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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 6701-6800

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 6701-6800
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MICHAEL SCHENKER GROUP - Written in the Sand - Brave New World ★★★ (2008-11-07 23:09:23)

アルバムのオープニングナンバー
リーフの繊細な声とブルージーな歌唱が印象的でしたね
コーラスパートにも気を配し新生M.S.Gとしての意欲が伝わる
マイケルの繊細なフレーズを紡ぎだすエモーショナルなソロが聴け嬉しかった
久々のマイケル節にいつ聴いてもジワジワと心にしみてくる
過去の名曲とは違う感覚で楽しめましたね


MICHAEL SCHENKER GROUP - Written in the Sand - Cry No More ★★ (2008-11-07 23:04:11)

90年代的な臭いのする曲ですね
イントロのフレーズが印象的
繊細なフレーズと叙情的なメロディが時より顔を出します
地味だが好きですね


MICHAEL SCHENKER GROUP - Written in the Sand - Down the Drain ★★★ (2008-11-07 22:54:49)

エモーショナルなマイケルのギタープレイが光ります
リーフの繊細な歌声が華を添えています
生身の人間が作り出す本物のフィーリングがある
繊細だがロックしている


MICHAEL SCHENKER GROUP - Written in the Sand - Essenz ★★★ (2008-11-07 23:01:14)

ある意味このアルバムの中で一番マイケル・シェンカーらしさを感じさせるスリリングなインストナンバー
艶のあるマイケル節が堪能できます
イントロのSEで愛娘の肉声を挿入するとは親バカ振りを見せてくれたのも印象的でしたね


MICHAEL SCHENKER GROUP - Written in the Sand - Love Never Dies ★★★ (2008-11-07 22:50:55)

叙情的なフレーズと繊細な節回しが耳を惹きリーフのキャッチーな唄メロが印象的でしたね
マイケルがエンディングで弾く大人のソロプレイも悪くない


MICHAEL SCHENKER GROUP - Written in the Sand - Written in the Sand ★★★ (2008-11-07 22:47:32)

わりとキャッチーでメロディアスなアルバムのタイトルトラック 繊細なメロディが優しく耳を刺激します


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap ★★★ (2014-07-14 14:06:46)

2013年にMICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK名義でリリースされた一枚。Voドゥギーホワイトにスコーピオンズのリズム隊、ハーマンとフランシスにkeyはフィンドレ(LIVEでは大活躍ですの彼です)と言うメンツがマイケルをバックアップ、前任のマイケル・ヴォスの甘美なメロディ路線とは毛色の違う濃厚な楽曲を詰め込んだアルバムを披露してくれました。ある意味、ドゥギー色の強い様式美路線を意識したアプローチも取られマイケルの扇情的なギタープレイも冴え渡り、泣きのフレーズも導入されております。とは言え、マイケルがこういうアプローチを試みるとは思ってもみず、少々不思議な気持ちにさせられます。ドゥギー色を生かした楽曲にMSGとはまた違う濃厚さが今作の評価の分かれ目でしょう。往年の空気とは違うマイケルの艶やかなギターはマンネリ傾向と言われようとも色あせる事はありませんね。やはり上手いし独特のタイム感は彼ならではの味わいですね。


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Black Moon Rising ★★★ (2014-07-14 13:47:46)

淡白な感じもしますね
雰囲気のある重厚なミドルナンバー
ドゥギー節全開
マイケルも扇情的なギターで応戦してます


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Bridges We Have Burned ★★★ (2014-07-14 13:44:40)

粘りあるね
妖艶なミドルナンバー
ドゥギー色も良く出ています
このメンバーでのマイケルを楽しみますよ


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Dance for the Piper ★★★ (2014-07-14 13:49:54)

メロディアスかつ重厚なミドルナンバー
サビへの広がりが好きです


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Faith ★★★ (2014-07-14 13:53:53)

輸入盤のボーナストラック
こちらもアコースティカルな一曲
ドッケン節と扇情的なメロディがマッチしてます
流石の仕上がりですね


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Horizons ★★★ (2014-07-14 13:32:58)

重さのあるメロディックな疾走ナンバー
マイケルがこういう曲をやるとはね


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Land of Thunder ★★★ (2014-07-14 13:37:29)

濃厚だし軽快だ
ドゥギーのキャラも生かした様式美的な疾走ナンバー
印象的なフレーズも聴こえてきます


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Lord of the Lost and Lonely ★★★ (2014-07-14 13:28:56)

妖しげなメロディにレインボーの香りもします
ドゥギーの歌声をハマってますね


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Rock 'n' Roll Symphony ★★★ (2014-07-14 13:34:01)

シンプルですね
曲名通りの一曲
カッコいいわ


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Rollin' ★★★ (2014-07-14 13:51:14)

国内盤のボーナストラック
マイケル・ヴォスが歌うアコースティカルな一曲


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Shine On ★★★ (2014-07-14 13:42:17)

艶のある歌声も映えますね
濃厚な味わいがあります
扇情的なメロディとリフワークも映える
メランコリックなミドルナンバー


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Temple of the Holy ★★★ (2014-07-14 13:39:40)

短めですがムーディーな一曲
聴き応えのある一曲です


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - To Live for the King ★★★ (2014-07-14 13:36:03)

こりゃまたエピカルな雰囲気も漂いますね
様式美なアプローチも感じさせるミドルナンバー
レインボー風でもありDIO風でもあるかな


MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK - Bridge the Gap - Where the Wild Winds Blow ★★★ (2014-07-14 13:31:04)

重厚なミドルナンバー
扇情的なメロディが耳を惹きますね
中盤のアコギも妖艶な響きゾクゾクさせられました


MICHAEL THOMPSON BAND - How Long ★★ (2019-02-13 10:38:53)

知る人ぞ知るセッションギタリストで腕を鳴らした仕事人、マイケル・トンプソンが1989年に大手Geffinからリリースしたデビュー作。、上手いギターと丁寧なアレンジ、そして上手い演奏が絡み合う嫌みのない洗練されたサウンドは、質の高さも手伝いはBGMにピッタリと、ハードサウンドで疲弊した耳に丁度よい箸休めサウンドとして寄り添ってくれます。

起伏のあるメロディと爽快感たっぷりのポップロックは癒し効果抜群、優等生過ぎて心に引っ掛からないと言う欠点はあれど、本当にBGMに丁度いいんです。主張しすぎないロックってのはありそうでない。ソフト過ぎれば眠たくなる、その絶妙な合間に縫ってくれているのが、個人的には最大の聴きどころである。

