものならニヤニヤとさせられること間違いなしと掴みはOK。音楽性も概ね前作の流れを組みNWOBHM風の楽曲に北欧ならではの冷ややかなメロディが乗り、甘口にならない硬質感とビンテージ臭がこのバンドの肝、やや狙いに行った感は否めないが、若いのに古臭い音を出す奴らだなぁと興味は尽きません。鋭利なリフとテクニカルなソロ、メロディアスな美旋律が華麗に踊るポップフィーリング溢れる快活な楽曲は聴いていて気持ちがイイですね。


SEAX - Speed Metal Mania ★★★ (2018-07-20 16:14:30)

US産スピードメタルバンドが2016年にリリースした3rd。限定枚数によるアナログの自主製作盤と言う事ですが、2ndとのカップリングでCD化もされていますのでパッケージに拘る方にも安心ですよね。

とにかくスピード・スピード・スピードと四の五の言わずに突っ走っていきます。オールドスクール丸出しのパンキッシュなスピードメタルが好きな人なら大いに楽しめるでしょうね。この頼りがいの無い素っ頓狂なハイトーンも、マニアにとっては味わい深いものに変換されるのだから、恐るべしマイナーメタルの世界です。まさに魔境だし、この暴走感に向こうにある、鼻腔を擽る浮腐臭漂う暗黒美が、これまた魅力的じゃないですかね。
その魅力を司るのが爆裂感を煽るリズム隊だし、叙情的なフレーズで切れ込む事もあるツインギターのよるものでしょう。


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man ★★★ (2024-10-01 05:58:51)

SKID ROWのようなバンドは衰退するL.Aシーンの象徴のようなバンドとして扱われた、その歴史は日本の商業誌が伝える事は無かったが、セバスチャンにとっては、80年代のキャリアを嘲笑されるような自体に苦々しい思いを感じていたろう。
前作を聴いていないのでなんとも言えないが、正直、今作の作りには驚いた。彼のキャリアはヘアメタルからの脱却である。それを意識して音楽活動に精を出していたのだが、ここでは見事にSKID ROWサウンドが復活している。
これが本当の3枚目というようなアルバムだ。それだけに、随所にオマージュが隠されている。それが賛否を分けるだろう。相変わらず、コレやっているのかと叩く向きもあるだろう。
何よりメディアが軒並み高評価なので、完全に乗っかってきた連中もいるからたちが悪い。後出しジャンケンで豪語される、有名人は苦労するよ。
でもアメリカではもう過去のスターだ。

あの衰えたルックスには言葉を失った。でも人間、ボトックス打たなきゃああなるよ。でもセバスチャンからは、ミッキー・ロークと同じ匂いがするんだよなぁ。ミッキーにレスラーという映画があったように、今作がセバスチャンカムバックと賞賛される事を願うのだが、やはりモダンさを、ここまで捨てるんだという事に驚きを隠せない。確かに今の時代は大御所達が最後の思い出とばかりに、往年のスタイルに帰還している。

だから驚きは少ない。むしろ遅かった位だが前作を知らないのでなんとも言えない。なんで配信盤がないのだろう。
とにかくワイルドでエネルギッシュなサウンドの復権、テクノロジーの恩恵を受けた歌声は衰えを隠すのに一役も二役も買っている。それも功を奏した。若い人には、エネルギーになるような熱量の高いサウンドだと思う。Monkey Businessパート2的な要素はマイナスではない。
しかし潔癖な人は気になるだろう。そして③のような90年代型ヘヴィロックをやるのも否定しない姿勢は買いだろう。

全力で80点のアルバムを作った自分の生きる道があるアーティストは強い。こうなると俄然前作との比較をしたいものである。ダイナミックでワイルドなスキッズサウンドが好きな人は大はしゃぎとなるだろう。


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - (Hold on) To the Dream ★★ (2024-10-01 06:04:27)

シングルカットされた一曲
スローパートで始まるがすぐにヘヴィなパートへと流れる
3枚目アルバムに収録されたダークでモダンな残り香がヘアメタル時代を否定している
ダークでヘヴィなナンバー
出だしが静かに始まるのでバラードかと思ったらダークでミステリアスなヘヴィロックになるなんて
SNSで大炎上するだろうよ
セバスチャンは大丈夫だったのか?


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - About to Break ★★★ (2024-10-01 06:10:54)

叩きつけるヘヴィグループ
そして良い意味で裏切った爽快でメロディアス
そのキャッチーさはセバスチャンの現役感を強烈にアピール
往年のファンを歓喜させるような曲であろう
アルバムのフィナーレへと向かうには丁度良い曲だ
なにより期待値を上げてくれた
このアルバムには最も必要なタイプの曲だったろう
シンプルなことはとても良いことだ


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - Crucify Me ★★★ (2024-10-01 06:31:26)

アルバムの流れを殺しませんね
本当にレコードのB面にあたる流れは完璧
スリルに満ちた先を読ませない展開
セバスチャンも柔軟な歌声を披露
往年の姿を重ね楽しむ事が出来ます
モダンさも無視しない今作における完成度の高さを雄弁に物語る一曲
ソロパートからの一瞬無音になる小技も効いている
イイ曲です
流れ的にも素晴らしいねぇ
よそ見なんてさせてくれないよ


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - Everybody Bleeds (2024-10-01 06:34:55)

狙いすぎましたね
少々昔の匂いを出しています
熱量の高いこれぞセバスチャン・バック
かれがバズの愛称で親しまれた時代を想起させますが
オープニングナンバーとしては少々弱い
速いだけでは乗れないのだ
でもこの手のサウンドに馴染みの薄い若い人には
ケツを蹴り上げるだけの勢いはある
オジサンなんでもうこういうの沢山知っているので
あぁってなるんですよね
3回くらいで飽きました


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - F.U. ★★★ (2024-10-01 06:26:24)

スティーヴ・スティーヴンスがゲスト参加
耳に残るリフワークとヘヴィなグルーブ
ソロでは圧巻のスター性を発揮するスティーブン
セバスチャンを脇に追いやる形になっている
それでも歌が入れば主役はおれだと誇示
両者の特性が生きたいダイナミックなハードサウンド
ファンにはたまらん一曲だろう


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - Freedom ★★ (2024-10-01 06:38:25)

やりにいったオープニングナンバーに続き
始まるSKID ROWサウンド
ここでは魅力な歌メロを披露
ふかしすぎて空回り気味のオープニングナンバーを立て直した
この歌声は自然だしギターソロもクール
なによりリズム隊はさらにケツを蹴り上げ
聴き手を扇動している
セバスチャン・バックに期待する音を素直に出したのは正解
オープニングナンバーこっちで良かったんじゃない


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - Future of Youth ★★★ (2024-10-01 06:18:34)

