バンド名ハワイに即した小技で幕が開ける2nd。そこから一気にパワフルなリフワークも健在なスピードメタルで幕が開けメタル魂に蹴りを入れてくれます。ベースは無骨なUS産のスピード/パワーメタルサウンドなんですが9曲入りと言う事で曲調もバラエティに富んでおり多彩な楽曲の中でも縦横無尽に駆け巡り印象的なフレーズとテクニカルなプレイで聴き手を魅了するマーティさんのギターは輝きを放ちますね。⑧はOmichan No Utaとクレジットされていますが日本民謡「さくらさくら」のインストヴァージョンでして、なぜおみちゃんの歌になったのかは分かりませんがスコーピオンズの「荒城の月」にインスパイアされて日本的なメロディに目覚めたと言っていた事を鮮烈に思い出させてくれる入魂のギタープレイが堪能出来ます。兎にも角にもハワイという陽気な土壌をイメージさせる音は出だしの数秒くらいで、あとは力の入ったサウンドが堪能出来ますので興味がある方は一聴の価値ありですね。ジャケットも複数ありますので気を付けてください。
女性Voダービー・ミルズを擁するカナダのロック色の強いAOR系のバンドの2nd 花嫁姿を披露したJUST ONE MORE TIMEのPVを気に入りアルバムを購入 哀愁のメロディを歌う彼女の力強さに胸キュンしたのです 曲によってはハスキーなしわがれ声を聴かせ男顔負けの歌声を披露 カナダ的なノリと合わさりアダルトな雰囲気を醸し出している 派手さはないが渋いプレイで盛り立てるバックの演奏も悪くない ハードポップ系とも違う大人のロックに癒されたい方は 聴いてそんはないかと思いますよ 哀メロハードポップナンバーJUST ONE MORE TIMEは名曲です
北欧はノルウェー産のメロディアスHM/HRバンドの1st。リリースは1989年と言う事で北欧マニアなら期待通りの甘美でスウィートな叙情派サウンドに涙を誘われるでしょう。 Tomato Recordsというマイナーレーベルによる脆弱な流通の為、誰も知らないのが残念だがクオリティは一級品。 キャッチーで煌びやかなハードポップサウンドはDA VINCHI辺りを想起させるが、このバンドはよりハードでギターも前に出ている、それでありながらも爽やかで透明感溢れるサウンドは、まさに北欧ブランドならではの魅力を発揮しており、素朴な歌声が甘酸っぱいメロディを歌い上げるタイトルトラックの『TAKE ME BACK 』など顕著に表れているでしょう。
1. Break It Down 2. Don't Blow Your Chances 3. I Don't Care What You Say Anymore 4. Keep on Believing 5. Merry Go Round 6. Don't Walk Away 7. Hot Women 8. Speed Kills 9. Knock 'em Dead 10. My Love For You 11. Nightmare 12. Once is Enough 13. That's the Way
知らんうちに配信盤にてリリースされた幻のシングル盤の復刻、2022年リマスターとオリジナルバージョン収録と言うマニアを歓喜させる仕様に、ヒデキ感激とリンゴとハチミツがトローリ溶けて、旨さが爆発なレア盤が復活。収録されたLove X LoveとNothing to Loseは、ニートからリリースされたシングルには収録されておらず、また過去のアルバムにもなかったハズである。これには面喰らいました。嬉しい誤算ですよ。 NWOBHMファイター時代を完全に想起させる憂いのある叙情派ハードサウンドに唸りますよ。 詳しい詳細はさっぱりです。既存の情報を引っ張り転載するのはNGなのでやりませんが、この3曲の出来映えに胸踊りますね。発見してからヘビロテですよ。NWOBHMマニアは勿論ですが、湿り気のある英国的伝統美溢れる古典ロックに興味のある方はマストと言えるでしょう。