歌い手のムーン・カルホーンもロックの部分を残した歌声で、熱さを克明に伝えてくてるも嬉しい。主役たるマイケルさんは、仕事をやり過ぎたきらいもあり、個人のトーンと言うモノがないのが気になるのだが、それでも才気あるテクニックと変化自在のトーンを操り万人向けの音楽を司ってる。サバイバーやフォリナーと言ったところから、さらにハードさを抜いたようなサウンドに仕上げているのも狙いなんだろう。

長らく廃盤だった今作に手を差し伸べたのがFrontiers Records。2007年にボートラ入りで復活しました。2012年には同レーベルから2ndもリリースした彼ら、レーベルへの信頼度があるマニアなら安心して手を出せるでしょう。


MICHAEL THOMPSON BAND - The Love Goes On ★★★ (2023-07-14 15:56:11)

ギター職人として沢山のお仕事をこなした腕利きのギタリスト。印税だけで飯喰えるんだろうなぁ。そんなマイケル・トンプソンによるプロジェクトチームによるアルバム第四弾。
AOR調の唄モノロックを軸に味わいのあるギタープレイで魅了、焦点を絞り込んだサウンドにブレは一切なく、レーベル謹製のサウンドを展開。歌モノロックが大好物な方はオープニングナンバーからグッと掴まれるでしょうね。テンションを下げることなく最後まで完走するソングライティング力の高さ、爽やかさの中に練り込まれた滋味深いエモーション、緻密に積み上げられた楽曲はどれもがアッパレな出来映え、これぞフロンティアだしAORロックの王道を行くサウンドだろう。
なかなかコンスタントなリリースとはならないのだが、これほどの良作を作れる男だけに、もう少しペースを上げてもらいたい。


MIDNIGHT BLUE - TAKE THE MONEY AND RUN ★★ (2008-09-02 22:47:00)

1994年にZERO CORPORATIONよりリリースされた1st
メンバーはPRYING MANTISの日本ツアーに参加したドゥギー・ホワイトと元TOBRUKのジェム・デイヴィスが参加しているとの事で興味を持ち購入、PRYING MANTIS同様のサウンドを期待したがよりライトな雰囲気のあるアルバムでした。あくまでもギターオリエンテッドな作風だがドゥギーのハイトーンを生かしたメロディアスなサウンドを披露し透明感溢れるKEYの音色がアクセントとなり適度にポップな味付けをしているのも見逃せない。薄っぺらいサウンドプロダクションには参ったが適度な湿り気を帯びたブリテッシュなナンバーからアメリカンなノリのナンバーやコマーシャル性の高いキャッチーなナンバーなどバラエティに富んだ内容となり幅広く楽しめるかと思います。個人的には散漫な印象を受けましたが、憂いを帯びたメロディを歌うドゥギーには魅力を感じましたね。因みに僕はこの時、彼があの再結成RAINBOWに参加するとは思いもしなかったしピンとこなかったし。ドゥギー・ホワイトって誰や?って思いましたよ
エモーシュナルなVOとハードなギターに幅を広げるキーボートと正統性を訴えるメロディアスなサウンドが好きな方なら楽しめるかと思います、叙情的なフレーズが切れ込んでくる①やエモーシュナルな歌唱が胸を締め付けるバラード⑧がオススメですね


MIDNIGHT BLUE - TAKE THE MONEY AND RUN - HAND'S OF A LOVER ★★ (2008-09-03 19:53:01)

軽やかなKEYの音色が印象的ですね
MIDNIGHT BLUEらしい叙情的なHM/HRナンバー
ギターソロもテクニカルで良い


MIDNIGHT BLUE - TAKE THE MONEY AND RUN - HOLD ON TILL THE HEARTBREAK'S OVER ★★★ (2008-09-03 19:50:01)

哀愁のハードポップナンバー
メロディアスな唄メロが印象的ですね
ドゥギーのエモーショナルな歌唱がカッコイイです


MIDNIGHT BLUE - TAKE THE MONEY AND RUN - REMEMBER ★★ (2008-09-03 19:46:09)

哀愁のヘヴィバラード
叙情的なメロディが耳を惹きます


MIDNIGHT BLUE - TAKE THE MONEY AND RUN - SURRENDER ★★★ (2008-09-02 22:58:10)

オープニングのメロディアスな速弾きが切れ込んでくる様がカッコイイです適度な疾走感のある叙情的なフレーズが耳を惹くアルバムのオープニングナンバー
透明感のあるサウンドが印象的ですね


MIDNIGHT BLUE - TAKE THE MONEY AND RUN - UNTIL TOMORROW ★★★ (2008-09-02 22:52:08)

エモーシュナルなフィーリングが凝縮されたパワーバラード
ギターも唄も素晴らしい胸が締め付けられます
ドラマティックな名曲ですね
個人的にはアルバムのハイライト


MIDNIGHT CHASER - Lion's Choice ★★★ (2016-11-16 15:47:10)

バンド名ならびにSAVAGEとUFOのカヴァーを取り上げているように、彼らがどの時代の音楽性に影響をウケ表現しているかが再生しなくとも聞こえてきそうですね。カルフォリニア出身の若者が、このNWOBHM直系の湿り気のあるサウンドで勝負、小気味いいリフワークと適度な疾走感、アナログチックな音質に込められた80年代スタイルへの望郷、昨今のリバイバルブームがいまだに衰えず勢いを増しているように感じるのですが、このバンドも同系統のスタイルを進み極めようと血気盛んな姿をアピール、勿論、単なる焼き回しに終わる事無く今を感じさせるのも忘れてはおらず、メタルシーンに脈々と受け継がれる血統の系譜たる実直なサウンドを轟かせています。キャッチーでメロディック、華やかさもあるが、伝統的英国式様式美からの影響が色濃いサウンドは聴きやすさと同じくらい重厚な世界観を演出しており、そのストレートで分かりやすいサウンドメイクは実に堂に入ったモノでしたね。


MIDNIGHT DARKNESS - Holding the Night ★★ (2016-02-16 12:48:19)

剛毅なパワーメタルを聴かせてくれるジャーマンメタルバンドが1985年にリリースした1st。ガツガツゴツゴツとした愛想のない男気MAXのHM/HRサウンドを披露。重厚でメロディックな芯の太い音楽性を司るのはアグレッシブなツインリード、ザクザクと刻まれるリフワークに扇情的なフレーズで切れ込んでくるソロと、この時代の美点が詰まっておりノスタルジーに浸りたい時など重宝するサウンドなのかもしれません。いかんせんバタバタとしたリズムやズレにイマイチ乗り切れない雰囲気がB級故の所作、そこが気になるとサッパリ楽しめないのですが、所謂ハロウィーン以前のジャーマンサウンドが好きな方に楽しんでもらえるでしょうね。親しみやすいメロディはありませんが、湿度のある欧州ならではのメロとキレのあるギターはHM/HRと呼ぶに相応しい重みがありますよ。


