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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 6301-6400

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 6301-6400
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MAD MAX - Night of Passion - Night of Passion ★★★ (2014-06-19 08:17:12)

アルバムのタイトルトラックだけの事はありますね
ハードだしキャッチーな今作を象徴するような曲です
マイケル・ヴォス節も上々な名曲ですね


MAD MAX - Night of Passion - Starcrossed Lovers ★★★ (2014-06-19 08:19:31)

歌詞カードを見なくても冒頭でロミオとジュリエットと来てますね
ハードでロマンティックな一曲でしょう
甘く切ない馴染みやすいメロディが印象的です


MAD MAX - Night of Passion - Wait for the Night ★★★ (2014-06-19 08:04:43)

ダイナミックですね
勢いのある疾走ナンバー
甘めの歌メロがマッチングしてますね
流石の一曲です


MAD MAX - Night of Passion - Wild and Seventeen ★★★ (2014-06-19 08:11:54)

欧州の香りを散りばめたアメリカンロック
この哀愁がマイケル・ヴォスだな
ソロもいいですよ


MAD MAX - Rollin' Thunder ★★★ (2014-06-24 18:02:43)

1984年リリースの2nd。ドイツが生んだ稀代のメロディメイカー、マイケル・ヴォスがシンガーとして参加した記念すべき1作目です。漲るパワーとダイナミックなリズム、実に真っ当なHM/HRサウンドを展開しており青臭さは残るものの欧州ならではの哀愁と湿度の高いメロディが強烈なマイナー臭を発散しヴォスの歌い上げるキャッチーなメロと絶妙な絡みを魅せ躍動していく①④なんて聴かされたらやるなぁと思いますよね。②⑥のようなシャープな切れ味を誇る疾走ナンバーもあり若さが溢れています。全般的に詰めの甘さは否めませんがヴォーカルのしっかりとした正統派サウンドを堪能出来、また2本のギターの絡みも上々で枠組みのしっかりとしたサウンドは好感が持てますね。


MAD MAX - Rollin' Thunder - Evil Message ★★★ (2014-06-24 17:49:38)

ガッツ溢れる疾走ナンバー
青臭いパワフルさも好きです


MAD MAX - Rollin' Thunder - Fly Fly Away ★★★ (2014-06-24 17:48:27)

ヨーロピアンな香りが漂っていますね
メロディアスなミドルナンバー


MAD MAX - Rollin' Thunder - Rollin' Thunder ★★★ (2014-06-24 18:06:05)

哀愁のミドルナンバー
アルバムのタイトルトラック


MAD MAX - Rollin' Thunder - Shout And Cry ★★★ (2014-06-24 18:05:10)

ギターソロを頭に持ってきて
そこから一気に走ります
若いね


MAD MAX - Rollin' Thunder - Stranger ★★★ (2014-06-24 18:03:39)

もう一つ弾けませんが
欧州産の泣きが猛烈に発散されています
メロディアスなミドルナンバー


MAD MAX - Rollin' Thunder - Thoughts Of A Dying Man ★★★ (2014-06-24 17:46:23)

哀愁のパワーバラード
欧州の泣きに咽びます


MAD MAX - Stormchild ★★★ (2023-12-09 09:21:21)

あれ?恐らく他にも発言した人はいたでしょう?自分のも含め吹っ飛んでいるような気がする…
マイケル・ヴォスが参加して2枚目のアルバムとなる通算3枚目のフルアルバム。前回のアルバムからメンバーチェンジが行われておりバンド内の改革も進んだのか、メロディとメタリックなバランス感覚は益々と磨きが掛かり勝負となる3枚目のアルバムは見事に勝利を収めたと言えよう。
硬軟交えた叙情派サウンドはドイツらしい生真面目さに溢れており、その遊びは少ないがカチッとまとめたパワーは流石である。メロディメイカーとして有名なマイケル。彼のアイデアも取り込まれたのかハードさとメロディアスなパートの成熟度も上がり、実にメリハリのあるアルバムとなった、新しいギターチームも機能、メロウなサウンドをサポートしつつ、屈強なリズムプレイとダークな面持ちのあるソロワークは欧州風味満点、その屈強さを補完するリズム隊も存在感をアピール。音質は良くないモノの彼らはバンドサウンドに鋭い刃を立てた。

欧州風味満載、そのフックのあるメロディは、ホンノリとした甘さを感じさせるものもあり、力強い古典メタルの中でイキイキと躍動している。メロディックメタルと一口に言っても色々あるのだが、硬派な面をしっかりとアピール出来ているのが、このバンドの強み。

元メンバーは女性シンガーとCarrieを作ったが、軍配はこちらに上がるだろう。


MADAM REY - ブラッディ・ローゼズ ★★★ (2020-10-10 16:03:14)

田尾さんが、自分の嫁がメタルバンドのヴォーカルとしてデビューすることに困惑した話を忘れられません。しかも、物凄く恥ずかしそうに、嫁の音源の告知までしていましたね。
なんだか色物感MAXの空気が漂うマダムレイですが、バックを固めるメンバーが熱い。メタル系アーティストを従え歌上げるマダムレイ嬢だが、声が可愛い。ロックを歌うには線が細すぎる。熱量の高いハードな演奏に埋もれているのだが、マダムがメタルに掛ける情熱は本物だ。そこに共感して耳を傾けれるかが重要だろう。
メロディアスな楽曲、そして横関の本気のプレイと、お膳立ては揃っている。あとは彼女の努力次第だろうが、色物臭を打ち消すほどの力量が備わっていなかったのが残念である(菊池桃子のロック宣言、ラ・ムーを思い出す)。
曲はイイ、悪ふざけでもない。それだけに、いろんなものが邪魔をして正当に評価をうけれていない現状が残念だ。いい歳こしたオバはんの悪ふざけではない、本気のロック魂を燃やしたメロディアスハードサウンドの完成度はけして低くないぞ。それにしても横関は持っていない男だ。彼の唄入りに名盤ないぞ。インスト以外で魅了してくれよである。


MADAM REY - マダム・マダム ★★ (2020-03-11 23:53:40)

当時楽天イーグルスに就任した田尾監督がテレビで嫁がマダム・レイとして活躍していますと恥ずかしそうに告知させられていたことを思い出します。今作の主役は田尾監督の奥さんだということに度肝を抜かれたのですが、参加メンバーにJETフィンガーの異名で愛される横関敦を筆頭にMASAKIにそうる透という実力者が完全サポート。
メタリックなナンバーを歌うには、明らかに声が可愛い過ぎるのだが、それでもロックに本気で挑み取り込んでいる姿に色物感は皆無。普通のおばさんがガチンコのメタルを歌いたいという思いが、ここに結実している。その熱い思いに乗れるかが評価を分ける最大のポイントだろう。日本の嬢メタルシーンの歌い手が弱い。例えばアルディアスの2代目などは、完全に場違い感が漂い、だれも得をしていない状態にあったと思う。そういう観点からみても、マダム・レイは歌が弱い。しかし本気でやっている。そこにメタルを愛するものとして激しく共鳴しあうものがあり、正直④みたいな渡辺美里が歌詞でも書いたのかと言いたくなる曲は苦手だったりするも、歌謡テイストを含んだジャパニーズメタルサウンドは、その筋のマニアは勿論だが、国籍で音楽を聴く偏見でもなければ、大いに楽しめるだろう。
脇を固める演者の本気度も高く、どっしりと構えているために、多様性のあるハードサウンドを巧みに料理している。なんだかんだ言ってアルバムを最後まで聴かせる力量があるのは確かですね。
どこか色物的な要素が出たのはレフティスナイパーでお馴染みの、単身渡米で活動したKUNImみたいに、でかいアイマスクみたいなコスプレをしたのが、なんだか上手くいかなかったように感じている。そりゃ田尾安志の奥さんだもん、結構な歳だからね、その変を誤魔化すための苦肉の策だったのかもしれないが、音楽が実に真っ当なものだけに残念ですね。
それにしても横関は歌モノで成功できない男だなぁ。


