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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 5801-5900

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 5801-5900
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LE MANS - Le Mans ★★★ (2016-08-07 15:08:22)

メンバーチェンジを行い3年後にリリースした2nd。リードギターはデレク・フリーゴ一人となり(ドラマーがあのレイナード・ヘイズに変更)、そのメロディセンスを生かした叙情派アメリカンロックバンドに変貌を遂げる事に成功、シンガーのピーター・マーリノも肩ひじを張らず歌い上げ、彼のキャリアとしてはベストパフォーマンスを披露、前作から3年の歳月がここまで変わるとは驚きを隠せないのですが、むしろこっちが本分で、なおかつ時代の流れに乗ってきたなぁと思わせる作風にまとめ上げ、随所に濡れ過ぎず乾き過ぎないメロウなフレーズで魅了していきますね。10曲入りで36分のランニングタイムが示すようにコンパクトな楽曲はどれもがシングルカットされてもおかしくない仕上がりを誇り、鮮やかで華やかな80年代中期を思わせる音楽性の中でもメタリックな重さも残しバランス良く仕上げています。キーボードの導入も大成功、フックに富んだメロディは、どれもが叙情的でポップな感触の中に仄かな哀愁を残し聞き手を存分に魅了するでょうね。アメリカンなヴァンデンバーグだし、メタル度の高いボン・ジョヴィとも言える音楽性、メロディ派を自負する方なら手を出しても損はしないでしょう。


LE MANS - Le Mans - Chain Around Your Heart ★★★ (2016-08-09 17:50:25)

フックに富んだ哀愁のメロディ
バンドの新たなる魅力を伝えていますね


LE MANS - Le Mans - Love is a Waste of Time ★★★ (2023-07-12 21:40:29)

洗練されたサウンドとハードテイストにさじ加減
大衆性を無視しないがビックサウンド過ぎないのが絶妙だ
売れそうなポテンシャルのあったバンドだった
日本人好みのサウンドだろう
ギターソロでは牙を剥きますよ


LE MANS - On the Streets ★★★ (2016-08-07 14:47:52)

1983年にShrapnel Recordsからデビューを果たしたUS産の正統派HM/HRバンドの記念すべき1st。歯切れのよいリフワークはL.A界隈の流れを組んでいるし、ここぞとねじ込まれる強引や速弾きもレーベルならではの手法、その噛み合わせが微妙な空気を生みだすのですが、逆にそれも時代とマイク・ヴァーニーの仕事だよなぁと笑みもこぼれますね。二人のギターが凌ぎを削るスリリングなバトルからは、のちに空前絶後のアクロバチックな速弾きで聞き手を唖然とさせたCacophonyの原型とも思えるが、あそこまで極端な速さを追求するわけでもないし、むしろ豪快なアメリカンロックからは同時期レーベルメイトだったKEELなどに通じる面もあったりと、パワー漲るアメリカンロックに速さを導入した典型的なShrapnel Recordsスタイルの音楽性ということになりますね。魅力的なツインギターコンビですが、HardlineやThe Stromなどの作品に参加するジョシュ・ラモスとEnuff Z' Nuffのデレク・フリーゴの二人、後の活動や音楽性を考えるとやらされてる感はありますが、お互い一歩も引き下がらず競演しているのは贅沢な話だ。そしてシンガーとドラマーはCacophonyに参加するというオチもありますので、マニアならずとも興味が惹かれるでしょうね。そして3年後にレーベルを離れColumbiaからリリースされる2ndにその答えがあるように思います。だって全然速さを求めないメロディックなスタイルに帰順してるもんね。


LEATHER - II ★★★ (2022-11-28 20:56:02)

Divebomb Recordsが無料でダウンロード出来るコンピ作に彼女の名前があった。今作の①をそこでは聴けるのだが、正直、こういう形で復活していたことに驚く。しかも国内盤のリリースまであったのだから嬉しい復活劇です。ブラジル人ミュージシャンとの共演、これがメチャクチャ効果的に機能している。彼らのバックアップを受け奏でるは、ドが付くほどのヘヴィメタル。ヘヴィメタルという言葉以外で形容できないようなメタリックなサウンドに、そこに老獪なテクニックを駆使して全盛期のそれに肉薄するレザー・レオーネのパフォーマンスに賛辞を送りたい。
脇を固めるメンバーのフレキシブルなプレイで魅了、これぞメタルなスリルとアクロバティックな演奏と展開で耳を楽しませてくれます。王道だけに奇をてらっては欲しくないがベタすぎてもスリルに欠ける、しかし奇抜すぎると気取りすぎのオシャレさんと敬遠される、それだけに、正攻法で攻めた戦略は正解だ。
いずれにしろ、多くのファンが待ち望んだレザー・レオーネの復活劇、その話題性に相応しい音楽性であろう。
サブスク生活の欠点、それは手元にないので、情報が上書きされリリースされた事すらも忘れる。ワタクシは雑誌読まないので、忘れたら最後振り返る機会が無い。それだけに、今作の事もすっかり忘れたが、お気に入りにしてたので新譜情報のおかげで思い出した始末だ。本当に、新旧バンドの情報をもの凄い勢いで共有出来る昨今、今の若い人は羨ましい。お金掛けずに、ただ同然で生涯の友に出会えるのだからね。


LEATHER - Shock Waves ★★★ (2012-11-29 20:09:07)

当時は過小評価されていたと思います。メタル系の女性シンガーとしてはトップレベルの実力を持つレザー・レオーネが1989年にリリースしたソロアルバム。本職のバンド仲間であるデヴィッド・T・チャステインが大半の曲を書いているしリズム隊もチャステインとくれば何故ソロアルバムにしたのかと少々疑問もありますがパワフルな歌声を存分に堪能できるUS産の正統派HM/HRサウンドを前に野暮なことを言っては行けませんね。バックのメタリックなプレイに負けることなく対峙する力強いパフォーマンスにレザー・レオーネの迫力と上手さを改めて認識させられます。ゴツゴツとしたコンクリートを殴りつけるような硬質なサウンドに華を添える確かな技巧が冴えるマイケル・ハリスを世に出す事にも貢献している点も見逃せませんね、ドラマ性や個性という点は低いかも知れませんがシリアスな世界観とメタル然とした楽曲を前に逃げ出さずに歌いきる姿に感銘を受けること間違い無しの名盤ですね。US産の正統派HM/HRファンなら迷わずゲットでしょう


LEATHER - Shock Waves - Diamonds Are for Real ★★ (2013-04-26 18:50:23)

メタリックなミドルナンバー
ギターソロも印象的に切り込んできます


LEATHER - Shock Waves - In a Dream ★★★ (2013-04-24 15:36:02)

ダークでミステリアスへヴィなパワーバラード
剛軟使い分けるレザー・レオーネ姐さんの歌唱も見事


LEATHER - Shock Waves - It's Still in Your Eyes ★★ (2013-04-26 18:53:21)

叙情的なメロディなんですが
パワフル仕様に染め上げました
パンチが効いた剛直な歌声はメタルそのもの
聴かせかた一つで印象も変わっていたでしょうね


LEATHER - Shock Waves - No Place Called Home ★★★ (2013-04-26 18:56:23)

ゴツゴツとしたコンクリートサウンドとダークな世界観
コブシを効かせた熱を帯びた歌声
このバンドならではの味わいを堪能出来ますね


LEATHER - Shock Waves - Shock Waves ★★ (2013-04-24 15:33:48)

ゴリゴリの硬派なコンクリートメタルサウンド
適度な疾走感がパワフルに突き進む様も堂に入ったものですね


LEATHER - Shock Waves - Something in This Life ★★ (2013-04-24 15:40:00)

イントロのエモーショナルなギターから
一気にパワフルな音の壁が全てを押しつぶしていきます
キャッチーさなど皆無な凄い破壊力だね
中盤でテンポアップする様もカッコいいですね
へヴィだわ肩が懲ります


LEATHER - Shock Waves - The Battle of Life ★★★ (2013-04-24 15:30:26)

レザー・レオーネ姐さんのパワフルな歌唱が素晴らしい
ダークな世界観も見事に描ききり印象的なフレーズが切れ込んでくる
メタリックなギターも様式美しています


LEATHERWOLF - Endangered Species ★★ (2014-08-07 18:08:22)

