この曲を聴け!
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 4301-4400

MyPage

失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 4301-4400
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137
モバイル向きページ 


Ghandi - Grateful Message ★★★ (2016-07-01 14:18:28)

前作はかなりジャーマン臭を前に出した作風だったのですが、今作は広い意味で捉えられる正統派スタイルの音楽性へと舵を切り、時にはブルージーさもあり、明るめのロック色を打つ出したりと多様性を披露、安定感のある演奏と無難なアレンジは一定の評価を受けるに値するクオリティを保持、優勝は難しいが予選突破は出来るぞ的な無難な戦術をとるサッカー代表をみるような面白みのなさはありますが、好きモノにはたまらない個性的なスタンスをある意味、感じる事が出来るのが今作の強み。前作のようなストレートに走る曲やハロウィーンぽさのあるキャッチネスさが減った分、分かりやすさや即効性は削がれているものの、音楽的な成熟度は今作の方が上でしょう。地味だけどね。ちなみに4曲目の『Baby It's You』は1stのリメイクでシングルカットもされた一曲です。


Gilt Face - 裁 (2021-06-04 16:06:39)

本日、断捨離を行う最中で見つかったCD。正直、自分で購入した記憶もなく所持していた認識がない。誰かが置いていったのか?全く思い出せないのだが、初見のようなフレッシュな気持ちで聴いた一枚。
ジャパニーズテイスト満載のスラッシーなサウンドは、全体的に線が細くダイナミズムに欠ける音質がなんともインディーズ臭を全開に感じさせるが、フラットバッカーのようなパンキッシュさにガーゴイル風の和風感を混ぜ込み、ファストドロウようなうねりとスラッシーさにヴィジュアル系を隠し味として放り込んだ闇鍋的なニュアンスを醸し出すサウンドでした。なかなか、上手く例えられないのだが、どこか捉えどころがないのに、聴いた事があるサウンドと言うには、決定打に欠ける印象を深めており、自分の記憶になかったことに納得してしまったのだが、いずれにしろアンダーグラウンドな香りがプンプンと漂うサウンドを披露しています。
やっぱりこういう音はもっと立体的で分離が良くないと伝わらないでしょうね。でもゲストでダムゼルのギターだった佐伯が参加と、個人的にはチョイとしたサプライズもありましたけどもね。
和風メタルとしては脇も甘いが福岡メタルマニアには見逃せないバンドでしょう


Girl U Need - Girl U Need ★★ (2018-03-26 13:07:52)

ハードな方向に進みたい石原慎一郎とレコード会社の期待に応えようとする西田昌史との軋轢が原因で解散の道に進んだ、老舗国産バンドのEARTSHAKER。以前から精を出していた楽曲提供やプロデュース稼業を行うマーシーこと西田昌史でしたが1996年に、盟友とも言えるドラムの工藤や、旧知の仲である藤村幸宏らとバンドを結成したのがコチラです。
時代は1996年、ラフな服装に身を包むメンバーショットを見れば、何となく音も聞こえてきそうですが、あえてEARTSHAKERで培った方法論は排除、生っぽい90年代中期ならではのロックサウンドで勝負。その質感の違いを嗅ぎ取るシェイカーファンにとっては、情緒のなさにガックリと膝をついたでしょう。
でもこうして時が経ち免疫が出来ると、これが以外と悪い組み合わせでない事に気がつきます。つまりマーシーの歌メロには、彼の味が随所に出ているし、方向性を変えただけで、魅力的なメロを歌っているのだ。工藤のドラムはパワフルだし、やはり藤村の変態的なスケールの運用など、聴かせる場面も多い。ただ、どこかオジサンが背伸びをして無理している感は、音に漂っている事実は拭えないのですがね。そこは嗜好の問題で、マーシー節を聴きたいファンにとっては、けして駄作と切り捨てる事は出来ないでしょう。

でもシェイカーサウンドを求める方は、素直なアレンジが耳を惹くロッカバラードSpread Wingsに幻影を追い求めてしまうでしょうね。罪作りなアルバムですよ。古い作品ですが中古市場でも安価で売られています。シェイカーファンならもう一度トライするのも一興でしょうね。


Glasgow - Zero Four One ★★★ (2018-01-14 13:10:04)

スコットランドはグラスゴー出身の4人組、出身地をそのままバンド名にするというお茶目な人たちですが、出している音は本格派の英国風味満点のキーボードが活躍するソフトなメロディックHM/HR路線で勝負。1984年にNEATからシングルをリリースした実績もあり、NWOBHM後期にデビューを果たしているバンドではある。
今作リリースは折しもメタルバブル全盛の1987年ですからね、それ相応のメジャー感満載のメロディック路線ではあるが、装飾過多に陥る事もなく、じっくりとメロディを聴かせる手法をとっており、その感触の柔らかさも手伝い、実に優しいメタルサウンドへと仕上げています。シンプルなビートを打ち鳴らす硬派な①、クリス・トンプソンが提供したAOR調の②、バンドの本分と言える重厚な雰囲気を味わえる③、軽やかなポップロックの④と頭4曲続けてバラエティに富んだ楽曲を披露、LIONHERATやDERA、BRONZ、FMあたりの音楽性が好きな方なら存分に楽しんでもらえるでしょう。
英国だし出自がNWOBHMの中からなんで、ポップでキャッチーと言っても、突き抜けるの事のない煮え切らないメロディ、でもって憂いのあるドンヨリ系なんで、そのあたりが苦手な人は手を出さない方が良いでしょうね。
また専任キーボードはいませんが、要所でキーボードが大活躍、その音楽性の間口を広げ、シンプルなビートの合間で華麗に躍動しているのですが、そのあたりにも、このバンドの本来の方向性と、レーベルとの思惑みたいなものが交差しているようで、ああだ、こうだと楽しみたくなりますね。だって絶対、不満だったと思うよ。ロックバンドならああいうアレンジはね(メジャーデビュー前の音楽性とはかなり違うしね)

シンガー、ミック・ボイルは硬めの歌唱スタイルで柔軟さに欠けてはいるが、ドン・ウィルクのような熱唱型のシンガーであり、唄えないメロを唄うタイプではないので、安心できるし、何より、ポップでメロディックと言っても、湿度の高い、芯のある英国サウンドである事がマニアにとっては嬉しい限りですね。
所謂ビックコーラスとか売れ線ですよーと言う、あざとさがないのも好印象。
恐らく今回のアルバムでは。ガイドヴォーカルがいて歌い方も変えさせられたんでしょう。シングルやEP時代とは音楽性も全然違うからね矯正させられていますね。
そこを知っていると知らないとでは全然聴こえてくる音も違うでしょう。美辞麗句が踊るライナーが見てみたいものだなぁ。その時代をフォローして、この音になったと言及しているんだろうか?やらされているのか?やりに行ったのかしりたいねぇ。

今作リリース後、シングル2枚を残しバンドは1988年に解散。日本ではオリジナルの翌年にアルバムがリリース。既にバンドは実態を留めていなかったというのだから、切ないですよね。
もしも方向性を変えさせられて売れなかったのならバンド解散するわな。
フルアルバムリリース後の活動が少なかった為に、メロディ派のマニアからは幻のバンドと言われ、オフィシャルの再発もなく、国内のみならず海外のマニアがオリジナルのCDを血眼で捜す事となる隠れた一品。我が家にあるのはレンタル型落ちの商品な為に歌詞カードもライナーもついていない代物なのだが、プロ仕様のリプロ盤なら手に入るかと思います。
ちなみにアルバムタイトルの041ってのは、グラスゴーの市外局番?ですよ。バンド名に続き地元愛に溢れてますなぁ。


Glasgow - Zero Four One - Secret in the Dark ★★★ (2020-08-31 19:04:06)

