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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 9401-9500

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 9401-9500
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SHINING LINE - Shining Line - Can't Stop the Rock (Mikael Erlandsson) ★★★ (2019-07-05 21:35:57)

ミカエル・アラードンソンの枯れセン具合もたまりません
LAST AUTMN'S DREAMにも通ずる魅力のあるハードさもポイントでしょう
マイケル・ヴォスがギターで客演
イタリアとドイツ連合ですね


SHINING LINE - Shining Line - Follow the Stars (Phil Vincent) [European] ★★★ (2019-07-05 21:54:02)

客演したソロギターもバッキングもツボを突いていますねぇ
エエ感じで盛り立てています
唄も含め皆が主役ですという作り込みが素晴らしい


SHINING LINE - Shining Line - Heat of the Light (Robin Beck) ★★★ (2019-07-05 21:32:45)

情感豊かなピアノの音色
それに負けない主役たるロビン・ベックの熱唱
彼女の魅力をタップリをフィーチャーしています
流れ的にも絶妙なタイミングで切ないハードポップを放り込んできた


SHINING LINE - Shining Line - Highway of Love (Erik Martensson) ★★★ (2019-07-05 21:13:22)

マルチプレイヤーとして知られるエリック・マーテンソンがシンガー務めます
彼の歌を聴くのはエクリプス以来ですね
どっしりと構えたアルバムのオープニングナンバー
アルバムの幕開けにピッタリです


SHINING LINE - Shining Line - Homeless' Lullaby (Ulrich Carlsson) ★★★ (2019-07-05 21:03:31)

M.Ill.Ion のウルリッヒ・カールソンとDOMAINなどで知られるカルステン・シュルツが共演
熱くハードなメロディアスサウンドが躍動しています
男臭さもあってエエですよ


SHINING LINE - Shining Line - Still in Your Heart (Bob Harris) ★★★ (2019-07-05 20:55:56)

スー・ウィレッツとボブ・ハリスが唄い分けるロッカバラード
この二人が唄うんだから曲が弱いじゃ許されませんよ
二人の為に素晴らしい曲を用意してくれました
リズム隊でもある中心人物の二人のモンティは素晴らしい才能だね
ギターソロはDANTE FOXのティム・マンフォードが客演


SHINING LINE - Shining Line - Strong Enough (Robbie Lablanc) ★★★ (2019-07-05 21:26:33)

元FURYのロビー・ラブランカが参加(ブライアンもバックコーラスにクレジット)
衰え知らずに熱い喉を披露してくれます
キャッチーでメロディアスな楽曲にラブランカの声が良く似合う
この曲に限らずゲスト参加するギタリスト達も華を添えていますねぇ


SHINING LINE - Shining Line - The Infinity in Us (Michael Voss) ★★★ (2019-07-05 21:45:29)

甘ったるいのが続いたんでソロソロ飽きたなぁなんて思うんですが
マイケル・ヴォスが登場する哀メロナンバーの完成度に引き込まれます
ソロではヴィニー・バーンズも登場
キーボードも丁寧な仕事を行い楽曲に奥行きを与えています
それにしてもここでマイケルを登場させた慧眼ぶりに唸らされましたね
曲作りと曲順の妙を味わっています


SHINING LINE - Shining Line - The Meaning of My Lonely Words (Michael Shotton) ★★★ (2019-07-05 21:39:53)

メロディアスHM/HRマニアならVon Grooveのマイケル・ショットンが7曲目に登場
もうお腹一杯でしょうね
期待に応えてロック色の強めなロッカバラードを歌い上げています


SHINING LINE - Shining Line - Unbreakable Wire (Brunorock) ★★★ (2019-07-05 22:02:45)

複数のシンガーが名を連ねる
メロディアスかつハードなナンバー
派手なギターソロも決まりカッコ良い

シンガーとしてクレジットされているのは
Tygers Of Pan Tangのジャック・メイル
HungryHeartのグラツィアーノ・デムルタス
Brunorock等のブルノロック
アレサンドロ・デル・ペッキオです


SHINING LINE - Shining Line - Under Silent Walls - Part II; Alone (Michael Bormann) ★★★ (2019-07-05 21:49:58)

インストナンバーに挟まれマイケル・ボーマンが色気のある唄を聴かせてくれます
濃密なロッカバラードです
タップリとムーディーに酔わせてくれます


SHIRAZ LANE - For Crying out Loud ★★ (2018-05-08 17:02:36)

フィンランドの若手5人組による記念すべき1st。ワイルドかつキャッチーなサウンドはノリの良さは誘発、一聴してイメージが湧くバンドがSKID ROWあたりです。その分かりやすい作りと快活なハードサウンドは、ありがちなモノなのだが、余計な色気を出さずに作りこんでいるのでダイレクトに耳に飛び込んできます。本当にSKID ROWの1stと2ndを足して2で割ったようなサウンドで、字余り気味に早口で歌えば、シンガーの声質は違えどほぼほぼSKID ROWになりますね。

80年代テイストを主軸にオリジナルティを追求する姿勢は薄いので、アルバムの後半に向かうほど飽きてくるのだが、華やかなハードさとライトなポップセンス、コマーシャル性を重視しつつもロックなダイナミズムを持ち込んだアイデアは大いに買いですね。
こういう音の割に、二本のギターがもう少し暴れてくれたら、ワイルドさに拍車も掛かり、ポッと身体に火をつけてくれるのだが、少々優等生すぎますかね。その辺りが評価の分かれ目でしょう。


SHIVA(80'S) - Firedance ★★★ (2020-10-10 15:02:09)

NWOBHM期にリリースされたプログレ寄りのバンドによるアルバム。RUSH同様のトリオ編成というのも眩しいのいのですが、コンピ作に提供した②を聴けば分かるように一筋縄ではいかぬアレンジと英国特有のどんより系のメロディ、その湿り気ったぷりの叙情性に咽びます。
重厚で劇的な英国流儀、そのプログレッシブなエッセンスは聴き手に迎合することなくアーティスティックな姿勢を貫き圧倒していく、ライブではどこまでやれるのか分からないが、これを再現できるのなら素直に高く評価するだろう。
音質はけして良くないが、NWOBHMにも通ずる生々しい荒っぽさ、静と動の起伏を生み出すシャープな展開の中でギラリとした個性を放ち、耳に残るリフやメロディが聴き手の知性面を刺激、ストレートなロックバンドでは味わえないお楽しみがある。
重量感のあるリズムとヘヴィな音像のギターには、時代の流れを意識したと思わせる手触りがあり、単なるRUSHのフォロワーで片づけられないのもNWOBHM時期デビューの所以だろう。
こうして改めて聴くと英国的な匂いがプンプンと漂っている。そしていかにNWOBHMが多様性を帯びたムーブメントだったかが理解できるだろう。比較するならLIMELIGHTが一番だろうが、徹底したという点ではこちらのバンドに軍配を上げる。


SHOGUN - Ⅲ - the Lost Album ★★★ (2022-08-22 16:35:32)

2019年に突如リリースされた幻の3rd。1988年にレコーディングされるもお蔵入りした幻の一品が復活しました。どのような形の音楽性に変遷したのかと興味も尽きませんが、③を聴いた時はズッコケましたね。完全のBON JOVIのRUNAWAYですからね。その初期BON JOVIやSURGIN'、Aldo Nova風味を全開に、英国テイストも織り込み情緒のあるメロディアスサウンドへと昇華、少々キーボードみたいな線の細いギターサウンドに懐かしい空気を感じるのか煩わしいと感じるかで評価も大きく分かれるでしょう。リズムセクションの軽めだしキーボードも重ねすぎである。硬派な味わいは少ないが、デビュー作から通じるキャッチーなメロディは磨きが掛かり、完全に振り切ることで迷いの無いスタイルに変換、いい意味で弾けるポップセンスもアクセントなり、1stと2ndの美味しいところをパッケージしていますね。
80年代スタイルを愛するメロディ派にとっては、外せない一枚でしょう。


SHOGUN - 31 Days ★★ (2016-04-11 14:42:40)

