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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 7001-7100
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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 7001-7100
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NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - Despair Caprice ★★★ (2015-03-21 13:07:50)

クラシカルフレーバーも隠し味に
甘口なメロディが力強く躍動する一曲
リフワークにおけるアイデアの豊富さもさることながら
若井のパワフルだが情緒豊かなフレージングが随所に炸裂
アルバムの9曲めに差し掛かってもアイデアは衰えませんね


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - End of Sorrow ★★★ (2015-03-21 12:36:34)

小野正利のハイトーンも心地よく響きますね
甘美なメロディとキャッチネスさがガッチリと聴き手のハートを掴んでいくでしょう


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - Fight to Win ★★★ (2015-03-21 13:10:04)

小野正利先生の情熱的歌声が迸ります
何ともいえぬクドく聴かせないクラシカルさが凄い
叙情的フレーズが大河の如く流れだす若井のプレイは
見た目の麗しさ同様に光り輝いています


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - Ready for Rock ★★★ (2015-03-21 12:40:14)

いい意味で肩の力が抜けたロブ・ロックの歌声が耳を惹きます
リリカルでキャッチーなサビメロに胸キュン
クラシカルフレーバーも隠し味にキリッ締めるアレンジが
甘口な様式美ナンバーとして安易に聴かせません
素晴らしいねぇ
ベテランリズム隊もエエ仕事をしていますよ


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - Requiem for a Scream ★★★ (2015-03-21 12:31:01)

血液型パープルなアルバムのオープニングナンバー
叙情的なフレーズが鮮やかに駆け抜けます
確かな表現力とオペラティックと称されるロブ・ロックの歌声もバッチリハマっています
彼にはこれくらい余裕を持って歌って欲しい
主役である若井はプレイヤーのみならず
コンポーザーとして類まれな才能を持ち合わせている事を如実に語る一曲


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - Requiem for a Scream ★★★ (2015-03-21 13:12:32)

ボートラですが贅沢です
森川之雄とロブ・ロックの違いを堪能しましょう
この手の北欧風な曲に大田カツは合いますが今回は完全に出来上がったものに
ちょっと顔を出しただけですね


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - Still Burning ★★★ (2015-03-21 12:44:31)

歌うは森川之雄
獣性を帯びた艶やかな喉を柔軟に使いこなす彼の卓越した表現力に唸ります
メロウなフレーズと力強い三連のリズムがカッコイイ
若井の繊細なニュアンスとフラッシーさがこの手の曲でも遺憾なく発揮されていますね


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - Sweet Vengeance ★★★ (2015-03-21 12:34:48)

アンセムの森川が歌うクラシカルな味付けも程々に効いたメロデイックな様式美ナンバー
この手の曲を歌って欲しいが機会が無かっただけに嬉しいですね
梶山章とも清水昭男とのハリウッドでも自身のバンドパワーヌードでもやらんかったからね
若井の歌心溢れるテクニカルなプレイとフレージングの上手さに唸らされます
王道メタルですよ


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - The Trigger ★★★ (2015-03-21 12:59:24)

歌うはロブ・ロック
彼のナイーブな声を最大限に引き出し剛柔の魅力を反映させていますね
パワー一辺倒のアメリカンロックじゃない曲を歌う姿はある意味で貴重です
繊細でワイルドなギターと歌声がマッチした甘美なメロディが攻撃的に迫る一曲
仕掛けの多いフックに富んだ展開が好きです


NUCLEAR ASSAULT - Game Over ★★★ (2016-04-19 13:28:08)

アンスラックスに籍を置いていたB.ダン・ルリカーとVo.G.ジョン・コネリーの二人が中心となって結成されたニューヨークが生んだハードコアスタイルのスラッシュメタルバンドの1st。当時としては先鋭的ともいえるほど過激なスタイルの音楽性を極めており、その切迫感溢れるリフと強靭なリズムのダイナミックさと、追い立てられるジョンのヒステリックな歌声もバッチリとハマりオリジナルティ溢れる音楽性を披露。異様なまでの緊張感溢れる音楽性、そのコンクリートサウンドが轟かせる危険な香り漂うハードコアメタルは実に凶暴で、ダンの印象的なフレーズを刻むベースもさることながらT.TQuickにもいたグレン・エヴァンスの強烈なドラミングは、破壊力に満ちた音楽性の中で猛烈なインパクトを残していますね。


NUCLEAR ASSAULT - Game Over / The Plague ★★★ (2023-01-29 16:26:20)

単体ではCD化されたいないような気がする1stと2ndの合間にリリースされたEP。アナログ盤はHigh Roller Recordsから2016年にリリースはされています。今や1stのボートラとして機能しているのですが、今作のポイントは、次のアルバムのつなぎでリリースしたモノや、所謂、ヴァージョン違いやデモ等で、お茶を濁さない正真正銘のEPであることがありがたい。
パンチの効いたドラムと存在感の強いベース、強靱なリズムプレイが爆音総攻撃の後方支援ヨロシクとバンドサウンドを底上げ、いい意味での多様性はアーティストとしての自由なマインドであり、好奇心を失わない姿勢は大いに買いでしょう。メランコリックな④などはバンドの新境地と言えジョン・コネリーの違う面をアピール出来ているだろう。何を聴きたいかで評価も大きく分けそうだが、とりあえずファンならば安心して聴ける一枚ですね。やはり創作面の工夫を汲み取れるという点はポイント高しである。


NUCLEAR SIMPHONY - Lost in Wonderland ★★★ (2019-07-31 12:29:35)

イタリア産のテクニカルスラッシャーによる1st。トリオ編成ならでは最小限に演出された展開は、緻密な要素が強く構成力の高さに唸らされます。オープニングから、少々アイデアの拝借もあったりするのだが、スラッシュ由来のドラマ性と攻撃性、無駄流れを感じさせないクールさ、それらを飲みこんだ威圧感はスラッシュマニアにとっては頼もしく映るでしょうね。

時代的に雨後の筍のごとく氾濫したスラッシュ勢、国内盤もテイチクから出ているが大きな話題になる事無く消えてしまった。次の一手がなかったと言うのも消えたスピードの拍車を掛けているのが残念。無名だから云々言われそうだが、リズムの乱れもないし、プレイ全体から漲る迫力はデビュー作をは思えない充実感を誇っている。古典を踏襲した旬な音だから、説得力と厚みがあったのも好印象だった。


Niagara - Now or Never ★★★ (2014-01-07 10:59:50)