Manfred Mann's Earth Bandのクリス・トンプソンが書いたメロディアスなナンバー
1985年にエリック・マーティンも取り上げています
クリスがいつ発表したのか知りませんのですが、一応世に3回出ている曲です
後期Manfred Mann's Earth Bandに収録されても違和感のない爽快な曲を
NWOBHMバンドが取り上げる違和感は拭えませんが
こういう曲をやることがデビューの条件だったように感じてしまいます
元々キーボードもおらんしね
ほぼ忠実にクリスヴァージョンをなぞった軽めのシンプルな演奏
シングルカット第一弾
バンドの本分とはもっともかけ離れた曲です…世知辛いなぁ
熱を帯びた沸騰型ヴォイスだけが唯一NWOBHM時代を思い出さてくれます
最初聴いた時は冗談だろうと思いましたよ
事情を知らなければメロディアスなヒットナンバーとして耳に響くでしょう


Glasgow - Zero Four One - Under the Lights ★★ (2020-08-31 19:13:04)

1984年にリリースしたEP収録のメロディアスミドルナンバー
キーボードが装飾しているために印象はガラリと変わるのだが
根幹にある素朴だが憂いのある空気感は残っている
こういう方向性のバンドだが
アルバムでは大きく大衆向けに傾いてしまい
昔からのファンを落胆させた


Glen Allen Green - A Living Fire - Blessed Be the Lord ★★★ (2016-08-09 17:47:17)

クリスチャンロックシンガーらしい
ポジティブな気持ちになれる美しい旋律に彩られたバラード
繊細で透明感のある歌声がバッチリとハマっていますね


Glen Allen Green - A Living Fire - Run ★★★ (2016-08-09 17:46:27)

哀愁のメロディが軽やかなステップを刻むポップソング
透き通るような美声と歌メロが耳を惹きますね


Gts - Tracks from the Dustshelf ★★★ (2015-07-02 03:12:52)

Vo,Sam Blue
G,Greg Hart
B,Key,Toby Sadler
Dr,Charlie Mack

上記の4人からなる英国産AOR系HM/HRバンドが1995年にリリースした1st。正直のどのような経緯で結成されたか全くバイオを知らないのでコメントできませんが、推測されるバンド名はVo.G,Bの3人の頭文字からきたと思われます。とにかく楽曲の出来が素晴らしい、適度なハードさに溶け込む哀愁をふんだんに含んだフックに富んだ良質なメロディの数々にマニアならずとも引き寄せられるでしょうね。唄を邪魔しないバックの演奏の妙もさることながら、嫌みのないハスキーヴォイスが特には甘く切なく、そして熱い歌声でロックのダイナミズムを失わないよう、淀みなくパワフルなパフォーマンスを披露。この手のサウンドを求めるマニアにはたまらんものがあるわけです。装飾過多にならないキーボードの使い方も上手い、難しい事をやらんくとも心に残るセンス溢れるギターの旨味、唄を邪魔しないドラムのありかと歌モノハードサウンドの旨味をギュッと凝縮してくれた一枚に歌モノや哀メロサウンドを愛する方にはおススメ出来る良質な一品かと思います。ちなみにVoのサムさんは、TENのギタリスト、ヴィニー・ヴァーンズのソロで歌っていますので、そのパフォーマンスに満足しているなら、今作も手にとって見てはいかがでしょうか。哀愁のメロディが満載の「Hands Of Time」、哀メロが躍動する「Marrianne」、美しく爽快なオープニングナンバーの「Endless」、叙情派ロマネスク万歳な弾け具合も上々な「Love Like Fire」とサッと上げただけでも良質な楽曲が目白押し、個人的には身体に優しい、けれんみのない王道を行く安定のブランドサウンドだと思いますね。90年代中期、僕はこの手のサウンドに相当助けられました。ある意味ハードさも薄いしエッジも効いてないかもしれませんが、大好きだったバンドが方向転換に失敗し、討ち死に犬死を果たす中で、メジャーなハードシーンにすっかり興味を失せ、この手の音楽を聴くのが嫌になったのを救ってくれたのが歌モノでした。彼らがハードシーンとのキレ目を繋ぎ、今なお聴き続けている事に貢献してくれた意味でも個人的には愛聴すべき外せない一枚となります。そして輸入盤市場こそ、宝の山と知る事になった視野を際限なく広げてくれた作品群の一つでもあります。


Gunhill - Nightheat - Clearwater Highway ★★ (2015-01-04 14:01:40)

ビートの効いた活きのいい一曲
ジョン・ロートンの伸びやかな歌声が気持ちいい


Gunhill - Nightheat - Don't Stop Believing ★★★ (2015-01-04 13:43:47)

シットリとしたクリスタルヴォイスは健在
メロディアスでチョイハード目のピリッとした一曲


Gunhill - Nightheat - Far from Home ★★★ (2015-10-27 14:43:58)

暗がりのバーが似合うアダルトかつムーディーな一曲
リラックスして歌うジョン・ロートンの歌唱がまたイイ


Gunhill - Nightheat - Ready for Love ★★★ (2015-01-04 13:46:33)

バットカンパニーのカヴァー
ハマってますね
素晴らしい出来栄えです


Gunhill - Nightheat - Waitin' For The Heartche ★★★ (2015-01-04 14:08:11)

ジミーバーンズのカヴァー
作曲はデスモンドチャイルド
AOR調のソフトロックに80年代の匂いがしますね
ジョン・ロートンが見事に歌い上げております


Gunhill - Nightheat - Wall of Silence ★★★ (2015-01-04 13:58:25)

アダルトでムーディーな一曲
ジョン・ロートンの憂いを帯びた歌声が映えます
力の抜け具合も丁度いい


Gunhill - One over the Eight ★★★ (2015-01-04 13:26:46)

とある会場で仲良くなった人妻さんと意気投合し食事に行った際、あれこれ話をしているうちにジョン・ロートンのような歌い手も好きだ、そんな事を言っていたら数ヵ月後プレゼントしてくれたのが今作。1999年にCD化されたようですがオリジナルは1995年にカセットのみのリリースの一品らしくジョン・ロートンが気心のしれた仲間とカヴァーを中心に遊び感覚で作り上げた作品らしいです。詳しいバイオもしらないし音質も、デモ音源丸出しの板起しな匂いもプンプンしますが第一線から退きつつも、今だ活動を続け衰えを知らないパフォーマンスを繰り広げているらしいジョン・ロートンがロックなサウンドの中で思いっきり歌い上げるパフォーマンスを堪能出来る作品に興奮を覚えました。緊張感とは無縁なお遊び感覚のカヴァー集が中心ですから細かい事を気にするとアラも目立ちますが、ジョン・ロートンの艶やかで伸びのあるクリスタルヴォイスは健在、ブルージーなナンバーからソフトな歌モノまで難なく歌いこなし実力の高さを伺わせます。個人的には至って普通の出来ですがレインボーのカヴァーには聴く前の期待値は相当高かったですね。あの人は今的な存在になってしまったジョン・ロートンですがレイトバックした楽曲でも自分の持ち味を失わない圧巻のパフォーマンスを堪能出来ますよ。上手い歌が聴きたい人は彼の足跡を辿ってほしいですね


Gunhill - One over the Eight - Ain't No Sunshine ★★★ (2015-01-04 12:33:07)

ビル・ウィザースのカヴァー
有名な曲ですね
エモーショナルな歌声に泣かされます
バックも情念たっぷりな名演が映えますな


Gunhill - One over the Eight - Angel ★★★ (2015-01-04 12:52:12)

クレジット的におそらくオリジナルナンバーでしょう
メロディアスでシリアスな一曲
澄み切った高音が気持ちいい


Gunhill - One over the Eight - Better by You, Better Than Me ★★★ (2015-01-04 12:36:47)

自殺騒動に巻き込まれたジューダス・プリーストもカヴァーした
スプゥーキートゥースのカヴァー
有名な曲ですね


Gunhill - One over the Eight - Can't Get Enough ★★★ (2015-01-04 12:35:00)

バットカンパニーのカヴァー
美しい伸びやかな歌声に酔いしれます
力の抜けた良いカヴァーです


Gunhill - One over the Eight - Eleanor Rigby ★★★ (2015-01-04 12:30:21)