英国風味溢れる哀愁のメロディは聴こえてきますが、キーボードをフューチャーしたライトな作風に舵を切った2nd。コマーシャル性を高めた音楽性は随分とイメージを変えましたが、前作でもある程度この方向性に進む気配はあったのですがTOKYO BLADEの流れを期待をすると肩透かしを喰らう一品かもしれません。キーボードが前に出た事により、泣きまくる哀愁系のギターフレーズは大幅に減退、軽めのスネアに代表されるバブリーなリズムプレイ、シンプルなリフワークなど華やかさと堅実さの融合具合が評価の分かれ目でしょう。BON JOVIの1st路線を英国人がやりました的な感覚が漂い、コーラスワークや唄メロの持って行き方などは興味の引かれる所ですが、この手の音楽性としては少々練り込み不足も目に付きますかね。どんなにライトな作風に進もうとも隠しきれない英国の血がマニア心をくすぐる一品でしょう。メロディックな英国HM/HR好きなら聴いて損はしないでしょうね


SHOGUN - Shogun ★★★ (2016-04-11 14:16:59)

音楽性の相違などで空中分解したTOKYO BLADEのアンディ・ライトンは同じくTOKYO BLADEのシンガーだったアラン・マーシュに声を掛けCHINATOWNのギタリストのダニー・グウィリム等と供に新たに結成したのがこのバンド。テレビ東京に番組を提供する制作会社が喜びそうな日本大好きぶりが窺い知れるバンド名もTOKYO BLADE譲りと、親しみを持って迎え入れたい所ですね。NWOBHM仕込みの哀愁系サウンドとキャッチネスさを共存させたソリッドなナンバーから甘口のナンバーまで収録と懐の深い作風を披露。1986年という時代背景や分裂前のTOKYO BLADEの方向性を巧みに取り込みつつも、華やかな派手さは抑え気味の素朴な雰囲気は英国的なニュアンスを十分に醸し出している。そこにマイルドだが湿った歌声もロックな熱を帯びており、泣かせるエモーショナルなギターとの絡みも上々で、それなりの音楽的スケールの大きさを堪能できる瞬間がカッコいいですね。個人的にはエッジの効いたメタリックなナンバーと甘口な楽曲の収録順やヌルイ音質に少々苦言を呈したくなりますが、お好みで聴けば不満は概ね解消できるので問題なしです。広がりのある音楽性は後期NWOBHM群の一つとしては、皆が進んだ方向性とも言えるので時代背景を考えて聴くと興味深さも倍増しますね。NWOBHMブームも過ぎ去り英国ではHM/HRシーンなど壊滅的な状況の中で暗中模索を繰り返し、その中で多彩な音楽性が反映された意欲作。暗く湿った英国風メロディアスHM/HRサウンドの中に適度な明るさも持ち込んだ作風はマニアならずとも一度を試してみたくなる一品ですね。


SHOK PARIS - Concrete Killers ★★★ (2016-05-07 13:07:06)

前作の流れを踏襲した1988年リリースの3rd。マイナーメタルの帝王的な雰囲気も残しつついい意味でのメジャー感が増し聴きやすさと楽曲のバラエティも広がり、ターゲットを拡散させた要素が強い。そのあたりにやや焦点がボヤけた印象を受けなくもないが、益々魅力を増したツインギターとアンサンブルの向上はスリルはないが安定感を生み安心して聴いてられますね。こうなるとゴリ押しシンガーの持って生き方に、少々苦言を呈したくなるのですが、これもバンドの味として楽しむのが一番でしょう。メジャーな音に適度なヘヴィさと嫌みにならないキャッチネスさを盛り込む事に成功したが個性が損なわれたのが評価を分ける要因ですかね。PVにもなった②なんて、なかなかのクオリティを誇っていますよ。


SHOK PARIS - Go for the Throat ★★★ (2016-05-06 14:48:22)

オハイオ州出身ツインギター編成による5人組が1984年にリリースした1st。古典的な手法に乗っ取りつつも当時としては革新的な要素も加味した王道メタルを披露、青臭い部分はあれど、真っ向から挑んだ正統派サウンドは細部に渡り拘りを聞かせており、折り目正しいツインギターからは旨みのあるフレーズも多くミステリアスなムード漂うパワフルな楽曲との相性は抜群の効果も見せ、その相乗効果が今作最大の聴きどころでしょう。ドラマ性を大切にする正統派ならではの醍醐味とも言える広がりのある展開を心得た曲作りも目を見張るものがありますね。単純明快なスピードロックが好きな人には、ミドル主体の堅実さゆえに華やかさに欠けますがヘヴィメタルの本流を極めようとする姿は実に頼もしく好感が持てました。混じりっけなし、アメリカンパワーメタル系の底力を堪能できる一枚ですよ。


SHOK PARIS - Steel and Starlight ★★★ (2016-05-07 12:50:55)

良質な作品をリリースしているのにも関わらず、日本では認知度の低い実力派アメリカンパワーメタル系バンドが1987年にリリースした2nd(3枚目のアルバムが日本で最も権威のある商業誌に酷評されたのが原因らしいと知人が教えてくれました、合点がいったわ。)わりと地味だった1stに比べると洗練された印象を持ち全てにおいてスケールUPされた楽曲は聴きごたえ十分、パワフルだがメロディを蔑にしない構成力は流石だし扇情的なフレーズで切れ込んでくるツインギターも魅力的だ。アメリカのバンドとしては珍しく大味な雰囲気よりも、キメの細やかさを感じさせ、細部に対する拘りが曲作りの巧さとなり、絶妙な感性を研ぎ澄ましている。濡れているのにドライと言う不思議な感覚、それが今作を象徴するカラーなのかも知れませんね。時代は1987年、激動を迎えるシーンの中で、もっとも苦戦を強いられた正攻法で挑む王道サウンドが放つ普遍の魅力、むしろ今の方が評価も改めてもらえる要素も強いでしょう。アクの強いシンガーの熱唱と共に、力強く打ち鳴らされるパワフルなHM/HRサウンドを聴くと、当時のラウドネスを思い出しますね。あっちゃの方がワビサビがあるけどね。


SHOOTING STAR - Burning ★★★ (2022-08-07 21:10:22)

ジャーニーやナイトレンジャー、エリック・マーティンにヨーロッパなどの仕事で知られるケヴィン・エルソンが引き続きプロデュース&ミキシングを担当、躍動するハードサウンドと親しみやすいサウンドメイクが心地よく耳を刺激します。技巧に走りすぎないバランス感覚、それでありながらも軟弱な要素など挟む余地のないアーティスティックな完成が絶妙な駆け引きを持って濃密な世界観を構築。エモーショナルな歌声が見つめる先は、冷めた熱情を激しく揺らし聴き手のロック魂を燃やし、その弾けるロックなパッショネイトに絆されます。

やはり上手いって事は素晴らしいです。初期のファンにとっては、もう少しカンサスばりのプログレテイストを期待するのでしょうが、②⑥⑧⑩と言ったAOR路線の楽曲は新境地を開拓、初期のファンには⑤があるぞと言うことで、懐の深いハードサウンドをお楽しいください。⑦のカヴァーも上手くやっていますよ。このあたりのセンスがバンドの魅力でしょう。⑤みたいな曲、もう2曲くらいあれば良かったのになぁ。


SHOOTING STAR - It's Not Over ★★ (2014-02-09 15:11:14)

かつてはヴァイオリン奏者もメンバーに居たアメリカンなプログレバンドだったんですが1991年リリースの今作にはかつてのようなスタンスはなく、情熱的な歌唱スタイルを生かしたアメリカンAORなHM/HRサウンドを披露、ジャーニーやフォリナー辺りが好きな方なら楽しんでもらえるかと思います。ややアルバム全般に置きに行った感じのあるソツなさに類型的で個性不足、かつてのドラマチックな面影はいずこへと寂しい気持ちを味わう趣をあるでしょうが肩肘張らずにサラッと聞いて欲しいですね。アメリカンでライトな作風に仄かな哀愁を散りばめロック色の強いシンガーが力強く歌い上げる様は見事に仕上がっていて往年のZEROコーポレーションからリリースされていてもおかしくないメロディ重視の一枚です。この安定感のあるサウンドを前に派手さはないものの堅実なレスリングスタイルで前座をやりきった往年のレスラー、髪を固めすぎだろブルースカイブルーなトランクス木戸修やアントニオ猪木との抗争劇がたまりませんオールバックが光り輝く白いトランクスでお馴染みの寺西勇あたりを思い出しますね


SHOOTING STAR - It's Not Over - Believe in Me ★★★ (2013-02-05 16:27:37)

爽快感のあるハードポップナンバー
一山いくらの感はあるかもしれませんが
王道をいく展開は期待を裏切りませんね
らしいかは別の話です


SHOOTING STAR - It's Not Over - Blame It on the Night ★★ (2014-02-09 15:16:46)

ジワジワと盛り上がりますね
チョイ切な目なメロディを情熱的に歌い上げています
マニアならたまらんでしょう


SHOOTING STAR - It's Not Over - Cold Blooded ★★ (2014-02-09 15:22:44)

アメリカンでブルージー
ビートの効いた一曲


SHOOTING STAR - It's Not Over - Compassion ★★ (2014-02-09 15:24:59)

エモーショナルな歌声が胸を打つスローバラード
類型的で置きにいった感の強い一曲かな?