1984年リリースの1st。国内もCBSソニーから出ました。CD化はSteamhammerですね。LA出身のバンドなんですが幾度そのイメージを抱かせない欧州風味たっぷりな正統派サウンドを披露、美しいコーラスハーモニーや厚みのあるギターサウンドど後の片鱗を感じさせるプレイを随所に見せており扇情的なメロディックサウンドは、抜きに出た曲もない代わりに押し並べてクオリティは低くない。彼らのなんたるかを知るには1986年にリリースされた同じアルバムタイトルの方が格段に上なんですが、その成長ぶりを知る上でも今作は聴いておいた方が良かと思います。LAのクラブシーンにおいて、このような正統派スタイルが根付き、どのようにして変貌を遂げたかを知る事も出来ますからね。④みたいなドラマティックな曲は大好物ですから


LEATHERWOLF - Kill the Hunted ★★ (2024-12-03 22:14:46)

オープニングナンバーを聴き、まずは一旦停止。これがあのレザーウルフなのか?同名異バンドかと思うほど、ムッチムチの剛毅なアメリカンメタルに変貌している。このバンドと言えば、暗く湿ったメロディ、あの濡れていないが湿り気のある光沢艶めかしい、あの緻密で豪快なサウンドが売りだったのだが、今作では主要メンバーが抜けているために、表現方法が違う。サウンドメイクも往年のものではないので、違和感は強い。

あの光沢艶めかしい硬質感がなくなればレザーウルフ感は後退なんだが、曲によっては感触も違うので、違和感を感じるならば飛ばして聴けば問題ないだろう。シンガーも変ったし、時代も違うのだから違和感は致し方ないでしょう。癖の強い面を武器に、従来の魅力である正統性の強いサウンドもあり、やはりこのバンドはこうでなくてはという存在感を示している。まだこなれていない部分も散見されるが、まぁねぇ。個人的には、日本盤のボーナストラックであり、現在はシングルとして配信されている初期のリメイク作Thunder (MMXXII)が、一番レザーウルフしているなぁと納得したのが評価を別ける最大のポイントだろう。
やっぱりこのバンドはThunder (MMXXII)の音楽性とサウンドメイクに尽きるでしょうね。オープニングナンバーってヨーロピアン調の哀愁パワーメタルとはもっともかけ離れた曲だったからねぇ。それが新生サウンドなんだけど、そうなると、往年のファンを歓喜させたリメイクは入れない方が良かったという問題が頭をもたげる。
難しいねぇ。やはり自分たちの音を持っていたバンドの苦悩。何に期待をして何を聴きたいかですよね。速ければ何でもいいという耳はもっていないから厳しいが、2022年仕様と捉えると好意的に聴けますよ。


LEATHERWOLF - Street Ready ★★★ (2017-09-15 15:09:31)

前作の成功を受け、その流れを引き継ぎつつも、よりメジャー感増した音楽性で勝負を掛けた意欲作。メジャー感といっても変な色気を出したポップロックには手を出していないので、あくまでもシャープなメタルテイストを残しつつもブライトなアメリカン臭を強めたということであり、その分、光沢のある艶めかしいコンクリートサウンド臭は抑えたということです。

その反動なのか演奏も楽曲も無難な感じが強まり個性ともいえるトリプルギターも生かせていませんが、ここまで積み上げてきたアレンジセンスをさらに研磨した音楽性は、更なる広がりを見せ、特にメロディの充実ぶりは過去最高を言えるでしょう。メタリックだが流麗なコーラスワークを随所に盛り込み、聞きやすさを誘発しているのは流石の一言です。それでいながらも攻撃性を落とさないメタルバンドの矜持をどの楽曲からも随所に感じますね。
シンプルだが鋭角的なリフワークと刺激的なソロ、直線的ビートをたたき出すリズム隊の堅実さ、彼らは見事に自分たちの持ち味を殺さずに、メジャー流通を意識した作品を作りだしましたね。
個人的には、多様性を残しつつもメタル一直線な音楽性に集約した器用さと、個性を殺せを言われた忍耐力に頭が下がるし、実に前向きでバラエティに富んだ一枚だと思います。1989年の正統派HM/HRらしいなぁと唸らされる音ですよ。

とはいいつつもへヴィメタルってのは、破壊力、スピード、攻撃性、瞬発力などいわゆる分かりやすく、キャッチーでなければいけないと、いう趣味嗜好の方にはチョイと敷居の高い音楽性ではあるかと思いますので、お気を付けください。
普遍的HM/HRが大好物だという同士の胸にはビンビンに鳴り響く正攻法で攻め込んだ意欲作として耳が喜びますよ。


LEE AARON - Bodyrock ★★★ (2019-10-25 01:20:08)

確かな歌声と画になるヴィジュアルを併せ持つも、イマイチ弾けられない本格派の女性シンガー、リー・アーロンの歌モノ路線アルバム。前作の流れを組むメインストリーム寄りだが、安直なポップロックをやらないのが彼女の魅力なのだろう。それが逆におモロないと言われる要因なのだが、カナダのバンドらしい生真面目さと大らかなグルーブ、それらはけしてアメリカで受けないような要素ではないのだが、新鮮味が薄いのは間違いない。
また、島国日本においては、この平坦なグルーブとメロセンスは、そんなに愛されるものではないので評価も厳しいものへと繋がりますよね。そんな批評が多い中でも、アーバンな魅力漂うハードサウンドの⑤なんて、彼女の骨太の歌声と売れ線志向もハマり、これくらい唄って貰わないと困りますよねという、聴き手の不満の残さないパフォーマンス力を常に持っている実力派だけに、決定打が欲しいと言わざるおえないだろう。難しい問題ですよ。
こうして時を経て向き合えば、堅実なサウンドは、軟弱に成りきれない彼女のロッカ魂が脈打っているようで、味わい深いものに変換されています。PVも作られた⑥⑨⑩、お約束感満載の⑦など、後半にかけても息切れしないのは、今作に賭けたレーベルサイトの意向の表れだろう。


LEE AARON - Bodyrock - Hands On ★★★ (2024-08-12 00:51:43)

パワフルなシャウト一発をかましたところで
アメリカンに弾けるハードでポップなサウンドが展開
王道メジャーロック
歌詞も含め売れ線サウンドだが
今となっては懐かしいスタイルの楽曲だ
ここは素直な気持ちで耳を傾けて欲しい
今のアメリカのハードシーンにはついていけません


LEE AARON - Call of the Wild ★★★ (2013-04-01 18:35:47)

前作の流れを組むパワフルなミドルナンバーを中心とした気合の入った3rd。見た目とは裏腹に力の入ったパワフルヴォイスに圧倒されますが、時折感じさせる繊細な女性らしさを巧みに前に出しふり幅の大きいシンガーとしての成長具合も伺いしれます。メロディにも前作以上にフックに富んだものとなり前作をはるかに凌ぐ一枚となっています。ポップセンスも重量感のあるメタルナンバーの中で息づき、女を前に出したあざとさもなく軟弱さなど微塵も感じさせないのは流石、ある意味、本格派指向の楽曲なのですがソロプロジェクト的なニュアンスが全体に感じられ、そこによそ行きの雰囲気が漂うのは少々気になりますが、豪快でヘヴィでありながら華やかさも散りばめ正統なメジャー感を醸し出しています。メジャー感と言っても陽気さなどなく暗く重いので一般的に売れる路線ではないがメタルファンなら惹きつけられるでしょうね。職人肌のツインギターコンビも歌を邪魔せず、スポットライトを浴びるのは彼女なのですが、そこに無理を感じさせない実力はたいしたもの、まさにメタルクィーンなパフォーマンスを堪能出来るでしょうね。極端に高すぎる声やドスを聴かせまくったインパクト勝負の女性に飽きた方には強くオススメ出来る一枚です。走らなくとも重量感とタフなポップセンスを散りばめた楽曲は一聴の価値ありですよ。久しぶりに聞きましたが前作と比べると随分成長していたんですね。 


LEE AARON - Lee Aaron ★★★ (2019-10-21 19:03:40)