Keyを含むスペイン出身の5人組による1988年リリースの1st。王道中の王道はど真ん中を闊歩する叙情派メロディアスHM/HRサウンドが聞けます。音質の薄っぺらさは気になりますが、軽やかなフレーズを刻み楽曲に彩りを添えるkeyの活躍ぶりも目が行きますが、時代を感じさせるギターヒーロー然とした華やかなプレイと、聞き手を飽きさせることなく4分半のドラマを見せつけてくれます。後半尻すぼみ感もありますが中盤で聞ける硬質なメタルチューンにバラードなども配し押さえるところはしっかりと押さえ抜かりのない構成もバンドのポテンシャルの高さを物語、1stとしては申し分ないクオリティを兼ね備えています。80年代ならではの味わいが普遍的な魅力となりワタクシの耳に癒しと運んでくれます。余談ですがTHE MANZAIを見ていて確かにウーマン・ラッシュアワーは面白いでしょうが、漫才として見ても、フリートークの技量を考えても千鳥が優勝するべきと感じました、新しいことと外れない王道、目先を変える事と様式を守り頑なにスタイルを貫く姿は別のベクトルのような気がします。時代にすり寄り本来あるべき姿を見失い裏番長が王道となりつつある今のメタルシーンはワタクシにとって、もはや別の世界です。懐古主義のイカレタおっさんと言われようが、いろんな意味で悲哀を感じさせるメロディとキャッチネス、唄を楽器の一部としないで聞かせることに拘るアレンジ、機械的な刻みではないうねりのあるリズム、普通の事が普通に認知された、この時代にノスタルジーを感じ今だからこそ楽しんでおります。タイム感が違うし肌にも合わないものを流行り廃りで音楽を聴くくらいなら、最初からメタルに手は出しません。そんな自分を慰めてくれるスパニッシュメタルが放つ今作は正統派命の方に是非とも聞いてもらいたい一枚です


Niagara - Now or Never - I Should Be Stronger ★★★ (2014-01-07 11:06:42)

こちらもパワフルに疾走していきます
リフワークも冴えますね
伸びやかなハイトーンも決まっています


Niagara - Now or Never - I Will Be There ★★★ (2014-01-07 11:39:19)

軽やかなステップを刻む音色を奏でるKeyが印象的ですね
正攻法で責める叙情派スパニッシュHM/HRバンドの魅力がギュッと凝縮されています
カッコいいわ
お約束だけどソロの入り方とか好きですね


Niagara - Now or Never - Live on the Line ★★★ (2014-01-07 11:14:36)

アルバムのラストを飾るパワフルなミドルナンバー
真っ向勝負の今作を象徴するような締めくくりですね


Niagara - Now or Never - No Conversation ★★★ (2014-01-07 11:09:04)

メロディアスなミドルナンバー
堂に入ったアレンジが炸裂します


Niagara - Now or Never - Now or Never ★★★ (2014-01-07 11:04:57)

軽やかなイントロの裏で鳴るラウドなドラム
刻まれるギターリフ
メロディアスかつパワフルに駆け抜ける様に王道HM/HRの定義を感じます
お約束感満載もガッツポーズが出ますね
久しぶりに聞いたけどええわ


Niagara - Now or Never - Secret Lover ★★★ (2014-01-07 11:12:50)

地味目ですが安定感がありますね
チョコチョコと琴線を刺激する
メロセンスが好きです


Niagara - Now or Never - Take My Hand ★★★ (2014-01-07 11:02:27)

美しいメロウなバラード
コーラスワークも映えますね
曲順も絶妙です


Niagara - Now or Never - Walking ★★★ (2014-01-07 10:57:51)

Keyが音に厚みを与えています
力強いメロディックなHM/HRナンバー
華やかな時代が蘇ります


Niagara - Now or Never - You Belong to Me ★★★ (2014-01-07 11:10:26)

コーラスワークも映えますね
哀愁のメロディアスハードポップナンバー


Norden Light - Shadows from the Wilderness ★★★ (2016-08-19 13:10:46)

シルヴァーマウンテンの2ndでリードシンガーを務めたクリスター・メンツァーが中心となり、スタジオミュージシャンとして生計を立てていた昔の仲間に声を掛け作り上げた1987年にリリースした唯一のアルバム。所謂北欧独特の甘美なメロディにラフな歌声が乗るという微妙なかみ合わせではありますが、総じて質の高い演奏とアレンジに支えられた楽曲は聴き応え十分、もっとクラシカルさや甘ったるさ、さらにはキャッチーさなどのコマーシャル性を際立たせた作風が多い北欧スタイルの中で、今作は堅実さゆえの地味さはあるが、実にバランスの良い仕上がりとなっていて、そのタイトなリズムの刻みは可能性の広げ、職人肌のギターとキーボードの絡みは空間演出に大いに活躍しております。でもクドクならない作風の中でも無頼なクリスターの歌声はクセが強い。ちなみに今作でドラムを叩いているのは後にインギーのエクリプスに参加するマイケル・フォン・ノウリングですね。


Norden Light - Shadows from the Wilderness - Crossfire ★★★ (2016-08-19 13:14:41)

北欧らしい透明感もありアルバムの中でアクセントになっていますね
サビではポップに弾けます


Nucleator - Home is Where War is ★★ (2014-09-05 14:11:03)

ドイツ産のデスラッシュな5人組による2012年リリースの1st。冒頭からマシンガンの音が聞こえてきたりと戦争を題材にした曲を収録されアルバムジャケットから想像出来るような攻撃的で社会性の強いサウンドが聴こえてきそうです(⑦のトレブリンカはドイツ軍の忌まわしき収容所だったのですが、施設を放棄する際にバレではイケないと隠ぺいを計り、施設の場所に木々を植え森に見せかせた、許されざる暗黒の歴史を物語るいわくつきの地名)曲によっては単に走るだけではないヘヴィネスさに重きを置いたスタイルにかつてのスレイヤーあたりをダブらせますが、咆哮するアグレッシブな歌声とソリッドなリフワークが重く暗いシリアスな楽曲の中で激しく打ち鳴らされ禍々しい暗黒面を押し出しています。リズムも今風ではありますがアグレッシブなスピードナンバーでも安易な方法論を取らず生っぽいグルーブが心地よく、攻撃的なデスラッシュサウンドの屋台骨を支えています。この残虐極まりないサウンドの中でもフックに富んだメロディを持ち込み聴き手の興味を削がないように配慮されている点も見逃せません。とはいえやや画一的な面もありますが、その辺のエクストリーム系やデカイ音のバンドに負けない新旧のスタイルを巧みに取り込んだオールドサウンドの持つ魅力は相当なもんですよ。