SHOOTING STAR - It's Not Over - Dancing on the Edge ★★ (2014-02-09 15:14:43)

かつてのようなプログレテイストを盛り込んだ一曲
コンパクトなドラマ性を配した佳曲です


SHOOTING STAR - It's Not Over - Get Excited ★★★ (2014-02-09 15:20:26)

ムードのあるロマンティックなAOR調のHM/HRナンバー
パンチの効いた唄もグー


SHOOTING STAR - It's Not Over - If You've Got Love ★★★ (2014-02-09 15:12:56)

哀愁のハードポップナンバー
教科書通りの一曲です


SHOOTING STAR - It's Not Over - It's Not Over ★★★ (2013-02-04 08:50:58)

ハードにドライヴィングする
アメリカンロックナンバー
今までとは違う新鮮な風を感じさせます


SHOOTING STAR - It's Not Over - Rebel With a Cause ★★★ (2014-02-08 19:11:15)

フックに富んだメロディとビックコーラス
仄かな哀愁を散りばめたアメリカンロックです


SHOOTING STAR - It's Not Over - We Can't Wait Forever ★★★ (2013-02-05 16:29:44)

ピアノの音色も印象的な
THEアメリカンロッカバラード
こちらも王道を行ってますね


SHORTINO - Make A Wish ★★★ (2020-11-09 20:24:30)

新進気鋭のギタリスト、若井望とポール・ショーティノの二人によるロックプロジェクト。リズム隊には豪華ゲストを迎え、このプロジェクトに華を添えています。
フィル・スーザン、ピーター・バルデス、ヴィニー・ポール、カルロス・カヴァーゾ、ジェイ・シェレーン、マルコ・メンドーサなどの有名人の中に、現在はLOUDNESSで活動する西田竜一の名前もあり、彼がいかに優れたアーティストであるかを知ってもらえるでしょうね。ギターもダグ・アルドリッチやローワン・ロバートソンなどが適材適所で顔を覗かせ個性をギラリと光らせている。
とにかく単なる話題性や寄せ集めでは、味わえない完成度と充実感、両者の特性を殺すことのないマジックの存在に驚かされる。
正直、一時期しつこいくらいSpotifyのトップバナーに、この二人が張り出されていたのだが手が出なかった。理由は、若井のメロディアスなギターに、ポールのざらついたハスキーヴォイスが合うとは思えなかった。実際、ロニー・ロメロとやった時は、合わないと思う瞬間も多々あったので、気が引けてしまった。
しかしだ、いざ覚悟を決め聴きだしたら、若井は確実にポールの新たなる魅力を引き出し、彼の押しの強いエモーショナルヴォイスを控えさせ、メロディに乗せて歌わしている。そのリラックスした歌唱スタイルはジョー・リン・ターナーを想起させるものであり、若井が作り出すハード&ヘヴィな楽曲に質の高いメロディが絡むと言う極上のサウンドを構築、父さん明日は代打逆転満塁ホームランだね‼級のインパクトを誇っている。

とにかく驚きました。ポールにこういう面があるとは思わなんだんぁ。もう一人の主役たる若井の押し引きを得たギタープレイに文句なし、流麗なソロばかりに目がいきがちだが、彼の持ち味はフレーズの上手さ、あくまでもフィーリング重視の姿勢を取っており、高い技巧に裏打ちされた情感たっぷりのギタープレイに魅了されました。

攻めの姿勢を貫く正統派サウンド、アメリカン志向ではあるがメロディ重視、もはや国籍無用の万人向けのHM/HRは国内外問わず一線級のアーティストと比肩出来るクオリティを誇示しています。
お金かからないのに、なんとなく無視した自分がバカでした。こんなに質の高いもんを見落とすとは末代までの恥ですよ。まぁ、アメリカのKKK並みの洋楽至上主義者にはなにを言ってもダメなんですが、日本を代表するコンポーザーと有名海外アーティストのコラボ。この贅沢な組み合わせを前に、無視するのは勿体ないですよ。

野暮は言いませんので是非とも聴いて欲しい一枚です。旬を無視しない現役アーティストの強み、恐れ入りました。


SHOUT - It Won't Be Long ★★★ (2022-09-05 13:15:41)

バンドのブレインたるケン・テンプリン、彼はかつてJoshua Perahiaと活動を共にしIntense Defenseのデモを収録、結局ネームバリューもあったのかロブ・ロックに変更したものがリリースされるのだが、ロブにも負けない力強い歌声を今アルバムで堪能できます。

爽快感と勢いに満ちたグラム系クリスチャンメタル。1988年という時代を射貫いた煌びやかなグラマラスロックは嫌みの無い爽やかな弾けっぷりで聴き手を魅了。軽やかさだけではない芯のあるハードテイストも陽気な風を送り込みながら、チョイ切ないメロディで装飾したスタイルに、メロディ派ならば素直に楽しめるでしょうね。
もう少し情緒のある方が日本人好みなのかも知れないが、このポジティブな空気感を纏った陽性メロディアスロックに心も洗われるでしょう。でも80年代テイスト満載のサウンドメイクなので、少々古さは否めませんが若い人には、そこが逆に新鮮に映るかもしれません。

それにしても恥ずかしくなるくらいど真ん中である。少々やり過ぎなくらい優等生である。ルールに則ったバブルメロディックメタル、そのやり切りぶりは天晴れである。こんな爽やかな音楽をライブで聴かされたあと、聖書渡されたらジーザスって言いたくなるよね。


SHOW-YA - AURORA ★★★ (2018-11-10 12:26:08)

寺田恵子カンバック後はライブ活動に精を出しバンドの結束を固めてきたガールズロックの先駆者と呼ばれる彼女達。ここ最近はコンスタントにアルバムをリリース。メンバー間のわだかまりも乗り越え完全復活を印象付けています。
とくに、再始動後は音楽性のスタンスを自分達のやりたいHM/HRを中心としたものとなり、中途半端なポップスは一切やらなくなったのも好印象。今作でも彼女達らしい歌謡テイストの強い歌モノハードサウンドを散りばめた王道路線で勝負。特に驚いたのがオープニングの①まるでDPのCHILD IN TIMEが始まったのかと思うほどシリアスな空気のイントロに驚いた。中盤のパートもシリアスな空気を壊さない展開に、ここまで本格的なサウンドを聞かせてこなかった彼女達にとっては、大きくイメージを変えさせる懐の深さを感じます。②以降はキャッチーなSHOW-YA流ロックを披露。どの曲も耳馴染みも良くフックを設けたハードサウンドは敷居も低く、J-ROCKファンをも取り込める魅力を放っている。
作詩陣も懐かしい顔が揃い済み、安藤和彦、森雪之丞に湯川れい子まで担ぎ出し往年の空気感を出しました。迷いのない音楽性、進むべき親しみやすいハードサウンドは等身大の魅力を携えていました。個人的には、ギターの五十嵐美貴さんが、少し大人しいように感じますね。あえてなのか事情があるのか分かりませんが、一曲の作曲していないしチョイと気になりましたね。


SHOW-YA - AURORA - 兵士の肖像 ★★★ (2018-11-10 12:45:23)