元祖メタルクィーン、リー・アーロン。中々成功に結び付かない中で、今作はガラリと色気を武器に勝負。麗しのビジュアルとセクシーさにを前にしたジャケットから、売ろうとしてんなぁと思いますが、音楽性も80年代中期らしい、メタルは売れるという機運に乗ったような、軽やかな歌モノロックへと変遷、彼女の野太い歌声とメロディアスなサウンドの相性はけして悪くなく、むしろソフトケイスされた中に、芯となるロックな楔が打ち込まれたようで、彼女の声が逆に耳に残る仕様となった。分厚いコーラスワークもハマり、洗練された印象も強い。
とは言え、リー・アーロンと言えばこれと言える、顔となるような楽曲があるのかと言われると微妙な空気が流れる為に、イマイチ強く勧められないのが難点だったりするのだが、ギリギリの所で踏みとどまった彼女のロック魂が、歯止めとなったのだろう。軟弱になり過ぎない洗練された歌モノロックとしては、十分に合格点を献上出来る仕上がりです。個人的にはこれくらいリラックスしている方が彼女の歌声もストレートに響いてきて、ハードなサウンドの合間に聴くと、リセット出来るから重宝するんですけどね。


LEE AARON - Metal Queen ★★ (2008-10-29 22:34:00)

カナダが産んだメタルクイーン男勝りのパワフルな歌声とセクシーな出で立ちが魅力のシンガーでした。個人的にはあまり女性らしさを前面にだしたセクシーな衣装には共感できないが、パワフルなサウンドに女性らしさを生かしたメロディアスさが耳を惹きます。細部にこだわったアレンジも行き届いていて聴き応えがあるしコンパクトだがグレッグ・バーンハートのギタープレイも印象的だった
また大陸的で乾いたイメージを抱かせるのもカナダのバンドらしい


LEE AARON - Metal Queen - Breakdown ★★ (2013-03-28 15:47:37)

明るくなりきれないのはカナダ産のせいでしょうか
憂いを帯びたメロディが印象的ですね
メロウなミドルナンバー


LEE AARON - Metal Queen - Deceiver ★★★ (2009-04-28 00:51:39)

軽快に疾走する様がなんともカッコイイですね
ドライな雰囲気も悪くない
演奏に埋もれることのない歌声は流石だね
派手なギターソロも時代を感じさせますな


LEE AARON - Metal Queen - Got to Be the One ★★ (2009-04-28 00:48:33)

哀愁のパワーバラード
カナダ産らしい大陸的なノリに湿り気はありませんが
リー・アーロンの女性らしい繊細な節回しが湿っていますね


LEE AARON - Metal Queen - Head Above Water ★★ (2013-03-28 15:42:43)

イントロのメロディが印象的です
パンチの効いたリー・アーロン姐さんの歌声を生かしています
幅広く歌い上げていますね
ギターもいいですよ


LEE AARON - Metal Queen - Hold Out ★★ (2009-04-28 00:56:24)

リー・アーロンのセクシーな歌声が印象的ですね
これ位、肩の力を抜いた方が魅力的なのかも知れません


LEE AARON - Metal Queen - Lady of the Darkest Night ★★★ (2009-04-28 00:45:38)

キャッチーな唄メロが印象的ですね
ハスキーなリー・アーロンのセクシーな歌声もロックしていてカッコイイですね


LEE AARON - Metal Queen - Metal Queen ★★ (2009-04-28 00:44:10)

アルバムのオープニングを飾るパワフルなミドルナンバー
適度な聴きやすさとドライな感じが良いですね


LEE AARON - Metal Queen - Steal Away Your Love ★★ (2009-04-28 00:53:47)

豪快なリズムがうねりを上げていますね
仄かな哀愁を感じさせるサビメロが印象的です
バッキングもリフもカッコイイですね


LEE AARON - Power, Soul, Rock n'Roll - Live in Germany ★★★ (2022-02-07 18:48:41)

元祖メタルクィーン我らがリー・アーロンが2019年にリリースしたライブアルバム。

①DPのカヴァー
⑦ココ・タイラーのカヴァー
③⑪アルバム『Bodyrock』
④アルバム『Metal Queen』
⑥アルバム『Lee Aaron』
⑧⑨アルバム『Some Girls Do』
⑩⑬アルバム『Call of the Wild』

上記以外は知らない曲のなのですが、驚くのがディープパープルのブルースナンバーからスタート、正直、実際のライブはどうだったのか分かりませんが、渋いブルースナンバーで幕が開けたライブに驚きます。そしてリーは年齢を感じさせないパワフルかつエモーショナルな歌声で魅了、色んな意味で驚いていたら②がスタート、知らない曲でしたがタイトルが示すようなお転婆ロックは健在、キャッチーでパワーポップなサウンドにアーロンの歌声はよく似合います。
このライブは、現在の彼女を示すモノなのでしょう、個人的にはメタリックな④みたいな曲を聴きたいのだが、ブルースナンバーの⑦があるように、古き良き古典ロックの旨味をリー・アーロンというフィルターを通して現在進行形の姿へと変換されることを最優先されているように感じます。もう還暦近い年齢なはずなのに、ここまで現役感を出しハードなサウンドに負けない歌声をキープしている姿に驚かされます。バックのメンバーも活きの演奏でアーロンをバックアップ。リラックスしたムードに包まれた貫禄のステージに耳が奪われました。
かつては女を売ることを強要され苦しんだ時代もあるでしょう。早かったメタルクィーンの登場、そういう性差別的なニュアンスを乗り越え今があります。地に足をつけたパフォーマンス、日本では今だに性を消費することが重要です。可愛いことが最大のポイントにされては音楽の世界はお仕舞いです。女であるが故に苦しんだ彼女、そして女だかこそ出来る音楽、ここに不自然さは一切介在しない、我々、日本も学ぶべきミュージックビジネスモデルがあると思う。


LEE AARON - The Lee Aaron Project ★★ (2019-02-16 11:39:21)

カナダのメタルクィーン。リー・アーロンのデビュー作。バンドとしての実態はなく彼女をサポートする形でカナディアンミュージシャンがバックアップ。リック・エメットやサンタース兄弟などが参加と演奏のみならず楽曲提供も行いデビュー作に華を添えています。どのような経緯でデビューを果たしたのかは分かりませんが、その美貌にも負けないアーロンのパワフルな歌声はシンプルなハードサウンドに負けない圧巻のパフォーマンスを披露。デビュー作とは思えないイキイキとした歌声に魅了されます。

2枚目のアルバムでは、武骨なメタル路線に進んでいたのだが、ここではリラックスしたムードのシンプルなサウンドが基調となっているので、彼女のパワフルヴォイスもすんなり耳に入ってくる。彼女の欠点である押しの強さが絶妙に緩和されていたのが良かった。④と⑧ではMOXYのバズ・シャーマンとデュエットも披露と飽きない構成になっているのも好印象。曲も4分を切るものばかりだ。


LEE KERSLAKE - Eleventeen ★★★ (2023-04-07 11:12:30)

オジー・オズボーンやユーライア・ヒープのドラマーとして有名なリー・カースレイクの遺作となったソロアルバム。ドラマーのソロとしては掟破りのバラードで始まる展開に驚いたが、目立たず騒がしくない、エレガントなドラミングで定評のあるMr.屋台骨と言える素晴らしいドラマー(リーの事をコージー・パウエルを同等と語る人物にあった時は心の底から驚いた、これほど方向性が違うのに、モノを知らんとは実に恐ろしいです)リー・カースレイクの魅力がギュッと詰まったと言えるのは間違いない。特にヒープ時代は、リーのコーラスは一つの武器であり、重要なピースだったことは間違いないでしょう。
なんと言っても我を強めて楽曲をぶち壊さない、彼の奥ゆかしさはリズムプレイの鏡ではないだろうか?