後半の仕切り直しとなるヘヴィな一曲
哀愁のあるメロディとモダンさを残したアレンジ
そしてセバスチャンの凄むだけではない歌声が絶妙に絡み
新旧サウンドの魅力を伝えている
なんとなくな前半よりこなれてきた後半の方がオジサンには染みる


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - Hard Darkness ★★★ (2024-10-01 06:42:55)

個人的には5曲目とそれ以降には境目があると思っている
ここまでは過去の集大成を上手くモダンヘヴィネス時代を向き合い
違和感なく溶け込ませている
若い人にはヘヴィだが浮遊感のあるグルーブに魅了されるだろう
歯応えのあるサウンド
セバスチャンも柔軟な声で魅力を発揮
余談だがサムネイルの画像
アルバムジャケットカッコ悪いな


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - To Live Again ★★★ (2024-10-01 06:15:53)

このアルバムの視聴感を高めているのはラストの2曲に尽きる
ある意味
彼の持つもう一つの顔
柔和な声が優しく包み込むも逞しい
大きくなれよマルダイハンバーグである
ベタだが良くやってくれた
もっと80年代的な曲も用意できたが
そこを微妙に避けているのが憎い
まぁファンは思いっきり2枚目のアルバムに入っていた強烈なバラードを期待するだろうけど
そこまでは大袈裟ではないが
今の姿が反映されていてこれはこれで正解だ


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - Vendetta ★★★ (2024-10-01 06:21:35)

かつてはJPのカヴァーもライブで行いロブ・ハルフォードと共演も果たしましたね
そんな80年代後半の勢いを持ち込んでいる
キラーリフと起伏のあるセバスチャンのヴォーカルパフォーマンス
モダンさを味方に付けクールな印象を与えている
尻上がりにアルバムが良くなるというのは理想だろう


SEBASTIAN BACH - Child Within the Man - What Do I Got to Lose? ★★★ (2024-10-01 06:07:07)

やってますねぇ
多くのファンが待ち望んだSKID ROWサウンドの復権
このグルーブ感にやられるのでしょう
前の曲がああいう変わり種だったので余計にシンプルに染みてくる


SEBASTIAN BACH - Give 'Em Hell ★★ (2024-11-02 08:15:32)

前作の流れと言うよりもアメリカンロックがルーツのミュージシャンが揃えば、こういうごっついヘヴィなサウンドになるのは必然。サビでは奇妙なほどキャッチーになるのだが、根幹にあるのはオールドスクールでも、グランジ/オルタナムーブメントを土台としたオールドスクール。
2014年は、カート・コバーンも伝説である。あのサウンドも十分に過去の遺物なのですよ。

そういう時代を無視して、迎合できなかった身としては、今作も古き良き90年代型ヘヴィロックを今風のテクノロジーで仕上げた一品。目新しさは皆無。スキッドロウを彷彿とさせるような場面は少ないが、主役がキャッチーなメロや、お得意のシャウトをかましてくれるだけで、満足できるファンも多いでしょう。個人的には、凋落の元ロックスターとしか思っていない。セバスチャン・バックという存在。

彼は80年代の成功を否定して、ミュージカルとかで成功したような情報を日本のメディアはなんとなく伝えていたが、彼はそんなに大金をせしめたのだろうか?スキッドロウはもっと成功できた。デビューの手助けをしてくれたBON JOVI関係者に恩を仇で返す男。それがセバスチャン・バック。その落ちぶれた感が、なんとも寂しい。音だけ聴けば暴れん坊時代の彼に相違ないが、それはテクノロジーの恩恵を受けた話。オジー・オズボーンと同類の機械仕掛けのオレンジである。

ライブ動画はサッパリだったなぁ。頼むぜバスよ。


SEBASTIAN BACH - Give 'Em Hell - Rock ’n’ Roll Is a Vicious Game ★★★ (2024-11-02 07:56:51)

モダンヘビネス旋風が吹き荒れるアルバムの中で異彩を放つApril Wineのカヴァー
サウンドは骨太だが原曲に対するリスペクトがハンパない
なので聴いていて無理が生じない
こういう古典は大好きだ


SEBASTIAN BACH - Kicking & Screaming ★★ (2021-07-21 16:10:27)

サブスク生活の楽しみはマイナーなバンドの発掘と言うよりは、知ってはいたが手を出してこなかったメジャー流通の作品に手を出すことの方が多いですね。イタリアの名門と呼んでも差し支えのないFrontiers Recordsから出ていたセバスチャン・バックのソロアルバム。レーベルお得意のメロディアス路線と言うよりは、いかにも2010年代のアメリカンサウンドを基調に、SKID ROW時代を思い起こさせるような作風になっている。
参加メンバーやプロデューサーにもよるのだろうが、思いのほかデジタル加工なサウンドになっており、オジー・オズボーンにも通ずるような若々しいスタイルと古典を散りばめているが、こうなると主役である彼の歌声の衰えが気になる。高いところも出ていないし、中低音域も艶が足りないが、元々こんなもんだという話もあるので生々しい仕上がりになったと言えるのだが、バックの作り物サウンドが少々気になるだけに、両者の特性が噛み合っていないと思える。
若々しいリードギターは、グッとくる場面もあるのだが、個人的には今風なスタイルが苦手な為にイマイチ乗り切れなかった。SKID ROWの3枚目が売れたら、続編はこんな感じだったろうと思える音楽性ではある。それだけに、彼のキャリアを追ってきたファンにとっては興味をくすぐられる内容だろう。


SELVAGERIA - Selvageria ★★ (2022-09-12 13:22:10)

南米はブラジル産のドグサレ、スピード/スラッシュメタルバンドの記念すべき1st。その殺伐とした空気とスピーディーな演奏は、どこか危なかっしく、ハラハラとさせられるのだが、そのドキドキ感がいい意味でスリルを生み出し初期型スラッシュやスピードメタルを真っ向勝負でやっている。良く聞き取れない歌声、そしてサビでのハイトーンとワンパターンで芸が無いなぁなんて思うし、聴かせ方がイマイチ粗挽きだったりもするのだが、そういう不満をねじ込めるだけの魅力が、このヴァイオレントな作風に現れている。
直情的に刻まれるリズム、冷徹なるリフワークとリズムプレイはスピーディーに刻まれることで一定の緊張感と生み出し、聴き手の感性に切れ込んでるでしょう。ただ、脇見をしていると、いつ曲が終わり、次の曲が始まったのか見失うというメリハリのなさは最大の欠点でしょうね。それこそが魅力だという猛者もいるのでしょうが、ワタクシは広く浅く聴いているものですからお許しください。ハマれば強い、そういうスタイルです。


SENTINEL BEAST - Depths of Death ★★★ (2017-05-23 16:57:31)