DEEP PURPLE+KING CRIMSON÷SHOW-YAな一曲
今までにないタイプのハードさが耳を惹きますね
歌のパートとインストパートの対比が絶妙だ
ストーリー性の高い歌詞も曲のイメージに合っている


SHOW-YA - Genuine Diamond ★★★ (2016-11-08 17:54:28)

再結成してからも中々音沙汰の無かった彼女達が満を持してリリースした復帰第一弾のオリジナルアルバム。全編にわたりカラオケで気持ちよく歌えるような耳馴染みのよい歌メロを用意、適度なハードさは今まで以上にダイナミックに鳴り響き、無理をしない等身大の姿は盤石のバンドサウンドを生みだし心地よくハードに迫っています。バラードも当然ありますが、全般的にテンポアップした楽曲が大半を占め、アルバムも流れ良く進み、古き良きハードなSHOW-YAサウンドが完全復活、明確な方向性を定めた事が、ファンならずとも大いに楽しめる過去最強のアルバムを作りだしたと言っても過言ではないでしょう。個人的には昔からアレンジも含め中村美紀さんの鍵盤プレイが重要なカギを握っていると思っているので、今作でも彼女は大活躍で嬉しかったです。
バンドが一体となり艶っぽさもあるパワフルサウンドを鳴り響かせるのが女性メンバーからなる所以でしょう。これぞガールズメタルなりですかね。


SHOW-YA - Genuine Diamond - In my arms ★★★ (2016-11-08 17:58:31)

スケールの大きなロッカバラード
歌詞も強烈に耳に残りました
『赤子のようにこの乳房をくわえ』ってグサッと刺さりましたよ


SHOW-YA - HARD WAY - METALLIC WOMAN ★★★ (2013-02-14 16:18:18)

へヴィなミドルナンバー
哀愁を帯びたサビメロが秀逸ですね
彼女達のハードサイドを代表するいい曲ですよ
もうちょっと慎重にプレイしてほしかったなぁ


SHOW-YA - HARD WAY - ギャンブリング ★★★ (2013-02-14 16:23:19)

五十嵐さんは努力をしていますね
性別で舐められないはーどなギターとテクを披露しています
個人的にはそこに魅力をあまり感じません
むしろバンドとして丁寧に演奏をして欲しいと思いますね
艶のあるギターの音色もハードなリフも印象的なフレーズを随所に顔を出す
彼女達の代表曲の一つでしょう
唄いやすいメロディにハードさを失わないアレンジが絶妙ですね


SHOW-YA - IMMIGRATION - 孤独の迷路 ★★ (2012-01-15 15:29:49)

高樹沙耶がアメフトばりの肩パットを全開にした
バブリースーツを思い出させるてくれます
秋元康氏が作詞を手がける哀愁の昭和歌謡ナンバー
いい曲ですよ


SHOW-YA - IMMIGRATION - 水の中の逃亡者 (U.S.A.バージョン) ★★★ (2013-02-14 17:03:43)

昭和の香りがプンプンします
夜のヒットスタジオ、司会は井上順です的な雰囲気ですね
今聴くと80年代歌謡曲バリバリな曲調が逆に気持ち良かったりします
ちなみに作詞は今をときめく秋元康氏ですからね~
ワタクシはカラオケで歌いますよ


SHOW-YA - MASQUERADE SHOW - ターロン・オフ・キング (爪王) ★★★ (2018-11-10 13:04:28)

歌謡ポップスばかり収録されているアルバムの中で完全に浮きまくっている
関東様式美メタルバンドのヘレンの代表曲をカヴァー
この曲をやるのは早すぎた
もう少し実力をつけないとね
それとミックスが弱すぎる
彼女達のガス抜きの為に収録されたのかね?
当時としてはヘレンの名を世に知らしてくれた偉業に感謝です


SHOW-YA - Outerlimits ★★★ (2013-02-15 15:27:41)

当時のバンドブームの煽りも受け商業的な成功を収めた7th。ワタクシの周りにもプリプリ派と彼女達派に分かれている女生徒がおりましたが全員、彼女達をHM/HR系のバンドと認識していませんでした。そりゃSHOW-YAの取り巻く環境を考えれば当然のことでしょう(ヘビメタなんて差別用語みたいなもんですよ)そんな訳でSHOW-YAの活躍はワタクシには遠い夜明けであり、当時は熱心に聴くことも無く90年代後期にまともなメタル系の新譜が手に入らないフラストレーションから中古屋で購入して本格的に聴きました。たまに歌モノを聴きたいが軽すぎるのは嫌で分かりやすく肩肘張らずに気楽に楽しみたいときにはピッタリの歌謡メタルサウンドとして年に2~3回は引っ張り出し楽しみますね。テクニック云々を語ると厳しいのですが一生懸命メタルしている姿を受け入れると楽しめるから不思議です。まじりっけ無しのメタルファンなら借用フレーズや使いまわしに怒りも覚えるでしょうが、彼女達が魅せる精一杯の努力が垣間見えるメタル愛にワタクシは享受しましたよ。めんどくさい事を言いましたが近作の魅力とは、キャッチーで優れた楽曲が多く今まで以上にメタリックさを前面に押し出せた痛快なSHOW-YAの最高傑作と呼ぶに相応しい入魂の一枚です。パワフルな疾走ナンバーで幕が開ける①に始まり曲順のバランスも良く整合性も取れている点が大衆の支持を得るのに貢献、アレンジャーとして名を連ねた笹路正徳のなせる技でしょう。耳に優しいアレンジを施しています。メタリックな方向性を促すためにも疾走ナンバーを多めに入れているのですが⑪等を聴くと個人的には少々やらされている感を感じてしまいます。アルバムの中で疾走曲をもう一つ入れましょう的な感覚でしょうか?中盤のインストパートも緊張感というよりも背伸びしているように聞こえ、かつてヘレンのカヴァーをやっていたからね、様式美風を極めるには物足りません。今作を改めて聴きアースシェイカーほど本格派ではないものの歌モノ歌謡メタルバンドの底力を感じつつ、昨今のガールズメタルムーブメントの先駆者としてシーンを引っ張っていける存在感と過去の偉業があるだけにもう一度、一花咲かせて欲しいものですね。勿論ワタクシは再結成後の新譜も購入済です


SHOW-YA - Outerlimits - BAD BOYS ★★ (2013-02-14 16:03:57)

ストレートなアレンジとハード目のギターリフに耳が行きますね
シンプルでキャッチーな彼女達らしい曲ですね
短めですがベースソロからギターソロの構成も悪くない


SHOW-YA - Outerlimits - LOOK AT ME! ★★ (2013-02-14 15:43:03)

ドラムが好きになれませんが
軽快なHM/HRナンバー
ハードにポップに弾けます


SHOW-YA - Outerlimits - OUT OF LIMITS ★★★ (2013-02-14 15:41:28)

中村美紀の華やかなKeyも印象的な
キャッチネスさを振りまくパワフルな王道HM/HRナンバー
今アルバムにおける気合を感じますね


SHOW-YA - Outerlimits - Paranoia Paradise ★★ (2013-02-14 16:11:19)

へヴィなミドルナンバー
流石にこの手の曲ではドラムが軽すぎる
アルバムの中で地味は印象を拭い去れずにいますが
曲単位で聴く分には問題ないです
むしろサビで転調するところなんてカッコいいもんね
低音で歌い上げ噛み付くようなハードな歌唱を披露する寺田恵子のパフォーマンスも上々ですよ


SHOW-YA - Outerlimits - TROUBLE ★★★ (2013-02-14 15:50:09)

ハードにドライヴィングするリフワークのカッコよさ
キュートで甘口なコーラスも印象的だし歌メロも雰囲気が出ていて好き
女性ならではの可憐な繊細さとパンチを効かした楽曲のもって行き方がいいね
ブレイクしてからのソロも好きだし
全般にまぶされた軽やかさと男前なハードさの希釈率が絶妙ですよ


SHOW-YA - Outerlimits - 戒厳令の街-CRY FOR THE FREEDOM- ★★★ (2013-02-14 16:00:17)