MIDNIGHT MALICE - Proving Grounds ★★★ (2017-03-10 13:54:47)

カナダのSkull Fistに籍を置いていたメンバーが集まり2010年に結成されたバンドの1st。ドタバタとけたたましい爆裂感のあるリズム、エネルギッシュに弾けるツインリード、まさに往年のスタイルをそのままにパッケージした80年代型の王道HM/HR。余りにも実直なスタイル故に、その筋のマニア以外には少々厳しいように感じるのですが、哀愁と屈強さが見事に共存しているメロセンスと手堅い楽曲構成は、THEヘヴィメタルを知る上では重要な音楽性であり、彼らが目指している方向性を端的に物語っています。極端なスピードや耳馴染みがやたら良いキャッチネスさが欲しいと思う方は止めた方が良いので、適度にヘヴィでメタリックでワイルドでスピード感を煽るノリの良い、あの音を噛みしめれる正統派サウンドをお探しの方にはドンピシャリですかね。
8曲入りで33分ってランニングタイムも手伝い実に聴きやすく纏めたのも好印象、オッサン達の慰み者では終わらない作り込みが面白い、ローファイな音質でNWOBHM勃興当時を意識しても、この手のNWOTHMバンドにありがちな、ギターの作りが90年代以降の所謂グランジからの影響を飲み込んでいるのがポイント。また、そこを聴き分けれるかも評価の対象となるでしょう。


MIDNIGHT PRIEST - Midnight Steel ★★★ (2017-03-25 13:14:16)

やる気のないジャケットに興味も削がれそうですが、バンド名にアルバムタイトル通りのド真ん中を行く80年代型の正統派サウンドを披露、ポルトガル出身のバンド故に、適度な疾走感とハードさの合間にチョコチョコと顔出す、何とも言えない望郷心を擽るあのメロディがあったりとしますが、変な癖は無く、この手のオールドスクール丸出しの音楽性に共感できるマニアなら大いに楽しんでもらえるでしょう。個性不足もなんのその、全10曲(短いインスト3曲)30分少々のランニングタイムが示すように、無駄のないアレンジの楽曲が勢いよく駆け抜けていく清い音楽性は懐かしさも手伝い一気に聴けるでしょう(スカッとしてままっせ)。その反面、飽きのサイクルも早いが難点なんですけどね。今作は2014年リリースの2ndで、ワタクシが初めて触れた音源こちらで1stからシンガーは変わっており、よりストレートな作風に転じたのはメンバーチェンジがもたらした要因なのかなぁと思いましたね。ちなみに前作は、もう少し芝居がかったドロドロとしたダークな世界観を演出した音楽性になっていますよ。


MIDNIGHT SUN - Above & Beyond ★★ (2009-03-24 03:47:00)

北欧を代表する天才メロディメイカー、ヨナス・レインゴールド率いるバンドの1998年リリースの2nd.哀愁の北欧様式美路線全開の楽曲はどれも魅力的でピート・サンドベリの繊細な歌唱を生かしたメロディアスHM/HR路線に一点の曇りもなく前作同様この手のサウンドが好きな方なら間違いなく満足していただける内容を誇っていますね、クリス・パルムのハツラツとしたギタープレイもまずまずだし、ゲスト参加のジョン・ノーラムもらしいプレイを披露しギターヒーロー健在振りをアピール、ドラムもヘンポ・ヒルデンと北欧人脈で固めているからこそなしえた透明感のあるサウンドが魅了していきます。個人的には前作で聞かせてくれたAOR調のメロウなナンバーがあれば完璧でしたね。
ヨナス・レインゴールド恐るべしだなぁ


MIDNIGHT SUN - Above & Beyond - Deception of Evil ★★★ (2009-03-24 03:53:17)

ピートの甘口な歌唱とメロウなサウンドが涙を誘います哀愁のパワーバラード、ヨナス・レインゴールドのメロセンスに脱帽です


MIDNIGHT SUN - Above & Beyond - Don't Get Me Wrong ★★★ (2009-03-24 03:50:35)

北欧ならではの透明感のあるクラシカルな音色と一筋縄では行かない凝ったアレンジが耳を惹きますね


MIDNIGHT SUN - Above & Beyond - I Believe ★★★ (2009-03-24 03:55:41)

妖しげなメロディとサビのキャッチーさの対比が素晴らしい
地味だが大好きですね
このアレンジセンスがヨナスの最大の魅力です


MIDNIGHT SUN - Above & Beyond - Keep on Pushing ★★ (2009-03-23 03:39:30)

ピートの甘口な歌声を生かした甘美なメロディにグッときますね
ワウをかましたエモーショナルなギターも悪くないですね
北欧ならではの切り口も素敵だ


MIDNIGHT SUN - Above & Beyond - Kissed by an Angel ★★ (2009-03-25 03:07:24)

重厚なアンサンブルが耳を惹きますね
北欧らしい美旋律との対比が印象的ですね


MIDNIGHT SUN - Above & Beyond - Reality ★★ (2009-03-23 03:36:12)

インギー風の味付けをした北欧様式美HM/HRの疾走ナンバー
ピートの甘さを讃えた歌が良いですね


MIDNIGHT SUN - Another World ★★ (2008-03-18 14:01:00)

ALIEN,BEWARP,SNAKECHARMER等のVOだったピート・サンドベリ、B,ヨナス・レインゴールド、Ds,アンダース`ティオ'ティアンテルの三人が中心となり曲作りを始めG,KEYを加入させ結成された北欧様式美HM/HRバンドの1997年に発売された1stアルバムを紹介します。ピートの繊細な歌い回しを活かしたAOR調のハードポップナンバーからアグレッシブなナンバーまでと多彩な楽曲が収録されていて聴き応えがあります、その叙情的かつ透明感のある美旋律をハスキーでいながらも甘さをいかしたトーンでロマンティックに歌うピートの情感豊な歌唱が見事でどの曲でもハイライトとなっています、バンドのアンサンブルも見事で安心して聴くことが出来ますね。甘すぎず無駄にヘヴィすぎない北欧HM/HRファンなら見逃すことの出来ない一枚です是非お試しあれ


MIDNIGHT SUN - Another World - All I Want ★★ (2008-03-19 08:35:41)

悲しい雰囲気のミドルナンバー
エモーショナルなピートの唄にグッときますね


MIDNIGHT SUN - Another World - Black Night ★★ (2008-03-19 08:40:00)

躍動感のあるリズムと透明感のある叙情的メロディの融合が絶妙な哀愁のミドルナンバー この手の曲を歌わしたらピートの右に出るものはいないでしょう ヨナスのベースはどの曲でも光っています