ここで聴ける温かみのある歌声、美しいメロディを生かした牧歌的なバラード、そんな中にもヒープ時代を想起させるような②のような楽曲がある、キャロル・キングのカヴァーもハマっている、ラストのインストナンバーも泣かせますねぇ。
これが遺作と思うと余計に泣けます。味わい深いギターの貢献度は計り知れません。それと高音をサポートしたコーラスも良かった。

ハードロックやメタルかと言われるとチョイと違うが、これぞクラシックロックな魅力に溢れている。8曲にまとめたのも大正解だ、もうちょい聴きたいで終わるぐらいが丁度良いですね。

彼の活動歴に引っ張られない純粋な人にすすめたいですね。英国ロックが好きな人にもグッとくるものがあるでしょう。


LEE KERSLAKE - Eleventeen - Take Nothing for Granted ★★★ (2023-04-07 11:19:54)

哀愁タップリですね
ジョン・ロートンあたりに熱唱してもらいたい雰囲気バッチリの英国メロディックロック
温かみのあるリーの歌声が哀愁度を増しています


LEE KERSLAKE - Eleventeen - Where Do We Go from Here ★★★ (2023-04-07 11:16:32)

枯れたギターが良いですねぇ
ドラムもエレガント
邪魔しないわ
こういう曲でも色を出せるリーのドラムが美しいのです


LEGS DIAMOND - Town Bad Girl ★★ (2017-07-23 19:32:38)

70年代に3枚のアルバムをリリース後バンドは一旦解散。84年に再結成第一弾アルバムをリリース、その後もコンスタントに作品を世に送り出しているベテランアメリカンHM/HRバンドが放つ通産6枚目のアルバムがコチラになります。
時代的にも90年と言う事で、バンドの方向性はアーシーでダイナミックなサウンドへと進んでいますが、元が割とブルースベースのロックサウンドだったので違和感は全くない。むしろ、昔の方がハモンドオルガンが鳴り響くスタイルだったので、今作ではその音色が聞こえてこないのが残念だが、それでも無理をしない等身大のバンドサウンドは安定感も高く、コンパクトなアレンジを施した楽曲は聴きやすいですね。ある意味バンドの魅力と言うか個性が薄まってはいるので、その辺りに物足りなさを覚える面もありますが、普段、この手のアメリカンロックを聴かないので、没個性が逆に安定感を生み、年に一度は聴きたくなる一品です。
ベテランバンドでもメタルバブルの煽りを受け少なからず音楽性の変更へ向かっているという点が妙に愛着と言うか、懐かしさと言うか、つまんねぇなぁの一言で切り捨てるほど、薄情になれない方向性なんですよね。リアルタイムでシーンの栄枯衰退を見ていたから尚更かもしれないんですけどね。


LEROUX - So Fired Up ★★★ (2018-05-15 13:34:17)

かつてはLouisiana's Le Rouxと名乗っていたバンドがLeRoux(ル・ルー)と改めリ・スタート、それに合わせ音楽性も洗練されたもに変わったと言われるが、1982年に中心人物と言われたジェフ・ポラードとボビー・カンポが抜け、バンドは存続の危機となるのだが、新たにシンガーとしてファーギー・フレデリクソンとギターのジム・オドムを加え難局を乗り越え1983年に今作をリリース。前作にあった洗練度の高いメロディックサウンドを主軸にフレデリクソンのエモーショナルなパワーヴォイスを生かしたハードサウンドを披露。
ドラマ性とシリアスな面を強めつつもキャッチーさを散りばめており、練り上げられた楽曲群の充実度には目を細めてしまいます。所謂、JOURNEY辺りを想起させるサウンドなれど、時流に合わせた付け焼刃ではない、優れた演奏力と大衆性を持った楽曲で勝負が出来る実力派のバンドサウンドは、重厚なヴォーカルハーモニーに支えられたメロディックロックとして、多くのマニアに潤いと癒しを運んでくるでしょう。少々声が強めなので曲調によっては、癇に障ることもるフレデリクソンですが、バラードタイプで聴ける彼の美声は一級品でしょう。だからTOTOのシンガーにも抜擢されたんですよね。
しかしバンドは商業的成功を収められず今作を持って一旦解散。メンバーが出戻り数年後に再始動する事になります。それだけに幻のラインナップとも言える今作。

今までに何度か再発されている隠れた一品ですが、2016年にはAOR City 1000シリーズの一品として1000円の安価で再発もされています。歌モノロックに理解のある方は是非とも聞いて欲しい一品ですね。
ワタクシはこのバンド、ファーギー・フレデリクソンのソロに出会うまで知りませんでした。まだまだ隠れた名品はありますなぁ。


LEROUX - Up ★★★ (2018-05-15 14:04:55)

ファーギー・フレデリクソン在籍のアルバム『So Fired Up』を聴き、すかっかりお気に入りのバンドへとなるのですが、それ以前の音源にも触れたくトライ。人伝えにかつてはLouisiana's Le Rouxと名乗ってたんだから、南部の泥臭いサザンロックやってんじゃないのと教えられる。確かにそういうイメージはバンド名から想起されるのですが、ここは百聞は一見にしかずです。
ド頭からポップで軽やかなクオリティの高いロックサウンドで魅了、多彩な鍵盤プレイも隠し味に、本格的なロックサウンドで勝負。黒っぽいフィーリングは土地柄もあるだろうが、粘りのあるグルーブやギターも曲調に合わせ調整出来る卓越さもあり、単なる商業目的のロックバンドとは一線を画す実力派のバンドサウンドで勝負出来るグループだ。
どの曲もコーラスハーモニーを生かし、耳馴染みの良い大衆性を持たせているが、根幹にあるのはダイナミックなロックサウンドだ。それらが明確な意図を持って自己主張する事で極上のポジティブサウンドへと昇華しているのが最大の聴きどころだろう。
感触のよい聴きやすさ、玄人をも満足させる力強いアンサンブルの旨味、哀愁を帯びたメロディと対極にある大らかなアメリカンロック、それらが見事に融合しているのが最大の聴きどころだろう。それを演出するのがエモーショナルな歌声とギターの音質にあるのが肝。その存在感の強さがライトさを寄り切り、より骨太な本格派のロックへと仕上げている。
後年の洗練度とは違う、バンド本来の旨味はコチラで味わえるのだろう。こんな優れた作品が国内盤の再発もなく埋もれているのは残念ですね。
AOR調のロックナンバーよりもハードなロックサウンドが根幹。このバンドの旨味は、そんな安いもんではい、やはり百聞は一見にでしたね。いい意味で洗練され過ぎていないのが最高にカッコいい。この重さが丁度よい。


LETTER X - Born into Darkness ★★★ (2016-03-29 13:14:06)

早くもVoが脱退、新たにマイケル・ボーマンを迎えリリースしたのが2nd。前作で示したQUEENSRYCHE風の密度の濃い王道メタルを継承、シンガーの質も変わり、唄メロはボーマンが手掛けたのかフックに富んだ美メロが満載、やや甘口になったと捕える向きもあるが、時には優美に、そして胸打つ哀愁のメロディが聴き手を掴んで離さないでしょう、また洗練度をアップさせたカチッまとめたミックスが功を奏していますね。前作同様一曲の完成度の高さは健在、プログレメタル的な要素を加味しつつも複雑になり過ぎないアレンジとキャッチーで耳馴染みのよいメロディ、聴きこむほどに深い音楽性に感嘆させられますね。速い曲でスカッとしたい、思いっきり頭を振りたいという方にはおススメしませんが、シリアスさを演出する冷ややかなサウンドと、ノリのよいリズムが導き出すインテリジェンス溢れる聴き易いプログレメタルは一聴の価値があるかと思いますよ。


LETTER X - Time Of The Gathering ★★★ (2016-03-29 12:56:58)

国内盤はヘヴィメタルシンジケートでお馴染みのテイチクからリリースを果たしたジャーマンHM/HRバンドの1st。いわゆる近未来的な質感のサウンドは往年のQUEENSRYCHEを想起させるもので、キーボードを効果的に使いつつ広がりのある空間を演出、拘りの構成力もバンドの魅力となり、小難しく頭でっかちな作風に陥ることなく見事の聴かせてくれる。どっしりと構えた王道感、そこに適度なコマーシャルリズムを塗すもドイツカラーがライトな方向へは導かず、密度の濃い重量感溢れるドラマティックなサウンドへと仕上げています。ツインギターが織りなす表情豊かな音楽性、クセのないハイトーンも心地よく馴染み洗練度も高いですね。昨今のシーンではあまり見かけなくなったタイプのバンドですが、メロディアスだが甘いのは嫌だ、ハードにガツンときて欲しいと思う方ならピンとくるものがあるでしょうね。


LIAR - Straight From the Hip ★★ (2020-10-05 19:59:05)