Nutz - Hard Nutz ★★★ (2019-03-02 10:20:38)

新たにキーボード奏者を正式メンバーに加え5人編成へと生まれかわった1977年リリースの3rd。今まで以上にキーボードにも比重を置く事で音楽性に広がりと深みがましたサウンドは、前作と比べるとアンサンブルの強化はされたが、Hard Nutzというタイトルの割には前作よりも洗練されたポップサウンドを披露。このバンドの強みと言える華麗なコーラスワークも見事に決まり厚みを増したポップロックスタイルへと昇華している。

時代的にニューウェーブなどに押される形となったハードロック勢。このグループの立ち位置は非常に面白い。英国的なニュアンスも強いのに、爽快感やポップセンスにはアメリカンな要素も感じられ、なんとも質の高いプレイとアレンジで楽しませてくれるバンドでした。センスのあるボーカルハーモニーや枯れた味わいのギターなどジンワリと沁み入る旨味もありますよぁ。
有名どころじゃなくとも優れたロックバンドは山ほどあります、70年代ってのは魅力的なシーンを形成していたなぁ。


Nutz - Nutz Too ★★★ (2019-02-26 17:08:29)

イギリスはリバプール辺りを中心に活動していたブリティシュロックバンドが1975年にリリースした2nd。適度なハードさに負けないくらい甘口のポップなメロディを嫌みなく溶け込ませる事に成功。この何とも言えない相反する融合が実に魅力的であり、まだまだ完熟しきれていない70年代のロックシーンならではのバンドであろう。ZEPがサイケにブルース、DPはクラシックをルーツに持っていたりする中で、このバンドはその両者からも距離を置きつつも、巧みなポップセンスを重厚なアンサンブルと、華麗なコーラスワークで挟みこみ独特のスタンスで聴かせる手腕に終始しており、④曲目の『Change's Coming』などで聴ける哀愁美も絡めたハードサウンドは、このバンドならではの強み。
70年代に主役不在とも言えるバンドスタイルは、ある意味健全なパワーバランスを保持しており、楽曲重視で勝負している姿は好感が持てる。また無駄なインプロがない分、楽曲もコンパクトで聴きやすいのもポイント。
このバンド、日本でもイギリスでもイマイチ人気がないと言うのが悲しい。日本で人気が出なかったのはルックスが良くないので雑誌に取り上げてもらえなかった。でも一部の雑誌偏重じゃない筋金入りの英国ロックマニアの間では高い音楽性を認め、愛されていたので、英国風味満点のハード&ポップスなサウンドが好みの方なら大いに楽しめるでしょう。


O'RYAN - Initiate ★★ (2007-08-15 11:42:00)

ブリティッシュな香りのするAORの名作です
時にはジョン・ウエットンのように時にはグレン・ヒューズのようにとソウルフルかつ説得力溢れる歌声を聞かせてくれます 愛娘のことを歌ったバラード⑤は出色の出来
①④⑪⑫⑬はこちらのアレンジのほうが好きです


O'RYAN - Initiate - Emer May ★★★ (2007-08-15 11:50:33)

暖かい歌声が優しく包み込んでくれるラブバラードです
子供が出来たら子守唄に聞かせてあげたくなりますね
オリジナルよりリメイクされたこちらのほうが泣けます


O'RYAN - Initiate - It Must Be Love ★★★ (2007-08-15 11:45:41)

オライアンの絶唱が光る壮大で威厳に満ちた名曲です


O'RYAN - Initiate - No Retreat-no Surrender ★★★ (2007-08-15 11:55:21)

オライアンのソウルフルかつパンチの効いた歌声を生かした
ビート感の強いロックナンバーです
オリジナルのグレン・ヒューズに負けない唄を聞かせてくれます


O'RYAN - Initiate - Stop ★★★ (2007-08-15 11:59:34)

オライオンの唄を前面に出したロックナンバー
オリジナルよりカッコイイです ちなみにオリジナルで歌っているのは、今は亡きレイ・ギランです
今作はソウルフルで実に素晴らしい


O'RYAN - Something Strong ★★ (2007-08-15 12:08:00)

ソフトで洗練されたAORの好盤 彼のソングライターとしての才能を見せてくれます
表現力豊かで叙情的なVoに癒されたい人にはオススメです 本当に唄は上手いです
ちなみにオライアンとはケルトネームなんだとか


O'RYAN - Something Strong - Don't Let It Slip Away ★★★ (2017-07-07 14:50:56)

オライアン本人もお気に入りの一曲
ほんのりと甘酸っぱい
それでいながらもアダルトな魅力に溢れた名曲ですね
上手いねぇ
2ndでもリメイクされていますね


O'RYAN - Something Strong - Emer May ★★★ (2017-07-07 14:52:42)

愛娘に対する父の思いを情感たっぷりに歌い上げています
2ndでもリメイクされていますので聴き比べるのも一興でしょう
叙情派ヴォーカリストの真髄を堪能しましょう


O'RYAN - Something Strong - Reaction ★★ (2007-08-15 12:11:17)

躍動感溢れるVoがカッコイイ
なにがどうって事は無いんだけど
好きです


O'RYAN - Something Strong - Stronger Than Love ★★★ (2007-08-15 12:16:31)

叙情的なメロディラインが印象的なナンバーAORの佳曲です


OBSESSION - Methods of Madness ★★ (2009-06-11 23:25:00)

突き抜ける伸びやかなハイトーンを駆使し歌い上げるマイク・ヴェセーラのパフォーマンスに耳が行きますね、的確なギタープレイで華を添えるツインリードも素晴らしいし王道を行くHM/HRサウンドは正統派のメタルファンなら聞いて損はしないでしょう。青臭さを感じつつもメリハリに聴いた楽曲郡はどれも漲る力強さみたいなものを内包しメタル魂を鼓舞します。


OBSESSION - Methods of Madness - Desperate to Survive ★★ (2009-06-11 23:13:37)

ヨーロピアンテイスト溢れる哀愁のヘヴィバラード
メリハリの効いたマイクの歌声に痺れます


OBSESSION - Methods of Madness - Four Play / Hard to the Core ★★★ (2009-06-11 23:06:14)

イントロからメタリックな疾走ナンバーと流れます
マイクのヒステリックなハイトーンが心地よく耳に届きますね
なんの捻りもない正統派のHM/HRナンバーに胸が熱くなりました
派手なギターソロも好印象


OBSESSION - Methods of Madness - High Treason ★★ (2009-06-11 23:09:51)