MADAM X - Monstrocity ★★★ (2022-12-17 19:45:23)

かつてセバスチャン・バックがいたことでも有名なグラム系の硬派メタルバンドによる復活作。ド派手のルックスとシュレッドギターを擁するサウンドは、明るい脳天気なメインストリーム寄りのL.Aメタルとは違い、当時のシーンにとっても異質なバンドであった。
それだけに、このバンドがどのような形で復活作を届けるのか興味も注がれます。
今やエルビス・プレスリーのソックリさんというか、エルビス・プレスリーそのもので活動するシンガーのブレット・カイザーも現役感バリバリ、当時から女性としては頭一つ抜けていたギタリスト、マキシン・ペトルッチのごっついギタープレイに陰りはなく、この古くて新しいヘヴィメタルサウンドの軸となり八面六臂の大活躍、盤石のリズムプレイにも隙はなく豪快なリズムを叩き出し、ダイナミックなバンドサウンドを牽引、MADAM Xというバンドが持っていた毒気と硬派なメタルスピリットを現代のフィルターを通し再構築。そのビルドアップされたメタルサウンドは今の若い人にも十分訴求するだけの魅力がある。特にオープニングナンバーの迫力には飲まれそうになった、コンパクトな楽曲が多いので力業で乗りきった感もある。正直、繰り返し聴くと、アイデアの流用の多さに飽きのサイクルも早まるのだが、古典アメリカンロックの切れ味を損なわないテンションの高さは、懐かしいだけではない魅力がある。


MADAM X - We Reserve the Right ★★★ (2021-02-06 18:13:12)

国内盤は懐かしきCBSソニーからリリースもされているL.A風のグラムファッションが目を引くバンドのデビュー作。当時としては珍しく男性と女性が二人ずついる構成もインパクトがあり、ドラムとギターは姉妹。ドラマーは後にVIXENに加入しました。
イケメンシンガーとメイクが濃すぎるベーシスト、そして網タイツ姿の女性と気になる情報が多すぎて音を聴く前に気持ちの整理がつかないのだが、出している音は渋滞中のバンド情報をクリアーにするのに十分な魅力が満載。
少々軽めのミックスではあるが、ギターを前に出しバランスを図っている。硬派と言うよりは妖しげなグラマラスな空気を前に出し、ワイルドかつハードなサウンドを耳なじみ良く、クールに纏めている。
この辺りもプロデュースに迎えたリック・デリンジャーのアイデアなら成功していると言えよう。音で勝負しているバンドだけにもう少し深みのある音の方が好みだが、色艶で勝負を仕掛けない本格派のバンドサウンドは説得力がある。
とくにギターソロをフィーチャーしたインストの⑤も楔となりグイグイと食い気味の突っ込んできます。
その流れでストレートな疾走ナンバー⑥に繋がる構成も見事、シンガーも中低音域を駆使して勝負、ロブ・ハルフォードに似ていると思う瞬間もあり、実力派十分です。
悪名高きJETレコードのせいもあったのか、次が出ることなくバンドは解散。その為にイマイチ知られていないのだが、Twisted Sisterあたりが好きな方なら、類似性も多々あり、ロックアンセム⑦なんて、そのものと言えよう。硬派さと大衆性を程よく完備したグラム系HM/HRバンドの1st。
能天気なイメージが強いL.A組よりもクールな感性が強いのも魅力ですね。

久ぶりに聴いたが昔よりも断然カッコいいと思える。今となっては貴重なサウンド、マニアならずとも聴いて欲しいバランス感覚に秀でた一枚です。


MADISON - Best in Show ★★ (2007-08-15 09:32:00)

プロダクションの向上著しい2ndアルバム 北欧らしい様式と甘さを配した好盤です
Voとして成長したヨラン・エドマンの歌唱が光ります 1stよりオーソドックな音楽性で勝負、当時としてはメジャー感が増したと言えばよいのか、まだまだ北欧ブランドなどない時代だからこの路線になるのは理解できる


MADISON - Best in Show - Can’t Take It ★★★ (2013-01-29 14:48:42)

派手な出だしから一気に疾走するのかと思ったら
グルーヴィな展開へと流れますね
少々落ち着いた感はありますが北欧らしい良い曲ですよ


MADISON - Best in Show - Carry On ★★★ (2013-01-29 14:45:40)

少々落ち着いた2ndらしい甘美なメロディを配した
北欧ブランド印満載のミドルナンバー
このソロのもって行き方なんかは北欧産ならではでしょうね
透明感のある歌唱に冷気が漂うヨラン節も堪能できます


MADISON - Best in Show - Give It Back (Remixed version) ★★ (2007-08-15 09:46:38)

キャッチャーであか抜けたナンバーですが、やはり唄メロやギターの切り口、キーボードの使い方など北欧風です


MADISON - Best in Show - Look in Your Eyes ★★★ (2007-08-15 09:41:33)

哀愁のメロディアスハードの佳曲です
ツインリードの適度な疾走感がいいですねぇ
北欧らしさが随所に散りばめられていて美しいです


MADISON - Best in Show - Oh Rendez Vous ★★ (2007-08-15 09:33:42)

サビのハイトーンと独特の儚さに胸キュンです


MADISON - Diamond Mistress ★★ (2007-08-15 09:57:00)

若さに任せた勢い溢れる1stアルバム キーボードがいない分ギターが前に出ています。全体的にツメの甘さと言うか練不足な感じがするし 甘さを配した北欧らしいメロディも薄い まぁキーボードがいないから仕方がないのかも?その分攻撃的である意味メタル然としています北欧ブランドの確立されていない初期の北欧メタルに触れたい人にはオススメです。


MADISON - Diamond Mistress - Changes ★★ (2007-08-15 10:04:47)

エモーショナルな唄が聴ける哀愁のナンバー ギターソロも泣けます


MADISON - Diamond Mistress - Diamond Mistress ★★★ (2007-08-15 10:01:45)

北欧らしい甘さとメタリックな配合が見事に研ぎ澄まされ
輝きを放ちますね
ドラマティックに疾走する極上の展開が美しい
アルバムのタイトルトラックにてハイライトナンバー


MADISON - Diamond Mistress - Don't Go ★★★ (2013-01-29 14:20:49)

ハードに迫ってきますね
ツインギターの旨味も堪能できます
キャッチーなフレーズとワイルドさ加減も絶妙
ええ曲ですよ
ハモリのフレーズも好きです


MADISON - Diamond Mistress - Don't Go ★★★ (2013-01-29 14:33:17)

北欧メタルならではの澄んだ空気と冷ややかで甘美なメロディ
でも辛口なハードさが程よくまぶされています
北欧産らしいギターソロも耳を惹きますよ
懐かしい時代を想起させるマイナー臭さも一級品


MADISON - Diamond Mistress - Lay Down Your Arms ★★★ (2013-01-29 14:10:10)