エジソン・ライトハウスのデイブ・テイラーが中心となり立ち上げたバンドが1977年にリリースした1st。英国的な情緒のあるメロディ、ブルージーではあるが、情念たっぷりというわけではなく、程よくキャッチーさをまぶしたサウンドは聴きやすく、滋味深い味わいがある。シンプルなプレイではあるがエモーションも感じられ、英国のバンドらしいシニカルさが、何とも言えないアクセントとなり、聴き手の耳を優しく刺激してくれる。
クレジットにスティーブ・マンがギターで参加しているが、彼がどこまで関与してるかは聴くだけでは分からいが、いずれにしろオーセンティックなプレイは派手さと引き換えに抜群の安定感があり、ニンマリとさせてくれます。


LIEGE LORD - Burn to My Touch ★★★ (2020-10-06 18:54:29)

前作から2年のインターバルを経てリリースされた2nd。方向性は変わらないストレートなサウンドで勝負だが、オープニングナンバーなど、メイデンよろしくな展開を設け違いを見せている。しかし、そのプログレッシブなリズムの導入が上手くいっておらず、不安定さをアピールすることに繋がったのは残念。ベースもバキバキと自己主張を前に出しハリス強めになったのも面白いだけに惜しい。
それでも、正攻法で迫るバンドサウンドは迫力十分。流麗でキレのあるツインリードが乗り出せば、このバンドの魅力もギラリと鈍色の光を放ち、光沢なまめかしいコンクリートサウンドを披露していきます。
USパワーメタルの名盤と呼ばれる3枚目へと続くバンドの系譜、今作を聴けば彼らが順当な成長を見せていたのが伺えますね。少々、キメの一手に欠けるアルバムではありますが、随所に拘りと、ダラッと流れぬように、気を配った作風は耳を傾ける価値は大ありです。先輩たちの後塵を拝すだけではない、勢いがありますからね。


LIEGE LORD - Freedom's Rise ★★★ (2015-11-23 17:18:29)

コネチカットはスタンフォード出身の5人組による1985年リリースの1st。収録9曲、全ラン二ングタイム32分という数字が示すように贅肉を削ぎ落したシンプルな楽曲を小気味よく演奏する様が心地よく、ドラマ性を配したアレンジには、シリアスかつミステリアスな側面も併せ持ち、ツインギターから繰り出される無機質で硬質なメロディはUS産ならではの味わい、本当にこの時代のアンダーグラウンドを支えるUSメタルシーンは質も高くマニアックなスタイルのバンドが多い。プリースト的なスタイルを踏襲しつつも乾いたコンクリートサウンドの攻撃性は高く、親しみやすいメロディの一つでもあればウケも良いのだが、逆にこの無愛想さも魅力に一つ。平坦なサウンドプロダクションに彼らが目指すスタイルにとっては致命傷も、ドラマ性の高い楽曲に疾走感を煽るリズムを乗せたパワーメタルサウンドは無骨だが破壊力を伴ったヘヴィメタルの美学を追求しようと目論んでいますね。緩急の付け方が甘い分、全般的に画一的に聞こえるのが気になる面もありますが一本筋の通ったサウンドを披露しています。コネチカットと言う事でマイク・ヴェセーラのいたオブセッション辺りと類似性も感じますが、それもそのはず、エンジニアが同じ人なんだもんね。


LIEGE LORD - Master Control ★★★ (2014-01-03 11:37:07)

US産パワーメタルが1988年にリリースした3rd。VoをのちにOVERKILLのギタリストとして、またはANNIHILATORのVoとして知られるジョー・コミューを迎え入れて制作されたラストアルバムにて最高傑作。US産ならではのコンクリートサウンドがガツガツゴツゴツとけたたましく破壊力を伴いかき鳴らし激しい音圧となり聞き手をねじ伏せていきます。走りすぎず重さを残し疾走する様に正統派ならではの味わいを感じさせ奇をてらわないアレンジに胸倉をつかまれますね。④ではRAINBOWのドーピングヴァージョンのようなスピードメタルを聞かせマニア魂に火をつけてくれるのも頼もしい限り、今聞いても懐かしいあの時代を感じさせニヤニヤさせられます。アメリカはコネチカットってこういう土壌なのかね?マイク。ヴェセーラがいたバンドも正統派でしたよね


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED ★★ (2008-11-03 22:08:00)

古くはブルース・ディッキンソンも参加したXEROのギタリストでドイツ人女性シンガーのニナ・ハーゲンとの活動で知られるイギリス人ギタリストのビリー・ライスギャングの1stソロアルバム。多彩なゲストが参加しておりHM/HR界の有名どころではグレン・ヒューズ、ジョン・ウェットンで素晴らしい歌声を披露しています。主人公のビリーはベテランならではの味わい深い豊潤なフレーズを紡ぎだすギターサウンドで魅了してくれます、時にはエモーシュナルかつブルージーなプレイで心を震わせ、派手なタッピングやスピーディーなプレイで耳を奪います、昨今のギタリストにはないフィーリングが詰まっている、渋い泣けるなぁ。全16曲中歌モノも7曲あり飽きる最後まで聴けるのも好感が持てる。グレンの唄が聴きたくて購入したのだが、とんだ掘り出し物に出会ったと思いましたね1996年アルファレコードからリリース。ブリティッシュ然とした大人のロックサウンドが聴きたい方は是非ともお試しください
前半の充実振りには驚かされました


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - CLOUD ELEVEN ★★★ (2008-11-03 22:19:01)

カッコイイなぁ短いけどエモーショナルなギターを堪能出来るジミヘン風のインストナンバー


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - CLYIN'FOR LOVE ★★★ (2008-11-03 22:14:31)

カッコイイなぁ短いけどエモーショナルなギターを堪能出来るジミヘン風のインストナンバー


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - CLYIN'FOR LOVE ★★★ (2008-11-03 22:17:31)

グレンのエモーシュナルな歌唱とビリーの泣きのギタープレイがもの凄い相乗効果を生んでいます
渋いブルージーな大人のロッカバラードに酔いしれます
ソウルすぎないグレンのパフォーマンスは見事
隠れた名曲とはこの事か?!


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - CRYONIC BABYLON ★★★ (2008-11-03 22:37:25)

叙情的なフレージングが胸を締め付けます
メロディアスなインストナンバー
ロック然とした力強さも兼ね備えた素晴らしいギタリストだ


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - DOGS (OF WAR) ★★ (2008-11-03 22:43:57)

大げさなイントロからパワフルに疾走します
トニー・サーロウのパワー一辺倒な歌唱もまずまず
メロディックなギタープレイが魅せてくれますよー


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - FLESH 'N' BLOOD ★★★ (2008-11-03 22:12:04)

メロディアスでアダルトな雰囲気のあるHM/HRナンバー
ジョン・ウェットンのしっとりと落ち着いた歌声が良いですね
ギターソロは熱い!焦がれるねぇ


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - KING OF THE WESTERN WORLD ★★★ (2008-11-03 22:22:08)

グレンのソウルフルな歌声を生かしたブリティッシュなHM/HRナンバーこの躍動感がたまりません
クリアトーンで弾きまくるギターもカッコイイ


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - LIVE BY THE GUN ★★ (2008-11-03 22:40:59)

無名の新人トニー・サーロウのパワフルな歌声を生かしたミドルナンバー、少々一本気ではあるが彼の声はラフカットのVoを想起させますね


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - NO STRINGS ATTACHED ★★★ (2008-11-03 22:25:10)

アルバムのタイトルトラック
ハードなフュージョン風のインストナンバー
懐の深さを窺わせる多彩なビリーのギタープレイに惹き付けられます
ピアノとの絡みもいいなぁ


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - SABRE DANSE MACABRE ★★ (2008-11-03 22:47:28)

ACCEPTもやった剣の舞のロックヴァージョン
スピーディでテクニカルなビリーのギタープレイを堪能出来ます
ワウをかましたソロプレイなど聴き所が多い


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - THE NIGHT WILL SOON BE GONE ★★ (2008-11-03 22:34:35)

グレンのソウルフルな歌声を生かしたスローバラード
AOR調の佳曲です


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - THRILL OF IT ALL ★★★ (2008-11-03 22:31:00)

ジョン・ウェットンのしっとりとした歌声を生かしたメロウなナンバー心に染み渡ります。曲順が絶妙なんだよなぁ


LIESEGANG - NO STRINGS ATTACHED - WHITE ISLAND (CELINA) ★★★ (2008-11-03 22:28:03)

素晴らしいフィーリングを感じさせるインストナンバー
ジェフ・ベックの曲だといっても過言はないでしょう
恐るべしライスギャング!


