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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 9301-9400

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 9301-9400
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SAXON - Dogs of War - Give It All Away ★★ (2011-03-13 20:10:33)

ヘヴィな単音リフ
メロディを大切にした唄
キャッチーさも併せ持つメロディアスなミドルナンバー


SAXON - Dogs of War - Hold On ★★★ (2011-03-13 19:53:58)

叙情的なメロディとキャッチーさが絶妙です
ビフの歌声も歌メロも良いですね
80年代後半に提示したポップセンスが見事に生かされています
これは地味だが良い曲ですね
そして個人的には何度聞いてもキュンとさせられる扇情的なメロディに泣きそうになります
フェードアウトするのが残念ですが100回続けて聴いても泣けるのです


SAXON - Dogs of War - The Great White Buffalo ★★★ (2011-03-13 19:57:02)

ダークでヘヴィなイントロが今作を象徴します
唄メロも練りこまれ印象的です
サクソン流ヘヴィロックといったところでしょうか
今の時代の感覚で聴けばなおカッコいいと思います


SAXON - Dogs of War - Yesterday's Gone ★★★ (2011-03-13 20:12:13)

アルバムのラストを飾る軽快なナンバー
サクソンらしい曲ですね
アレンジも悪くない
重苦しいがメロディが生きている


SAXON - Forever Free ★★★ (2014-05-13 15:01:20)

テイチクから1993年にリリースされたアルバムです。歌い手としての力量がここにきて更にUPしつつあるビフ・バイフォードの丸みを帯びた深みのある歌声、シンプルだが押しの強いリフワークは健在だしSAXON節を堪能できる良質な一枚かと思います。②のような往年の匂いがするパワフルな楽曲でもメロディアスな歌メロがフックとなりアメリカ市場を意識した時代との折衷を感じさせ高次元で昇華しているから凄みも増すわけです。どこか懐かしい空気をまとった③のハードブギーナンバーなんかはまさにSAXONだし⑦⑧といった甘さ控えめのカフェオレみたいな丸みを帯びたハードな楽曲もやはりSAXONらしい、でも⑤のようなバラードがやはりメロディに拘った前作あたりの流れを踏襲し独特の歌声が優しくメロディをなぞる姿はある意味、昔と変わらぬように感じます。シンプルな構成やおきまりのテンポに若い人は興奮を覚えないのかもしれませんが(昔の自分もそうでしたよ)乾いたパワーリフの心地よさは格別なんですがいかがでしょううか?とは言え原点回帰=過去の焼き回し的なニュアンスもあるので、仕切り直しの意味も含め、必要なアルバムだったのでしょう。


SAXON - Forever Free - Can't Stop Rockin' ★★★ (2014-05-13 15:15:10)

パワフルなサクソン節を堪能出来ます
こういう曲をサラリとやってくれるからエエですよね
地味なんですけどね相変わらずな雰囲気がたまらん


SAXON - Forever Free - Cloud Nine ★★ (2014-05-13 15:20:49)

スタンダードな一曲ですね
デニム&レザーは健在なりですか
単純なノリもベテランならではの味があります


SAXON - Forever Free - Forever Free ★★★ (2014-05-13 15:02:28)

置きに行った感はありますが新たなる王道を感じさせます
不思議なほどにメロディックに感じさせるビフのメロも好きですね


SAXON - Forever Free - Get Down and Dirty ★★★ (2014-05-13 15:07:59)

カラリと乾いたリフワークが印象的です
地味な曲かもしれませんが好きですよ


SAXON - Forever Free - Grind ★★ (2014-05-13 15:19:21)

ビフの歌声を生かし似て非なる曲を作るのが上手です
そう思わせてくれるノリのよいアリーナロック風の一曲


SAXON - Forever Free - Hole in the Sky ★★★ (2014-05-13 15:04:35)

往年の匂いを感じさせる一曲
ビフ節炸裂ですね


SAXON - Forever Free - Iron Wheels ★★★ (2014-05-13 15:10:30)

埃っぽいバラード
控えめな甘さがたまらん
円熟味を増したビフの歌声もたまらん


SAXON - Forever Free - Just Wanna Make Love to You ★★★ (2014-05-13 15:06:00)

バイカーズロック健在ですね
これもSAXONらしいハードな一曲
年季の入り方が違うよ


SAXON - Forever Free - Nighthunter ★★★ (2014-05-13 15:17:09)

やっぱり不思議なほどにメロディアスな歌だ
地鳴りをあげて突き進む一曲
ある意味ではパワー不足と言えなくもないけど
SAXON健在な一曲でしょう


SAXON - Forever Free - One Step Away ★★ (2014-05-13 15:12:45)

独特のメロを歌うビフ節
SAXONらしいリフ
でもなんとなく控えめなハードさが置きに行った感を醸し出します


SAXON - Greatest Hits Live! ★★ (2017-03-19 12:45:24)

プロデビュー10周年を祝う1989年に行われた欧州ツアーの模様を収めたLIVEアルバム。1989年にリリースされたビデオと同じ音源ですね。所謂、低迷期と呼ばれる渡米し成功を胸に、腰の据わりの悪い活動でお茶を濁した感のある彼らが、その中で行われたLIVE、選曲的にはタイトル通りベストアルバム的なニュアンスが強くまさに代表曲のオンパレード、色んな意味で丸くなった彼らのライブに何を感じ求めるかで評価も別れるのでょうが、当時の彼らの姿が色濃く反映されており、80年代後期の彼らを等身大で受け止める事が出来る入魂の力作です。

リリース当時彼らは、タテノリの曲をヨコノリでプレイしているとかなんとか言われ、そうりゃもう国内での人気は凋落する一方、バンド史上もっともひよった歌モノロックアルバム『Destiny』リリース後のツアーってのも影響しているんだろうなぁと思いますね。今もその影響を受けて日本ではイマイチ評価の低いベテランバンド、20年も前の批評を知らない世代にはフラットの気持ちで向き合えると思うので、機会があれば是非トライしてもらいたい一品ですね。英国紳士による貫禄のステージを楽しめますよ。でもポップでもスピードが命って方には厳しいかな。


SAXON - Hell, Fire and Damnation (2024-03-13 19:29:24)

発言を移動させようとしたのですが、反映されないのでコピーします。
本当に複アカクソ名無しの迷惑連投のせいで大変な事になりましたね

新譜の登録はエラー表示の後、項目はあるのですが中に入るとエラーが出ますので、ここに一旦、書き込みます。

今年の1/19日にリリースされた最新作。前回のカバーアルバムがイマイチだったので、今作のリリースは少し心配でしたが先行配信された曲の良さに一定の安堵を覚えましたね。まさにヘヴィメタルなアルバムタイトルに少々苦笑いも出ますが、今作には最大のエポックメイキングがある、それは長年バンドを支えたポール・クインの引退?(脱退なのかも)そして新しいギタリストに、Diamond Headの顔である、ブライアン・タトラーが加入したこと。これには驚きました。NWOBHMを支えたバンド、そのメインギタリストであるブライアン・タトラーの加入、これは計り知れない衝撃であり、ビフとのコラボに興奮しない分けにはいきません。
新ギタリスト加入がもたらしてメロディックなソロと屈強なリフワーク、ポール・クインという盟友は失ったが、その穴を十分過ぎるほど埋めたブライアン・タトラーの加入は、大いなる野望と野心を満たすのに、これ以上無い逸材だと思います。