ビートルズのカヴァー
力強い歌が魅力的です


Gunhill - One over the Eight - Every Little Bit Hurts ★★★ (2015-01-04 12:41:45)

これもカヴァーだと思いますが?原曲を知りません
モータウン系のジャジーでソウルフルな一曲
胸にグッと迫ってきますね
上手いわ年季が違うね


Gunhill - One over the Eight - Harlem Shuffle ★★ (2015-01-04 12:52:45)

ストーンズのカヴァー
ジョン・ロートンも英国人だもんね


Gunhill - One over the Eight - River of Dreams (bonus Track) ★★★ (2015-01-04 13:05:29)

なつかしい時代の空気感がありますね
ヒープ的ですらありますがオリジナルかカヴァーが真偽がわかりません?
雄大なメロディを優しく伸びやな歌声で包んでくれます
素晴らしいパフォーマンスでした


Gunhill - One over the Eight - Soldier of Love ★★ (2015-01-04 12:55:16)

ハードなミドルナンバー
ジョン・ロートンは何を歌っても上手い
やや低音に迫力がないと言われますが
そんな事をものともしないパフォーマンスに酔いしれます
地味な曲ですがジョン・ロートンがハード目の曲を歌う事に感謝です


Gunhill - One over the Eight - Stone Cold ★★★ (2015-01-04 12:38:29)

そう言えばジョン・ロートンはリッチーにバンドに入ろうと要請された噂がありましたね
レインボーのカヴァー
ジョーのそれとは違いますがジョン・ロートンのクリスタルヴォイスが炸裂します
やはり肩の力が抜けたカヴァーです


Gunhill - One over the Eight - Walking in the Shadow of the Blues ★★★ (2015-01-04 12:29:43)

ホワイとスネイクのカヴァー
ジョン・ロートンの艶のある伸びやかな歌声を堪能できます
緊張感とは無縁の気心のしれた仲間が集うカヴァーですね
ジョン・ロートンは上手いわ


H-BOMB - Attaque ★★★ (2015-09-25 15:43:42)

元祖フレンチメタルのその名を残す彼らが1984年にリリースした1stにて唯一のフルアルバム。疾走するメロディと重量感のあるリズムが小気味よく進むスタイルはNWOBHMの影響下だしジューダス・プリースの影響が大きい正統派の剛毅なHM/HRサウンドを披露。どこか漂う華麗なフレーズに母国の残り香を感じさせますが、欧州産の湿り気と翳りのあるメロディが古典的な手法に乗っ取り力強く打ち鳴らされる様に胸が熱くなります。かつては当たり前に存在したスタイルも今では絶滅危惧種、未消化な部分はあれど1stとしては申し分ない若さ溢れる演奏は美しく力強い響きがありますね。特段優れている部分はなくとも水準以上の楽曲を用意しているし、ヨーロピアンフレーバーたっぷりのメロディはマニアならずともグッと引き寄せるものがあるでしょう。


H-BOMB - Coup De Metal ★★★ (2016-11-26 22:36:06)

元は1983年リリースの6曲入りEPにしシングル2枚分のボートラ4曲+の10曲入りでAxe Killer Recordsから1998年にめでたくCD化を果たした、元祖フレンチメタルを語る上で外すことができない彼らの記念すべき一枚。
時代はNWOBHMと言う事で、その勢いは世界中を席巻、彼らもその流れに呼応するように荒削りではあるが、スピード感に溢れた楽曲と活きのいいリフワークが小気味よく駆け抜ける正統派HM/HRサウンドを披露。若さ溢れるスピードメタルはアクセプトや初期サクソンにも通ずる魅力があり、ランニングタイムの短さも手伝い6曲一気に聴かせてくれます。ドタバタとしたリズム、勢いのあるノリの良さ、ギターも前に出ているし小細工無用な直球勝負の楽曲はスカッと楽しめますよ。


H.E.A.T - Address the Nation - Living on the Run ★★★ (2013-04-24 15:26:13)

キラキラしてますね
極上のメロディアスHM/HRの名曲
なつかしい時代性を思いっきり感じさせてくれる
北欧産ならではの哀愁と洗練された一級品のメジャー感は素晴らしい
マイナーな世界観と枠に収まらない一品ですね
時代が時代ならドえらい事になったでしょう


HADES - If at First You Don't Succeed '98 ★★★ (2023-04-02 10:02:27)

冥界の領主ハデスと名乗るアメリカのパワー/スラッシュメタルバンドの2枚目。前作から更にスラッシュ色を強めるスタイルへと変貌。マッシブさが増強されたサウンドは、前作以上に説得力が増しMetal Church、Nasty Savage、Heathenと言ったUS産コンクリートメタル勢に興味があるなら、それなりに満足できるクオリティは保持しています。
パワーメタル色が薄まった点についてが一番評価を分けるでしょうね、余りにもスラッシュ化しすぎである。でもリリース時期が1988年と考えると合点がいきますよね。メインストリームとかすメタルサウンド、そういう時流の中で試行錯誤の末の展開、ある意味、よりソリッドでメタリックな世界へと進んだと考えれば好意的に受け止められるでしょう。

オリジナルは12曲入、現在はボートラが増量されたものが主流でしょうが、配信版は23曲入のフルボリューム、こちらともCDとも収録曲が違うので興味は尽きません。現物知らないからなぁ。断言はしませんのであしからず。90年代仕様はだいぶ違う音楽性になってましたね。70年代から活躍するバンドのブレインであるダン・ロレンツォ、彼の苦悩が読み取れるボートラとも言えるのですが、マニアにとっては、CD盤もフォローしたくなりますよね。


HADES - Resisting Success ★★★ (2023-02-12 16:19:47)

今以て国内盤のリリースがないのが知名度に繋がっているのか、知る人ぞ知る的なバンドになってしまった。US産らしい無愛想の鋼鉄サウンドは、まさにアメリカンパワーメタル、その剛毅に打ち鳴らされる屈強なサウンドは、情緒のあるものを求める日本人には、やや付き合いづらい面はあるのかも知れませんが、路地裏に迷い込んだような危険な空気も漂い、その一触即発な雰囲気はUS産ならではと言いたい。
現在はデモ音源が+された2枚組も出ています。あちらで歌うはポール・スミス、その違いを聞き比べられるのも美味しいですよね。
工夫を凝らし展開する⑨が背伸びしてると感じさせない技術力、その質の高さは楽曲にも影響を与えており、パフォーマンス力、共に一流と言えよう。なぜ日本盤が見送られたのかは残念だが、マニア筋には、一度は押さえて欲しいバンドでもある。


HAGAR, SCHON, AARONSON, SHRIEVE - Through the Fire ★★★ (2020-03-03 18:06:00)

サミー・ヘイガー、ニール・ショーン、ケニー・アーロンソン、マイケル・シュリーヴの四人が集まり結成されたスーパーロックグループの1st。四人の頭文字をとってHSASというバンド名でも知られています。
実力のあるメンバーが選んだ録音はライブ、今作はオーバーダブは施されているが、基本はライブでの一発勝負を元ネタに作られたもの、後半わざとらしい歓声が残っているのは、その名残なのか?とにかく気合の入った一枚であることに変わりはない。
演者全員が自己主張をするも、破綻することなくまとまりパワーが放出された時の衝撃に感嘆させられるのだが、ニールもここぞとばかりに派手なソロをかまし、このバンドに駆ける思いにグッと惹き寄せられます。

職人肌の緻密さとコマーシャル性の高い豪快なロックサウンドの融合、曲によっては哀愁のメロディも盛り込み、ドラマティックだなぁと唸らされる。軽快なノリと、正確なプレイから弾き出されるグルーブに酔わされ、健康的なサミーの歌声に元気ももらい、情熱的なニールにギターがとどめを刺す、ライブ録音という手法はとっているが、計算された豪胆なノリの楽曲に、このメンツの凄みを感じますね。