マディソンの代表曲でしょうね
鐘の音が打ち鳴らされ
スリリングに駆け抜けます


MADISON - Diamond Mistress - Pictures Return ★★★ (2013-01-29 14:24:25)

ヨラン・エドマンならではの繊細さが光っていますね
儚げでエモーショナルな絶唱が胸を打ちます
個人的にはインギー歴代No.1のシンガーだと思っているので
この手の曲における彼の魅力はハンパないものを感じますね
甘口になりすぎないメタリックなギターも泣かせてくれますよ


MADISON - Diamond Mistress - Run Boy ★★★ (2013-01-29 14:12:31)

北欧らしい甘さとエッジのたった粗さが程よいです
もの悲しいイントロもいいですね


MADISON - Diamond Mistress - Sneaker ★★★ (2013-01-29 14:14:54)

ハードなリフワークが耳を惹きますね
ヨランの儚げな歌唱が力強く迫ってくれます
この声が北欧メタルでしょうね
ギターソロなどのフレーズにも美意識が感じられますね


MADISON - Diamond Mistress - Squealer ★★ (2013-01-29 14:36:41)

アルバムの中で埋没していまいガチなミドルナンバー
地味めな曲かもしれませんがマディソンらしい展開と旨味を体感出来ますよ
ベースプレイも印象的だしヨランのハイトーンも決まっています
北欧産の魅力が詰まっていますよ


MADISON - Diamond Mistress - Turn Me Loose ★★★ (2007-08-15 10:15:10)

美旋律狂い咲き哀愁溢れるツインリードとドラマティックな曲構成
さらに北欧バンドならではのメロディを配した疾走ナンバー
スローにリズムチェンジする所が印象的です


MADISON - Swedish Metal Explosion - Northern Lights ★★★ (2024-08-08 21:30:41)

ここで歌うはピート・サンドベリ
彼の透明感のあるエモーショナルな歌声
ポピュリズムを高めはソフトケイスされた叙情派サウンドにピッタリ
コーラスワークのゴージャスに
このラインナップでフルアルバムのリリースに至らなかったのは残念だ


MADISON - The Lost Tracks ★★★ (2023-01-17 15:07:15)

ブートなのに自動登録出来るほど認知されているんですね。所謂ピート・サンドベリにヴォーカルをチェンジした時代のマディソンに音源。ピートが唄う正式なのはシングルNorthern Lightだけだったハズなので、このブートはマニアの間でもチョイとした話題でした。
厳ついメタルから完全に離脱、メインストリーム寄りの北欧スタイルへと変貌。ピートが唄っているので完全にALIENスタイルと言えます。寒々しい哀愁のメロディアスロック、まさに北欧メタルブランドです。
光り輝くオーロラサウンド、是非とも正式なヴァージョンを出して欲しいねぇ。


MAESTRO ALEX GREGORY - Paganini's Last Stand ★★ (2018-10-23 17:23:57)

自分の名前にマエストロまでつけちゃうネオクラギタリストによるデビューアルバム。リリースは1992年、YMと彫られた墓石の横にあるのはSVの墓石、それに放尿をするという、なんとも強気なジャケを載せたギタリストなのだが、肝心のギタープレイが色んな意味でインパクト大だ。なんたって4弦のマンダリンギターを開発しちゃう人なんで、本当にクラシカルなものに精通しているのかもしれないが、ここで聴けるギターはかなり危なっかしいものが多く、ネオクラファンからは失笑モノの噛ませ犬アルバムと蔑まされる一枚。これでよくもインギーとヴァイ様をディスったなとファンなら中指を立てるでしょうね。本人も客観的に聴けば白目むきたくなると思うのですが、随所に生っぽいナイロン弦のギターはそれらしい雰囲気を作り出している。けして馬鹿ではないとおもうのだが…

個人的にマーク・ボールズが3曲ゲスト参加しているのですが、驚異的なハイトーンが炸裂する情念たっぷりのへヴィバラード③、一曲の中に多様性を設けたドラマ仕立ての⑦など、全盛期のマークの凄さを存分に味わえます。マーク・ファンなら押さえておきたい一品ですよ。


MAESTRO ALEX GREGORY - Paganini's Last Stand - Dealer from Hell ★★★ (2018-10-23 17:36:41)

クラシックナンバーをモチーフにしたアルバムだけに
その手のフレーズが顔を出しますね
ダークなスタートだが色んな仕掛けがあるストーリ仕立てが面白い
軽やかなパートで歌うマークの繊細な節回しも魅力的
上手いシンガーだが埋もれていた時代が長かったと思う


MAESTRO ALEX GREGORY - Paganini's Last Stand - Fairytales Won't Die ★★★ (2018-10-23 17:32:54)

青天井な強烈ハイトーンに魅了されますね
マークのハイノートは本当に魅力的です
素晴らしいわ
感動です


MAGIC DANCE - Vanishings ★★★ (2019-08-10 20:40:50)

Vo.G.Keyと何でもこなすマルチプレイヤーのジョン・シーカによるAOR調のロックアルバム第2弾アルバム。自主製作盤ですからね、全般的に緩めのサウンドワークですが、ジョンの唄と甘く切ない曲調は相性も良く、個性が薄い分、万人に親しまれる要素も大と、メロディ派のマニアなら大喜び出来そうなクオリティを保持と、プロ仕様のCD-Rで売りさばくんじゃないよと言いたくなるような煌びやかな一枚だ。
このクオリティならば名門Frontiersあたりと組めば、全てが向上した素晴らしい作品が出来上がるぞと思っていたら2018年に見事、両者がタックを組む形となった。そういう意味でも、今作の果たした役割は大きい。今では大手のサイトから音源も入手可能だ。打ち込みなんて気にしない、甘く切ないメロディと高揚感、ソフトな口当たりに胸キュンしたいと思う歌モノマニアなら手を出しても損はしないでしょう。一人でやっているんで大目に見てね。


MAGMA - Köhntarkösz ★★★ (2017-12-15 13:54:04)

クリスチャン・ヴァンデール率いるフランスのプログレジャズロックバンドの4th。4曲入りで41分ってマジかと、不安な要素も大でしょうが、オドロオドロしいダークな暗黒ロックを展開、その奇妙奇天烈な世界観はオープニングから炸裂しますが、前作よりもより深層心理訴えかけるような、不穏な空気を増量することで、より個性を確立することに成功。相変わらず歌らしい歌はないが、その呪術的な呻き声が恐怖心をあおり、聴き手に重くのしかかってきます。
その冥府に迷い込んだような暗黒面をフィーチャーした音楽性は前作よりも、ロック色も強まり、邪悪さに磨きが掛かっているのも見逃せませんね。そんな中でもやっぱり『Ork Alarm』も不気味さは過去に類を見ない仕上がりだし(エンディングの笑い声的なものの気持ち悪さは秀逸です)、『Coltrane Sündïa』神秘的な音色を奏でる美しきインストナンバー、ピアノの音色に導かれ誘われるのは、神か悪魔か、はたまたこの世の終わりか、神聖なる宗教音楽的な響きの中にある不気味さに汗が出ますね。本当はこういうのが一番怖いのかも知れません。アナログではKöhntarkösz, Part 1と2はA面B面に分かれているのですがCD化の際につなげてきたのは正解でしょう。SFタッチのホラー映画をみているような独特の世界観にズブズブと沈み込んでいきますね。とにかくこのバンドの魅力を内包したKöhntarkösz, Part 1と2はプログレファン必見ではないでしょうか、ワタクシの貧相な文才ではとても表現出来ない、凄みを味わってください。迫りくる恐怖と荘厳なる神秘の音色、その両面を味わえる他に類を見ない緊迫感に押しつぶされますよ。