Metal Blade主催のコンピ作Metal Massacre VIIにも楽曲を提供している。US産のスピード/スラッシュHM/HRバンドの記念すべき1st。とにかくアグレッシブかつスピーディーな楽曲が目白押し、US産マイナーメタルらしいガチャガチャとしたやかましさ故に、整合感の高いキャッチーなメジャー級の作品に慣れた人には、かなり厳しいモノとなるでしょうね。たぶん、煩いわと言われ音量を下げられるかチェンジを余儀なくされる代物でしょう。
しかし個人的にはこれぞメタルだよなぁと言わしめる怒気と破壊力に恐れ戦き、何物も寄せ付けない誉れ高きメタルスピリットを存分に味わい崇め祭りたくなります。音楽性に関しては火薬さんのコメントに付け加える要素はなし(いつもそう思っているのですが)とにかく当時のメタルシーンの底力を体感したい人は是非とも手にとって欲しい一品です(大手ダウンロードサイトで安価で手に入るのでね)


SENTINEL BEAST - Depths of Death - Corpse ★★★ (2014-10-11 13:20:25)

メリハリのある構成が好きですね
ブンブン唸るベースもシャープなギターもカッコいい
パンチは効いているが歌メロはキャッチーなのがバンドの肝


SENTINEL BEAST - Depths of Death - Depths of Death ★★★ (2014-10-11 13:09:12)

アルバムのオープニング
イントロで盛り上げ一気に切れ込んできます
キャッチーな歌メロとシャープでメタリックな疾走感がたまりません
ランニングタイムも3分きってますからね
清々しいわ


SENTINEL BEAST - Depths of Death - Dogs of War ★★★ (2014-10-11 13:18:46)

パワフルですね
豪放磊落な一曲です


SENTINEL BEAST - Depths of Death - Evil Is the Night ★★★ (2014-10-11 13:21:44)

スピード命な一曲
ベルギーのACIDあたりが好きな方はニヤニヤしますかね


SENTINEL BEAST - Depths of Death - Mourir ★★★ (2014-10-11 13:13:46)

イントロのベースも印象的ですね
メロディアスなギター
分かりやすいメロディを歌うだみ声シンガーのパンチ力
音質は良くないが弾けていますよ
好きですね


SENTINEL BEAST - Depths of Death - Phantom of the Opera ★★★ (2014-10-11 13:06:40)

本家の緊張感を削ぐ事無く
より研磨された良質のカヴァー
アルバムのラスト収録されていますが
蛇足になりがちなものを上手に料理しています


SENTINEL BEAST - Depths of Death - Revenge ★★★ (2014-10-11 13:27:25)

ダークな色合いも濃いですね
ヘヴィな中盤も聴かせますよ


SENTINEL BEAST - Depths of Death - Sentinel Beast ★★★ (2014-10-11 13:24:37)

こちらもキレッキレですね
走りまわるリズムの心地よい事
小細工無用な清さとメリハリをつけた構成が光ります


SENTINEL BEAST - Depths of Death - The Keeper ★★★ (2014-10-11 13:30:39)

ストレートな一曲です
スカッとイケますよ
アルバムの流れ的に少々飽きもきてワリを喰らうかも


SENTINEL BEAST - Up From the Ashes ★★★ (2017-05-23 17:15:21)

2007年頃に女性看板シンガーだったデビー・ガンが復活、その勢いもあったのか、今作は初期のデモ音源を商品化させた一品。幻の1st収録の別ヴァージョンもあったり、マニアなら聴き比べるのも一興でしょうかね。ラスト2曲は1987年レコーディングのモノで、1stリリース後と言うのもあり、多少なりとも音楽的な変換もありそうですが、ドスを効かせたパワーメタルサウンドの破壊力たるやね。デモ音源らしいラフミックスと相俟って独自の色合いを濃く映し出しています。初期の頃から変わらぬUSマイナーメタルバンドらしい、けたたましいサウンドはマニアならずとも、つんのめって転げ出すカッチョ良さにビンビンとメタル魂を震わせるでしょう。でも耐性のない方には少々厳しいかも知れませんね。
スピード命、このドサグレ野良猫スケ番ロックな歌声に共感出来るマイナーメタルを愛する猛者には、言わずもがなな一品ですよ。EXODUSなど多くのスラッシュ系バンドと同系統にあるデモ音源を聴いたときと同じような感覚を味わいましたね。NWOBHM、メイデン、JPなどの影響が強いんですよ。


SEPULTURA - Morbid Visions ★★★ (2022-06-03 12:51:13)

数々の逸話を残す初期音源、技術的なことはさておいて、南米特有の血なまぐさいスプラッター感は満載、真っ赤な血糊べったりのブラッケンドな爆走スタイルを轟かしている。多くの方が上で語り尽くされているのでワタクシ如きが語る事も無いのだが、カヴァレラ兄弟のカリスマ性は既にあったんだという事に驚く。同郷のSarcófago同様、初期ブラックメタル系に通ずる禍々しい地下室サウンドは放つ胡散臭さに唸ります。ここからモダンなヘヴィグルーブミュージックに進化するとは夢にもおもわなんだ。


SEPULTURA - The Mediator Between Head and Hands Must Be the Heart (2022-06-03 12:35:33)

知らない内にメンバーも大幅に変わり全く違うバンドのような構成になっている事に驚いた。豪放磊落、過激なサウンドは時代性のど真ん中を走っており、モダンなヘヴィグルーブミュージックが好きな人にはたまらない内容だろう。とくに最先端を追いかけるマニアならば、大好物なアリーナサウンドである。
この手のスタイルは2000年以降ドンドンと生まれアメリカのハードシーンの主流となりつつあるわけだが、カヴァレラ兄弟がいないのだから、こういうスタイルになることに驚きはない。当方は古い人間なので最先端サウンドを聴かされると場違い感を味わい木っ端ずかしい思いしかしないのだが、それにしてもモダンである。これは売れたのだろうか?
旧来のファンには、おもてたんと違うとなるだろうが、バンドの顔が変わり、それなりにプレッシャーもあったろうが、そういう気負いも味方につけ、モダンヘヴィグルーブコンセプトアルバムなるものを作り上げた意欲は認めるべきでしょう。このジャリジャリとしたサウンドメイクに、伝統的なマナーは存在しません。その最先端さが大きく評価を分けるでしょうが、この作品は長いキャリアの中で一枚か二枚はある実験的な作風として楽しむべき一枚でしょう。前作と次作を聞き比べれば顕著なのですが、2013年てこういう時代だったのかなぁ?