邦題が大げさで好きですね
ハードさとキャッチーさが程よく溶け合い
歌謡テイストを隠し味にメロウな味付けを施していますね
中村美紀のプレイが大きく楽曲のドラマ性に貢献
バンドのカラーを失わない間口を広げつつもハードさを残したアレンジは見事
ええ曲ですよ


SHOW-YA - Outerlimits - 祈り ★★ (2013-02-14 15:55:29)

陰りのある泣きのメロディが印象的ですね
少々やりすぎ感は否めませんが
アルバムの箸休め的な曲順としても納得の一曲


SHOW-YA - Outerlimits - 限界LOVERS ★★★ (2013-02-14 15:45:50)

CMソングにもなった彼女達の代表曲
パワフルさとキャッチネスぶりの配合が秀逸です
日本人なんでクサい歌メロも大好きですよ
ハードなソロパートも頑張っていますね


SHOW-YA - Outerlimits - 私は嵐 ★★★ (2013-02-14 16:07:36)

SHOW-YAと言えば「限界LOVERS」かこの曲の認知度が高いでしょうね
キャッチーながらもハードさを失わないアレンジが秀逸
紆余曲折を経て彼女達が示したメタルナンバー
こういった曲調の曲が売れて成功出来て良かったと思わせてくれます
歌詞も女じゃなきゃ様にならないもの


SHOW-YA - Outerlimits - 野性の薔薇 ★★★ (2013-02-14 15:53:11)

切ない女心を歌い上げていますね
この哀愁と歌謡テイストの黄金比に唸りますね
「バラの華にはトゲがあるから大切な人を傷つける~」からのサビまでのフレーズは
毎回胸キュンさせられますよ


SHOW-YA - PROGRESS ★★★ (2017-12-12 12:55:57)

2005年にオリジナルメンバーによる再結成を果たしてからオリジナルアルバムをリリースするまでに時間を要して彼女達。2012年に待望の復活作を世に送り出した後はコンスタントに作品をリリース、カヴァーアルバムを2枚挟んでの、復帰2作目がコチラになります。往年のSHOW-YAサウンドをそのままに、歌えるHM/HR路線は健在と、彼女達のファンが待ち望んだスタイルを踏襲してきました。男負けしない硬派なロックサウンドに乗っかる耳馴染みの良いキャッチーなメロディ、的確な演奏が支える楽曲はどれもが高い水準をキープしており、現役感を損なわない熱量を保持しています。
リメイクで幕が開くのはどうなのかと思うが、彼女達を知らないご新規さんには、ありがたい選曲なのかも知れません。ちなみに限界LOVERSのリメイクは2ヴァージョンあり、ボートラには、先日現役引退を表明したJ-POP界の歌姫、安室奈美恵ちゃんが客演しているので、彼女のファンなら押さえて欲しいですね。しっかり寺田恵子と歌い分け、存在感をアピールしていますよ。
それにしても50歳を超えたと思われるオバサマ達の気合いの入った演奏に耳が持って行かれますね。老獪なテクニックで衰えを感じさせない歌もテンションを下げさせないし、五十嵐の的確なリフワークは心地よいですよ。


SHOW-YA - PROGRESS - 限界LOVERS feat Namie Amuro ★★★ (2018-11-10 12:40:02)

彼女達のヒット曲
ゲストに安室奈美恵ちゃんを迎え寺田と歌い分けています
色んな意味で豪華ですが
アムロちゃんが本気で歌っているのは好感が持てます
J-POPの歌姫もロックを歌うにはチョイと弱い
それでも場違い感を出していない彼女の歌唱力は素晴らしいです


SHOW-YA - SHOWDOWN ★★★ (2021-09-08 12:46:41)

先行で公開された①には驚かされた、今までにない本格的なハードサウンドへの接近、自分達らしさを残しつつも果敢に新しいフィールドに向かおうをしている姿には驚かされたのだが同時に英詩によるぎこちなさというのか寺田の小慣れていない感を覚えたのも事実であり、レコーディング順番などもあり何とも言えないのだが今作に対する期待値は高かった。
前作でもそうとう攻めていた中で貫かれたメタルバンドとしての姿勢と35周年を迎えたベテランの矜持、今作は多くのファンを迎え撃つべく、多種多様な楽曲を盛り込んだ中で見事に打ち勝ったと言えよう。
タイトに締まったリズムプレイのハードさ、バンドの裏番長として支え続けるキャプテンの心強さ、色めきだつ鋭さをましたギター、そして老獪なテクニックを駆使し衰えを寄せ付けない美魔女な歌声、まさに魔術的なバンドサウンドに相応しいパフォーマンスを見せつけてくれました。

どの曲にも強力なフックと見せ場を設け、新旧のファンをおもてなしすべくアイデアを駆使する姿も堂に入り、少々ショウーヤ節感の強さもあるのはあるのだが、本格的な海外挑戦という意味でも、昔のアイデアも見せつけるべきだし楽曲の再構築には目を瞑りたい。アンセムみたいにどこかで全編英詩によるベストアルバム的なものを発表するのもありだろう。
勢いのある①、その流れを崩さないメロディアスハードな②、そしてドロ・ペッシュと競演した③と前半の流れは最高、その中でデジタルチックな④を持ってきたアイデアに舌を巻く、これも若井望のアイデアだというのなら、彼を選んだ運営側の勝利である。
このバンドの持つ歌謡テイストという個性を残しつつハードさを高めた今作、それはけして無理無駄のない実に理にかなった形で進みたい方向性を具現化している。本気でHM/HRをやっているバンドだから様になるのだが、聴き進めるほどに窮屈な違和感はなくなり可能性だけが広がった。中盤以降に訪れる彼女たちらしいロックサウンドを海外のマニアは、どう反応するのか楽しみである。
らしさ全開のキャッチーなハードサウンドの⑤、視界も広がる展開が特徴的な⑥、キャッチーでハードなリフもお馴染みの⑦、エアロスミス風の出だしが印象的な⑨、アコースティカルでブルージーな⑪、⑧⑩も新たなるロックアンセムとして展開していくでしょう。どうか、この方向性が一過性の話題作りで終わらないで欲しい。残された時間はけして長くないはずである。彼女たちにも頑張って欲しいものである。舐められない大人のハードサウンド、古くて新しいメロディアスロックの旨味を存分に含ませた最新作、彼女たちの代表作となるべき完成度は誇っていますね。
毎度の事なのですがMVPは中村"captain"美紀さんですね。彼女の鍵盤プレイが煌びやかな装飾を施しています。メイクをしてドレスアップした女性のように、彼女の存在感がバンドサウンドをキメていますよ。
厳ついだけではない女性が持つしなやかな美しさを音に落とし込めるのは中村さんあってでしょう。ワタクシは男なのでどうしてもそう聴こえてしまいます。差別的と言われると困りますが、対等であることと個性は別の話、女性的を思わせるものを自然に表現出来る事は素晴らしいと思いますよ。


SHOW-YA - SHOWDOWN - HEAVY METAL FEMINITY ★★★ (2021-09-08 12:50:16)

ドロ姐さんと寺田の姐さんの全面共闘
贅沢な話じゃないですか
岩下志麻と三田佳子
どっちの極妻が好みみたいなもんでしょうか?
新たなるメタルアンセムの誕生に立ち会えて嬉しいですね
ワールドワイドなメロディアスロックの躍動感
聴いていて気持がいいですね


SHOW-YA - TRADE LAST - 地下水道の月 ★★ (2018-11-10 12:58:19)

7分超えのスローバラード
若々しい声も微笑ましい
一人気を吐く五十嵐のギターが色んな意味で泣かせる


SHOW-YA - This My Way ★★ (2014-06-08 13:29:14)