MAGMA - Mëkanïk Dëstruktïẁ Kömmandöh ★★★ (2017-12-15 13:28:44)

クリスチャン・ヴァンデール率いるフランスのプログレバンドの3rd。今作は核戦争によって破壊された惑星コバイアから、我々人類に向けたメッセージをテーマにしたコンセプトアルバム。アルバムで歌われる言語は英語でもフランス語でもない、ヴァンデール自ら創作したコバイア語なるもので歌われるというように、非常に難解な印象を与える一品。女性コーラスを多用した宗教音楽のような、神秘的でどこかオカルティックな世界観は、まるで映画をみせられているような錯覚に陥り、聴き手をグイグイと引き寄せるでしょう。基本はジャズロックなんだが、なんと形容したらよいのか当てはまる言葉が見つけられず、オペラあり、宗教音楽ありな、とにかく型にはめて語るのが難しい音楽性である。歌と言うよりはコーラスワークが中心だし、コバイア語だし、不気味だし、でも高い演奏力に支えられたインプロめいたカウンターアクションの数々に興奮を覚えます。

その難解なイメージがとっつきにくさを誘発しているが、70年代のロックを古臭いものとして片付けてはいけない、オリジナルティに満ちたモノがこの時代にはあるのです。混沌としたロック創世記、その溢れだす力を感じ取ってほしいですね。


MAGNUM - Escape From the Shadow Garden ★★★ (2018-03-10 12:57:22)

ブリティッシュHM/HRの重鎮、マグナムが2014年にリリースしたアルバム。以前からそうだったが、再結集以降もコンスタントに作品をリリース、その勤勉ぶりには頭が下がるのですが、いずれもクオリティの高さを保持している事に驚かされる。前作でも聴けたストリングスアレンジを盛り込んだマーク・スタンウェイの手技も大フューチャーされた音楽性は、トニー・クラーキンのプロデュースの元、ツボを心得た安定のバンドサウンドで魅了。芳醇なメロディが叙情味溢れる質感を伴い優美だが力強く舞い踊ります。安定感が強すぎて、ややスリルに欠けるし、マークはとにかく我を出さない素晴らしいギタリストだ。
主役はバンドサウンドだし、もっと言えばボブ・カトレイの温かみのある高貴なムードを醸し出せる、あの歌声だろう。その尖り具合の丸さに、刺激を求める耳にはチョイと刺さらないかもしれないが、安定と言う名の色彩美豊かな曼荼羅模様に、このバンド最大の魅力を感じます。滋味深い主役不在とも言えるバンドサウンドは聴き応え十分ですよ。
それにしても昔から抱かせる彼らのイメージを守りながら、今聴いても古臭いと思わせないアレンジ力には目を見張るものがありますね。トニー・クラーキンの才能に改めて築かされました。当たり前のようで難しいですよ。昔のヴァイブを今の時代に通用させるのはね、単なる焼き回しじゃないからさぁ。


MAGNUM - Goodnight L.A. ★★★ (2018-03-10 13:24:08)

このアルバムタイトルを見せられて、嫌な予感に肝を冷やさないマグナムファンはいるのかいと言われる問題作。時代は1990年、仕方のない事でしたが、アメリカ進出と言うのはこういうことなんですね。かの国は他国のいいところを取り込んでも結局はアメリカ流だもんなぁ。美味いけどカルフォルニアロールは寿司と呼べるかね的な、アメリカ流儀に抗えず、多くのバンドが本質を見失い失速したのですが、ご多分にもれず、マグナムも歌を忘れたカナリア状態に陥る事に、どこかヨソ行きのバンドサウンドに、かつての彼らの姿を重ねると落胆するファンも続出だったようですが、駄作の烙印を押された事を真に受け、聴かないのはもったいないと言える品質の高さは誇示しており、名プロデューサー、キース・オルセンの元、装飾を省きシンプルなロックサウンドに舵を切ったメロディック路線も聴き応えは十分にあります。
⑧とか聴いて、こんなもんマグナムじゃないとはとても言えません、抑え気味でもストリングスアレンジも持ち込むキーボードは健在だし、収録曲も中盤から後半に向けて徐々に従来の魅力を完備した楽曲も目立ち、聴きようによっては実にバラエティに富んだ一枚として楽しめるでしょう。シンプルでライトになったのは外部ソングライターによる楽曲が半数近くあるのも起因しているでしょうし、レーベルも狙ったんでしょう。ちなみに提供者はジム・ヴァランスとラス・バラードです、だから質は低くないですよ。


MAGNUM - Here Comes The Rain ★★★ (2024-03-11 10:04:06)

Here Comes The Rain

前作はアルバムジャケからも分かるようにダークな路線であった。パンデミックによって世界が混乱した、そういう背景が、ああいった音楽性に傾けたのだろうが、今作では、そういうネガティブな要素を排除。従来のロマンティックかつドラマ性の高い叙情派サウンドへと舵を切り、ポジティブなムードに包まれている。
優美なメロディを紡ぐギターワークとそれを支える熟練のリズム隊。彼らから繰り出される堅実なリズムはキビキビとしており、生身のグルーブを感じさせる。だからこそトニー・クラーキンのギターも生きるのだろう。
自らのプレイよりもバンドサウンドを重んじるトニーの職人技は普遍的でした。かつてGoodnight L.A.というアメリカンナイズドの極地のようなアルバムをリリースしてバンドは本当にGoodnightしてしまいファンを落胆させたが、再びシーンに返り咲いてからはコンスタントに作品をリリース。
ベテランとは思えない創作意欲とクオリティの高さに驚かされました。確かにシンガーのボブ・カトレイは加齢からくる衰えは否めない。今作ではテクノロジーの恩恵を受け上手く乗りきっている。
このバンドはボブの温かみのある歌声とメロディによる二本柱が最大の魅力だ。ボブの歌声を生かした楽曲構成、主役は歌である。

ある意味、前作はハードさが目立ったものであった。今作よりもトニーのギターが目立っている。今作では楽曲の一部として控えめである。しかし、それこそマグナムだと思わせる一面が強まった。
今作がトニー・クラーキン遺作となったのは残念だが、個人的には前作でなくて良かったと思っている。不思議な事なのだが③曲目のSome Kind of Treacheryを聴いていると、マグナムの歴史が走馬灯のように流れる。Goodnight L.A.もいい思い出だ。

トニー・クラーキンなくしてマグナムはあり得ないだろう。勿論、ボブ・カトレイ無しも同様。当たり前に新譜が出るものだと思って生きていたので、寂しいですねぇ。今年はマグナムのアルバムを振り返る一年になるだろう。
今作は感傷的な気持ちに浸らせるだけではない、現役バンドとしての魅力。何より駄作とは無縁のバンドだった。
③から④の流れに涙腺が緩みます。いいなぁ、このメロディ、素直に心に染み渡ります。だからPVも作られた⑤が最高にカッコいいのよ。
悲しくなって、アルバムを一旦停止しながら聴いています。リリースされてから一度も最後まで完走出来ないのよ。このバンドが終わりを迎えたという事実を受け入れられん。