LIGHTNING - JUSTICE STRIKE ★★ (2018-03-12 13:56:54)

マーキー・インコーポレイティドのAVALONからメジャーデビューを果たしている国産HM/HRバンドの3枚目のアルバム。
侍や忍者がコンセプトのバンドと言う事で、クールジャパン臭漂う存在感に色モノ的な雰囲気もありますが、個人的には苦手は部類にはなるが、X-JAPAN的な歌謡メタルテイストにVOLCANOやAION風のメロディックなスピードメタルが乗っかった、日本人好みのメロディックパワーメタルサウンドを披露。その胸を焦がす熱きパワーを内包した、アニソンよろしくな哀愁のメロディは、間違いなく高揚感を強く前に出しており、そこに分かりやすいメロディを導入する事で親しみやすさも補完しているのだから、好む好まざるを得ず完成度の高さは認めざるおえません。
クセの強いヴィブラードを掛けた歌い回しもNOVを彷彿とさせるものだし、ギターの扇情的な泣きメロとの相性は抜群の相乗効果を生み出している。ある意味、こういう音こそ、ハロウィーンやストラトヴァりウスと言ったものを好む、X-JAPAN的流れをくむ、もう一つの日本のメタルの感じるので、もっと認知されウケても良さそうに思いますね。
内輪でシコシコ作り上げた同人誌メタルとは一線を画すスケールの大きさと質の高さ、それは的確な演奏力に支えられた、類まれなセンスを劇的に爆発させたサウンドにあると思います。
メロディックでスピーディーな楽曲は好戦的なノリを常に誘発、聴き手をを鼓舞し続けるでしょうね。そこに扇情的なフレーズを常にぶっこむ二本のギター、どれをとっても一級品でしょう。


LILLIAN AXE - Love + War ★★★ (2012-08-31 16:47:29)

程よいハードさと類まれなポップセンスを生かした楽曲が魅力的な一枚。キーボードの使い方も上手で楽曲に広がりを持たせドラマ性に大きく貢献しているのも見逃せませんね、アメリカンな楽曲と湿り気を帯びた楽曲の融合具合も素晴らしく独特の間とセンスを遺憾なく曲作りに反映させています、透明感のあるメロディと男らしさが共存しているんですよね。とってつけたような甘さも安易なノリでお茶を濁さない整合感に個性を感じます。若干地味目で発売当時はあまり熱心に聴かずにいましたが、90年代半ばに聞き返したらこの叙情的な楽曲郡に魅了されました。当時は派手目のモノを好んでいたので理解できなかったわが身の稚拙さを恥ずかしく思います。即効性は薄いのかもしれませんが味わい深い隠れた名盤ですね。メロディに拘りのあるかたなら聴いて損はしないかと思います、ハードな面もしっかりとケアしてるのがまた素晴らしいんですよね。


LILLIAN AXE - Love + War - All's Fair in Love and War ★★★ (2012-08-31 16:21:27)

印象的なハーモニーが好きですね
叙情的で程よい哀愁がたまりません


LILLIAN AXE - Love + War - Diana ★★★ (2012-08-31 16:26:56)

大陸的なノリと叙情的なメロディの絡みがいい塩梅です
爽快感のあるサビメロからのギターも好きですね
聞かせ上手だなぁ


LILLIAN AXE - Love + War - Fool's Paradise ★★★ (2012-08-31 16:52:49)

ハードなギターリフも印象的です
暗く湿った欧州風味が程よく溶け込み
美しいボーカルハーモニーと相まって個性を感じさせてくれます


LILLIAN AXE - Love + War - Ghost of Winter ★★★ (2012-08-31 16:32:08)

叙情派メタルバンドの真骨頂を味わえますね
泣きのバラード


LILLIAN AXE - Love + War - Letters in the Rain ★★★ (2012-08-31 16:57:01)


重量感と哀愁を帯びたメロディも印象的です
アルバムを最後を飾る彼らの魅力が詰まった
聴き応えのあるミドルナンバー


LILLIAN AXE - Love + War - She Likes It on Top ★★★ (2012-08-31 16:24:13)

キラキラとしたポップフィーリングと
哀愁が適度に散りばめられ心地よいです
味わいのある一曲ですね


LILLIAN AXE - Love + War - Show a Little Love ★★★ (2012-08-31 16:49:35)

透明感のあるハーモニー
印象的なリフレインも好きですね


LILLIAN AXE - Love + War - The World Stopped Turning ★★★ (2012-08-31 16:30:23)

聴き応えのあるドラマ性の高い一曲
美しいボーカルハーモニーも印象的ですね
バッキングのギターも美味しい


LIMELIGHT - Limelight ★★★ (2020-03-14 21:28:21)

古くは60年代の後半から活動していたと言われる伝説的NWOBHMバンドの1st。今作には2パターンあり、1980年にリリースされたオリジナル盤と、1984年にベルギーの老舗レーベルMausoleum Recordsからタイトルを変え再発されたボートラ追加&曲順変更の『Ashes to Ashes』があります(1990年にテイチクから今作+ラストに名曲ASHES TO ASHES追加盤と94年にMausoleum クラシックの再発あり)

出している音が渋い。いかにも英国らしいシニカルでネジくれたポップセンスとビシャンビシャンに濡れた哀愁のメロディ、けして突き抜けるようなポピュリズムやキャッチネスさなど持ち込まないアーティスティックな感性、70年代のロックシーンを生き抜いてきたベテラン達の経歴に沿うような味わい深い演奏と密度の濃い楽曲は、一括りのジャンルでは表現できない魅力が満載。国は違えど、この泣かせ具合や哀愁美には、初期スコーピオンズにも通ずる陰影を演出するサウンドを披露している。
あそこまでお涙頂戴ではないので、癖は薄めだから今の感性で聴いてもクドさを感じないでしょう。
プログレ的手法と攻撃的な新興ミュージックであるNWOBHMの融合と言えばよいのか、別のバンドのように展開するナンバーもあれば、突破力のある疾走ナンバーもあったりと、独創性もありハマれば強烈な個性となりシーンを席巻する勢いすら感じさせるのだが、ムーブメント自体が短命だったNWOBHMの中にあるバンドあるあるのようなものに巻き込まれ、シングルを単発リリースするのみでシーンから消えてしまった。

1984年にタイトルを変えMausoleumからリスタートしたアイデアは正解だったと思うのだが、結局は次に繋げる事のできなかった彼ら、噂ではドイツレコーディングのお蔵入りアルバムがあるらしいのだが、今作のようなメタルの原点ともいえる、切り立ったアイデア豊富なリフワーク、一寸先の展開を読ませない一筋縄ではいかぬ楽曲構成、そして耳を惹くメロディの美味しさ、もっと認知されるべきバンドだと思いますね。
NWOBHMマニアにだけ愛されているのは勿体ないッス。


LINDA RONSTADT - Mad Love - How Do I Make You ★★★ (2023-09-25 15:01:04)

ビリー・スタインバーグが結成したバンドBilly Thermalの曲を気に入った彼女が私に頂戴みたいな感じでレコーディングしてヒット
ビリーも一躍ソングライターとして名声を得る
ミュージシャンとしては諦めソングライターとして歩むビリー
もしこの曲を正式に自分たちのものとして世に出していたらどうなっていたのだろうか?
もしデモをリンダが聴いていなかったら
人生とは数奇なものですね


LION - Dangerous Attraction ★★★ (2012-05-27 02:39:05)

初めて聞いたときの印象は地味だなで終了、ほとんどまともに聞くことなく埃に埋もれておりました。当時の僕は過激なものを好んでいたので理解出来かなったんですね。彼らの特徴と言えばカル・スワンが歌い上げる英国的な湿り気を帯びたメロディとダク・アルドリッチのアメリカンな色合いを感じさせるテクニカルなギターの対極が上手く化学反応を起こし独自の世界観を披露していますね。でも個人的にはなんか地味な印象を拭えないんですよねぇ。生真面目な優等生メタルって感じがします。NWOBHMの匂いを猛烈に発散する哀愁の歌声と攻撃的かつメロディアスなギターにアメリカンなノリが絶妙に絡み個性となり自身の色を打ち出しています。メロディにこだわりのある方は一聴の価値は十分にありますよ。それにしてもカル・スワンの歌声は湿っているなぁ今作を聞いて改めて思い知らされましたね。