作風の方はCarpe Diemの流れを引き継ぎ80年代型のトラディショナルなメタルサウンドが満載、アメリカンナイズドとこのバンドを一部批評家と一緒に踊った連中には耳の痛いアルバムになりましたが、そういう偏見をイチミリも持たないマニアにとっては、完全復活を遂げたバンドサウンドに興奮を覚えるでしょう。現代的なテクノロジーと向き合い古典を貫いた作風、ここにはNWOBHM時代の匂いもするし、失敗と位置づけられた90年代のアルバムからの影響も感じる、そういう過去の失敗すらも糧に、アップデートした音楽性、迷いのない活動と音楽性に隙は見当たらない。まぁこのバンド、どこか淡泊に感じるのは昔からで、ビフの歌メロも似たようなメロディラインを行ったり来たりとお馴染みなのですが、それがこのバンドの最大の長所でもあるので、SAXON未体験の若い人には、こういうのが古典メタルなんですよと教えたい。

雑誌読んでいないのでポール・クインがどうして今作に参加していないのか分からないのだが(4、10曲目にクレジットあり)、昨年、グラハム・オリバーと一緒に日本でライブやったりしていたので、そういうこともなんか関係あるのかな?

今作は、無理なく若々しいフレッシュ感が楽曲に宿っている。そして深みのある大人のメタル、それは熟成されたものだが攻めの姿勢は崩さない実に攻撃的なモノだ。メロディックなソロ、魅力的なメロディライン、そしてスピードとパワーを有する活きのいい楽曲。少々できすぎな位、声が出ているビフのパワフルな歌声。単なる回顧録ではない新譜が放つ眩い煌めき、これぞ現代の正統派メタル。NWOBHMの復権であろう。前回のアルバムでは少々モダンな匂いの曲もあったが今回は捨てた。また露骨なモーターヘッドメタルもあったが、今回のそれに当たるSuper Chargerは、いい具合でメロディアスになっており、クロージングソングとしては成功と言えるだろう。
艱難辛苦を乗り越えて辿り着いた境地、残された時間を考えると正直10年前には、この作風に戻って欲しかったのだが、戯れ言は無用。アメリカンナイズドよりも問題を感じていたパワーメタル路線からの脱却は大いに支持する。


SAXON - Innocence Is No Excuse ★★ (2012-12-04 19:06:51)

当時の彼らには疾走しないSAXONなんて意味がないと辛辣な世相の意見に叩かれていたと思います。友人にも「サクソンなんて聞くな」「オカマだ」アメリカンナイズに売れ線指向へとなびいたバンドと言われ厳しい状況下にいた記憶があります。リリース当時は名前しか知らず聴いたこともなく、NWOBHMの礎を築いたバンドへの興味は捨てきれず数年後手にするのですが、確かにひよったと言えばそれまでですが、曲作りの上手さと英国の心意気は十分に伝わります。③のPVはダサいかもしれませんが曲自体は悪くない。派手な色使いのカットTシャツも懐かしい1985年という時代背景がそうさせたんだと思いますね。紆余曲折を経ていまだに第一線で活躍する彼らの勇姿を前にすると過渡期の作品として楽しめるクオリティは備えていますよ。ポップだろうがなんだろうが隠し切れないものが見え隠れしています、年季の入り方が違うんですよね、音もクリアで聴きやすく実に口当たりの良いサウンドへ仕上げポッと出の新人バンドでは表現できない味わいがあるのです。80年代中期のメジャーな世界観を検証する意味も込めて興味のある方は聴いて欲しいですね。疾走感は無くとも活きのいいリフワークを聴けますよ。
とは言え雑誌やラジオの影響力は相当大きく、有名評論家と同じ感性のインテリジェンスな人達によってサクソンはPower & Glory~Solid Ball of Rockまでのアルバム6枚分はけちょんけちょんの扱いを受けます、不思議な事にその中でも一番メタル色の薄いDestinyだけは非難を逃れており、その理由を推察するとなんてことない雑誌のレビューで90点ついた事が影響している、ちなみにそんな雑誌の点数をしらない、ダイハードな海外のファンの中では一番人気も評価も低く、本人達も気に入っていないというのだから皮肉なもんです。そして昨今は若手のリスナーの健全な耳によって、今作も含む低迷期も再評価されているのだから面白いですよね。


SAXON - Innocence Is No Excuse - Back on the Streets ★★★ (2012-05-26 02:37:06)

初めてPVを見たときには「似合わないことをしているなぁ」
アメリカンナイズされすぎだろと悪態をつきましたが
今聞きゃ風格のあるサウンドにひれ伏しますね
こういう曲を彼ら流に染めあげているのだから素晴らしい
十分に英国していますよ


SAXON - Innocence Is No Excuse - Call of the Wild ★★★ (2012-05-26 02:33:32)

哀愁のメロディとハードなギターリフ
これぞサクソンな魅力に溢れた一曲ですよね
初期のそれとは違いますがこれもカッコいいですよ


SAXON - Innocence Is No Excuse - Devil Rides Out ★★★ (2016-09-20 13:56:31)

リフがエエですね
キレもあるし往年の雰囲気もあります
地味な曲かも知れませんがアルバムの流れ的に必要な一曲です


SAXON - Innocence Is No Excuse - Everybody Up ★★★ (2016-09-20 14:03:23)

こちらも活きの良いリフワークが耳を惹きます
シンプルだが端的にロックのカッコよさを伝えていますね


SAXON - Innocence Is No Excuse - Give It Everything You've Got ★★ (2016-09-20 14:06:40)

元気いっぱいに走り出しています
80年代中期だなぁ


SAXON - Innocence Is No Excuse - Gonna Shout ★★ (2016-09-20 14:01:36)

シンプルですね
活きの良いギターリフが印象的です


SAXON - Innocence Is No Excuse - Rock 'n' Roll Gipsy ★★ (2016-09-20 13:57:42)

このアルバムを象徴するような爽快な一曲
地に足のついたパフォーマンスが印象的です


SAXON - Innocence Is No Excuse - Rockin' Again ★★ (2016-09-20 13:52:51)

ポップなアルバムの幕開けを告げるメロウなロッカバラードとも言える一曲
この走らないオープニングを聴き前作の方向性を引き継いできたなぁと感じましたね


SAXON - Inspirations ★★★ (2021-06-07 20:12:30)