MAGNUM - Lost on the Road to Eternity ★★★ (2018-03-09 13:53:36)

長きに渡りバンドを支えてきたマーク・スタンウェイが脱退というニュースは、このバンドにとっては大きな損失だったろう。ソングライティングのみならず、LIVEにおける演出と言う観点からも由々しき問題だが、ボブ・カトレイとトニー・クラーキンの二人から生み出されるケミストリーは健在。深みのある歌声と、豊富なアイデアに彩られたリリシズム溢れるロマンティックなハードサウンドを披露。その練り上げられたメロディから醸し出される芳醇で高貴な香りに、このバンドの真骨頂を味わえるでしょう。
今回は老獪なテクニックを駆使しするも、やはり衰えを感じるボブをサポートをするように、リー・スモールやトビアス・サミットなどがゲスト参加、この世界観を押し上げてくれています。
あまりにも楽曲中心の作風ゆえに、ロックバンドとしての厳つさが足りないと、スピード感や目に見えたハードさを好み方には、少々大人しいサウンドとなるのでしょうが、この滋味深きマグナムサウンドが醸し出す圧倒的な存在感に、どこまでも引き寄せられます。いぶし銀のハードサウンドに酔いしれますね。テクニカルなプレイがなくともトーン一発で酔わせるギターも円熟味を増していますよ。


MAGNUM - On a Storyteller's Night ★★ (2008-04-07 03:25:00)

プログレッシブでありながらもポップセンスのある楽曲を制作することの出来る職人的なバンドの代表作を紹介します。壮大なイメージを抱かせる作風と哀愁を讃えたメロディに頑固な英国的世界観を感じさせます。唄が上手いVOがいて良く歌うギターのフレーズがあり、そこに洗練されたメロディが乗るスタイルが素晴らしく魅力的で、プログレハードなサウンドにポップフィーリングを備えた楽曲の数々に胸打たれるでしょう。


MAGNUM - On a Storyteller's Night - Just Like an Arrow ★★★ (2008-04-07 03:48:44)

爽快感のあるポップなナンバーですが湿っています
英国の伝統的薫りの残るのがマグナムだる所存である
いい曲ですねー
若い人に聴いてもらいたいね


MAGNUM - On the Thirteenth Day ★★★ (2014-01-07 17:25:34)

90年に入り忘れたかのように引っ張りだしてきたVTRの中にあった彼らのLIVE、それを見てからすっかり彼らの虜になりましたね。初めて見たときは何でこの良さが分からんかったんだろうと猛反省しましたね。紆余曲折はありましたが今だ現役としてコンスタントに作品をリリースしてくるのだから恐れ入る。前作同様安心のブランドが放つ威厳に満ち溢れた重厚な英国サウンドを前に戯言は無用。これでも喰らえ的な大げさなアレンジに宝塚歌劇団みたいなノリのネオクラ風味なプログレサウンドが苦手な身としては、聞きやすくまとめあげた叙情派サウンドに目頭が熱くなり感動を覚えます。曲の流れに無駄などなく③を聞かされた時点で昇天必至、目利きの確かなメンバーが集いアレンジを手掛けるのだからたまりませんよね。老獪なテクニックで老いなど感じさせないボブ・カトレイの味わい深い歌声が説得力ある世界観を語り、今でも仙人みたいな髭は健在なんでしょうか?トニー・クラーキンが奏でる至宝のメロディアスハードロッキンな世界に一点の曇りも感じることなく最後まで聞きとおせるのだから。メロディ派でマグナムを未聴の方は是非とも手を出して欲しいですね。メロディアスって一言で言っても彼らの奏でるサウンドの洗練度と威厳溢れる重厚感は半端ないからね。でもとっつき易いので、スッと耳に馴染んできます。IQの高さってこういう所に現れますよね。さらっと⑤みたいな曲を放り込んでくるのがまた憎いです。その後もボブ・カトレイの染み渡る癒しのロックヴォイスが高揚感を与え続け聞き手を鼓舞し続けるでしょう。格式高いお店でも親しみやすい一流のレストランの様な万人を受け入れてくれる懐の深さにワタクシはいつだって安らぎを覚えます。発売日には買わんかったけど、今なお聞きこむ余地のある名盤です


MAGNUM - Sacred Blood “Divine” Lies ★★★ (2016-04-26 19:41:37)

英国はメロディアスHM/HRの重鎮と呼ばれる大御所中の大御所、生きる伝説と言っても過言ではない彼らが今年の2月にリリースした新作。情緒あふれる美しいメロディは実に英国的な響きを奏で、そこにプログレッシヴ・ロック的なアレンジを導入、繊細さとロックのダイナミズムを見事に共存させたマグナム流HM/HRに陰りなど微塵もなく、今作も近年の良盤同様安心して身を任せる事が出来ます。老獪なテクニックを駆使し衰えを見せないボブ・カトレイの円熟のパフォーマンス、鍵盤プレイが際限なく聞き手のイマジネーションを広げ、トニー・クラーキンの手腕により導かれるは極上至極のメロディアスHM/HRの一代抒情詩、メロディックなHM/HRが好きな方なら手を出しても損はしないでしょう。やっぱエエわ。これ以上のコメントは作品を汚すな。ワシには到底及びもつきませんよ。この世界観を表現する術などね。ひたすら感動しました。


MAGNUM - Sacred Blood “Divine” Lies - Crazy Old Mothers ★★★ (2016-04-26 19:18:29)

ドラマティックやなぁ
ため息が出ます
胸を締め付ける繊細なメロディ
ロックのダイナミズムを損なわないアレンジに身震いさせられますね


MAGNUM - Sacred Blood “Divine” Lies - Don’t Cry Baby ★★★ (2016-04-26 19:09:59)

本編を締めくくるロマンティックな一曲
ピアノが流れ組んでくる瞬間に昇天しました
ベテランならではの深い味わいのコクに酔いしれます


MAGNUM - Sacred Blood “Divine” Lies - Your Dreams Won’t Die ★★★ (2016-04-26 19:13:07)

憂いのあるメロディ
どこかハートウォーミングででもセツナイ
繊細なマグナム節に笑い泣きです


MAGNUM - Sleepwalking ★★ (2018-03-10 13:05:54)

英国の重鎮だし、メロディックHM/HR界の重鎮と言っても良いでしょうね。前作でメジャーレーベルからGOODNIGHT L.A.されてしまったマグナム。そのあおりもあるだろし、時代の流れというのもある。そういった閉塞感の中でリリースされたのが今作でしょう。前作のような雰囲気も残しつつ英国的なニュアンスは復活、かなり大人しめの楽曲が大半を占め、ある意味ボブ・カトレイのソロでも作ったのかかいなぁと言いたくなるような歌モノ路線を敢行。AOR風味も強めの作風に、マグナムらしい優雅な展開美がなく、物足りなさも覚えるでしょうが、バンドの歴史を紐解くうえでも一度は耳にして欲しいアルバムです。


MAGNUM - The Monster Roars ★★★ (2024-02-14 18:43:39)