LION - Dangerous Attraction - After the Fire ★★★ (2012-06-03 01:48:31)

イントロから来てますね
胸キュン必死な哀愁のメタルナンバー
軽快なリズムプレイも歌メロも印象的ですね


LION - Dangerous Attraction - Armed and Dangerous ★★★ (2012-06-03 01:31:58)

煮え切らないメロディが英国的なカル・スワンの湿り気たっぷりの歌声との相性がバッチリ
でも弾けた印象を受けるアルバムの2曲目


LION - Dangerous Attraction - Fatal Attraction ★★★ (2012-06-03 01:28:06)

カッチリと纏まっていますね
これぞLIONなUS産叙情派メタルナンバー


LION - Dangerous Attraction - Hard and Heavy ★★★ (2012-06-03 01:35:37)

メロディアスな唄メロが秀逸です
ガッツ溢れるサビのヘヴィな掛け声も悪くないですよ
エモーショナルなギターソロの官能的な艶やかさにゾクゾクさせられます


LION - Dangerous Attraction - In the Name of Love ★★★ (2012-06-03 01:46:08)

堂に入った歌いっぷりがなんとも様になっています
哀愁のパワーバラード
おっさんの心に染みてきます
男前なサウンドもライオンならでは


LION - Dangerous Attraction - Never Surrender ★★★ (2012-06-03 01:39:23)

哀愁のメロディが華麗に舞い上がります
でも地に足をつけた演奏と湿り気が絶妙な色合いを残し
憂いを感じさせます
キャッチーなんだけどカル・スワンがそれを許しません
湿りすぎな歌声がたまりません


LION - Dangerous Attraction - Shout It Out ★★★ (2012-06-03 01:51:23)

憂いを帯びた歌声を堪能しましょう
ハードな質感との相性もバッチリ
正統派HM/HRバンド「LION」らしさをふんだんに含んだミドルハイナンバー


LION - Trouble in Angel City ★★★ (2012-06-03 02:41:15)

既発曲の多さに二の足を踏みましたがオリジナル曲の秀逸さをレンタルCDで確認してから購入を決意しました。LIONの2ndフルアルバム。前作も洗練度もUP、堂に入った世界観を披露、哀愁迸る憂いを帯びた歌声が益々楽曲に彩を添えます、アメリカンな売れ線指向スタイルなど皆無、ディープ・パープルのシンガー候補にもなった実力を存分に披露していますね、全般的に品行方正なイメージを与えるダグ・アルドリッチのテクニカルなギタープレイもヒーロー然とした佇まいを感じさせ、王道HM/HRサウンドの中で息づいています。メジャーになれない彼らの欠点も愛でつつ米英混合バンドの真骨頂を味わうなら今作は外せませんよ


LION - Trouble in Angel City - Come On ★★★ (2012-06-03 01:58:57)

大げさなイントロとエンディング前のリズムプレイが好きですね
ダグの品行方正なギターソロも上手さを感じさせます


LION - Trouble in Angel City - Forgotten Sons ★★★ (2012-06-03 02:30:21)

ハードなギターに乗り哀愁が爆発しています
泣かせますね
そしてメタルな精神が滾りますね
地味かも知れないが
堂に入ったメタルバンドの実力を窺い知ることの出来る
名曲です


LION - Trouble in Angel City - Hold On ★★★ (2012-06-03 02:26:20)

わかりやすいストレートなアレンジが印象的です
こういう曲をもう少し増やすととっつき易くなると思います
ダグのエモーショナルなギターソロもカッコいい


LION - Trouble in Angel City - Hungry for Love ★★★ (2012-06-03 02:23:55)

大陸的なノリのミドルナンバーも
カル・スワンが容赦なく英国風に染め上げます
繰り返されるサビも印象的ですね


LION - Trouble in Angel City - Lock Up Your Daughters ★★★ (2012-06-03 02:00:58)

これくらいハッキリとした曲調をやってもらえた方が個人的には好きです
ギターソロもスリリングですよ
カル・スワンの歌声もバッチリはまっています


LION - Trouble in Angel City - Lonely Girl ★★★ (2012-06-03 02:28:02)

泣かせるなぁ
もっと聞きたいと思わせる名曲です
でも短すぎるよ!!


LION - Trouble in Angel City - Love Is a Lie ★★★ (2012-06-03 02:09:27)

LIONと言うバンドのスケールの大きさを物語る
哀愁のミドルナンバー
聴き応えのある一曲ですね


LION - Trouble in Angel City - Stranger in the City ★★★ (2012-06-03 02:43:46)

ストレートなアレンジが聞いています
王道を行くUS産叙情派メタルナンバー


LION - Trouble in Angel City - Victims of Circumstance ★★★ (2012-06-03 02:12:30)

叙情派メタルバンドの真骨頂を味わえますね
個人的にはアルバムのハイライト
カルの憂いを帯びた歌声も
バッキングのキーボードも好きです
ダグのギターソロも青白い炎が燃えてますね


LIONHEART (2021-04-01 02:20:03)

このバンドが再び脚光を浴びたのはデニス・ストラットンがプレイングマンティスに加わった事が大きい。実際、1992年に世界に先駆け、日本のみでCD化再発された時は、その前後でBURNN!誌において、再考され名盤発掘的なお墨付きをおもらった記憶がある、そのおかげでワタクシも1stを聴いたのだが、後期NOWBHMバンドとの認識として照らし合わさすと、かなりアメリカンナイズドされたシャレオツなサウンドだったことに驚いたものです。

質は高いがメジャー感がバリバリのメロディアスサウンドだった。後年、コンピ作に収録された曲を聴いた時に、このバンドも少なからずメジャー資本の横槍を入れられ方向性が変わったんだと思ったのですが、1999年に、今なお日本のみでしかリリースされていない、2枚組のデモ集を聴き長年の鬱積も晴れました。

そして30年以上たってから、デニスは、昔やり残したことは見事にやり切り、このバンドを本分となるサウンドをリー・スモールの力を借りて体感させてくれました。

LIONHEART=1stと思われると、このバンドの姿がぼやけてしまいます。特に1stは持ち上がられ話題になりましたが、デモ集はゴット伊藤氏から厳しい言葉を頂いています。BURRN!書いてあることこそすべて、ましてやゴットが言うのならばと言うBURNN!原理主義者には、馬の耳に念仏ですが、もっと広い視野で音楽を聴ける人には、復活後のアルバムは勿論ですが、世界中のコレクターが血眼になって探している。日本盤しか存在しないデモ集も、素晴らしい価値があると理解できるでしょう。いや、むしろデモ集こそ、LIONHERATと思うでしょうね。音楽は耳で判断するものです、活字で判断されるものではありません。ましてや権威に追従するなど…愚の骨頂です。


LIONHEART - Hot Tonight ★★★ (2012-02-15 02:42:32)

火薬さんの意見に一票ですので特段語る事はないのですが、PRAYING MANTISファンなら押さえて欲しい一枚ですね。格式の高さと優雅で軽やかなメロディが耳馴染みよく刺激してくれるアダルトな雰囲気を味わえるハードポップの名盤です。デニスでポップときたらね、英国人のアメリカ風は失敗する図式が自分の中にあり敬遠していましたが、実際に聞いてみたら全然ちゃいますよね。DIE FOR LOVEの躍動感と湿り気のある歌声に引き寄せられましたね。洗練度の高さも高品質の証、メロディに拘りのある方は聴いて損はしませんよ。僕には先入観や雑誌の評価に振り回され食わず嫌いは良くないと教えてくれたオススメの一品です


LIONHEART - Hot Tonight - Towers of Silver ★★★ (2012-02-15 02:44:02)

サビのコーラスは素晴らしいですね
華麗なステップに胸躍るメロディ
ポップだの一言で片付けれないアレンジが素敵


LIONHEART - Second Nature ★★★ (2017-09-13 14:31:45)