MIDNIGHT SUN - Another World - Deep in My Heart ★★★ (2008-03-19 08:50:53)

猛烈な泣きを発散する号泣必死のバラードナンバー
ピートの切ない唄にもらい泣きしますね
アルバムのハイライトともいえる強力な一曲です


MIDNIGHT SUN - Another World - Money Maker ★★★ (2008-03-18 14:09:48)

メロディアスかつヘヴィなミドルナンバー
低音を活かしたピートの歌唱も様になり魅力的です
ベースが良いですね


MIDNIGHT SUN - Another World - Name of Love ★★ (2008-03-19 08:54:08)

透明感のある北欧ならではの美旋律が華麗に舞うメロディアスハードナンバー


MIDNIGHT SUN - Another World - No Way Out ★★★ (2008-03-18 14:06:54)

インギー風のクラシカルな疾走ナンバー
ピートがこんな攻撃的なナンバーを歌うとはと驚いたものです
ツボを押さえたアレンジとプレイの数々に打ちのめされる名曲です 思わずガッツポーズが出ますね


MIDNIGHT SUN - Another World - On n' On ★★ (2008-03-19 08:44:24)

AOR調のハードポップナンバー
北欧ならではの哀愁あふれる叙情性が胸に染み渡ります
希代のメロディメイカーピート・サンドベリの真骨頂と言ったところでしょう


MIDNIGHT SUN - Another World - Over and Over ★★★ (2008-03-18 14:14:04)

哀愁の美旋律が胸を締め付ける北欧風ハードポップナンバー
ピートのサンドベリの真骨頂と言ったところかメロウな歌い回しが良いですね


MIDNIGHT SUN - Another World - POWER AND GREED ★★ (2008-03-19 08:47:29)

甘く切ないピートの歌声に胸キュンします
北欧らしい透明感のあるAORな一曲です


MIDNIGHT SUN - Metal Machine ★★ (2008-08-20 19:21:00)

Voをヤコブ・サミュエルに変え制作した4th
BURRN!藤木氏のライナーノーツに全てが記されていています
メロディーメイカー、ヨナス・レインゴールドの才能が爆発しています北欧ならではの叙情性とHM/HRのもつ硬質でしなやかな躍動感が見事に昇華された名盤です。前半の畳み掛ける攻撃的な流れは圧巻ですね。自分が求めるHM/HRの理想形の一つがこの一枚に示されている。フックに富んだ良質なメロディの数々に胸キュン必死、北欧ならではの美意識に頭が下がりますね。


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Distorted Eyes ★★★ (2008-08-20 18:30:01)

メタリックなしなやかさと美旋律が華麗に舞う
ガッツ溢れるメロディアスな疾走ナンバー
KEYとGのバトルもカッコイイですね
アルバムのハイライト的名曲です


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Dungeons of Steel ★★ (2008-08-20 18:49:30)

ヘヴィでミステリアスなミドルハイナンバー妖しげな雰囲気が良いです。ザクザクと刻まれるギターリフがカッコイイですね


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Dungeons of Steel ★★★ (2008-08-20 18:56:21)

間違えました
ミステリアスかつダークな雰囲気が見事に表現されています
サビのメロディアスさが美しいです。ヨナスは泣かせ方を心得ていますね、クリアトーンを活かしたギターの音色に胸キュンです


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Fight ★★ (2008-08-20 18:54:54)

ヘヴィでミステリアスなミドルハイナンバー妖しげな雰囲気が良いです。ザクザクと刻まれるギターリフがカッコイイですね


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Keeper of the Gate ★★★ (2008-08-20 18:38:42)

北欧らしい甘さとソリッドな質感が見事に溶け合いキャッチャーで良質なメロディと相俟ってMIDNIGHT SUNの新機軸を打ち出している
上手く説明できないが古くて新しい魅力が詰まった名曲だ


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Metal Gods ★★★ (2008-08-20 18:25:21)

メタリックな質感がカッコイイ
メリハリの効いたメロディアスなミドルナンバー
美しいハーモニーを活かしたサビの神々しさがタイトル通り


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Metal Machine ★★ (2008-08-20 18:46:37)

SE等も取り入れ近未来的な雰囲気をスペイシーなサウンドで表現したミドルナンバーKEYの使い方が絶妙だね
でも要はヨナスのベースです
ヤコブ・サミュエルのメタリックな歌唱も光ります


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Metal Will Stand Tall ★★★ (2008-08-20 18:34:03)

北欧らしい哀愁溢れるメロディアスなミドルナンバー
キレの良いリズムが耳を惹きますね
サビで聴ける甘い美旋律に胸キュンしました
エモーショナルかつテクニカルなソロプレイもカッコイイ
コンパクトだがドラマティックな名曲です
流石はヨナス・レインゴールド!


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Steel to Steel ★★★ (2008-08-20 18:41:50)

躍動感溢れるしなやかなリズムと北欧らしい甘い美旋律が
絶妙に絡む疾走ナンバー
ヨナスのベースプレイは素晴らしい


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Temple of the Graal ★★★ (2008-08-20 19:02:02)

叙情性溢れるメロディが胸を締め付けるドラマティックかつソリッドなパワーバラード。静と動のコントラストが陰影を映し出し感動に拍車が掛かります、扇情的なフレーズと抑え気味に歌うヤコブの歌唱もドラマティックな演出に一役買っている
四分少々で終わるのが惜しい名曲です


MIDNIGHT SUN - Metal Machine - Your Blood Burns in Hell ★★★ (2008-08-20 19:08:02)

ムーディーかつヘヴィなミドルナンバー
サビで魅せる儚さが美しくため息と共に物悲しさが倍増する
切なさと重苦しいさの対比が素晴らしいねぇ


MIKAEL ERLANDSSON - The 1 ★★ (2010-08-09 22:21:00)

哀愁を讃えるメロディに心が洗われます
こう猛暑が続けば北欧美旋律に爽快感を与えてもらいたくなります
咆哮ならではの寒々しさを感じさせるハスキーボイスが繰り出す哀メロナンバー
叙情性を加味した旋律の数々に心を躍らせます
全然ヘヴィじゃないしエッジも皆無
軟弱だと揶揄されようがこの美しきメロディを際立たせたアレンジが妙味を堪能させる名盤に戯言は不要
音楽を愛する人全員に聴いてもらいたいです
個人的には捨て曲無しの名盤ですね
とくに前半の流れは完璧ですよ


MIKAEL ERLANDSSON - The 1 - Can't Keep Hiding ★★★ (2010-08-09 22:38:04)