SERAFIL - 黒イ光と白イ闇 ★★★ (2017-03-10 14:59:20)

キーボード奏者のみならず、バイオリン奏者も専任でいる男性3人+女性3人の6人編成のバンド。APHASIAのボーカルだった流風こと高山留歌をフロントマンに据え、プログレバンドASTURIASのキーボードが合体、そこに女性ヴァイオリニストや女性ベースが加わり、絵的にもサウンド的にも綺麗な画が描かれており、個人的には少々うっとしいと感じるヴァイオリンの音色も、バンドの個性として完全に消化されており、安易なプログレ風味のJ-POPになっていないのが見事だ。むしろ他のバンドとの画一性を避ける為にも重要なマスターピースになっている。耳馴染みの良いポップセンスとキャッチーなメロディ、そこに絡むハードテイスト、そしてテクニカルなインストパートも盛り込んでいるが、聴きやすく纏め上げる手腕も素晴らしい。

個人的には癒し系のロックサウンドとしてヘヴィなモノの合間に聴く耳休めサウンドとして重宝する部類のスタイルですね、それもこれも、高山留歌さんのパヤパヤした歌声ではない、地に足を着けたパフォーマンスのおかげ、メジャー流通にありがちな裏声ヴォイスに辟易しているので、それが一番ありがたい。通常女性シンガーでプログレ&ヴァイオリン奏者が居るバンドと聴けば逃げ出したくなるタイプなのですが、APHASIAの流風さんがいると言うのが一番のポイントでしたからね。色んな意味でバランスがエエわ。そして、どセクラハですがベースのAzusaお姉さまに叱られたいと思いましたね。


SERGEANT - Sergeant ★★★ (2020-07-30 16:25:40)

スイスとイギリスの混合チームによる1984年にリリースされた1st。オープニングはキャッチーで弾むような陽性ロックで幕開け、その素直さに思わず笑みもこぼれますが、二曲目以降も割と陽性のロックナンバーが顔を出す構成、そこに爽快感のあるキーボードを隠し味に、ハード目のギターも飛び出し、硬軟のバランスを上手く取りながら、スイスと英国の競演を楽しめます。
歌い手もオライアンことマーヴィン・スペンス辺りを思わせるエモーションとソウルフルな歌声を持っており、後に
Forcefieldに参加した人物でも知られているように実力は十分。この英国的湿り気とスイスの爽快な風を受け止めながら、楽曲の魅力を適切に伝えてくれます。
ハードな面をしっかりとアピールしつつも、泥臭くない洗練度、行きすぎる前の産業ロック勢からの影響も強い普遍的音楽。歌モノマニアなら大いに楽しめるでしょう。一撃必殺はないかも知れませんが、味わい深いマニア泣かせの堅実さがたまりません。


SERGEANT - Sergeant - I've Got to Know ★★★ (2020-07-30 16:41:26)

ハードさと爽快感が
絶妙に絡み弾んでいます
こういうアレンジと聴かせ方が
このバンドの旨味
単なる大衆路線バンドではない堅実さ
そのハードテイストは大人が聴いても恥ずかしくない作りになっている


SERGEANT - Sergeant - Make Your Move ★★★ (2020-07-30 16:34:49)

憂いのある英国的なメロディ
そこにキーボードが爽快な風を送っています
このバンドの魅力を端的に伝えています
泣かせ具合が絶妙なんです


SERGEANT - Streetwise ★★★ (2020-07-31 18:51:20)

オリジナルは1986年リリースの2枚目。前作はやや拡散方向にあった音楽性だったが、今作はキーボードを前に出しつつも、バンドサウンドを中心とした堅実な作り込みとアレンジが冴えており、英国的な湿り気と情緒の強いハードサウンドで勝負。いい意味での洗練度とポップセンスを放り込みつつ多彩な楽曲を用意、その絶妙なバランス感覚は口うるさいロックファンの不満を黙らせるだけの説得力がある。

1986年という時代もそこそこに意識をしているが、燃え上がるロックな情念もそこにあり甘口にさせないキリっとしまったロックテイストが肝だろう。誰が主役ではない楽曲中心のバンド運営も今となっては貴重。こういう本格派のグループというのはシーンにとっては必要不可欠だと思う。
1stアルバムを叩き台にドラマ性と膨らませた叙情派メロディアスHM/HRサウンドは質実剛健な一枚へと仕上がっている。


SERPENTCULT - Weight of Light ★★★ (2020-04-07 18:32:43)

ベルギー産のドゥームメタルバンドの1st。レーベルは安心安全のRise Above Recordsとくれば間違いなしと言えるでしょう。ファズを掛けた汚らしいギター、ワウをかまして歪みまくったベースと酔いどれドラムのコンビネーションは、グルングルンに大地をかき回し天地をひっくり返そうとするほど強力、野趣味溢れるトライバルグルーブは、一度ハマると抜け出せなくなる中毒性をもっている。

ドゥーム系特有の亜流感、その飽食気味のジャンル故のデジャブ感は拭えない面はあれど、紅一点のミッシェル・ミコンの可憐でキュートな声質の歌声はアクセントとなり、暗黒面をフィーチャーする楽曲の対比となる清廉な存在として光り輝いている。
ヴィジュアルも若く綺麗であるために、尚更の事であろう。
けして交わらない光と影、その陰影をクッキリと際立たせたシンガーの在り方が、他のバンドとは一線を画す存在へと昇華した要因。今風のヘヴィネスとグルーブで作り替えたドゥームサウンドの旨味、小手先のテクニックで逃げない感情の赴くままに、弾き出された轟音にグイグイと惹き寄せられます。


SEVEN - 7 ★★★ (2022-10-06 00:52:14)

いつも通りのサブスクで音楽を楽しんでいたら類似するアーティストとして自動再生されたのが、このアルバムからの2曲目。全然知らないバンドの登場に驚きましたが、音楽性の確かさに驚いた。
そのまま、アルバムを再生するのだが、これが実に落ち着いた味わい深いメロディアスロックを展開。誰が参加しているんだろうと軽くググれば、その筋の達人が揃いバンドを支えているようですが、これだけゲストが参加しているとバンドというよりはシンガーである、ミック・ディヴァインのソロバンドみたいな感じもしているのだが、なんと言っても詳しいバイオを全く知らないので、誤った情報ならゴメンなさいである。

全く商業誌を読まないので、このバンドの音源がルビコンから出ていることにも驚きますが、甘いバラード③の登場にメロディ派ならばウットリと微睡むでしょう。堅実なメロディアスロックの④への流れも絶妙、TENをAOR化した音楽性とも言える英国風味満点のAORサウンドに、メロディ派ならばグッと引き寄せられる場面も少なくないでしょう。

とは言え新しい何かがあるわけではない。その時代を超越する普遍的なスタイルが最大の売りなのだが、そこが最大の評価を分けるでしょうね。⑤も良いのよ。絶妙な甘さと大人の味わいを巧みに演出、その振り幅を生かしたメロディが耳を引き寄せます。

職人技が冴える1stアルバムとは思えない完成度の高さ、全てが平均点をクリアーとその質の高さに舌を巻きますね。


SEVI - The Battle Never Ends ★★★ (2023-04-19 17:10:42)

