この曲を聴け!
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 6901-7000

MyPage

失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 6901-7000
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137
モバイル向きページ 


NIGHT HAWKS - POWER IN LIVE ★★ (2007-11-19 04:26:00)

彼らの熱くレベルの高い演奏が聴ける新曲②曲を含むライブアルバム、新曲の⑩など初期の頃を思わせるキャッチャーで勢いのあるナンバーだ。全アルバムから万遍無く収録されているのでベスト盤としても重宝でしょう!タイトなリズム隊も紅一点な岩下のコーラスもカヴァーデイルを彷彿させる青木の唄もエモーショナルなギターもライブならではの臨場感に溢れ聴き所が多い。
こういった骨太のHRを聴かせてくれる国内唯一のバンドだっただけに現在活動していないことが惜しまれる。


NIGHT HAWKS - POWER IN LIVE - OUT OF THE DARK ★★ (2007-11-21 11:28:14)

初期の頃を思わせるキャッチャーで軽快なロックナンバー。
これもスタジオ盤のない新曲です。


NIGHT HAWKS - POWER IN LIVE - 何も言わずに ★★ (2007-11-21 11:24:31)

彼らのライブアルバムに収録されているスタジオ盤未収録のアメリカンなバラード。切々と歌い上げる様に感動します。


NIGHT HAWKS - POWER OF LOVE ★★ (2007-11-18 14:26:00)

前作よりも深く音楽のルーツに迫った4th.xのトシとのデュエットのバラード④やポップな⑦、岩下の歌うファンキーな⑧哀愁の歌謡ナンバー⑨はドラムの工藤が歌っています。ハードさは後退しましたがこれはこれで良い作品です。相変わらず上手い演奏と唄が聴けるので問題なしです


NIGHT HAWKS - POWER OF LOVE - CROSS A RIVER~約束の地を求めて~ ★★ (2007-11-21 10:55:32)

ホーンアレンジが憎い広がりのある大陸的なバラード。


NIGHT HAWKS - POWER OF LOVE - FIGHT YOUR SOUL ★★★ (2007-11-21 11:19:51)

叩き付ける程に強靭なリズムが躍動するメッセージ性の強いHRナンバー。アルバムを閉めるのに相応しい名曲です。青木の力強い唄とアンサンブルが見事に昇華していて素晴らしい、これも一つにスタイルの完成形と受け止めた。もっとヘヴィな事をやりたいんだろうけどね。


NIGHT HAWKS - POWER OF LOVE - KNOCK TO YOUR LOVE ★★★ (2007-11-21 10:48:31)

ホーンセクションなども取り入れてたブルージーなロックナンバー、より自らのルーツに原点回帰したと思わせる曲です。シンプルなだけにがまかしが利かず、彼らの等身大の魅力が伝わってくる


NIGHT HAWKS - POWER OF LOVE - NEVER FAILING LOVE~この胸に焼きつけて~ ★★★ (2007-11-21 11:14:55)

壮大な広がりを持つラブバラード、青木の憂いを帯びた熱い唄が聴けます。日本人ならグッと来るものがあるのではないでしょうか


NIGHT HAWKS - POWER OF LOVE - SEXY VOICE (2007-11-21 11:02:55)

岩下千絵がVoをとるファンキーなロックナンバー。
メインはちょいキツイかなぁ、青木がいるのだから。
この時代の彼女はキュートで良かった。
変に革ジャンとかロックしなくともねぇ


NIGHT HAWKS - POWER OF LOVE - 雨のハイウェイRAINY ROUTE“B" ★★★ (2007-11-21 11:11:07)

ドラム工藤の哀愁のある甘い歌声が聴けるメロウな歌謡ロックナンバー、青木が歌えばよいのだけどこれも悪くない。ちなみに彼は昔、めざましテレビの軽部アナとデュオでCD出したような気がします?この曲は歌詞の世界観も含めてなんかメタルに触れる前の懐かしい気持ちになります。


NIGHT HAWKS - POWER OF LOVE - 夏のINNOCENT ★★ (2007-11-21 10:58:47)

Xのトシとのツインボーカルが聞ける、跳ねたリズムが心地よい、歌謡テイスト溢れるロックナンバー。今アルバムの中では違和感無く耳に入ってくる。


NIGHT HAWKS - POWER OF LOVE - 泣いているのは ★★★ (2007-11-21 10:52:36)

ジャージーな雰囲気の中にも湿った感じがするロックバラード。Xのトシとデュエットなのですが青木DEEPヴォイスとトシの高音との絡みは悪くない。そして青木の深みのある歌は実に素晴らしい。


NIGHT HAWKS - THE MIDNIGHT HAWKS ★★ (2007-11-18 14:17:00)

初期の三枚から美味しい曲を選曲したベストアルバム。Xのトシに提供した曲のリメイクのなんかX風の疾走ナンバー①と説得力溢れるブルージーな歌声が胸に響く⑫とアニメ風魔の小次郎のサントラに収録された、彼らの魅力溢れるミドルナンバー⑥が聴けるのがポイント。唄の上手いHRが聴きたい人は是非お試しあれ。


NIGHT HAWKS - THE MIDNIGHT HAWKS - BREATH OF FIRE ★★ (2007-11-20 11:56:35)

xのトシに提供した曲のNIGHT HAWKSヴァージョン。かれらにしては異質な曲ですが悪くは無いです。クラシカルな疾走ナンバー。オリジナルを知らないので


NIGHT HAWKS - THE MIDNIGHT HAWKS - LOOMING~確かめたい~ ★★★ (2007-11-20 12:01:53)

この曲もXのトシに提供した渋い乾いたイメージが強いナンバーです。エモーショナルかつブルージーな青木の唄がこの曲の魅力を的確に伝えてくれる。ごまかしの聴かないアコギヴァージョンです。


NIGHT HAWKS - THE MIDNIGHT HAWKS - SHOUT ★★★ (2007-11-20 11:53:29)

男の哀愁溢れるキャッチャーなミドルナンバー。思わずサビでは拳を突き上げたくなります。深夜ドラマで風魔の小次郎やっているけどこの曲を使って欲しいなぁ。


NIGHT RANGER - 7 Wishes ★★★ (2017-06-10 13:28:13)

順調にセールスを重ね成功を収めている脂の乗ったバンドが1985年にリリースした3枚目。まずはドラマ性の高い演出を施したタイトルトラック①で始まるという、今までの流れとは違う貫禄のある楽曲からスタート、サンドメイクでは早速、今までよりライトな方向に傾いていますが、爽快な②、ナイトレンジャー節炸裂と言っても過言ではない胸キュンポップロックな③、力強いコーラスハーモニーも印象的な④、シングル向けのバラード⑤と商業的なアプローチにも抜かりなく計算された楽曲を盛り込み流れ良く進みます。そして装いも新たにメロディックで押しの強いハードな⑥で後半戦スタートといった趣の構成は見事だ(レコードで言う所のB面ですね)。
品行方正なロックサウンド、爽快なメロディ、派手なギターとツインボーカルの旨み、今までの流れをしっかりと押さえつつ、より幅広いファン層に向けた作りは、相変わらずスキが無くレベルの高い一枚だなぁと感心させられますね。


NIGHT RANGER - Big Life ★★ (2017-06-10 13:44:13)

前作から感じられた高音域と歪みを押さえ、キーボードを前にだしリズムを強調するミックスに見られる大衆路線を推し進めた一枚。所謂ビックギターに、ビックドラムとシンセサイザーでGO!!という軽やかさが顕著になり、特にマイケル・J・フォックス主演の映画『摩天楼は薔薇色に』の主題歌⑤などは、その最たる方向性を示唆しているでしょう。やりすぎ感満載のシングルソングもありますが、ナイトレンジャー節炸裂のバラードから爽快なロックナンバー、さらにはハードな楽曲までしっかりと収録されており、最大公約数のファンを満足させるべく苦心の跡も伺える一枚。時代はまさにメタルバブル、その影響をふんだんに取り込んだ作風に好悪が分かれるのでしょうね。


NIGHT RANGER - Big Life - Better Let It Go ★★★ (2017-06-10 13:45:40)

ナイトレンジャーらしい爽快な一曲
流石のアレンジですね
腐っても鯛ですなぁ


NIGHT RANGER - Big Life - Hearts Away ★★★ (2017-06-10 13:49:32)

お約束感満載ですがエエですね
売れ線上等ですよ
こう言う曲を上手に料理し聴かせてくれるバンドサウンドが素晴らしい


NIGHT RANGER - Big Life - Rain Comes Crashing Down ★★★ (2017-06-10 13:47:29)

初期の頃にも通ずる世界観が好きですね
ポップはポップでも質が違います
シリアスですなぁ


NIGHT RANGER - Big Life - The Secret of My Success (From the Motion Picture Soundtrack, "The Secret of My Sucess") ★★★ (2017-06-10 13:51:41)