テクニック云々のさることながら、熱を帯びたハイクオリティのパフォーマンスに魅了されるでしょう。9曲40分を切る内容では物足りないと、ものすごい渇望を味わうでしょうね。ジャンル不問、時代を超越するアメリカンロックの隠れた銘品ですね。


HAIL OF BULLETS - On Divine Winds ★★★ (2011-10-06 22:34:48)

わたくしも火薬さんに触発され久しぶりに新たなる出会いを求め新譜を購入
しかもガチンコのスラッシュメタルである、我が耳は耐えれるのか?今の時代を完全に昇華したヘヴィネスサウンドと王道を行くメタリックな質感、ミドルナンバーを中心に重心低く突進してくる様にメタル魂を大いに鼓舞されます。速くなくても十二分すぎるほど攻撃的である、僕も一度は使ってみたかったブルータル極まりない禍々しいサウンドに押しつぶされそうになります。この手のサウンドはやはり門外漢な面も僕自身にはありますが全篇を多い尽くすダークでミステリアスな世界観と扇情的なフレーズを隋所に奏で琴線を刺激するツインギターの調べには大いに楽しめました。聴き易さや分かり易さなんて関係ないオールドスクール極まりない姿勢も好きです。懐かしいなぁ心地よい疲労感でした


HALESTORM - The Strange Case of... ★★★ (2014-07-28 13:40:18)

名前は知っていましたが雑誌は買えどもロクに目をとさず新規開拓は己の感性のみ、そんな盲目的な事では良質な新人に出会えないかも知れませんが発売日に新譜を買うのはANTHEMくらいなので不自由はしない。このバンドも流行りの女性シンガーと男性咆哮スタイルか本人が見た目とのギャップで勝負するタイプなんだろう、美女と野獣みたいなコントラストに飽きていたので全然、興味を持っていなかったらガツーンとやられてしまいました。もうちょっと世間に関心を持とう猛省ですよ。百聞は一見にしかず聴いてみたら、まぁあーた、フックに富んだ良質なメロディと硬質でしなやかなサウンドが華麗に舞い踊り、こりゃ聴き手を高らかに高揚していくでしょうね。目からウロコでしたよ。主役であるリジー・ヘイルの歌声は女性ならではの繊細さと丸みを帯びた優しさがあり、楽曲に合わせ柔軟に歌い上げ、時には噛みつくほどにアグレッシブに迫ってくる。その姿は本格的なサウンドに負けずどころか明らかに彼女が個性を際立たせ、色彩豊かな楽曲はダイナミックな演奏と相まって強烈なインパクトを刻んでいくでしょう。ありがちな80年代回帰サウンドとは違う本意気のメロディックスタイルはワイルドで過激な要素を孕みヴァラエティ豊かだ。このアルバムを聴き伝統を新しい世代へと引き継ぐことのできる旗手の登場に歓喜しますね


HALFORD - Resurrection - Resurrection ★★★ (2007-08-04 11:48:00)

メタルゴット復活の一撃である
でもそう感じるのは正統派の人達だけでは?


HALLOWED - Hallowed ★★★ (2014-05-06 15:47:33)

VoがGも兼ね備えている四人組のイタリアンHM/HRバンドが1986年にリリースされた幻の一品、CD化もされましたが手に入りにくい状況ですかね?われらのiTunesがありますのでパッケージに拘りがなければ気軽に手に入ります。NWOBHMの影響下に欧州産の哀愁を散りばめた正統派のHM/HRサウンドに1986年ならではのキャッチネスさも放り込みマイナー臭を消しています。オリジナル9曲のアルバムに4曲のボートラが入っているのですが⑩⑪もオリジナルのアルバムに収録されても遜色のないクオリティと方向性も見せているので美味しい選曲となっておりデモヴァージョンも違いを楽しむのには持ってこいの内容です。無駄なボートラじゃないのがテンションを下げさせないで聞かせてくれますね。ツインギターも交互に役割を見せ詰め込みすぎない音数も聴きやすく今どきのバンドでは出せない味わいと空気感に懐かしい時代を想起させてくれます。メロディの質、疾走パートと聴かせるパートがバランス良く組み合わさり親しみやすさが加味されているのが素晴らしい、でも何処かイタリアンな空気も感じさせてくれるのがマニアにはたまりませんよね。


HALLOWED - Hallowed - Cry No More ★★★ (2014-05-06 15:05:05)

スローな出だしからアップテンポまたスローダウンそして跳ねる
キャッチーな歌メロも耳を惹きますね
垢ぬけませんがオッサンくさい歌声も味がありますよ


HALLOWED - Hallowed - Deep Coma ★★★ (2014-05-06 15:19:05)

音質の粗さが曲の荒々しさと合致していますね
フックを生かしたメロディもあり
聴き応え十分な一曲


HALLOWED - Hallowed - Dreaming of You ★★★ (2014-05-06 15:14:55)

メランコリックなアコギが泣かせますね
サビでパッと明るくなるのもこりゃまた泣かせます
欧州産ならではのバラードですよ


HALLOWED - Hallowed - Flight to the Moon ★★ (2014-05-06 15:12:04)

キャッチーな一曲
曲順的にもベストですね


HALLOWED - Hallowed - Hallowed Overture ★★ (2014-05-06 14:55:24)

JP風のイントロですよね
ゾクゾクと煽ります


HALLOWED - Hallowed - I Can't Stop the Fall ★★★ (2014-05-06 14:57:48)

シャープに切れ込んできますね
お約束な展開も見事なTHEメタルな一曲
サビの弾け方も新鮮ですね


HALLOWED - Hallowed - Running Forever ★★★ (2014-05-06 15:08:29)

アタック感の強いミドルナンバー
メロウなソロに望郷をそそられます


HALLOWED - Hallowed - Sing the Music Wild ★★ (2014-05-06 14:59:44)

同じボーカルなのかな?
歌い方も声も違うような気もしますが
ノリの良いハードな一曲


HALLOWED - Hallowed - The Strong Doubt I Can Revive ★★★ (2014-05-06 15:02:00)

メロウなミドルナンバー
ハスキーヴォイスも泣いていますね


HALLOWED - Hallowed - Wake Up in the Night ★★★ (2014-05-06 15:00:52)

後半の疾走パートも切れてますね
欧州産の湿り気を帯びた前半との対比が肝でしょう


HALLOWED - Hallowed - We Got You ★★★ (2014-05-06 15:17:29)

NWOBHM風ですね
哀愁を散りばめた疾走ナンバー
温故知新に浸りますよ


HALLOWEEN - Don't Metal With Evil ★★★ (2011-05-14 03:43:13)

ドイツの有名バンドとはスペルが違いますよ。デトロイト出身のUS産正統派パワーメタルバンドの1984年リリースの1st。低予算&タイトなスケジュールからくる音質の醜もなんのその、バンドが墓標とするシアトリカルなステージングとホラーメイクも目に浮かぶ正当性の強いHM/HRサウンドを披露、スピーディなメロディが切れ込んでくる勢いのあるナンバーが多数収録されており、マニアならずともスピーカーの前にかぶりだす勢いに満ち溢れており、ややオリジナルティに乏しい面も見受けられますがスピード感を煽るヘヴィなリズムは好戦的でアッパーなサウンドの根幹を支え、線は細いもののハイトーンを生かした歌い手も楽曲に噛み合っており、バンドの進みたいアグレッシブなスピードメタルを勢い任せにやりきっていますね。2010年にはCD化もされています。アングラUS産のメタルシーンの底力を垣間見たいマニアやパワーメタルに興味のある方は一聴の価値ありですね。


HALLOWEEN - Don't Metal With Evil - Busted ★★★ (2011-05-22 23:01:33)

アルバムのオープニングを飾るUS産正統派HM/HRナンバー
ガラスが割れる音から激しいドラムロールそして疾走
音質の醜さや劣悪なレコーディングもなんのその
はち切れんばかりのパワーが漲っています
単純明快な清さもカッコいい