LA在住のステファニーとの活動はパーマネントとはいかず、停滞そして脱退、その後24歳とメンバーの中ではすこぶる若い新VoのYOSHINOちゃんをメンバーに加え3年ぶりにリリースされた6曲入りのミニアルバムです。プロデューサーに氷室京介でお馴染みの西平彰氏ですからね、どのようなサウンドに仕上がるかは察しもつきそうですが、ハードでラフなロックサウンドは前作と同路線、これまたラフな演奏が彼女達の余裕と言いますか等身大の魅力として反映されているのも聴きどころの一つでしょう。新Voもピッチも甘いし荒削りな面もあるのですが寺田恵子を彷彿とさせる面もありファンなら懐かしい気分を味わえるでしょう。当然本人の実力も十分な及第点は超えているで安心して聴いていけますよね。スケールの大きなバラードから、ノリの良いロックナンバーとバラエティに富んだ内容を誇る今作はHM/HRファンのみならず一般層にも食い込んだ彼女達の人気を考えると順当な作風へと仕上げてきたなぁと納得させられるのですが、個人的には一曲くらいアグレッシブなナンバーを放り込んでくれたら華やかになるのになぁなんて思ったりもしますが当時はそんなの流行らないかぁ、と思い返し懐かしんでしまいますね(⑤では軽くラップなんかもやってますからね)バンドとしての威厳と言えば大げさでしょうが、なんとも言えない媚を売らない誇りみたいものをギリギリ感じさせてくれる一枚かと思います。一度商業ベースに乗ったら辞めるのは大変ですからね。


SHOW-YA - This My Way - Blowin You Ttonight ★★ (2014-06-08 13:33:02)

スリージーなノリを醸し出しています
ラフなロックナンバー


SHOW-YA - This My Way - Let It Go ★★ (2014-06-08 13:37:28)

からりと乾いたアメリカンロック
爽快ですね


SHOW-YA - This My Way - Sunshine ★★ (2014-06-08 13:34:45)

スケールの大きなロッカバラード
ギターもソロでは弾きまくってますね
堂々と歌ってますよ


SHOW-YA - This My Way - This My Way ★★ (2014-06-08 13:40:28)

徐々に盛り上がっていきますね
叙情的なフレーズも歌謡曲風ですが好きです


SHOW-YA - Touch the Sun ★★ (2008-08-25 04:05:00)

Vo寺田恵子脱退後、日本での芸能活動も豊富で紆余曲折を経てメタル系のソロシンガーとしてデビューしたことがあるステファニー・ボージャスを迎え制作された8曲入りのアルバムを紹介します。
中音域を生かしたハスキーがかった声はセクシーで魅力的でし英語で歌えると言うのが強い、シンガーとしての実力も以前の作品を知っていれば折り紙つきだと言えるので強い味方が増えたと思うのですが、多くのファンの心を掴んだ歌謡メタルナンバーは影を潜めていているし、その筋のファンにとっては瞬発力不足と映るでしょうね。メロディアスでメロウなミドルナンバーを中心にいい意味で日本人ならではのキメの細やかさが映り、また渡米する事を念頭に置いたような作風であり、本格的なロック志向を楽曲に反映させたのは大きな魅力として個人的には映ります。無理をせずシンプルな演奏を聴かせてくれる彼女達には好感が持てたが、一曲位気合の入ったメタルナンバーをねじ込んだらアルバム全体のイメージを変わったでしょう。


SHOW-YA - Touch the Sun - Don't Wanna Talk About It ★★★ (2013-03-22 23:12:21)

ダークでシリアスなミドルナンバー
無駄に力まない演奏がメロディを際立たせます
改めて聴くと地味ですが良い曲ですね
サビがいいです
艶のあるステファニーの歌唱も◎


SHOW-YA - Touch the Sun - Dream ★★★ (2013-03-22 23:09:14)

アコースティカルなバラード
ステファニーの息遣いまで聞こえてくるナマっぽさも素敵です
雰囲気モノの一曲ですが悪くないですよ


SHOW-YA - Touch the Sun - Echo Thru the Night ★★★ (2008-08-25 03:36:50)

新生SHOW-YAのアルバムのオープニングを飾るメロディアスなHM/HRナンバー、派手さはないが堅実なプレイが耳を惹きますね
サビメロが良いですね


SHOW-YA - Touch the Sun - Little Miss Dangerous ★★★ (2008-08-25 03:39:52)

シャッフル調のノリの良いナンバー
グラマラスな雰囲気が良いですね
KEYがいい仕事しています


SHOW-YA - Touch the Sun - Show-Ya Rock ★★ (2008-08-25 04:18:04)

ジャージーな雰囲気が良いですね
日本人臭さも薄くシンプルで地味だがカッコイイですよ


SHOW-YA - Touch the Sun - Somebody ★★★ (2008-08-25 04:14:18)

適度な湿り気と乾いた感じが絶妙ですね
サビでの熱唱が良いですよ
五十嵐姉さんのスライドギターもはまっています
アメリカンでメロディアスなミドルナンバー
メロウな雰囲気に胸キュンしますね


SHOW-YA - Touch the Sun - Touch the Sun ★★★ (2008-08-25 04:09:51)

アルバムのタイトルトラック
大陸的なノリとアコースティカルなプレイもはまり
乾いた大地をイメージさせます
自分達のやりたい事をやっている感じが良いですね


SHOW-YA - Touch the Sun - Who Are You? ★★ (2013-03-22 23:07:16)

浮遊感とヘヴィなグルーブ
少々不思議な感じがしなすね
新体制ならではの一曲でしょう


SHOW-YA - WAYS - Fairy ★★★ (2012-01-15 15:27:42)

Keyソロ・Gソロと挟んでいます
歌メロも分かり易い
様式美然とした疾走ナンバー
以前カヴァーした事もあるヘレンを思い出すますね


SHY - Brave the Storm ★★ (2017-08-08 18:35:38)

大手MCAとの契約を漕ぎつけリリースされた仕切り直しのよる実質1stとも呼べる2枚目のアルバム。その変貌ぶりはオープニングから炸裂しますが、これもメジャーデビューによる悪魔の取引と言う事で、まぁ仕方のない事なのですが、レーベルの意向もあり、メタルなエッジを削ぎ落し聴きやすく纏め上げた手腕は見事にメジャー級のバンドサウンドへと押し上げる事に成功。その嫌みのないサウンドメイクと楽曲は聴き応え十分、アメリカンナイズドされた英国産ハードポップサウンドと言えばそれまでだが、1stからのリメイク③は勿論、キーボード全開の売れ線志向⑥を聴いても英国的な伝統美が貫かれており、柔らかい感触だが優美な哀メロと軽やかさを演出するキーボードの絡みは、実に魅力的な相乗効果を生みだしている。また職人肌の堅実なギタープレイは、なんだかんだ言っても魅力的で、個人的には最大の見せ場でしょうね。
少々ハイトーンのクセが強く、前作よりも遥かに一本気だが、ハイトーン系のシンガーが大好きな方には、最大の魅力と映るでしょう。ある意味、ジェフ・テイトっぽさが出てしまっていますかね


SHY - Brave the Storm - Wild, Wild, Woman ★★★ (2017-08-08 18:38:55)

ポップでキャッチーなんだけど
哀愁美がムンムンと溢れていますね
男っぽさも前に出ていて好きです


SHY - Excess All Areas ★★★ (2017-04-04 15:32:26)

メタルバブルが世界中を埋め尽くす中、大手RCAのサポート受け全米デビューを果たす英国産HM/HRバンドの3rd。英国特有の湿り気を擁した哀愁漂うハードポップサウンドを巧みに歌い上げるのは、トミー・ミルズの透明感溢れるハイトーンヴォイス、その歌声を駆使した音楽性は、ポピュリズム溢れるコマーシャル性を有しつつも、アーティステックな魅力にも富んでおり、時代性を感じさせる繊細なギターのトーンも懐かしいが、随所に華のあるフレーズを導入、ソロでも煌びやかなセンスを感じさせるメタリックなギターも飛び込んできたりと、非常にバランス感覚に優れた音楽性で勝負。
時代性と売れさせたいという意向が働きすぎ、少々装飾過多な音作りにはなっていますが、ソングライティングにドン・ドッケン、プロデュースにニール・カーノンを迎え丹精込めて作り上げた音楽性は耳馴染みの良さも手伝い、今聴いても遜色のない時代を超越したスタンダードな響きがあり、メロディ派のマニアならマストバイな一枚として強く勧めますね。
普遍の魅力に富んだ楽曲重視の作風は多くのアーティストに少なからず影響を与えたし、この手の歌モノロックの手本を示すような完成度を誇っているでしょう。個人的には、このアルバムを聴くと無性に1stが聴きたくなりますね。