映画のイメージにピッタリな曲ですね
アルマゲドンのテーマを歌うエアロスミス同様
バンドの本質とは違う所にありますが
良く出来たポップソングです
聴いていて楽しい気分に浸れますね


NIGHT RANGER - Dawn Patrol ★★★ (2017-06-09 14:23:03)

後年シングルでリリースしたバラードを中心にスマッシュヒットを飛ばした事により、ポップロックバンドの代表格のように扱われる事の多かったベテランアメリカンロックバンドの記念すべき1st。
既にある程度のキャリアのあるメンツが揃っているので、その実力の程は折り紙つき、オープニングの①から遺憾なく才能を発揮しているのですが、タイプの異なるギタリスト二人によるソロは圧巻だし、フェードアウトする事無くバチーンと曲を〆てくれた事で気持ち良く次の曲に進む事が出来るのが最高にカッコいい。甘口な②を聴き進めての①の余韻に浸りながら、この爽快な曲調を楽しめるのも素晴らしい構成力だ。
女性が華やかなメイクを施すようにアランのキーボードが楽曲に華やかな装飾を装い、二人のボーカルが強力なハーモニーを武器に彩りを装い、そしてツインギターによる、火花散る技巧のぶつかり合いが、バンドの個性的な魅力を誘発する事に成功。その感触の優しさ故に、スリルは薄いかもしれないが、質の高いパフォーマンスはディズニー制作のアクション映画のような、品行方正だがダイナミズムに溢れたスキのない作りが施されており、気持ちよく聴きこむ事が出来ますね。
派手なバンドの代表曲①もいいが、ミュージシャンシップの賜物だよなと思わせる憂い系の⑤の盛り上げ方の巧さや、バンド名を冠した⑩など後半の流れが好きですね。⑥なんてキュンとさせるじゃん。


NIGHT RANGER - Dawn Patrol - Can't Find Me a Thrill ★★★ (2017-06-09 14:24:36)

ツインリード&ツインボーカルの旨みを体感できますよね
Aメロが好きです
キュンってなるわ


NIGHT RANGER - Dawn Patrol - Play Rough ★★★ (2017-06-09 14:26:57)

ツインギター&ツインボーカルの旨みを堪能できます
何気ない曲でもバンドの魅力を端的に表現しています
ハードな質感と爽快感が丁度良い感じですね


NIGHT RANGER - High Road ★★★ (2017-06-13 14:27:28)

前作で完全復活を遂げたと言っても過言ではないナイトレンジャーの通産10枚目の節目となるスタジオアルバム。30年以上のキャリアを考えると多いとは言えませんが、自身の培った音楽性を寸分の狂いなく踏襲。前作で聴かせた瑞々しいポップフィーリングとロックなダイナミズムの融合は健在。このメンツで築き上げたナイトレンジャーなグルーブ、相棒は変われどアームプレイを押し込み派手なソロを聴かせ、新相棒も気を利かせたプレイで旧来のファンを喜ばせる事を忘れない気配りもあり、80年代的なエッセンスを嫌みなく取り込みつつも、昔の名前で出ています的な要素も皆無と充実のバンドサウンドを披露しています。18番のバラードもこれくらいヘヴィな音像の中に取り込まれる方がメリハリが効いていていいですね。昔のようなメタリックギターが無いと淋しいと言う意見も分かりますが、2000年を通過した等身大の魅力が詰まった今の方が無理を感じないので、これで良いと思いますよ。


NIGHT RANGER - Hole in the Sun ★★★ (2017-06-13 13:57:01)

前作『SEVEN』から約9年ぶりにリリースしたアルバム。活動は停滞していたようですが解散する事無く継続していたようですね。今作の音楽性もかつてのような瑞々しいポップフィーリングは封印。時代性を加味したヘヴィなリフワークも取り込み、ファットな音像と共に今の時代を生き抜くスタイルを披露しています。ツインギターも絡みも少ないし、ハーモニーは効かせているが質が違うと言うのがファンにとって物足りなさを覚えるでしょうね。とは言いつつもヘヴィな音像の中に組み込まれるポップさには質は違えどナイトレンジャーなポップさを十分に感じ取ることが出来るので、過去の焼き回しに埋没しない等身大のバンドとしての在り方を模索していたのかなぁと思いますね。
正直、このメンバーで、乾いたアメリカンロック路線を進む事に意味があるのかと言われると答えに困るのですが、質の高い音楽性は健在なので、復帰後の彼らの路線を支持する方には迷う事無く手に取る事が出来る一枚ですね。


NIGHT RANGER - Man in Motion (2017-06-12 13:57:05)

前作のコマーシャル路線を押し進めた一枚。ハードに駆け抜ける疾走ナンバーは影を潜めましたが、アメリカンで大らかなグルーブを生かしたミドルナンバーを中心に、ソツなく纏めてきた印象の強い一枚。ある意味、俺たちはこの路線を極めるんだと言わんばかりの堂に入った風格は出てきましたが、バブリーなサウンドメイクは完全にコマーシャル性を高めた装いだし(キース・オルセンを迎えたんだからね)どこか窮屈でヤラされている感も漂い、その辺りのバランスに耳がついて行けるかが最大のポイントでしょう。初期の頃から貫かれるコマーシャル性とハードさを両立させたバランス感覚の良さ、そしてタイプの異なるツインギターの旨み、全てが中途半端な印象を与える今作、進学校にいる奴が、夏休み期間だけ悪ぶるような、マイルドヤンキー臭が全開なのがハードなモノを好む初期のファンから敬遠され、また売れ線バンドにしては自己主張が強すぎたのか、セールス的に振るわずバンドは解散へ向かう事になったのが残念ですね。


NIGHT RANGER - Man in Motion - Half Way to the Sun ★★★ (2017-06-12 13:37:45)

ツインボーカル&ツインギターの旨みを堪能しましょう
アルバムの中ではハードな印象の強い一曲


NIGHT RANGER - Man in Motion - Here She Comes Again ★★★ (2017-06-12 13:40:10)

ボブ・ハリガンJrかぁ
軽やかな感触とバブリーなリズムセクションの音質
メロディの持って生き方も王道だね


NIGHT RANGER - Man in Motion - I Did It for Love ★★★ (2017-06-12 13:33:46)

ラス・バラードのペンによる哀メロナンバー
ジョー・リン・ターナーの歌声が聞こえてきそうですね
サビの明るさがナイトレンジャースタイルなのかな


NIGHT RANGER - Midnight Madness ★★★ (2017-06-09 14:45:04)

前作同様、元気いっぱいもう一杯なアメリカンロックで幕が開ける2nd。その方向性は前作の成功による後押しなのか、自身から漲るモノなのか、より一層の表現力の豊かさをアピールする事に成功。シングルとして大成功を収める④や非の打ちどころのない⑦の魅力たる、爽快感と甘酸っぱいひと夏の恋を思わせる憂いのあるメロディの融合。これらのヒット曲に引っ張られより多くのリスナーを獲得する事に成功したのでしょうが、バンドの本分たる魅力はそれだけには留まらず①のようなノリノリのアメリカンロックは勿論、②③のながれのカッコよさ足るや(特に③のメロディックなハード路線のカッコよさに悶絶)、バラードを挟み、優等生極まりないがロック然としたダイナミックな⑤もつパワーはバンドの根幹を成すモノ、単なるソフトケイスされたバラードバンドなどとは、大違いの魅力を体感する事が出来るでしょう。名曲⑦の前後で存在が霞みそうですが、ナイトレンジャーな魅力溢れる⑥⑧のバランス感覚の良さも見逃せませんね。キーボードを前面に押しつつもハードな質感を損なわない工夫と、ボーカルハーモニーを強烈に生かしたアレンジセンス、そこにねじ込まれるツインギターの派手目のプレイの数々、1stと共にアーティスティックな一面にも触れる事の出来るナイトレンジャーのなんたるかを存分に味わう事の出来る一枚ですね。


NIGHT RANGER - Midnight Madness - Chippin' Away ★★★ (2017-06-09 14:49:40)

ツインギター&ツインボーカルの旨みを堪能できる一曲
ナイトレンジャーな魅力に溢れていますね
あらゆるタイプの曲でも楽しませてくれる懐の深さに脱帽です
メロディがエエよ


NIGHT RANGER - Midnight Madness - Passion Play ★★★ (2017-06-09 14:47:43)

ツインギター&ツインボーカルの旨みを堪能できる一曲
強力な前後に挟まれ地味目の印象を持たれるが
これぞナイトレンジャーな魅力に溢れていると思います
スキがないんですよねアレンジに
でも余白を残しているのが素晴らしい


NIGHT RANGER - Neverland ★★★ (2017-06-12 14:17:51)