HALLOWEEN - Don't Metal With Evil - Justice for All ★★ (2011-05-22 23:05:55)

叙情的なフレーズが印象的ですね
泣きはしませんが時代がなせるUS産ぽくないのがいいねぇ
線の細い上ずり気味の歌い方が少々マイナスだし唐突な終わり方にB級感を拭えませんが
疾走ナンバーが多い今作の中で良いアクセントとなっていますよ


HALLOWEEN - No One Gets Out! ★★★ (2016-07-25 14:10:17)

お得意のシアトリカルなパフォーマンスも目に浮かぶ芝居掛ったハイトーンヴォイスと時代性を加味したパワー漲るヘヴィメタルサウンドを披露した1991年にリリースされた2nd。ほぼ自主制作であろう環境がもたらす音質のヌルさはなんともしがたいがリジーボーデンとサヴァタージを掛け合わせたようなスリルとアグレッションにホラータッチを織り交ぜた楽曲の質は高く、ドイツのアチラとスペルがAとEの違いだけでロゴにも思いっきりカボチャだったりと(冷静に考えるとスペルの違いは大きいのですがアホのワタクシの脳みそでは間違えますよん)US産正統派HM/HRシーンに名を刻むバンド故に、その類似性が認知度の足を引っ張っているのなら残念です(バッタもんじゃないよ)。
当時のアメリカのミュージックシーンにおいて、彼らもメインストリームの波の中で自らのアイデンティティを確立しようと試行錯誤、更には音源リリースへ向けて行動を起こすもマネージメントに恵まれず、幻の2ndデモ『Victims of the Night』抱え活動は停滞、その中で新たに録音した今作を6年ぶりにリリース、そして『Victims of the Night』1997年まで待たされるとは運も実力のうちとは良く言ったものです。重々しいヘヴィなグルーブ、光沢のある鉛色の輝きがギラリと光るエッジの立ったギターリフとシアトリカルなパフォーマンスが導く刺激的なホラーショウサウンド、1980年代の頭から今日まで、途切れることなく活動を続けているバンドの底力と、これしか出来ないんだという意地を感じますね。ちなみにワタクシが所持するのは2013年にPure Steel Recordsから再発された、こちらに登録されている12番目まで収録されたヴァージョンですので、17曲入りのはマニア心をくすぐりますね。


HALLOWEEN - Victims of the Night ★★★ (2012-02-18 06:15:09)

1986年リリース幻の2nd,僕がもっているのは2002年リリースの11曲入りのCDですね。ファーストの時の酷いサウンドプロダクションを拭い去り格段に進歩した作品です、メロディの練り上げられシアトリカルなハイトーンを駆使したシンガーの存在も怪しげな個性を発揮しバンドの音楽性に必要不可欠な存在となっています。カルトな出で立ちと風合いがなんともいえない存在感を醸し出したバンドで②⑤で聴けるスピーディな演出とパワーメタルな色合いのとの程よい融合が実にカッコよく纏まっています。メロウな雰囲気のあるパワーメタルなミドルナンバーの③、シンガーの声質のせいかODINを想起していますバラード④前半の流れは良いですね。キャッチーさとメロディックなアレンジが冴える⑩などシングル向けの隠れた名曲でしょう。ドラマ性を讃えたアレンジとクサすぎないメロディ、US産とは思えない適度な湿り気を帯びた良質のサウンドが聴ける正統派カルトHM/HRの底力に恐れ入りましたね。なぜ当時彼らの存在が商業誌に紹介されなかったのか不思議でした


HALLOWEEN - Victims of the Night - Children of the Witches ★★★ (2012-03-10 03:34:32)

怪しげなリフワークとメロディアスなサビメロが好きです
バンドのイメージにピッタリな雰囲気がマニアならずとも引き寄せられるでしょうね
地味目な曲ですが好きですよ


HALLOWEEN - Victims of the Night - Love 'em and Loose 'em ★★★ (2012-03-10 03:32:34)

メロディアスなミドルナンバー
アコースティカルなインストナンバーに続き
静から出だしからハードにメロディアスに迫る様が憎い


HALLOWEEN - Victims of the Night - No Place ★★ (2012-03-06 14:27:41)

もの悲しいフレーズが聞こえてきます
哀愁のパワーバラード
雰囲気ものですね


HALLOWEEN - Victims of the Night - Rest in Peace ★★★ (2012-03-06 14:30:15)

強烈なハイトーンが突き刺さります
構成もしっかりとした疾走ナンバー


HALLOWEEN - Victims of the Night - Revelations 23:1 (The Dream) ★★★ (2012-03-10 03:37:01)

シアトリカルなステージングが眼前に広がりますね
バンドの持つミステリアスさを引き出したアレンジが光ります
ホラーなイメージを決定付けるミドルナンバー


HALLOWEEN - Victims of the Night - Victims of the Night ★★★ (2012-03-06 14:22:03)

アルバムのタイトルトラック
ドラマ性を称えた哀愁のミドルナンバー
ハードに迫っています


HALLOWEEN - Victims of the Night - Welcome ★★★ (2012-03-06 14:19:45)

怪しげなイントロから続くギターリフのカッコよさ
捲くし立てるドラミングで幕が開けます
最後に響き渡るウェルカムのカッコよさ
ショー仕立てのアルバム構成のまさに幕開けですね


HALLOWS EVE - Tales of Terror ★★★ (2023-03-28 12:17:52)

メイデンタイプのスピード/スラッシュメタルバンドと言われる今作だが、オープニングナンバーを聴いたときは全然ちゃうやんである。そのドクサレ暴走ロックに仰け反りますが、粗暴で血なまぐさいサウンドは、違う意味で魅力的。その後はメイデン風味の楽曲を放り込んでくるのだが、荒れ狂うオープニングナンバーのインパクトは絶大だ。
曲に合わせ器用に歌うシンガーも、このバンドサウンドを牽引、分離の悪い音質は迫力を削ぐのだが、それでもスピード狂にとって血湧き肉躍らせる、疾走感にグイグイと引き込まれるだろう。
これぞNWOBHM仕込みのアメリカンメタル番長の誕生、四の五の言わずにつんのめって突っ転ばすスピードナンバーに首筋が疼きますね。


HALUK LEVENT ★★★ (2012-12-31 18:14:46)

バイオがまったく分かりませんがフューチャー具合からソロのシンガー兼ギタリストなのか、BON JOVIのように名前をバンド名にしているのかは分かりませんがトルコ産の作品です。語感もトルコ語ならではの独特の響きと憂いを帯びた哀愁が男泣きの世界を演出しています。衝動買いも甚だしい出会いだっただけに詳しいバイオが知りたいですね。


HALUK LEVENT - Aksam Ustu ★★★ (2012-12-31 18:33:33)

トルコ産でシンガーーが男性、2006年リリースと言うこと意外はまったく情報を知りえませんが、適度なハードさもソコソコに唄モノとしての洗練度と男の哀愁を醸し出す憂いを帯びたメロディの数々にグッとくるでしょう。トルコの弓奏楽器なんかも随所に顔を出し独自性とお国柄を汲み取れる演出も泣かせ具合に拍車を掛けます。トルコ産のなせる技なのでしょうか哀しくも豊かな哀愁のメロディがオープニングから最後まで手を緩めることなくジクジクと心の傷を疼かせていくのです。切ない感情を訴え続ける男泣きのサウンドにほろ苦さをかみ締めながらも聞き惚れましたね。


HALUK LEVENT - Aksam Ustu - Elfida ★★ (2013-01-05 15:44:56)

こちらも泣いていますね
男の哀愁を撒き散らす渋めの一曲
メランコリックですなぁ


HALUK LEVENT - Aksam Ustu - Tutki Cildirdim ★★★ (2013-01-05 15:42:39)

アルバムのオープニングを飾る哀愁度MAXの男泣きナンバー
グッと染み渡りますなぁ


HAMMER - Contract With Hell ★★★ (2017-07-26 14:40:58)