SHY - Excess All Areas - Can't Fight the Nights ★★★ (2017-08-08 18:43:04)

洒落てるわ
華やかなShy節が炸裂していますよ


SHY - Misspent Youth ★★★ (2019-10-04 23:13:04)

初見の印象は良くなかった。煮え切らないメロディのアメリカンバンドみたいな印象しかなく、ほぼ一度聴いたきりでラックの底行きの宿命を背負っていたのだが、90年代の中頃に正統性の強いサウンドに飢えていた時代に再挑戦。耳をかつてよりは大人になっていたので、初見の時とは全然違って聴こえた事を覚えている。
ロイ・トーマス・ベイカーのプロデュースによって情緒のあったメロディアスかつキャッチーな路線とは決別、よりダイナミックなハードサウンドを軸に、湿り過ぎないメロディを押し出しつつも派手目のギターを武器に、新しいイメージで勝負。アメリカン市場に打って出たスタイルは、それまでと区別して聴けば違和感がない。ある意味、器用なバンドだからこそ様になる路線変更とも言え、質の高さはプロデュースの力と相まってメジャー感バリバリのサウンドとなった。
個人的には、それまでのスタイルを捨てたが故に、やり過ぎ感が強すぎでのめり込めない⑤は蛇足だが、かつての幻影を求めるなら、この曲は溜飲を下げるのに一役も二役も買うだろう。叙情的かつ瑞々しいキャッチネスさを孕んだ胸キュンハードポップソングの決定版とも言える⑦が突出した出来を誇っていると感じ、シングルカットされた③よりは、この曲をリーダートラックにして欲しかった。
そして時を経て、今の感性で聴けば結局、全部美味しく頂けるんですけどね。大人になって丸分かりの良さを認識したわ。すまんよ、スティーブ・ハリスにロイ・トーマス・ベイカーさん。


SHY - Misspent Youth - Broken Heart ★★★ (2017-04-04 15:36:48)

イメチェンを計ったアルバムの中でも突出した魅力を発散する一曲かと思います
2nd.3rdにも通ずると言うのも好印象なのかも知れませんが方向性が違いすぎますね
でもアルバムのハイライトはこの曲でしょう
何度聴いてもキュンとなるわ


SHY - Misspent Youth - Give It All You've Got ★★★ (2019-10-04 23:18:27)

人気のある曲に挟まれている為にイマイチ印象に残らないのかもしれないが
伸びやかなハイトーンが心地よいです
少々メタリックなサウンドメイクにSHYらしさを感じないのですが
それは全般的な話なので違う味を楽しみましょう
それにしてもギターをガンガン前に出したのは大正解
ギターソロも光り輝いている


SHY - Misspent Youth - Make My Day ★★★ (2019-10-04 23:14:21)

ビートの強いノリノリのロックナンバー
歌い手が変われば印象もガラリと違うものになるでしょう
ギターも巧者
ソロもカッコいい
明るく楽しいロックアンセムですね


SHY - Misspent Youth - Money ★★★ (2019-10-04 23:22:17)

心の準備が出来ていないぞと言いたくなるぞ
グルーヴィーなリズムに驚きます
演奏力の高さは器用な振る舞い繋がります
アメリカ市場を開拓するべく勝負に出た一曲
新生SHYの印象を与えてくれます


SHY - Once Bitten... Twice Shy ★★★ (2017-08-08 18:10:39)

悪名高き英国のインディレーベルEbony Recordsからリリースされた記念すべき1st。突き抜けるハイトーンを駆使した、このバンドの看板ヴォーカリスト、トミー・ニルズ歌い上げる甘美なメロディと、歌心溢れるスティーブ・ハリスのギタープレイの華やかな事、カラッとしすぎない湿り気のあるメロディは英国産ならではの味わい、そこに透明感のある歌声がのり、ソロでは俄然活きのいいプレイで華を添えるリードプレイと、起承転結のある展開と甘口だがメタルテイストを捨てていないメロディックHM/HRサウンドのカッコよさに唸りましたね。時代的にもPraying MantisかShyかと言うくらいの哀メロNWOBHM路線を極めており、その筋のマニアにはたまらんモノがあるでしょう。
リアルタイムでShyは知っていましたが、個人的にハイトーン系のシンガーは好みじゃないのと、メタルと言えば、スピードや厳つさ、過激さばかりを求めていた、今思い返してもハズイ子供っぽい時代がありましたので、全然無視していました。
しかし今作のCD化による再発盤が1998年に出たのを機に、このバンドの評価を一変させましたね。メロディ派なら無視できない一品でしょう。ちなみに国内流通は今亡きPony Canyonから、そしてEbonyからNeatへと版権が移っていた事に驚きましたね。
音質は元も再発を手掛けたレーベルにも問題があるので、良くはありませんが、迸るメタルスピリットと透明感あふれる哀愁のメロディは、マニアの琴線に触れまくるでしょうね。ツボをついていますよ


SHY - Once Bitten... Twice Shy - Chained by Desire ★★★ (2017-08-08 18:18:08)

哀愁のハードポップナンバーですね
ハイトーンも絡むわぁ
英国的な響きに胸キュンですよ


SHY - Once Bitten... Twice Shy - Deep Water ★★★ (2017-08-08 18:20:26)

どっしりと構えた哀メロHM/HRナンバーで幕開け
このバンドの進む道なんでしょう
完成度の高い一曲です


SHY - Once Bitten... Twice Shy - Once Bitten, Twice Shy ★★★ (2017-08-08 18:15:51)

弾けていますね
これがこのバンドのテーマなんでしょう
洗練されたポップセンスがキラキラと光っていますよ


SHY - Once Bitten... Twice Shy - Reflections ★★★ (2017-08-08 18:14:15)

このバンドならではの味わいでしょうね
エモーショナルなギタープレイが耳を惹きますね
こんくらい押さえて歌って欲しいなぁ


SHY - Once Bitten... Twice Shy - Take It All the Way ★★★ (2017-08-08 17:52:39)

哀愁のハードポップサウンドが炸裂していますね
メタリックだが華やかなギターも素晴らしいッス
この哀メロにズブズブと沈み込み溺れかけますよ


SHY - Shy - Only for the Night ★★★ (2017-08-01 13:40:43)

歌い手が変わるとココまでバンドの印象も変わるんですね
少々狙いすぎのシングル向けのポップソングですが情緒がありますよね
練り上げられたメロディ
情感たっぷりのギター
装飾美溢れるキーボード
単なる歌モノで終わらせていない所に矜持を感じます


SHY - Shy - Pray ★★★ (2017-08-01 13:26:30)

リー・スモールってフェノメナのサイコファンタジーで歌っていた人でしょ
その位の知識しかなかったので
このパフォーマンスには驚かされました
かれのマイルドで暖か味のある歌声は新しい風を送りましたね
新生SHYサウンドここにありでしょう


SHY - Shy - Ran out of Time ★★★ (2017-08-01 13:42:57)

洗練されていますね
シャレオツですねぇ
アーバンですねぇ
スケールの大きい歌モノロックにグッときましたよ
キーボードが効いてんなぁ


SHY - Shy - Save Me ★★ (2017-08-01 13:46:11)

繊細さとダイナミックさが共存する情緒たっぷりの哀メロナンバー
この重厚感は英国的だがリー・スモールの歌声は爽快感たっぷりだ
その組み合わせがハマると魅力的だが軽く聞こえる面もある
その両方を感じさせますね


SHY - Shy - So Many Tears ★★★ (2017-08-01 13:54:45)

リリシズム溢れる正調英国産メロディアスハードサウンドの殺傷力たるやね
この曲の素晴らしさに脱帽です
SHY完全復活を高らかに告げる名曲でしょう
このパフォーマンスに魅了されリー・スモールの過去を辿る旅に出ましたよ


SHY - Sunset and Vine - First Love ★★★ (2017-08-01 13:58:45)

英国的な情緒と爽快感が絶妙な感覚で配合されていますね
少々ねらい過ぎですがベタには敵いませんよね


SIDINEX - Forever Young ★★ (2017-03-07 13:10:23)