国内盤は我らがZero Corporationからリリースされたオリジナルメンバーによる復活作。解散前のソフトなポップを路線の復活でもなく、また安易な初期の焼き回しでもない、しっかりと1997年にやるべくハードなアメリカンロック路線を披露。厚みのあるツインボーカルによる強力なハーモニー、派手目のツインギターと、自らの持ち味を遺憾なく発揮。これぞナイトレンジャーな王道路線にオンパレードに往年のファンは勿論、泣かないメロディックロックが好きな人には安心して耳を傾ける事が出来るでしょう。当時のアメリカでこの路線での復活は相当厳しいモノがあり、覚悟も入ったでしょうが、BIG IN JAPANと揶揄されようが、本分とも言える音楽性で勝負を掛けれたのが、ファンの方にとっては嬉しい誤算だったかと思いますよ。だってこの時期、復活した往年のバンドは皆、それなら、そのメンツじゃなくてもいいんじゃないのって音楽性が多かったですからね。
爽快なメロディを生かしたポップなナンバーや、王道バラードに、気持ちよく駆け抜けるハードサウンドを用意し、自身の復活劇を強く印象付ける事に成功した一枚ですね


NIGHT RANGER - Seven ★★★ (2017-06-12 14:30:44)

前作で手応えを感じたのか、復活した翌年にリリースされた通産8枚目のアルバムです(このメンツでは7枚目だからセブンってしたんでしょうね)。ド派手なソロバトルを楽しめる快活なアメリカンハードロックナンバーで掴みはOKとなりますが、全般的に乾いたアメリカンロック路線を推し進め、彼らのファンにとっては、もう少し潤いのあるメロウなモノを求めていたのか、あまり評判の良くない一枚。しかしメロディの質など、歌える二人の持ち味を生かいているし、厚みのあるハーモニーは健在。ギターも鮮烈な印象を与えるほど、引き倒しているし、十分ハードな面を大きく支えている。
妙にキーボードを前に出したポップロックが無いのにも統一感があり個人的に好感が持てますね。ある意味、彼らが今までリリースしてきたアルバムを全てをミキサーにかけ、再構築した印象の強い一枚。久しぶりに改めて聴いたのですが、良く計算されていますね。ベテランだわ。やる事が憎いね。


NIGHT RANGER - Somewhere in California ★★★ (2017-06-13 14:15:37)

盟友ジェフ・ワトソンが抜け、ケリー、ブラッド、ジャックの3人が中心となりバンドを切り盛りする事に、時代はリバイバルブームまっただ中、その余波の中で今作は復帰後のヘヴィな路線を継承しつつも、初期の頃に感じられた爽快だが、どこかセンチメンタルなメロディが復活、嫌みのない快活さと、洗練された楽曲が持つ普遍の魅力は今までの集大成と言って良いほど充実しており、まさに旧来のファンを納得させれるような幅広い音楽性を披露。新ギタリスト、ジョエル・ホークストラもジェフを意識したプレイで、往年のギターバトルを再演したりと、本当の意味での復活作はこれだなぁと思わせる手応えを感じますね。そして聴き手の耳を喜ばせる明朗快活なロックサウンドに思わず笑みがこぼれましたね。


NIGHTMARE - Waiting for the Twilight ★★★ (2020-01-24 13:06:58)

フランスのメイデンと呼ばれた正統派HM/HRバンドのデビュー作。風呂場で演奏したものを録音したのですかと言いたくなる、リバーブの掛かった独特の音質に、EBONYめ、やりやがったなぁとなるのですが、マニアなら問題なしも耐性のないかたは、コロナウイルス到来と言わんばかりに、どうしようかと対策に頭を抱えるでしょうね。これがEBONYなのですよ。

フランスメタルならではの優美なメロディ、そしてメイデン、UFO、SCORPIONS、JPといった先人たちからの影響を包み隠さずに再構築することで、伝統的なHM/HRサウンドを継承することに成功。またツインリードがバンドの顔となり、印象的なフレーズを随所にねじ込み、メタルバンドかくあるべきな攻撃性を存分に見せつけている。この辺りは時代的にもNWOBHMの後押しも大きかったのだろう。

叙情美溢れる哀愁のメロディ、そこに口当たりのようマイルドさを加味させたのがフレンチ産ならではというのなら、立派なジャンルの確立と言える。この独特の感触を楽しまないのは勿体ないですよね。


NIGHTMARE(Columbia) (2014-04-25 15:32:06)

南米はコロンビアのWitchtrapのDr.Witchhammer, Vo.GのBurning Axe Ripper,B.Enforcerの三人にSinister Stormを迎え入れ結成されたバンドです。ベースのエンフォーサーさんはここではギターに転向し支えております。Witchtrapで聞かせてくれたスラッシュサウンドは一味も二味も違う正統派メタルサウンドを披露しています。歌い方も全然違うんでクレジットあってんのかと不安になりますが(ギターのEdison GilはEnforcerさんです)興味がある方は是非とも聞いてみてください


NIGHTMARE(Columbia) - High Speed Venom (2014-04-26 17:40:16)

南米はコロンビアWitchtrapのメンバーが中心となり結成されたサイドプロジェクトなのでしょうか?詳しい事は分かりませんが、NWOBHMにジャーマンスタイルを取り入れたようなヘヴィな中にもメロディを大切にした随分と古典的な手法に拘ったサウンドが耳を惹きます。シンガーもマイケル・キスクとかジェフ・テイトのようなハイトーンを駆使し歌い上げ、Witchtrapの時とは印象も違い驚かされたものです。速いナンバーよりも⑤のような密度の濃い70、80年代のHM/HR風のミドルナンバーに興味を惹かれましたね。全般通して狙ったのかB級感と古めかしい正統性に評価も分かれるでしょうが、マニアなら思わず手を出してしまう一品なんでしょうね。


NIGHTMARE(Columbia) - High Speed Venom - High Speed Venom ★★ (2014-04-26 17:27:38)

頼り気のない歌
シンプルなバッキングとソロは派手
狙っているのでしょうか?
古典的な手法にニヤけてきます
C級ジャーマンメタルな作風に目頭が熱くなります


NIGHTMARE(Columbia) - High Speed Venom - Rising Evil (2014-04-25 15:34:46)

ジューダス出しアースシェイカー風だったりするイントロ
次の曲と上手く繋げたらなお良かったです


NIGHTMARE(Columbia) - High Speed Venom - When Hell is out of Control ★★ (2014-04-26 17:23:52)

マイケル・キスクばりのハイトーンを轟かせます
B級感も満載なピュアメタルナンバー


NIGHTSHADE - Dead of Night ★★★ (2016-09-09 14:54:30)

ポップ路線へと変更を計ったQ5に嫌気がさした(おまけに売れなかった)ボーカルのジョナサンKとギターのリック・ピアースらが中心となり結成されたバンドが1991年にリリースした1st。フロイド・ローズの影に隠れがちだったリックのギターを前面に出した活きのいいダイナミックな正攻法で攻めるバンドサウンドを披露、まさにQ5は本来進むべき道はこれだったんだと言わせるような使用で、あのNWOBHMに根ざしたアメリカンロックは懐かしさと共に親しみやすさもあり、その王道路線には思わず笑みがこぼれるほどの実直さを感じさせ、型にはめられる事無く自分たちの手腕を遺憾なく発揮しております。AC/DC風のタテノリナンバーなんかを聴くとジョナサンのポール・ショティーノ+ビフ・バイフォード÷2な歌声もノビノビしており、ズバッと切れ込んでくる独創性は無いかも知れませんが、安定したリズムセクションと堅実なギター、今まで以上に迫力の増した歌と持ち味と可能性を広げた作風に期待値も上がりましたね。時代は1991年、この時代に懐かしきアングラL.Aメタルが受けるわけもなく活動が暗礁に乗り上げたのが残念ですが、苦戦を強いられたシーンの中でエネルギッシュ音楽性はアメリカの良心を感じさせてくれるモノでした。


NIGHTWING - Black Summer ★★★ (2018-05-29 13:29:40)

Strifeのベース兼ヴォーカルだったゴードン・ロウリーが自身の音楽性を追求する為に結成されたバンドの2nd。時期的にNWOBHMの流れに乗ってという背景もあるのか、オープニングは性急なビートを刻む疾走ナンバーだったりするのだが、このバンドの本質は英国由来の叙情性と、多彩な鍵盤楽器を導入した幻想的なメロディ、この二つを軸としたプログレテイストも強いサウンドが魅力。また自己主張が強いリズムプレイもハードさの根幹を支えたりと、重厚なサウンドプロダクションではないが、歯ごたえをもたらしているのも印象的だ。柔軟に対応するギターとキーボードの絡み、その配合によってプログレスタイルとハードさのバランスも大幅に変わるが、NWOBHMという時代に表れた古典的スタイルを誇示するプログレハードサウンドが本質なんだろう。
ジメジメ感よりも爽快なメロディと明るさ、この手触りが他の英国バンドの違いなのかも知れない。健康的な緊張感を味わえる、非常に面白い音ですね。


NIGHTWING - My Kingdom Come ★★ (2018-05-29 13:51:06)