かつてはHollandと名乗りNWOBHMの勢いに乗り活動していたバンドが権利の問題でHAMMERと改名してリリースした実質的には2ndにあたるアルバム。オープニングからシンセが大活躍、攻撃的なメロディックメタルで幕が開ける展開にマニアならまずは悶絶、ポップな③なんかを聴かされると、随分とキーボード兼ヴォーカルのザ・ドックさんに比重をおいてんなぁとなりますが、NWOBHMの中でもメロディ重視の姿勢は英国らしい憂いのあるダークな音楽性とも絡んでおり、④⑦のような哀愁系のハードサウンドを聴かされると、中々懐の深いバンドだぁと思わされます。その魅力は①⑥⑧のようなタイプは違うが仕掛けの多い楽曲に集約されており、ポップフィーリングを演出するキーボードとハードなギターの絡みを同時進行で楽しめるアレンジセンスが全て、この時代に、この手の質の高い音楽を、悪名高きEbony Recordsからリリースされていたとは驚きです。このバンドもご多分に漏れず、レーベルからのバックアップなど無く、ブームの終焉と共にあっけなく解散。2011年に、板起こしなのかなぁと思われるCD化された作品が出るまで、完全に忘れ去られた存在となってしまうのだから、残念でなりませんね。このバンドに限らず、Ebony Recordsは随分と罪深い事をしていますよ。マスターテープのずさんな管理が、多くのバンドのオリジナル音源を葬りさっていますからね。実に多くの歴史的にも価値の高いカタログを持ち合わせているレーベルだからタチが悪いです。
哀愁のメロディを基調とした、実に英国らしいメロディックサウンドをお探しの方なら間違いなしの幻の一品。少々シンセがうっとしいとか、音質も薄っぺらい平坦な作りなのでドラマ性がイマイチ伝わってこないという稚拙な面もありますが、スケールの大きいロックサウンドは実に魅力的でしたね。


HAMMER - Contract With Hell - Across the Line ★★★ (2017-07-26 14:56:35)

このバンドの魅力を凝縮した大作ナンバー
リリシズム溢れるメロディとダイナミックなロックサウンドの融合
シンセによるコマーシャル性とハードな躍動感が同時に楽しめますね
この親しみやすいメロウなフレーズが実に心地よく鳴り響いています
メロディ派のハートを打ち抜くでしょうね
エエバンドですよ


HAMMER - Contract With Hell - Caution to the Wind ★★★ (2017-07-26 14:45:17)

スペイシーなキーボードがグイグイと楽曲を牽引
爽快なメロディとハードサウンドがフックになっていますね
イケイケで攻めてきてますよね
カッコええわ
アルバムのオープニングに相応しい珠玉のメロディックHM/HRナンバーですね


HAMMER - Contract With Hell - Contract With Hell ★★★ (2017-07-26 14:47:49)

扇情的なフレージングを紡ぐリードギターが印象的ですね
ポップですが憂いのあるメロディが耳を惹きますね
親しみやすいメロウだが力強い歌メロが好きです


HAMMER - Contract With Hell - Hard Hittin' Woman ★★★ (2017-07-26 14:49:57)

ワイルドだぜぇな一曲
ノリノリです
湧きあがる熱情にほだされますよ


HAMMER - Contract With Hell - Prayer of a Soldier ★★★ (2017-07-26 14:53:05)

キャッチーだが哀愁を滲ませたメロディが耳を惹きますね
歌い手の伸びやかな歌唱スタイルがハマっていますよ
官能的なギタープレイも耳を惹きますね


HAMMER - Sherman ★★★ (2023-07-04 10:32:21)

ポーランド産のスピード/スラッシュメタルバンドのフルアルバム。今作は1989年にリリースされたHammerの英詩ヴァージョンらしいですが、Hammerを聴いたことがないので真偽の程は分かりません。曲順も変わり1曲少なくなっているようですね。

ポーランド産のバンドと言うことで癖の強そうなサウンドを想像したのですが、これが思いのほかオーソドックスなスタイルを築いており欧米諸国の先輩達からの薫陶を受けたサウンドを構築、90年代を目前に実にオーセンティックなサウンドで魅了してくれました。
その反面、個性不足という面は否めないかも知れませんが、スピード/スラッシュメタル系に、そんな批評は野暮なので、ここは東欧風味もそこそこにエネルギッシュな演奏と楽曲に身を任せるのが一番ですねぇ。
コンピ作などにも顔を出し実績を積んだバンド、ポッと出の新人ではないので積み上げたものを解放したという事でしょう。音質的に今ひとつな面も含め楽しんで欲しい一枚でもあります。こういうの聴くとOVER KILLとかNUCLEAR ASSAULT凄かったなぁと思いますね。


HAMMER KING - King is Rising ★★★ (2017-01-21 17:12:28)

2016年にリリースされたヒロイズム溢れるジャーマンメタルバンドによる2nd。アイリッシュなメロディが印象的なミドルナンバーで幕が開け、小気味よく突き進むサビメロが印象的なミドルハイナンバーの②へと続く展開など、ヘヴィメタルの持つカタルシスを開放するような心地よさがあり、パワフルでメロディックな正統性の強いサウンドをお探しの方にはピッタリとくるでしょうね。
メンバー全員がIvory Nightというバンド出身で、そちらは聴いた事がないので比較できませんが、今作は回転する懐かしのリフワーク、職人肌のソロ、ズンズンと突き進む屈強なグルーブを生みだすリズム隊、ある意味頑固一徹なスタイルにはマノウォー辺りにも通ずる魅力があり、ジャーマンテイストの叙情派サウンドに絡む情熱的なヘヴィグルーブには、マニアならずとも大いに引き寄せられるでしょう。遊び心の少ない正統派故に、物足りなさを覚える方もいるでしょうが、これがヘヴィメタルって言われていたんですよとアルバムの大半を占めるツボを押さえたメロディックな疾走ナンバーを前に若い人にこそ見聞き欲しいと思いますね。


HAMMERFALL - Infected ★★ (2015-01-06 14:43:09)

ドイツ出身のベテラン正統派HM/HRバンドが2011年にリリースしたアルバム。正直かれらの作品にはしばらく縁はなかったのですが⑤がハンガリアンメタルの重鎮、我らがPOKOLGEPのカヴァーという離れ業に購入を決意(4Th収録のアコースティカルなバラード、ポコルゲップのシンガーの方が男臭く力強い)。アルバムジャケットの雰囲気も変わったし①の出だしに「あれ?やらかしたか??」一瞬そんな不安に襲われましたが、伝統的なスタイルを頑なに守る職人気質溢れるジャーマンサウンドにまずは一安心、カヴァーも無難。個人的にはシンガーの弱弱しい歌声が苦手で今一つのめり込めないのですがこの手のサウンドを愛する方には安心のブランドでした


HAMMERHEAD - The Sin Eater ★★★ (2018-12-11 13:57:58)

幻のNWOBHMバンドによる再結成後の2015年にリリースした2枚目のアルバム。レーベルは我らがHigh Roller Recordsとくれば安心して聴いていられます。英国風味満点の叙情派サウンド。そのどんよりと煮え切らないメロディにマニアならたまりませんが、彼らの音楽性は高いドラマ性も有しており7曲入りで60分をチョイ切るランニングタイムで、その中身の濃さを理解してもらえると思います。シンガーの歌い回しも含めトニー・マーティン時代のサバスを思い出しますが、あそこまで本格的ではありません。
ギターリフ一発に込められた情念、なんてことはないのだが若者には出せない渋みが、このバンドには宿っている。湿り気たっぷりの哀愁味と適度な隙間のあるサウンド、これぞブリティッシュという魅力に溢れている。
キャッチーで走り出す、サビでは大合唱、そんな一見さんにも優しいサウンドが主食の人には、到底すすめられないが、NWOBHMマニアにはたまらんでしょうね。


HAMMERON - Nothin' to Do But Rock ★★★ (2022-04-09 18:23:57)