首謀者であるビフ・バイフォードの年齢を考えると残された時間はけして長くはないでしょう。そういう観点からなのか、原点回帰を目指すかの如く取り組んだ最新作はカヴァーアルバムでした。ジミヘンのSTONE FREEのカヴァーやTOTOの⑧にはチョイと驚いたが、選曲は驚くほどベタ中のベタを選んでいる。

シングルカットもしている先行配信された①は、彼等も自信があったのか、オリジナルを尊重しつつもヘヴィなアレンジを施し自らのオリジナルナンバーのような慣れ親しんだ印象も強め掴みとしてはOK。やや分が悪いZEPの②、オリジナルの持ち味をショートカットしたような③と続き停滞。④はサバスもやったCROWの曲だ。オジーを意識したヴォーカル処理にニヤリとさせられたが、サプライスと言うほどのインパクトはない。
ジミヘンとは面白い試みの⑤、そして自分たちの曲のような⑥、ソリッドさが増した⑦と定番過ぎる曲が続くが、まぁサクソンのバイカーズサウンドにとっては影響を与えているだろうから外せない。

シンリジィもビフよりは、フィルの声に馴染みがあり過ぎるが、上手くやっている。一番の予想外とも言えるTOTOの⑧はある意味、裏切ってきたと言う意味でハイライトだし、オリジナルよりも遥かにヘヴィに仕上がっている。日本では散々叩かれまくった80年代中期を思い出させる選曲に驚いた。

性質上カヴァーアルバムがオリジナルアルバムよりも高い評価を下すことは難しいが、次の一手に繋がるなら大歓迎である。無難なアレンジと選曲も問題は無しといきましょう。馴染みの曲もあれば、聴き易いので手に取ってもらう機会も増えそうだ。

だが、ここからが大問題である。今作がアナウンスされてから、一部のオーディオストリーミングサイトでは、バンドのサムネイルも新作のカヴァージャケットに変えられたり、当然の如くサービスを受けられるものと思っていたら、なんとお使いの国では聴けませんだった。なるほど、国内盤が出るまでお預けなんだな、そう思い放置していたら、サイト内にあった今作のサムネイルが消失、どうやらDeezer以外では聴けないようだ。
それから忘れたころにSpotifyなどでも聴けるようになったが、理由が分からない。折角のタイミングで、何故、サムネイルまで変えたのに配信が遅れたのだろうか?

どんな大人の事情があるのかは知らないが、令和の3年にサブスクから消えるとは正気の沙汰とは思えない。一人でも多くの若者に聴いて欲しいのなら、とても得策とは思えない。
日本ではまだまだCDが売れていると聴くが、それは単にデジタル後進国なだけである。言語が日本語というのもあるだろうけど、にわかに信じられない現象に出くわした。サクソンサイドからの要望であって欲しい。もしも、日本のレコード会社が主導なら完全に時代錯誤である。今のご時世、わざわざCD買って聴く若者がどれだけいる?
昔気質のオジサンは黙っても買うよ、問題は誰に聴いて欲しくて、どうやってサクソンの人気を上げるかだろう。
理由は分からんがガッカリであった。

かつてサクソンは聖飢魔Ⅱと同様、雑誌の影響をもって殺されたバンドである。アメリカンナイズと、タテノリの曲を横ノリになっているなど、にわかに信じられないような批評を受け、雑誌偏重の一部ファンにそっぽを向かれたバンドである。当時、雑誌なんて読んでないワタクシにとっては、サクソンがどんな批評を受けていたから知る由もない、しかし、彼等の音源をカセットテープに録音して聴いていたら、オカマ扱いされたことを今でも覚えている。
それもこれも、雑誌によるアメリカンナイズド発言が全てだろう。スラッシュメタルは定着しないと断言し、レビューするときは音量を下げますと、数々の名言を残した偏見大名の名をほしいままにした名物編集長に、メタルゴットがサクソンのアルバムはアメリカンナイズドされたポンコツだと断罪したのだから、当然の結果なのですが、80年代中期と言えば、メイデンはSomewhere In Time、JPはTURBO、オジーは罪と罰だった。
シーン全体がどれくらい浮かれポンチだったか、メタルを聴き始めた時期だったからピンとはきていないが思い出すことは出来る。今となってはサンセットストリップの悪夢と言われるL.Aムーブメント、あの時代は無かったことにすらなりそうだが、何故?サクソンだけがやり玉に挙げられたか理解に苦しむ。
それだけに、偏見のない若者に耳を傾けてもらわないといけないのに、サブスクの直前での遅配行為には、ただただ腹正しいです。

だれが、レコード会社が用意した資料を叩き台にした美辞麗句が飛び交うライナーノーツを真に受けるんだ?有名な原曲ばかりですよ、ちょっと調べりゃ来歴も分かる時代に、んなものに2500円の価値を見い出せるかね?
10年後にCDが売っているのだろうか?あるとすれば完全受注生産だろう。
CDがレコードにとって代わったのは利便性である。壊れない、持ち運べる、場所を取らない等の事情だ。しかし、レコードの方がジャケは綺麗で豪華に見えるし、付属品も大きい、何よりCDのように脆弱なオーディオ環境でも、それなりの音質で楽しむために、あえて音質のコントロールを行っているわけではないので、条件さえ整えば無限である。
サブスク生活は、持ち運びも何もない、ましてやオフラインでイケる。あらゆる場所で再生可能の無限大である。聴きたい時に好きな音源を無尽蔵なカタログの中から選べる。そこを真剣に考えて欲しいものである。

ワタクシの家にある何千枚のあるCDは、もう無用の長物と分かっているが手放せない。しかし、断捨離しないといけない時期も来るだろう。だからこそ心底思う。無駄な抵抗を止めろである。サブスクのおかげで不正ダウンロードの価値はなくなっている。そこを踏まえて、今後はああいったユーザーを愚弄する背信行為は止めて欲しいものである。

関係ないことをダラダラと書きなぐってしまったが、BURRN!!のレビューに歩調を合わせるだけの自称サクソンファン以外のリアルファンが増えて欲しいと思っている。これだけキャリアがありながらも一度も歩みを止めなかったベテランである。彼等の歴史と重みを多くの人に知ってもらいたいものですね。


SAXON - Inspirations - Bomber ★★★ (2022-05-11 18:36:57)

ベタですけどモーターヘッドの曲が似合わない分けがない
でもベタすぎる
しかしナイスなカヴァーである


SAXON - Inspirations - Evil Woman ★★★ (2022-05-11 18:45:36)

オリジナルよりもヘヴィな味付けのZEPは淡泊さが出てしまった
そして蛇足感のもっとも強い③と流れが悪くイマイチ入ってこないのは曲順の問題
今作の試聴感を悪くしているのは曲順なのは間違いないのだが
予想外のカヴァーをまんまやっている
オジーのいたサバスの曲として知られるがオリジナルはCROWの曲
カヴァーのカヴァーである
オリジナルみたいにホーンセクションを持ち込めば面白かったかも


SAXON - Inspirations - Hold the Line (2021-06-07 20:22:01)