専任シンガーがマックス・ベーコンになってから2作目にて通産4枚目のアルバム。
前作を聴いていないので分かりませんが、あの明るく爽快なプログレサウンドは封印。よりストレートで分かりやすいメロディックサウンドへと変更。正直、個性が薄まった分、何を聴けば良いのかと困惑するのだが、マックスの伸びやかな歌声を生かしたポップロックとして楽しむのが一番だろう。その中でもダイナミックな『THE DEVIL WALKS BEHIND YOU』のような曲もあるので、軟派なだけではないロックな魅力も補完しているのが憎い。万人ウケするスタイルと個性、その両立の難しさを改めて感じさせる一枚である。AOR風の歌モノと言えるほどライトでも歌が中心でもないが、ハードに攻めきっていないってのもモドカシイ。
その辺りが評価を分ける要因でしょうが、多彩な技巧を隠し味にしているは間違いないのです。


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus ★★ (2008-07-15 15:24:00)

BRAZEN ABOTの延長線上にある100分にも及ぶロックオペラアルバム
お馴染みのメンバー以外にもヨルン・ランデ、ドゥギー・ホワイトと女性シンガー二名が参加。音質が薄っぺらくダイナミズムにはかけるが北欧的な透明感のある古典的なHM/HRを基調としつつも本格的なオーケストレーションを導入したりとドラマティックな世界観を見事に表現している。随所で感じる細部にまで拘ったアレンジセンスも見逃せません、コーラスワークは勿論、お得意のバイオリン等もアクセントとなり一代叙情詩に効果的な役割をなしている。一曲一曲の完成度は高くニコロ・コツェフの類稀な才能を遺憾なく発揮している。各シンガーも適材適所と言うべきか、物語の語り部や役になり各々の魅力を存分に発揮し今作を名盤へと押し上げている、一曲の中に数名のシンガーが絡む様などの興奮したものです。これがあったからジョーとグレンは同じバンドを組む事になったのかなと感じるのは僕だけでしょうか?一本筋の通ったHM/HRサウンドに上手いシンガーの唄が聴けると言うだけで今作を聞く価値があると思います。
因みに国内流通は2001年で大予言が終わっていた、残念な気がします。
参考までに各シンガーの配役です
ノストラダムス………ジョー・リン・ターナー
ヘンリⅡ世……………グレン・ヒューズ
幽霊……………………ヨラン・エドマン
語り部…………………ドゥギー・ホワイト
宗教裁判官……………ヨルン・ランデ
ノストラダムスの妻…アランナ・マイルズ
フランス女王…………サス・ジョーダン
民衆……………………聖歌隊
異端者審問官…………聖歌隊


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - Because of You ★★★ (2008-07-15 17:00:16)

ヨルンのカヴァーデイル風のブルージーな歌に導かれ始まる
ドラマティックなバラードナンバー
ジョーの歌う穏やかなパートが感動的ですね
女性VOサス・ジョーダンの力強い唄も良くジョーとのデュエットも素晴らしいですね
そこにヨルンが絡んでくるのだからたまらないですね
美旋律を奏でるピアノも見逃せませんよ


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - Caught Up in a Rush ★★ (2008-07-15 17:29:42)

グレンお得意のヘヴィなかつファンキーなナンバー
サビのメロディアスさが良いですね
この手の曲を歌わしたら右に出るものはいないですね
グレンの歌声に酔いしれて下さい
ギターソロもカッコイイなぁ


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - Chosen Man ★★★ (2008-07-15 16:38:18)

グレンのソウルフルな歌唱が光るバラード
それに負けじとジョーの渋みを増した歌声が絡んでくるのだから
たまらない。二人のシンガーが繰り広げる叙情詩に感動します
素晴らしい名曲ですね


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - Desecration ★★ (2008-07-15 17:19:01)

オペラティックなイントロに導かれ始まるメロディアスな古典的HM/HRナンバー地味だが熱いものを感じます
ジョーとヨランの二人がバトルを繰り広げています
Voジョー・リン・ターナーとヨラン・エドマン
個人的にはインギーのところにいた二人の競演に興奮を覚えました


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - Henriette ★★★ (2008-07-15 17:26:28)

北欧風の美旋律に彩られたジョーお得意のバラード
ストリングスも効いて感動的ですね
テクニカルなギターソロも良いが
ニコロ本人が奏でるバイオリンのパートが印象的です


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - I Don't Believe ★★★ (2008-07-15 17:52:30)

ファンキーなグレンお得意のHM/HRナンバー
朗々と歌うグレンの歌唱は素晴らしく他者にはない個性を感じる
メロウなパートでの表現力の素晴らしさに脱帽です
後半で絡んでくるヨルン・ランデのパフォーマンスもカッコよく
鳥肌ものでしたね


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - I'll Remember You ★★★ (2008-07-15 17:08:06)

一代叙情詩ロックオペラを締めくくるドラマティックなバラード
数奇な運命を辿ったノストラダムスの最後をジョーと女性Voアランナ・マイルズが歌っています
バッキングプレイも素晴らしくストリングスのパートの美しさに感動しますね
全篇に渡ることなのですがこの歌劇とも言うべき作風を作り上げたニコロ・コツェフの才能とセンスに敬意を払いたくなります
素晴らしいドラマでした


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - Inquisition ★★ (2008-07-15 17:44:36)

キャッチャーなメロディとクラシカルなフレーズの絡みが絶妙なロックオペラ
メロディアスなニコロのソロプレイがハイライト
Voジョー・リン・ターナー、ヨルン・ランデ


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - Introduction ★★ (2008-07-15 17:22:27)

ミック・ミカエリのオルガンの音色が懐かしい雰囲気を醸し出しますね。ドゥギーの唄もこの手のサウンドに合っているがこのメンバーの中では個性不足な感じがします。
サビのコーラスが印象的ですね


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - Pieces of a Dream ★★★ (2008-07-15 17:13:56)

グレンのソウルフルな歌唱が絶品なメロウなナンバー
透明感のある美しいメロディが感動を誘いますね
中盤ヘヴィなるパートに何かが始まる感じがします
ニコロのエモーショナルなギタープレイもカッコイイです


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - Plague ★★ (2008-07-15 17:40:16)

クラシカルなバッキングが耳を惹きますね
ダークな色合いのあるドラマティックなミドルナンバー
ここでは違いますがドゥギーとヨルンの二人の掛け合いに第三期パープル的な雰囲気を感じ楽しみましたね。
ヘヴィな曲に負けない二人の熱のこもった唄がが聴き所だと思います
Voドゥギー・ホワイト、ヨルン・ランデ


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - The Eagle ★★★ (2008-07-15 17:33:46)

キャッチャーなメロディと北欧風の旋律がオペラティックに仕上げられた感じが見事な力作ですね
ヨランのエモーショナルな歌声が一段と魅力を増している
地味な印象を受けるがカッコイイ曲ですね


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - The Inquisitor's Rage ★★ (2008-07-15 16:33:45)

ヨルンのパワフルな歌唱が光るアップテンポなナンバー
クラシカルなエッセンスもあり徐々に盛り上がるイントロを
聴いただけでもグッときますね


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - The King Will Die ★★★ (2008-07-15 17:47:48)

レインボータイプの疾走ナンバー
ドゥギーが歌うのだからグッとこない訳にはいきませんね
オペラティックなパートもアクセントとなり
ドラマティックな世界観を演出していますね


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - Try to Live Again ★★★ (2008-07-15 17:56:20)

DISC1のラストを飾るラブバラード
ジョーとアランナ・マイルズのデュエットが胸を打ちますね
この手の唄を歌うジョーのパフォーマンスは素晴らしいし
安定感があるなぁ


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - War of Religions ★★ (2008-07-15 16:28:47)

DISC2の一曲目
グルーブ感のあるミドルナンバー
バックで聴こえるクラシカルなパートがアクセントと
なり楽曲の魅力を増している
VOがヨラン・エドマンとヨルン・ランデ
次の曲とつながっています


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - World War II ★★★ (2008-07-15 16:43:22)

オペラ調のドラマティックなパートが素晴らしいですね
クラシカルフレーバーたっぷり味付けをした古典的なHM/HRサウンドにヨランお得意のエモーショナルな歌唱も光りますね
サビメロが印象的です
Voヨラン・エドマン


NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUS - Nostradamus - World War III ★★★ (2008-07-15 16:51:32)

ヘヴィなハモンド・オルガンがカッコイイです
古典的なHM/HRの疾走ナンバーを北欧風に仕上げていますね
クレジットはヨランなんですが
僕にはドゥギーホワイトが歌っているようにしか聴こえないのですがいかがでしょうか?