ブルガリア出身の女性シンガー、スヴェトラーナ”セヴィ”ブリズナコワがメインと務めるHM/HRバンドのフルアルバム、2枚目らしいのだが本日のオススメで知ったばかりなので確証はない。

力強い歌声を軸としたサウンドは、ブルガリアというお国柄が滲み出るもの悲しいメロディ、その哀愁と現代的なフィルターを通したメタルサウンドは、良い意味でクラシカルな音色を奏でており、グランジ以降の正統派メタルに近いアプローチを取っている。
女性シンガーでキーボードもそこそこに活躍するがシンフォニックな風合いは幾度感じられず、メランコリックなサウンドを軸に、聴きすすめているうちに、古典的な匂いも発散させオーセンティックな味わいが強まるのも好印象、クラシックな作風は、アルバムの中でアクセントとなり好展開しますねぇ。
女性らしい歌声は容姿で男性を虜にするのではなく、その内に秘めたる情熱的なパフォーマンスに魅了されるのです。単に女性というアドバンテージでもあるのかと、言わんばかりに性的歓喜を促す嘘くさい女性を担ぎ出したレーベル&メディアの操作による偽物が増えてきた中で、正攻法で迫るピュアなハードサウンドは普遍的な魅力を放っていますね。

しかし、日々知らんバンドに出会う。チェックする暇が無い。


SEX MACHINEGUNS - Best Tracks: The Past and the Future ★★★ (2020-12-23 13:44:26)

一時期はお茶の間にも顔を出す機会があった国産HM/HRバンドのベスト。個人的には、ハマらなかったが、一時期はそこそこ人気のあったグループだったはずである、特に一般層にも受け、メジャー流通の活動をしていた稀有なバンドだったと認識しています。
定額制なんでタダで聴けますからね、腹立たないのですが、やはりオマージュがキツイなぁと感じる面が多々あり、あっ、それが苦手で避けていたんだということを思い出した。
コミカルな歌詞を許せないほど、ケツの穴は小さくないが、メタルを知らん奴らに、その手口は日本で一番有名なロックデュオと同じなので、好みの問題だが気になると厳しい。
しかし、無料となると話は別で分かりやすいメタルソングが満載、成り立ちもバイオもサッパリの初心者のワタクシには、非常にありがたいカタログであり、この一枚でバンドの魅力が十分に理解できます。
スピード重視のノリの良い楽曲が目白押し、面倒くさいことを考えずに楽しんだもの勝ちでしょう。やりすぎオマージュもメタルの布教活動と捉えています。
それにしてもピュアなメタルを受け止めてくれるファン層を持っているって羨ましいですね。メタルのカタルシス、血沸き肉躍るメタルスピリットを大量消費するガチンコサウンドの旨味、今こそ見直されるバンドのような気がする。


SEX MACHINEGUNS - Best Tracks: The Past and the Future - みどりのおばちゃん ★★★ (2020-12-23 13:48:16)

この曲をやるときはストライプの服を着て聖書を配って欲しい


SEX MACHINEGUNS - Best Tracks: The Past and the Future - 語れ!涙! ★★★ (2020-12-23 13:46:40)

青春しているねぇ
ストレートな歌詞もグッと響きますよ
競馬で穴を買うときにサビを口ずさみます
勿論負けた後もね


SEX MUSEUM ‎ - Speedkings ★★★ (2017-02-10 17:15:14)

80年代の中頃から活動を続けるスパニッシュHM/HRバンドが2001年にリリースしたアルバム。ラフでスリージーなヴィンテージ風ロックは70年代の香りがプンプンと漂い、その退廃的なムードと相まって懐かしい空気を運んできます。⑥ではDPのカヴァー『Speedking』を披露したりとラフでスリージーな音楽性の中にカッチリ纏まった曲が出てきたりもするのですが、サイケでパンキッシュな魅力だけに留まらず、オルガン奏者のマルタ・ルイス嬢のコーラスワークを含む活躍ぶりもアクセントとなり、多様性のある楽曲を巧みに纏め上げていますね。80年代的音楽性を廃した古典的ガレージロックの響きに、直線的なロックの持つカッコよさと精神性を強く感じましたね。シンプルでベタだけど、時にはこういった古めかしい音楽に身を投じ懐かしみたいものです。


SEX MUSEUM ‎ - Speedkings - Red Ones ★★★ (2017-02-10 17:17:47)

ブルースフィーリングと投げやりな倦怠感
爆音で楽しみたいですね
難しい事はなんもやっておらんがシンプルでエエ


SEX MUSEUM ‎ - Speedkings - Speedking ★★★ (2017-02-10 17:26:09)

原曲が仕上がっているので崩すのも難しいのですが
ソリッドかつ攻撃的なビート感を前に出してきましたね
混沌としたムードながらも演者が見事に調和しており危険な香りを醸し出しています


SEX MUSEUM ‎ - Speedkings - Street Fight ★★★ (2017-02-10 17:23:09)

タイトルは忘れたが狼男が出てくるホラー映画のサントラにもなっていましたね
叙情性とは真逆のラフでストレートなロックソングです


SGM - Aggression ★★★ (2021-10-11 04:12:41)

知る人ぞ知るシアトル出身のクロスオーバー系メタルバンドが1988年にリリースしたフルアルバム。シアトルと言う地がなせる技なのか、メインストリーム寄りでもアングラ系とも一線を画す独自のスタイルを披露。スラッシュンロールなんて言いたくなるノリの良いグルーブを従え心地よく駆け抜けている。
シンガーは大げさなくらいシアトリカルな歌い回しで応戦、その野蛮で卑下た節回しは時には官能的に絡み独特の喉を披露。そしてデス系にも負けない血生臭いバイオレントな歌唱スタイルも披露しており、実に多彩な声色を使い分ける。アクセル・ローズよりも個性的であろう。
クロスオーバー系スラッシュと言っても、このバンド実に面白い下地なのである。古典的なロックやパンクを踏襲しつつヘヴィメタル系のレシピを用いり調理、そのマナーに対する礼儀の正しさは、ぶっ壊している部分と守る部分が混沌なり一つの方向性に放たれることでカオスな世界観を演出。毒気の強い歌詞と相まって、やばい音を鳴らし理性の奥深くに潜り込んでくる。
このバンド、実に先を行っていたと思う。メンバーショット見たときに驚いた、所謂プードルヘアーでもカットTシャツでもパッツンパツンのスパッツも吐いていない、勿論、トゲトゲのレザーでも、肩パット入った世紀末覇者仕様でもない、普通のラフな格好をして映っている。しかも傷んだロン毛でもない、短髪で当時のメタル系のイメージを完全に覆している。タータンチェックのシャツを着ていたりと、後のシアトリカル系の先を行っているだろう。そう思うとラップ風の曲が飛び出してきても驚かない。正に彼等はシアトル勢の先陣を切るようなバラエティ豊かなラウドロックを展開したことになる。しかも1988年にアルバムまでリリースしてきた。その実績と野心に驚く。
今作が当時のシーンにどのような影響を与えたかは知る由もないのだが、今もって先を行くバンドだなぁと思う。何系と上手く説明できない音楽性、近寄りがたい路地裏系だが危険を犯しても覗き見たい世界観を持ち合わせていた。
ラストのSHEはKISSのカヴァーですよ。
それにしても後のシアトルスタイルの元祖的な魅力がありますね。重さと言うよりはドライなキレ味で勝負、軽めなのはスラッシュ由来と言うよりはハードコアパンクスの匂いが強いからでしょう。