個人的に彼らの再結成にさしたる興味は惹かれなかったが(お馴染みのメンバー過ぎるじゃん。くすぶり感がパないッス)SHYで歌っていたリー・スモールの参加に食指も動き、また同時期にリリースされる予定だったDA VINCIの再結成アルバムの同時購入が背中を押す形で手に入れる事を決意。正直、オマケ程度の期待値だったのですが、そんな舐めたワタクシの感性遥か彼方にブッ飛ばしてくれるような傑作を世に送り出してくれるとは夢にも思わなんだ。
英国的な格式の高さとすべてを包み込む奥ゆかしき伝統美、その重厚感にソフトな感性を塗し聞きやすく纏め上げた手腕は見事、ロッキー・ニュートン、スティーヴ・マンの二人も昔も名前で出ていますじゃない現役感を存分にアピール、プレイのみならずコンポーズでもバンドを支える事となり、デニス・ストラットンの良き相棒というかベストメンバーとして大活躍です。

『HOT TONIGHT』時代よりもハードでタイトに締め上げることで、泣きの抒情派HM/HRバンドPRAYING MANTISの片棒を担いだ男がメインにいるバンドなんだということを強く認識しましたね。ここまで強力なメロディックHM/HRサウンドを聞かせてくれるとは驚きです。しかも半分が日本国内のみでリリースされたデモ集でも聞けるでしょう?当時は無視して買わんかったが、レーベルが撤退した今、再発の見込みなんて完全にないだろうし、今作を聞いて心の底から悔やまれましたね。
新シンガー、リー・スモールですが、正直雇われシンガー的な雰囲気もありますが、温かみのある爽快で重厚なコーワスワークがすべてを包み込むので違和感なし、チャド・ブラウンとは違った形で新たなる門出を迎えるのに相応しい人材でしょう。こうなると本当の意味での最新作といえる次のアルバムが聞きたくなりますね。


LIONHEART - Second Nature - Don't Pay The Ferryman (Chris De Burgh cover) ★★★ (2017-09-06 17:32:11)

デニスとスティーブのコーラスワークも映えますね
カヴァーソングなんだ
どうりでクレジットに見知らぬ名前がありました
フックに富んだ哀愁のメロディとハードさが絶妙に絡んでいます


LIONHEART - The Reality Of Miracles ★★★ (2020-10-05 20:18:49)

奇跡の復活を果たした前作から、ついに待望の完全新作がリリース。シンガーは前回同様リー・スモールが担当。彼のエモーショナルで温かみのある歌声とコーラスハーモニーを中心とした作りは、このバンドの真骨頂。アメリカンなライトロックに手を出していないので、前作を支持した方なら安心して聴けるでしょう。
とにかくフックのある哀愁美に満ち溢れたメロディがテンコ盛り、適度なハードさも忘れることなく放り込み、デニスとスティーブのツインギターは、互いを高め合い尊重し合うかのように相性の良さを見せつけ、このバンドの推進力となりバンドを牽引、盤石のソングライティング力とかけ合わせれば、その破壊力は相当なものとなるでしょう。
メロディ派の心に永遠に寄り添ってくれる、メロディアスHM/HRの名盤が新たに誕生しましたね。

求められることを、おくびにも出さずにやり切る奥ゆかしさにグッときましたね。こういうベタをベテランが変な色を出さずにやるってのは、簡単なようで難しいですよ。色が薄い分、中途半端なものを出せば、それは即不満へとつながりますからね。

阿吽の呼吸から生み出されるベテランバンドの妙味。ハードテイストも損なわない楽曲も合い間に用意し、シングルカット向けのソフトケイスされたサウンドだけで終わっていないのも素晴らしい。主役は二人のギターと言いたいが、彼等が一番聴かせたいのは、コーラスハーモニーだし楽曲。そして、熟練のアンサンブルの頂点に君臨するのは、リー・スモールの唄だというのがポイントだろう。無理無駄のないアレンジセンス、何を聴かせたいかを明確に定めたバンドに敵なし、メロディ派ならマストな一枚と言える仕上がりに膝を打ちました。
こういうアルバムは大好物です。速いだけや過激なだけがメタル系ではないと思い知らせてくれますね。日本人好みの曲を書くのが上手いバンドだなぁ。

日頃、メインに聴くのが板起こしのような音質の悪い、半地下NWOBHMなんで余計に、耳に響きますね。そしてリー・スモールは歌が上手いなぁ。


LIONHEART - Unearthed - Raiders of the Lost Archives ★★★ (2020-10-05 20:44:25)

あれ~?確実にコメントしたような気がする…
過去にも何度かあるのだが消されたような…
バグって俺のだけなくなるなんてあり得るのかね?

今は亡きポニーキャニオンの洋楽レーベルからリリースされた、プレイングマンティスの結成20周年を祝うためにリリースされた、デニス・ストラットンが結成したバンドによる、幻のデモ音源集。これがマニア泣かせの激熱商品。
このバンドに興味がなければ意味はないのかも知れないが、どのような形で音楽的な変遷があったかを知れたりと、実に価値のある一枚。ニコ・マクブレインが一曲、ドラムを叩いたり、フィル・ランゾンがキーボードで参加とか、歌っているのはチャド・スミスだけじゃないとか、お楽しみが満載。
初期の頃は、より英国的でNWOBHM的なエッセンスも強く、実際DISC1のオープニングであるLIONHEARTはコンピ作にも収録され、マニアの中では知られたバンドでした。
デニス・ストラットン、スティーブ・マン、ロッキー・ニュートンの三人がいたのが重要なのですが、この3人による美しいコーラスハーモニーを生かしたメロディアスサウンドは、どの時代も健在でした。
デモ音源の商品化ですから、音質云々を言っても仕方がありません。幻の英国産メロディアスHM/HRバンドのデモ音源集。その価値を見出せる同志はも多いでしょうが、今となっては入手困難な一品。どこか再発してくんないかねぇ。今のタイミングは丁度いいと思うんだけどなぁ。勿体ないっす。

このバンドの本質は、幻のデモ集にある。いかにして音楽的な変遷を重ね、メジャーデビューしたとのかを知ることが出来るでしょう。間違っても1stのスタイルが、このバンドの本分なんてことはありません。


LIONHEART - Unearthed - Raiders of the Lost Archives - Ace In The Hole ★★★ (2021-04-01 01:10:46)

Vinnie Vincent InvasionやJourneyのシンガーとして知られる
ロバート・フライシュマンの曲をカヴァー
4トラック録音だそうで音質はショボいですが
このバンドには似合っていますね
いいフィーリングがありますよ


LIONHEART - Unearthed - Raiders of the Lost Archives - Don't Hide The Feeling ★★★ (2021-04-01 01:58:06)

英国らしい高貴なムードが漂う哀メロハードポップナンバー
線は細いが透明感のある歌声もマッチ
こういう曲を盛り込める三頭政治体制は間違いではなかった


LIONHEART - Unearthed - Raiders of the Lost Archives - Don't You Know What Love Is ★★★ (2021-04-01 01:13:07)

TOUCHの名曲をカヴァー
このバンドこういう曲が好きなんですねぇ
デニスとロッキーが唄い分けています


LIONHEART - Unearthed - Raiders of the Lost Archives - Lionheart ★★★ (2020-10-05 20:49:17)

HOT TONIGHTでデビューした時は
かなりアメリカン市場を意識していました
この曲を聴けば
そんなことをしなくとも十分通用したと思える
大衆性とハードテイストを併せ持っていたと思います
ワイルドなデニスのギターも悪くない
ハーモニーの美しさも健在
このバンドらしい瑞々しいポップフィーリングと大衆性を完備した代表曲の一つ


LIONHEART - Unearthed - Raiders of the Lost Archives - Prisoner ★★★ (2021-04-01 01:18:48)

我らが山本恭司のソロでも唄い
バーニー・マースデンのアラスカでも唄った
ロバート・ホーソーンがボブ名義で参加しています
彼の透明感のある歌声と
分厚いコーラスワークは似合いいますね
このラインナップには可能性を感じます
マンティスから流れてきたファンもグッと掴むでしょう
ドラマティックな展開もあったりと繊細さもたまらん


LIONHEART - Unearthed - Raiders of the Lost Archives - Shooting All The Lights Out ★★★ (2021-04-01 01:16:07)

英国のMR.BIGのシンガーだったジェフ・ペインが立ち上げたバンドのカヴァー曲
この煮え切らない感じも英国していますねぇ
ご機嫌なブギースタイルという事ですかね