NINE INCH NAILS - Broken - Last ★★ (2014-05-26 13:18:47)

オシャレなデジタルノイジーサウンドの中で
唯一歯ごたえのある濃厚な一曲
映画「キャビン」のエンディングで流れていて気に入りました
シャリシャリとしたノイジーなギター
焼けるように熱い歌声
ジリジリとした焦燥感が癖になるのかね
やっぱりオシャレすぎるわ


NINE TREASURES - 十丈铜嘴 Arvan Ald Guulin Hunshoor ★★ (2015-10-24 21:39:38)

中国は北京出身の5人組によるバラライカという楽器も活躍する本格的なフォークメタルバンドの1st。肝心のバラライカという楽器が良く分かりませんが中国と言えばな、あの弦楽器の音がふんだんに盛り込まれ、そこにフォークメタルならではの陽気なリズムが乗っかり、なんだか楽しい気分になりますね。所謂コルピクラーニの中華バージョンだし、コルピをまともに聴いた事無いので比較はできませんが、ひょっとしたら恐ろしいくらいのパクリもやっているのかな?と思いつつも、このキャッチーでありつつも勇壮で叙情的サウンドには故郷に思いを馳せる、涙を誘うホロっとさせられるフレーズが随所に聴かれ、何とも言えない気分を味わえるのがツボというか最大の聴きどころ、ヘヴィメタルバンドの核となる硬質なギターリフも聴こえるしリズムもいたってオーソドックスな響きを聴かせ、その魅力はメタリカのカヴァーなど顕著に表れているでしょうね。普段は手を出さないジャンル故に新鮮さがあり、純粋に楽しめました。でも時々中華の楽器群がドリフのコントの幕間に聴ける、ずんちゃちゃ♪ずんずんちゃちゃ♪ずちゃずちゃちゃちゃちゃ♪に聞こえるので主食にならないし通して聴くと飽きますね


NINJA - Invincible ★★ (2023-09-24 14:03:50)

NINJAというバンドは複数あるば、一番、音楽性的にしっかりしているのはドイツ産の彼らだろう。メタルバブル弾けるど真ん中、そこそこのメジャー感も散りばめつつも硬派なジャーマンスタイルは堅守、その男くささと洗練されすぎないロックサウンドの持つ普遍性、ウド・ダークシュナイダーの弟、ピーター・ダークシュナイダーがいたバンドなんかを思い出しますよね。
先人たちからの影響を素直に取り込み、ジャーマン流儀で煮詰めたスタイルは、個性と引き換えに手入れた安定感。このドンシャリとした音も80年代型のヘヴィメタルとして存分に楽しめますよね。もっと丁寧にやってほしいと感じる場面もあるが、派手に見せるツインギター、バラード以外は割と攻撃的な曲が全体を支配しているので、メタルの持つアッパー感、スピードとアタッキーな面が好きな人にはぐっとくる要素も多いだろう。
キメ曲一発があれば印象も変わるのだが、それでも1stとしての及第点は超えているでしょうね。それにしても知らんかった。何度か再結成してはアルバム出していたんですね。


NINJA SEX PARTY - Strawberries and Cream ★★ (2020-10-25 12:35:46)

バンド名に人を馬鹿にしたような風貌、そして思春期の男の子のエロ願望を歌うなど、潔癖な方からは100%嫌われる要素も大なロックユニットの2枚目。シンセ全開ですから、でもフェスなどでウケそうなノリの良さや親しみやすさが全面に出ており、音楽性はけして低くない。むしろトンカツDJ揚げ太郎なサウンドでお楽しみの方なら大いにいけるでしょうね。PVもお気楽で、真面目に議論するものではありませんが、このバンドには、おういうお笑いでお茶を濁さない音楽的な偏差値も高く、全年齢全ジャンル対応の懐の深さがあります。
こういう音を主食として楽しみこともないし、お金を出して買う事もありませんが、定額制サービスのなせる技としてハードサウンドの箸休めに楽しんでいます。
お遊びの要素も強めなコメディポップユニットも、カヴァーアルバム集を3枚もリリース、そこでは有名どころを大真面目にカヴァー、しっかりとしたアレンジと嫌味のない爽やかな歌声で華を添えています。
そちらも注目ですよ。


NITEHAWKS - Vendetta ★★★ (2017-03-10 14:29:34)

Crystal Viperのマルタ・ガブリエルの夫として知られるバート・ガブリエルが主宰するポーランドのSkol Recordsから2015年にリリースされた1st。希少な作品を発掘する事に精を出すレーベルとして知られるSkol Recordsからのリリースだけに聴く前から否応に期待も高まるのですが、前がかりなドラム、ハリスよろしくなランニングベース、良く歌うテクニカルなギター、熱の籠ったパワフルヴォイスとガツーンとパワフルにかましているのですがもう少し落ち着いて演奏してくれと、個人的にはチョイとしたズレが気に掛るのですが、典型的なメロディックパワーメタルの影響も多分に含んだNWOTHMサウンドを披露、どこか懐かしいデジャブ感もあるが、これといったバンドを指すものでないのが面白い。また妙な明るさを含んだ楽曲などには、メインストリームメタル風のアイデアも盛り込んだりと、小技を効かした演出もあったりして、暑苦しいパワー一辺倒じゃないのも面白いですね。
ガッツィーでパワフルでスピーディーな楽曲は、即効性の高さと感触の良さも手伝い、初心者にも手を出しやすい馴染みやすさが最大の聴きどころでしょう。ドッカンバッカンとけたたましく走っていますわ。この剛毅な雰囲気はイタリアンだし、叙情味には欧州の風を感じますね。テクノロジーに頼り切らない有機的な響きと男臭さがこのバンドの魅力でしょうね。


NITRO - Gunnin’ for Glory ★★★ (2022-10-12 17:13:40)

変態ギタリスト、マイケル・アンジェロ率いるバンドのコンピ作。シンガーも5オクターブのハイトーンを操るとかでナイトスクープのスタッフも喜びそうなエキセントリックな話題もありましたが、グラム系サウンドの裏でなるマイケルのギターは目の覚めるようなハイテクニックが飛び出しており、聴きようによっては、かなりエキサイティングである。少々馬鹿げた唄い回しになるシンガーも、抑えめでいけば耳障りではなくバラード③なんて、このアレンジで良かったよね。
未発表+マイケル・アンジェロバンドの曲+アレンジ違いという構成は、このバンドのバカバカしい面を押さえた楽曲を中心に収録されているので、悪い噂を聴いてきたマニアには随分と敷居を下げたろうし、グラム系には不釣り合いなほど、バカテクギターが飛び出す場面など、面白いと思わせる見せ場もあり、ある意味、入門編には1stよりも、こっちの方が付き合いやすいのではと思いますよね。

良い意味でマイケル・アンジェロの変態的ハイテクニックが顔をチョイのぞかせるアレンジ、超音波ヴォイスも抑えめ、グラム系にネオクラギタリストが参加したというのはKEELくらいなもんだろうが、このバンドを、その究極のミスマッチを見事にやり遂げた実績がある。こうして余計な情報を排除して聴けば、けしてバカにされるようなバンドではなかった。

悪評を聴かされているマニアには無理に聴けとは言えないが、グランジ直前に隆盛を極めたアメリカンハードの残り香を感じさせてくれる質の高い音楽性は、その筋のマニアにもビンビンに響くと思いますよ。

マイケル・アンジェロのキャリアを少し掘り下げたくなりましたね。


NITRO - O.F.R. ★★ (2022-10-14 12:46:45)

コメントした記憶しか無いのだが消えているなぁ?
本来はもっとハードでメタリックだったんだろうなぁと推測出来るオープニングナンバーの軽快さ、メタリックさをスポイルしたソフトケイス使用に少々不満を感じるのだが、ギターソロではハイテクニックを駆使するマイケル・アンジェロの凄技は随所に練り込まれており、その曲芸ギタープレイに息を呑みますね。
少々、馬鹿げていると言いたくなるハイトーンを前に出しすぎたが為にイマイチ、跳ねなかったバンドなのだが、5オクターブを操るなんてアヴェンジャー感を出さない方が良かったのになぁと感じる面もありますが、グラム系シュラプネルサウンドと言えるNITROサウンドは、メジャー感とマイナーなメタリック感を巧みに混ぜ込み、独自の路線を突き詰めようと苦心している。
進みたい方向と売りたいマネージメント、その狭間を垣間見るような音楽性だが、商業誌で酷評されるレビューほど厳しい作品ではない。久しぶりに聴きましたが、ハイトーンに気を取られるが以外なほど、親しみやすいメロを唄っていますね。でもお腹いっぱいになるけどね。


NO SHAME - Good Girls Don't Last ★★ (2017-03-01 14:44:09)

VIXENに続けとばかりに1989年に大手Columbiaからデビューを果たした4人組ガールズHM/HRバンドの1st。オープニングからワイルドでグラマラスなハードポップサウンドを披露、キュートに弾けるジャッキー・リン嬢の歌声も艶やかにハマり、女性にしか出来ない色を明確に出しています。全般的にそつのない楽曲が収録され、ルックス演奏ともにVIXENとの違いを余り感じないのが気に掛るところで、ジャネット・リンと木の実ななとの見分けがつかない『ややこしやぁ』と嘆いていた、なだぎ武のネタを思い出させる類似性が一番評価を分けるでしょうね。昨今の勢いを増すガールズメタルブームですが、女らしさを損なわず、また媚を売らずハードに迫った本気のアメリカンHM/HRは、ロックとポップな面を巧みに両立させた粋な一品でしたね。