気持ちよく抜ける伸びやかなハイトーンと
古典的な王道を行くHM/HRサウンドに魅了されますね
これで良いのです


OBSESSION - Methods of Madness - Killer Elite (2009-06-11 23:19:29)

時より切れ込んでくるツインリードにひきつけられます
普遍の魅力溢れる佳曲です


OBSESSION - Methods of Madness - Methods of Madness ★★★ (2008-10-21 03:09:24)

邦題「狂気の方程式」に涙がでます
US産のヨーロピアンテイストの強い疾走ナンバー
アルバムのタイトルトラックにてハイライト
マイク・ヴェセーラのメタリックで伸びやかなハイトーンが心地よい


OBSESSION - Methods of Madness - Panic in the Streets ★★ (2009-06-11 23:17:48)

ハードでメロディアスなツインリードが心地よいですね
マイクの爽快感すら感じさせるハイトーンもカッコイイ
アルバムの最後を飾るのに相応しい王道HM/HRナンバー


OBSESSION - Methods of Madness - Too Wild to Tame ★★★ (2009-06-11 23:15:40)

アメリカのバンドらしい豪快なノリが心地よいですね
パワフルな魅力溢れる王道ナンバー


OBSESSION - Scarred for Life ★★★ (2016-04-18 13:00:41)

マイク・ヴェセーラがフロントマンを飾る事で知られるコネチカット出身のツンギター編成5人組による1st。あのエニグマからリリースされている事に感慨深いものが個人的にはありますね(涙)メイデン、プリーストといった王道サウンドを下地に当時としても古臭い音と言われた実直な鋼鉄サウンドは、チョイ前にリリースされたミニアルバム同様、シャープでエネルギッシュな正統派サウンドを披露。バタバタとしたリズムにはUS産パワーメタルの味わいがありますが、L.Aあたりのバンド群とは一線を画すヨーロピアンな響きがバンドの肝でしょう。マイクのハイトーンを武器に鉛色に輝きを放つアングラ臭漂うコンクリートメタルはなかなかの品質と保っていますよ。お約束感満載だけど疾走ナンバーの持って生き方とは、やっぱり好きですね。


OBÚS - Prepárate ★★★ (2023-08-27 16:33:38)

元祖スパニッシュメタルと呼ばれる大御所バンドの1st。NWOBHMからの影響も滲み出るハードブギースタイルはAC/DCからSAXON系の軽快なサウンドを展開、ノリの良さと適度な重さ、ブルージーな味わいだが小気味よく疾走するサウンドは、まさに初期型スパニッシュハードサウンドとも言える魅力が満載、BARON ROJOなんかもそうだと思うんですけどね。
今の感性で聴けば、音質も良くないし古くささは否めません。しかし伝統芸能とも言うべき古典サウンドの旨味を味わえるのも今作ならではの魅力。シンプル故にごまかしの利かないサウンドは、この時代ならではの背景が生み出したオリジナルティというものに彩られており、定番だからこそ感じ取れる安心感と適度な刺激が心地よく耳を刺激していくでしょう。
スペインのメタルシーンがけして遅れていないと言うことも確認出来ますよね。日本だと、もっと違うバンドが認知されているでしょうが、スパニッシュメタルの礎を支えたのは、このバンドですので興味のあるマニアは是非ともチェックして欲しいですねぇ。
今も現役のばんどですのでね。


OCTOBER 31 - Gone to the Devil - Too Scared to Run ★★★ (2021-04-04 21:30:13)

シングルに収録されたカヴァー
押しの強い無頼なバンドのイメージがあったがけに予想外のカヴァー
本家よりもラフな仕様になってるが
バンドのイメージに即している
こういう隠れた名曲に再びスポットライトを当てる機会を作ってくれたことが嬉しい


ODIN(U.S) - DON'T TAKE NO FOR AN ANSWER (2011-03-07 04:12:03)

自身のカラーを持ち合わせていたL.A出身のバンド
カットTシャツにスパッツと時流に合せたファッションも
出している音はラットやモトリー・ポイズンらとは違い
ヨーロピアンなスタイルにも根ざした正統派HM/HRサウンドでした
耳障りと感じる趣きもあるシンガーの力量に好みが分かれそうですが
当時の音楽シーンを知る上では面白いでしょう
誰もしらないのでしょうが同時はアメリカでもブイブイ言わせていた
破竹の新人メタルバンドでしたからね


ODIN(U.S) - DON'T TAKE NO FOR AN ANSWER - DON´T TAKE NO FOR AN ANSWER ★★ (2011-03-07 04:03:49)

ブリブリとしたハードナンバー
雰囲気重視ですが良いですね


ODIN(U.S) - DON'T TAKE NO FOR AN ANSWER - JUDGMENT DAY (2012-04-22 17:32:49)

若干の詰めの甘さも感じますが
小気味良く飛ばしたい感じは伝わります
アルバムのラストナンバー
この手の曲は切れが命です
ギターの頑張りが目に付きます


ODIN(U.S) - DON'T TAKE NO FOR AN ANSWER - ONE DAY TO LIVE ★★ (2012-04-22 17:28:05)

独特な雰囲気のあるエキゾチックなギターが印象的ですね


ODIN(U.S) - DON'T TAKE NO FOR AN ANSWER - SHINING LOVE ★★ (2012-04-22 17:29:56)

メロウな雰囲気を演出しています
ハイトーンも控えめでいい雰囲気で進んでいきます


ODIN(U.S) - DON'T TAKE NO FOR AN ANSWER - SOLAR EYE ★★ (2011-03-07 04:06:27)

線の細い金きりハイトーンが評価の分かれ目
勢いのあるミドルハイナンバー


ODIN(U.S) - DON'T TAKE NO FOR AN ANSWER - THE WRITER ★★ (2011-03-07 04:01:23)

L.Aのバンドらしからぬ
おどろおどろしい雰囲気のナンバー
欧州産的な湿り気が印象的
シンガーの唱法が好みの分かれ目か


ODIN(U.S) - FIGHT FOR YOUR LIFE ★★ (2010-03-05 05:24:00)

後にアーマードセイントに加入するダンカン兄弟が在籍していた
L.Aメタルバンドの1988年リリースの1stを紹介します
L.Aメタル然とした切れ味鋭いロックナンバーから
欧州産的な泣きが共存した楽曲が収録されていて散漫な印象を
与えるが好みで聞き分ければよいのでさほど気になりませんでした
ギターはすでにメタル然としたハードなサウンドを聴かせています
特にクラシカルなインスト④からドラマティックな泣きのヘヴィバラード⑤の流れはドラマティックでランディ時代のOZZYサウンドを思い出します。
どこか翳りのある世界観は能天気なアメリカンサウンドとは違い
独自性を打ち出しでいる。
頼り気のないハイトーンに萎えそうになりますが
20才ソコソコの若者達が織り成す硬質な様式美的なサウンドに何故か惹かれます
勿論L.Aメタルファンが聴いても充分に楽しめるので安心して聴いてください