英国の伝統的なスタイルを頑なに守り通すメロディックメタル界のレジェンド。衰えは隠せないがボブ・カトレイが歌うメロディ、その美しき旋律に寄り添うのは盟友、トニー・クラーキン。けして我を出さずにバンドサウンドを支え続けたトニーの愛情溢れるサウンドは、儚くとも美しき憂い満載の叙情派ロック、その扇情的な美旋律の数々に心も奪われます。
余計な説明など一切いらない、ただひたすらに、この世界に耳を傾け没頭するのが一番でしょう。ジャケが示すように、ダークな世界観を描いてはいるが根底にあるのは、懐の深いドラマティックなメロディックメタルの旨味、トニー・クラーキンがプロデュースを担当して曲を書いている間は安心ですね。
今年に入りトニー・クラーキンの訃報を耳にする。また一つ巨星がこの世を去りました。残念でなりません。
日本ではイマイチ跳ねませんが、メロディアスなロックが好きな人にはマストで知って欲しいバンド。この芳醇なる音の世界に魅了されるでしょう。特筆するようなハイテクニックなど必要なし、でも不思議な程、聴いていると別の異世界へと誘うような飛翔感がる。それが、このバンド最大の魅力です。
ストーリーテラーの如き存在でバンドを牽引するボブ・カトレイ。相棒亡き今、このバンドがどうなるのか気になりますね。


MAGNUM - The Serpent Rings ★★★ (2021-03-17 04:12:46)

英国を代表する伝説のロックグループによる20年リリースのフルアルバム。近年の精力的な活動には目を見張るものもありますが、今回はベースプレイヤーがデニス・ワードにチェンジ、どのような交代劇があろうとも、主役を張るボブ・カトレイとトニー・クラーキンの二人がいれば陰りなどあり得ないでしょう。
オープニングから炸裂するマグナム印満載のオーケストレーションも決まっているドラマティックなナンバーの登場で掴みはOK、その後も、彼等のイメージに沿うような重厚な世界観を演出、マグナムかくもありきな音楽性をで酔わせてくれます。
あくまで主役は唄なのだが、その中にもマグナム流儀のプログレスタイルも盛り込み、楽曲毎にドラマとなる見せ場を設け聴き手を飽きさせません。しかし、ある意味、マンネリズムではある。
新しい事はやっていないかもしれないが、その反面、長きに渡り培ったバンドとしての顔がある。熟成させ磨き上げた音楽性の豊かさ、だからこそ古典的な手法だから威厳があるんですよ、みたいな懐古主義と一線を画す滋味深き音色で、マグナムな世界観を作り上げています。
古き良き英国ロックの旨味を今の感性で、もてなす事に余念のないベテランのフレッシュな感性。益々、衰えを感じさせる歌声ではあったが、老獪なテクニックを駆使して最後まで楽しませてくれました。
このバンドの音は、本当に落ち着きますね。ロックなのに、何故か心が温まるハートフルメロディの数々、しっとりとしつつもメリハリが効いているのでジメッとベタつきません。だから、踊るような軽快さとフックのある展開に身も心も魅了されるのでしょう。
世代を超えて支持される普遍的なマグナムロックの醍醐味を味わえる一枚。明確な意思疎通があればこそですよ。


MAGNUM - The Visitation ★★★ (2012-02-03 15:47:13)

重厚な雰囲気が格調高きマグナムの世界観を彩っています。憂いを帯びたメロディ、時には優しく、時には激しく、時には厳粛に一代ドラマを奏でる楽曲郡に捨て曲など見当たりません。エリをただし聞きたくなるこの圧倒的な世界観はなんでしょうか、僕はただ繰り広げられる叙情詩を前に言葉を失います。BGMとして気軽に聴くことを許さない名盤にそうはめぐり合えません、一音一音に魂を込めて奏でるメロディに心を奪われましたね。今作を前にドラマティックと言う言葉を安易に使えなくなる感覚を覚えます、HM/HRの世界に鎮座する新たなるマグナムの名盤を前に驚嘆あるのみ、耳馴染みの良いメロディとロックテイスト溢れるハードなサウンド、優しいそよ風のような包容力が聴き手を至高の世界へと導いてくれるでしょう。本当に凄いバンドだ。


MAGNUM - Vigilante ★★ (2008-04-07 03:34:00)

前作で魅せたポップフィーリングをより押し進めた作品です
ドラマティックなナンバーは勿論、コンパクトかつキャッチャーにナンバー
フックのあるメロディが目白押しの好盤です。トニークラーキンの滑らかなギタープレイが耳を惹き、そこに説得力のある歌が存在感を存分に見せ付けます。同郷のクイーンのロジャーテイラーがプロデューサーに名を連ねるだけのことはあり、合唱的なナンバーなんかも収録されている。唄を聞かせるアレンジはけして軟弱ななったわけではない


MAGNUM - Wings of Heaven ★★ (2008-04-07 03:41:00)

相変わらずマグナムはマグナムなんだと思い知らせる一枚です
確かに産業ロック風のサウンドなどもあり世間に擦り寄った感じがするが
説得力溢れるVo、複雑で大袈裟なサウンドのドラマティックな構成とスケール感の大きさは健在です。明るくポップなイメージの中に英国的な伝統が宿る今作はなんら批判されるレベルではない


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock ★★★ (2017-02-23 14:59:37)

ギタリストのしての才能のみならず、華やかなルックスも魅力の北欧HM/HR界きってのメロディメイカー、マグナス・カールソンが自身の名前を冠したソロプロジェクト第2弾。Midnight Sun時代のヤコブと共演したり、ヨルン・ランデとはAllen - Landeを一緒にやってたしと、身近な人達もいますが、ジョー・リン・ターナー、トニー・マーティン、トニー・ハーネルなどのベテランを招聘し見事に彼らの特性を生かした楽曲を用意、デヴィッド・リードマンやハリー・ヘスなどの実力派シンガーの客演ぶりも素晴らしいが、その名うての実力派シンガーに混じり自身が2曲リードを取った楽曲があるのですが、負ける事無く存在感をアピール、これならLIVEでも全曲自分が歌って再現できるんじゃないかと思える出来栄えに感心したものです。北欧風のメロディを存分に生かしたハードでメロディックな音楽性が大好物な人にとっては、参加メンバーの豪華さに目が眩むよりも充実しており、完全にネームバリューに頼らなくともよい、質の高いアルバムとしてメロディ派のハートと捉えては離さないでしょうね。ピンポイントでチョコチョコとマニア心を擽るんだよねぇ、マグナスのメロセンスに熱中しますよ。個人的にもマイナー、掘り起こしC級HM/HRばかり聴いていたから余計にそう感じるかも知れませんね。


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock - A Heart So Cold ★★★ (2017-02-21 21:45:20)

この曲に限らず歌い手の資質を存分に生かしていますね
ハリー・ヘスの歌声がバッチリとハマっています
瑞々しい北欧テイストがパッと花開いていますね


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock - Another Life ★★★ (2017-02-21 21:32:40)

At VanceやMasterplan最近ではハーマン・フランクのソロで迫力のある歌声を披露したリック・アルティ
アイリッシュな雰囲気のイントロから力強さを兼ね備えたメロディックメタルへと流れていきます
ギターも聴かせるわ


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock - I Am Coming for You ★★★ (2017-02-21 21:24:58)

マグナス・カールソン自身が歌っていますね
豪華ゲストに負ける事無く張り切っていますよ
でも相手が悪いわね
フックに富んだ哀メロが耳に残るわ
コンポーザーとしての才にたけた逸材です


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock - Kingdom of Rock ★★★ (2017-02-21 21:39:11)

アルバムのオープニングを飾るファンタジー路線の北欧ナンバー
広がりのある展開が好きですね
ヨルン・ランデは何を歌っても様になるね


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock - Never Look Away ★★★ (2017-02-21 21:41:49)