NO TROUBLE - Looking for Trouble ★★★ (2023-04-02 09:22:20)

ノートラブルというバンド名がトラブってるぞと思うマニアも多いでしょう。ドイツが生んだメロディックメタルバンドですが、方向性としてはワールドワイドな感性を持っており、アメリカで成功したSCORPIONSの影響もあるだろうし、BONFIREなどを想起させるメジャー感が最大の聴き所、ドイツらしい生真面目さと剛毅なスタイルに、持ち込まれた大衆性。しっかりとした演奏と無理のないアレンジは聴いていて気持ちが良い。
その反面、予定調和が多いのでスリルや鮮度を求めるマニアには不向きなスタイルである。昨今の小洒落たメタルしかしらないライトリスナーには、良い意味で80年代の空気を纏いつつも、やり過ぎないメジャー感に触れるのは、音楽的見地を広める意味でも参考になるかと思います。
硬軟交えたメロディックメタル、どこかで聴いたことあるに親近感を覚えるか嫌悪感に支配されるかで評価も分かれるだろうが、パープル、RAINBOWと言った欧州メタルの始祖からの影響、そしてBON JOVI旋風はミュージックシーンを塗り替え世界中に波及した事実を確認して欲しいですね。


NOB - NoB 1st ★★ (2019-12-24 20:41:11)

MAKE-UPのシンガーとして知られる実力派ヴォーカリストの山田信人ことNoBの1stソロアルバム。彼の押しの強いエモーショナルヴォイスを生かしたスケールの大きな歌モノロックが満載。まさにAOR系の歌モノサウンドがイケる方なら大いに楽しめる内容だろう。『息もつまるほどに愛しくて』などで聴ける歌声など、彼の真骨頂とも言える厚みと泣かせがあり、少々クド目かもしれないが、その存在感の強さが彼の魅力。濃厚にまとわりつき感動を運んでくるでしょう。これほどの実力がありながら、イマイチ売れ切れていないのが残念で仕方がありませんね。

結局は、今作リリース後も後が続かないNoBさん。そろそろペガサス幻想以外の代表曲が欲しいところですが、今作には、そんなフラストレーションをふっ飛ばすような佳曲が詰まっていますよ。
でも以前、今作のコメント残している記憶があるんだよなぁ?消えたかね??


NOISEHUNTER - Rock Shower ★★★ (2023-02-11 00:25:34)

ノイズハンター幻の4THアルバムの素材からデモ音源を集めた企画モノ。まず驚くのが洗練されたメロディックメタルスタイルへ変貌していること、良い意味で裏切ったが初期のストレートなメタル系の野暮ったさが好きだった人には物足りないかもですね。
歌い手も変ったのかな?そんな印象すらあります。如何せん、音質がイマイチ良くないです。薄っぺらいサウンドがどうにもB級感を強めていますが、クオリティは低くないです。ある意味、十分及第点をクリアしていますね。
その拘りのメロディックメタル路線への変貌にはイマイチ驚くのですが、2nd,3rdの流れを考えると不自然さはなく順当なスタイルとも言えます。リリース時、以外とインディーズシーンでは好評だったようで、それなりに成功した一枚だと言われています。
マニア筋に愛されるだけではない、隠れた良品。普通のメタルを普通にやっています。欧州のバンドだけにカラッと系でも情緒がありますよね。そのあたりも日本人の感性に合いそうです。


NOISEHUNTER - Time to Fight ★★★ (2022-05-05 17:27:00)

正統派のジャーマンメタルバンドとして知られる、ノイズハンターが1986年にリリースした1st。この時点で活動歴は長く苦労して掴んだデビュー作という事なのだが、元ネタが明け透け過ぎるのが評価を分ける最大のポイント。そこに突っかかると、早い段階で後悔を覚えるだろうが、スコーピオンズやアクセプトとは、また違ったアプローチの正統派スタイルは欧州由来の泣きを散りばめつつも剛毅に打ち鳴らされるパワフルサウンドを披露しており、所謂、ハロウィーンタイプとは違うジャーマンシーンを愛するマニアならばグッと掴まれるでしょう。とは言え、個性不足は否めない、模倣の域を抜けていない楽曲も多すぎる、元ネタがドンピシャであり同じようなルーツを持つマニアならば許せないかも知れないが、ヤサグレる前のポール・ディアノ兄さん風の歌声もハマると魅力的だし、ツインギターチームは丁寧なプレイを紡ぎスリリングに展開、正統派メタルの旨味を増幅させているのも頼もしい、低音に迫力の無いミックスはマイナーレーベル故に仕方が無いが、そういうマイナス面を補うだけのパワーがあり勢いのある楽曲に散りばめた叙情性とキャッチーさに押し切られますね。
特に⑤のようなパワーメタルな疾走ナンバーは、ジャーマンパワーメタルマニアにはグッとくる楽曲でしょう。


NOISEHUNTER - Too Young To Die ★★★ (2023-02-09 00:50:24)

思いっきりメインストリーム寄りになった3枚目の作品。オープニングナンバーの登場に面を喰らいますが、②など安直な展開に流れない工夫を凝らしたイントロを設け期待感を煽る。バンド名ノイズハンターのくせにデビュー作から、速い曲をやるけど、軽めのサウンドプロダクションの雰囲気重視の歌い手という組み合わせにB級感が漂いまくっていた。
次のアルバムもメタルバンドとしては軽めのミックスにイマイチ旨味を感じさせなかったが、今作は②のような曲を自分たちのモノにしており、その意欲とプロデューサーの助言などもあったのか、音楽性の変遷がけしてマイナスに働いたと言えない仕上がりになっている。プロデューサーのウリ・バロノフスキーは、ステファン・カウフマンの右腕としてミキサーとして活躍していましたね。
そういう感性が楽曲に落とし込まれ、それまでとは違う魅力を光らせている。拘りの音質もマイナー臭さを排除しているのも見逃せない。とは言え、このスタイルをノイズハンターがやるべきだったかという疑問は拭えないのも正直なところだが、その前にリリースした2枚が成功したとは言えないので、勝負の3作目として商業的な基盤を築こうとしたアイデアは、やはり正解と言える。

ドイツのバンドらしい堅苦しさと柔軟なメロディックメタル志向を抱き合わせ上手くやっていると評価したい一枚ですよね。
今までのレコーディングは何だったんだという位、バンドとしてのまとまりも感じます、個人的には良い点が全てを上回っていますね。
なかなか入手困難の一枚ですが、メロディ派のマニアにはたまらんでしょう。
でも、初期のスピード志向派には勧められません。別のバンドですもん。


NOISEHUNTER - Too Young To Die - Ruler Of The Dark ★★★ (2023-02-09 00:52:22)

初期のファンを安堵させたスピードメタル
アルバムの中では若干浮いている感じもありますが
中盤にあるので前半後半の仕切り直しという感覚で楽しめる
アクセプト感が増してるなぁ


NOIZ - NOIZ ★★★ (2021-11-20 18:11:09)

今となってはスーパーロックグループと呼べるバンドのフルアルバム。バンドの活動期間が短命の為に幻感も強まるのだが、カルメン・マキ&OZの春日、川上の二人に、プログレ系バンド、スペースサーカスのドラマー、小川宣一が火乃玉男を名乗り参加していたはずなのだが、この名うてミュージシャンを従えメインを張るのが人見元基というのが凄いです。彼の歌声は既に確立されたモノであり、情感たっぷりの伸びやかな歌声は、場違いと言えるほど個性をむき出しており、このシンプルロックと対峙している。
個人的にはVOWWOWのイメージが強すぎるために、この手の音楽で人見の唄を聴くのはどこかむず痒いのだが、聴きすすめるほどに違和感はなくなり、いつものように、のような曲もバンドの魅力を存分に感じさせるモノであり、NOIZというバンドの妙味を堪能できます。
このグループが売れたら人見はどうなっていたのかと考えるのもお楽しみの一つですが、やはり現在、彼がミュージシャン稼業から足を洗ったという事実に悲しい気分を味わいます。こういうスタイルでも構わないので再び、圧倒的な喉を披露してもらいたいですね。


NORDIC UNION - Nordic Union ★★★ (2017-05-05 15:32:18)