まぁまぁですよね
オリジナルは歌が凄く上手い
あのフィーリングはビフでは出せないでしょう
バックボーンの違いですよ


SAXON - Inspirations - Paint It Black ★★★ (2021-01-16 13:22:35)

今年の3月リリースのアナウンスを昨年末に届けてくれた先行動画
12月にアップされた動画なのですが相当見ましたね
別のアルバムを登録しようとしたら
今作が自動登録出来るとは驚きです
メンバーにゆかりのある場所なのか?
熱狂的なファンではないので分かりませんが
レコーディング場所も面白いですね
そんな裏側も見れるPV
そして原曲に忠実に行われたリスペクト溢れる好カヴァー
老いさらばえたメンバーのオフショットに微妙な空気も流れますが
モノクロ映像と曲がリンクしているなぁ
ビフの枯れた声も合っている


SAXON - Inspirations - Problem Child ★★★ (2021-06-07 20:27:22)

豪快なノリもサクソンに似合います
これも全米制覇を企てていた時代を想起させますね
そして自分たちのオリジナルような親和性があります


SAXON - Inspirations - Speed King ★★ (2021-01-16 13:26:35)

クラシック中のクラシックナンバーをカヴァー
これは1月15日にアップされた動画
次のカヴァー集に対する気合いを感じ取れますが
あくまでもカヴァーはカヴァーです
もう少しリッチー愛を感じたかったかな
スピードキングツインギターヴァージョンを楽しみました


SAXON - Into the Labyrinth ★★★ (2014-05-15 18:25:08)

前作の流れを組む①から気合いが漲っています。第二期黄金期と言っても過言ではない2000年代の風格漂う重厚な世界観は圧巻の一言。質実剛健な飾り気のないベテランバンドが徹頭徹尾メタルしながらもドラマ性を配し自らが築き上げたパワーメタル路線を推し進めつつも、幅の広い楽曲を盛り込み多様性を帯びている点も見逃せません。しかしそれらを集約し拡散しないよう纏め上げた剛腕は流石の一言でしょうね。国内流通はありませんが、アクセル・ルディ・ペル同様にハズレをつかませない安心のブランドです。


SAXON - Killing Ground ★★★ (2010-11-11 17:18:57)

2007年にはラウドパークにも参戦し来日を果たした英国が誇るベテランバンド。けして順風満帆とはいえない苦しい時代を味わいながらもコンスタントにアルバムをリリース、偶然今作を聞いたのですが衝撃は凄かった。時代に即した男前のハードなサウンドを披露NWOBHM云々などどうでも良いくらいにカッコいいです。80年代、90年代と商業的な世界の中でもがき、たどり着いた音に何のブレもなくただただ感服あるのみ、伝統とテクノロジーの融合、らしさを失わない骨太な音が耳元を抉ります。円熟味を増したビフ・バイフォードの歌声も素晴らしいしアレンジ演奏と流石である。2枚組みの過去のリメイクも良いがクリムゾンの名曲をカヴァーした本編こそが僕には襟を正して聞くべき名盤である。『Unleashed The Beast』以降のやり過ぎ感もなく非常にバランスの取れた逸品ですね。サクソンは無駄に走らない方がサクソンらしい往年のスタイルを好む方なら尚更の事でしょう。アメリカンだろうがなんだろうがヘヴィなら時代に擦り寄っても良いって事はありえないので


SAXON - Killing Ground - Court of the Crimson King ★★★ (2010-11-11 17:28:56)

SAXONがクリムゾン?
プログレとは…
素晴らしい名曲をじっくりと聴かせてくれます
カッコいいわぁ
ビックリしましたよ


SAXON - Killing Ground - Deeds of Glory ★★★ (2010-11-11 17:24:33)

威厳すら漂う
サクソン節全開の疾走ナンバー
フックに富んだメロディが印象的です
こういう曲をさらっと放り込んでくる辺りが凄い
男の中の男が醸し出す哀愁が映えますね


SAXON - Killing Ground - Killing Ground ★★★ (2010-11-11 17:27:33)

重心低く突進してくる様がカッコいい
英国風味満点の哀愁は
グイグイと彼らの世界観に引き込まれる
古くて新しい名曲です
インパクト大だね


SAXON - Killing Ground - Rock Is Our Life ★★★ (2010-11-11 17:21:02)

ザクザクと刻まれるギターリフの心地よいこと
伸びやかなビフの歌声もカッコいいですね
コブシを振り上げずにはいられません


SAXON - Lionheart ★★★ (2011-05-15 02:14:39)

英国の伝統を頑なに守りながらも同じ場所には止まらない気概を感じさせるアグレッシブな意欲作。ここにきてここまでパワフルな楽曲を叩きつけてくるのだから恐れ入りました。荒々しさだけではない洗練された勇壮なメロディを奏でるギターのフレーズは聴き手を魅了するでしょう、益々円熟味を増した歌声も説得力をましガッツ溢れる正統派のHM/HRナンバーに負けじと対峙しています。昨今の作品に足りなかった英国風味が、90年代以降、彼らが新たなる拠点となったドイツとの折衷を果たしているのも今作最大の魅力ですかね。お約束の歌メロ、似たような曲調に究極のマンネリズムを感じずにはいられませんが、老獪なテクニックを駆使し、溺れることなく老いて益々盛んな彼らの姿に敬意を表します。


SAXON - Lionheart - Beyond the Grave ★★ (2011-06-19 22:37:09)

艶のある歌声が印象的です
浮遊感のあるメロディ
静と動のコントラストを生かしたメロディアスなナンバー
こういう曲をサラリと盛り込んで来るのが彼らの魅力


SAXON - Lionheart - Flying on the Edge ★★ (2011-06-19 22:49:24)

ヘヴィな今作を締めるのに相応しい
重厚なミドルナンバー


SAXON - Lionheart - Justice ★★ (2011-06-19 22:38:37)

ザクザクと刻まれるギターリフ
ズンズンと突き進んで切るヘヴィなリズム
地味かもしれないが普遍の魅力に溢れている


SAXON - Lionheart - Lionheart ★★★ (2011-06-19 22:34:18)

アルバムのタイトルトラック
ベテランならではの格調高いドラマ性をはらんだ仕上がりをみせている
進化する彼らの姿を投影していますね
メタル界の重鎮としての重みと今を生きる気概を感じさせます


SAXON - Lionheart - Man and Machine ★★★ (2011-06-19 22:29:10)

キャッチーなメロディ
印象的なギターリフ
王道を行くHM/HRナンバー
ビフ・バイフォードの円熟味を増した歌声も映えますね


SAXON - Lionheart - Searching for Atlantis ★★★ (2011-06-19 22:46:50)

ハードでメロウなナンバー
タイトなリズムプレイとヘヴィなギター
メロディを損なわない重厚なアレンジ
アルバムの構成とし曲順的にも素晴らしい
後半のハイライトでしょうね


SAXON - Lionheart - To Live by the Sword ★★★ (2011-06-19 22:41:38)