世界中のカルトマニアが血なまこになって探していると言われるUS産パワーメタルバンドの1st。リリースはメタルバブル吹き荒れる1986年、そんな時代に筋骨隆々なマッチョメタルを披露と、時代と逆行する分けですからリアクションは良好とは言えなかったでしょう。
また、大胆なオマージュも多いので気になる方は早い段階で脱落するでしょうが、個人的にはそこがツボだったりと、この無頼なコンクリートサウンドの中にねじ込まれる情緒のあるメロディとキャッチネスさは、少々無愛想なアメリカンロックの中に細やかな表情を与え、安直な拝借すらも味方につけられるメタル愛を猛烈に感じてしまい、ランニングタイムの短さも手伝い気がつけばリピート再生となります。とは言え、今作がどうして高額なレートがつくのかはイマイチ理解できないが、今では簡単に試聴できる環境なので、グランジ以前のアメリカンハードサウンドに興味がある方は是非とも聴いて欲しい一枚であります。
アメリカのバンドでありながらもヨーロピアンテイストも強めの叙情派スタイルは、確実に日本でも需要のあるサウンドでしょう。派手さはないが堅実な演奏も素晴らしい、のちにCyclone Templeやジョー・スタンプ等で活動する、ブライアン・トローチの歌声も説得力があり、この手のスタイルのヘヴィメタルサウンドにフィットしていたのも高い評価に繋がった要因でしょう。

今回久しぶりに聴き、以前のイメージとはだいぶ違う印象を受けましたね。もっと不器用なスタイルだと思っていたのに、思いのほか楽曲に色艶があり、情緒のあるメロディに魅了されました。ド派手に走らないメタルの格好良さ。いいバンドだなぁ。こうなると高値のレートに納得しますよね。


HAMMERON - Nothin' to Do But Rock - Jealousy (2022-04-10 18:48:14)

聖なる守護神さん、お疲れ様です。
私がこのバンドを知ったのは2000年に入ってからです。リリース当時は知りませんでした。
NO REMORSEの再発も驚きましたが、同時期に幻の2ndも復刻させた偉業に驚きと感謝を述べたいです。
マニア御用達のNO REMORSEには随分と助けられています。
今後ともヨロシクお願いします。


HAMMERON - Wired for Sound ★★★ (2022-04-10 19:17:48)

US産メロディックパワーメタルバンドの2枚目。リリースは2014年、当時はお蔵入りした幻の音源がNo Remorse Recordsの手により復活しました。マニアを歓喜させた事件として裏街道ではビックニュースとなった一枚ですよね。
のっけから勢いよく駆け抜ける疾走ナンバーで掴みはOK。そのドライヴィングする鋼鉄の嵐に前作以上、期待値をグッと上げて貰いました。相変わらず、どこかで聴いたことがあるようなフレーズやメロディも飛び出しますが、日本人にとっては、そこが逆に愛着ポイントに変換されるような魅力が満載、DOKKENのパワーメタルヴァージョン的なニュアンスで紹介される機会も多い彼らですが、その説に大いに頷ける音楽性を披露しています。
時代の中でタイムリーな音楽性ではなかったかも知れないが、ツボを押さえたギターとパワフルなリズム、エモーショナルなメタルヴォイスと条件は揃っていただけに、バンドの顔となる個性という点を磨き切れれば大化けする可能性のあるバンドだっただけに、こうして一部のマニアだけが愛するバンドで終わってしまったのは残念で仕方がありません。

ドラムのジェフ・ウォードはMinistryでドラムを叩き、Nine Inch Nailsにも顔を出した人物、実弟はFlotsam and Jetsamのジェイソン・ウォードです。
ベースのダニー・ヴェガはAftermathで活躍、ギターのミック・ヴェガとは兄弟です。シンガーのブライアンはCyclone Templeの1stで唄っていました。
こうしてチョイとバンドのバイオを紐解いても、これだけのバンドに繋がるのだから探究心は尽きませんよ。いくつになっても出会いは大切ですね。


HANOI ROCKS - Oriental Beat ★★★ (2021-03-12 16:24:21)

日本でもバットボーイズブームが巻き起こった時代がありましたね。あまり詳しくないのですが、友人の影響もありGDフリッカーズとかDEVILS辺りを真っ先に思いだします。一番成功したのはZIGGYだろう。グロリアのヒットは凄まじい影響力を持ち、同学年の友人、知人がこぞって聴いていた。
そんな中で、ZIGGYのメンバーが、ハノイやニューヨーク・ドールズから影響を受けたみたいなコメントを残した為に、急増したのがハノイファン。モトリークルーのDR FEELGOODも売れたが、あれはうるさ過ぎると敬遠されたがハノイはウケていた。

このバンドはポップでキャッチーなサウンドを引っ提げ、非常に耳辺りの良いロックをやっていた。フックのあるメロディと適度の毒気。退廃的なムードもそこそこに親しみやすい魅力も持ち合わせZIGGYのメンバーも押していた為に、それが口火となり皆が聴いていて驚きましたね。

ここで聴けるサウンドは極めてポップです、洗練されたロックサウンドは実に多彩なジャンルを網羅しており、その枠に囚われない発想はバンドの個性を光らせている。
ハノイファンにとっては、今作の位置づけがどのようなものなのかは理解していないが、初めてこのバンドの音源に触れたのが今作の為に、思い入れが強い。


HARD GEAR ★★ (2008-02-12 03:58:00)

高速ツインリード時代のサーベルタイガーを支えたギター田中康治と時期は違えどもVoだった渡辺徹が中心となって結成された北海道が誇る正統派のHMバンドを紹介します、初期にはドラムに磯田良雄や竹内聡のサーベルタイガーの強力リズム隊も在籍していた事でも知られています。歪んだ高音域のストロングスタイルのVoがソリッドなメタリックなサウンドに噛み付いている様は非常にカッコ良く、また扇情的なメロディを奏でるテクニカルなギターは素晴らしくメロディやフレーズ、リフの展開などで魅せてくれる構築美の素晴らしさに驚かされるでしょう。更には緻密なリズムアレンジなどを施した一筋縄ではいかない楽曲に魅力を感じます。サーベルタイガーの亜流と思う方もいるかもしれませんが、田中氏は在籍した三枚のアルバムのうち半分くらいの曲を書いているし長い歴史の中でそのサウンドを支えたのだからある意味類似性があって当然かと、あえて言うならばジャーマンやイタリアンがあるなら、これは道産子メタルといっておけば納得してもらえるのでしょうか?正統派のパワフルなHM/HRが好きならば楽しんでもらえると思います。
ベテランの域に達する彼らのようなバンドがHM/HRシーンを牽引してもらいたいものです


HARD GEAR ★★ (2008-07-08 11:30:00)

2008年7月1日をもって無期限の活動休止
うーん、残念だなぁ 一日も早い活動再開を願います


HARD GEAR - Infinitival Ability ★★ (2008-02-09 14:06:00)

元サーベルタイガーの田中康治と渡辺徹の二人が率いる北海道が誇る正統派メタルの雄
HARD GEARの四曲入りマキシシングルを紹介します。アグレッシブかつ硬質なメタルサウンドに乗りザクザクと小気味良く刻まれるギターリフトと構築美を讃えた滑らかなソロプレイが魅力のテクニカルなバンドです。このパワフルなサウンドに負けじと渡辺徹の強力なハイトーンが絡んでくるのだからたまらない、その声は鉈を振るうが如き威力を持つ凄さだ。このマキシは今までの彼らよりリズムセクションがストレートに仕上げられ分かり易くなっていている、しかしキメでは凝ったリフやユニゾンなどを決めてくるのがカッコイイ、この複雑でいながらもとっつき易いフレーズの構築美と熱いエナジーがほとばしるハードサウンドが聴き手のハートをガツンと掴んでは離さないのです。


HARD GEAR - Infinitival Ability - Infinity ★★★ (2008-02-09 14:34:04)