Frontiers Recordsに所縁のある北欧ならびにレーベルを代表するソングライターの一人がエリク・モーテンソンが、レーベルの意向を受け、PRETTY MAIDSのロニー・アトキンスとコンビを組んだプロジェクトチームによる第一弾のアルバム。北欧らしい煌びやかで繊細なメロディが華麗に舞う、あの路線を真っ向から取り組むロニーのパフォーマンスは圧巻の一言。ハスキーでやや武骨な声質のロニーだが、甘めのキャッチーな曲からネオクラ風味の曲まで、ファンの間では評判の悪い『JUMP THE GUN』を彷彿とさせる歌い回しで見事に期待に応えていますね。どこを切っても北欧風味満載のメロディック路線故に、日頃からこの手の歌モノHM/HRが好きな人にはたまりませんが、所謂、速くないとダメって人には少々辛いかも知れませんね。
フックに富んだ甘美なメロディの応酬、それらをロニーが歌えば、ある意味PRETTY MAIDSに聞こえてしまうと言う、彼の個性と力技に驚いたし、プロジェクトチームにありがちな、ボツ曲の寄せ集めではないクオリティの高い楽曲を用意している事に驚きましたね。そりゃ国内盤は天下のワードレコーズから出るわな。
甘い北欧風ナンバーとガッツ溢れるロニーの究極のミスマッチ感が最大の聴きどころでしょう。よう纏めたわ。ギターソロもグッとくるパートがあるね。エリク・モーテンソンの才が爆発してますよ。優しい曲やで、包容力がハンパない、普段雑誌のレビューが踊るメジャー級の作品に触れる機会が少ないので尚更、そう感じますね。テンションを下げる事無く最後まで走る抜けるとはアッパレだ。


NORDIC UNION - Second Coming ★★★ (2019-02-09 14:16:09)

ロニー・アトキンスとエリック・モーテンソンによるプロジェクトチームの第二弾アルバム。前作同様フック満載の北欧メロディと、デンマークのレジェンドボーカルによる相乗効果に疑いの余地などなく相性の良さを見せつけている。
メロディに主眼を置くフロンティアレーベル謹製だけに、ハロウィーンやBACK TO BACKのような疾走感を求めると肩透かしを喰らうだろうが、レーベルの意向を組んだプロジェクトチームによるサウンドは、あざとさのない純度100%のメロディアスHM/HRサウンドを貫いている。
自分達のルーツたる北欧メロディ、顔の皺がハンパないロニーのお爺ちゃんぶりに驚いているが、いい意味での枯れた味わいが増した歌声が、もの悲しさを倍増させており、絶妙なところをギリギリ歩いているのが面白い。
その味付けが類型的なサウンドの中でアクセントとなり自分達のカラーを押し出しているのだろう。前作の路線を推し進めつつもバラエティに富んだ印象を与える今作も、北欧ブランドに仲間入りを果たすに十分な品質を保持する運びとなりましたね。


NORDIC UNION - Second Coming - My Fear & My Faith ★★★ (2019-10-08 00:15:09)

これぞノルディックユニオンな一曲だろう
冷ややかで哀愁を帯びたフォーキーさもあるメロディ
そこに絡む熟練のロックヴォイス
両者の特性が合致した事により
メロディアスなのに骨太なハードサウンドへと仕上がっているのが凄い


NORDIC UNION - Second Coming - Walk Me Through the Fire ★★★ (2019-08-06 20:37:34)

大人が聴いても恥ずかしくない骨太なハードサウンドと哀愁美
大げさにならずとも感動を運んできます
速いだの音がデカイだのが重要な方には無用なサウンドでしょうが
こういう普遍的な魅力に富んだ一曲を聴き
熱い夏に身体をクールダウンしつつロックな感性を燃やしたいですね


NORTHWARD - Northward ★★★ (2019-03-10 13:34:34)

NIGHTWISHのシンガー、フロール・ヤンセンとPAGAN'S MINDのギター、ヨルン・ヴィグゴ・ロフスタットの二人によるロックプロジェクト。幅広いジャンルをフォローするNUCLEAR BLASTからのリリースだけに、音源を聴くまで音楽性は見てこないのだが、ここで聴けるのは外連味のない、元気溌剌な健康優良児サウンドを披露。ストレートに響かせるハードサウンドと北欧テイスト満載の涼やかでキャッチーなメロディは耳馴染みも良く、また扇情力も抜群。一発で聴き手の身体にスッと馴染んでいきます。
現代的な感性をタップリを含ませてもストレートなHM/HRであるが故に、新旧のファンを満足させる作り込も素晴らしい。老舗大手レーベルからのリリースに嘘はありませんでしたね。
その反面、冒険心の少ないサウンドであるが故のデジャブ感が漂い、どこか熱く成りきれないのだが、鮮烈なリードプレイで華を添えるヨルンのギターを中心とした躍動感溢れるバックの演奏と、瑞々しい女性シンガーの歌い回しも絶妙なので、ここは素直に身を任せ楽しむのが一番でしょう。アコギのバラードもあったりするお約束感も、その筋のマニアには嬉しい限りだ。
昨今のワタクシは貧乏風呂無し四畳半アパート並のNWOBHMに御熱心なので、少々オシャレ過ぎるのです。
普通の人なら全く気にならないでしょう。


NORWAY - Night Dreams ★★★ (2017-10-17 12:35:12)

ノルウェーというバンド名なのに、何故かニュージャージー出身というややこさでチョイと有名なメロディックHM/HRバンドの記念すべき1st。これでゴリゴリのハードコアメタルでもやっていたらどないしようかと不安な気持ちもありそうですが、そこはバンド名から推察できるようなスウィート路線の音楽性で勝負。アメリカのバンドなんで、モロに北欧風とはいきませんが、AOR風の洗練された叙情派HM/HRサウンドが目白押し、嫌みのないキャッチネスさと、コマーシャルリズムを追求した音楽性は、どれも質が高く、スリルはないが抜群の安定感を披露。ロック然としたダイナミズムと歌モノの融合、煌びやかさと透明感のあるメロディ、詰めの甘さもあるが、哀愁を滲ませたメロセンスの才覚に唸りますね。
聴かせる事を中心としたミドルナンバーが中心ですので、ポップだろうが軽かろうが、ダンスミュージックだろうが、テンポが速くなくとダメだという人には、眠くなるような一品でしょうが、メロディを愛するマニアなら楽しんでもらえるでしょう。
今作に一番近い音楽性は、ICONの『Night Of The Crime』ですね。あの音に共感出来るマニアなら手を出しても損はしないでしょう。


NORWAY - Night Dreams - Heartbeat ★★★ (2019-03-06 22:49:39)

甘いわぁ
甘いよ
ロマンですなぁ
歌モノマニアにお勧めですねぇ


NORWAY - Night Dreams - Night Dreams ★★★ (2019-03-06 22:51:49)

あまーい
ソフトケイスされたメロディアスロック
歌モノマニアにはたまらんでしょうね
チョイと切ないメロディがエエんですよねぇ


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Anecdote of the Queens ★★★ (2015-11-16 14:48:29)

玄人や関係者のみならずライトリスナーにも好評だった1stに続いて短いスパンでリリースされたミニアルバム。前作同様充実したメロディと絶妙なアレンジが光る叙情派サウンドを披露、何を聴かせるかを明確にしつつも、前作以上に幅広い楽曲を収録。特に今作では二人の女性シンガーを迎え、その特性に合わせた選曲と思われる節もあり改めて主役を張る若井望のコンポーザーとしての才に惚れなおしました。オープ二ングの①における低音を効かした歌唱スタイルは新たなる魅力を光らせたFUKIちゃんの男前な歌声は楽曲に力負けする事のないパフォーマンスを魅せ新鮮な響きを伝える事に成功。ポップな②は榊原ゆいさんに、甘美でハードな③を器用に歌いこなしたFUKIちゃん、二人のシンガーが役割分担を見事にこなした雄大なバラード④、爽快感すら漂うバチコーンと弾ける疾走感が気持ちいい⑤はFUKIちゃん、榊原ゆいさんが芝居がかった歌声を披露するハードなロックテイストの強いメロウなミドルナンバー⑥、①のロブ・ロックが歌うヴァージョンの出来は言うに及ばずだが、女性シンガー二人のパフォーマンスも巧みな表現力を生かしメロディックな王道を行くヘヴィメタルサウンドにガッツリと向き合いビシビシとしのぎを削る様は聴き応えのある内容でした。前作におけるゲストシンガーは、線は細いがオペラティックな歌唱スタイルとパワフルなハイトーンが魅力のロブ・ロックに、ヴォイスオブビースト森川之雄、剛柔兼ね備えたヘヴィメタル界の貴公子小野正利でしたから、彼らと比べると弱いのは仕方ない事なのですが、聴けば聴くほど、彼女達の可憐さや凛とした女性らしい力強さに魅了され、また楽曲の良さを引き出す相性もあり、リピート数では1stを超える聴き様で、二人のシンガーにすっかり魅了されましたね。テクニックに溺れる事無く魅力的なフレーズを連発する若井のプレイは勿論だが(柔軟な音楽性がよりソロ、バッキングにおける美味しさを倍増させたのが凄い)、宮脇、寺沢のベテラン組における安定のリズムプレイが生み出す心地よさ、キーボードが音楽性を深めよりスケールの大きな音楽の世界へと導いてくれる様も見事だ。個人的には派手な曲も勿論良いが、FUKIちゃんが女心を歌う③が一番のお気に入りです。あれは男が歌うと気持ち悪いもんね。