ODIN(U.S) - FIGHT FOR YOUR LIFE - 12 O'CLOCK HIGH ★★ (2010-03-08 03:40:31)

メタリックな質感がシャープに迫ってきます
オープニングを飾るL.Aメタルナンバー


ODIN(U.S) - FIGHT FOR YOUR LIFE - FIGHT FOR YOUR LIFE ★★ (2010-03-05 05:29:56)

ODINと言うバンド名に相応しいドラマティックな展開がカッコいいです。U.S産とは思えない湿り気のあるメロディ、
バッキングのアコギも印象的です。
エンディングに向けて盛り上がる様も聴かせてくれますね


ODIN(U.S) - FIGHT FOR YOUR LIFE - I GET WHAT I WANT ★★ (2010-03-08 03:44:23)

軽快に疾走するL.Aメタルナンバー
2分弱のストレートな展開が懐かしさを感じさせます


ODIN(U.S) - FIGHT FOR YOUR LIFE - LOVE ACTION ★★ (2010-03-05 05:32:17)

小気味よくドライブする疾走ナンバー
典型的なL.Aメタルナンバーもどこか湿り気があるのが彼らの個性タイトルからして当時のL.Aメタルを感じさせますね


ODIN(U.S) - FIGHT FOR YOUR LIFE - MODERN DAY KING ★★★ (2010-03-08 03:48:26)

およそアメリカのバンドとは思えない
ドヨンとしたダークな質感に興味が惹かれます
不安定な部分も有るし未消化だなと感じる向きもあるでしょうが
好きですね
ハードに転調する時にはグッときます


ODIN(U.S) - FIGHT FOR YOUR LIFE - SERENADE TO THE COURT ★★ (2010-03-08 03:45:49)

クラシカルなインストナンバー
タイトルから想像できる音ですね


ODIN(U.S) - FIGHT FOR YOUR LIFE - SHE WAS THE ONE ★★ (2010-03-08 03:42:36)

どこかジトッとした暗さにアメリカンな様式を感じさせません
そこが彼らの個性
湿り気のあるロッカバラード


OLIVER MAGNUM - Oliver Magnum ★★ (2011-03-31 03:21:29)

時代は1989年メタルバブル全盛期アメリカから世に送り出された正統派HM/HRバンドの1st。サウンド的にもVoの声質からもLIZZY BORDENやOBSESSIONをイメージ出来ますね。この華やかな時代にマイナー臭全開の実直なUS産パワーメタルサウンドに引き寄せられるものがあります、切れの悪いドラムとチープで薄っぺらい音質に萎えかけますが酷評されゴミ扱いされるほどではありません、工夫の凝らされた楽曲とパワー漲るサウンドはHM/HRファンなら間違いなく突き動かされるものがあるかと思います。ギターもメタルらしいしソロもお約束感満載で頼もしい限りです。スピーディーな曲とミドルンンバーの配置もバランスもお手本のようでしたね。でもドラムのもたりがねぇ、気になる人には進められないかなぁ


OLIVER MAGNUM - Oliver Magnum - Old World Nites ★★★ (2011-04-03 18:42:24)

けたたましい疾走ナンバー
アルバムの3曲目と言うのも憎いね
改めて聴いていますが
カッコいいなぁ
ミドルレンジを駆使し伸びやかなハイトーンを余裕で歌い上げる姿は圧巻
リズムのキレの悪さもなんのその
曲作りの巧さが効いていますね


OLIVER MAGNUM - Oliver Magnum - Silent Scream (Prelude to Death) ★★★ (2011-04-03 18:39:12)

アルバムのラストナンバー
8分にも及ぶ大作です
メロウなパートの配置も効いていますね
シンガーも朗々と無駄に力まずに歌い上げています
マイナー調の泣きのメロディとUS産ならではの繊細さのかけらもない
豪快なトーンのバランスが面白い


OLIVER MAGNUM - Oliver Magnum - Sister Cybele ★★★ (2011-04-03 18:33:45)

アルバムのオープニングナンバー
これぞ正統派のHM/HRと賞賛を送ります
奇をてらわないアレンジは見事
聴かせるソロも伸びやかなハイトーンもメタルファンならグッと来るでしょうね


OMEN (2015-05-31 16:32:51)

こちらはUS産のバンドではなくハンガリーを代表する正統派HM/HRの雄POKOLGEPにいたVoのジョセフ・ハンマーとGのラースロー、同じくハンガリーを代表するOSSIANに籍を置いたDsのビクター・パブロらによって1991年に結成されたバンドです。現在も活動を続け、シンガーのジョセフさんは後に自らのバンドを立ち上げ脱退をしますが、古くからハンガリーに根を下ろし活動を続けるメタル系のアーティストとしてはGのラースローも含め古参の部類に入るキャリアメンバーが集いしハンガリーのメタルシーンを語る上では外せないバンドの一つですね。


OMEN - Battle Cry ★★★ (2011-07-23 23:26:13)

1984年NWOBHMの影響も感じさせる正統派のUS産HM/HRバンドリリースの1st
ホラー映画の金字塔と同名のバンドと言うだけで当時は興味を持ちました。愛想のいい分かり易さなど皆無、ひたすらに濡れ過ぎない叙情的なメロディを硬質な感触でなぞります。群を抜いた曲はありませんが普遍の魅力溢れる正統的なストロングスタイルのメタルサウンドに焦がれます。マニアならずとも一聴の価値はあるかと、惜しむらくは画一的な立体感の無いノッペリとした音質にあります、もう少し奥行きのあるサウンドだと聴きやすく楽曲本来の魅力を発散出来たかと思います


OMEN - Battle Cry - Battle Cry (2008-10-21 02:56:48)

ドタバタしすぎ
その初期衝動的な感じが微笑ましいです


OMEN - Battle Cry - Be My Wench ★★ (2012-08-25 22:08:56)

アルバムの中盤に出てくるアッパーな一曲
奇をてらわないストロングなスタイルに
プロレスラー星野勘太郎を思い出します


OMEN - Battle Cry - Bring Out the Beast ★★ (2012-08-25 22:14:57)