後にTriumphや自らの音楽性をTurbo Popと呼んだ女性シンガーを擁するPowder、そしてよもやBon Joviのギタリストに迎えられるとは、一大出世を果たしたPhil Xことフィリップ・ゼニディスが初めて世に出たバンドが1985年にリリースした6曲入りのEP。
レコーディング時はメンバーが20歳前後という若さもあり、力いっぱい演奏しましたよという青臭さもありますが、ポップで軽快な雰囲気のある音楽性はVan Halenあたりの影響も色濃く感じられ、そこにカナディアンなメロセンスを導入、その楽曲には純粋に自分たちの求めるロックが好きだという感情が色濃く反映されており、硬軟バランスよく纏めたドライブ感溢れるハードサウンドはオーセンティックなHM/HRらしい熱きエモーションが迸っています。この手の若手がゴロゴロと転がっていた80年代中期、その隆盛を極めつつあるシーンの底力を強く感じますね。自主制作でもレベル高いよ。


SIGH - Gallows Gallery ★★★ (2022-09-23 17:30:19)

初めて聴いた時の衝撃は今なお計り知れないモノとして心に刻まれています。事前の情報ではブラックメタル、アバンギャルドというキーワードが頭にインプットされていたのですが、完全に裏切られました。いい意味での裏切り、その無意識のうちにカテゴライズしたくなる音楽性という概念をぶっ壊したホンモノの音楽を前に、どのような表現を用いるべきか躊躇します。それほど、高尚であり一筋縄でではいかない知性豊かな音楽にこちらの教養が追いつきません。とにかく脱帽です。
まず、この音の聴いてジャパンをイメージする人は皆無でしょう、コンセプト色の強い作風ですが、英詩を訳せる分けではないのでなんとも言えません、ですが、あえて配置される同じようなメロディライン、それを主軸に仕掛けてくるのだが、とにかく、このアイデアがえげつない。親しみやすいメロディだが、神秘性を司るシンフォニックな音色、そして冷ややかな感触を与えるイーブルタッチなメロディと音像、その氷河の奥底で眠りについたデーモン族が眠る地底の如き、神秘的なスタンスが、眩い光を放ち幾重にも色鮮やかな音色を鮮烈に奏でていきます。
ワタクシのような語弊力のない人間では語ることなど出来ません。このバンドのコメントは避けているのですが、久しぶりに聴き改めて打ちのめされました。
あえてなのか、このチープな音像、脆弱なミックスさえも狙ったのではと思わせる、オカルト神秘主義メタルに飛鳥涼の如く洗脳されそうです。一番近い音楽性では、キング・ダイアモンドあたりを想起するのですが、このバンドの奥深さは、そんな比較論などどうでもよいのです。本来はデスヴォイスで唸りを上げるシンガーも、驚くほどクリーントーンを操り裏切ってきました。
この裏切りの連続に思考も停止、そして催眠から目が覚めたときに知らされる現実、不動明こと勇者アモンと対峙する堕天使ルシファーとなった気分です。
この音楽は、歌詞が分かると凄い気がする。まさか、女のケツを追いかける内容じゃないでしょう。つまらん政治批判でもなさそうだ。それだけに、深いところは追求しませんが、ムーグや管楽器を操り深層心理に訴えかける万物流転なサウンドに洗脳されました。
直訳するなら『絞首台ギャラリー』と読めるアルバムタイトル。このバンドは、どんなメッセージを込め、このドラマを展開したのか興味は尽きませんね。


SILENT WITNESS - Silent Witness ★★★ (2018-10-24 18:35:05)

ロバート・メイソンが新たに立ち上げたバンドの触れ込みで紹介されたニューアクト。国内盤はAEVXはBareknuckleです。
ロバートが主役で大丈夫なのかという不安はあるのですが、メロディ重視のアメリカンな楽曲はどれもがフックに富んでおり聴き応えも十分。特にギターは巧者だし、リズム隊もシンプルなプレイに徹しバンドを支えている。そのバックの堅実さは、古典的なギタープレイの影響もあり、振り切ったリンチ・モブを、より中庸的なスタイルに戻したようだ。
溌剌とした瑞々しいメロディ、癖のない楽曲、ミックス的に安っぽさもあるのだが、思いのほか垢ぬけた爽やか路線だった。
こうなると、エモーショナルだが声質の軽いロバートの存在が好悪の全てを握るでしょうね。それでも新人離れした高品質サウンドであることに変わりはない。
そして1997年に、よくぞこんなに80年代テイストの強い爽やかアメリカンロックをやったなぁと思ったら、実は80年代にレコーディングを済ませるもお蔵になった音源らしく、ロバート・メイソンの知名度が上がった事がきっかけで世に出た一枚らしい。
この時点でバンドに実態があったかは不明である。だから日本とイギリスのEscapeからしかリリースされなかったんだなぁと納得です。そしてギターもヒーロー然とした佇まいが漂っているのも、ロバートも軽めなのも理解できたと言う事です。


SILVER - Addiction ★★★ (2015-03-12 14:54:24)

ドン・エイリーやゲイリー・バーテンらが中心となって結成されたプロジェクトの4枚目。ギターはマイケル・ヴォスを迎え、彼の滑らかなプレイとドンの煌びやかなフレーズが中心となり叙情的で湿り気のあるメロディが華麗に舞い、ややハードさやエッジには欠けますがドンとマイケルによる洗練されたアレンジは高貴なアダルトロックとして耳に響きます。不安材料とも言えるゲイリーなんですが(笑)女性コーラスの効果的な導入により不安は解消、ドラマ性を高めるドンの鍵盤プレイとの相性は抜群の相乗効果を生み、より艶やかなサウンドへと仕上げてきます。プロジェクト形式のバンドらしく実態が掴めないのですが、曲によっては優美なプログレサウンドを想起させるなど、バラエティに富んでおり、アイデアを活かしたアレンジとツボを心得た円熟のプレイは完成度も高く聴くほどに魅了されます。地に足のついたベテランらしい貫禄のある一枚ですね。


SILVER BACK - A THOUGHT ON LIFE DURATION OF SPECIES AND HUMAN BEHAVIORS ★★★ (2011-08-03 03:30:57)

2004年リリースの3rd
ストロングな歌唱が重量感のあるサウンドの中で一際屈強な男らしさを発散する伊熊の脱退はバンドにとって新たな方向性を示しましたね。メンバーも一新されベースも女性のトリオ編成、トリオとは思えない強靭なサウンドが炸裂しています。Voが抜けた分、インストパートが長くなり一曲の重みも増しました。表現力豊かなインスト陣が繰り出す世界観がバンドの肝、この凄味のあるサウンドに中にある日本人的な繊細さが欧米諸国の生み出すヘヴィメタルとの違いを如実に物語っています。SILVER BACKならではの荒涼とした世界観も健在、もう少し楽曲をコンパクトに聞かせた方がよいと感じる趣きもあるでしょうが、独自の世界観を頑なに守り通す彼らの姿に敬意を払います。HM/HRファンなら一度は向き合って欲しい本気の音がここにはあります。リーダーのVo兼Gもラフな歌唱をいかし楽曲のクオリティを下げる事無く新たなスタンスを見出しています。侮るなかれ道産子メタル、知名度と実力の差100万キロを埋めて欲しいですね


SILVER BACK - NATIVE ★★★ (2011-08-01 02:29:38)

勇壮なメタルサウンドはそのまま音質も格段に良くなり凄味を増した1996年リリースの2nd。特筆すべくは表現力もました伊熊のVoです、パワー一辺倒に押し切ることのない表情豊かな歌声にグッときます。時代は1996年、正統派HM/HR不毛の時代に随分と助けられました。扇情的なギターが甘口になりすぎない硬質ながらも甘美なトーンで心をなぞります。パワフルなリズム隊が叩き出す阿吽の呼吸が生み出すウネリに身を乗り出し荒涼とした鋼のサウンドに引き込まれます。ストイックなまでの世界観にコメントをするのにも躊躇していました。前からコメントしたいとは思うのですが良い表現を見つけられません。欠点がないとは言わないが、思い入れの強さに足を引っ張りそうだなぁとさえ思います。普遍の魅力溢れるドラマ性を讃えたアグレッシブなメタルサウンドを前に戯言は無用です。是非とも手にとって欲しい一品ですね