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Anecdote of the Queens - Breaking the Fire ★★★ (2015-09-12 13:41:30)

前作の流れを組むメロディアスなHM/HRナンバー
王道な展開に新鮮味はありませんがオープニングに相応しい一曲
FUKIちゃんが真っ向勝負のパフォーマンスで向き合い
新たなる魅力を光らせていますね


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Anecdote of the Queens - Breaking the Fire (feat. Rob Rock) ★★★ (2015-09-09 04:18:37)

盤石のリズム隊の上で縦横無尽に駆け巡り若井のギターが凄い
スウィープ、アルペジオと教則になるようなプレイを披露
ソロもテクニカルだがメロディを蔑にしない圧巻のプレイ
キーボードも空間を奥行きを持たせ楽曲をより深いものに
この手の曲を歌わせたら右に出るものはいないね
貫禄のロブ・ロック
FUKIちゃんよりも一枚も二枚も上手ですよ


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Anecdote of the Queens - I Miss You ★★★ (2015-09-09 04:25:06)

ポップな感触が印象的です
唄が弱いと言えばそれまでですが
若井のアレンジは素晴らしい
弾けるポップフィーリングに彩られたキャッチーな一曲


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Anecdote of the Queens - Love to Love ★★★ (2015-09-09 03:59:29)

ハードな質感を残しつつもウットリとするような甘美なメロディが弾けます
FUKIちゃんが重要な役柄としっかりと務めています
それまでのイメージだった元気な唄のお姉さん的な殻をぶち破ったと思いました
初期のアルバムとメタリックスピンしか知らなかったのすいませんと謝りますね
にしても若井の歌心溢れるギターは素晴らしい
松川敏也風のトーンとソロにはニヤニヤさせられました
こういう甘くてちょっぴりビターなハードナンバーが好きですね


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Anecdote of the Queens - No Surrender ★★★ (2015-09-12 13:48:40)

ストレートな一曲ですね
力強さの中にある優美さが見事に表現出来ています
若井のセンスが素晴らしい
カッコいいわ


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Anecdote of the Queens - Rock is Gone ★★★ (2015-11-14 15:24:06)

ヘヴィかつメロウなミドルナンバー
哀愁のメロディが耳を惹きますね
かわいい声の女性シンガーがロック色全開で歌っております


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Anecdote of the Queens - Until That Time ★★★ (2015-09-12 13:47:10)

FUKIちゃんと榊原ゆいさん夢の競演でしょうか?
マニアにはたまらんものがあるのでしょう
スケールの大きな一曲
雄大なメロディに抱かれ癒されたいものです


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Metal Souls ★★★ (2018-05-27 15:10:52)

今や国内を代表するメタル系アーティストに上り詰めた若井望のプロジェクトチーム第3弾にあたる2nd。今までは複数のアーティストが参加する企画モノ的なニュアンスの強い作品だったが、今回はシンガーはロニー・ロメロ、リズム隊はマルコ・メンドーサとトミー・アルドリッチのWHITESNAKE組という豪華ラインナップが顔をそろえる事に、この手のアルバムにありがちなネームヴァリューに頼った参加とは違う、質の高いパフォーマンスで魅了。マルコとトミーのリズム隊も、その屈強なスクラムを組み鉄壁のリズムプレイにはメタルバンドかくあるべきと言った魅力を発散、やらされている感もあるが上手く機能している。

フロントマンとして、もはや実績十分なロニーのパフォーマンスも堂に入ったもので、サイドプロジェクト的な匂いをさせない手抜きなしのパフォーマンスに胸が熱くなります。
こうなると楽曲のあり方が気になる。特に①のようなガルネリウスタイプの曲などドメスティックすぎる匂いがキツすぎで、ロニーのザラついた声質が、さらにバタ臭さを倍増と、このメンバーによる悪い面がオープニングから出ているのが残念。
所謂、このバンドもJ-ROCKなんだなぁと思わされる、最大公約数のファンを満足させる構成が気になる。②は女性シンガーで固めた前作に通ずるメロウな曲だ、やはりロニーの声が強すぎる。個人的に①②の流れは、のど越しがスッキリしないものだが、そこは趣向の問題。③以降は徐々にワールドワイドなメタルナンバーが目白押し、変化自在のギタープレイで聴き手の好奇心を擽り続ける若井のプレイ、そのコンポーズ力と、魅せるギタープレイに酔いしれます。これほどのラインナップを従えても主役は若井であることは明白な彼の存在感の強が最大の聴きどころだろう
熱きメタルスピリットが宿る渾身の叙情派HM/HRサウンドの持つ説得力の高さ、定番だが古臭さに埋没しないセンス、流石は若井望だなぁと感嘆させられました。力強い⑥は新たなるメタルアンセムだな。


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream ★★★ (2014-11-28 16:29:47)

元POWER NUDEなどの活躍で知られる美形ギタリスト、若井望が装いも新たに世に提示した渾身の一枚。ミュージシャンとして紆余曲折を経てようやく本分とも言えるメロデイック路線の王道HM/HRサウンドを高らかに打ち鳴らしているのですが脇を固めるサポートメンバーが熱い、リズム隊はブリザード30周年でも共演を果たした元SLYの寺沢功一、ドラムは44マグナムにZIGGYなど経歴を上げたらキリがない宮脇JOE知史。キーボードはアルハンブラにガルネリウスやソロ活動でも知られるYUHKIにB'zの長年に渡るサポートでも知られるブレイズの増田隆宣
シンガーにはパワーヌードでも一緒だった現アンセムの森川之雄、魅惑のクリスタルヴォイスは健在ガルネリウスの小野正利、そしてインペリテリのロブ・ロックと言う豪華な布陣。このメンツが揃えば期待したい音も目に浮かびますが、若井はその期待に見事に答えクラシカルな味付けも程々に叙情派ギタリストの実力を全開に披露、松川敏也に憧れがあると公言するような、エモーショナルで繊細なトーンとを活かしたプレイは、時にはハッとさせるフレーズとテクニカルなプレイを巧みに散りばめ印象的なメロディを随所に盛り込み煌びやかでヘヴィなメロディックメタルを体現させてくれます。

王道中の王道を行く様式美サウンドに新鮮味は薄いのかも知れませんが、各メンバーが若井が送り出す強烈な楽曲に応呼するように、溌剌としたプレイを披露する様のカッコよさに痺れること間違いなし、オープニングを飾るタイトルトラックで聴かせるロブの歌い回しにまずは悶絶必死、彼の歌声でこういうの聴きたいと思わせるドンピシャのパフォーマンスに猛烈に惹き込まれ、新生アンセムとは違う本分とも言えるビーストシャウト全開な森川の歌声を堪能できる②、小野先生の磨きが掛かった衰えを知らぬハイトーンヴォイスに惚れ惚れさせられる③と進みキャッチーなロブの④と日本人の琴線に触れるメロディアスなHM/HRサウンドが見事な構成で流れラストまで一気に突き進みます。

各シンガーが自らの個性を活かしつつ、そのタイプに合わせた曲を用意したようにも感じられ若井のコンポーザーとしての才能が華やかなルックス同様に花開いております。また熟練のミュージシャンシップが生み出し鉄壁のリズムプレイも圧巻の一言。寺沢はビリーシーンにも通ずるテクニシャンとして鳴らし、今作でも多才ぶりを発揮、安定感のあるプレイは聴き手を魅了するだろうし、宮脇がここまでハードなドラムを叩いてくるとは驚きました。テクノロジーの発達は思わぬ副産物を生みます、バスドラのヘッドにピックをアップを付けると軽く踏んでも爆音が響き、ペタペタ浅く踏んでも大丈夫(明日から誰でもブラストビート)そんなテクノロジーに頼り切らない、生身の人間が生み出す渾身のプレイに深く感動を覚えましたね。個人的には、この手の王道サウンドには合わない人選と勝手に思っていたので今作を聴き猛省です。
影のMVPは宮脇でしょう。ソロ形態だと今一つ纏まりに欠ける面もありますが、各ミュージシャンの力量を品定め聴き入るのも楽しみの一つ、ある意味、一番の無名は主役の若井望なのかもしれませんが、ハードでテクニカル、それでいてメロディを蔑にしない彼の才能を存分に生かした楽曲とプレイを堪能できる一枚、普通のHM/HRが聴きたい方には強くおススメしたいですね。


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - Believing ★★★ (2015-03-21 12:54:50)

リフワークにカッティングとニヤニヤさせられますね上手いわ
小野正利が歌う甘美でキャッチーな一曲


NOZOMU WAKAI'S DESTINIA - Requiem for a Scream - Dearest Pain ★★★ (2015-03-21 12:53:00)

様式美テイスト溢れるクラシカルなインストナンバー
繊細なトーンを活かしたメロウなフレーズの組み立て方が実に上手い
ペンタトニックスケールにとらわれない幅広い音使い
繊細で情緒あふれるギタープレイに松川敏也だしランディ・ローズの影をみますね