バタバタとしたリズムとリフワーク
メイデンらしい一曲ですね
地味だわ


OMEN - Battle Cry - Death Rider ★★★ (2011-07-23 23:02:47)

冷たい質感が好きです
US産の正統派メタルナンバー


OMEN - Battle Cry - Die by the Blade ★★ (2012-08-25 22:10:51)

イントロのハモリも懐かしい時代を想起させます
メイデン風の佳曲
煮え切らないメロディも愛嬌です


OMEN - Battle Cry - In the Arena ★★★ (2012-08-25 22:17:08)

ケニー・パウエルの叙情的なギターを堪能出来ます
静から出だしからパワフルに展開する
お約束感満載の一曲


OMEN - Battle Cry - Last Rites ★★ (2012-08-25 21:58:48)

アタック感の強い三連ナンバー
意外と耳に残るリズムとリフですね


OMEN - Battle Cry - Prince of Darkness ★★ (2012-08-25 22:12:59)

面白みに欠ける面もありますが
ストレートな展開が清い
王道HM/HRな疾走ナンバー


OMEN - Battle Cry - The Axeman ★★ (2011-08-14 21:48:35)

ズンズンと迫り来る重量級のミドルナンバー
ツインリードのハモリに涙腺が刺激されますかね
懐かしい臭いのする曲です


OMEN - Brutális Tangó ★★ (2016-02-15 13:01:56)

ハンガリーのメタルシーンを語る上では外せない歴戦の兵が名を連ねるバンドの2nd。リリース時は1992年、メタルシーンとって俗に言う”潮目が変わった”そう呼ばれる時期だけに、彼らにも音楽性のプチリニューアルが行われ、手がたいスピードナンバーでも放り込めば受けも良いのでしょうが、その辺りの単純明かな楽曲がない分、前作より支持を受けていないアルバム。ヘヴィメタル由来の光沢のあるメタリックなサウンド、ソロでは綺麗なフレーズを奏でようとするギター、ダークな質感と欧州産由来の湿り気が混然一体となり響き合いこの時代ならではのスタイルを彼等なりに築いている。ムーディーな①、その流れを引き継ぎつつ攻撃的な展開に進む②、メロウな③、リズムカルなリズムが耳を惹く明るめの⑤と前半からバラエティに富んだ楽曲を収録し前作との違いを明確にアピールしているものの、前作で光り輝いていた扇情的なキレのあるツインギターが聴けなくなったのも残念ですが、線の細いシンガーが無理をしている感があり、歌メロもイマイチ印象に残らないのが玉にキズだなぁと個人的には思うのですが、気合いの入った⑥から始まる後半の流れなど、気骨のあるメタルスピリットは健在で、愛すべき存在に変わりはないなぁと思わずにはいられませんね。


OMEN - Escape to Nowhere ★★ (2014-02-09 14:26:09)

ヴォーカルを交代して音楽性を広げた意欲作。従来のドラマ性を配した楽曲も収録されているがメイデン型のパワーメタル色を捨てアメリカでの成功を意識した事は明白ですね。ドタバタとした騒々ししさや重量感を伴ったスピード感が薄れたのは残念ですが、拡散した方向性を力技で一つの方向性に持ち込もうとしているのも上手く行っておらず焦点がボヤけ一曲一曲の楽曲が別のバンドのように分離しているのもマイナスに作用しています。L.AをブイブイいわしていたODINあたりも同じような問題を抱えていましたからね。アメリカンになりきれず重く薄暗い質感、ウネウネとして煮え切らないメロディにらしさを感じる趣もあるのでファンなら曲を聞き分け好みで楽しめばよいのではないでしょうか?売れるためとはいえ思い切った方向転換を出来なかった不器用さに感慨深いものを感じます


OMEN - Eternal Black Dawn ★★ (2010-03-20 03:59:00)

とてもUS産とは思えないNWOBHMの臭いがする正統派HM/HRバンドの2003年リリースのアルバム。①のギターソロなどにも見受けられるメイデン風のギターの疾走感など昔からある実直なHM/HRのスタイルを踏襲する姿に焦がれます、B級な音質も良くも悪くも懐かしさを想起してくれ、とても2000年以降にニューリリースされる作品とは思えません、ましてやアメリカのバンドなのだから驚きです、新鮮さもないし目新しい部分も見受けられませんが、コンパクトにまとめられたメロディアスな楽曲に引き寄せられます、オールドスクールと揶揄されようが僕は無視できませんね。新Voは可もなく不可もなくですが、唯一のオリジナルメンバーでギターのケニー・パウエルさえいれば良いのです(今作のプロデューサーも担当)


OMEN - Eternal Black Dawn - 1000 Year Reign ★★★ (2010-03-21 22:20:12)

オーセンテックな正統派のHM/HRナンバー
US産とは思えないギターが紡ぐ哀愁がなんとも言えません
ソロパートから盛り上がりテンポアップする様もカッコよく
今アルバムを代表するナンバーかと


OMEN - Feketében ★★★ (2015-05-31 17:03:47)

ハンガリアンメタルの猛者が集いしバンドが1991年にリリースした1stを紹介します。スラッシーなスピードナンバーで幕が開け勢いよく突き進むも東欧産ならではの翳りのある湿度のあるメロディと、メイデン由来のツインリードを軸とした攻撃的なリフワークと技巧的かつ印象的なフレーズも盛り込むスタイルはPokolgepやOssianの良いとこ取りもとも取れ、ある意味、正統派ハンガリアンメタルの理想形のようなスタイルを構築しようと模索しているようにも取れます。相変わらず線の細さは否めないシンガーの歌唱スタイルもアグレッシブに迫り、Pokolgep時代よりも逞しい姿を魅せ安心感を与えてくれるのも好印象。楽曲も聴き進めるほどに独自のハンガリアンHM/HRサウンドを響かせる名曲が詰まった好盤として耳に届くでしょう。とにかくスピーディーなナンバーに放り込まれる個性が輝く独特のフレーズの美しさや、情緒溢れるバラードにミドルナンバーの哀愁度と力強さのバランス感覚は、このバンドの真骨頂でしょう。アクセプトやメイデン、ジューダス・プリーストなどが好きな方には共有する部分も見受けられ、語感の響きは英語と違い、かみ合わせに戸惑うかも知れませんが、独特のメロディワークはお国柄のなせる技、ツインギターが繰り出す強力なプレイの数々に魅了されて欲しいですね。


OMEN - Hammer Damage ★★★ (2016-07-25 14:41:07)