メロディアスな疾走ナンバー
適度な疾走感と重み絶妙である
もっと分かり易く派手な方が受けるのかも知れませんが
おっさんには丁度良い加減です
ビフの歌声もかっこいいね
長めのギターソロも懐かしい


SAXON - Lionheart - Witchfinder General ★★★ (2011-06-19 22:27:36)

アグレッシブかつパワフル
硬質なギターリフも印象的
ギターソロもカッコいい
アルバムのオープニングを飾る勇壮なHM/HRナンバー


SAXON - Live at Rock Sound Festival 2006 ★★★ (2021-11-09 13:47:28)

2006年に行われたイベントの模様をパッケージしたライブ盤。これが実に生々しいサウンドメイクとなっており目の前でライブが展開されているような臨場感を味わえる。怒気を孕んだステージは2006年という背景をバックに、ビフ・バイフォードは噛みつくように吠えている。老いて益々盛んなるべしという言葉が当てはまるように、①で掴んで、②の豪放磊落パワフルな出だしに身震いさせられます。それはジャイアント馬場が喰らわす脳天唐竹割りチョップからのココナッツクラッシュを彷彿とさせる破壊力をイメージさせるモノであり、スタン・ハンセン流血である。
とにかく現役感バリバリです。元々演奏の上手さで酔わせるバンドではないので、この荒っぽさも逆に魅力的に感じさせるのが老獪なテクニックを駆使すると言うことでもあろう。新旧の楽曲を混ぜても困惑することのない筋の通ったバンドサウンドの凄み、2006年という背景を味方につけて、古典ロックを全開でやりきっている。当時は、まだまだリバイバルブームが沸騰寸前だっただけに、この選曲とステージは重要な意味があったろう、そういう知識を頭に描いて聴けば見えてくる景色も違いますよ。
日本ではアメリカン何チャラと吊し上げられ求心力を失った老舗のブリティッシュロックバンドです。誰かがかつて言っていました、裏切ったのはサクソンではないファンの方だと、今作のようなパワフルな作風を耳にするたびに、いつもその言葉を思い出します。リアルサクソンファン以外にもインパクトを残すガチムチのパワフルサウンドはステージの上で猛り狂っている。選曲もいいぞ!!


SAXON - Metalhead ★★ (2014-05-15 18:06:05)

時代を見据えたパワフルなサクソン節を堪能できる1999年リリースのアルバム。英国の伝統を背負いけして古臭くなることなく今を生き抜く姿は圧巻の一言、ここにはデスもないし大げさな仕掛けもない、激速もない明るさもない小学生でもわかるような単純さもない、そこに個性を見出せず中途半端に映り込むのも理解できますが、重苦しい緊張感と隠せない哀愁と勇壮なメロディ、男気あふれる一本筋の通ったシリアスな力作となっている事は間違いなく、もうちょっと華やかなほうが従来のサクソンらしいと思う面も当然ありますが好む好まざるを得ず認めざるおえない説得力をまとっています。紆余曲折を経てたどり着いた正統性と伝統を頑なに守る世界観は2000年へ向けての快進撃を予見させる充実の仕上となっています。個人的にはもうチョイキャッチーな方が好きですけどね


SAXON - More Inspirations ★★ (2023-07-18 13:24:41)

原点を見つめ直すようにカヴァーアルバムInspirationsを制作。その意味合いは大きなモノとなったのか、多くのファンが待ち望んだ80年代型のスタイルを見つめ直した作風で迷いを吹っ切ったCarpe Diem。近年のマッチョなヘヴィロック路線は少々、肩が凝るものだったが、彼らは見事に帰還を果たした。そして、次がまたカヴァーアルバム。正直、インターバルが短い為に鮮度がない。
あまりタイムリーな作風とは思わないのだが、ビフ・バイフォードのルーツに迫るという追体験を求めるファンには重要が多いのだろうが、個人的にはベタ過ぎるぞと思い、イマイチ乗り切れなかったりするのだが、こういう企画モノは古典を見直すにはちょうど良い機会でもあります、最近サクソンを知った若い人には、是非ともルーツの共有を楽しんで欲しいですね。
そして各バンドや参加メンバーを掘り下げ辿ればメディアに頼らなくとも色んなバンドに巡り会えます。


SAXON - Power & the Glory ★★★ (2014-05-13 18:19:13)

まずは時代を見据えた一枚ですよね。従来の勢いを維持しつつもメジャー感のあるスケールの大きな作風へとシフトチェンジ、緊張感のある威厳に満ちた貫禄の一枚へと仕上げていますね。流石はNWOBHMシーンを牽引してきたバンドだけの事はありますね。疾走感の哀愁のメロディが更に進化した①からして気合いが漲っています。似たようなメロディラインを行ったり来たりするだけの歌メロなんだけど、不思議なくらいメロディアスに感じ似て非なる曲を作るのが本当に上手い、このあたりに僕は熟成されたバンドの風格を感じずにはいられません。④のような曲を上手に料理するんだから初期の頃とは違う面を巧みに見せていますね。同じ場所に踏みとどまりチマチマとしない彼らの気概に大きなロック精神を感じます。でも「THE EAGLE HAS LANDED」のあとに聴かされると違和感がないとも言いません。メジャー感の増した彼らの意欲作、個人的には緊張感溢れる名盤だと思います。


SAXON - Power & the Glory - Midas Touch ★★★ (2016-09-20 13:15:19)

哀愁の英国風味が漂うミドルナンバー
SAXONらしいですね


SAXON - Power & the Glory - Nightmare ★★★ (2016-09-20 13:09:10)

新たなる魅力を提示したメロウなメロディが耳を惹くミドルナンバー
どこかやらされている感は無きにしも非ずですが
泥臭いバイカーズスタイルとは違いますがエエですよ


SAXON - Power & the Glory - Power and the Glory ★★★ (2016-09-20 13:00:02)

LIVEでも重要なレパートリーとなっているタイトルトラック
今までの彼らとこれからの進むべき方向性を示唆しているようなスケールの大きい一曲
リフも相変わらず力強い
こういう似たり寄ったりの歌メロがビフ・バイフォードなのです


SAXON - Power & the Glory - Redline ★★ (2016-09-20 13:02:14)

ハードブギーな一曲
アタッキーなピッキングが耳を惹きますね


SAXON - Power & the Glory - The Eagle Has Landed ★★★ (2016-09-20 13:17:25)

アルバムのラストを〆る7分弱の大作ナンバー
ドラマ性の高い構成が魅力の一曲
ラストにドーンと鎮座してますよ


SAXON - Power & the Glory - Warrior ★★★ (2016-09-20 13:06:14)


ツインリードのハモリもカッコいい豪快な一曲
今作にはこのようなダイナミックが曲が多い
走らなくともSAXONはSAXONだと知らしめていますね


SAXON - Power & the Glory - Watching the Sky ★★ (2016-09-20 13:13:28)