この唄メロのセンスが素晴らしいですね
この曲は大好きです
ミカエルのハスキーな歌声も映えるハードポップナンバー


MIKAEL ERLANDSSON - The 1 - I Believe ★★★ (2010-08-09 22:23:36)

アダルトな雰囲気満載
北欧AORの名曲です
この雰囲気を出せるのはミカエルだけでしょう
素晴らしい


MIKAEL ERLANDSSON - The 1 - It's Alright ★★★ (2010-08-09 22:35:34)

北欧ならではの世界観を堪能させてもらえる
哀愁のハードポップナンバー
ミカエルの歌謡が胸を焦がします
美しさを最大限に演出するアレンジセンスも見事
甘口だからこそ良いのです


MIKAEL ERLANDSSON - The 1 - Life Is a Hard Game to Play ★★★ (2010-08-09 22:32:42)

北欧らしい透明感溢れるメロディに心が洗われます
猛烈な泣きの世界観に魅入られますね


MIKAEL ERLANDSSON - The 1 - Mr. Weirdstough ★★★ (2010-08-09 22:39:55)

こういった大陸的なノリも悪くないです
ミカエルの甘口な歌声があればそれで良いのです
曲順的にも絶妙ですよ


MIKAEL ERLANDSSON - The 1 - Reason ★★★ (2010-08-09 22:30:18)

心温まる
ミカエルの歌声がなんとも心に響きます
感動しますね


MIKAEL ERLANDSSON - The 1 - The 1 ★★★ (2010-08-09 22:41:54)

切々と歌い上げる様に泣かされます
おっさんになるとたまにはこういった
歌モノに癒されたくなります
シンプルだが唄を聴かせるアレンジは清い


MIKAEL ERLANDSSON - The 1 - Wish You Were Here ★★★ (2010-08-09 22:26:13)

美しい旋律の数々に魅了されます
サビメロの爽快感を倍増させる
全篇で流れるピアノの音色に胸キュンです


MIKAEL ERLANDSSON - Under the Sun ★★ (2008-11-06 23:00:00)

1996年リリースの2nd
前作より乾いた感じがするも北欧ならではの美旋律に曇りはなくハスキーヴォイスに泣かされます。AOR調のハードポップな作風に興味のある方は試して損はないかと思います。哀愁に胸が締め付けられたい方は1stを爽快感と切なさに甘酸っぱい気分を味わいたい方は今作がよいでしょう。オッサンになるとたまにはこういった歌モノを聴き日和たいのです


MIKAEL ERLANDSSON - Under the Sun - Down to Eartrh ★★ (2008-11-06 23:08:00)

ハートウォームなバラードナンバー
繊細な歌い回しが感動を増幅します


MIKAEL ERLANDSSON - Under the Sun - Hot Shoes ★★★ (2008-11-06 23:03:59)

渋い今アルバムの中ではロック色の強い哀メロナンバー
ミカエルのハスキーヴォイスにやられましたね
グッとくるなぁ


MIKAEL ERLANDSSON - Under the Sun - Open Book ★★★ (2008-11-06 22:54:50)

爽快感のあるメロディアスなAORナンバー
個人的にはアルバムのハイライト
湿り気のあるハスキーヴォイスに胸キュンです
乾いた曲調にまた映えるんだなこの声が


MIKAEL ERLANDSSON - Under the Sun - Suppose ★★★ (2008-11-06 23:11:53)

ハンパない哀愁に胸が締め付けられます
流石は北欧美旋律マスター
泣かせ方を知っていますなぁ


MIKAEL ERLANDSSON - Under the Sun - Television ★★ (2008-11-06 23:09:38)

北欧風の美旋律が軽やかに舞うハードポップナンバー


MIKAEL ERLANDSSON - Under the Sun - Touch You Now ★★ (2008-11-06 23:19:22)

ミカエルならではの哀愁の美旋律が胸を締め付けるハードポップナンバー甘ったるいよー


MIKE TRAMP - Capricorn ★★★ (2021-10-30 14:28:43)

WHITE LIONのヴォーカリスト、マイク・トランプのソロアルバム第一弾。1997年にリリースされた作品ですね。Freak of NatureよりはWHITE LIONに近い作風になっており、乾いたアメリカンロック風の楽曲はどこかメロウな響きがあり、ヴィトと培った音楽性の芽吹きを思い出させるような、あの独特の風合いを感じ取る事が出来ます。
ある意味、円熟味を増した歌声は親しみやすさがあり、かつては元はアイドルグラムロック出身だった事をチョイと思い出させたりする瞬間がなきにしもあらずな彼だったが、ここでは、そういう馬脚を現す瞬間を押さえ自分のカラーに完全に持って行っている。彼もまたWHITE LIONの強烈なブレインであり、相棒だったんだということを再認識させるパフォーマンスを味わえます。
上手い下手では表現できないマイクの歌声、その個性無しが個性的に映るのも彼の魅力の一つ、究極のヘタウマシンガーである。ジェリー・ベストにケニー・コリードと言った仲間がバックアップしていたのも充実感に繋がったのでしょう。


MINDLESS SINNER - MASTER OF EVIL ★★★ (2023-01-23 19:49:50)

初期型北欧メタルの匂いを発散するバンドによる幻のEP。なんどか再発されており、その際に大量のボーナストラックが収録とお得ですが気軽に聴けるのはデジタル盤でしょう。本編4曲+デモ5曲、CD盤はライブ音源などプラスしたフルボリュームとなっていますが、そちらは見たことがありません。

このバンドが損しているのは、1stアルバムのジャケットのかっこ悪さに尽きるのだが、音楽性は実にイイ線をいってる。北欧らしい冷ややかなメロディをスゥーティーにさせない粗さ、そのロック武骨さが音に加わりタフさを前に出している。しかし、北欧らしいメロディが全体をコントロールしているので、様式美タッチのハードスタイルとしてメロディックメタルが好きな人にはグッとくる場面も多いでしょう。とくに島国ニッポンにも通ずるような情緒、そのメロディを大切にするスタイル、RAINBOWやDP、マイケル・シェンカーと言ったバンドから影響を受けたであろう、NWOBHMを通過した硬派なメタルは実に聴き応えがある。
本編の4曲でも十分にお腹いっぱいにさせてくれる。


MINDLESS SINNER - MASTER OF EVIL - Screaming for Mercy ★★★ (2023-01-23 19:52:38)

ベタですね
ベタですが凄く良いです
ヘヴィメタルと呼ぶに相応しい勇ましさ
そして北欧らしいメロディ
甘からず辛からず丁度良い塩梅です


MINDLESS SINNER - Missin' Pieces ★★★ (2017-06-15 15:12:02)