前作『Eternal Black Dawn』から13年ぶりにリリースされた2016年5月発売のオリジナルアルバム。メンバーは前作のメンツにドラムもスティーブ・ウイティッヒが復帰したりと懐かしい顔ぶれも揃い、あのけたたましいOMENサウンドが復活。やや地味で生彩を欠いた作風の前作よりも、よりソリッドでパワフルなパワーメタルサウンドを披露。高揚感を煽る勇壮なメロディ、メタリックで滑らかなギターサウンドはケニー・パウエルならではの細やかな仕事ぶりを発揮、特段これといった押しの強さはないが、屈強なスクラムを組んだアンサンブルは彼らの真骨頂、この独特の響きこそダークなOMENサウンドの根幹を支えるものと思っているので、今作はその辺りが初期の頃を思わせる懐かしさがありますね。歌い手も時折JDキンボールを思わせる面もあったりと、往年のファンにも十分訴える面はあるかと思います。もう少しキャッチーで愛想のいいスピードナンバーを放り込んだ方が、ライトリスナーにはウケもいいのになぁと思うのですが、この重厚で硬派なスタイルこそメタルの魅力と思ってるし、彼らが繰り広げるヨーロピアンテイスト満載のドラマティックな楽曲を聴き体中に熱を帯びる感覚を今作でも十分に感じますね。なんとか商業ベースにのり、コンスタントに作品がリリースできる環境が訪れる事を切に願いますね。


OMEN - Huszonöt év ★★★ (2017-03-20 13:57:21)

ハンガリー代表する古参メタラーが結成25周年を祝うべく2015年にリリースしたアルバム(アルバムタイトルも25周年みたいな意味らしい)。元はPokolgépのシンガー、ジョセフ・ハンマーとラシュロ・ナジフィらが、音楽性の相違により脱退し結成されたバンドなのですが、1997年リリースのアルバムを最後にジョセフは脱退、今は4代目シンガーのアルパドに交代し活動を続ける彼らですが、ヘヴィでファットな今風の音を咀嚼しつつも根底に流れるのは麗しきハンガリアン正統派HM/HRサウンド、屈強なリズム隊が屋台骨を支え、整合性とダイナミズム溢れるサウンドは一朝一夕では作り上げる事の出来ない深みがあり、その練り上げられた音楽性は聴き手の感性を、ジンワリと身動きが出来ないように拘束。少々投げやりだがメロディを追っかけて歌うアルパドの歌い回しも、この手のサウンドにピッタリとハマり、しっかりと磨き上げていますね。
東欧的な独特の音色を巧みに操り、土着的になりすぎないワールドワイドな音楽性、でも拘りの展開には、ハンガリーならではの構築美を感じずにはいられませんね。ダークでシリアス、その生っぽい音作りは今を感じさせるし、ザクザクと刻まれるヘヴィなリフワークも耳を惹くし、メリハリの効いた演奏は心地よい響きを重ねており、今を生きる正統性の高い音楽性を貫いているが一番の聴きどころでしょう。ヘヴィなミドルナンバー中心ではあるがバラードタイプのスローナンバーやガッツィなミドルハイも用意し飽きさせない工夫はベテランならではのオモテナシですかね。


OMEN - The Curse ★★ (2008-10-21 02:45:00)

ホラー映画の金字塔と同じ名前のUS産正統派パワーメタルバンドの1986年リリースの3rd
アメリカのバンドとは思えないNWOBHM的なニュアンスの強さにB級感は拭えないが重量感を伴った疾走感と力強いリフがグイグイと迫って来る様に男を感じます
スティーブ・ハリスの影響大なベースもカッコイイしメイデンを彷彿とさせる曲調もきまっていて好感が持てましたね
個人的には焦点を絞り込み極めんとする姿勢やヒットチャートとは無縁のマイナー臭さが大好物だし剛直なメタルサウンドにグッとくるものがありドラムの薄っぺらい音も気にならないぐらい熱いエナジーを感じますね
普遍の魅力溢れるパワフルなHM/HRをお探しの方は是非とも聴いて欲しいですね


OMEN - The Curse - Teeth of the Hydra ★★★ (2008-10-21 02:53:50)

ドラマ性の高いパワフルなミドルナンバー
重量感のあるリズムプレイにメロディアスなギターに
力強い唄とHM/HRの要素を詰め込んだ名曲です
個人的には今アルバムのハイライト
6分少々の曲もだれる事無く緊張感を保ったまま最後まで聴かせてくれる
変にこねくり回さないアレンジも◎


OMEN - The Curse - The Curse ★★★ (2008-10-21 02:58:17)

勇壮なメロディが突進してきます
緊張感のあるイントロのカッコイイこと
そして転調する王道を行く展開に「待ってましたぁ」と
声を掛けたくなりました
洗練されてないマイナー臭さに敬礼です


OMEN - Warning of Danger ★★★ (2011-07-28 17:30:06)

前作より音質も良くなり迫力も増した1985年リリースの2nd。メイデン風のスタイルもそのまま正調US産のマイナーHM/HRサウンドを踏襲、奇をてらうことのないアレンジと音楽性に物足りなさを感じるかもしれませんが、当時のサウンドを知るには良い教材かと思います。欧州産の湿り気もなく大陸的な大らかさもない、けたたましい豪快なメタルサウンドにマニアならずとも引き込まれるでしょうね。男気溢れるストレートな唱法が冴えるJ.Dキンボールのパフォーマンスもパワフルな楽曲を牽引、地に足を着けたパフォーマンスで魅了します。またツインギターが織り成す硬質なギタープレイも様になり武骨だが、リフやハモリのフレーズにグッくるものが多くケニー・パウエルこそOMENの金看板と思い知らされますね、けたたましいサウンドに一役も二役も買うリズム隊もボトムを支えOMENサウンドの屋台骨をしっかりと支え貢献、このメジャーになりきれない適度な重量感こそB級メタルの真骨頂と同時に聴き易さを覚えるでしょう。個人的には彼らの代表作名盤3rdへの誕生前夜的なイメージを抱かせる名盤ですね


ONE DESIRE - One Desire ★★★ (2018-02-24 14:32:06)