SHADOW KING - Shadow King ★★★ (2021-10-18 19:27:37)

プロデューサーにキース・オルセンを迎えコマーシャル性豊かなメロディアスHM/HRサウンドをダイナミックに展開している。ヴィヴィアン・キャンベルとルー・グラムの共演と言う当時としては嘘みたいな組み合わせが話題性にも繋がってはいるのだが、雑誌の評価が辛辣なモノであり、日本でも評価を得られなかったバンドである。
そういう意見を鵜呑みにするステレオタイプの人ではない、良識のあるメロディ派には再度向き合って頂きたいクオリティの高い一枚。売れっ子プロデューサーであるキースを選んだのも頷ける、みずみずしいメロディアスサウンドは絶妙なハードテイストを残しワールドワイドな感性を用いり展開、アメリカでも英国でもない偏りの少ない王道路線は、実に同に入ったもの。正直、ギターはヴィヴィアンである必要はないのだが、後にヴィヴィアンがデフ・レパードに加入した時ほどの驚きも違和感もなく、むしろ予兆はここにあったのか!なんて思うと聴こえてくる音色も随分と変わるでしょうね。アーバンでアダルトなハードサウンドは、大人が聴いても恥ずかしくない洗練されたサウンドを聴かせており、グッと惹き寄せられう場面は少なくないでしょう。
唄の上手さに疑いのないルーのパフォーマンス力も脂が乗り切っており、これほどシャレオツハードサウンドをフロントマンを飾るのが似合う男はいないでしょうね。
セクシーで男臭い歌声はこういう歌モノサウンドに楔を打ち込みますねぇ。バラードなんか天下一品でしたよ。
短命に終わった為に、今となっては完全に忘れ去られたバンドになります、スタイリッシュなジャケもメタルっぽくないので毛嫌いされそうですが、フォリナーを舐めていないメロディ派のマニアならマストだとも言いたい。


SHAH - Beware ★★★ (2016-05-31 13:53:43)

元々はジャズスクール出身だった、G.Voのアンディ“The Almighty”ガルシアが中心となりバンドを立ち上げる。その下地もあるのかギターはテクニカルで非常に個性的なフレーズを連発、類型的なスラッシュサウンドの中で一際異彩を放っていますね。アイデア豊富なギターを中心に楽曲の構成は、どれもスピード感に溢れており、時折ドラムがヘタる瞬間もありますが、概ね問題なく駆け抜けていくのでスラッシュメタル特有のテクニカルさも体感できますね。


SHAH - P.S.I.H.O. ★★ (2019-03-02 10:06:40)

ロシアンメタルを牽引してきたロシアンスラッシャーのラストアルバムにて4枚目。オープニングから90年代中期の音楽性を引きずるモダン臭に、ロシアにもオルタナ・グランジの波は押し寄せていたのかと驚きます。スタイル的にも癖が強めのロシアンスラッシュ風味よりも、現代的なスタイルを加味させたMegadeth的な要素も強まり、巧みに時代性を取り込んでいます。
このアルバムを最後に解散してしまった為に実情は分からないが、ヨーロピアン調のメロディアスさとグルーヴィーなサウンドの相性は思いのほか上手く融合しており、可能性を感じさせるスタイルに昇華していただけに残念だ。
こういう作風が2,3枚と続くと、スラッシュマニアにはキツくなるが、これも時代の流れだよと妙に納得出来る仕上がりになっているのが面白い。
早々と廃盤&脆弱な流通の為に長らく市場で見かける事はなかったが、今ではダウンロード盤が安価で手に入る時代になりました。これを機にロシアンメタルに触れるのも一興かと思います。
②とか聴くとメロディアスなサビに驚くのだが、変貌した音楽性よりも、やはりダイナミズムに欠ける音質が一番キツイと思う。これもロシアだよなぁ。


SHAH - Terror Collection ★★★ (2016-07-20 17:28:49)

ロシアンスラッシャーが1992年にリリースした2ndという事ですがマテリアルは1985年から1991年までの音源を寄せ集めた代物?らしくロシアと言う事で確かな情報もつかめずリリースの経緯は分からないと、なんだか微妙な作品ですが出している音はキレのあるスラッシャーご用達の一品。音質は良くないが過激でノイジーな楽曲は殺傷力のあるリフワークを従えスピーディーに迫る姿は荒々しくもありカッコいい。光沢のある質感と欧州ならではの湿り気、そこに切れ込んでくるアグレッション、走るだけではない凝った演出の楽曲も用意、なんとも言えないアングラ臭は漂っているが、メタリカチックな楽曲群は十分な完成度を誇り前作の作風を推し進めた要素もあったりと、過激さと進化の過程を今作一枚で辿る事が出来るのがなんとも面白い。


SHAKIN' STREET - Shakin' Street ★★★ (2020-04-01 18:22:02)

オリジナルは1980年、フランス産のHM/HRバンドの2枚目。今作にギタリストとしてアメリカ人のロス・ザ・ボスがどういう経緯で参加したのか興味がありますが、詳しいバイオはさっぱりわかりません。ちなみに今作、CBSから国内盤も出ているので、知っている人もいるでしょう。
女性シンガーのファビエンヌ・シャインがZEPのメンバーと知り合い、乳繰り合いの末に、本国フランスに戻りバンド結成に向かったのが結成の理由というゴシップもあるのだが、フレンチHM/HRを語る上では外せないグループとして目されており、歌詞も英詩なので、初期のフレンチハードサウンドの中では取っつきやすい部類ですね。
サウンドも割とポップでストレートに駆け抜ける曲が多く、欧州由来のマイナー調で泣かせるような展開は少ない。分かりやすいパンクな弾けっぷりと、グラムロックに通ずるようなヌルっとしたキャッチーさや、柔らかい感触も多くあり、ロス・ザ・ボスがいるんだからごっついのやってるんだろうと思うと肩透かしを喰らうだろう。
どこかコケティッシュな魅力を振りまく女性シンガーの存在感と玉石混交な音楽性がマッチしているので、路線は大いに支持できるだろう。ヘヴィメタルの様式なマナーに拘る方には、チョイと食い足りない面はあれど、サンディ・パールマンがプロデュースしているんだからと納得できる作り込みではある。そうか、だからロスが参加しているのかと納得もできましたね。