疾走感のあるストレートなナンバー彼らの新しい魅力溢れる名曲です。テクニカルかつメロディアスなギターソロは一聴の価値あり。この楽曲に負けじと渡辺の鉈ヴォイスが強力に振りかざされるのだからメタルファンにはたまらない、サビの熱唱にガッツポーズがでます。


HARD GEAR - Infinitival Ability - Prevision ★★★ (2008-02-10 04:12:14)

きめ細かいフレージングと刻みまくりのギターがカッコイイ
ヘヴィでメロディアスな正統派のHM/HRナンバー
広がりのあるサビが印象的でグッと盛り上げてくれます


HARD GEAR - Infinitival Ability - Storoller ★★★ (2008-02-09 15:12:01)

メロウなミドルナンバー
日本人が哀愁のある叙情的なメロディを歌うと甘口になるのだが渡辺のストロングな歌唱がそうはさせないのはスゴイ
田中のギタープレイはテクニカルではあるもののフィーリングを失っていないのは流石である。


HARD GEAR - Muddy Black ★★ (2008-02-16 05:37:00)

結成して10年余り待望のフルレンスアルバムを昨年の二月に発表してくれました。
従来通りヘヴィかつソリッドでメロディアスな正統派のHM/HRサウンドを聴かせてくれています。変わったと言えば今まではギターの田中が一人でメロディからリフ、リズムパターンまでほぼ作り上げたものを、メンバーがスタジオに入り練り上げて制作されたので新しさも発見できる③のドラムパターンなんかは顕著な例です。田中のギターは相変わらず素晴らしくフィーリングのあるメロディアスかつテクニカルなプレイを聞かせてくれているし、渡辺も歪んだハイトーンのストロングヴォイスで力強く押し切るだけではなく繊細さも魅せてくれている、若いドラマーもベテラン二人に頑張って喰らいついている。ベースがサポートでサーベルタイガーの三瓶氏が参加しているのですが堅実な演奏でガッチリ脇を固めてます。これでメンバー四人のうち三人がサーベル出身となり類似性を指摘されるでしょうが似て非なる彼らにしか出来ないアグレッシブでエッジの効いたサウンドに叙情的なメロディをパワフルなハイトーンヴォイスがぶった切ると言うスタイルは変わらず期待通りの好盤に仕上がっています。


HARD GEAR - Muddy Black - D.S.T ★★ (2008-02-18 04:31:06)

プログレッシブな展開とお得意の三連が印象的な彼等らしいナンバー サビの掛け声がライヴ映えします


HARD GEAR - Muddy Black - Dear D.B ★★★ (2008-02-17 04:54:33)

ハードギアお得意のメロディアスな疾走ナンバー
哀愁漂うキャッチャーなサビメロにグッときます
リズム隊もこの細かい展開美に一役買っていて安心して聴けます


HARD GEAR - Muddy Black - Freezing Face ★★★ (2008-02-17 04:50:27)

彼らお得意のアグレッシブかつメロディアスな疾走ナンバー
独特の変拍子感がかっこいいですね
テクニカルでいながらもメロディを大切にしたソロプレイにグッときます!渡辺のパワフルなVoも楽曲に負けじと踏ん張っている
これぞハードギアな名曲です


HARD GEAR - Muddy Black - Hold a Soul ★★★ (2008-02-17 05:00:10)

今までに無いドラムパターン等、全てにおいて彼らの新境地を感じさせるヘヴィなミドルナンバー。田中の泣きのフレーズの素晴らしさと渡辺のパワフルさと繊細さの対比が美しいメロウなサビメロにほろっとさせられます。


HARD GEAR - Muddy Black - Limited War ★★ (2008-02-22 04:20:07)

ヘヴィなグルーブ感がカッコイイミドルナンバー
彼ら独特のタイム感とも言うべきか独特のリズムが印象的です


HARD GEAR - Muddy Black - Lock on Your Head! ★★★ (2008-02-18 04:37:58)

肉食獣が獰猛に襲い掛かるようなヘヴィなグルーブ感がカッコイイナンバー ストレートな曲調ながらも適度に刻んでいるのが彼等らしい、ギターヒーロー然とした田中のメロディアスなギターソロも耳を惹きますね タイトルを連呼するパートがすごくカッコイイ


HARD GEAR - Muddy Black - Rainy Wail ★★★ (2008-02-18 04:44:21)

渡辺の悲しみを湛えたパワフルな歌声が胸に突き刺さる叙情的な哀愁漂うパワーバラード
今までにないタイプの曲でアルバムのラストを飾るのに相応しい名曲です。田中のギターも一音一音に感情をこめ大切にキッチリと弾いていて泣かせてくれます。淡いラストの唄が胸を掻き毟りますね


HARD GEAR - Muddy Black - Revenger ★★★ (2008-02-17 05:07:54)

キャッチャーなメロディが軽快に疾走する今までにないタイプの一曲です歌メロもここまで分かり易いのは初めてですね
サーベル時代を彷彿させるハモリのソロがカッコイイです


HARD GEAR - Prisoner of the Humanity ★★ (2008-02-10 04:50:00)

2004年に発売されたシングルCD
前作のマキシシングルの流れを組む緻密な構築美とヘヴィネスサウンドの融合がカッコイイ正統派のHM/HRナンバーが収録されています。
②のリフはアクセプトすぎますね。


HARD GEAR - Prisoner of the Humanity - Labyrinth Jewel ★★ (2008-02-10 14:17:25)

彼らにしてはストレートでキャッチャーなナンバー
甘さのあるブリッジのメロが好きです


HARD GEAR - Prisoner of the Humanity - Only Destiny (2008-02-10 14:22:41)

疾走感のあるメロディアスなナンバー
わりとストレートに仕上げているけど刻んでますねぇ
エモーショナルなギターソロもカッコイイし
渡辺の力技の唄もいい味を出してますねぇ


HARD GEAR - エピソード・オブ・リアリズム ★★★ (2008-02-12 05:29:00)

新曲一曲を含む既初デモテープ四本をリミックスしてCD化した14曲入りの初期ベスト作を紹介します。自主制作の割には音質が良いのに驚きました。アグレッシブかつソリッドで疾走感溢れるパワーメタルな音楽性と緻密にアレンジされた刻みまくりのリズムプレイがカッコイイ正統派のHM/HRバンドです。テクニカルなギタープレイは勿論、随所に施されるメロディアスなフレーズの数々に惹きつけられるでしょう、叙情的なフレーズも渡辺のストロングな声が(二井原実と山田雅樹を足して2で割ったような)楽曲にパワフルな印象を与えてくれる、参加メンバーも熱くSABER TIGER、SIX RIDEのリズム隊磯と竹内聡、女性VO擁した正統派メタルバンドGALATEAのリズム隊の鈴木政行に境周一、田中とはかつて同じバンドにいて現在は叙情派メタルバンドのFATIMA HILLのベース浅野勇人に新人水野泰宏が参加しています、因みに音源は残していませんが一時はツインギター編成でその相方がSIX RIDEの青柳慎一郎でした。結成当初はサーベル時代を継承したサウンドでしたが徐々にストレートなメロディの楽曲へと移行していく様が見れて興味深い。でも充分に複雑ですけどねぇ、一切の妥協を捨てたヘヴィネスなサウンドにメタルファンなら身を委ねてみてはいかがでしょうか、BGMにはならない本気の音がここにはあると思います。田中の扇情的なギタープレイは本当に素晴らしい


HARD GEAR - エピソード・オブ・リアリズム - A GAME OF DISTRACTION ★★★ (2008-02-13 05:09:58)

テクニカルに疾走するメロディアスなナンバー
ユニゾンの嵐がカッコイイですねぇ


HARD GEAR - エピソード・オブ・リアリズム - BLACK MAZE ★★ (2008-03-04 07:32:31)

攻撃的でありながらもノリのよいグルーブ感が心地よいミドルナンバー強力なリズムプレイやストロングな渡辺の唄も印象的ですが田中のメロディアスなギターソロが耳を惹きます