MINDLESS SINNERというバンド名で活動していたスウェーデンのバンドがMINDLESSと改名してから1989年にリリースされた通産2枚目に当たるフルアルバム。
当時の北欧ブランドそのまんまな、糖度の高い透明感溢れるメロディックロックが満載、ALIENやMADISONなどに見られる、適度なエッジを効かせつつも煌びやかなオーロラサウンドの持つ魅力は、ありがちなスタイルではありますが、充実度の高いモノが多数収録され、その筋のマニアなら胸キュン必死な内容を保持しています。
楽曲ありきの音楽性故に、大事になってくるのは歌なのですが、この歌がこのバンド最大の問題点。どこか不安定なギリギリの歌唱が、個人的にどうも乗り切れず、しかもミックスが歌を前に出しているモノだから尚更気がかりにと、好悪の基準となる要因でしょうね。
2003年にCD化された際に、2枚組のボートラが大増量された一品。デモ音源にLIVE、さらにはお蔵入りの次作が丸々収録とお得感満載のボリューミーな再発盤がありますので、往年の北欧スタイルに目が無いと言うマニアなら、一度はトライして欲しい一品ですね。北欧メタルの美点が詰まっていますよ。


MINDLESS SINNER - Poltergeist ★★★ (2024-11-10 14:41:16)

日本では絶望的に人気の無い北欧はスウェーデン出身の正統派メタルバンドのフルアルバム。今まで以上にメロディに拘りを持ち練り上げキャッチーさも増量、それでありながらもNWOBHM仕込みの攻撃性と叙情味をハイブリッド、その進化したスタイルは今までの集大成のような様式と高潔なるメタルサウンドを作り上げている。

再始動の機運となったドイツで行われるメタルフェスKeep It Trueへの参加が鼓動となり、新たなる道を歩み出した古豪の復活。実力はあったが時代の波に呑まれ、バンド名や音楽性を変えた時代もあったが、それらを糧に、正当性の強いメタルサウンドで復活。
前作に感じた、先人達からの露骨なデジャブ感を抑え、より明確なスタンスで音楽性を煮詰め、自分たちの流儀を見いだした今作。

まぁ批評家オンリーの岩盤ユーザーには馬の耳に念仏ですが(今CDショップに訪れる客はアイドル系の特典目当てと、年金支給日に訪れる高齢者という現実)、そんなバイアスを受けないフレッシュな世代にこそ聴いて欲しいメロディックメタルの古典である。
ダークでヘヴィなミドルをやろうとも、北欧の風が吹く今作、その冷ややかなタッチはイーブルなサウンドの中にも爽快な風を送り、このバンドとしての新機軸を打ち出している。

歌い手も、随分と器用にこなしている。そのおかげで、ツインギターの妖艶な魅力も倍増と、胃もたれしない軽やかなドラマ性が普遍的なメタルサウンドを築き上げている。自分たちの立ち位置を見つけたバンドは強い。国内盤のリリースは絶望的だろうが、正統派メタルファンには是非ともトライして欲しい一枚だ。でもメディは信者は近づかないで欲しい。
○○にこうかいてあったとか、誰々がこう言っていたとは、目の前の音の話以外で、めんどくさいことになるだけなので、あの手合いには関わりたくない。


MINDLESS SINNER - The New Messiah ★★★ (2024-11-09 10:17:56)

2000年代初頭に再結成したようだが、結局作品を残さずに解散した幻のバンドが、再び動き出すとはリバイバルムーブメントに火がつきだしたのは
、明らかにこの時代だったろうなぁ。個人的には2006年くらいから、その動きは確実にありましたが、このバンドのようやく体制を整えたという事でしょう。NWOBHM仕込みの正統派スタイルは、RAINBOWやBLACK SABBATHなどの伝統芸能からの影響も強く、先人達の足跡を見つめ、彼ら流儀に熟成したサウンドは、王道を驀進している。

類似性を指摘したらキリがありません。そんなことに意味もありません。もし彼らがロニー・ジャイムス・ディオがいたサバスを知らないとか、リッチー・ブラックモアって誰ですか、などと寝ぼけたところ言おうモノなら袋叩きにあいますが、彼らは自らのルーツと向き合い実直に再現しています。その素直な姿勢、正攻法で迫るが故のデジャブ感は、如何ともしがたい問題点なれど、それを加点にしているのが最大の聴き所。

むしろ、その○○風を現代に蘇られ、温故知新を訪ね歩く作業がもたらしたプラス材料を評価したい。まぁ、昔の名前を引っ張り出しだしたのだから、これくらいはやって貰わないとね。
メロディアスかつストレートなハードサウンドの旨味、日本人が愛すべきスタイルが詰まっている。知名度も低いし国内盤が出るようなアーティストではないのだが、普遍的なメロディックメタルを求めるマニアには涙ものの一品だろう。
ワシは、この回転するリフが大好きなんだ。あのガスマスク女が小銃片手にサタデーナイトフィーバーするジャケが大好きなんだというマニアならば腰を上げずにはいられないでしょう。

濡れた戦慄を丁寧になぞるツインリード。要所を締める堅実なリズムプレイ。中音域を活かしたマイルドな歌声。時代を経て、復活させただけの事はある一品だ。そして、このジャケのキャラを引っ張ることになるが、なんか意味あるのだろうか?英語に意味が分からないワタクシではどうにもなりません。知らんことを検索してもね。


MINDLESS SINNER - Turn on the Power ★★★ (2017-06-15 15:33:50)

北欧はスウェーデン出身の5人組が1985年にリリースした1st。この強烈なインパクトを残す意味不明なジャケットに、当時のクサレマニアをたじろがせたマイナーメタルの隠れた名盤と呼び声の高い一枚なのですが、エッジの効いたメタルギターとランニングベース、バンドの屋台骨を支えるハードなドラムと、JP、メイデンと言ったメタルバンドを参考に、北欧メタルの流儀に乗っ取り再構築された一枚。折り目正しい正調HM/HR路線の中に、煌めく北欧テイストが何とも言えないバンド独自の味わいを感じさせ、重厚で劇的な展開を施した作風は、メタル愛に満ち溢れており、どこか親しみやすいメロディの持って行き方などお国柄の成せる技に、胸が焦がれますね。少々ぶっきらぼうな面があり、煩雑とした印象を受けるのですが、メタル的な叙情美溢れる音楽性に共感を覚えずには入られませんね。
この後、バンドは時代の流れを鑑みたのか、音楽性をよりソフトでメロディックな方向性にシフトチェンジ、バンド名のMindlessと変えて数年活動を行うのですが、歌い手のヘタウマ感を考えると、この路線を極めた方が良かったのになぁと思いますが、売れないと飯食えないもんぁと妙に納得させるクオリティではありますね。
ちなみに今作は2003年に再発されたモノと2015年に再発されたヴァージョンがあるのですが、ボートラ扱いの音源が違いますので、マニアなら無視できないでしょうね。