SHAKRA - Shakra ★★★ (2021-04-27 19:29:10)

スイスを代表するHM/HRバンドの1st。快活でエッジの効いたハードサウンドと北欧ならではのメロセンスが相反することなく融合。現代的なヘヴィネスさ、そのソリッドでタイトなハードサウンドは、豪快でありながらもキメの細かいメロディがガッツリと絡み、気持ちよく泣かせてくれる。
タテノリグルーブの心地よさ、あくまでもギターが中心の音楽性、ひりつく渋めのハードサウンドはあくまでもエモーショナル、その有機的な響きに絡む色気のあるワイルドヴォイスも哀愁のメロディを歌上げバンドサウンドの底上げに貢献。ベタな面は多々あるが、それが安定感につながりマンネリとは無縁の定番サウンドを奏でている。
GOTTHARDが好きな人ならマストでしょう。こういうアイデアは皆が共有するものだと思いますよ。


SHARK ISLAND - Law of the Order - Bad For Each Other ★★★ (2017-03-01 14:48:32)

器用貧乏なバンドだったなぁ
そんな不憫な彼らを思い出させるロッカバラード
上手いんだよね
しっかりしてんだけど売れなかったなぁ


SHARK ISLAND - Law of the Order - Paris Calling ★★★ (2019-03-06 22:29:43)

やっとの思いでデビューに漕ぎ着けた苦労人バンド
本格派のサウンドの隠し味がL.A風味の毒気です
耳触りの良さが返って仇となったのかな?
こういうしっかりとしたバンドサウンドは大好きです


SHARK ISLAND - Law of the Order - Shake For Me ★★★ (2019-03-06 22:31:58)

90年代を前にしたアメリカンロックな感触がある
ハードでメジャー感もあるがシリアスな作風がこのバンドの魅力だった
後輩たちに先を越されアイデアまで盗まれた感のある苦労人バンド
この曲など最たる例だろう
俺達の方が先に考えたんだと言いたいだろうね


SHE-JA - Dual World ★★ (2019-01-28 13:17:41)

泣かせの伝道師、疾走する哀愁などと呼ばれ、扇情的なフレージングの組み立てを武器にスピーディーかつパワフルなサウンドを世に提示してきたVOLCANOの屍忌蛇によるカヴァーアルバム第2弾。
『STAND PROUD!ALL FOR HEAVY METAL』と比べると参加メンバーの小粒感は否めないしVOLCANO感が強めなのだが、王道路線を踏まえつつも、今の時代に通用するセンスを生かした彼らならではの選曲が面白い。
1.NIGHTMARE
2.BANISH FROM SANCTUARY(BLIND GUARDIAN)
3.STARLIGHT(ACCEPT)
4.MIRACLE MAN(OZZY OSBOURNE)
5.CARRY ON(ANGRA)
6.METAL HEART(ACCEPT)
7.WILD FRONTIER(GARY MOORE)
8.BACK TO BACK(PRETTY MAIDS)
9.COLD SWEAT(THIN LIZZY)
10.PAINKILLER(JUDAS PRIEST)
11.THUNDER STEEL(RIOT)

ACCEPTから2曲も選んでいますが、スピーディーな楽曲が多く、泣きの疾走との相性も抜群、基本は元曲のイメージに忠実なのだが、ソロでは俄然、自らのカラーを投影する屍忌蛇。METAL HEARTはLIVEを意識した作りで面白かった。PAINKILLERの大胆な解釈も彼らならではのセンス。THUNDER STEELもやりたい放題だ。
個人的には、少々偏った楽曲構成であり以外性はなかったが、先人達に対するリスペクト愛に溢れた企画モノとしては理想的な仕上がりを魅せ緊張感もある好カヴァー集であった。
GALNERYUSのSYU同様、若い人たちに往年のサウンドを伝えると言う橋渡し役として貴重な活動を続けてくれた屍忌蛇。その心意気は大いに買いだろう。


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal ★★★ (2014-06-08 14:36:05)

ガーゴイル、アニメタルで知られる泣きの旋律に拘る叙情派ギタリスト屍忌蛇がAVEXはベアナックルより1997年にリリースされたカヴァーアルバム。企画モノと侮るなかれ国内のメタルシーンを代表するメンバーを集め気合いの入った一枚となります。本人の意図した事と思うのですが、これぞHM/HRと言われる名曲を今のテクノロジーで蘇らせたようなアレンジが秀逸でオリジナルを尊重しつつも個人の解釈を絶妙に加えたアレンジは見事です。とにかく全編に渡り泣きを散りばめアグレッシブなメタルサウンドの中で泣き落としを繰り広げていくからたまりません。個人的には往年の名曲をリニューアルして後世に伝える名盤かと思いますよ。ぜひとも若い人にこそ往年の70、80年代のメタルをお手軽に味わえる今作を聴き裾野を広げて欲しいものですね。当時は森川アンセムが聴ける事実に興奮を覚えましたね


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Assault Attack ★★★ (2014-06-08 13:56:19)

ギターの屍忌蛇以外は森川アンセムという事実に興奮しましたね
絶妙なトーンも本家に肉薄する一曲
しかし森川は凄いね


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Blackout ★★★ (2014-06-08 14:01:41)

これは「荒城の月」を盛り込んだアイデアの勝ち
小野正利も素晴らしい


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Cast Away Your Chains ★★★ (2014-06-08 14:02:40)

二井原実先輩がいい仕事をしています
ウリ愛が溢れるギタープレイも素晴らしい


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Empty Rooms ★★★ (2014-06-08 14:05:30)

森川エエ仕事してますね
完コピぶりもグッときてますよ


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Exciter ★★★ (2014-06-08 14:11:37)

小野正利のパフォーマンスが素晴らしい
余裕綽々のハイトーンが炸裂してます
ツインギターのはもりも悶絶級のカッコよさ
オリジナルの古臭さを払しょくする出来栄えに唸ります


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Far Beyond the Sun ★★ (2014-06-08 14:04:29)

渥見玲衣が大きな仕事をしていますね
インギーのカヴァーは難しいですよ


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Fast as a Shark ★★★ (2014-06-08 13:58:04)

アイオンのNOVとガーゴイル組
モロにハマってますね
ツーバスがエエわ


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Jet to Jet ★★★ (2014-06-08 14:13:41)

森川グラハムが本当に凄い
彼は逸材ですね
アニメタル組みもエエ仕事してますね
雰囲気もバッチリです


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Longing / Love ★★★ (2014-06-08 14:16:44)