元気印満点のキャッチーなリフワークが印象的です
初期からリアルタイムで聴いていたファンにとっては落胆も大きかったでしょうかね?
派手なソロなど時代を感じさせますよ


SAXON - Rock 'n' Roll Gypsies ★★★ (2021-11-09 13:19:53)

短命に終わった『Destiny』のラインナップ。個人的には歌モノが大好きなのでOKな作風だが、大胆に売れ線志向に舵を切った時代でもあり、長続きはしないだろうと感じてました。そんな関係もあるのか、このライブではリズム隊が変更。ナイジェル・グロックラーが戻り、付き合いが長くなるニブス・カーターの名前が初めてクレジットされたのが今作であった。リアルサクソンファンにとっては、このアルバムはそういう意味での記念碑的な意味合いもあり以外と着目される一枚でもある。
一部の雑誌崇拝者の影響もあり渡米後の彼らがいわれのないバッシングを受けた事実を知るものとしては同情を禁じ得ないのだが、今の若い人は雑誌を読まないと聴いたのである意味一安心です。余計なバイアスが掛からない今だからこそ、機会があれば聴いて欲しい一枚。プロデューサーにビフ・バイフォードのクレジットがあったように、今作はALLサクソンで作り上げた渾身のライブ盤である。
ちなみに私が所持しているモノには③④がない10曲入りなのですが、ここで収録されている⑤⑥⑦⑧の流れが素晴らしく、熱の籠もったサクソンナンバーが目白押し、新たなるロックアンセム⑤、ドラマティックな⑥、そして哀愁溢れる、これまたドラマティックな⑦と流れアタッキーな⑧へと進む展開はグッときますよね。楽曲が寄せ集めあのか、ぶつ切り感があり歓声もわざとらしさがあるのだが、それでも渡米後の彼らの雄志が目に浮かぶようなベストアルバム的な側面もあり、初期の頃のバイカーズスタイルの曲が収録されていないというのが面白い。掟破り感が漂い、じゃないサクソンの楽曲が多いのだが、それでもこれもサクソンと言える裏メニューが満載であり彼らのファンにとってはありがたい一枚だろう。
今は2021年である、そりゃ一度はBURRN!! の批評に完全に乗っかり調子こいたかも知れないが何時までも強がっていないでと言いたいですね。本当に恥ずかしいよ。お里が知れているんだもの、だって、めちゃくちゃアメリカンナイズドされまくった他のバンドの作品を絶賛して、サクソンだけ×って説明がつきませんからね。古参の方にはそういうチャンスを与えてくれる昔のアルバムですよと言いたい。そんな風評被害を知らない若い人には、随分と新鮮な感触を覚えるでしょうね。バッキバキのムッキムキな昨今のパワーメタルサクソンよりも聴くべきアレンジと楽曲が多いですよ。間違っても縦ノリの曲を横ノリではやっていませので…そして、これこそアメリカンナイズドなライブアルバムだと言っておきます。


SAXON - Rock the Nations ★★★ (2014-05-13 15:42:13)

アメリカ市場を意識しすぎた歌中心のキャッチネス路線と距離を置き、まだまだアメリカンな風合いを根強く残っていますが、従来のリフワークが復活してきた1986年リリースのアルバム。②なんてモロにあの空気を感じまよね。とは言え⑦⑩ではピアノでエルトン・ジョンが参加するなど違和感もあり微妙な空気が流れます。ビフの平坦な歌い回しも独特のメロディラインが印象度を高めるキャッチーな③なんかもあざとさが薄れ、やる必要のない路線かもしれませんが安定感のある演奏とアレンジは流石だなぁと感心させられます。疾走感やハイカーズサウンドとは異なるノリに違和感を持たれ中途半端な作品として人気も薄いようですが、個人的には大人になった深みのあるサウンドは実に心地良いんですけどね。SAXONはアルバムの枚数が多いので、流石にこれから聴けとは言いませんが小手先の技で逃ないベテランならではの醍醐味を感じますね。らしさとアメリカ市場を意識した今作、メロディアスに舵を切った「DESTINY」とアメリカンナイズされすぎた前作「INNOCENCE IS NO EXCUSE」との間をいったような一枚ですね。ちなみに僕が持っているのはボートラ8曲入りの音質は格段に良くなったヴァージョンなんで余計にそう感じるのかもしれません。 


SAXON - Rock the Nations - Battle Cry ★★ (2016-09-21 14:43:19)

往年の空気を纏った英国風味満点の一曲
軽めのミックスが気になりモロ手を挙げて喜べないのが難点


SAXON - Rock the Nations - Northern Lady ★★★ (2016-09-21 14:53:44)

アルバムを〆るのに相応しい曲ですね
光る汗が似合うロッカバラード


SAXON - Rock the Nations - Rock the Nations ★★ (2016-09-21 14:41:40)

前作の流れを組んだ印象を強く持たされる今回も走らないオープニングナンバー
アメリカンですね


SAXON - Rock the Nations - Waiting for the Night ★★ (2016-09-21 14:46:52)

アメリカンだねぇ
その前の曲との繋がりを考えるとKISSの英国版に聞こえてきますね


SAXON - Rock the Nations - We Came Here to Rock ★★ (2016-09-21 14:50:02)

今アルバムを象徴するような楽曲
英国の伝統とアメリカ色を同化しようと苦心していますね


SAXON - Sacrifice ★★ (2015-10-19 16:45:42)

アナイアレイターやモーターヘッド等と同じドイツを主戦場にするUDR Musicに籍を置き精力的な活動を続ける英国のベテランバンドが2013年リリースのアルバム。思わせぶりなイントロのあとミドルナンバーで幕が開け、一瞬肩透かしを喰らった気分になるのですが、前作よりもソリッドかつ剛毅なジャーマンメタルにも通ずる昨今のサクソンサウンドが復活、続く③もアイリッシュなフレーズを随所に盛り込んだヘヴィな曲と続き重々しい雰囲気で幕が開けます。しかし④ではサクソンらしい哀愁のメロディを含んだ疾走ナンバーを披露、ここからエンジンが掛かりだしキャッチーな⑤の単純に走るだけではないアレンジの旨味を堪能し、王道R&Rナンバーの⑥と続きます。いかんせんビフの毎度おなじみの似たような音階を行ったり来たりする歌メロなのでマニア以外には変わり映えしない音楽性と映るのでしょうが、そこがサクソン最大の魅力の一つなので楽しめなければサクソンは聴かない方がよいでしょうかね?お約束ナンバーの後に構えるは、彼らがキャリアを積んだだけの大御所ではない現役バンドの凄みを体感させてくれるヘヴィな⑦に始まり、三連が気持ちいい哀愁のあるメロディが映える⑧ここで聴けるビフの色気のある唄が凄い、貫禄たっぷり重厚なリズムがズッシリと響く⑨のカッコ良さ(転調せんでもええよ)とヘヴィな曲が続き、割と地味なオープニング、中盤では王道スピードサウンドが続き、所謂マンネリ感が漂う中でガツンとかましてくれる事で2000年以降の新生サクソンとしての矜持を保ったように感じます。だからこそ⑩のような曲でアルバムを閉めたのでしょう憎い演出ですね。前作もそうだったのですが、今作もこの曲というリーダートラックがない分、地味に感じる面はあれど、今の時代を取り込みけっして過去の焼き回しで終わらないベテランバンドの気概、どこを切っても紛うことなきヘヴィメタルサウンドの凄みに改めてひれ伏しますね。