国内盤はKINGレコードからリリースされた北欧はフィンランドの若手バンドによる記念すべき1st(本当にありがとうAKBのファンの方々よ)。まぁ、のっけから壮麗なド直球の北欧産HM/HRサウンドで魅了、攻撃的なギターによるフレージングの旨味もさることながら、テクニックに埋没しない聴かせる腕も持っており、若いのに押し引きを心得ているなぁと感心しますね。
そのバランス感覚はバンドサウンドにも随所に溢れており、北欧ならではの透明感のある甘美なメロディを軸とした、壮麗なるロックサウンドは幅広い層に訴えかける魅力があり、軽快なリズムが絡む疾走ナンバーの旨味は勿論だが、フックに富んだ哀愁のメロディが、どの曲でも必ず盛り込まれると言う、曲作りの上手さに多くのファンを取り込む大衆性が完備されています。
キーボードのパートも巧みに使う事で、メリハリを生み出す事にも成功、このあたりの聴かせ方の上手さが肝でしょう。素直な歌い回しのシンガーも、この手の楽曲には合っている。
普遍的魅力を秘めた現代の正統派スタイルとも言える音楽性に拘った彼ら、現代的な音ではあるが、モダンへヴィネス的なニュアンスをあえて取っ払った音楽性は実に興味深いモノがあります。これが今の主流となるのなら、リバイバルではなく熟し切ったメタルシーンの真の姿なのだろう。


ONSLAUGHT - In Search of Sanity ★★ (2008-04-26 14:02:00)

Voにスティーヴ・グリメットが加入した3rdアルバムを紹介します
幅広く歌う事の出来るVoを手に入れた事により従来のスラッシュ的なアプローチを残しつつ正統派のパワーメタルサウンドに変貌した名盤です。スラッシュ寄りの小気味のいいギターリフと疾走感のある楽曲はどれも素晴らしく英国的な重みと貫禄を携えている。


ONSLAUGHT - In Search of Sanity - Blood Upon the Ice ★★★ (2012-08-15 17:03:58)

ド頭からカマしてくれます
力強さとメロディックさが絶妙ですね


ONSLAUGHT - In Search of Sanity - In Search of Sanity ★★★ (2012-08-07 22:46:06)

ザクザクと刻まれるギターリフとスラッシーな曲調
華麗に舞うメロディアスな歌声
この融合は見事だ
当時はもうちょっと複雑な気持ちで聴いたけど今は唸らされます


ONSLAUGHT - In Search of Sanity - Lightning War ★★★ (2012-08-15 17:01:37)

スティーブ・グリメットが歌い上げていますね
展開の多さもスラッシーなギタープレイもカッコいいです
メロディアスなソロも印象的
このメンバーならではの力作です


ONSLAUGHT - In Search of Sanity - Powerplay ★★★ (2012-08-15 17:09:41)

攻撃的なサウンドと対比する流麗な唄のパートが面白い
実に個性的なバンドでしたね
典型的なスラッシュナンバーも稀代の名シンガーが
歌い上げるとこういう可能性を広げるのです


ONSLAUGHT - In Search of Sanity - Welcome to Dying ★★★ (2012-08-15 17:06:53)

あのハードコアスラッシュメタルバンドがこんな曲を作るとは
個人的には今作のハイライト
ドラマ性の高いメロディックスラッシュメタルな今作に相応しい名曲です
表現力の極みだね


ONSLAUGHT - Power From Hell ★★ (2011-01-31 13:18:41)

モコモコとした音質にスピーカーが壊れたのかと思いましたね
ハードコア・パンクス寄りのスラッシュメタル、この手のサウンドがメジャーで幅を利かせることなどないと言うマニアックな世界観がこの禍々しいサウンドを演出しているのでしょう。
こもった音質に萎えかけますが聞き込む内に味が出てきます。純度の濃いスラッシュサウンドは次作からですが飾り気の無いコアなサウンドであることは間違いないです


ONSLAUGHT - Power From Hell - Onslaught (Power From Hell) ★★ (2011-01-31 13:09:51)

サタニックなイメージを持ちますね
醜い音質も妖しさに拍車が掛かります
ハードコアな要素も悪くない


ONSLAUGHT - VI ★★★ (2017-09-01 14:41:14)

結成当初はパンクメタルだったんだとか、その流れは1stでも十分に感じましたが、バンド解散に再結成と紆余曲折を経て辿りついた、英国を代表するベテランスラッシャーによる6th。
とにかく気合の入った一枚ですね。女性ボーカルパートの導入や中近東風のメロディも飛び出したりする小技はありますが、強烈無比な破壊力を擁するリフリフリフで押しまくる展開は見事。これぞスラッシュメタルじゃあと言いたくなる実直さに清々しい気分さえ味わえます。
結構な歳のオッサンが集まったバンドとは思えないブルタリティ溢れるスラッシュサウンドの持つ鋭いキレ味にスラッシュメタルかく在るべきと断言したくなりますね。
益々磨きが掛かったサイ・キーラーの獰猛な歌声はグイグイとバンドサウンドを牽引。陰影をクッキリと際立たせるクールなメロディを導入する才気あふれるギタープレイの凄味。鋼鉄の鞭が唸りをあげるような俊敏さと破壊力を伴ったしなやかなリズムプレイの数々に平伏しました。
頑固一徹なオールドスタイルに留まらない実験的なアプローチも垣間見える快作。スラッシュメタルを愛する方ならマストバイな一枚でしょう。


OPEN FIRE - Lwy ognia ★★★ (2019-12-01 22:08:56)

知る人そ知るポーランドのスピードメタルバンドが1987年に録音するもお蔵入りになってしまった幻の1stが復活です。当時の録音ですからね、厳しい面もありますが、のっけからモーターヘッド+ハロウィーンってな具合の欧州スピードメタルで幕開け、まずは掴みはOKと言いたいのですが、6分超えが少々長いと思わせるのがカワイイですね(若いこ娘がなんでもかんでもカワイイで逃げたくなる気持ちが分かった)ギアを落としてへヴィなミドルナンバーに流れ、なんかの曲の早回しみたいなインストに進み、④ではまた一気に加速、スピードメタルかくあるべきに自棄のやんぱちがらっぱちなスピード重視にスタンスに戻ります。全てにおいて懐かしい空気が充満、東欧的翳りのあるマイナーメロディが加速する癖の強さ、ポルトガル語の硬めの語感だからこその大クセもたまりませんよね。この断末魔系ハイトーンの怪しさもたまりません(気持ち悪いファルセットもね)、レコーディングの緩さもたまりませんと、緩さを許容できるマニアでないと厳しいでしょう。でも、細かいことなど気にするなワカチコワカチコ、性急なビートがそこどけそこどけと言いながら、加速する様にこのバンドの魅力を感じます。パープルが好きなんだなぁと思わせるのもへヴィメタルの宿命でしょうかね。愛すべきポーランドメタルのヤングスピード狂、スラッシュじゃない、スピードメタルが好きな人なら言って欲しいですね。