泣きまくってますね
流石の出来栄え
ある意味、今アルバムのハイライトでしょう


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Medley: Kill the King / Bark at the Moon / Freewheel Burning / Lights Out / Aces High ★★★ (2014-06-08 14:15:21)

贅沢なメドレー
独立したヴァージョンが聴きたいと思わせる出来栄えです
UFOの曲ではLIVEのように「ロンドン」じゃなく「トーキョー」と歌う
坂本英三の遊び心が好きです


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - This Is War ★★★ (2014-06-08 14:09:43)

ヴィブラード一発雰囲気も完コピでしょう
泣きのフレーズを前面に押し出しています
坂本英三も泣いています


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Thunder and Lightning ★★★ (2014-06-08 14:07:15)

オリジナルよりもごっつくなっています
攻撃的なアレンジが聴きどころでしょう


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - Warrior ★★ (2014-06-08 14:18:51)

個人的にはオリジナルに相当な思いれがある一曲
屍忌蛇らしい拘りのアレンジが炸裂しています


SHE-JA - Stand Proud! All for Heavy Metal - We Rock ★★★ (2014-06-08 13:59:51)

アニメタル組による
本意気のメタルカヴァー
本家は派手なハーモニクスを入れてましたね
気合いの入ったコピーでしょう


SHEILA - Little Darlin' ★★★ (2018-05-22 12:51:29)

詳しいバイオはサッパリ知りませんが、フランスを代表するポップスシンガーのシェイラさんが、1981年にアメリカでリリースしたアルバム。90年代の中頃、甘い歌モノロックを聴き漁っていた時期、そんな軟弱なもんばかり聴いているなら、これもイケるぞと紹介された一枚。流石にアーティスト名シェイラでフレンチポップスときたら、随分と俺も舐められたもんだなぁと訝しげにひと睨みかましたのですが、L.Aレコーディングされた今作のプロデューサーがキース・オルセン、おぉ、そしてミキシングにクリス・ミントの名前が、クリス・ミントと言えば北欧のALIENやビッチ・ベッツィがベッツイと改名した時代のアルバム、そしてArmored Saintなどの仕事で知られる人物。あれ?おもてたんと違うぞ??と俄然興味も湧き起こり聴いたのですが、流石に甘いです。でもポップスといっても日本のシンガーのような、カラオケ的な歌い方ではない芯の強い歌唱スタイルの為、耳に飛び込んでくる感触が全然違う。

コンポーズとして参加するトム・ケリーや、シカゴのビル・チャンプリンの名前まである(ビルと言えば、ご当地ソングヴァージョンも飛び出して人気を博したDA.YO.NEのサンプリングに自身の曲が勝手に使われ訴訟沙汰になった事でも有名ですね。これに関わらず日本のヒップホップ系サーティストのサンプリング問題は多々あった)

そんな名前に圧倒されるほどに、職人集団が一堂に会して彼女をバックアップ。これで悪いわけがないわな。甘口なポップロックにアメリカ人の血を導入。ハードな質感を与えるギター、シンプルだがタイトに締め上げたリズム、そして厚みを持たせるキーボード。すべてが一級の腕前だった。

参加メンバーからも想像出来るようにTOTO、AIRPLAY、THE BABYS辺りがイケる口のマニアなら楽しんで聴けるでしょう。
確かな実力のある歌唱スタイルと厚みのあるコーラスハーモニー、扇情的なメロディと埃っぽいアメリカンテイスト、オシャレ過ぎない仕様はL.Aスタイルといったところか?
産業ロックという言葉がピッタリ当てはまる高品質のソフトロック。上手い歌とフックに富んだメロディに何時だって癒されたいものですよ。


SHEILA - Little Darlin' - I'm Still Believin' ★★★ (2018-05-26 15:28:06)

爽快ですね
甘美だがほんのチョイだけ切ないです
そこが好きですねぇ
コーラスパターンも王道でしょう
ギターも大人のオシャレ感がエエ


SHEILA - Little Darlin' - It's Only Make Believe ★★★ (2018-05-22 13:05:01)

甘い甘いわ
そしてチョイ切ない
こういう曲だとリズムトラックは抑え気味の方がエエ
ちょっと前に出過ぎだな
こういうバランス感覚もアメリカ人仕様なのかな?
この嫌みにならないオシャレ感も好きですね


SHEILA - Little Darlin' - Little Darlin ★★★ (2018-05-22 13:01:29)

初めて聴いた気がしないアルバムのオープニングナンバー
爽快感のあるポップソング
軽やかですね
口当たりが実にマイルドです


SHEILA - Little Darlin' - Put It in Writing ★★★ (2018-05-22 13:13:06)

トム・ケリーお得意の哀メロナンバー
重すぎず軽過ぎないバランス感覚の妙を楽しめる一曲
コーラスの使い方もオシャレですね


SHEILA - Little Darlin' - Runner ★★★ (2018-05-22 12:59:03)

素直な歌い回し
メロディの良さがダイレクトに伝わります
ギターも丁度よい
コーラスもエエ
絶妙なところと突いてきます
ライト過ぎないアレンジがたまらん


SHEILA - Little Darlin' - Stranded ★★★ (2018-05-22 13:09:49)

AIRPLAYの曲ですね
このアルバムには他にもカヴァーソングあるかも知れませんが
こっち系は詳しくないので分かりませんが
これはAIRPLAYの曲です
アルバムの中でもハードな一曲
頭で聴けるコーラスパートも有名ですね
一度くらいはTVなどで耳にした事あると思いますよ


SHELL SHOCK ★★ (2008-10-31 23:13:00)

今年の年末に幻の1st,2ndアルバムがキングレコードより再発される
前衛的なスタイルだっただけに今の時代の方が評価を得れるかも
OUTRAGEにDOOMなんかも再発されただけに嬉しい限りだ


SHELL SHOCK - Beyond Resurrection ★★ (2017-07-29 17:11:46)

最近は精力的にLIVE活動も行う国産スラッシャーのリメイク作。収録される楽曲が『Skull Thrash Zone Vol.1』に収録されていたEndless Warや1stから3曲もあり、正直また、アヴァンギャルドな仕様になっていたらどうしようかなぁという不安は拭えませんでしたが、近年みたLIVEではモダンさは無く、往年の空気を再現していたので購入に踏み切った一品。
ある意味、ボーカルの処理の仕方などにはイメージの違いはあるし、やっちゃた感はパないけど、生っぽさのある粗挽きな演奏には、線の細かった初期の頃とは確実に違う獰猛さを身につけており、今の時代にセルフリメイクしただけの事はある仕上がりとなっています。単なる懐古主義ではないが、往年の空気は存分に感じるし、古いマテリアルをカビ臭く聴かせない工夫が、このバンドの拘りなのでしょう。