トニー・ハーネルの美声を堪能できます
彼の透明感と繊細さが見事に活きていますね
メロディックHM/HRの王道を行く展開が耳を惹きます
サビの持って生き方もトニー・ハーネルらしいね


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock - No Control ★★★ (2017-02-21 21:21:53)

北欧風の爽快な風が吹いていますね
ハードに迫るジョーの歌声もバッチリハマっています


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock - Out of the Dark ★★★ (2017-02-21 21:28:18)

元はドラマーとしてキャリアをスタートさせたThe Poodlesのヤコブ・サミュエル
北欧メロディックロックに張りのあるメタリックヴォイスを響かせ
曲調と相俟ってMidnight Sun時代を思い出させますかね


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock - The Right Moment ★★★ (2017-02-21 21:37:27)

女性シンガーが甘酸っぱい歌声を披露
10曲目ってのも丁度良い
ハードだが繊細でリリカルな一曲
確かに女性シンガーの方が似合っているかな


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock - Walk This Road Alone ★★★ (2017-02-21 21:49:27)

アルバムのラストはマグナス自ら歌います
堂々と歌声でも渡り合っていますね
一本筋の通った作風を〆るのに相応しいメロディックHM/HRナンバー
繊細さとハードテイストが絶妙です


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Kingdom of Rock - When the Sky Falls ★★★ (2017-02-21 21:20:49)

重厚でメロディックなミドルナンバー
トニー・マーティンが見事に期待に応えています
スケールのデカい聴き応えのある一曲ですね


MAGNUS KARLSSON'S FREE FALL - Magnus Karlsson's Free Fall - Ready or Not ★★★ (2017-02-21 21:54:29)

こんなに歌が上手いならゲストいらんじゃんと言わしめる一曲
流麗なソロも素晴らしいが曲がいいよね
○○風な曲が多いアルバムですが僕は好きですねぇ
やりきっていますからね


MAGO DE OZ - Jesús de Chamberí ★★ (2014-01-06 10:12:26)

1stアルバムはなんだったんだと言いたくなりますね。張り付けにされているキリストのジャケットがあらわす重厚な世界観を取り込んだシリアスなメタルバンドへと変貌を遂げています。線は細いものの前任者とは明らかに違う歌い手が情熱的なメロディを歌い上げ、これぞスパニッシュメタルと言いたくなります。また、バイオリンが泣かせるのよ(さだまさしかと言わないでね)頭から気合十分な楽曲が並びプレスリー来たらどないいしょうという一抹の不安を見事に吹き飛ばしてくれました(実はそうでもないんだけどね笑)。早いパッセージをギターとバイオリンが奏で早口の唄が情熱を迸る①に様式美を愛する輩ならグッとくるでしょう。自らが進むべく道を見つけつつ拡散しないように方向性を定めたと言える今作は聞きどころも多い、のちの姿と照らし合わせ楽しむのも一興です。惜しむらくは自主制作盤かと思わせるペラペラな音質でしょうが、B級メタルを愛する者には無問題ですよね。


MAGO DE OZ - Mägo de Oz (2014-01-06 10:01:00)

友人からただ同然で譲ってもらったフォークトラッド風味のごちゃまぜバンドが1994年リリースの1st.オープニングからイモ臭い歌声とバイオリンやホーンセクションにやられます。ダメだこりゃとなりかけるのですが②はメタルなニュアンスが強く評価を改める、③ではプレスリーなサウンドにガクッとさせられますが、なんだか楽しい雰囲気と掴みどころのない世界観に「よっしゃ、最後まで付き合ってやるわい」そんな決意をさせられました。メタル色の強いナンバーはラストのバンド名と同じ曲まで現れず眠たくなりましたが、次作でもメンバーチェンジを考えると彼らの中で迷走もあったのでしょう。しかし友人の勇気はすごいね、この手作り感満載「OZの魔法使い」なジャケットを見て肝が引かないどころか正規の値段で購入するんだからあっぱれである!もう10年あっていない彼を偲び今朝の一発目として摘み食いしながら聞いております。サンダーなんかもカヴァーした英国の有名な曲「Gimme Some Lovin'」なんかもやっていますが、②や⑩のメタル色の強い楽曲には惹きつけるものがありますよ。


MAKE UP - BORN TO BE HARD ★★ (2008-12-03 20:18:00)

前作から半年後にリリースされた3rdアルバム
アイドル歌手じゃないんだからこのサイクルは可哀想
アルバム毎に音楽性が変わり腰の座りが悪い感じがしますね
歌謡テイストを含んだ軟弱な曲も収録されていますが
曲そのもののクオリティはけして低くないです
後は嗜好の問題ですね。
個人的には名曲①が聴けるだけで充分楽しめました
歌謡バラードが好きな方なら⑧も気に入るでしょう


MAKE UP - BORN TO BE HARD - Come On Everybody Tonight ★★ (2008-12-03 20:13:30)

わりとハードなミドルナンバーサビの力強さも魅力的


MAKE UP - BORN TO BE HARD - Mr. Tokyo City ★★ (2008-12-03 20:11:32)

哀愁のあるメロディをしっとりと力強く歌う山田の歌唱が印象的ですね。凝ったアレンジも耳を惹きます


MAKE UP - BORN TO BE HARD - Rainy Road ★★★ (2008-12-03 20:09:05)

哀愁のメロディアスハードの王道を行く名曲
山田の説得力のある歌声も光っています
派手さはないものの堅実なアンサンブルが実を結んでいますね
個人的には彼らの曲の中でも一番好きな曲ですね


MAKE UP - Howling Will ★★ (2008-12-01 20:13:00)

樋口宗孝プロデュースによりデビューを果たした彼らの記念すべき1st
すでに樋口宗孝プロジェクトチームとしてレコーディングに参加したりとデビュー前からメンバーの存在は知られていました。
音楽性としては80年代に流行ったとTOTOやJOURNEY,NIGHT RANGERのような
キャッチーで大衆性を帯びたメロディアスハードなサウンドを基調としたバンドで
骨太で情感豊かな粘着質な歌声が魅力の山田信夫の歌声をメインにはしっかりとしたアンサンブルを聴かせてくれ荒削りな面はあるものの適度にハードと湿り気を帯びた
メロディアスなサウンドが魅力のでしたね
個人的に1stアルバムは歌謡曲的な売れ線ナンバーが収録されておらず一番好きな作品です。ちなみにMEKU-UPとはあのLOUDNESSの前身であるLAZYの前の名前のであったりする


MAKE UP - Howling Will - FROZEN WAY ★★ (2008-12-01 20:21:34)

樋口宗孝のソロで山田が熱唱した
「RANAWAY FROM YESTEDAY」を思わせる
泣きのパワーバラード
このべったりとした唄が僕は大好きです


MAKE UP - Howling Will - INJURED DOLL ★★ (2008-12-01 20:27:00)

河野陽吾のピアノが泣かせます
個人的にはサビメロがいま一つかな
ギターソロも印象的なフレーズを奏でています
バンドのアンサンブルがいい感じですね


MAKE UP - Howling Will - JOURNEY IS OVER ★★ (2008-12-01 22:57:25)

甘いメロディを力強い歌声がなぞります
山田信夫は素晴らしいシンガーだ
歌謡テイスト薫るバラード


MAKE UP - Howling Will - LIGHTNING FLASH ★★ (2008-12-01 22:55:13)