ちなみに今作にはデジパック仕様の2枚組とデカイポストカートにTシャツとLive In HaalemのCDがついた3枚組があります。僕がもっているのは3枚組みなのですが、この2枚目が熱い。一部のマニアにはいまだに認められてもらえない「Crusader」から2曲リメイク。ブルージーな「Just Let Me Rock」に「Crusader」はストリングスを大胆に導入した新生ヴァージョン。「Solid Ball of Rock」収録の「Requiem (We Will Remember) 」はアコギヴァージョンで生まれ変わり、同じく1st収録の「Frozen Rainbow」、そして「Forever Free」の現ラインナップによりセルフカヴァーと興味深い楽曲が収録されています。


SAXON - Sacrifice - Crusader (orchestrated version) ★★★ (2015-10-19 15:53:00)

すこぶる評判の悪いクルセイダーのオーケストラヴァージョン
以前にもリメイクされたりLIVE音源としてもかたき討ちを果たすべく
何度も世に出ていますが今ヴァージョンも素晴らしい出来栄えですね
元来からあるスケール大きさがストリングスの導入により更なるドラマ性を生んでいます


SAXON - Sacrifice - Forever Free (re‐recorded version) ★★ (2015-10-19 16:05:14)

LIVEでも重要なレパートリーとなってる曲
キレも凄みも増した今の彼らを推し量るに相応しいリメイクでしょう


SAXON - Sacrifice - Frozen Rainbow (acoustic version) ★★★ (2015-10-19 16:00:12)

ため息が漏れますね
エエ雰囲気のアコギヴァージョンです
力強いビフの歌声がこれまた映えます
良いメロディが詰まった名曲が蘇りました


SAXON - Sacrifice - Guardians of the Tomb ★★★ (2015-10-19 15:22:31)

小技の効いたキャッチーでメロディアスな一曲
中盤の盛り上がりも憎いね
個人的には今作のハイライト


SAXON - Sacrifice - Just Let Me Rock (re‐recorded version) ★★★ (2015-10-19 15:58:28)

年輪を重ねた艶やかな歌声が映えます
年季の入った演奏が渋みも増し全般的に雰囲気が良くなっています
一部のマニアから不評を買ったアルバムの曲を抜粋する辺りに大きな意味を感じます


SAXON - Sacrifice - Made in Belfast ★★ (2015-10-19 15:44:17)

随所にアイリッシュフレーバーを盛り込んでいますね
サクソンらしい一曲です


SAXON - Sacrifice - Night of the Wolf ★★★ (2015-10-19 15:34:35)

アイリッシュフレーバーたっぷりのヘヴィなミドルナンバー
ここではイイ感じで力を抜いた貫禄の歌声を聴けます
古典的な手法に乗っ取った曲作りも活きる3連符もカッコいいですね
こういったミッドテンポの曲を4分代でしっかりと仕上げる辺りが憎い


SAXON - Sacrifice - Requiem (acoustic version) ★★ (2015-10-19 16:02:21)

Solid Ball of Rockからシングルカットされた曲のアコギヴァージョン
ビフのエモーショナルな歌声が素晴らしいです


SAXON - Sacrifice - Sacrifice ★★ (2015-10-19 15:42:09)

ジャーマンメタルにも通ずる昨今のサクソンらしいリフワークが聴けます
ヘヴィな曲に哀愁のあるメロディの導入にらしさを魅せますね
割と地味なオープニングナンバー


SAXON - Sacrifice - Stand Up and Fight ★★★ (2015-10-19 15:24:59)

こちらもキャッチーですね
似たようなメロを行ったり来たりするビフ節も健在
もはやお約束の紋切り型サクソン節炸裂のロックナンバー
哀愁のねじ込み方が憎い


SAXON - Sacrifice - Standing in a Queue ★★ (2015-10-19 15:38:47)

オーソドックスならしい一曲ですね
あえて最後にこの曲を持ってきたのでしょう


SAXON - Sacrifice - Walking the Steel ★★★ (2015-10-19 15:28:35)

凄みを増したビフの歌声がビンビンと耳に響きます
ズッシリとくる腹にくるヘヴィなミドルナンバー
スローパートの盛り込み方み濃淡の付け方が上手いですね
貫禄の一曲です


SAXON - Sacrifice - Warriors of the Road ★★ (2015-10-19 15:47:29)

サクソンらしい哀愁のメロディが映える疾走ナンバー
相変わらずの歌メロに熱狂的なファン以外には退屈に感じるでしょうが
そこがサクソンの美味しい所なのです
ビフ・バイフォードはこれで良い


SAXON - Sacrifice - Wheels of Terror ★★★ (2015-10-19 15:36:28)

重ぐるしいヘヴィなグルーブがカッコイイ
転調してアップテンポになる展開も悪くない


SAXON - Saxon ★★★ (2012-05-26 01:48:04)

1990年に入りメタルバブルも陰りが見え、メタリカの全米No1を僕は遠くから見ていた気がします。単に普通のメタルが聞きたい、その衝動に駆られ、また自分は本当に何が好きなのかを探す旅に出ました、1991年にGREATEST HITS LIVEを手にしたのがサクソン初購入、それまではPVを見たこともあるしベスト的な曲を知っていましたが当時はサクソンの初期の作品を手に入れずらい環境だった記憶もありますね。メイデンと並ぶNWOBHMの帝王、最初はピンと来ませんでしたからね、時を経て20代にもなれば音楽的な嗜好も徐々に成熟してきました、そんな時に聞いたのがSAXONの1st、後の彼らの作品では聞かれないタイプの曲ですが英国的な湿り気を帯びたメロディが織り成す組曲のような①と②に惹かれましたね。キャッチーな③プログレテイスト溢れる④⑧後の彼らの魅力に通ずる⑤⑥⑦とバラエティに富んだ楽曲が詰まっています。こじんまりとしたサウンドプロダクションに物足りなさも感じますが、1stにてこのクオリティは流石ですね。おっさんになればなお染みてくる彼らの魅力、時系列で彼らの作品に触れることも無いでしょうが、老いて益々盛んなベテランバンドの記念作、是非ともご賞味してほしいですね。後の躍進が垣間見える姿に興奮しますよ。
このアルバムを聴けば2枚目からNWOBHMに触発され当然変異したということを実感できるでしょう。


SAXON - Saxon - Frozen Rainbow ★★★ (2012-05-26 01:28:54)