MINOTAURUS - Fly Away ★★★ (2019-07-01 16:12:27)

ミノタウロスと言えば頭が牛になっているギリシャ神話に登場するキャラクターだ。そのキャラを前面に出したアートワーク。淡い情景が幽玄的なイメージを増幅。思わず手に取ってしまったのが最初の出会い。オリジナルは1978年に自主製作でリリースされたドイツのプログレバンドによる唯一の作品。
自主製作と言う背景をものともしない完成度の高さに舌を巻きますが、ムーグ・メロトロン・ハモンドとあらゆる鍵盤楽器を駆使するキーボードプレイヤーの妙味、時には電子音的な要素も強まるのだが、これが実はドイツのプログレバンドの定石だったというのだから驚く。英米に対抗する形で発展したジャーマンロック。彼らの事はKrautrockと差別的な意味も込めてジャンル分けされるのだが、後に余りも完成度の高い音をクリエイトするバンドが多く表れる事で、逆に敬意を込めて分類分けされる総称となったと言うのだから二度驚きである。そんな草分け的な立ち位置にいるバンドのデビュー作。
浮遊感のあるオーガニックなメロディは時に、甘く切ないフレーズを讃え、難解なプログレ臭よりも素直に耳に届く鮮烈なメロディを奏でている。その為にジャズやフュージョンにも通ずるアンサンブルの合間を煌びやかに飾り、より一層の洗練度とドラマ性を増幅、そこに多彩なギターワークが儚くも美しいサウンドに磨きを掛けるのだから、普段聴かないジャンルでも、のめり込ませるだけの魅力が存在する。
ミノタウロスと言うキャラの神話性を軸に、プログレの持つ宇宙的な神秘とロックな衝動が巧みに折り重なり高次元で昇華。音楽的な教養と各メンバーが併せ持つ技術をぶつけ合う事で生まれた形が見事に表現されている。だからこそ、想像的な世界観を有するロックへと上り詰める事が出来たのであろう。
変化自在の彩りを与える演者のプレイ、儚くも美しい世界観を壊さないソフトな歌声も情景描写豊かに聴こえる。ハードな耳を持つマニアにとっては、大人しいサウンドに映るだろうが、プログレ的なアプローチは微妙な音程変化やコード進行などでもたっぷり味わえるし、定型のロックでは味わえない醍醐味がここにはある。プログレは語れるほど詳しくないので、誰かのパクリをやっていても全く気がつかないのだが、神秘的なスケール感とキャッチーなフレージングは親しみやすさをもっている。


MINSTRELIX - Lost Renaissance ★★★ (2018-03-27 14:34:35)

国産メロディックHM/HRの旗手として人気を博しているバンドが2004年にリリースした自主製作のシングル。ワタクシのような門外漢が持っているのは宝の持ち腐れと呼ばれる程、ファンが探している4曲入りのEP。限定500枚とこのバンドの人気によるものなのだが、確かにクラシカルテイスト満載、メタル特有の高揚感と楽曲に宿るパワーは、この手のメロディックHM/HRファンにとっては、ドンピシャの音楽性だろう。日本のバンドにありがちな、シンガーの弱さもこのバンドは克服している。英詩で歌っているが、少々発音を気にしている面が気になるのだが、力技で押し切るだけの実力があるので、気にせずに楽しめるでしょう。
未聴なんですが2014年にリメイクされたヴァージョンも出ているので、作風を確かめるのは容易かと思います。パワー&メロディ、そしてスピードとメタル三種の神器を装備したバンドサウンドに隙は見当たりませんね。でもこちら方面はそんなに聴き込んでいないので、彼らが恐ろしいパクリをしていても気づかないのでお許しください。


MINSTRELIX - Memoirs ★★★ (2016-11-08 17:37:53)

今や国内を代表すると言っても過言ではないメロディックメタルの雄、関西を拠点に活動するMinstreliXが2007年にリリースした1st。アメリカ人女性シンガーのローラさんフロントに据え、デビュー当時から貫かれるコテコテの関西風シンフォニックワールドは全開に華吹雪舞い踊り、高揚感のあるスピーディーなフレーズと扇情力の高い泣きのメロディ、日本人の琴線に触れるべく美旋律の数々は、まさに湖畔に佇む綺麗なお城サウンドとなり変わり、目の前で繰り広げられています。センスとテクニックに裏打ちされたプレイは、その筋のマニアにとっては火の打ちどころのない完成度を誇っているでしょう。楽曲に一段と華を添える華麗なるキーボード、タイトに締めあげるリズムプレイ隊が放つ盤石のグルーブ、流麗なギターサウンドはバンドの根幹をなし、中低音域を駆使し歌いきるローラさんのパフォーマンスもクオリティを下げる事無く、また英詩も滑らかな聞こえるので、日本人好みの欧州産シンフォニックネオクラバンドとして楽しむ事が出来るでしょうね。
個人的に、この手の音楽性は主食にあらずで、恐ろしい位に他バンドの流用があったとて気がつかないのですが、スピーディかつパワフルに駆け抜けたと思ったら、フォークトラッド調の楽曲やジャジーな⑤、11分にも及び大作もあったりと、飽きさせない工夫を凝らした演出がニクいです。荘厳、美旋律、劇的、クラシカル、そして哀愁はあるのにキャッチーなメロディを併せ持つという親しみやすさは多くのファンや、これからメタルを聴きたいと言う人には即効性も手伝いウケる要素も強いでしょう。力強いリズムに支えられた美麗で繊細なメロディは馴染みやすいですからね。


MINSTRELIX - Reflections ★★★ (2014-05-10 14:15:42)

関西を拠点に活動しているだけの事はありますね。このコテコテ感は関東のバンドでは出せません。ギリギリのダサさがに、少々のやりすぎ感とクドさがTHE関西といいたくなり出身地など確認するまでもなく関西メタルだと認識できる世界観がたまらなく好きです。2009年リリースの8曲入りのミニアルバム。ヴォーカルが外国人の女性シンガーローラさんに変わった事もあるのか新曲に+デモ音源のリ・レコーディング作となっていますが、素晴らしい出来栄えですね。キャッチーなメロディに煌びやかなキーボード、シンフォニックな作風を飾るには十分すぎる展開に高揚させられっぱなし。テクニック十分のギターがツボを押さえまくったプレイの数々を優美に奏で思わずたまらんぜを連発、8曲聴き通せばお腹いっぱいもういっぱいと、たらふく喰わされた至福の一時を満喫出来ます。ホンマもんが歌うんで英詩の乗り方も歌メロも本格的だし地声の低さを生かしているので無理がないから安心して聴けます(元気はつらつアニソン歌のお姉さんではないので問題なし、頑張れ元サーベルの弓田)。僕はこのバンドの作品はこれしか持っておらず他の作品やシンガーとの比較は出来ないのですが、クラシカルでシンフォニックなHM/HRが好きな人なら迷うことなく手に取ってほしい一枚ですね。四畳半一間でシコシコと作り上げたんではないドラマティックで壮大な世界観に酔いしれますよ。