イントロのハードなギターリフが印象的です
メロディアスな唄メロが耳を惹きますね


MAKE UP - Howling Will - Love&hate ★★ (2008-12-01 20:24:11)

仄かな哀愁が漂うハードポップナンバー
山田の男らしい歌声が軟弱にしません
ギターソロの組み立て方や入り方が好きですね


MAKE UP - Howling Will - SALVATION ARMY ★★★ (2008-12-01 22:53:24)

適度なハードさと哀愁のあるメロディが耳を惹くアルバムのオープニングナンバー
MAKE-UPと言えばこの曲を思い出します
嫌味にならないKEYの音色も印象的です


MAKE UP - Howling Will - THROUGH THE NIGHT ★★ (2008-12-01 20:18:27)

LIVEのエンディングでは定番の一曲
勢いのあるハードなナンバー
ギターソロもいつになくワイルドに迫っている


MAKE UP - MEMORIES OF BLUE - Machine Baby ★★ (2008-12-05 20:21:45)

ハードでストレートなアレンジがカッコイイですね
ギターソロも聴かせてくれます


MAKE UP - ROCK LEGEND of Boys & Girls ★★ (2008-12-05 20:18:00)

デビューしてわずか一年半でリリースされたMAKE-UP通産四枚目のアルバム
山田の骨太な歌声を中心にしっかりとしたアレンジとアンサンブルが支える
音楽性の集大成ともいえるサウンドに仕上がりました
まだまだソフトではあるがハードさも一番際立っているし
バラエティに富んだ楽曲が収録され男らしさも前に出て聴き応えがある
作りこんだ洗練された音に抵抗がある方もいるでしょうが
叙情的なフレーズを奏でるギターやキーボードのプレイには惹き付けられる物があると思います。山田は逞しい歌い手になったなぁ


MAKE UP - ROCK LEGEND of Boys & Girls - Any Time ★★★ (2008-12-05 20:28:50)

個人的にはMAKE-UPの中で一番好きな曲
王道を行くHM/HRサウンドが心地よい
ギターソロ2回にキーボードソロもあり
山田の歌うメロディが好き
日本人だからグッときます


MAKE UP - ROCK LEGEND of Boys & Girls - Kill The Night ★★★ (2008-12-05 20:20:08)

典型的なHM/HRナンバー
ハードなギターリフがカッコイイですね
山田の逞しい歌声が魅了します


MAKE UP - ROCK LEGEND of Boys & Girls - Wild Child ★★ (2008-12-05 20:23:46)

叙情的なフレーズが印象的ですね
若干高めのキーを歌う山田のセクシーな歌声も良いですね


MAKE UP - STRAIGHT LINER ★★ (2008-12-02 20:21:00)

1stアルバム同様、樋口宗孝プロデュースによる2nd
いきなりSWEETのカヴァーには驚いたが様になっている
いきなり外人レスラーに花束で滅多打ちにあったような気分ですが
相変わらずメロディアスな曲が目白押しで、
キーボードをフューチャーしたソフトなサウンドが好きな方なら楽しめるかと思います
若い頃はよりヘヴィでハードでスピードを求めていた自分には
「こんな軟弱なもん聴けるかい」ぐらいの悪態はつきましたが、
今となっては考えられたアレンジの元にポップさやハードさのバランス感覚を
考えて好盤だと思います。陰と陽のバランスも見事だよね
皆に受け入れられる要素はあったと思います。


MAKE UP - STRAIGHT LINER - Energy One ★★ (2008-12-02 20:09:51)

ハードなギターリフが印象的な疾走ナンバー
軽めの音質ではイマイチ迫力が伝わらない
悪くはないんだけどね
方向性の問題を感じましたね
中盤のソロは盛り上がる


MAKE UP - STRAIGHT LINER - Fox On The Run ★★ (2008-12-02 19:59:03)

SWEETのカヴァーソング
MAKE-UPのイメージにピッタリのポップでキャッチャーなナンバー


MAKE UP - STRAIGHT LINER - Lady Rosie ★★★ (2008-12-02 20:02:08)

TOTO丸出しですが僕は好きです
豊川のドラムもギターもキーボードもいい仕事をしています
山田の熱を帯びた哀愁の歌声もいいね


MAKE UP - STRAIGHT LINER - No Return ★★★ (2008-12-02 20:06:23)

壮大なイメージを抱かせるバラード
山田信夫の熱唱に惹き付けられます
ハイトーン一辺倒のわめき倒すシンガーでは
こうは行かないからね


MAKE UP - STRAIGHT LINER - Wishing ★★★ (2008-12-02 20:13:44)

静かな出だしからテンポアップ
哀愁のあるメロディが耳を惹きますね
山田と河野の共作
アルバムのラストを飾るのに相応しい
メロディアスなナンバー


MAKE UP - STRAIGHT LINER - 摩天楼 ★★ (2008-12-02 20:03:21)

ポップで彼らにしてはストレートなHRナンバー


MAKE UP - The Voice from Yesterday ★★★ (2011-06-04 02:46:04)

松澤浩明の訃報を聞き即日購入メロディアスな曲作りの上手い人だと思います。
嫌味にならない洗練度とハードさ山田信夫の粘着質な歌声との絡みも絶妙で
コンポーザーとしての才能も感じさせるギタリストがリーダーのバンドでした。
名曲群のリメイクが大半で無難な選曲に挨拶代わりには物足りないと思いましたが、
新曲もカッコよくメロディアスさとキャッチーさにハードな質感と自信のバンドイメージを忠実に再現、むしろ各自のソロ活動時代に培ったエッセンスをふんだんに活かし格段にパワーアップされた姿に身を乗り出しました。名曲④のアレンジは素晴らしい、この曲の為に購入しても損はしないと思いました。松澤あってのMEKE-UPでしょうが山田信夫ほどの逸材を埋もれるのは残念至極、ソロのNOB時代も良かったしX-JAPANのギターと組んだバンドも悪くなかった。小野正利のように陽の目を浴びて欲しい逸材ですね。このままだと志半ばで活動を終える寂しさが滲んでしまいます。名曲④を聴くたびに思いがこみ上げますね。


MAKE UP - The Voice from Yesterday - 80's Dream ★★★ (2011-06-04 02:53:04)


キャッチーさが絶妙で洗練度も素晴らしい
爽快感溢れる懐かしい臭いのするメロディアスなHM/HRナンバー
リズム隊が寺沢功一とそうる透ってのも感慨深いです
唄の上手さも一級品
肩の力の抜け具合が絶妙
松澤、河野の貢献も絶大
彼等らしい名曲です


MAKE UP - The Voice from Yesterday - Runaway from Yesterday ★★★ (2011-06-04 03:00:05)

まずはアレンジが素晴らしい
樋口宗孝のソロだが
この曲は山田の曲でしょう
カヴァーデイルの歌う「Mistreated」と同様です
山田の絶唱が涙腺を刺激します
壮大なイメージを抱かせるアレンジも妙
実にツボを得たバンドアレンジですね
素晴らしい


MAKE UP - The Voice from Yesterday - ペガサス幻想(21st Century Ver.) ★★★ (2011-06-04 03:08:32)

アニメソングだからなんて思わないで聴いて欲しいですね
実に絶妙なアレンジなんでしょうか
シンフォニックなストリングスの音色が
ドラマ性を増幅しています
これが本来の姿でしょうと言いたくなりますね
ハードさとキャッチーさが高次元で融合した名曲です