1stなれではの色彩美
全曲の流れを組むメロディアスなナンバー
叙情的なフレーズもいいですね


SAXON - Saxon - Judgement Day ★★★ (2012-05-26 01:31:28)

多様性を帯びたアイデアを巧みに料理していますね
こういう曲も悪くないです
英国的な音が好きですね


SAXON - Saxon - Rainbow Theme ★★★ (2012-05-26 01:26:23)

湿り気を帯びた哀愁のメロディ
ドラマ性を感じさせるアルバムのオープニングナンバー
次の曲との流れも素晴らしいですね


SAXON - Solid Ball of Rock ★★★ (2011-03-11 01:21:43)

シングルカットされた③のらしくない売れ線ナンバーのせいか軟弱な印象を持たれるでしょうが英国の伝統とアメリカでの成功を目指し葛藤する姿が滲み出てた好盤だと思います(個人的には①はメタル史上における名曲)全般的に洗練された雰囲気が漂い彼等なりの大衆性とメタルな世界観を感じさせます。なにをしてSAXONかで評価が分かれるでしょうが一発大技のあるバンドと思って聴いたことのない僕には大いに楽しめるアルバムでした
(うっかりするとさらっと流れてしまうのが難点)後半少々だれますが低迷期を脱出しようとする彼らの気概に引寄せられました


SAXON - Solid Ball of Rock - Ain't Gonna Take It ★★★ (2015-09-08 14:45:02)

往年の空気に包まれたお得意のハードでブギーな一曲
メロディアスですよね


SAXON - Solid Ball of Rock - Altar of the Gods ★★★ (2011-03-11 01:05:04)

勢いのあるアッパーな疾走ナンバー
ギターソロも好きです
ビフの声域の狭さをもろともしない
力強さがカッコいいですねぇ


SAXON - Solid Ball of Rock - Baptism of Fire ★★ (2011-03-11 01:09:00)

アルバム全般に言えることなのですが
メジャー感のある疾走ナンバー
適度な湿り気と爽快感を感じさせてくれます
ビフの歌声があればサクソンだと思います
洗練度が評価の分かれ目でしょうか


SAXON - Solid Ball of Rock - Crash Dive ★★ (2015-09-08 14:50:00)

力強い一曲
色気のあるビフの歌声もエエです


SAXON - Solid Ball of Rock - I Just Can't Get Enough ★★★ (2015-09-08 14:42:43)

キャッチーなサビメロも印象的ですね
聴かせる味のある一曲です
ポップなんだけど貫禄に満ち溢れています
流石だね


SAXON - Solid Ball of Rock - I'm on Fire ★★★ (2015-09-08 14:48:10)

スケール大きなロックサウンドが心地よい
ほんのりと哀愁が滲み出ているのも好印象
起死回生を狙った今作ならではの一曲
勢いで聴かせるだけではない落ち着き方が素晴らしい


SAXON - Solid Ball of Rock - Lights in the Sky ★★ (2011-03-11 00:59:03)

メロディアスかつキャッチーなナンバー
狙いすぎ感が少々鼻につきますね
洗練されていますよ


SAXON - Solid Ball of Rock - Overture in B-Minor / Refugee ★★★ (2011-03-11 01:11:32)

ダークな質感が滲み出ています
哀愁のヘヴィバラード
味わい深い一曲です


SAXON - Solid Ball of Rock - Requiem (We Will Remember) (2015-09-08 14:39:24)

硬派な質感のアルバムにおいて妙に明るい一曲
方向性をぶれさせるキャッチネスさが賛否を分けさせますね


SAXON - Solid Ball of Rock - Solid Ball of Rock ★★★ (2011-03-11 00:53:00)

キャッチーな唄メロがいいですね
ハードで小気味良いソリッドなミドルナンバー
勝手に身体がスイングし足踏みしたくなる名曲ですね


SAXON - St.George's Day Sacrifice-Live in Manchester ★★★ (2022-02-07 05:30:44)

アルバム『Sacrifice』に伴うツアーの模様を収めたライブアルバム。MCもカットされずソロパートもあるために完全実況盤としての様相を呈しているがバイオは分からないで割愛させてください。
彼らがセント・ジョージの日を大切にしているのはファンなら周知の事実ですが、その日にマンチェスターで行われた音源というのもファン心理をくすぐりますよね。
アルバムは比較的ヘヴィで武骨なパワーメタル色が強かったのですが、ライブではサクソンらしいブライトな音質に変換されており、良い意味で古い曲と混ざり合っても違和感がない、むしろ昔のヒット曲とならんでも違和感のない仕様になっているのだが、2014年に、ここまで現役感の強いスタイルを保持している事に驚かされる。老いては益益壮んなるべし、このバンドに陰りはみえない。
活きのいいステージと同じくらい貫禄を出しているのだが、その深みが増した旧来の楽曲における、いぶし銀のプレイの数々にニヤリとさせられますね。中盤は腰の据えたミドルナンバーが多いのですが、後半は畳みかけるように代表曲を連発、その中に新作から『Stand Up And Fight』が混じっても違和感を抱かせない統一感にこそ、サクソンが変わらずに自分たちの音楽を研磨してきた事を知らしめます。日本以外の国と言うか、日本でも一部の熱狂的なメディア信者の影響のみで語られるアメリカンナイズドSAXON時代の名曲も、このアルバムでは映えまくり、『Power and the Glory』『Broken Heroes』『Crusader』などは、ライブでも重要なレパートリーとして機能、彼らがどれくらい多くのロックアンセムを所持しているか知るでしょう。
新旧の魅力を違和感なく伝えた渾身のライブアルバム。このバンド、スタジオ作に負けないくらいライブアルバムを出しているのだが、どれから手にして良いか悩むでしょうね。特に若い人は大変かと思います。とりあえずサクソンは何時の時代もタテノリの曲をヨコノリではやっていませんので、安心してどの時代からでもチャレンジしてください。


SAXON - Strong Arm of the Law ★★★ (2012-05-26 02:16:46)

確実にレベルUPしています1980年リリースの3rd、タイトルからしてカッコいいパワフルな①で始まりツカミはOK。メロディアスなイントロのフレーズと疾走感に悶絶する②の流れのカッコよさは筆舌に値します。何度聞いてもカッコいいね。力強さと色気を増したビフのシンガーとしての成長も著しくメジャー感の演出に一役買っていますね、マイナー臭等皆無、カッコいい豪快なギターリフと適度な重量感を増しつつも息苦しくない一流なサウンドを轟かせる今作の魅力は今なお色褪せませんね。


SAXON - Strong Arm of the Law - 20,000 ft. ★★★ (2014-09-05 13:00:57)

バイカーズサウンドなんでしょうね
彼ららしい疾走ナンバー


SAXON - Strong Arm of the Law - Dallas 1 PM ★★★ (2014-09-05 13:06:26)

ある意味アルバムのハイライト
サクソンらしい手腕を感じさせます
軽快なノリと重厚さが堪能出来ます
基本はバイカーズってのが良いね