MINSTRELIX - Reflections - Farewell ★★ (2016-11-07 16:56:09)

日本人らしいキメの細かい仕事をしていますね
メリハリのある展開は高揚感もあり好きモノにはたまらんでしょう
飛翔してるもんね


MINSTRELIX - Reflections - Lost Sanctuary ★★★ (2016-11-07 16:50:13)

シンフォニックやねぇ
綺麗なお城が見えますよ
この手の曲を聴くときに類似性を指摘するのは野暮ですね


MINSTRELIX - Reflections - Maria ★★★ (2016-11-07 16:58:46)

華麗なるオーケストレーションも炸裂
ここでヘヴィなリズムの曲が出てきて良かった
走るのが続くと飽きるのでバランスがエエです
妙なアクセントの芝居がかった歌い方や
ハイトーン一辺倒は苦手ですが
彼女は少々堅苦しいと感じさせるのが評価を分けているのかな?


MINSTRELIX - Reflections - Sky Flame ★★★ (2016-11-07 17:01:57)

キャッチーなメロディが華麗に舞い踊りますね
ミニアルバムのオープニングナンバーだった曲が装いも新たにお目見え
温かみのあるメロディと軽やかに弾けるポップフィーリングが眩いわ
好きモノにはたまらんでしょうね


MINSTRELIX - Reflections - Spiritus Mundi ★★ (2016-11-07 16:48:06)

ネオクラですね
好きモノにはたまらんコテコテの美意識がつまっておりますよ
彼女はこのキーが得意な音程なのかな?
少々堅苦しそうに聞こえますね


MINSTRELIX - Reflections - Thirst For ★★ (2016-11-07 16:52:20)

以前シングルカットされた曲ですね
シンフォニックな疾走ナンバーが好きな人にとってはたまらんモノがあるでしょう
起承転結のある展開は見事です


MIO - 収録アルバム不明 - ダンバイン とぶ ★★★ (2014-10-01 18:22:10)

アニメ『聖戦士ダンバイン』のオープニング
勇壮なテーマソングに少年時代はよう口ずさみましたよ
歌は記憶しているが
アニメ全般に漂う子供に擦り寄る設定が好きになれず
子供時代に早々と卒業しました
内容が幾度記憶にない


MIO - 収録アルバム不明 - 忘れ草 ★★ (2014-10-01 18:18:31)

今はMIQ名義で活動していますね
ザブングル挿入歌
バラードです
パンチの効いたハスキーヴォイスが大人びいていますね


MISDEMEANOR - Misdemeanor ★★★ (2020-07-14 13:32:25)

90年代から活動を続ける女性5人組、スウェーデン産のスラッジ/ストーナー系ロックバンド待望の1st。
ギミックなし、ドレスアップなお色気など必要なしの本格的なスタイルで勝負。甘めのトーンを生かしつつ、時にはひんやりとしたメロディを乗せたりとしながらも、突き放すような歌い回しが独特の風合いを決めている。
リズムセクションも粘り腰のグルーブで幻惑、聴き手を幽玄なる未知の世界へと誘ってくれる。
埃っぽさのあるざらついたギター、その気合の入りようは性別云々で語られるような軟弱な要素は皆無。ひたすら貫かれる60、70年代の古典ロックに通ずる砂交じりの濃度の濃さ、爆音の向こうから聴こえてくる投げやりな倦怠感。シンプルだからこそ体感できる激しい爆裂感、その先にあるのは、繊細さも含ませた熱量の高いリアルロックサウンドときたもんだ。
デビュー作ながら、早くも感じさせる揺ぎ無い音楽性。この売れる事とは無縁の高潔なるロックスピリットに敬意を払いますね。


MISFITS - Walk Among Us ★★ (2021-10-25 12:52:26)

US産バンク/ハードコア番長として知られるバンドのフルアルバム。パンク特有の荒涼とした空気と同じくらい陽性なお気楽感があり、情緒がないのでハマらなかったが、ストレートに弾き出されるスピードロックが好物な方なら大いに楽しめるでしょう。
賑々しい破天荒なスタイルは思いのほか直情的に進んでくるが聴きやすい、これはシンガーのグレン・ダンジグがしっかりとメロディを追いかけて唄っていることに尽きる、パンクバンドにありがちなアジテーションヴォイスじゃなかったのが視聴感の良さに繋がったろう。
またミックスも特徴的で、メタルになれている耳には奇っ怪に聞こえるキックの強度が高い音作りに馴染めなかったりするのだが、どこか人を寄せ付けない排他的なエッジのたったバンドサウンドをひっさげており、馴染みやすさとアンバランスなツンデレ感が最大の聴き所でしょう。如何せん、こちら方面の音楽に造詣がない門外漢なワタクシですが、今作はメタリカつながりで手にしたことを覚えています。若い頃と違いおじさんになったんだから、評価が少しは変わるかなぁと思いましたが、今作はアメリカのコメディ要素のあるホラー映画を思わせる音楽なんだと思いますね。
頭を空っぽに楽しんだものの勝ちでしょう。


MISHA CALVIN - Evolution ★★ (2007-08-15 10:36:00)

ギターの組み立て方が非常に上手くテクニックもあり、コンポーザーとしての才能も感じさせてくれる天才ギタリスト、ミシャ・カルビンの1stアルバム! 様式美マニアなら必ず琴線に触れるでしょう 全編に渡り非の打ち所のない正統派のメロディアスなHM/HRの名盤です いわゆるギタリストのソロアルバムにある 弾きまくりではなくバンドサウンドとなってるし重く暗くなりすぎないのも好感が持てる
しかしトニーマーティンは様式美サウンドを歌わせるとギラリと光を放っているし
イアン・パリーも割りとキャッチャーなナンバーを担当しているのですが張りのある艶やかな歌声を聞かせてくれてます


MISHA CALVIN - Evolution - Don't Let It Go - Live ★★★ (2008-11-30 21:19:29)

ポップな味付けをしたサビメロが印象的
灼熱のVoイアン・パリーの歌声が甘口にしません
メロディアスなアレンジが効いていますね
ツボを押さえたギターソロもカッコイイ